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ブログ村参加:2018/12/22
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こんにちは。“ころは”店主のミキです。 新しく取り扱いをさせて頂く作家さんのご紹介です。 【宇田康介さん】 宇田さんは、滋賀県の陶磁器の産地・信楽の作家さんです 鎬のうつわや耐熱陶器のうつわなど、温かみがあり日常で使いやすいうつわを作られています。 作品のご紹介をさせて頂きます。 温かみのある粉引きと飴釉のうつわ 宇田さんは主に粉引きと飴釉のうつわを作られています。 繊細な鎬のうつわや輪花皿など、使いやすくお料理を引き立ててくれるうつわです。 色々な形の小皿 スープカップ 輪花皿5~8寸サイズ(飴釉) 輪花皿5~8寸サイズ(粉引) しのぎポット(飴釉) 面取りマグ(粉引) 輪花小鉢(飴釉) 他…
新規取扱い作家さんのご紹介ー祥公窯【音喜多美歩さん】【紬器】-tumugi-
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 新しく取り扱いをさせて頂く作家さんのご紹介です。 祥公窯【音喜多美歩さん】【紬器】-tumugi- 祥公窯さんは、兵庫県丹波篠山の立杭の窯元さんです。 祥公窯の【音喜多美歩さん】は独自のうつわを製作されています。 さらにご主人の杉原伸一さんと共同で製作されているブランド【紬器】-tumugi-。 どちらも食卓を華やかに演出してくれる素敵なうつわです。 音喜多美歩さんのうつわ まずは、音喜多美歩さんのうつわをご紹介します。 「盛り付けただけで、ちょっと特別感の出るようなデザインを心掛けています。 経年劣化したようなアンティークな雰囲気になるよう制作しており…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 2020年も残すところあと僅か… 今年は皆様色々と大変な年だったと思いますが、来年は安心して平穏に過ごせるよう願います。 さて、そんな思いも込めまして当店では 2021年1月2日(土)11:00~1月11日(月・祝)の期間、 【2021お年玉プレゼント企画】うつわ初め市 を開催したいと思います! 気持ちよく新年を迎えるために年末は大掃除で断捨離をされる方も多いかと思います。 新年にうつわを買い替えて気持ちをリフレッシュしませんか? 縁起物のうつわで2021年に願掛けを 2021年は疫病に負けず良い年になってほしい! そんな思いで縁起物のうつわをご用意しま…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 新しく取り扱いをさせて頂く作家さんのご紹介です。 【辻さゆりさん】 京都で活動されている女性陶芸家さんです。 フォルム、色合い、質感がやさしい印象のうつわを作られています。 自然をモチーフにしたフォルム、色合いのうつわ 辻さんは、自然からインスピレーションを受け様々なうつわを制作されています。 お花のお皿や葉っぱの鉢、鳥の箸置きなどの形に加え、様々な釉薬の色合いも自然をイメージさせるものばかりです。 今回入荷したうつわは6種類の釉薬が使われています。 「かすみ釉」「春かすみ釉」「ルリサビ釉」「森釉」「結晶釉」「瓜釉」の6種類。 この釉薬のネーミングも自然…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 新しく取り扱いをさせて頂く作家さんのご紹介です。 【石川理恵さん】 愛知県瀬戸市で活動されている女性陶芸家さんです。 磁器の染付のうつわを作られています。 愛らしい動物の絵付けのうつわ 磁器の素地に”染付”という青い顔料を用いた絵付けをされています。 伝統的な染付の技術を生かし、愛らしい表情の動物の絵付けをされています。 また、艶やかな質感と少し青みがかった白が存在感を際立たせています。 今回入荷したうつわは、鳥、うさぎ、羊、鹿の4種類です。 同じ動物でも少しずつ表情が違っていて、動物の個性を感じる所が愛らしいですね。 〇鹿 〇羊 〇鳥 〇うさぎ アイテ…
丁寧な手仕事が心に響く、形や質感にこだわった展示会 ~児玉修治・田中陽三 ふたり展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 9月25日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【児玉修治・田中陽三 ふたり展】 お料理のキャンバスのような児玉修治さんの陶の作品。 気持ちを和やかにさせてくれる刳り(クリ) ものによる田中陽三さんの木の作品。 お二方の作品は、とても丁寧な手仕事で作られています。 手に取ってみていると心に響いてくる素晴らしい作品ばかりです。 ぜひ、皆様も展示会にご参加頂き、作品を手に取って見て貰えれば幸いです。 【児玉修治・田中陽三 ふたり展】 会期:2020年9月25日(金) ~ 10月4日(日) 会場:うつわと道具や ころは(〒655-0034 …
