プロ野球球団、横浜DeNAベイスターズと小学校の学級経営はめっちゃ似ています。
私は教師として、子どもたちを毎日安心感溢れるクラスにしたいと思っている。 いわゆる、精神的支柱になることができれば、子どもたちから毎日笑顔が溢れると思っている。 我がベイスターズには、精神的支柱がいる。 背番号2のホセ・ロペスだ。 このロペス、「ロペス課長」「ロペス先輩」と言われるほど、信頼を置かれている選手だ。 巨人から移籍してきてから毎年好成績を残している助っ人外国人。 このロペスが打撃や守備(今年もゴールデングラブ賞)での貢献はもちろんだが、チームメイトへの精神的な貢献度は計り知れない。 9月19日の東京ドームでの対巨人24回戦でのこと。 先発投手はルーキーの東。 7回途中までパーフェク…
一昨年のシーズンオフ、阪神タイガースから大和内野手がベイスターズにやってきた。 打撃よりも、チームの守備力の向上のために獲得をしたのだろう。 守備の中でも様々な動きが求められるショートのポジション。 我々ベイスターズファンも大和の活躍しか頭になかった。 しかしヤクルトスワローズとの開幕戦の先頭打者 山田のショートゴロをエラーしてしまったのだ。 2018年に人工芝の張り替えがあり、守備の負担が増えたことも事実。 そんな中、守備の名手が2018年プロ野球エラー第1号になってしまった。 しかし我々ファンもこのエラーをマイナスには捉えなかった。 むしろ一層、守備の大切さを確認することができた。 そのあ…
あなたの癒しは何? こう聞かれると何と答えるだろうか。 癒しの形は様々だと思う。 甘いものを食べる、音楽鑑賞、ドライブ、子どもと遊ぶなど。 この癒しは、毎日の疲れを軽減してくれる。 中にはあとで癒しがあると考えることで、モチベーションを保つ人もいる。 もちろんプロ野球選手にも、子どもたちにも癒しは必要だ。 昨年のドラフト会議でベイスターズに選ばれた選手たちは、これからの夢の舞台で戦っていく。 2018年ドラフト1位の上茶谷投手、同6位の知野選手は癒しを寮に持ち込んでいる。 上茶谷投手は、マットレス。 知野選手は、抱き枕。 この癒しがあることで毎日が穏やかに過ごすことができるだろう。 彼らにとっ…
野球というスポーツは打順やポジションを固定するほうが好ましいと多くの解説者も話す。 2017年シーズン、19年ぶりの日本シリーズまで行くことができた。 その立役者の一人が、143試合すべてに1番打者として出場し続けた桑原将志だったことは間違いない。 そして1番打者というのは特別だ。 なんといっても出塁率が大切だ。 ヒット、四死球、エラーなどどんな形でもいいからランナーとして塁に出ることが最重要だ。 また、相手投手のストレートの走り、変化球の精度、キャッチャーの配球などをベンチに伝えるという役割もある。 それほど重要な打順だ。 しかしラミレス監督は、2018年シーズン、この桑原をたった2試合で1…
2018年シーズンが始まる前。 我がベイスターズのエースは、確かに今永昇太だった。 2015年ドラフト1位で今永を獲得し、物怖じしない性格と、インタビューでのコメントからも「今永先生」と呼ばれるほど真面目な発言をしていた。 言うなれば、クラスにいる優等生と同じイメージ。 2017年は、投げては11勝をマークし、防御率も2.98という素晴らしい成績。 2018年シーズンは、左腕カルテット(今永・石田・濱口・東)と呼ばれ、この四人での活躍も期待されていた。 しかしシーズン前のケガの影響もあり、出遅れてスタート。 2018年の成績は、4勝11敗、防御率6.80という残酷な結果だった。 クラスでいえば…
我がベイスターズには、絶対的守護神の山﨑康晃(以下ヤスアキ)がいる。 野球用語でいう守護神とは、9回に抑えを担当し、勝利へと直結させる超重要なポジションである。 それが故に、相当なメンタルの持ち主でないとできない。 接戦で勝ち続けることは、嬉しい反面、ヤスアキに負担をかけ続けることになる。 そんなとき大切になるのが、打たせてアウトを取るというスタンスだ。 どうしても抑えというポジションからも、三振を奪いたいと思うことは当たり前。 しかし、ヤスアキはこの考え方が違う。 ヤスアキはヒーローインタビューの中でも、「守備の皆さんのおかげです」という言葉をよく使う。 ヤスアキはバック(守ってくれていら残…
