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2018/11/30

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  • 特性を受け入れ合う

    あなたは自分の言動がひどく冷たくて無神経で思いやりの欠片もないこと、本当に分かってないの? と、たたみかけるように放った私の暴言に、夫は「わかってるよ、そういう特性をもってること」とこたえ、私は喉元まで湧き上がっていた次の暴言を飲み込んだ。 「それが俺のパーソナリティ。仕方ない」と夫は続けて言い放ち、苛立たしげに何倍目かのウィスキーを注いだ。 互いに声を荒げて罵りあった数日前のこと。 なるほど、夫はその特性を抱えて生きてきたのか。と、腑に落ちる。つまりは自覚があったのね。と、納得もする。 一見感じのいい夫は、親戚たちの前でそうであるように、おそらく会社でも、今いる友人たちの前でも、外の世界では…

  • 好きなものを最後に残す

    土曜日、娘が喜ぶだろうなと ピーマンの肉詰めをつくりながら 夫も喜ぶだろうなと考えた。 前日の肉じゃがの残りをつぶして、 コロッケもつくる。 これもふたりとも喜ぶだろうなと。 案の定、娘は歓喜した。 夫は無言だけど、 そのふたつを最後までのこし 交互にゆっくり食べる様子から 喜んでいるのが見てとれる。 日曜日、サラダにしようと買ったごぼうの先を 少しだけ折って取って、 夫が好きな豚汁を1回分だけつくった。 娘が喜ぶから、 フライパンでジャガイモを揚げ、 竹輪も揚げた。 案の定、娘は歓喜した。 夫がさらっと 「豚汁おかわりあるん?」 ときいてきて、 「ないよ」 と答える。 いつもはル・クルーゼの…

  • 秋仕様のおやつを食べる

    すっかり秋の空気にかわり、 娘(+つられて私)のおやつも 毎日とびついていたアイスから ごろっと秋仕様に変わった。 きな粉パン 冷凍庫の食パンを 凍ったままカットして、 バターをたっぷり入れて熱したフライパンに 放り込む。 両面に焼きめがついたら きな粉と砂糖をドバっといれ、 ナッツとレーズンもすこしいれる。 お皿にうつして、 娘はさらにハチミツをかけて食べる。 娘はもう小学2年生なのに きな粉をはげしく飛び散らかしながら食べる。 だからきまって テーブルも床もきな粉だらけになる。 秋のおやつと掃除はセット。 アイスはらくちんだったなぁ。。。 きな粉パンだけじゃ足りない娘は、 さんざんきな粉を…

  • 意地悪を生成する

    「ママは自分のこと好き?」 と、いつだったかと同じ問いを 娘から笑顔でつきつけられ、 「きらーい」 と、いつだったかとたぶん同じ答えを 笑顔で返した。 娘が理由をきいてくるので、 「優しくないから。 意地悪なとこがあるから」 とこたえると 「え、ママ優しいやん。 意地悪ちがうやん」 と、さらっとかえってきた。 かちかちに強張っていた全身が つかの間ゆるんで、 すこしだけ優しい気持ちになる。 次に娘は隣りの部屋に駆けて行き、 ふんぞりかえって動画をみていた夫に 「パパは自分のこと好き?嫌い?」 ときく。 「んー、好きではないけど嫌いでもない」 という夫のこたえをとらえ、 とたんに私の中の意地悪が…

  • 面倒くさがりやがドーナツを揚げる

    すっかり丁寧な暮らしを損なってしまった と、心をざわつかせていたのだけど、 よくよく考えてみるともともとが ずいぶん面倒くさがりやで だらしない性格だった。 はなから損なうほどのものは 持ち合わせていなかったのかもしれない。 土曜日の昨日、 いくらひどく気怠いからといって 休日だというのになんにもしないのは いかがなものかと、 娘との約束をひとつ果たすことにした。 意を決して、 卵と砂糖とココナッツオイルをまぜ、 小麦粉とベーキングパウダーもまぜあわせ、 鉄フライパンに油をたんまり入れ、 ドーナツを揚げた。 娘につくってほしいと何度も言われ ちょっと涼しくなったらね とかわし続けていたドーナツ…

  • 合言葉を完結する

    この春の転校後すぐの コロナによるながい休校のあとも、 短かった夏休みのあとも、 小2の娘は毎朝 「今日学校だいじょうぶかな」 ときいてきた。 いつからかその口もとは どこか楽しそうにほころぶようになり、 本気で不安に思っているのか ただの口癖になっているのか さっぱり分からなくなった。 それでもきまって娘がきいてくるので、 「だいじょうぶ。 いつも笑って帰ってくるやん。 行ってしまえば楽しいんでしょ」 と、私は答えた。 「もしだいじょうぶじゃなかったら、 だいじょうぶになるように考えるから、 どっちにしてもだいじょうぶ」 と、つけ加えたりもして。 合言葉のようになっていたそのやりとりも 気が…

  • フライパンでごぼうサラダをつくる

    ここのところ、ほぼ週末のたびに ごぼうサラダをつくっている。 いつも適当だから レシピとよべるようなものはないけれど、 .............. フライパンにバター(胡麻油の時も)をいれ 人参とごぼうを炒め、 醤油と味醂とほんの少しの黒糖を入れて 煮詰める。 そのあいだに白胡麻をすって、 煮詰まったところで火をとめ すり終えた胡麻を入れる。 これだけで じゅうぶん美味しいきんぴらごぼうだ。 味見という名のつまみ食いを何度もしたあと、 そのままマヨネーズをどばっといれて混ぜ、 フライパンの中で完成。 .............. マヨネーズを和えるときにボールにうつす という工程を省いてみた…

  • 八つ当たりという名の悪意をぶつける

    扇風機をこわされ、 苛立ち、責め立てた。 気のない返事に腹がたち、 3倍返しで無視をした。 気づけば隣りで膝をたて、 ひどい姿勢で食事をしてるもんだから、 思わず大声で叱りつけた。 毎日毎日、私は娘に苛立ち、怒り、 時にしつけを通り越した 「八つ当たり」という名の 悪意をぶつける。 いい母にはなれなくて、 人格者でもいられない。 娘はへらへらききながしたり、 ときどきクックと吹き出したり、 でも多くの場合はやっぱり 泣き叫んだり、 にらみ返したり、 閉じこもったりしたあと、 私の顔色をうかがいに そっと忍び足でやってくる。 私はにやっと笑い、 娘はにかっと笑う。 いい母でも まともな大人でもな…

  • きな粉もちみたいなおにぎりをつくる

    暑い暑い夏の夜に、 きなこ餅が食べたい と娘が言いだした。 あいにく家にお餅の在庫はないし、 つく気もなければ まだまだ買う気もない。 仕方がないので、 その日圧力鍋で炊いたばかりの もちもちの雑穀ごはんを こねるようにつぶすように ぎゅぎゅっとにぎり、 きな粉と砂糖と塩少々に和えて出してみた。 きな粉もち風おにぎり。 娘はすっかりハマった。 今では炊飯器で炊いたもちもちじゃない 白ご飯のときでも、 これをする。 食後のデザートに、 朝のおにぎりに、 きな粉もちみたいなおにぎり。

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