様々な作家のカレー皿が一堂に並びます! ~ころはのカレーにまつわる作家もの展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回は、7月3日(金)~開催の展示会についてご紹介します。 当店ころはの5周年記念企画イベントとして 「ころはのカレーにまつわる作家もの展」を開催します! 当店は「カレーとうつわ」の店として2015年7月にオープンしました。 1階で作家のうつわでカレーを食べて頂き、そのカレー皿や同じ作家のうつわを2階で購入できます。 今回は、新たに作家9名にカレー皿やカレーにまつわるものを作って頂き、展示販売します。 参加して頂く作家さんは、 市野吉記さん[陶磁]、伊藤豊さん[陶磁]、鴻義成さん[陶磁]、福井一伯さん[陶磁]、翠窯さん[陶磁]、三木あゆみ[陶磁]、山本直…
土と向き合い一つ一つ丁寧に作られたうつわ ~大隅新・小黒ちはる ふたり展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回は、6月12日(金)~開催の展示会についてご紹介します。 岐阜県在住の、大隅新さんと小黒ちはるさんのふたり展です。 土と向き合い一つ一つ丁寧に作られたお二人の作品とプロフィールをご紹介します。 今回、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の為、作家さんの工房訪問が叶いませんでしたが、お二人が工房の様子や風景の写真を送って下さいましたので、こちらも一緒にご紹介したいと思います。 とても自然豊かな岐阜県八百津町。 田畑を耕し、その生活からインスピレーションを受けながら作陶されています。 今回、大隅さんはこの田んぼや田んぼに棲む生き物をモチーフにした作品も作…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 当店で取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 【icura(イクラ)さん】 木工作家である筒井則行さんが主宰するicura(イクラ)工房さん。 木のお皿、カッティングボード、カトラリーなど、食卓まわりのものを中心に制作されています。 食卓にあるだけで、温かな雰囲気をもたらしてくれる木の道具たち。 素材の特性を活かした作品作りを心掛けているicuraさんの作品。 手彫りならではの表情と、優しい手触りのカッティングボードやカトラリーです。 やさしい風合い、美しい木目が私たちの毎日の食卓を彩ってくれます。 木で作られた道具は、長く丁寧に使い続けることでツ…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 【村上直子さん】 滋賀県にある信楽焼の産地でその土地の土を使い、うつわを作られています。 土の温かみを感じる、風合いと愛らしい形が魅力の作品をご紹介致します。 土の温かみを感じる、風合いと愛らしい形が魅力のうつわ。 長く使い続けたいと思うもの。 移り変わっていく表情を楽しみながら日々、器の制作をされている村上直子さん。 シンプルでいて、土の温かみを感じる作品の数々。 ネーミングの楽しさと、風合いと愛らしい形が本当に魅力的です。 村上直子さんのアンティークな雰囲気の温かみのあるうつわ 村上直子さんのうつ…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 【市野吉記(コウホ窯)さん】 兵庫県にある丹波焼の地で作陶されている陶芸作家さんです。 安南手(あんなんで)という、ベトナムから伝わる焼き物の技法で作られた作品をご紹介致します。 “安南手”“いろ安南”の、繊細な絵付けと滲んだ色合いのうつわ。 ベトナムの技法「安南手」を日本の骨董風に表現されている市野吉記さん。 日常の生活に溶け込むさりげないうつわを作られています。 安南手、いろ安南の繊細な絵付けと滲んだ色合いのうつわ。 安南手(あんなんで)とは、ベトナムから伝わる焼き物の技法のことです。 呉須(ごす…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 【市野雅利(ココチ舎)さん】 兵庫県にある丹波焼の地で作陶されている陶芸作家さんです。 土の素材感が存分に生かされた、手仕事の温もりが伝わる作品をご紹介致します。 土の素材感が存分に生かされた、手仕事の温もりが伝わるうつわ。 「日々の暮らしに心地よさを届けたい」との思いを込めて作られている市野雅利さん。 ココチ舎(ここちや)という店名にも、その強い思いが込められているのが分かります。 土の素材感が存分に生かされた、手仕事の温もりが伝わるうつわ。 