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2018/11/18

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  • 【2018年株式市場振り返りPart1】経済、金融政策

    ■ 世界景気の減速と流動性縮小を織り込み調整へ 〇2018年は株式投資家に厳しい一年となりました。 昨年末に駆け込みで米大型法人減税が決まり、年初は17年の上昇相場の余韻もあって、楽観的な見方が優勢で相場もロケットスタート。米国の経済指標が強い数値を示し続けたことも支えとなりました。 しかし、米トランプ大統領が、一年を通じて中国に対する強硬姿勢を強め、米中は“新冷戦時代”へ突入。株式市場もその動向を横目で見る神経質な展開へ。10-12月にはFRB(米中央銀行)と市場の認識が食い違い、金融引き締め的な政策が嫌気されて世界的に資産価格が急落しました。 2018年主な株価変動要因 1.世界経済の減速…

  • 【小話】~大阪万博決定は朗報か悲報か?

    ~2025年の万博開催地は大阪で決定!!~ 博覧会国際事務局(BIE)加盟国による投票で、大阪の夢洲が2025年の万博会場になることがきまりました。最終候補の残った都市は大阪の他、ロシア・エカテリンブルグ、アゼルバイジャン・バクーでしたが、見事に開催地を勝ちとった形です。 これを受け、翌日の東京株式市場では関連銘柄が物色され、関西に強みを持つゼネコンの大林組(1802)などは+4%と活況な商いとなりました。 今回の(といっても開催は25年ですが)万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに5月3日~11月3日までの185日間開催される予定で、想定来場者数2800万人、経済波及効果(試算値)…

  • 【日本株需給動向】~さすがに落ち着いてきた外国人(11月第2週)

    ~落ち着いてきた海外投資家~ 22日に、11月第2週(12-16日)の部門別売買動向が発表されました。該当期間の日本株は日経平均が-569円、東証株価指数TOPIXが-43ポイントとなっています。注目の海外投資家は現物株を1369億円、先物を1264億円売り越し、合計では2634億円の売り越しでした。この売り越しが日本株の下落に響いたと解釈できます。 <海外投資家の売買動向> 日本株の日々の値動きが海外投資家の先物売買次第で決まってしまう状況に変わりはありませんが、以前の猛烈な売り方と比べると彼らの売買も落ち着いてきました。まだ海外投資家の売り越しは続いていますが、売買の落ち着きは売り圧力の減…

  • 【日本株市場動向】~「結局やるんか~い(笑)!!」<トピック:東芝 (6502)>

    米国株との連動性低下は短期的か? 11月21日の日経平均は-75円の21507円で取引を終えました。前日のNY市場でダウ平均が551ドルも下げたのに比べると、下げ幅が小さい印象です。長期的にみれば日本株は米国株と連動する傾向がるものの、今日も含めてこのところの日経平均は、ダウ平均との連動性が薄れているように見受けられます。米国株の騰落から、翌営業日の日経平均を予想するのは、当面難しくなりそうです。 とはいえ個別銘柄の物色を確認すると、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上昇を受けて、東京市場でもスクリーン(7735)や東京エレクトロン(8035)などの半導体製造装置銘柄が上昇しました。…

  • 【Ghosn has gone】~日産自動車、ゴーン時代に幕

    ゴーン会長は高額報酬で話題になることも多かったが、、、、 カルロス・ゴーン会長が逮捕 11月に入り2018年も終わりが見えてきた感がありますが、昨日19日、突然衝撃のニュースが日本を駆け巡りました。日産自動車の名物会長「カルロス・ゴーン」氏が、東京地検特捜部に逮捕されたのです。容疑は有価証券報告書の虚偽記載(自身の報酬を過少申告)や会社資金の私的な流用などが報道されており、今後さらに広がる可能性もあります。 当日欧州時間の取引では、日産の親会社である仏ルノー株が2桁%の急落。翌日の国内株式市場では、日産自動車(7201)が-5.45%と急落し、同社とアライアンスを組んでいた三菱自動車(7211…

