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かしょこルンルン
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2018/11/28

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  • 抜け出せない

    下剤での排出が終わり、体重を計ると元の体重よりも増えていました。体重計の上で泣き崩れたのを覚えています。「あれだけの嘔吐の量じゃダメなんだ・・・もっと上手く吐かないと」少し歪んだ考え方をするようになっていました。普通なら嘔吐なんてしてはダメ、嘔吐をすることやめなくてはと考えるところですが、、。 程なくしてまた過食モードが発動します。今度は前回よりも増して高カロリーで甘いものを求めるようになりました。白ご飯にマヨネーズをかけたり、パンに大量のマーガリンを塗り砂糖をまぶして食べたり、いわゆるデブ食です。自分が止められなくなるんです。母が買ってくる健康菓子(カロリーメ〇トなど)の甘さでは足りず大量の…

  • 嘔吐を試みるも、、

    無我夢中で食べた後、下剤を大量に飲んで排出しても体重が増えていたことから私は嘔吐を試みます。私は摂食障害について少し知識があったので、(大学の授業で習いました)摂食障害の人たちがどのようにして大量に食べたものを処理しているのか知っていました。嘔吐、下剤、絶食、過度な運動、このような排出行動によって過食をしても、標準体型を維持しているのです。知識がなんとなくあったことで、どのようにすれば食べたものをなかったことにできるかが分かってしまいました。私はその人たちの真似をしてしまいます。排出行動をとると、飢餓状態になり、糖分を取ろうと脳が食を過剰に求めるようになり、また過食を繰り返すようになる。そのこ…

  • とうとう狂った

    下剤を飲み、やがてまた苦しい腹痛が始まります。痛くて痛くてたまらなかったけど、食べた豆をなかったことにするため耐えました。何度もトイレに行きやっと落ち着いて、体重計に乗ると元の体重よりも増えていたんです。下剤を使って出しても、結局食べたものはなかったことにはできませんでした。ショックで泣いて、体重が増えたことに恐怖を覚えました。食べたら増えるんだ、、私は次の日から絶食をします。絶食で仕事をし、二日くらい何も食べなかったと思います。フラフラの状態でした。思考回路もまともではなくなって、二日くらいしてから、「また豆食べたい、、」「甘いの欲しい、、何か食べるもの、」と獣になったように台所をあさり狂っ…

  • はじまり

    豆をすべて食べ尽くしてしまったことが信じられなくて呆然としていました。残るのはお腹が膨れた感覚です。胃の中に食べ物がたくさん詰まった感覚で、それは私にとって相当久々なものでした。食べているときはただただ夢中で、口の中に広がる甘味に没頭していました。一気に地獄に突き落とされるよう気分になり、「なんで食べてしまったの??」「こんな甘いもの食べたら体重すっごく増えちゃうよ」「私はアホ、、」食べてしまった自分を責めました。実際はスイーツより甘さ控えめのただの豆なのですが、その時はこの豆がとんでもなくカロリーの高い砂糖の塊のように思えたのです。今大量に食べてしまったものをなかったことにしたい、いや、しな…

  • 過食になるまえ ただの豆

    精神的にも一時期よりはだいぶ楽になっていきました。体重が減少していくことに快楽を感じていたので、痩せる=エネルギーになり、気分的にも晴れていきました。しかし、無理な食事制限をして身体の調子は悪かったはずです。でもなぜか平気だったんです。今ではこの状態を躁状態だったのではないかと思います。(躁とは鬱とは逆に気分が高揚しすぎること)この時腹筋100回背筋100回、筋トレも時間があればしていました。半身浴も夜中に3時間くらい平気でしていました。体重はみるみる減り36キロになりました。どんどん細くなる身体をずーっと眺めて、満足していましたね。親も急激に痩せていく私に心配はしていました。 そして、私は仕…

  • 過食になる前 体重減少に歓喜

    今までどんなにダイエットをしても2,3キロしか減らなかったのが、一気に減ってとても嬉しかったのを覚えています。このまま行けば普通体型になれる。このポッチャリした憎き体とおさらばできる。と期待しました。今までは本当に食欲がなく食事量が減っておりましたが、この日を境に意識的に食べることを制限するようになりました。家族は食べない私を心配して、少しでも食べるように促しますが、私はそれをうざったく思っていました。家族も精神的なもので食欲が出ないのだと理解しようとしていましたが、まさか食べないように我慢していたとは思っていなかったと思います。「食欲がない」と家族には言い続けていました。 この頃の食べる量は…