インディゴ フリーカップ インディゴ 四角皿 エッグベー…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 うつわを作る上で、形をどの様に成形しているかご存知ですか? ほどんどの方は、轆轤(ロクロ)を想像されるのではないでしょうか? やっぱり、陶芸で思い浮かぶのが電動ロクロですよね。 今回は、ロクロについての説明や、それ以外の作り方などをご紹介致します。 どうやって、うつわを成形するのか? 皆さんがパッと思い浮かべる手づくりの方法は、轆轤(ロクロ)ではないでしょうか? 陶芸の醍醐味の一つに成形があります。 ロクロは、丸い形の器を作るための方法です。 電動ロクロを回しながら、ロクロの上に置いた手を引き上げていくことで、お碗状にしています。 ロクロの回転力を生かし…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 実店舗では、うつわ屋とカレー屋で取り扱わせて頂いている。 【山口和声さん】 三重県伊勢市で作陶されている陶芸作家さんです。 山口和声さんの、民藝に影響をうけた、普段使いの日用雑器をご紹介致します。 山口和声さんの、民藝の精神を基に作陶された日用雑器たち。 やさしさと、温かみあるスリップウェアのうつわを作られている山口和声さん。 民藝の精神をもとに、 「よいしごと すこやかに あたたかく」(※ 山口和声さんのHP参照。) という理念を持って作品を作られています。 山口和声さんの、民藝の精神を基に作陶され…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 3月に当店で開催した「花の装い展」にもご参加して下さった。 【RiRiNさん】 岐阜県高山市で制作されている陶芸作家さんです。 RiRiNさんの、土器のような雰囲気のプリミティブな作品についてご紹介致します。 RiRiNさんの、土器のような雰囲気のプリミティブな作品たち。 RiRiNさんは、表面のテクスチャや質感を大事にし、一つ一つ丁寧に土と向き合っていらっしゃいます。 プリミティブで力強い美しさが魅力的な作品です。 土器のような雰囲気のプリミティブな作品たち。 花器a|RiRiN 花器b|RiRiN…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 3月に当店で開催した「花の装い展」にもご参加して下さった。 【萩原由希子さん】 兵庫県姫路市で活動をされている陶芸作家さんです。 萩原さんの、ぬくもりのあり手仕事を感じる作品についてご紹介致します。 萩原由希子さんの、ぬくもりがあり手仕事を感じる作品。 お花のモチーフにした「掻き落とし」の技法で作られたシリーズ。 お花や植物、動物などの絵柄のマグカップです。 萩原由希子さんの、ぬくもりがあり手仕事を感じる作品。 マグカップa。 マグカップb。 マグカップc。 マグカップd。 手づくりでしか出ない、温か…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 3月に当店で開催した「花の装い展」にもご参加して下さった。 【藤村佳澄さん】 岐阜県多治見市で活動をされている陶芸作家さんです。 1階のカレー屋のうつわや、当店が開催した展示会へのご参加など、お世話になっている藤村さん。 当ブログでは、新たに納品して下さった商品も含め、作られている作品についてご紹介致します。 藤村佳澄さんの、女性らしく可愛らしい作品。 お菓子のカヌレに見立てた茶器のシリーズ。 藤村佳澄さんの、女性らしく可愛らしい作品。 カヌレ茶器・茶壺(白)。 白磁の茶壺です。中国茶用や一人分の急須…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、当店も実店舗を臨時休業とさせて頂きました。 「巣ごもり中」の当店ではありますが、オンラインストアは稼働中です。 そんな中、作家さんのうつわが続々と入荷しておりますのでご紹介します! 【児玉修治さん】 児玉修治さんは、兵庫県加古川市にて活動をしている陶芸作家さんです。 1階カレー屋のうつわでもお世話になっている児玉さん。 今回は全て新作のうつわをお持ち下さいました。 当ブログでは、児玉修治さんの新作のうつわについてご紹介致します。 児玉修治さんの、シンプルでいて温かみのある作品。 今回ご紹介させて頂く作品は、新しいシリー…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 先月の展示会では沢山のご来店を頂き誠にありがとうございました! 会期終了後間もないですが、次回の展示会のご紹介です。 3月6日(金)~3月15日(日)の期間中、「花の装い展」を開催します。 「花」をテーマに4名の作家さんにご参加頂きます。 陶芸家の 萩原由希子さん、藤村佳澄さん、RiRiNさん。 フローリストの 上原倫子さん。 花器や花の形のうつわや、花の絵柄のうつわ、花のアクセサリー、 ドライフラワーのリースやスワッグなど… 花の装いを整えて春の訪れを迎えませんか? 萩原由希子さん [陶磁] 萩原さんは兵庫県姫路市で制作されています。 萩原さんが作られ…
