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みずきのブログ 夫と死別のアラフィフ https://mizukicks.hatenablog.com

夫は2017年12月に大腸がんで亡くなりました。つまらなくなった人生を楽しくしたいです。

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2018/11/12

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  • 2回目のお盆

    今年もお盆がやってきました。 我が家は7月盆なので、夫は今日空の彼方へ帰って行くことになっています。 昨年は、かなり丁寧に迎え、見送りをしました。 初盆だったので気合が入っていたのかな。亡くなって1年も経っていなかったので。 夫の好物をせっせと作り、供えて、子供たちと夫のことを語り明かしました。 今年は、お迎えの日をすっかり失念しておりました。。。 夫のことを思い出さない日はないというのに、忘れていました。 7月盆は、気がつきにくいという欠点があります。・・・なんて、自分が忘れていただけですけど。 子どもたちも新しい生活に忙しく、思い出さなかったようです。 思い出しても、まだ父親の死を思い出に…

  • もう、絶対にない

    今日、仕事帰りの電車の中から、とある駅のホームで見た光景。 ご高齢の夫婦と思わしき2人。多分、80代。 妻を迎えに来た夫といった雰囲気で、妻が持つ荷物をさりげなく、持ってあげた。 おかえりって言いながら。 当たり前なんだ。 きっとその夫婦には日常。 私にはもう二度とない、戻らない光景だった。 もう、絶対に会えないのだから、 そんな光景の、そっち側になることは、ない。 今日、仕事、最終日でした。

  • 思い出したいけど、思い出したくない

    タイトルの通りです。 毎日、今でも毎日思い出します。 それは、ほんのちょっとしたきっかけです。 食材の買い物に車で出かけて、夫とよく歩いていた道の近くを通りかかった時、ああもっと一緒に歩きながらたわいもない話がしたかったとか、いつだったかな最後の散歩とか。 そんなことの繰り返しで、泣かない日はない感じです。 バーっと涙を流すことはほとんどなくなりましたが、目にうっすら涙が滲む感じは毎日で。 思い出したいんです。夫のことを覚えていたいし、大切な思い出がたくさんあります。 だけど、思い出すたびに、会いたくなるし、もう二度と会えない事実を、わかっているのにその度に突きつけられる感じで、辛いのです。 …

  • 死別者の再婚に関する私なりの考察

    先週、歌舞伎役者の市川海老蔵さんが、芸能リポーターに再婚への意欲を問われ、 「そんな余裕はない」 と答えていた。 こんなシーンを、何度見ただろう。 小林麻央さんが亡くなって、まだ2年だ。 この「まだ」は再婚は早すぎるといった再婚へ向かう時間としてではなく、一般的に考える、身近な人の死を受け入れ消化するまでの期間として、言っている。 2年という年月は、長いようで短い。 皆さんも、過去を振り返った時、そんなに前のことだったっけ?と思うことがあるのではないか。日々を忙しく生きていると、月日はあっという間に過ぎていく。 身近な大切な人との別れは、その体感としての早さ以外に、複雑な感情も絡むので、一概に…

  • 覚悟が足りなさすぎた

    仕事を今月で辞めることが決定していることもあり、先々のことを真剣に考えています。 今の仕事に就く時も、先々のことを真剣に考えた結果だったのですが。。。 結論から先に言ってしまうと、現在趣味の延長線上のようにやっているイベントの仕事を法人化してしまおうかと思っています。 安定はしていないし、今は全くお金にならないことだけど、大切にしていることをメインにして生きていきたいなと。そこに気がついたから。 大切なことなのに、それを脇に繋ぎ止めておいて、片手間でやりながら「一番大事にしています」なんて、ムシが良すぎるし、覚悟が決まってなくてカッコ悪いったらない。 大切なことを大切にして生きていく。 そんな…

  • 自分を大切にしたいもんです

    仕事を辞めると決めて、かなり心が軽くなりました。 今まで(と言ってもたった2ヶ月ほどのことですが)失ったものを取り戻したい気持ちが強いです。 退職したらしたで、今後の収入面での不安はあります。 そこは解決しなくてはならない課題です。年齢的にものんびりはしていられません。 でも、そんな大きな不安と天秤にかけても、失うものの方が大きかった2ヶ月だったと思っています。 一番は、健康。 とにかく拘束時間が長く、仕事内容もストレスフルだったため、まともに自分の時間が取れませんでした。仕事を始める前には、筋トレに燃えていたというのに、その時間と余裕は全くありませんでした。 休日も決まったサイクルではないの…

  • 仕事を辞められそうです

    やっと、私が本気で辞めたいと思っていることを職場の上司に伝えることができ、 どうにか仕事を辞めることができそうです。 辞める理由は、こちらの過去記事をどうぞ。 mizukicks.hatenablog.com ・・・と言っても、まだ多少の引き止め策に遭っており、期日が明確に決まっていないのですが、とりあえず了承された雰囲気です。 明日の出社時に、退職届を提出してきます。 今までで一番辛く、つまらなくて、惨めな仕事でした。 環境と待遇、仕事内容の全てがダメな職場は初めてでした。 唯一良かったのは人間関係ですが、これも可もなく不可もないといった感じで、決して良好だったとは言えません。 4月と5月、…

  • 自然な出会いで聞いて欲しい。聞きたい。

    やっぱり、経験したことじゃないと、分かりっこない。 当たり前のことです。 経験してないことは、想像するしかない。 想像も、それまで経験したことを寄せ集めて考えるわけですから、近い経験をしていないと、理解できるはずもなく。 私の配偶者がすでに死んでしまって、いないことは、職場ではどうしたって内緒にできないので、話すことになります。休日の交代や社会保険に関する時には、話さざるを得ません。 皆大抵、驚きます。気の毒そうな顔をします。 そして「大変でしたね」とか、その手の言葉が出てきます。 その先のことは、あまり根掘り葉掘り聞かれませんが、聞かれることもあり、その時は隠すことなく説明しています。隠す理…