  • 【日本株市場動向】~マザーズ市場で売買が活発化

    落ち着きを取り戻してきた日本株市場 10月に米国株の急落に伴って下落した日本株ですが、足元では落ち着きを取り戻してきました。11月の日本株前月末比騰落率は日経平均で-0.45%、東証株価指数TOPIXで-0.52%となっています。未だ株価指数はマイナス圏ですが大きな値動きは少なくなり、出来高が減少していることから売り圧力も弱まっていることがうかがえます。 最近の日本株市場で株価変動を主導するのは海外投資家であることが多いため、株価の下落局面では海外投資家の売り注文が増加し、売買高も増加する傾向があります。その意味では、売買高の減少は売り注文の減少を示唆するものであり、日本株の落ち着きも説明でき…

  • 【小話】~東芝はさっさと潰れればいいのに、、、

    ~東芝は自社株買いをするのか?~ 東芝(6502)の株価が急騰しています。同社は日本を代表するダメ企業の一つで、原発子会社が巨額の損失を計上したことを受けて東証2部に格下げとなりました。現在は稼ぎ頭であった東芝メモリを売却し、事業再編に取り組んでいる状況です。ハッキリ言って投資する価値のない会社といえますが、8日の適時開示で自社株の取得(上限2億6千万株、発行済み株式の40%、7000億円)を発表したことから、株価が急騰しました。 現在、東芝の上場株ベースの時価総額は2.5兆円程度のため、7000億円の自社株買いで約28%の金額を株主に還元することになります。これは非常に巨額の自社株買いで、1…

  • 【バリュー株投資】~時間と忍耐が要る単純作業

    ~バリュー株投資は継続と忍耐が肝要!~ バリュー株投資は、利益やキャッシュフロー創出能力に比して過小評価されている銘柄に投資する手法です。基本的にそのような銘柄は、何か評価が下がる明らかな要因があるため、投資判断を下した後も株価が低迷しやすい傾向にあります。しかし、だからと言って投資タイミングを計るのは不正解で、期間や銘柄を分散して、積立投資をするのが最も確実な投資方法です。 市場から見放された銘柄は株価が低迷しているため、投資家は底値でその銘柄を仕込み、上昇相場で大きなリターンを得ようとします。しかし、実際はそのような行動に意味はなく、バリュー株投資に適した銘柄(連続増配銘柄など)へ直ちに投…

  • 【グロース株投資】~経営者の能力が企業価値を左右する

    ~グロース株投資は経営者を見ろ~ グロース株投資は企業の成長性に期待する投資方法ですが、投資する前には、財務諸表やビジネス以外にも確認することがあります。それは、経営者の能力です。いくら強固なビジネスモデルを有している企業でも、その方向を動的に決めるのは、株主から経営を委託された経営者です。グロース株は厳しい市場競争を戦っている企業が多いため、企業という馬を乗りこなす騎手である、経営者の”質”がその将来を左右します。経営者が株主を見ていなかったり、足元の好業績にかまけて成長のために布石を打つのを怠っていると、先々の成長は見込めません。その意味では、グロース株投資は、優れた経営者自身への投資とい…

  • 【投資スタイル】バリューvsグロース

    ~投資スタイル~ 近年人気の投資対象になっているFANG(フェイスブック、アマゾンドットコム、ネットフリックス、グーグル)などの銘柄は、その高い成長期待から株価も堅調に推移してきました。ここ2,3年の米株上昇の流れも手伝って資産を増やした投資家も多いと思いますが、FANG銘柄のように成長期待の高い株を主な投資対象とする手法をグロース株投資といいます。一方、市場で過小評価されてる銘柄を発掘し、投資対象とするスタイルがバリュー株投資です。バリュー株投資では市場から敬遠されている「不人気銘柄」に投資することがありますが 、これら銘柄は投資家から嫌われる理由(競争激化、市場縮小など)があるため株価は軟…

  • Jリートは高値を抜けるか?

