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  • 地球温暖化

    海藻は冬に育つので、この時期干潮時の海岸にはこのような風景を目にする。しかし、このところの温暖化で磯焼けが発生して、緑のエリアは減少しているのではないだろうか。この冬は特に偏西風の蛇行からくる気象極端化の影響を多く受けたと思う。強い寒気も入りはしたが、長続きせずに季節外れの暖気が入るなどしながら、総じて暖かい冬であった。風景写真家としては撮影するうえで難しい冬であったが、それ以上に気になったのは、例年通りの天気が期待できなくなってきていることだ。これからもこの傾向は続くのであろう。この問題は風景写真家のみならず、全ての人間に関わる大きな課題だ。一人一人が意識して自分のできる範囲で環境問題に取り組んでいても、それがなかなか結果に反映されないのは、なんとも歯がゆい。風景写真家縄手英樹https://nawat...地球温暖化

  • ホームページのリニューアル

    この度、ホームページをリニューアルいたしました。ギャラリーの各カテゴリー冒頭に多数の写真を新たにアップロードしていますので、どうぞごゆっくりご覧ください。ちなみにこの写真は山の稜線から昇る朝日が、稜線の地形により一瞬だけ右半分に陽が当たっている瞬間を捉えたものです。この直後は全体にフラットな光が当たり、全ての霧氷が輝き綺麗でしたが、この左右で明暗がはっきりとしてコントラストがついているのもドラマチックで気に入っています。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/ホームページのリニューアル

  • 新年あけましておめでとうございます。

    新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。この冬も暖冬傾向にあるようですが、冷え込む期間はあると思うので、その時を逃さないよう冬らしい写真を撮りたいと思います。この写真はかなり冷え込んだ砂浜で、砂や雪が風紋を作り凍りついていて、日の出の太陽の低い光が陰影を作り出し、砂の波を見るようでした。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/新年あけましておめでとうございます。

  • あいおいニッセイ同和損保2024カレンダー採用

    あいおいニッセイ同和損保様の2024カレンダーに採用されました。表紙を含めて7枚の写真で構成されていて、各写真に撮影時の思いや被写体の解説文を執筆させていただいています。あいおいニッセイ同和損保様の企業理念「地球の健やかな未来を支えたい」という思いと、自分の「この風景がこの先もずっと続くような行動をしたい」という日頃の思いがリンクしているように思いました。私ができる行動は微力ではありますが、写真家として少しでも未来に光が灯るような事をしていきたいと思います。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/あいおいニッセイ同和損保2024カレンダー採用

  • 滝雲

    かなり冷え込んだ快晴の朝、夜明け前から刻々と変わる霧の流れを夢中で追った。内陸で発生した霧が溢れて山を越え海に流れ込んでいる。斜面を下り落ちる霧の筋が美しい。この朝のドラマは太陽が顔を覗かせてからもしばらく続いたので、かなりのシャッターを切ることになり、多くの時間を画像の整理に費やすことになったが、今でもその時の余韻に浸れるくらいのドラマチックな時間であった。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/滝雲

  • 分岐瀑

    奇妙な分岐瀑。滝の左右で岩肌の色が全く違っている。右側の赤褐色のほうは滝の成分に鉄分が含まれているからのようだ。それに対して左側は潜流瀑と言って伏流水が岩壁の隙間から流れていて源流が違い鉄分が含まれていないのであろう。よくもまあ自然とこのような流れが隣り合ったものだ。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/分岐瀑

  • 半逆光

    半逆光の光に紅葉が透けて輝き、水面は静けさに包まれ綺麗に紅葉を浮かびあがらせている。ちょうどその間を埋めるように朝もやが漂っている時を捉えることができた。朝もやが水面を全て覆いつくして紅葉の映り込みが見えなくなったり、風が吹いて映り込みがなくなったりしながらシャッターチャンスを待ったが、あまり時間が経つと半逆光ではなくなり、透け感がなくなるので悠長に待ってもいられない。この時はこのタイミングがベストであったと思う。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/半逆光

  • アダン

    亜熱帯地域の海岸沿いに生育しているアダン。果実の形はパイナップルに似ていて、初めは緑色で熟すと黄色からオレンジ色に変わっていく。甘い芳香はパイナップルに似ているが、食すには適さないようだ。色の見頃になると鮮やかな色になり、南国の海の色に負けないくらいの主張がある。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/アダン

  • 向日葵と太陽

    夏の花と言えば真っ先に思い浮かぶのは向日葵ではないだろうか。近くに寄って見てみると、ポリネーター(花粉媒介者)のミツバチが、花粉にまみれながら花粉団子を作ったり蜜を運ぼうとしている。向日葵には太陽が似合うので、太陽と同じフレームに入るよう、適切な花の向きのものを探して構図を決めた。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/向日葵と太陽

  • 砂岩

    世の中には様々な形をした砂岩が存在しているが、このような奇妙な造形を見せているものに遭遇したのは初めてだ。この一帯にだけ広がっていて、千差万別の形や模様を見て夢中でシャッターを切った。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/砂岩

  • 仄暗い峡谷

    数時間この近辺で撮影していても誰一人来ない秘境のようなこの薄暗い峡谷の岩肌が、不気味に黒光りしている。岩の隙間から水が染み出ているところに光が当たっているからなのだが、滝になっているような場所もあり、川も流れていることから、湿度はこの上なく高い。マイナスイオンがたっぷりと漂っているようなこの空間に暫し癒された。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/仄暗い峡谷

  • 伏流水

    小さな社に向かって右側の滝と左側の滝では味が違うと言われている鳥海山の伏流水が、岩場から湧き出ている珍しい景観だ。ひっそりとした杉林に清涼な水が流れ、滝音が響いていた。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/伏流水

  • 山笑う春

    山が笑っている。東北は岩手県、長い冬が終わり山は緑が芽吹き、麓には桜が咲き誇っている。この時は数日暖かい日が続き、一気に春が加速した感じであった。この写真は昨年撮影したものだが、今年はどんな春が待っているのか楽しみだ。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/山笑う春