  • 過食になる前 精神的に病む

    私はいわゆるイケメン好きだったと思います。彼氏ができてデートしたり、そういった憧れはありましたが、私には無理だろうと諦めていました。こんな体型じゃ私を女として見てくれる人はいないだろうなと、妄想の中で留めていました。なので、実際に男の子と接するとすごくあがってしまってどう接していいのかパニックになったり、私のこと気持ち悪いって思ってるかなとかそういったことを気にしてしまって、男性と実際に接することが苦手でした。いつしか男性が怖くなってしまいます。しかしいつか痩せて彼氏を作りたいと夢見ていました。高校卒業して私は女子大に進学します。男性が苦手でしたので、男性と関わらない女子大ということで安心して…

  • 過食になる前 かしょこの体型

    私は現在身長150センチ、体重42キロの普通体型です。太っているわけでもないし、特別細い!というほどでもないくらいです。今はこの体型に不満を持ってはいません。ちょうどいいかなぁというくらいです。昔の私なら「もっと細く!!」と食事制限をすると思いますが(笑)現在の食事量はいたって普通です。朝は卵焼きにご飯一杯、味噌汁、お昼はうどんなど、軽食、晩ご飯もハンバーグやカレーなど普通にダイエットをしていない成人女性の食事内容だと思います。普通に間食もします。アイスも食べますしお菓子も食べます。アイスはあずきバーが好きです(笑)外食もしますし、セットメニューも頼みますし、食事に関しては我慢することなく普通…

  • かしょこの過食 命の誕生

    帝王切開で娘を出産。かわいいかわいいわが子が生まれました。今まで感じたことのない喜びを感じました。すごくすごく嬉しかった。この子を一生守ると心に決めました。産んでから私は変わりました。1日中子供にはりついて育児に専念し、自分のことは後回し過食のことも考えなくなりました。ほんとに人が変わったようです。今までは少し食べ過ぎたかなと思ったら急いで吐くという感じでしたが、食べ過ぎちゃったで収められます。育児で吐いてる暇もないですしね。今までは仕事で忙しくても一人の自由の時間は少しでもありましたから。でも、育児は24時間です。子供を一人にできませんから。母親になって守るべき存在ができて、自分のことをいい…

  • かしょこの過食 新しい生命のため

    つわりがおさまりやがて食欲も出てきます。その頃の私は栄養をとってお腹の赤ちゃんを育てようと食生活を見直すようになりました。私は実家に帰り、家族とともに生活をしました。母に栄養バランスの良い食事を作ってもらいました。実家に戻らないとこのようなサポートは受けられなかったと思います。いい選択でした。お腹の赤ちゃんを第一に考え過食嘔吐しないように心がけていましたが、、、。してはダメしてはダメと思えば思うほど我慢できなくなるのが過食です。たまに我慢できなくなって過食してしまっていました。嘔吐もしました。さすがに下剤は使用しませんでしたが。嘔吐すると子宮がキューっと締め付けられ痛くなりました。その度「赤ち…

  • かしょこの過食 大きなきっかけ

    私は過食症であることを今までひた隠しにしておりましたが、周りに打ち明けました。当時付き合っていた彼氏にも打ち明けます。彼はもともとポッチャリ体型が好きな方で私の体型に文句を言うことはありませんでしたし、少しずつ落ち着くといいねと彼も私を軽蔑することはありませんでした。 そして私の体に大きな変化があります。お腹に赤ちゃんを授かりました。今愛する我が子です。私はとても嬉しかった。と同時に不安もありました。過食症を抱えながら妊婦生活を送れるのか、、、。彼は私の過食症を治すのが先。その状態で妊娠、出産、子育てなんてできるのは難しい。赤ちゃんにはかわいそうだが中絶したほうがいいと言ってきました。私はどう…

  • かしょこの過食 告白

    当時の職場は人間関係が良く、先輩、上司とプライベートでも仲良くしたり、なんでも話せる関係でした。でもやはり過食のことは言えず、、。急激に太りそのことをつっこまれておりましたので、「実は、、、」と先輩と上司2人に過食症であることを伝えました。2人は真剣に聞いてくれ、過食症である私を受け入れてくれました。人に伝えられたことに私は気持ちが軽くなり、軽蔑することなく聞いてくれホッとしました。理解してくれる人がいる安心感がありました。先輩は私の通院しているクリニックについて来てくれたり、上司も体調を気にかけてくれるようになり、理解者がいることで少し落ち着きました。急激に体重も増え周りも異様に思っていまし…