    株式市場が軟調に推移するなか、不動産に投資するJリート(東証リート指数)は堅調に推移しており、年初来高値を目指しています。 そもそもJリートに限らず、リートは株式よりもボラティリティが低い傾向があるため、リスク回避姿勢が強まる局面では投資家に好まれやすい傾向があります。これまで堅調に推移してきた米国株式市場でボラティリティが高まり、投資家がリスク回避姿勢を強めている状況で、投資対象としてリートの相対的な魅力が高まっているようです。 長期的に見れば、今後衰退していくであろう日本の不動産を投資対象とするJリートは魅力的とはいえません。しかし、調達金利が安い日本の金融市場では、リートの分配金と金利の…

  • 【日本株需給動向】~売り越し額ハンパないって!!

    ~売り越し額ハンパないってもぉー、こんなに売れへんやん普通!!~ 年初からの日本株需給動向を確認するとトンデモナイことがわかりました。なんと、日本株市場を動かす海外投資家は年初来、現物と先物で累計11兆円も日本株売り越していたのです。東証株価指数TOPIXは年初来8%下落していますが、こんなに海外投資家が売ればそりゃそうなります。 11兆円の内訳は、現物4.3兆円、先物6.7兆円です。現物売りは買い戻しを期待しても仕方ありませんが、先物も6兆円以上売り越しています。この先物が半分でも買い戻されれば、TOPIXも150ポイント程度上昇するため、年初来プラス圏に浮上する可能性はまだ十分にあると考え…

  • 【原油価格動向】~原油価格が8か月ぶりの安値

    ~60ドルを割れたWTI原油先物~ 原油価格が急落し、久々に60ドル/バレルを割り込みました。これまで原油価格は、①米国によるイランへの経済制裁やベネズエラの供給不安、②世界景気の拡大を前提とした需要増加を理由に上昇してきました。しかし、ここにきて世界景気の先行き減速感が意識されていることや米国の原油生産量が増加していること、原油在庫が増えていること、イランに対する経済制裁も適用除外措置を設けるなどの配慮がみられることなどが意識され、原油の需給緩和懸念が広がり、原油価格が下落基調となっています。 原油相場は10月高値から2割下落し、定義上は弱気相場入りしています。これは世界的な景気減速、ないし…

  • 【日本株需給動向】~外国人売り越しも株価上昇

    ~どこまでも主体性がない日本株~ 11月8日のに本株市場は、前日に米株が大幅上昇した流れから上昇。日経平均は400円高となり23000円も視野に入ってきました。しかし、主体性のない上昇です。前日の米株上昇は米中間選挙を受けての上昇とみられますが、米中間選挙の大勢が決したのは昨日の日本株取引時間中です。上昇するのであれば昨日のうちに上昇してもおかしくはないはずですが、米国株に先を譲った形となりました。 昨日から今日にかけての日米株式市場を見るだけで、日本株の上昇は米国株次第だということがわかります。実際、近年の日本株の値動きは米国株の上昇とドル円相場で9割説明できるため、日本の経済指標や業績を見…

  • 【トランプ君 首の皮一枚つながる】~政治イベントは意外と大事かも?

    ~米中間選挙で日本株が揺れる~ 11月7日のに本株市場は、米中間選挙の動向に正に一喜一憂する展開となりました。投資家の注目は下院の行方です。民主党優勢と伝われば円高株安が進み、共和党優勢と伝われば円安株高に動きました。結局事前の予想通り民主党が下院を制しましたが、日経平均は前日比61円安で取引を終えました。 ちなみに取引時間終了後はユーロ高が進み、ドルが売られています。ドル円はドル売りのあおりで円高に振れていますが、リスク回避というよりはドルの買建ポジションの巻き戻しの意味合いが強そうです。ユーロ円でみるとユーロ高円安に動いているのがわかります。材料は、どうやらアイルランド首相がイギリスのEU…