  • 働いて良かったゴールデンウィーク(負け惜しみではなく)

    久しぶりの更新です。 どうにか元気に働いております。辞めるタイミングを伺いつつ・・・ですが。苦笑。 今日は、17回目の月命日でした。ということは、夫がいなくなってから1年5ヶ月経過したということです。 会えなくなって1年5ヶ月かあ・・・そんなに動く夫に会っていないのかと、ぼんやり通勤の電車の中で思ったのです。 巷で10連休と騒がれていたゴールデンウィーク、私はマルッとほぼ仕事でした。間2日くらい休みましたけど、それも用事があったから休みを取ったという状況で、休みを満喫する感じは全くありませんでした。 世間の皆さんが休んでいる時は、自分も休みたい!みんなズルイ! ・・・と、つい思ってしまいそうに…

  • 頑張れることと頑張れないことがある

    新しい職場で働き始めて、一週間が経ちました。 「辞めよう」と、既に決意してしまう事態となってます。 理由は、根底にある企業のブラック気質に加えて、細かいことの積み重ねで不信感が募ったという感じでして、なんとなく離婚と似ているのではないかと思います。離婚したことないけど、きっとこういう感じかな。「これ!」という大きな理由があるわけでもなく、とにかく小さなことの積み重ねて、ある日突然「もう無理かも」って限界がくる。(1週間では早すぎるとお思いかもしれませんが) 根底にあるブラック感は、研修時から感じていました。 「これだけ研修したんだから簡単に辞めないでください。あなたたちにはお金かけたんだから。…

  • 夫のスマホ

    夫のスマホは、充電をして電源を入れれば、まだ稼働します。 死後2ヶ月後に解約はしたのですが、夫関係の連絡先は、夫のスマホが頼りです。 夫と一緒にやってきたとあるイベントへの出演者への連絡も、このスマホを充電して確認してきました。いわば、アドレス帳代わり。 そのスマホを、この冬、年明けから一度も充電しませんでした。 イベントを今はお休みしているので、物理的に必要としなかったこともありますが、心理的には、夫の生きてきた証を目にするのが辛くなってきたという状態です。 スマホには、夫の生前の暮らし、人との交流、足跡が残っています。 去年までは、夫の足跡を追って、見つけて、そこにまだあることを喜び、安心…

  • まだまだ悲しみの波はやってくる

    夫がいなくなって、もうすぐ1年4ヶ月になります。 時薬がそろそろ効いてきたかな?と思っていました。泣くことも少なくなって、夫のことを思い出す時間も、亡くなった当初よりは確実に減っていました。 それなのに、最近また思い出すことが増えてきて、泣くこともあれば、心の中でグッと抑えることができたり・・・そんな感じです。 思い出すのは、夫の最後の頃ばかり。亡くなる二日前から、言っていることがわからなくなった。笑顔はほとんどなくて、何かを訴えかけるけどわからない。亡くなる当日の呼吸の荒さ。最後の瞬間。 最後に立ち会えてよかったとか、一人で逝ったわけじゃなくて安心したとか、人は言います。でも、見なければ、最…

  • 大事なことを失わないために、頑張らない

    明日から4月。新年度ってやつですね。 電車の中や道すがら、新入社員や新入学の人たちを、たくさん見かける季節がやってきました。 若い人だけじゃないのです。中年真っ只中の私も、明日から新しいスタートを切ります。 フルタイムで働くのなんて、何年振りでしょうか。 最初はきっときついと思います。体が慣れるのは、何ヶ月後かな。そもそも、仕事自体しっかりやれるのかな。 不安は尽きません。 酸いも甘いも知り尽くした年齢の私でも不安になるのです。緊張するのです。 若い人が新しい世界へ飛び込む時に、不安になったり緊張したりしないはずがありません。(もちろん、個人差はあるでしょうけど) でも、擦り切れて濁った目をし…

  • 余裕がない時にこそ、プロの出番

    時間に余裕があった昨年は、振り返ればダラダラと過ごしてしまったなあと思うわけですが、それはそれで必要な時間だったと思います。 夫が死んで、子供達の精神状態が不安定になり、私はそこに比重を置かざるを得ず、子供のことを中心に過ごした昨年でした。 今になって、もっといろいろと取り組んでおくべきだった・・・と後悔?反省?みたいな思いもありますが、人生にはそんな時もある。いつも前を向いて進み続けるなんて、できやしないのです。 娘の大学受験が終わり、息子の精神状態もようやく落ち着きを取り戻そうとしている今春、私も新しい仕事を始めたのですが、やっぱり企業に所属して働くというのは、忙しい。いや、拘束時間が無駄…

  • すでにもう老後

    新しい職場には同年代の方が多いので、仕事内容は別として、人間関係は悪くなく、楽しく過ごしています。 子どもも同世代、もしくはちょっと年上が多く、話は合う。と、私は思っています。私は夫を病気で亡くしていますけど、そのことを隠すつもりもなく(いつかはわかっちゃうので)話の流れで伝えています。なので、ほとんどの人が私が未亡人って立場であることを知っています。 皆さん常識人なので、根掘り葉掘り聞いてきたりはしません。大人の環境です。 その後は大抵、皆さんそれぞれの家庭の愚痴に話が進みます。きっと、夫を亡くして大変な思いをしたであろう人の前で、幸せな話はしにくいんだろうなと推察します。あと、実際に愚痴り…

  • LINEが苦手な理由

    実は、LINEが苦手です。 以前はあんまり感じなかったことです。 夫がいて、フツーの、、、あんまり普通って言葉を使った表現が好きじゃなんだけど(普通って一体何?って思っちゃうから)フツーの家庭、普段の毎日を過ごしている頃は、そんなに意識しなかったのですが、 いきなり私の時間に入り込んでくる感覚 これが苦手というか嫌です。 夫がいなくなって、特に感じるようになりました。なんでかなあ。 携帯電話が普及し始めた頃に、いつでもどこでも電話すれば捕まることが嫌だった感覚と同じかな。(若い人にはわからないかもしれないけど) メールでは遅れての返信が許されるけど、LINEだと早めに返さないといけないと思うの…