  • ホームページのリニューアル

    この度、ホームページをリニューアルいたしました。各ギャラリーに多数の写真を新たにアップロードしていますので、どうぞごゆっくりご覧ください。ちなみに、この写真は高知県にある一本桜ですが、周囲の桜を生かして構図を決めてみました。ここは何度か訪れている場所ですが、かなり山を登っていくので、いつもひっそりとしていて気に入っています。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/ホームページのリニューアル

  • 波寄せる北の海に毛嵐湧く

    ジュエリーアイスを狙いに北海道の大津海岸へ行ってみたが、今年は全く氷が上がってこない。まだ2月初旬なので、これから上がってくる可能性はあるが、浜辺には氷の欠片もほとんどなく残念な感じだ。だが自然相手ではしょうがない。上空は朝日が柔らかく雲を照らし、海には毛嵐が漂っていた。撮れるものを撮って大津海岸を後にした。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/波寄せる北の海に毛嵐湧く

  • 日の出

    新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今年最初の写真は正月らしい写真を選んでみました。霧氷が朝日に染められて、雪上がりの抜けた青空と富士山という贅沢な共演になっています。雪をラッセルしながら2時間かけて登った甲斐がありました。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/日の出

  • フォトダイアリージャパン

    フォトダイアリージャパンという写真を主体としたスケジュール帳が、毎年YTC株式会社様から発売されているのですが、2023年版は私が担当させていただきました。縦写真がメインで全60枚の写真が使用されています。今回は日本の水風景をテーマにしていて、それぞれの季節に応じた写真で構成しました。ネットでは販売しておらず、海外企業向けに販売しているようです。写真を選択するにあたっては、水が豊富な国であるからこその写真が撮れる日本に住んでいることに、改めて幸せを感じるのと同時に、水は災害を生む原因にもなりますが、水がなければ人は生きていけないことを考えれば、これからも水と上手に付き合っていかなければならないのだとも感じました。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/フォトダイアリージャパン

  • ヤマケイカレンダー2023「日本一美しい風景」

    カレンダーのお知らせです。毎年ヤマケイさんから「日本一美しい風景」というテーマのもと、私の所属している日本風景写真家協会員による写真で構成されたカレンダーが制作されています。2023年版は表紙の写真を含めて4枚採用していただきました。来年のカレンダー購入の選択肢にあげていただけたらと思います。ヤマケイカレンダー2023「日本一美しい風景」風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/ヤマケイカレンダー2023「日本一美しい風景」

  • 第15回日本風景写真家協会展

    私が所属する日本風景写真家協会の写真展が開催されます。「精密風景細部は語る―プロ写真家27人の表現」会場OMシステムギャラリー(旧オリンパスギャラリー)東京都新宿区西新宿1-24-1エステック情報ビルB1FJR新宿西口より徒歩5分期間2022年12月1日(木)~12月12日(月)10:00~18:00入場無料休館日火曜・水曜(12月6日・7日)最終日は15:00までご来場お待ちしております。https://fotopus.com/showroom/index/detail/c/3697風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/第15回日本風景写真家協会展

  • 日本の美しい神秘風景

    パイインターナショナル様から、「日本の美しい神秘風景」という写真集が発売されています。知られざる絶景のもう一つの表情。見るだけで心が穏やかになる、神秘的で美しい自然風景が81枚載っています。日本には、まだまだ見たことのない“知られざる絶景”と呼ぶにふさわしい景色を見せてくれる場所が残されています。幻想の世界にまぎれこんだような、神秘的で美しい自然風景をとにかく美しい写真で紹介していて、自分の写真も数点掲載されています。ちなみに、この写真は写真集の最後の一枚を飾っているものです。興味のある方は是非とも手に取ってご覧ください。https://pie.co.jp/book/i/5705/風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/日本の美しい神秘風景

  • 雪舞う裏磐梯

    この時期、寒気が下りてくると、紅葉と雪のコラボレーションを見る事ができる。早朝は冷たい雨が降っていたが、時間が経つと徐々に気温が下がり、湖面には靄が立ち込めてきて、樹木にはうっすらと雪が積もり始めてきた。雪の粒はある程度の大きさがあったので、感度を上げて高速シャッターで雪を止めて雪を強調する事で、晩秋のイメージを増す事に成功した。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/雪舞う裏磐梯

  • 夕日に染まる富士山

    冠雪した富士山に黄葉した樹木、それだけでも絵にはなるが、何かワンポイント欲しかったので、ポツンと佇む岩を手前に影の長さを考えながら構図を決めてみた。昼間からこの周辺を散策していたが、日が傾いていくとみるみる山の表情が変わり、強烈な夕日に山肌が染められていく様は、写欲をそそるものがあった。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/夕日に染まる富士山

  • 朝靄のち雲海

    一年の中で秋は雲海が出現しやすい季節と言われている。他の季節でも現れるが、秋は寒暖差があり湿度が比較的高いためだ。しかしながらこの場所で言えば、びっしり雲に覆われるより、このように靄と雲海の中間のように街や森などが微妙に見えるほうが私は好きだ。だが、この後下界は雲海に支配された。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/朝靄のち雲海

  • カノコユリ

    九州でカノコユリの自生地に出会えた。ユリには色々な種類があり、上向きに咲くものや横向きに咲くもの、下向きに咲くものがあるが、カノコユリは基本的に下向きに咲くため、花びらの造形美を際立たせるならローアングルからの撮影がベストだ。自生地には歩道があったので、歩道から外れない場所から綺麗な個体を見つけるのには苦労したが、このように海へ向かって翼を広げて羽ばたいていきそうに見える個体を見つけることができた。カノコユリは色といい形といい正にユリの女王と言ったところか。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/カノコユリ

  • 西表島

    河口に近い川は干潮時に歩いてマングローブを観察できる西表島で、完全に干上がる前に水に映り込む雲とヤエヤマヒルギを念頭に描写してみた。支柱根が特徴的なこの木は本州では見られないが、西表島では珍しくはない。マングローブにはいろいろな木が生えているが、自分はヤエヤマヒルギが一番の好みだ。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/西表島