繊細なつくりでおおらかな雰囲気のうつわ ~市野耕・石井桃子 ふたり展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回は、2月14日(金)~開催の展示会についてご紹介します。 愛媛県在住の、市野耕さんと石井桃子さんのふたり展です。 繊細でおおらかな雰囲気のお二人の作品とプロフィールをご紹介します。 ↓こちらの写真は工房を訪問した時のお二人。 市野耕さん 市野耕さんは、日本の代表的な6つの窯「日本六古窯」のうちの一つである、丹波焼の窯元のお生まれです。 お父様の市野雅利さん(ココチ舎さん)のうつわも当店で取り扱いさせて頂いております。 陶芸に囲まれた環境で生まれ育たれ、子供のころから自然と感性が磨かれていったのではないでしょうか。 お若いですが、どことなく落ち着いた雰…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 寒い季節にピッタリな美味しい飲み物って、やはりお茶ですよね。 私も、食事時やホッコリとしたい時にいつも飲んでいます。 淹れたてのお茶を飲むのに欠かせない道具が急須です。 ところで、急須と土瓶の違いって分かりますか? 今回も、ちょっと勉強になる雑学的な豆知識をご紹介したいと思います。 急須と土瓶の違いとは? 同じ注ぐために使う道具ですが、名前の違う急須と土瓶。 取っ手が本体と同じ材質のものが急須。 蔓(つる)など別の取っ手が付いているものが土瓶です。 単純に、見た目の違いが名前の違いだったんですね。 お湯をさして、お茶を淹れて出す道具が急須。 それに対し、…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 茶碗や飯椀など、使う事が非常に多いコチラのうつわたち。 茶碗なのに、ご飯を盛り付けてるのは何故??? 疑問に感じたことはありませんか? 今回のコラムでは、茶碗や飯椀についての雑学的な豆知識をご紹介したいと思います。 茶碗には、色々な用途と種類があります 茶碗には、「ご飯茶碗(飯椀)」「湯飲み茶わん」「抹茶茶碗」の3種類あります。 本来、茶碗は文字通り、お茶を飲むためのうつわでした。 中国から日本に茶と茶碗が伝えられたのは、平安時代の初めとされています。 茶碗という言葉は、「陶磁器」を意味する言葉として使われていました。 時代が変化すると共に使われ方も変わ…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 先日11月29日(金)~12月8日(日)の期間は「三木あゆみ 陶展」を開催しておりました。 (オンライン展示は12月15日(日)まで開催しています) ご来場頂きました皆様、心よりお礼申し上げます。 長くお付き合い頂いている方も、初めましての方もゆっくりとお話ができ、とても有意義な展示会でした。 今回は、その展示会の様子をご紹介したいと思います。 「三木あゆみ 陶展」の様子 今回は、黒土シリーズ、どうぶつシリーズ、白緑釉シリーズの3つの種類を出品しました。 それぞれの印象は違いますが、どことなく丸みを帯びたほっこりとした形が特徴です。 ロクロで作ったもの、…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 先日、来年に開催する展示会の打ち合わせで愛媛県砥部町を訪問しました。 四国一のやきものの産地として有名な、砥部焼の町ですね。 せっかく砥部に訪れたという事で、砥部焼の歴史にまつわる場所を回ったりと とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。 展示会をして下さる作家さんの紹介や、訪問した場所の紹介は後日させて頂くとして。 今回のコラムでは、砥部焼(とべやき)についてご紹介致します。 “砥部焼(とべやき)”ってどんな焼き物? 皆さんは、砥部焼ってどんなイメージを持たれていますか? 私は、“全体的にぽってりとしたフォルムに、呉須を使った絵付けがされている磁器の…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 現在、11/29~開催予定の「三木あゆみ 陶展」に向けて制作に励んでおります! そこで私陶芸家ミキのしごとを少しご紹介したいと思います。 以前もコラムでご説明した「釉薬」についてです。 korohacurry.hatenablog.com コラムでは、様々な釉薬の種類のご紹介でしたが、 今回はさらに専門的な「釉薬調合」について簡単にご紹介したいと思います。 すでに調合した状態で販売されている釉薬もありますが、多くの作家はより良い釉薬を求めて、原料を組み合わせてオリジナルの釉薬を調合しています。 少し不安定で微妙な温度の変化や窯の種類によって、一つ一つ違っ…
【うつわの基礎知識】簡単補修~金継まで。うつわの修理はどうやるの?