  • 【為替市場動向】~最近円高にならない件について

    ~株安のわりに円高にならない~ ドル円相場は、日米の株式や債券市場(金利)と密接に関係しています。金利でいえば、米国の長期金利が上昇すれば、米国債券を保有するメリットが意識され、米国債を買うためにドルが買われ、円が売られやすくなります。株でいえば、日本円はスイスフランと並んで安全資産とみなされているため、株価急落局面では円高が進みやすい傾向があります。 このような傾向が広く知られているにも関わらず、10月の株価急落局面(特に10月下旬)では、これまで見られた円高ドル安が見られませんでした。これはどういう訳なのでしょうか? <ドル円(青)と日経平均(赤)> ~世界は2種類の通貨を軸に動いてる~ …

  • 【為替市場動向】~最近円高にならない件について

    ~株安のわりに円高にならない~ ドル円相場は、日米の株式や債券市場(金利)と密接に関係しています。金利でいえば、米国の長期金利が上昇すれば、米国債券を保有するメリットが意識され、米国債を買うためにドルが買われ、円が売られやすくなります。株でいえば、日本円はスイスフランと並んで安全資産とみなされているため、株価急落局面では円高が進みやすい傾向があります。 このような傾向が広く知られているにも関わらず、10月の株価急落局面(特に10月下旬)では、これまで見られた円高ドル安が見られませんでした。これはどういう訳なのでしょうか? <ドル円(青)と日経平均(赤)> ~世界は2種類の通貨を軸に動いてる~ …

  • 【小話】~日本でも砂糖税やれば ?

    ~マレーシアで砂糖税が導入~ マレーシアのマハティール政権は2日、2019年以降、砂糖入りの飲料を対象とする「砂糖税」を導入する方針を明らかにしました。背景には、前政権で膨らんだ債務の削減や社会問題となっている肥満への対応があります。 マレーシアはアジアの中でも肥満率が高い国の一つであり、成人のほぼ半数が過体重か肥満となっています。どうやらマレーシアでは飲み物に多量の砂糖を入れることが多く、甘い紅茶の「テ・タレ」などが人気であることからも、肥満が多くなるのは納得できると思います。 砂糖税のように、「悪い」とみなしたものに直接課税する方法は、私は結構好きです。一見単純な方法ですが、たばこやアルコ…

  • 【米国株決算動向】~アップルが決算発表

    ~販売台数が予想未達で株価下落~ 米国で初の一兆ドル企業となったアップルが11月1日、18年4Q(7-9月)決算を発表しました。売上高、営業利益は市場予想を上回ったものの、主力のiPhoneの販売台数は市場予想未達。代わりに単価の引き上げが売上高増加をけん引しました。また、来期の業績見通しに関しても、通貨高の影響等により、市場予想未達となりました。併せて同社は、これまで決算時に発表してきた、アップル製品の販売台数の開示を止めることを発表しています。 ~アップルのモート(堀)は十分に深いのか?~ 同社の株価は決算を受け下落しました。投資家はアップル製品の販売台数を気にしているため、販売台数の非公…

  • 【米国株決算動向】~アップルが決算発表

    ~販売台数が予想未達で株価下落~ 米国で初の一兆ドル企業となったアップルが11月1日、18年4Q(7-9月)決算を発表しました。売上高、営業利益は市場予想を上回ったものの、主力のiPhoneの販売台数は市場予想未達。代わりに単価の引き上げが売上高増加をけん引しました。また、来期の業績見通しに関しても、通貨高の影響等により、市場予想未達となりました。併せて同社は、これまで決算時に発表してきた、アップル製品の販売台数の開示を止めることを発表しています。 ~アップルのモート(堀)は十分に深いのか?~ 同社の株価は決算を受け下落しました。投資家はアップル製品の販売台数を気にしているため、販売台数の非公…