  • 白滝

    宮崎県五ヶ瀬町の山奥にあるこの白滝は一応観光地なのだろうが、道幅の狭い林道を登っていき、滝を見るために特に整備もされていない。自分が行ったこの新緑の時期に観光客もいない秘境感たっぷりの滝で、自分には心地よい場所であった。その滝の一部を新緑眩しい木々が右から左から覆い被さる枝ぶりのいい場所を切り取って撮影してみた。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/白滝

  • マーキンス

    今年からカメラシステムをキヤノンのミラーレスシステムにしたのにあわせて、三脚と雲台を軽量な物に新たな機材として加えたのだが、その軽量な雲台としてマーキンスを選択したので、マーキンスのサイトにレポートとして掲載させていただきました。この冬に撮影した写真も掲載されていますので、是非ご覧になってください。マーキンスhttps://www.markinsjapan.com/report/nawateマーキンス

  • 芽吹く緑

    この湖は増水すると特に神秘的な色を見せてくれる。芽吹いたばかりの淡い緑色も美しい。水位によってこの被写体の切り取り方は変わってくるが、芽吹いていない木々が良いアクセントになり、訪れたタイミングに恵まれたように思った。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/芽吹く緑

  • 桜の撮影に向けて

    今年も桜の季節が迫ってきた。風景写真家にとっては一番忙しい季節かもしれない。全国各地の桜のピークを追いかけ、西へ東へ縦横無尽に車を走らせることになる。今年からは撮影機材を一新してキヤノンのミラーレスシステムで撮影に臨むことになった。やっと自分に必要なRFレンズがラインナップされたからなのだが、どんな表現ができるのか、楽しみでしかたがない。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/桜の撮影に向けて

  • ホームページのリニューアル

    この度、風景写真家縄手英樹のホームページをリニューアルいたしました。トップページのスライドショーには、集落に靄が漂う中、森の木々の間を朝日が通り抜け、鋭い光芒となっているもの、陸地で発生した霧が山を越え海に豪快な滝雲となって流れ込むものなどを含む4枚の写真を新たに加えています。また、各ギャラリーにも多数の写真を新たにアップロードしています。ちなみに、この写真は腰上まで水に浸からないと辿り着けない秘境での一コマです。心ゆくまでご覧ください。尚、今年より英語での併記表示もしています。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/ホームページのリニューアル

  • 日本風景写真家協会のトップページスライドショー担当

    日本風景写真家協会のトップページスライドショーを1月9日から1月15日まで担当します。今回のテーマは「光射す風景」です。海岸沿いでは雲の隙間から射し込む光、滝そのものが木漏れ日を受け光芒になっているもの、朝霧漂う渓谷に光が射し込むものなど、これまで撮りためた光が射し込む風景で構成してみました。ちなみに、この写真は山から流れ込んだ滝雲が海上にまで達し、山の合間から朝日が射し込んだ風景です。どうぞ心ゆくまでご覧ください。日本風景写真家協会http://fuukei-shashinka.com/風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/日本風景写真家協会のトップページスライドショー担当

  • 2022年版キャノンカレンダー

    この度、2022年版のキャノンカレンダー「世界遺産を訪ねて」に私の作品が2点採用されました。なお、このカレンダーは非売品タイプのものなので、キャノン様へのお問い合わせはご遠慮頂けますようお願いいたします。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/2022年版キャノンカレンダー

  • 晩秋

    朝日に照らされた裏磐梯の山の斜面から、前日の雨が蒸発し雲が沸き上がっていた。紅葉は見頃を過ぎていたが、早朝からスタンバイし、雲の隙間からスポット光のように斜面を照らしたり、雲が湧いては消えるのを繰り返しながら、辺り一帯の斜面がダイナミックに表情を変えていくさまを堪能した。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/晩秋

  • 鳥海山の湧水

    鳥海山の湧水がおよそ20年かけてこの海岸に流れ込んでいる。その湧水が二ヶ所から湧き、二つの流れが一つになり、その先に夕日が沈んでいく。空は夕焼けに染まり、海岸の岩がアクセントとなり、いい塩梅の潮位により砂浜に空が映り込む。この写真を描いているそれぞれの要素に感謝をしながら、暗くなるまで撮影を続けた。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/鳥海山の湧水

  • 光芒

    三陸海岸で陸地の方向を朝から撮影していたが、中々太陽が顔を出してくれず、陽が射すまで粘って待とうと思っていた。そんな時、振り返って海の方向を見てみると、見事な光芒が太平洋を照らしていた。時々、貨物船が横切りそれはそれで絵になり楽しませてくれたが、陸地方向は一向に陽は射さず撤退することになった。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/光芒

  • カキツバタ

    先日、広島でカキツバタの群落を見つけたのだが、望遠で寄って撮ろうとすると、花が傷んでいたり蕾だったりバックの花と重ならないようなアングルを決めるのに、思いのほか苦労することになった。しかし、花曇りという言葉が似合うカキツバタの撮影に絶好の天気には恵まれた。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/カキツバタ

  • 日本風景写真家協会HPのトップページスライドショーを担当

    7月11日から1週間、日本風景写真家協会HPのトップページスライドショーを、私が担当いたします。今回は、滝をテーマにしてみました。ガラス質の地層の縞模様が綺麗な岩肌に囲まれたもの、虹がかかったものや、滝そのものが光芒になったり、苔に覆われた洞窟に流れ込むもの、氷瀑など、日本全国の魅力的な滝風景を選んでみました。心行くまでご覧ください。日本風景写真家協会http://fuukei-shashinka.com/日本風景写真家協会HPのトップページスライドショーを担当

  • 静と動

    一見平穏で静かな海の夕暮れ。しかし過去を遡れば、この一枚の写真に静と動が混在しているとも言える。海底から津波により運ばれてきた津波石により、一時の激しい動きを想像させるからだ。今は静かに佇む巨石と凪いだ海に夕暮れの雲が映り込む。自然の恐ろしさと美しさが混在している写真とも言える。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/静と動