最近『キャラがすべて』という書籍を読んだ。 私はキャラ=パーソナルだと思っている。 私が尊敬する先輩教師も「パーソナルな部分は教師にとって大きい。これは勝たれへんからなぁ。」と仰っていた。 子どもたちも同じで、パーソナルな部分というのはこれからの人生を大きく左右するといっても過言ではないほど、重要なのだ。 クラスの中には、色々なキャラの子どもたちがいる。 真面目キャラ お笑いキャラ 天然キャラ 姉御肌キャラ 弟キャラ 僕は色んなキャラがある中でも、天然キャラの子どもは教師の関わりが大切だと思っている。 天然キャラは、少し抜けていて面白いという面がある。 一方で、その抜けていることをあまりよく思…
4月に新しいクラスが決まったとき、 担任として「よっしゃ、おもろいクラスになるといいなぁ」と思う。 私が小学生だったとき、先生たちからは、きっと担任したくない子ども一位だったと思うくらい、毎日ふざけていた。 新しく担任する子どもたちは(今年こそは頑張りたい)と思っているはず。 私は前担任からは聞いておくべきこと(体のこと)は聞くが、去年どんな子どもだったかということは聞かない。 真っ白な気持ちで出会いたいからだ。 ベイスターズにも2年前、ロマックという助っ人外国人がベイスターズにきた。 5番サードを任せるべく獲得した、とっておきの助っ人。 だが蓋を開けると、打率は.113、ホームラン0本、打点…
みなさんは、タオルケット好きですか? とまあ、タオルケットについては後半で出てきます。 話は大きく変わりますが、クラスには学級目標があります。 3月の修了式にどんな姿になっていたいかというものを言葉で表したものである。 しかし学級目標はゴールでありません。 私は目標の先に目的があると考えています。 目的と目標は違う。 プロ野球の世界ではどうか。 プロ野球の世界で選手はなぜ頑張るのか。 それは優勝したいという大きな目的があるからである。 ではその目的を達成するためにはどうしたらいいのか、ここで目標が大切になってくる。 山登りをしている人は、みんな頂上に到達したいという目的がある。 しかしそのため…
我がベイスターズには、筒香というキャプテンがいる。 しかし来春には、ポスティングを使って、メジャーにチャレンジすると言われている。 そこでラミレス監督は、キャプテン筒香がいる間に次のキャプテン候補を決め、育てている。 それが2014年盗塁王の梶谷と、昨年首位打者で今季ゴールデングラス&ベストナインの宮崎だ。 キャプテンがいる間に次のキャプテンを育てることは容易ではないが、キャプテンの姿を意識させることで、二人にも使命感が生まれる。 まさに、『立場が人をつくる』のだ。 教室にもリーダーシップをとれる児童がいる。 何かあれば、その子に頼りたくなるのは当然だ。 しかしそれでは来年の新しいクラスになっ…
はじめまして。 大阪一の横浜DeNAベイスターズファンでありながら、小学校教諭をしています。 横浜DeNAベイスターズとは何だ? プロ野球のセ・リーグに所属するチームです。 私にとって、横浜DeNAベイスターズというチームは魅力しかありません。 しかし世間からは毎年、弱い・下手・つながりがないと言われてきました。 私は弱かった時代から、ここ数年のような強いベイスターズも見てきました。 どうして強く、魅力あるチームになったのか。 小学校の教室でも同じようなことが言えます。 『強く』は、結束が強く、一人一人が強く 『魅力ある』は、子どもたち一人一人が魅力的であり、クラスも魅力的である。 学級経営と…
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