  • 留まるより、変わってみるか

    夫がいなくなった後、変わること、変えることにほんの少し罪悪感を感じていました。 だけど、そろそろ、変えてもいいんじゃない?という気持ちと、変わらざるを得ないわなと開き直る気持ちが罪悪感を上回るようになってきました。 私が今住むマンションは、3LDK、オーソドックスな間取り。広さは85平米といったところ。子どもと3人で住むにはちょうどいいけれど、将来ひとりになった時に、きっと持て余すであろう広さです。 20年越えの築年数経過したこのマンションに住み続けるか、引っ越しするかをずっと考えてきました。 結論から言うと、住み続けることを選びました。一番大きな理由は、子どもたちのためというところです。この…

  • 夫の存在は大きすぎたのだ

    最近、また「夫がいてくれたらなあ」と思うことが多くなってきました。 仕事を始めて疲れているのかもしれません。勝手なようですが、夫がいたら、ここまでがむしゃらに働く必要なかったのに・・・って気持ちがあるのかな。自分でもよくわからないけど、そんな自分勝手な思いがあるのかもしれません。 これまでは、私の代わりに夫が頑張っていただけで、私が自分の生活を自分の稼ぎでやっていくことが、苦労だなんて言ってはいけないと思うけど。そんな人はゴマンといるわけで。 時間の経過がかえってそう思わせるってこともあるように思います。 夫がいなくなった直後は、とにかく「夫に会えない」ということが悲しく、寂しく、辛かった。彼…

  • おしゃれは自己主張なのか?

    私の新しい職場には、制服があります。ジャケット、ブラウス、チノパン、エプロン、ポロシャツ。 充実のラインナップ。 靴は用意してくれなかったけど、「黒のパンプス」との指定。真っ黒の無地パンプス、冠婚葬祭用しか持ってない。それを使っちゃうと、いざ使う時に傷んでるなと思って、新しく購入しました。冠婚は違うけど、葬祭はある日突然やってくるものですから。 靴下はNG。ストッキング。ストッキングなんて、滅多に履かない。夏は嫌だなあ。 ここまでは、想定内。なんとなくわかっていたことだし、制服があるからありがたいってこともある。自分で「働くための服」を揃えるのって、自分の好きな服を買うための買い物じゃないから…

  • 今年の確定申告物語

    やっと、平成30年分の確定申告の書類を完成させることができました。 明日郵送します。(気分的には送りつけるって言葉がしっくりくるかな) 遅いですよね。 毎年「もっと早く取り掛かっていれば良かった」と思いながら、2月末〜3月頭にバタバタするんです。学習能力ゼロ。白色申告だから油断しちゃうんです。って白色申告のせいにしちゃダメですね。 昨年なんかはもっと酷かった。とある死別経験者さんのブログにも書かれていたのですが、確定申告って、ざっくりいうと、一年前の収益と損失を計算するわけじゃないですか?レシートや領収書を見ていると、昨年の思い出が蘇るんです。 「ああ、この時はこんなだったな〜」って。 昨年は…

  • 私の通う病院の話

    久しぶりの更新です。 ここで書いたことがあったか、忘れちゃったのですが、私は関節リウマチの持病を持っています。今から17年ほど前、夏休みに子供のプールに付き合ってガンガン日焼けしたことが原因だと思っています。色が白い方ではあるものの、日に焼けてもそこまで炎症が起きない肌質だったのと、若さで油断しました。その日焼け後、8月の暑い盛りだというのに、毛布を何枚かけても寒くてたまらない高熱を3日間出し、かかりつけで「夏風邪」と診断されましたが、それが「膠原病の初期によくある原因不明の発熱」だったのではないかと思われます。(関節リウマチは、膠原病の仲間です。) リウマチの症状としては、私の場合、最初は首…

  • 今必要なのは、たくましさ

    新しい仕事の研修が始まっています。良い人たちに囲まれて、順調なスタートを切りました。私、昔から職場の人間関係で嫌な思いをしたことが、ほとんどないんです。恵まれていますよね。 あとは私がちゃんと仕事を覚えて、そして何より、私自身が楽しんで働けるようになること。それが一番大事だと思うのです。仕事とはいえ、全く気が乗らないことは続きません。ていうか、私は今まで自分が働いて楽しい仕事しかしてきませんでした。だから、今回もそうしたい。まだまだそんな余裕はないけれど。 夫がいなくなって1年3ヶ月が経って、夫がいない事の大きさを実感せざるを得ません。夫がいた頃は、稼ぎ頭は夫でした。でも、今は私が稼ぎ頭。自分…

  • 未亡人への抵抗感

    下書きに保存している文章が、そこそこあることに気がつきました。 読み返してみると、ほとんど記憶にない。おそらく、ただ吐き出したくて書いて、満足しちゃった感じかなと。 自分が書いたものだから、過去を振り返る面白さや懐かしさでどうにか読めるけれど、そのまま公開するのは…無理なレベル。そもそも、レベルの高さなんて無縁なブログのなのですが・・・。 つい数ヶ月前に書いたものでさえ、「こんなこと思っていたんだなあ」と思えるので、もっと時が経つと、また違った思いを抱いているのでしょうか。 そこに、穏やかで平穏な日々が待っていることを祈るしかありません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

  • 知恵熱

    土曜の夜から日曜、久しぶりに熱を出して寝込みました。 先週は春から新しく始める仕事の研修で、慣れないことを3日間やり、 歯医者に行き、美容院に行き、イベントのチラシ作りをして、 亡き夫の大学時代の友人の方々がお墓まいりに来てくださるとのことで、私も同行し、その後、お茶しながら夫の思い出を話しました。 特に夫の大学時代のお友達との交流は、私の知らない夫、お友達が知らなかった夫の話ができて、すごく嬉しかった。 夫の学生時代のお友達とお目にかかるのは、結婚式以来。なので、夫のことを、夫がいない状態でお話しするのは、(そんなシチュエーション、なかなかないと思うので当たり前ですが)初めてでした。 夫が友…