  • 月光

    暗いうちから山を一時間ぐらいかけて登り、夜明け前の山並みの向こうにそびえる富士山と満月を狙ってみた。空には薄っすらと雲がかかっているが、それはそれで朝焼けを期待させてくれる。写真家は、それぞれの現場でそれぞれの条件に合わせて、ベストなアングルとアイディアを浮かべながら撮影をすることになる。この日もそれらを具現化しながら朝を迎えたが、やがて雲は厚みを増していった。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/月光

  • 浮かび上がる樹木

    梅林でメインエリアの被写体から外れた所を歩いていたら、新緑の葉が半逆光のなか浮かんでいるように見えたので、梅の木を前景にして構図を決めてみた。これはこれで面白い写真が撮れて良かったが、メインエリアの条件はあまり良くなかった。なかなか全てはうまくいかない。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/浮かび上がる樹木

  • ホームページのリニューアル

    この度、風景写真家縄手英樹のホームページをリニューアルいたしました。トップページのスライドショーには、新たに4枚の写真を加え、各ギャラリーにも多数の写真を新たにアップロードしています。また、ギャラリー2には新たに「空洞風景」のカテゴリーを追加しました。空洞風景とは、鍾乳洞や洞窟内部の風景、木や岩や山などに出来た窪みや穴にフォーカスした、一風変わった風景になっています。岩や鍾乳石、氷の造形美を堪能したり、洞窟内の川を歩いたり、探検しているような気分を味わいながらの撮影でした。日本国内で数年に亘って撮りためたものです。是非ご覧ください。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/ホームページのリニューアル

  • 東京雪景

    東京と言っても奥多摩ではあるが、雪が降ればこのような風景に出会える。レアな条件ではあると思うが。全体に雪が積もるというより、雪が葉より枝に多く付着し際立っていて面白い。冷え込みが強ければ霧氷のような状態も考えられるが、それほど気温が低いわけでもないのでそのような状況にはない。常緑樹の緑の葉と雪とのコラボレーションを暫し堪能した。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/東京雪景

  • 霧氷

    この冬は冷え込むとの予報通り、日本の各地で雪が降っているようだ。写真家としては、災害にならない程度に雪が降って欲しいとは思うが、自然相手にそれは無理な文なのだろう。この写真は、九州の大分で撮影したものだが、雪というより霧氷のような状態になっている。葉の縁が白く彩られ、枝も真っ白になっている。この場所には数日間滞在したが、冷え込みを期待して待った甲斐があったというものだ。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/霧氷

  • 八幡平の森

    この秋、八幡平の森を歩いていて出会ったもみじ。普通なら全体が徐々に緑から赤に色付いていくが、こんなにもはっきりとした色で緑と赤が混在するのは珍しいのではないだろうか。写真的には面白いが、何故このような現象になるのか、考えさせられる一枚になった。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/八幡平の森

  • 日本風景写真家協会 トップページスライドショー

    11月8日~11月14日まで日本風景写真家協会のトップページスライドショーを私が担当致します。今回は「木」をテーマにしてみました。過酷な場所や条件で懸命に生きる木や、造形美、樹肌に注目して選んでいます。最後の10枚目の写真は、正確には「木」の分類には入りませんが、「竹木」という事で選んでみました。竹の成長は早いものの、鉄道好きの私には哀愁を感じさせるお気に入りの写真として載せています。是非ご覧になって下さい。日本風景写真家協会http://fuukei-shashinka.com/日本風景写真家協会トップページスライドショー

  • 蒜山高原

    秋の蒜山高原は雲海が立ち込めやすい。雲海が出現するポイントは全国各地にあるが、私は山並みが幾重にも重なる場所に惹かれる。この日は夜明け前の凛とした空気の中、初めて訪れた場所で雲海に出会え、幸運を感じる朝となった。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/蒜山高原

  • 晩夏の日本海

    福井県にある越前海岸で夕暮れの海を狙ってみた。波が程よく荒れていたが、長秒露光により静かな海に点在する岩が浮いているように見え、濃紺の海の色を日没後の夕焼けが海を染め、グラデーションを描いている。晩夏にふさわしい夏の終わりを感じるような絵柄となった。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/晩夏の日本海

  • 奥只見湖

    先日、奥只見湖へ撮影に出かけたのだが、今回は機動性の必要を感じていたのでバイクでの移動を選択した。というのも、往復650Kmを日帰りしたかったのと、奥只見湖畔やその先檜枝岐村へのルートは、細かいコーナーの連続でバイクの方が容易に移動できるからである。舗装された国道ではあるが、途中何か所も小川が流れるように道がえぐられていて、沢(沢と言っても浅い流れではあるが)のようになっている。交通量の少ない山奥の道を、秘境ムードを感じながら檜枝岐村へ抜け、田子倉湖を周って関越道で帰って来たのだが、途中高崎付近では車載メーターの外気温が37℃を示し、バイクからエアコンの効いた車に変身してくれないかと、夢のようなことを思ってしまった。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/奥只見湖

  • 名もなき滝

    先日宮崎へ行った際、花崗岩で出来た岩を幾万年掛けて水が削り出した渓谷に、なんとも見応えのある滝を見つけたのだが、現場でも帰宅してネットで調べても名前がない。様々な色の岩を周りに配し、清らかな水が流れていて、名所になっていてもおかしくないと思うのだが。結構な山奥ではあるが、道があるので誰でも行く事はできる。あまり人に知られていない魅力ある風景を発見するのも、風景写真家の楽しみの一つだ。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/名もなき滝

  • ジャングル

    前回に続いて今回も昨年訪れた沖縄での一コマ。沖縄の中では秘境感を強く感じる事ができるのが西表島ではないだろうか。そんな島の小さな川を河口から上流に向かい遡ってみることにした。浅い川なので、ジャブジャブと音を立てながら誰もいないジャングルの中を歩いていくと、何か気分は探検家のよう。巨大なシダの葉を見つけたり、一瞬ではあったが見たことのない足のようなものが付いている魚に遭遇するなど、二時間ほど彷徨った時間は多少緊張しながらも楽しい時間であった。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/ジャングル

