ロシア大使、クリル諸島の引き渡し問題について、日本政府と協議していないと言明

ロシアの駐日日本大使であるミハイル・ガルージン大使は2月7日、ロシア政府はクリル諸島の引き渡しについて日本政府と交渉を行っていないと発表しています。「ロシアの領土に外国の武装勢力が展開される可能性が取り沙汰されているが、これはまったく根拠のないものである」ということです。「現在求められている課題は、両国の関係の性質を段階的に発展させることにある」。「私の考えでは、両国の関係を発展させるためには、まず何よりも日本が第二次世界大戦のすべての結果を承認する必要がある。これは国連憲章をはじめとして国際法の下で明確に規定されていることである」。同大使は、そのためには何よりも日本が、クリル諸島に対するロシアの主権を承認することが必要であると強調しました。同大使はまた日本とアメリカ合衆国の軍事同盟のために発生する問題に関して...ロシア大使、クリル諸島の引き渡し問題について、日本政府と協議していないと言明

ロシア、アメリカによるベネズエラへの軍事介入は国連憲章違反と警告

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は2月7日、アメリカ合衆国がベネズエラの合法的な政権を打倒するためにベネズエラに軍事的に直接介入する可能性があると認めていることについて、これは国連憲章に正面から違反するものであることを指摘しています。ザハロワ報道官は、国連憲章では国連に加盟するすべての諸国に対して軍事力を行使することを控えるよう求めていることを指摘しました。さらにベネズエラの合法的な政府であるマドゥロ政権を支援しているベネズエラ軍に対して制裁を加えると脅すことは許容できないことであり、野党に協力した人々に対して恩赦を与えると約束することは挑発的なものであると、指摘しています。МИДнапомнилСШАонарушенииуставаООНвслучаевоенноговторжениявВенесуэлу...ロシア、アメリカによるベネズエラへの軍事介入は国連憲章違反と警告

ザギトワ、日本移住の噂を否定

フィギュアスケートのオリンピック・チャンピオンであるアリーナ・ザギトワは最近のインタビューにおいて、日本に移住するつもりはないことを明らかにしています。「数年だけだとしても日本に住むつもりはありません。私の生活はロシアだけと結びついています。私は愛国的なのです」と、ザギトワは語っています。日本で人気が高いのはなぜかという質問に対しては、それに答えられるのは日本人だけだろうと答えていますが、ロシアよりも日本の町の中で、自分がそこにいることにすぐに気づかれてしまうと語っています。「きっと日本ではロシアよりもフィギュアスケートの人気が高いからなのではないでしょうか」。ザギトワはフィギュアスケートの世界選手権における最大のライバルは自分自身だと語っています。「私のライバルは私自身です。大切なのは自分の感情と興奮に打ち勝...ザギトワ、日本移住の噂を否定

ロシア、アメリカ軍の日本へのミサイル配備はINF条約違反と指摘

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は2月5日、タジキスタンのスラブ大学の演説において、アメリカ政府がトマホーク巡航ミサイルを発射することのできるミサイル防衛システムを日本に配備した場合には、中距離核戦力全廃条約（INF）の規定に違反することになると指摘しました。外務大臣は、アメリカがルーマニアに配置しているグローバルなミサイル防衛システムは、MK41システムと同様なものであり、アメリカはポーランドにもこのシステムを配備しようとしていると、次のように指摘しています。「このシステムはトマホークを発射するためにも利用できるものであり、INF条約の規定に直接に違反するものである」。外務大臣はさらにロシア政府が日本政府に対して、このような配備はINF条約に違反するものであることを警告したことを明らかにしています。ラブロフ...ロシア、アメリカ軍の日本へのミサイル配備はINF条約違反と指摘

ロシア、トルコとイランの首脳と会談を計画

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、2月14日にプーチン大統領がイランのロウハニ大統領とソチで会談を開く予定であることを確認しました。「この会談は実際に予定されています。ソチでシリア問題について2月14日に予定されているプーチン大統領、トルコのエルドガン大統領、イランのロウハニ大統領との三者会談と付随して行われる予定です」。トルコ共和国のメヴリュット・チャヴシュオール外務大臣は、シリア問題に関するロシアとトルコとイランのサミット会談がソチで開催されることを、2月の初めに発表されたインタビュー記事で認めていました。情報筋によりますとこのサミット会談では、イドリブにおける安全地帯（デエスカレーションゾーン）の状況の問題と、シリアからのアメリカ軍の撤退の問題が話し合われる予定です。これらの三カ国の首脳は昨年...ロシア、トルコとイランの首脳と会談を計画