  • どうしても再婚させたいらしい

    世の中にはお節介な人がいます。昭和の頃のようなお節介おばさん的な人は少なくなりましたけどね。 「再婚したほうがいいよ!」 とか 「いい人いるんだけど紹介する!」 的なことをズバリ言ってくる人は、現時点では皆無です。 そこまで露骨ではないけれど、じわ〜っと「ああ、この人、私に再婚を勧めているんだな〜」と感じられる程度のお節介を焼く人は、結構な割合で存在します。 その人たちは、決して悪い人じゃない。世間では「姉御肌」という例えで紹介されるタイプの人。頼り甲斐があって、面倒見がいい人。仕事もそこそこできて、情も深い。 そんな人、あなたの周りにも一人や二人いませんか?そんな人が、私にじわじわと 「あな…

  • 頼られるのもつらいよ

    今年、ゲッターズ飯田や石井ゆかりの占いでは、私は人生の中で最も運勢の良い年とのこと。年始に輝かしい一年になると書かれている本を、願いを込めて買ってしまいました。 でも、それをまだ実感できずにいて、それどころか、自分の愚かさ、無力さに落ち込みまくっています。やっぱり、占いは所詮占いでしかないのでしょうか。 元々、頼られると断れなかったり、他人に起こった不幸を自分のことのように受け止め過ぎるきらいがあり、自分の能力以上のことを引き受けてしまう傾向にある性格でした。 若い頃にそれで痛い目にあうことが多く、懲りまくって、最近はそのようなことに直面しても、うまく避けることができていました。 でも、夫がい…

  • 大学受験、疲れました

    なんて後ろ向きな記事タイトル。 娘の大学受験がどうにか終わり、やっとブログをやる気になってきました。 滑り止めの滑り止めにしか受からなかったけど、いいんです。ご縁があったところに決まったと思うことにしましょう。両思いの大学があって、よかったよかった。 今日は入学金と前期の授業料を振り込んできました。合計100万越えです。後期授業料を合わせると、初年度180万くらい。高い。理系の大学、高過ぎ。3歳上の息子は文系なので、初年度は年間合計140万ほどでした。お財布に優しくない理系。でも資格は取れる理系。箸にも棒にもかからない可能性が大きい文系より、結果的にお得なのでしょうか。そもそも、大学って何しに…

  • パート面接とダイエットの結果

    ここから私のブログに来られた方は、こちらから辿ってお読みください。 mizukicks.hatenablog.com 読む気にならなければ、読まないでいいですからね。大したことは書いてないので。 さて、パート面接を受けて、好感触の様な、ただ調子よくかわされただけの様な、微妙な思いだったわけですが、先ほど受けた会社から電話がかかってきて、採用となりました。 昨日あたりから、採用になったらなったで、春からほぼフルタイムで働くことになるんだなあ・・・忙しくなるなあ・・・なんて、一気にどんよりした気分になったりしていました。 採用されるとも限らないのに。 仕事を選べる立場でもないのに。 もう自由気まま…

  • パート面接の行方

    昨日、パートの面接へ行ってきました。 先日「面接受けるぞ〜」と書いたわけですが ↓↓↓ mizukicks.hatenablog.com 面接日は娘の私大受験日でもあり、私の頭の中は、自分のパートより娘の大学状態。前日も持たせる弁当の内容を吟味したり、目覚まし時計をチェックしたり、娘のことに全力投球。全然自分の面接に気持ちが乗らない。緊張すらしない。できれば行きたくない。めんどくさい。申し込まなきゃよかったかな〜。 でも、電話で面接の予約したし、私もう大人だし、約束は守ろう! その気持ちだけで行ってきました。 最近、キチンとした格好をしたのは、夫の一周忌が最後。それ、喪服じゃん。面接に喪服で行…

  • 暇ってことなんだろう

    久しぶりに仕事をしました。春から開始する新たなイベントの件で、都心で打ち合わせ。時間にして小一時間。この程度のことでも、私にとっては新鮮で刺激的でした。 洋服を選び、化粧をする。靴も考えて、カバンの中身も厳選する。今回の仕事にはパソコンも持参したので、削れるものは削る。見た目に機能重視だけのカバンは持たない。軽くて丈夫だけど、私のトキメキに反応するカバン。靴はヒールが厳しくなってきたので、ほとんどがペタンコ靴だけど、それでもトキメキを大事に選んでいる。 洋服は「私らしさ」を第一に。キャラクターって大事だと思っていて、私はカッコイイキャリアウーマン的キャラには不向きなので、ちょっとだけ「カタギじ…

  • 私的、働き方改革

    春から働くために、仕事を探し始めました。 年明けからネットや求人情報誌でパラパラと見てはいましたが、行動に移すまでにはいかない状態でした。ここ数日、歳も歳だし、すぐに決まるとも限らないので、「これならできそう」と思える求人に出会ったら、応募してみようと思い、早速1件応募しました。今週末、面接へ行ってきます。 我が家から電車利用、door to doorで片道20分。顧客対応業務。時給制。(いわゆるパート)履歴書には週4〜5日、1日7時間勤務を希望と書きました。履歴書、めちゃくちゃ久しぶりに書いたわ・・・。街角の証明写真のボックスも、何年ぶり?今は、美肌加工とかあるんですね・・・ビックリ。もちろ…