  • サガリバナ

    昨年、沖縄へ行った際に撮影した1コマ。南国の強烈な太陽光が葉を透過し、サガリバナを優しく際立たせる。辺りにはサガリバナが群生し甘い香りが漂っていた。ゆっくりと余韻に浸りたいところだが、夜に咲きだし明け方から散り始めてしまう儚い花。初めて見る花に高揚感を得ながら、急いで撮影した。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/サガリバナ

  • 掲載誌

    週刊ポスト4月27日発売の最終ページで、『写真家がとらえた「決定的的瞬間」二度と撮れないニッポンの絶景』というタイトルで、秋田県八幡平の鏡沼に出現するドラゴンアイの写真が掲載されています。5月下旬から6月初旬の限られた時期にしか見ることのできないもので、空が真っ青に晴れ渡った日には、空の青さが雪解け水に反射して、その時の水深などにもよりますが、沼の色がコバルトブルーになります。是非ご覧になって下さい。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/掲載誌

  • テレビへの写真提供

    【放送局】テレビ東京【番組名】よじごじDays【放送日】4月28日火曜日【放送時間】15:40~16:54「今こそ見たい!ニッポンの絶景」というタイトルで、500人のアンケート結果をもとにしたランキングの10位以内に入ったものの中から、私の撮影した写真が数点流れます。今回は、コロナウィルス感染拡大の影響で、以前のような私の出演はありませんが、人々が思うように観光できない今だからこそ、写真を見て少しでも心が和めるようにという番組の趣旨に賛同し、写真を提供させていただきました。一刻も早い収束を祈るばかりです。是非ご覧ください。尚、番組は一部地域を除き関東圏内での放送となっています。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/テレビへの写真提供

  • 日本風景写真家協会 トップページスライドショー

    日本風景写真家協会のトップページのスライドショーを4月19日から4月25日まで、私が担当致します。今回は沖縄をテーマにして、まとめてみました。地下、海中、地上、空撮ではありませんが上空から見下ろすように見える風景など、沖縄を旅しているような感じで、どうぞごゆっくりご覧ください。日本風景写真家協会http://fuukei-shashinka.com/日本風景写真家協会トップページスライドショー

  • 幽幽たる滝

    しっかりと太陽に照らされた明るい滝もいいが、日没後の仄暗い青白く染まる滝も私は好きだ。この滝と同じぐらい、いや、それ以上に注目されてもおかしくない、翼のように滝の両翼を担う柱状節理の滝壁が私の目を引く。玄武岩から成る柱状節理の造形美もさることながら、シルト岩を含む赤い色の岩なども興味深い。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/幽幽たる滝

  • テレビ出演

    去年に続き同じ番組でテレビ出演する事になりました。【放送局】テレビ東京【番組名】よじごじDays【放送日】2月3日月曜日【放送時間】15:40~16:54この放送時間の中で、今回は冬の絶景についての特集コーナーがあり、その所々で冬の絶景について語ったインタビュー映像や写真が流れる予定です。インタビュー映像は、先日自宅にて収録したものです。出演時間はほんのわずかですが、興味のある方はご覧になって下さい。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/テレビ出演

  • ホームページのリニューアル

    この度、ホームページの表紙のスライドショーをリニューアル致しました。春の長野に始まり、夏の沖縄、秋の山形、冬の北海道の順番で掲載しています。また、各ギャラリーには新たに全64枚追加致しましたので、そちらも併せてご覧ください。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/ホームページのリニューアル

  • 第14回 日本風景写真家協会展「精密風景 プロ写真家29人の挑戦」

    いよいよ、私が所属している日本風景写真家協会の写真展が来週から開催されます。今回は、「精密風景プロ写真家29人の挑戦」と題して、プロデューサーには風景写真出版の石川薫編集長を迎え、デザイナーには多数の写真家の写真展会場のデザインや写真集のデザインに携わる三村漢氏にお願いし、これまでの日本風景写真家協会展とは違うアプローチで臨んでいます。各会員、細部の描写に拘ったテーマのものを出展していて、バリエーション溢れる絵柄の写真の数々を、会場で堪能してみてください。会期中は、セミナーやギャラリートークなどもありますので、詳細は、日本風景写真家協会ホームページをご覧ください。http://fuukei-shashinka.com/会期:2019年12月12日(木)〜12月18日(水)時間:平日10:00~18:00/土日祝...第14回日本風景写真家協会展「精密風景プロ写真家29人の挑戦」

  • J-POWER 写真展

    この度、J-POWER(電源開発株式会社)様の2020年版カレンダーを、写真家片岡巌氏と私、縄手英樹の二人で担当する事になりました。それに伴い、J-POWER本店ロビー1階にて写真展が開催されますので、ぜひお立ち寄りください。期間は、2019年11月25日(月)~12月6日(金)9:00~17:30【11月30日(土)/12月1日(日)休館】入場無料J-POWER写真展http://www.jpower.co.jp/19calendar/J-POWER写真展

  • 大雪山麓

    大雪山の麓のトレッキングコースを歩いていてこの場所に出会ったのだが、往路の時は曇っていてフラットに光がまわり面白みに欠けたが、復路の時は真ん中の紅葉した木に、しっかりと陽が当たっていたので陰影が出て魅力的な絵柄になってくれた。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/大雪山麓

  • 帝釈峡

    帝釈峡は帝釈川沿いに遊歩道が整備されていて歩きやすく気軽に涼風を感じながら渓流美を撮影できる。ここでは雄橋が一番の観光スポットとして知られているが、その他にも写真家の目を引くポイントはいくつかある。季節を変えてまた訪れてみたいと思った。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/帝釈峡

  • 梅花藻(バイカモ)

    梅花藻は冷水で流れのある川に初夏から初秋にかけて咲く花で、小さく可憐な花は清流にゆらゆら揺られて、涼しげな風情を感じさせてくれる。酷暑の夏には特に見てみたくなる風景のように思う。この日も顔から汗が滴り落ちる厳しい暑さを感じながらの撮影ではあったが、清らかな流れに咲く梅花藻が一服の清涼剤となってくれた。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/梅花藻(バイカモ)