  • 【米国株決算動向】~アマゾンドットコムが決算発表

    【米国株決算動向】~アマゾンドットコムが決算発表 ~売上見通しが予想未達で株価下落~ 米国でアップルに次ぐ1兆ドル企業となったアマゾンドットコムが10月25日、18年3Q(7-9月)決算を発表しました。売上高はYoY+29.3%56兆ドル、EPS(一株当たり利益)はYoY約11倍の5.75ドルでした。3QのEPSに関しては市場予想の3.11ドルを上回りましたが、翌4Qの売上高ガイダンスは665-725億ドルと市場予想の738億ドルを下回りました。ガイダンスはYoY+10-20%に相当するため、これは3Qから大きく減速することを示唆しています。 この減速の背景は、昨年8月から買収したホールフーズ…

  • 【日本株動向】~トランプ発言で大幅上昇

    ~ポジティブなニュースに大きく反応した日本株~ 11月2日の日本株は大きく反発し、日経平均は前日比500円以上上昇しました。急落からの短期的なリバウンドの動き、前日の米国株の上昇によって寄り付きから上昇していた日本株ですが、後場にトランプ大統領が貿易協議の草案を作るよう指示したとの報道を受けて、一気に上げ幅を広げた形です。そもそも前日の段階で、トランプ大統領が「中国ととても良い話し合いができた」と発言して米株が上昇していたので、貿易摩擦懸念が後退する下地ができていました。そこに新たな材料が加わったことでさらに反応が大きくなったということなのでしょう。 2日の株価反発は2つの意味で日本株にポジテ…

  • 【日本株需給動向】~こんなによく売るわ(笑)

    ~外国人に振り回された10月の日本株~ 10月の日経平均は前月末の24120円から急落し、一時21000円を割れる水準まで下落。その後は急落の反動から短期的に反発したものの、結局前月末比2200円安の21920円で取引を終了しました。 これだけの急落を引き起こすのは海外投資家の売りだけですが、これは需給動向から確認できます。本日は10月第4週(22~26日)の投資部門別売買動向が発表されていますが、注目の海外投資家は現物株を3174億円、先物を8650億円売り越し、合計で1兆1824億円売り越しとなっています。10月のそれまでの動向と合わせると、10月だけで合計で3.5兆円を売り越したことにな…

  • 【決算レビュー】~NTTドコモ(9437)が決算を発表

    ~31日 NTTドコモ(9437)が決算発表~ 31日の引け後にNTTドコモ(9437)が18年4-9月期決算を発表しました。内容は可もなく不可もなくという内容です。売上高に相当する営業収益はYoY+4%と増収。営業利益は同+9%となりました。セグメント別では通信事業がYoY+5%増収、非通信事業であるスマートライフ領域がYoY+1%増収でした。 注力分野であるスマートライフ領域の増収が物足りない印象ですが、四半期ではブレがあるので気にすることはないと思います。スマートライフ領域とは、同社が将来的な通信事業の縮小に備えて注力している非通信分野の事業です。具体的にはコンテンツ事業や金融事業などを…

  • 【決算レビュー】~ソニー(6758)が決算を発表

    ~30日 ソニー(6758)が決算発表~ 30日の引け後にソニー(6758)が18年4-9月期決算を発表しました。内容は良かったです。売上高はYoY+6%と前期実績から伸長。営業利益は同+17%となりました。営業利益が2ケタ増益となっており、良好な決算の印象です。 併せて同社は通期業績計画の上方修正を発表。売上高を1,000億円増額し87,000億円(YoY+1.8%)、営業利益を2,000億円増額し、8,700億円(同+18.4%)としました。営業利益に関しては連結子会社化したEMI社(音楽事業)の再評価益+1,100億円が加算されているため実質的には900億円の増額です。しかしそれを除いて…