  • 46歳という現実

    今日と明日、大学入試センター試験です。娘の大学入試の幕開けでもあります。 私大志望の娘は、センターより、その後に続く各私大の一般入試が本番で、センターでは滑り止めの確保が目的です。親が何かしてあげられるわけでもないので、とりあえず近所の氏神さまへお参りに行き、夫の仏壇にも手を合わせて、各方面への挨拶だけは済ませておきました。 子供達が大人の階段を上っている時に、私は確実に中年から老年への階段を上っています。老年には早いか。まだ46歳だし。私より年上の方からしたら、何言ってんだって感じでしょう。 でもですねえ。されど46歳。なんですよ。 私は今ほぼ無職です。夫が生きている時は、夫と一緒にイベント…

  • 子どもの入試を前に

    昨日は久しぶりに泣きました。 きっかけは娘が夜「お父さんに会いたい」と泣き出したことがきっかけでした。 二人で抱き合って泣きました。 最後の入院の時、夫は、看護師を目指す娘のために、「うちの娘に看護師の仕事を見せてやってください」と担当看護師さんに頼んでいました。看護師さんもそれを引き受けてくれて、結果娘はそこでたくさんのことを学んだようでした。父親の身体を通して。夫の体をさすったり拭いたり、トイレの世話をしたり、歯磨きや口の濯がせ方・・・など。看護師としての心得も教わったようでした。 プライドの高い人でしたので、娘にトイレの世話をお願いするなんて、ちょっと考えられなくて大変驚きましたが、父親…

  • なんとなく、書けなくなってきました

    ブログを更新しようという気持ちはあるのです。 年末年始の暇な時よりは忙しくなっていますが、ブログを書く時間がない、なんてことはないんです。 その時に思っていること、感じたことを書こうと思うのですが、途中まで書いては消し、書いては消しを繰り返しています。 おそらく、夫のことを思い出す時間が確実に減りつつあるからだと思います。 夫のことを思い出して泣く時間も確実に減ってきました。 悲しくなくなったわけじゃない。 夫の存在自体を忘れたわけじゃない。 でも、夫のことを思う時間より、ご飯の支度、掃除、お出かけ、子供の塾のお迎え、そんな時間を優先できるようになり、それに集中できるようになりつつあります。 …

  • 筋肉は本当に裏切らないか、お試し

    年末から、amazonで購入したダイエットDVDに励んでいます。 ジリアン・マイケルズの30日間集中ダイエット [DVD] 出版社/メーカー: 日本コロムビア 発売日: 2009/07/29 メディア: DVD 購入: 32人 クリック: 344回 この商品を含むブログ (14件) を見る アメリカでは有名なカリスマダイエットトレーナーである、ジリアン・マイケルズのダイエットDVD。価格は2000円代と良心的。ま、2009年と結構前のものだし。最近、この手のDVDって販売されていないようで、新しめのはほとんどがヨガやピラティス系なんですよね。 ジムにはこれまで3、4回ほど入会経験があるけれど、…

  • 今年初の月命日

    ブログ村へのリンクを付けなくなったら、アクセス数がガクッと下がりました。けど、それでいいなと思ったりしています。私は、自分の気持ちの切り替えのためにブログを利用しているところがあって、ここは完全に自己満足の吐き出し場です。悲しみや辛さを共有できる懐の深さもないし(だからコメントは受け付けてないのです)とにかく自分の気持ちが整理できるよう、書き殴っている状態です。お付き合いいただくことも心苦しく、こんなブログでも読みたいと思ってくださる方がいたら、もちろん嬉しいけど、でも自分からお勧めできる内容でもないので、しばらくはひっそりノーアピールでいきたいと思います。 今年初の月命日がやってきました。 …

  • お金の使いどころ 快適に暮らす

    今日で三が日が終わります。 結局ダラダラして終わったな〜。後悔。もっといろいろやりたいこともあったのに、テレビ見て、ダラダラゴロゴロしてゲームして、たまにダイエットDVDやって、、、ダメ人間状態。正月の静けさの中、取り掛かりたいこともあったはずなのに、ぜーんぜん。 明日から本気だそう。本当にやらなきゃならないことが、たくさんあるんです。 それでも三が日ってことが言い訳になりますね。三が日くらい、何にもしないでぼんやりしていても許される。いいんじゃない、正月だもの。(みつを) 去年はネットで買い物することでストレス発散しているところがあって、無駄な買い物もいっぱいしました。特に洋服。洋服はね、ネ…

  • 悲しみを比較しない

    明けましておめでとうございます。 夫がいなくなって2度目の年越しでした。去年よりは例年通りの年越しスタイルで、違ったのは夫がいないことだけ。その違いがとっても重くて大きいのですが。 それでも初詣に行き、おせちもお雑煮も食べて、お酒も飲んで、テレビも見て、今朝は朝風呂にも入りました。お酒は本当に飲めなくなってきて、大晦日と元日で白ワインをボトル半分程度。夫の闘病中にお酒を絶った影響でしょう。ま、年齢を考えると、酒飲んで馬鹿騒ぎする機会は確実に減っているし、嗜む程度でいいじゃないと思えます。酒代もかからないし、二日酔いで翌日を棒に振ることもないし。 新しい年を迎えても、何かが急激に変わることはない…

  • 暮らしを整える年末

    年末を、年末らしく忙しく過ごしています。 夫の病気が発覚してからの年末年始、落ち着いて過ごしたことはなかったなあと振り返ると思います。 3年前は、夫の病気発覚直後で、夫は入院のベットで年末年始を過ごしました。子供も受験だったし、正直年末年始どころではありませんでした。 2年前は、夫の病状は良くはなかったものの、まだ元気だったので、初詣にも行きましたし、夫の好物を用意して、少しお酒も飲むことができました。何事もない、普通の穏やかなお正月を過ごしているようで、でも心の中には「来年もこうして普通のお正月を迎えることができるだろうか」という一抹の不安があり、どうしたって、それまでのお正月とは違っていま…