  • 日本風景写真家協会のトップページ担当

    今週、日本風景写真家協会のトップページスライドショーを私が担当致します。今回は道をテーマにしていますが、道と言っても様々な形態ががあり、車道や歩道、トレッキングコース、石畳の道、獣道、海岸を道になぞらえたものなど、道と言うものを幅広く捉えて選んでみました。どうぞごゆっくりご覧ください。日本風景写真家協会http://fuukei-shashinka.com/日本風景写真家協会のトップページ担当

  • 蕪島のウミネコ

    この春は、ウミネコで有名な青森県の蕪島へ行ってみた。ウミネコにとっては、正に楽園と言ったところか。地面を歩いていたり巣を守っていたりするウミネコを、観光客は皆静かに見守るように眺めている。もちろん上空にも沢山のウミネコが舞っていて写真を撮るのだが、地面に沢山の糞があるにもかかわらず、何故か超人的思考回路が働き、自分に糞は落ちてこないと思いながら撮影を続けていると、至極真っ当な事がおきて慌てる事となった。その後、温泉に直行したのは言うまでもない。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/蕪島のウミネコ

  • 県境に咲く一本桜

    ゴールデンウイークが終わり交通量が少なく適度な気温になるこの季節が、バイク乗りには絶好のタイミングとなる。群馬県から長野県に抜ける峠には、この時期らしい清々しい風がそよぎ、この上ない極上の時間が過ぎてゆく。新緑と一本桜の風景を楽しんだ後は、つまごいパノラマラインや千曲ビューラインなどを写真を撮りながら500kmを走破し、久しぶりのツーリングを堪能した。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/県境に咲く一本桜

  • サイクリング

    先日、友人とサイクリングに出かけた。自宅から多摩川へ向かい、近くのコンビニで友人と合流し一路上流の羽村取水堰まで、たまリバー50キロなる土手沿いのサイクリングコースを軽快に?走り抜けるコースで。往復で60キロぐらいになる距離を、歩行者も歩いている土手沿いの道なので、ペースはゆっくりお散歩感覚で風景を楽しみながら、心地よい風に吹かれて気持ちのいい一日であった。昨年は、逆に下流方向の羽田付近までを走破したので、これで念願のたまリバー50キロを全線走破したことになる。たかだか片道50キロのルート(昨年は往復100キロ)と思うかもしれないが、普段車やバイクに乗り慣れていると、そのぐらいの距離でも自転車だと旅をする感じだ。中学生の時に東京の自宅から新潟まで行った事を思い出すが、若かったとはいえ、よくも人力で往復600キロ...サイクリング

  • 神奈川の一本桜

    神奈川県内にもこのような見事な一本桜があるのを聞きつけ撮影に挑んだ。あいにくの雨模様にはなってきたが、無風状態だったのでそこは幸運を感じたい。不思議なもので、数年前まではこんな大木なのに花はほとんど咲かなかったそうだ。地主の方が切ろうかと考え始めた頃にこのような見事な花を咲かせるようになったとか。桜が地主の心を読み取ったのではなかろうか。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/神奈川の一本桜

  • 知覧茶

    この撮影の後、高級茶として有名な知覧茶を出店で無料配布していたので迷わず頂いたのだが、普段地元のスーパーで普通に売られているお茶を飲んでいる自分には雲泥の差に感じられ、これが高級茶なのかと思わず唸ってしまった。素晴らしい無料配布作戦。買わずにはいられなかった。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/知覧茶

  • テレビ出演

    この度、テレビ出演する事になりました。【放送局】テレビ東京【番組名】よじごじDays【放送日】3月25日月曜日【放送時間】15:40~16:54この放送時間の中で、春の絶景についての特集コーナーがあり、その所々で春の絶景について語ったインタビュー映像や写真が流れる予定です。インタビュー映像は、先日自宅にて収録したものです。インタビューは、ほんの数分間ですが、興味のある方はご覧になって下さい。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/テレビ出演

  • 夕暮れ迫る美瑛の丘

    美瑛を走っていたら、とある牧場に形の整った林を見つけた。夕方の斜光がその林を照らし、牧草も夕日に輝いている。なかなかいいロケーションではあるものの、上空は雲で覆われていた。しかし風が強く雲が流れていたので青空を待ち、縦画面にバランス良く収まるまで形の良い雲を待ってみた。この写真を撮った後は雲一つない青空になったが、この場面では雲があった方が自分好みだ。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/夕暮れ迫る美瑛の丘

  • 海地獄の睡蓮

    別府温泉には地獄が沢山ある。地獄めぐりと称してその地獄を楽しめるというのだから奇妙な話しだ。青い色の海地獄や赤い色の血の池地獄、他にもまだまだある。その海地獄に行った時、その傍らに大きな池があって、色とりどりの睡蓮が華やかに咲いていたので、海地獄の撮影そっちのけで、夢中で写真を撮っていた。池の随分手前には柵があり、睡蓮に近づいて撮影したいとは思いながらも、もちろん柵の外側から撮影していたのだが、あまりにも時間をかけて撮影していたからなのか、一人の男性が声を掛けてきた。「そんなに睡蓮が好きなのか」と。その男性は出で立ちからここの庭師のようで、「そんなに好きなら柵の中に入って自由に撮っていいよ」と言ってくれ、その好意に感謝して庭師と談笑しながら睡蓮に近づいて撮影することができたのだが、ふと後ろを振り返るとその庭師は...海地獄の睡蓮

  • 夕暮れの礼文島

    何日か稚内に滞在し、礼文島の天気が良くなるのを待ち、翌日晴れの予報を得て、満を持して礼文島に渡ったものの、当日はまさかの雨。高いフェリー代を払ったのだから、撮れるまでは帰らないと心に決め、晴れるまで待つことにした。初めての礼文島であったので、毎日ロケハンして撮影したいポイントが日ごとに増えていく。しかしながら、毎日雨や曇りの日々が続き一週間は晴れなかった。それでも毎日歩いて現場にいれば、こんないい事もある。夕暮れに染まる霧に包まれたオオハナウドの群生地に出会えたのだから。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/夕暮れの礼文島

