【読書】平成最後に昭和・平成クロニクルを駆け足でーーラーメンと愛国
最近、「少し前に話題になり、読もう読もうと思っていたけれど積んだままにしていた」新書ばかり読んでいる気がする。 ムーブメントが過ぎ去ってから落ち着いて読む新書というのも、これはこれで楽しいものではあるのだが。 // リンク 本書は、筆者も本文中で「大げさに書きたてた」と言っているように社会学風の<物語>である。大なり小なり社会学というものには物語があり、そこから帰納的に理論を述べていくものであるかもしれないけれど、私は社会学についてきちんと教育を受けたわけではないので物言いはこの辺にしておく。 戦後直後の歴史から出立し、メディア論や地方社会論を絡めつつ「何故最近のラーメン屋は手書きでポエムを書…
2019/01/30 22:10