  • かしょこの過食 一人暮らし

    私は母の監視から逃れるため一人暮らしを始めます。日々の忙しい仕事にプラス家事も加わり忙しさが増しました。家も散らかり掃除もろくにできず、まさに汚部屋です。一人暮らしを始めてしばらくは過食がなく忙しい毎日ですが精神的には楽でした。母からの監視もなくストレスが軽減された気がしました。それに新しい部屋で過食嘔吐をして汚したくなかった。(掃除もろくにしないので汚かったですが、過食嘔吐のせいで汚れるのは嫌でした)休みの日は汚くなった部屋を掃除して片付けるがすごく気持ちよかったんです。清々しい思いになりました。ですが、、、そのような状態は長く続かずどうしても過食したい気分になって過食そして嘔吐してしまいま…

  • かしょこの過食 ~環境をかえた~

    私は自分が時間が空いた時に過食のスイッチが入ることが分かっていたので、時間が空くことないくらい働けばいいのだと思い、夜もバイトをいれ、昼仕事をし、それから22時ごろまでバイトをしました。深夜まですることもあり、家から少し遠い勤務地だったため帰宅まで1時間、それからお風呂に入りいろいろして就寝は夜中、寝る暇もなく働いていました。その環境になってから少しの間忙しすぎて過食はありませんでした。治ったかな?なんて思っていましたが、その考えは甘かったです。貴重な休み、夜のバイトが早く終わったときなど、時間ができた時にはチャンス!!という感じで食べまくっていました。この頃から下剤は勤務中にトイレに駆け込ま…

  • かしょこの過食 ~もがき②~

    過食を治さないとこのままでは自分がダメになってしまうと怖くなり、過食を治すためいろいろなことを試みました。以前から診療内科に通院していたので、主治医に過食をするようになった旨を伝え、過食症と診断されました。過食症の薬をもらい薬物治療を開始しました。正確には過食症の薬はありません。脳の興奮を抑える薬です。でも全く薬は効きませんでした。いろんな種類の薬を処方され試しましたが、どの薬も私はダメでした。薬だけではダメと思いカウンセリングも始めます。詳しい治療内容はまた細かく記事に載せようと思いますが、カウンセリングが効果があったのかなかったのかは、よくわからないです。活かすも活かさないも自分次第かなと…

  • かしょこの過食② ~もがき①~

    私は大学を辞め、少しの期間引きこもり生活をし、程なくして仕事を始めました。仕事が決まり仕事を始めてすぐの時、過食をするようになりました。当然過食のせいで仕事に支障をきたし、仕事覚えも悪く周りに迷惑をかけていたと思います。大量の下剤服用で勤務中にトイレに駆け込んだり、、。絶食もしていたのでフラフラになりながら業務をしていました。肉体労働だったので身体も心も相当きつかったのを覚えています。それが、悪循環で過食を助長させていきました。自分のやっていることに対しておぞましい、狂っていると自覚はもちろんありましたが、スイッチが入ると獣と化す感覚がありました。自身をコントロールできなくなり、自分自身がもの…

  • かしょこの過食。まとめ① ~きっかけ~

    私が過食症を発症したきっかけから、過食と戦い寛解するまでをざっとまとめます。まず私はもともとポッチャリ体型で学生の頃からそれがずっとコンプレックスでした。体型のコンプレックスから異性と接するのが怖くなり、異性を避けて女子大へ入学。大学生活を送るも、ほどなくして大学へ行かなくなり、休学します。精神的に病み、食欲が減退、1日水しか飲まないということもありました。ダイエットをしているわけでもなく勝手にどんどん減る体重にとても嬉しく、高揚感を抱くようになりました。56キロ程あった体重が1ヶ月そこらで38キロになりました。あこがれのモデルさんのような体型に自分でも大満足。ずっと下着姿で鏡を見ていました。…

  • はじめまして。かしょこです。

    はじめまして。かしょこと申します。26歳1児の母です。子供は一才半の娘です。子育てのかたわらブログで私が摂食障害(過食症)に苦しんだ過去、そしてそれを克服した経緯を事実のまま綴っていきたいと思います。人物特定されたら困るので(されはしないと思いますが(・・;))名前、年齢、仕事、など偽っておりますが、私の過食の症状や、治療過程、過食のメニュー、その時の精神状態など過食に関わる内容は真実です。この体験記を通して、同じく摂食障害を抱えている方たちの、楽になる道への糸口に少しでもなればと思っております。なので、やはりリアルの体験談が必要だなと、、。私も過食と付き合っていたころは、この病気にいつまで苦…

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過食症を克服した一児の母の体験記
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