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 前回のコラムでは、「茶渋」や「黄ばみ」といった汚れの対処法についてご紹介致しました。 今回は、ダメージが大きい場合の対処法についてです。 キズが付いたり、割れてしまったりと。 自分で直せる方法から、プロにお願いするケースはどんな修理か?など。 ちょっと難しそうな、“うつわの修理について”をご紹介したいと思います。 ダメージの違いで修理方法が異なります。 もちろんですが、うつわのダメージの大小で、その修理方法は異なってきます。 キズが付いたり、欠けてしまったりした場合の修理は簡単です。 ですが、割れてしまった場合はどうでしょう。 日本には、「金継ぎ」という…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 11月9日(土)、10日(日)に大阪府堺市で開催されていた 「第11回 堺クラフトフェア 灯しびとの集い」に行ってきました。 今回の工芸さんぽは、こちらの関西で代表するクラフトフェア「灯しびとの集い」についてご紹介したいと思います。 クラフトブース、飲食ブースなど約115ブース 灯しびとの集いは、JR阪和線 百舌鳥(もず)駅から徒歩約10分の所にある、大仙公園内で行われています。 青空の下、陶磁、ガラス、木工、金属、染織などさまざまなジャンルのクラフト作家が全国から一堂に会し、作品を展示販売しています。 また、こだわりの飲食店やバンドによる生演奏もあり、…
作家さんのうつわの「4つの魅力」についてのコラムでもピックアップしていた 「魅力その④:手入れをすれば長きに渡って使うことができます。」 について、詳しいお手入れ方法をご紹介したいと思います。 korohacurry.hatenablog.com うつわは、より丁寧に扱っていれば、長きに渡って生活を共にすることができます。 毎日使ううつわもあるでしょう。 使い続けることで愛着も湧いてきますが、年月の経過と共に汚れも目立ってきます。 今回は、そんな汚れに対するお手入れ方法について、ケースバイケースでご紹介致します。 うつわのお手入れをしよう! うつわは、丁寧に扱っているつもりでも、長年使っている…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 やわらかな雰囲気の波模様のカップ【NAMICUP|村上直子】 今回は、村上直子さんの柔らかくやさしい雰囲気の波模様のカップをご紹介します。 信楽の赤土に白化粧をした粉引きのうつわは、表面に鉄分の斑点が表れ、あたたかみと味わいを感じます。 小ぶりのカップは来客用のお湯呑みとしても、一品料理を盛る小鉢としてもお使い頂けます。 波のようなやわらかな形と線にあたたかみを感じます ↑画像をクリックすると商品ページに移動します サイズ:Φ約70×H約57mm 2,860円(税260円) ころはオンラインストアにて、村上直子さんの作品の詳細を確認できます。 様々な場面…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 陶器を手に入れたら最初にやっておきたいお手入れである「目止め」。 土ものである陶器は、目に見える貫入以外にも、気泡など、たくさんの穴があいています。 この箇所から汚れや水分が入れば、シミやカビになることもあります。 これらを防ぐために必要なお手入れが「目止め」と呼ばれています。 以前のコラムでも、米のとぎ汁で煮る方法があるとご説明しました。 ですが、「無洗米を使っているので、米のとぎ汁が無い」というお声もチラホラ。 米のとぎ汁が無い方は、“米ぬか”を使って目止めをする方法もあります。 今回のコラムでは、米ぬかを使う方法についてご紹介致します。 “米ぬか”…