  • 【決算レビュー】~国内最大の産業機械メーカー、ファナック(6954)の決算発表

    ~29日引け後にファナック(6954)が決算発表~ 29日の引け後にファナック(6954)が18年4-9月期決算を発表しました。内容は悪かったです。受注高はQoQ-14%、売上高はQoQ-11%と前四半期から後退。経常利益は同-17%となりました。受注高、売上高、経常利益の減少が続いており、総じて冴えない決算だったといえるでしょう。 <受注高、売上高、営業利益の推移> ~地域別業績評価~ 同社のような設備投資関連の企業で、最も重要視されるのが受注動向です。貿易摩擦の影響から注目が集まる中国向け受注は、QoQ-46%の220億円となりました。貿易摩擦の影響を含め、1Qからの鈍化が続いています。ア…

  • 【決算レビュー】~国内最大のケミカルメーカー、信越化学工業(4063)が決算を発表

    ~26日引け後に信越化学工業(4063)が好決算を発表~ 26日の引け後に信越化学工業(4063)が18年4-9月期決算を発表しました。内容は良かったです。売上高はYoY+13.9%と前四半期からの好調が持続。営業利益は同+33.9%と大幅増益となりました。また、決算と同時に18年3月期通期業績計画の上方修正を発表。売上高を1.5兆円⇒1.56兆円、営業利益を3600億円⇒3900億円としています。配当の増額も発表し、年間180円⇒200円/株としました。通期業績計画は上期の着地と比較してやや保守的ですが、増配は同社が業績見通しに自信を持っていることを示しており、総じて良好な決算といえるでしょ…

  • 【投資方針】~株式投資家は映画「トランスポーター」シリーズを見るべき

    「トランスポーター」は痛快アクションエンタテインメント ~市場が急落した際に投資家がとるべき行動は?~ 10月の世界的な株価急落を受けて、世界中の投資家やアナリスト、ストラテジストがその原因解明や先行きの分析に全力を注いでいます。また、既に方針を決めて投資アクションを起こした投資家は、固唾を飲んでマーケットの行方を見守っていることでしょう。しかし、金融市場は複雑で見通しを立てることすら難しいということを理解していれば、急落の原因解明や市場分析が、「意味のない行動」だとわかります。 ~そもそも株式市場は急落するものである~ 近年は株式市場が堅調だったために忘れている人が多いですが、そもそも、株式…

  • 【日本株動向】~ハロウィンの魔物が徘徊する株式市場??

    ~海外初の不安を一身に背負う健気な日本株~ 前日の米株反発を受けてどのように反応するか注目が集まった26日の東京市場だが、日経平均は前日比84円安と続落した。昨日の急落は十中八九外国人投資家の先物売りが影響したものだが、今日は寄り付きの反発が限定的だったことを受けて、国内投資家から見切り売りが出た可能性がある。銘柄ごとの騰落率を見ると、これまで堅調な推移の銘柄ほど下げが大きくなっており、含み益を出せる銘柄から現金化して損失の穴埋めをしている様子だ。 このような状況下では業績やバリュエーションに関わらず売らる銘柄が増えるため、本来であれば買い増しを検討したいところ。しかし、日本株はボラティリティ…

  • 【日本株需給動向】~海外投資家の売り越しが株価急落を主導

    ~急落局面に慌てることはない~ 25日の日本株は見事な下げ相場となり、米株市場の急落にキチンと巻き込まれて大幅安となった。今月に入ってから日米株式市場で乱高下が続いていることから、目先は落ち着きどころを探る慎重な見通しが台頭し、買いが手控えられることも考えられよう。一方で個人の資産形成層は、このようなタイミングでこそ積立投資を継続し、粛々と保有株数を増やすことで反発局面におけるリターンを最大化することができる。 ~日本株の騰落は海外投資家の先物が主導~ 25日に東証、大証が10月第3週(15~19日)の投資部門別売買動向を発表した。同じ週の日経平均は前週末比162円安(-0.71%)、TOPI…

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