  • ガンと診断された人にかける言葉

    夫は横行結腸癌のステージ4(肺転移)発覚から、2年生きました。2年しか生きられなかったと私は思っていますし、もっと生きていて欲しかった。 でも、痛みに苦しんでいるあの姿を思い出すと、とてももっと頑張ってとは言えなかったし、あの痛みから解放されたのなら、仕方ないとも思えます。いや、思えないけど、思うことができるようになったというか。 最近ガンと診断された人や、今ガンと闘っている人たちには、解放された方がいいなんて思いません。今の医療ではステージ4発覚後、元気に長く生きていらっしゃる方もたくさんいます。いきなりの完治は難しくとも、ガンに大人しくなってもらって、少しずつ去っていってもらえるように、そ…

  • 新しい記憶

    クリスマスが終わりました。 記念日反応ってやつは、クリスマスにはあんまりなかったと思う。世間一般でも認知されている大きなイベントより、たまたまぶつかる出来事やものの方がショックがでかい。大きなイベントは、前もってくることがわかっているから身構えているけど、いきなり出会う出来事やものは、避けようがない。 例えば、帰宅時の夕焼けを見て、夫がガン発覚後に始めたウォーキングに付き合って一緒に歩いた時の夕焼けを思い出すとか。こういうの、想像以上にキツい。 あえてぶつかっていかねばならないこともあるわけで、私の場合、夫が取り組んでいた仕事であり、かつ、私も今後進めていく仕事に絡むから、どうしても行かねばな…

  • 夫のいない未来を生きている自分が想像つかない

    一周忌後、動けなくなっていた私ですが、やっとここ数日、体が動くようになってきました。 きっかけと言える確かな出来事はありませんでしたが、いろんな方が夫のお墓参りに行ってくださったり、意外な方からクリスマスカードが届いたり、それぞれの暮らしの中で夫を思い出し、そして私たち家族のことを思ってくださる。その気持ちが、私の心に温かく届いたからでしょうか。 結局助けてくれるのは、人。傷つけるのも、人なんだけども。 やる気が起きない、生き続ける気力がわかないのは、夫が死んでしまったという事実を受け入れることが辛く悲しく、そこから立ち上がれないということもありますが、何となく私の中で「人生の後半戦」を迎えた…

  • 言ってはいけない言葉

    一周忌を超えて、「燃え尽き症候群」的症状に悩まされていました。 mizukicks.hatenablog.com そんなに多忙だったわけじゃないのですが、秋から娘の調子がまた良くないことや、夫と一緒に取り組んできた仕事が一段落したことも気が抜けたことに拍車をかけたのかもしれないと思い、夫の死別へ再度ゆっくり向き合うつもりで、本を新たに2冊購入しました。 家族を亡くしたあなたに―死別の悲しみを癒すアドバイスブック (ちくま文庫) 作者: キャサリン・M.サンダーズ,Catherine M. Sanders,白根美保子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2012/09/01 メディア: 文庫…

  • 燃え尽き症候群なのか?!

    一周忌、命日を超えたら、超えるまでなんとか、と思っていたら、それ以降、なんに対してもヤル気というか、気力が戻ってこないままで困っています。 やれてるのはブログだけ。苦笑。クリスマスのことも全く手付かず。正月の準備なんて、もう全くどころか、頭の片隅にもない感じ。年賀状は結局、印刷業者に丸投げしちゃいました。計画では、今月頭の一周忌が終わったら、イラストレーターを使って年賀状作るはずだったんですけど、それどころかイラストレーターを立ち上げることすら、まともにできてない〜。(昨日立ち上げて、チラシ作ろうとしたものの、イラついて挫折・・・。) 大掃除だってもう終盤を迎えているはずでした。それどころか、…

  • 心が急いて、忙しい

    夫が生きていた頃の記憶につながるものが苦手になって、好きだったものから距離を置くようになっています。 音楽、映画、テレビ・・・などなど。 夫は仕事の関係で、テレビをよくチェックしていましたが、あまり仕事に関係ないものも見ていました。特に、ドラマは直接仕事に関係なかったので、完全に「好きで」見ていたんだろうと思います。 夫がなくなる前に好きだったのは、「逃げ恥」「三匹のおっさん」「小さな巨人」「カルテット」「過保護のカホコ」「ひよっこ」。大河ドラマは毎年見ていたけど、死んだ年の「おんな城主直虎」は最後まで見ることは叶いませんでした。朝ドラはも結構毎回楽しみに見ていて、「ひよっこ」にはかなりハマり…

  • 人生は長さでは語れない

    夫が死ぬ前に手がけた仕事が本日、販売になりました。 夫の関わった仕事で新しく何かが起こるのは、これが最後かな。 一年以上前に亡くなったのに、まだ彼の生きている時の足跡が残っていくことが嬉しく、生きていればもっともっとやれることがあったのに・・・と、またそんな感情がむくむくと湧き上がってきます。 どんな分野でも「石の上に三年」そのくらいの辛抱は必要でしょう。昭和の根性論を振りかざすわけじゃないですが、何でもある程度のレベルに達成しようと思えば、継続は力なり、ってことはあります。 夫の仕事の分野も例に漏れずそうでした。それも伝統芸能の分野ですから、三年ではたいしたことはできないかな。10年で多少仕…

  • 正しい行為が良いとは限らない難しさ

    一周忌前より一周忌が過ぎてからの方が忙しいって変だなと思うのですが、そんな日々です。なんでこんなに落ち着かないのかな〜。もう少しゆったりのんびり、夫のことを偲びたい・・・。 なんでそんなにバタバタしているのかっていうと、いろいろな方が、様々な形で夫の一周忌に対してのお気持ちを私に伝えにいらっしゃるから。です。 私に対面する人にしてみれば、その方にとっては一周忌の行為はその時だけです。 でも私にしてみれば、たくさんの方々の一周忌への気持ちに、その度にお付き合いして、その度に同じ話を繰り返す。めんどくささマックスです。 でもって、そういう人に限って、夫とはそんなに知り合いじゃなく、私とも微妙・・・…