  • バチカン市国の螺旋階段

    以前ヨーロッパを訪れた時に、バチカン市国にも立ち寄ってみた。バチカン美術館にある螺旋階段を見るのも一つの目的として行ってみたのだが、下を覗くと吸い込まれそうになる見ごたえのある階段で、展示されている美術品にも劣らない、素晴らしい階段であった。ヨーロッパには他にも螺旋階段が存在している所があり、それらの階段も次回は見てみたいものだ。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/バチカン市国の螺旋階段

  • 美瑛の霧氷

    冬の北海道へ撮影に出かけた時は、私にとって美瑛は外せない場所になっている。朝の霧氷やサンピラー、夕暮れの丘など、多様な被写体がそこにはあるからだ。この地に移住する写真家が多いのも頷ける。しかしながら、この朝は氷点下15℃ぐらいまで冷え込んだだろうか。冷え性の自分には辛い場所でもある。冬にバイクに乗れないのも、私にとっては厳しい場所だ。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/美瑛の霧氷

  • 流氷と朝日

    流氷は当然のことながら移動するので、前もってロケハンしておいても、天気のいい日にお目当ての場所に流れ着いているとは限らないので、朝陽と絡めて撮るのはなかなか難しい。昼間ならある程度の時間があるので、移動してポイントを探せるのだが。また、あまりびっしりと流氷があっても雪原のようになってしまい、ある程度の隙間があるのが自分の好みだ。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/流氷と朝日

  • 雪降る夕暮れの鳥取砂丘

    朝はどんよりとした雲に覆われていた鳥取砂丘であったが、時間を追うごとに雲が取れてきた。雪雲から断続的に雪が降ってきたが、夕暮れには雲間から陽が射し、砂丘が暖かい色に包まれた。この写真を撮って数年が経つが、今でも鮮明に覚えているシーンだ。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com雪降る夕暮れの鳥取砂丘

  • カシオペア号

    北海道での撮影を終えた帰りに、現在は定期運行を終えたカシオペア号に乗った。9時半頃に上野駅に到着予定の列車なので、朝起きたら当然車窓からは関東の風景が目には入ってくるはずなのだが、雪景色が目の前に広がっていた。車内アナウンスによると、機関車のブレーキ故障で大幅に遅れているとのこと。カシオペア号は動いたり止まったりを繰り返し、次の車内アナウンスでは盛岡で運行を打ち切り、新幹線に乗り継いでくれとのこと。途中打ち切りを残念に思っていたところ、三度車内アナウンスが流れ、お急ぎでない方はこのまま上野まで乗車出来るとのことで、先を急いでいない鉄道好きの私には、至福の時間が延長された。昼食時には駅弁も提供され、私にとっては至れり尽くせりの列車旅であった。結局上野に到着したのは8時間程遅れて夕方になり、最初で最後のカシオペア号...カシオペア号

  • しばれる朝の屈斜路湖

    氷点下15℃程まで冷え込んだだろうか。よく晴れた朝、日の出の撮影をした後にこの現場を訪れた。無風状態の屈斜路湖に写り込む木々がシンメトリーの世界を作り上げていた。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/しばれる朝の屈斜路湖

  • 日本風景写真家協会のトップページ担当

    今週1月13日から1月19日まで、日本風景写真家協会のトップページを担当致します。今回は霧をテーマに、海霧や山霧、田んぼや草原、池などに漂う霧風景を掲載致しました。心ゆくまでご鑑賞ください。日本風景写真家協会私個人のホームページも是非ご覧ください。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/日本風景写真家協会のトップページ担当

  • ホームページのリニューアル

    この度、ホームページをリニューアル致しました。今回トップページの画像をスライドショーで大きく載せてありますので、可能であればスマホなどより大きめのモニターで見て頂ければと思います。アドレスが一部変更になっておりますので、ブックマークして頂いていた方は、新たにブックマーク登録をして頂けると幸いです。よろしくお願い致します。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.comホームページのリニューアル

  • 十勝平野

    ある山を下っている時に十勝平野を見下ろす風景に出会った。山の斜面にはまだ色づいた木々が残っており、三角形の山を選んで前景にして、こちらはまだ緑の残っている牧草地帯とを対比させてみた。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com十勝平野

  • 今年の秋の総括 北海道⑧

    新月の晩、やっと快晴の夜空に巡り会えた。満点の星空が真夜中の湖に写り込み霧が漂う。そして不気味な静けさ。この時は、車から降りて数分歩いたのだが、広場のような場所で道ではないところを歩き真っ暗な為、ヘッドライトだけでは方向感覚がつかめず、車までなかなか帰る事ができなかった。車に戻れた時は言いようのない安堵感を覚えた。風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com今年の秋の総括北海道⑧

  • 今年の秋の総括 北海道⑦

    十勝岳の麓で太陽が沈む直前の夕陽を浴びるダケカンバを狙ってみました。上空は曇っていましたが、雲の隙間から沈む寸前という赤い太陽のおかげで、印象的な写真になりました。バックが影になっていて、木が浮かび上がるような光線状態に、夢中で色々なアングルで撮影した時の一枚です。CanonEOS5DMarkIVEF70-300mmf/4-5.6LISUSM風景写真家縄手英樹https://nawatephoto.com/今年の秋の総括北海道⑦

  • 写真撮影の相棒

    普段の撮影は車で車中泊を基本にしていますが、場合によってはバイクで撮影に出る事もあります。リヤに積んであるアルミのトップケースは頑丈に作られていて58Lの容量があり、三脚にカメラ、数日分の着替えなどを入れられます。昔からのバイク好きな為、移動は車よりバイクが好きですが、気軽に撮影ポイントで寝ることを考えると、やはり移動のメインは車になるのは致し方のない事と思っています。若い頃はバイクでオーストリア大陸を一周しながら撮影し、毎日キャンプや野宿をしていましたが、日本ではついつい歳を重ねたせいもあり、快適な温泉旅館に泊まりたくなりますね。この写真は、千里浜なぎさドライブウェイでの一コマです。風景写真家縄手英樹写真撮影の相棒

