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  • 【読書】平成最後に昭和・平成クロニクルを駆け足でーーラーメンと愛国

    最近、「少し前に話題になり、読もう読もうと思っていたけれど積んだままにしていた」新書ばかり読んでいる気がする。 ムーブメントが過ぎ去ってから落ち着いて読む新書というのも、これはこれで楽しいものではあるのだが。 // リンク 本書は、筆者も本文中で「大げさに書きたてた」と言っているように社会学風の<物語>である。大なり小なり社会学というものには物語があり、そこから帰納的に理論を述べていくものであるかもしれないけれど、私は社会学についてきちんと教育を受けたわけではないので物言いはこの辺にしておく。 戦後直後の歴史から出立し、メディア論や地方社会論を絡めつつ「何故最近のラーメン屋は手書きでポエムを書…

  • 【読書】不可解なものへの優しい眼差しーオカルト・クロニクル

    大学では(卒業していないが)工学部という理系学部に在籍していたため、幽霊とかUFOとかオカルトめいたものに対して興味がない人間だと思われがちな私だが、実のところそういったものは大好物である。「洒落怖」とか暇を見つけては読んでしまう ーーだいたい話がパターン化してくるので、あそこの話の大部分は民俗学をかじった人間による創作だと思ってるけど。 オカルトめいたものを信奉しているわけではない。しかし科学というものは常にその時その時で「もっとも確からしい仮説」をアップデートすることによって発展してきた。 今現在の「もっとも確からしい仮説」がいつの日かアップデートされ、幽霊やUFOやUMAの存在が立証され…

  • 【読書】自衛隊「影の部隊」情報戦秘録

    先日読んだ『自衛隊の闇組織』という本が少々物足りないというか、取材メモの展開で今一歩踏み込みが足りない気がした。 www.amemiyashiro.net 実際に自衛隊の情報部隊にいた人の本を読んでみよう、と本書を手にとってみた。 自衛隊「影の部隊」情報戦秘録 作者: 松本重夫 出版社/メーカー: アスペクト 発売日: 2008/11/01 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 17回 この商品を含むブログ (2件) を見る 筆者は旧軍の陸軍大を終戦直前に卒業し、参謀として勤務についた直後に終戦を迎えたという経歴を持つ。戦後、警察予備隊(自衛隊の前進)に入隊し「調査隊」という情報部隊の…

  • 情報通信研究機構による合法不正アクセスをブロックする

    今朝、いつものようにネットを見ていたら以下のような報道を目にした。 www3.nhk.or.jp 既に事前調査めいたポートスキャンもされているらしく、データを取られている方もいる。 wave.hatenablog.com 自分でも調べてみるとNICTではなく総務省の報道資料に今回から実施される「特定アクセス行為」(と呼称するそうな)についての資料があった。 www.soumu.go.jp 上記資料の別紙1で「特定アクセス行為の送信元の電気通信設備に割り当てられるアイ・ピー・アドレス」も明記されている。 もっとこう、フィルタ書く側の身にもなれよ!と言いたくなるような歯抜け具合であるが、ともあれ資…

  • オンラインショップ購入で機種変更にチャレンジする

    普段使っているスマートフォンはiPhoneだが、実は回線の活きているAndroid端末も持っている。2台持ちだ。ちなみに各々キャリアが違う。 IT業界の人間なのだから各々の系統について知っておくべきだろう、などと自分に言い訳をしているのだけれど持て余し気味である。 ただ、使い比べてみるとやはりiPhoneの動きのスムーズさが際立つように感じられる。ハードウェアとソフトウェアを一環して開発できることのメリットが出ているのかもしれない。もちろん、Androidの自由度の高さというものもこれはこれで面白いし、これはもう「双方一長一短ある」という話になってしまうのだけど。 Androido端末はauの…

  • 【読書】武器としての言葉と道具としての言葉ーホテル・ルワンダの男ー

    『ホテル・ルワンダ』は見よう見ようと思いつつまだ観ていない。 興味があるがしかし話のヘヴィさに立ちすくんでしまう、ということがよくあって、こちらの調子が整った頃に……と思っているうちにタイミングを逃してしまうという奴だ。 映画の原作ではないが、映画公開後にモデルとなった支配人が著した『ホテル・ルワンダの男』を読んだ。 ホテル・ルワンダの男 作者: ポールルセサバギナ,堀川志野舞 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス 発売日: 2009/02/28 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 14回 この商品を含むブログ (7件) を見る 著者自身、高等教育を受けていたおかげもあるのか一環し…

  • 【読書】「あと一歩」が足りない気がするー自衛隊の闇組織ー

    タイトルで心つかまれ、手にとってしまった。 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体 (講談社現代新書) posted with ヨメレバ 石井 暁 講談社 2018-10-17 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net 共同通信社の記者である著者が2013年にリリースした記事の取材過程とその背景を記述したレポートであり、興味深くはあるけれど非公然の諜報機関であるという「別班」の存在そのものに深く切り込んだかというと疑問符も浮かんでしまい、何か消化不良な気分になってしまう一冊であった。 もっとこう、心理戦防護課程の訓練内容とか詳しく知りたいぞ。名前だけでもぐっとくるではないか。「心…

  • 【暫定対処】AD環境下で「KB4461627」問題の対処スクリプトを書く

    日常がはじまる。「Excelが動かない」という問い合わせが殺到する。やっぱり休暇中にリモートでWSUS確認しておくんだった。。。— 天宮社 (@amemiyashiro) 2019年1月7日「KB4461627をアンインストールするバッチを作成しログオンスクリプトに組み込む」という作業に午前中を費やす仕事始め— 天宮社 (@amemiyashiro) 2019年1月7日 結論から先に書くと、batなりで以下を実行する。 "C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\OFFICE14\Oarpmany.exe" /removereleaseinp…

  • 【読書】「戦争は野蛮で、下劣で、恐るべき無駄である」

    数年前に旅行で沖縄に行ってからというもの、ペリリュー、硫黄島、沖縄といった上陸してきた米軍とそれを迎え撃つ日本軍の血みどろの戦いというものにどういうわけか興味を惹かれてしまい、機会があれば日米に拘らず本を手に取り読むことにしている。 正月休みとはいえこれといってやることもなく、近所の書店を冷やかしていたら本書が平積みされていたため手に取り読んでいた。 ペリリュー・沖縄戦記 (講談社学術文庫) posted with ヨメレバ ユージン・スレッジ 講談社 2008-08-07 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net 本書は、当時海兵隊第一師団の兵士として参戦していた筆者による手記であ…

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