  • お墓の存在意義

    昨日は近所のママ友との忘年会でした。 自分で作ったつまみじゃないものを食べられる喜び、片付ける必要ない、子供達が目の前にいない、夫の面倒は見なくていい。そういう開放感。 それを楽しみに出かけていた時期は遥か昔。子供は大きくなり、夫は死んでしまった今となっては、友達とのおしゃべりという、当たり前ですが、それが一番の楽しみで出かけるようになりました。 正直、お酒は嫌いじゃないけど、そんなに飲まなくてもよくなりました。健康第一。 昨日の忘年会のメンバーは、夫とも交流があり、仲良くしてくれていた人達。自然と、夫の話や一周忌のまつわる話も出てきます。 特に今回話題となったのは、「墓」のことでした。 おお…

  • 悲しみを抱えながら、それでも生きていく

    しばらく毎日のように更新していましたが、そんなに書きたいことがあるわけでもなく、これからは更新頻度を下げながら、細々と続けていこうと思います。 一周忌が過ぎ、私の気持ちも以前よりは落ち着いたこともありますが、様々な方の死別ブログを拝読して、 「いなくなった人に、振り回されすぎてはいけない」 と思ったことも大きいです。死別を経験された方が書かれたブログに救われた人間が、確実にひとり、ここにいます。本当にありがとうございます。 あと、信頼する仕事関係の方に「一年経ったわけだけど、みずきさんのこれからの人生の展望は?」と聞かれたことも大きいです。「自分の楽しみや希望や目標を、そろそろ持ってもいいと思…

  • なぜ、そこのお墓にしたの?

    過去にお墓のことを書きました。 mizukicks.hatenablog.com お墓選びの決め手は「価格と距離と管理体制」と書かせていただきました。 そうです。お墓にはそれぞれの価格設定があり、お参りされる方々の事情もある。管理体制の良さは、長い長いお墓の維持にとって重要なポイントです。そんなことを長々と書きました。 それは表面的な理由。 実は、他の角度からの決め手が存在します。 それは、「勘」です。 ガクッとしました?そんなこと・・・って思われるかもしれませんが、聞いてください。 大きな買い物、例えば、住宅、車など、その手のものを買う時に、「これは何となくやめておこう」とか「見た瞬間にこれ…

  • 葬儀の効能

    一周忌が過ぎてからというもの、やる気が全く出ず、もう今年もあと僅かだというのに、大掃除どころか日頃の掃除すらままならない日々を送っています。 流石にもう少し綺麗な部屋にして、年越したい・・・。 この前、年内最後の仕事が終わりました、なんて文章を書きましたが、その時点でなんとひとつ仕事を忘れていて(ひどい話)昨日が本当の年内最後の仕事日でした。 言い訳すると、その仕事は私が仲介という立場だったので(不動産屋さんみたいだな)自分の責任においてやる仕事ではなく、当日立ち会えば良いというレベルの仕事だったということで・・・。とにかく無事に終わって安心しました。 一周忌法要、命日と、そのことに気を取られ…

  • 捨てすぎちゃった

    最近たくさんの方が、このブログに訪問いただいているようです。 ほんとんどの方が、死別体験の方々なのでしょうか。そうじゃない方が読んでいただいていることも、存じ上げております。ありがとうございます。 私は今は、心に余裕がないので、ほとんど他の方のブログは読むことができません。 でも、死別を経験された方のブログには、たまにお邪魔しています。 同じ境遇の方の話は、勇気付けられたり、励まされたり、涙したり。それはそれは、「よくぞブログをやってくださった!感謝!」という気持ちです。 死別の先輩、その中でもご主人を亡くされた40〜50代の方のブログは、励まされ方がケタ違いです。今日も、そういう方のブログを…

  • 納骨はお早めに

    ふざけたタイトルに見えるでしょうが、本当にそう思った経験者です。 私たち夫婦は、どちらも地方出身の東京在住。夫側の先祖代々之墓は、夫の実家近くにあります。 その墓には「もう満員御礼で入れません」と言われていた夫。てことは、私も入れないってことね・・・(まさか、私は実家の墓に失礼しますってわけにもいかないでしょうし^^;) あと、あんまり遠いところに墓があっても、お参りに行けないしなあという気持ちもあり、今の住まいの近くに新しい墓を購入することにしました。 そのことは夫が亡くなった直後に、ぼんやりと決めていたことでしたが、いざ墓探しとなると腰が重くて・・・。結局本腰を入れ探し始めたのは、夫が亡く…

  • 言葉は大事

    昨日、年内最後の仕事が終了。っていうと、早い店じまいで楽そうに聞こえるかもしれませんが、表向きに終了ってだけで、裏ではいろいろやることがあります。 どの仕事でもそうだと思いますが、「見えている部分」より「見えていない部分」が大切ですし、わざわざ「見えていない部分のこと」を伝える必要もないとは思うのですが、今は「見えていない部分を推し量る」ことがあまりなく、アピールしたもん勝ち的な空気を感じます。「言ってくれなくちゃわからない」ってことはもちろんありますが、「これ、知る必要ある?」ってこともあるわけで。その匙加減が難しいなと思う今日この頃です。 人に何かを伝えるときに私たちが使うのは「言葉」です…

  • 立ち直っていると思われたいのに

    昨日は日中、前の職場の方に誘っていただいて、ランチ(お疲れ様会)に行ってきました。 とっても美味しいイタリアン、楽しいおしゃべり、ご馳走にまでなっちゃって、本当に嬉しかったし、ありがたかったし、こう言う時間を過ごしながら一歩ずつ、日常を取り戻していくんだろうなって思うのですが。 その帰り、自宅に向かう道すがら、早々に暮れようとする空を見ていたら、やっぱり涙が出てくるんですよね。 「どんなに楽しい時間を過ごしても、夫はいない」って、その楽しかった時間と、夫がいない事実は全く関係ないのに、なぜか楽しい時間を過ごした後ほど、気持ちの落ち込みが激しくなるんです。 そのランチを食べている間のおしゃべりに…