  • 今年の秋の総括 北海道⑥

    富良野では9月下旬でもまだこのような花畑を見ることができる。背景に十勝連峰を配し雲がたなびく。十勝岳の噴煙と雲の区別がつきづらい状況ではあったが。よく晴れたこの日は一日中思う存分撮影を行う事ができた。風景写真家縄手英樹今年の秋の総括北海道⑥

  • 今年の秋の総括 北海道⑤

    昨年もこの時期に銀泉台の紅葉を狙い、当たり年だった為非常に綺麗な写真を撮る事が出来たが、今年はダケカンバの黄葉が風で飛ばされていて、ほとんど付いておらず、いかに昨年の条件が良かったのかを思い知らされた。それでも赤はそこそこの色を見せてくれていたのは良かったし、明るく大きな雲が単調な青空にインパクトを与えてくれて画面が引き締まった。風景写真家縄手英樹今年の秋の総括北海道⑤

  • 今年の秋の総括 北海道⑤

    銀泉台に前泊し雲海を狙う。この日から秋の通行規制が解除になり、去年狙えなかったポイントにチャレンジする。予報から察すると雲海の出る条件は揃っていたので期待はしていた。ご覧の通り雲海は出現してくれたものの、構図のバランス的に言えば、太陽の位置はもっと低い所で撮影したかったので、その時に雲がかかっていたのは残念であった。しかし、雲海が出てくれた事に感謝しよう。風景写真家縄手英樹今年の秋の総括北海道⑤

  • ヤマケイカレンダー2019「日本一美しい風景」卓上版

    先日ご紹介したヤマケイカレンダーには卓上版もございます。こちらは壁掛け版とは別の写真で構成されています。私の写真は、7月の裏磐梯、9月の別府、10月の大雪山と3枚採用されています。こちらもアマゾンなどで購入できますので、デスクの片隅にでもいかがでしょうか。風景写真家縄手英樹ヤマケイカレンダー2019「日本一美しい風景」卓上版

  • 今年の秋の総括 北海道③

    無事に北海道に上陸し、北海道の天気は常日頃から悪いと思いこんでいた私には、初日からその思いを覆されて、気持ちいい青空が迎えてくれた。交通量の少ない道を走りたい私は、国道5号を避け日本海側の追分ソーランラインで道央へ向かう。途中奇岩を見つけて穴の開き方と岩の形が絵になる構図を考えてシャッターを切る。風景写真家縄手英樹今年の秋の総括北海道③

  • ヤマケイカレンダー2019「日本一美しい風景」

    好評発売中のヤマケイカレンダー2019「日本一美しい風景」に私が撮影した1月の富士山と9月の北海道の写真が2点採用されています。自分が所属している日本風景写真家協会員による作品カレンダーになっていて、日本の美しい風景が表紙を含めて13枚載っていますので、来年のカレンダーをまだ購入されていない方はご検討されてみてはいかがでしょうか。全国の書店やアマゾンなどでご購入いただけます。ヤマケイカレンダー2019「日本一美しい風景」

  • 今年の秋の総括②

    北海道へ渡る前に津軽半島の山奥に立ち寄ってみた。樹齢800年と言われている巨木に会うために。この堂々たる立ち姿には圧倒された。地元の人から山の神として崇められているのも頷ける。生憎の小雨降る中での撮影ではあったが、この場所には適した条件であることは言うまでもない。今年の秋の総括②

  • 今年の秋の総括①

    今年の秋は前年に続き北海道の撮影をしようと、東北の日本海側を撮影しながら北上し、途中鳥海山の伏流水である元滝に立ち寄ってみた。朝もやの中でシャッターを切るイメージで立ち寄ってみたが、その気配は全くない。次回の撮影に期待して、一路北海道に向けて北上した。今年の秋の総括①

  • ホームページの表紙を更新

    ホームページの表紙を更新しました。今月は福島県の蕎麦畑を載せています。白樺の木が広大な蕎麦畑にアクセントを与えています。秋の彩りにも一枚アップしています。是非ご覧ください。風景写真家縄手英樹彩りの風ホームページの表紙を更新

  • 写真展のお知らせ

    日本風景写真家協会展“”日本の美しい秘境“”が東京都中央区銀座2-9-14にあるギャラリーアートグラフにて開催されます。期間は8月31日(金)~9月6日(木)10時~18時(最終日は17時まで)。私は2点出展しています。ご来場をお待ちしております。写真展のお知らせ

  • ホームページの表紙を更新

    ホームページの表紙を更新しました。今月は長崎県平戸市にある、白砂のビーチです。遠浅で誰もいない静かなビーチでした。春夏の彩りにも一枚アップしています。是非ご覧ください。風景写真家縄手英樹彩りの風ホームページの表紙を更新

  • トップページ更新

    ホームページの表紙を更新しました。今月は昨年に美瑛の丘で撮影したものを載せています。この時は、晴れたり曇ったり虹が出たりと、目まぐるしく天気が変わる中での撮影でした。春夏の彩りにも一枚アップしています。是非ご覧ください。風景写真家縄手英樹彩りの風トップページ更新

  • トップページ更新

    ホームページの表紙を更新しました。今月はツツジで覆われた徳仙丈山の写真を載せています。春夏の彩りにも一枚アップしました。是非ご覧ください。風景写真家縄手英樹彩りの風トップページ更新

  • トップページ更新

    ホームページの表紙を更新しました。今月はドイツのタンポポ畑載せています。春夏の彩りにも一枚アップしました。そちらもあわせてご覧下さい風景写真家縄手英樹彩りの風トップページ更新

  • ホームページの表紙を更新

    ホームページの表紙を更新しました。今月は淡路島の花畑を載せています。春夏の彩りにも1枚アップしました。是非ご覧ください。風景写真家縄手英樹彩りの風ホームページの表紙を更新

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