ロシア、ベネズエラ問題への内政不干渉を呼びかけ

ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領補佐官は、ロシアはどのような状況であれば、ベネズエラ議会のグアイド議長がベネズエラの暫定大統領と自称している事態を容認することができるかと質問されて、ベネズエラの国民だけが、同国の政治的な危機を自らの力で解決することができると答えています。「ベネズエラ危機を解決することができるのはベネズエラの国民だけです。権力を簒奪しようとする試みを合法化しようとすれば、それはベネズエラの内政に対する直接および間接的な干渉になります。これは決して改善をもたらすことはないでしょう」と同報道官は語っています。ベネズエラでは1月23日から抗議デモが続いています。議会の与党である政府反対派の支援者たちは、マドゥロ大統領の辞任を求めてデモを続けています。23日にベネズエラ議会のグアイド議長は、みずから暫...ロシア、ベネズエラ問題への内政不干渉を呼びかけ

メドヴェージワ、ロシア杯に出場

タス通信が2月4日に伝えたところによりますと、メドベージェワ選手は、ヴェリーキー・ノヴゴロドで開催されるロシアカップ・ファイナルに出場する予定です。19歳になるメドベージェワはこれまでのキャリアにおいて初めて、グランプリ・ファイナルに出場することができませんでした。さらにサランスクで開催されたロシア選手権では第7位になったために、ミンスクで開催された欧州選手権にロシアチームの選手として出場することができませんでした。ロシアカップのファイナルは2月18日から2月22日まで開催される予定であり、日本の埼玉で開催される世界選手権は3月18日から24日まで開かれる予定です。ФигуристкаЕвгенияМедведеваприметучастиевфиналеКубкаРоссииイズベスチア紙2019-02-04...メドヴェージワ、ロシア杯に出場

オーサー・チーム、トゥットベリーゼ・コーチのトレーニング方法を「使い捨て」と批判

カナダの著名なフィギュアスケート・コーチであるブライアン・オーサーさんのチームに所属するサンドラ・ベジックさんは、ロシアのコーチのエテリ・トゥトベリーゼさんによるコーチング方法を批判しています。ベジックさんは、ユーチューブの「スケーティング・レッスン」の番組で、「ある年齢になると、女性のフィギュアスケート選手はスケートの問題に悩むようになるのです。彼らは若く才能のある少女たちなので、これは悲しむべきことです。彼女たちは使い捨てのように扱われていると思えます。しかし少女たちは生き生きとした美しい女性たちで、全力で努力し続けているのです。なぜ彼女たちに、偉大な選手にふさわしい個人的な生き方を認めてあげないのでしょうか。最近ではザギトワが成長に伴う問題に苦しんでいます。彼女の目には安らぎが見えません。このような辛い時...オーサー・チーム、トゥットベリーゼ・コーチのトレーニング方法を「使い捨て」と批判

ぺスコフ補佐官、アメリカのベネズエラへの制裁措置を強く批判

ロシア政府では、ベネズエラに対するアメリカの制裁がルシアにどのような影響を及ぼすかを評価しています。これはロシアのドミトリー・ペスコフ大統領補佐官が1月29日に記者会見で明らかにした内容です。ぺスコフ補佐官は、ロシアは既存の国際法の下で自国の利益を防衛するものであり、そのために利用できるあらゆるメカニズムを活用するつもりであると語っています。同補佐官は、ベネズエラ政府はアメリカの制裁を非合法なものとみなしていることを強調しました。ペスコフ補佐官はジャーナリストの質問に対して「アメリカ合衆国はこの種の制裁をますます利用するようになっており、ロシア政府がこうした制裁にどのような姿勢をとっているかは周知のことだと思う。我々はこの種の制裁は不公正な競争の表れであると考えている」と答えています。同補佐官によると今回のアメ...ぺスコフ補佐官、アメリカのベネズエラへの制裁措置を強く批判

ロシア人の77%以上がクリル諸島の日本への譲渡に反対

大部分のロシア人は、クリル諸島の四島を日本に引き渡すことに反対しています。これはロシア世論調査センターВЦИОМが発表した調査内容です。この調査によりますと「ロシア人の79%は、クリル諸島の南方の島々を日本に返還することが求められていることは知っています。しかし回答者の77%は、これに反対しています」ということです。調査に回答した人々は何よりも、この問題はすでに解決済みであると主張し、29%の人々はこれらの島嶼がロシアの領土であると主張しています。10%の人々は、これらの島々はロシアが征服したのだと語っています。これらの島々を日本に引き渡すことに好意的なのはわずか14%でした。そのうちの半数の人々は、主として平和条約を締結するためにこれらの島々を引き渡すべきだと考えています。調査を作成したВЦИОМでは、クリル...ロシア人の77%以上がクリル諸島の日本への譲渡に反対