  • 一年が過ぎても

    今朝は冷たい雨です。しかも数日前からかぜっぽくて、喉が痛みます。寒暖の差が激しいと、体調がおかしくなりますね。こういう天候は勘弁願いたいところです。 お昼には会食の予定ですが、出かけたくないなあ〜。 命日から一日経ちました。でも何も変わりません。当たり前だけど。 気持ち的にスッキリするとか、そんなちょっとした良い変化でもあれば、命日を迎え、越える意味を実感できるんですけどね。 昨夜は、夫が亡くなったその日の夜を思い出してしまって、辛かったです。 夫が亡くなって、病院を出たのは日付が変わる頃。看護師さんが身体を綺麗に拭いてくれて、着替えさせてくれた。葬儀をお願いした会社の人が、夫をウチまで運んで…

  • 命日

    意識しないで暮らそうと思っていたけれど、やっぱりそうはいかない。 あれは、昨年のこの日の夜の入口だった。 思い出すのは、良い思い出でと頑張ってみるけれど、 最後の入院が最後の記憶だから、どうしたって。 せめてパーッと晴れてくれたら、爽やかになれるのに、 どんより曇っていて、朝カーテンを開けた時に悲しかった。 今少し、雲の切れ間から陽が差し込んできたから、明るくなるのかな。 参加してみました↓ にほんブログ村

  • 命日前日に前向きなことを考える

    明日が命日です。 とうとうきました、この日が。 一周忌の法要は日曜日に済ませ、対外的なことで大きなイベントはしばらくありません。ちょっとした解放感を味わっています。もう少し良いことで解放感を味わいたかったけどなー。 明日の命日は、フツーに過ごす予定です。夜だけは子どもたちと夫を偲びますが、昼間は仕事がらみでご招待いただいた会へ行ってきます。 とりあえず、命日まで突き進んでいこうと決めたのが夏の終わりの頃。その前までは、命日のことなんて想像もできなかった。でも「命日まではなんとか!」と目標を定めたら、ちょっと気持ちが前向きになれたんです。幾つになっても目指すものがあるというのは良いことだと気がつ…

  • 一周忌にお引越し

    昨日、一周忌法要が終わりました。 お墓を購入した霊園に立派なホールや会食の部屋があったので、そこで行いました。多少お金がかかっても、全部霊園で手配してくださるので、面倒がありません。田舎を離れて暮らす私たちのような夫婦は、檀家になっている寺もありませんし、先祖代々の墓も遠方ですので、全てに用意が必要です。夫は生前、「お骨は海にでも撒いて、お墓にお金をかけないようにしたいなー。」なんて言っていましたけど、いざ亡くなると、親戚への建前、お墓参りにとおっしゃってくださる方々、そして私たち家族にも夫に会える場というものが必要な気がして、結局フツーにお墓を購入しました。これも早すぎる死の弊害の一つでしょ…

  • 経験しないとわからないこと

    昨晩は、夫が生前お世話になっていた師匠の会へ伺いました。私なんて、何のお役にも立てないのですが、夫がいなくなった今も気にかけてくださいます。周りの人たちには、「ご主人の人徳ね」と言われますが、そんなにいい奴だったか〜?と思う自分もいて、私の性格の悪さもなかなかのもんだと思う、今日この頃です。 有名人逝去のニュースでは、色々と考えさせられます。昨日、赤木春恵さんが亡くなったとのこと。今朝、娘さんが記者の質問に答えていましたが、身内が亡くなった直後に大変なことだと思います。 その娘さんが、 「幼い頃は、自分の母親が他の人たちから「お母さん」とか「ママ」とか言われるのがちょっと嫌だったけど、歳を重ね…

  • 夫との暮らしを振り返ってみる

    毎日、日記のようにブログが書けるといいのかなと思いながら、今は時間があるからそう思うだけで、忙しくなったらきっとそうもいかないのでしょう。 元々、三日坊主タイプで、様々なことが続かない人生を送ってきました。現時点で一番続いたのが「結婚」だったのではないかと思います。結果的に強制終了となってしまいましたけど。他に強制終了となった例としては、「仕事」もそうでした。かつては音響効果の仕事をしていましたが、子供が産まれたら、深夜に出かけたり徹夜したりできなくなったので辞めざるを得なくなりました。今ほど、女性が子育てしながら働くことに寛容じゃなかった時代の話です。 強制終了となった結婚。これから私が何年…

  • 本当に、お気持ちだけで。

    コラムニストの勝谷誠彦さんが亡くなったそうです。夫と同い年なので、とても他人事とは思えません。ご家族や周りの人は、今頃大変だろうなあ・・・とかね。こちらがテレビ画面を通して勝手に知っているだけの人なのに、気持ちが寄り添ってしまいます。身近な人の死別を体験すると、そうなりますよね。これ、私だけじゃないと思うんだけど、どうでしょう? 今朝、ブログを開いて驚きました。読者がいきなり増えていたので・・・ありがとうございます。でも、基本、暗いですよ?大丈夫かなあ。あんまり気持ちが前向きになる内容じゃないと思います。今から謝っておきます。すみません。 今週末に一周忌なので、明後日あたりに、親族が地方から集…

  • 最後の3日間

    前にも書いたけど、夫の命日は12月5日です。 12月2日までは、普通に話もできました。でも、12月3日朝に病院へ行ったら、全く話ができない、というか、夫が何を言っているのかさっぱりわからなくなってしまったのです。そのまま、ちゃんと話ができないまま、12月5日に旅立っていきました。 12月2日、もっと話をしておけばよかったと、それが今の私の一番の後悔です。もし、タイムマシンが存在して、一回だけ使わせてくれるってなったら、間違いなくこの日に戻ると思う。この日に戻れるなら、なんでもする。つもり。 「ロウソクが消える前、最後にパッと明るく燃える」と聞きます。「灯滅せんとして光を増す」ということわざもあ…

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