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2018/11/11

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  • シンプルシモン【アスペのスカルスガルド、生きやすい道を探す】

    シンプル・シモンを鑑賞しました。 スウェーデンの映画で、原題はI rymden finns inga känslor、スウェーデン語で宇宙には感情がないという意味だそう。 スカルスガルドがITに出たあたりで気になっていたのですが見られる手段がなかなか見つけられず、ずいぶん時間が経ってからの鑑賞となりました。 192cmもある彼がこの役をやるとなかなかの迫力ですね。元々スウェーデン出身だったとは知りませんでした。 いつからか日本でもアスペルガー症候群という言葉は(曲解されている気がしますが)広がり、言葉自体は聞いたことがある方が多いと思います。 人付き合いが苦手とかいう次元には収まらない神経質さ…

  • FreeGuy【意志を持ったモブキャラ頑張る!】

    FREE GUYを鑑賞しました。 バトルゲームのモブキャラがふと自我に目覚めたら?です。 PUBGやフォートナイトのようなオンラインゲームでNPCとして日々同じ行動をしていた主人公GUYがある日を境に意志を持ってゲームに参加してしまいます。 なんだか、マトリックスと、レディプレイヤーワンと、ロックマンと、トゥルーマンショーと、いろいろなエッセンスがミックスされたような超楽しい映画です。 ここが好き プレイヤーとの対比で、日々同じ行動、プログラムされた行動をしているNPCたちは現代社会で特に目的を持たずに生きている人々と重なります。 その中で意志を持って敷かれたレールから外れていくGUYは他のN…

  • SPIDER-MAN: NO WAY HOME Official tralair【もはやファンメイドの新生スパイダーバース】

    SPIDER-MAN: NO WAY HOMEのトレーラーが公開されました。 詳しい内容の分析はいろんな方がしているので、感動だけ綴っておきたいと思います。 スパイダーマンと言えば大きくトビーマグアイヤ版、アンドリューガーフィールド版、そしてトムホランド-MCU版と分けられます。 厳密にはこの3パターンは「かっこよくCG化が可能になった後」の分類ですが、一般的な認識としてスパイダーマンは上記3分類かと思います。 2002 Spider-Man [グリーンゴブリン] 2004 Spider-Man 2[ドックオク] 2007 Spider-Man 3[サンドマン、ヴェノム、ニューゴブリン] 20…

  • Cellular

    Cellularを鑑賞しました。 最新の携帯電話をテーマにした作品です。 最新といっても2004年公開当時の最新ですが。 写真やビデオを撮影できる最新機種を手に入れたまだ若かりしクリスエヴァンス(お調子者) そのケータイに知らない女性から電話がかかってきます。 それはなんと誘拐され軟禁された女性で・・・ ここが好き 誘拐犯として配役されたジェイソンステイサム。 あまりこういった端役で出てくるイメージがなかったので、しかもクリスエヴァンスとの共演という物珍しさもあってレア。 もちろんそれだけでなく、おそらく当時のあるあるなのか、電波が混線したり、充電器がどうとか、ケータイにまつわるあるあるで時代…

  • THE LOSERS【マッチョたちの仕返し奔走劇】

    THE LOSERSを鑑賞しました。 「Chris Evance Elevator」で検索するとキャプテン・アメリカを凌いでトップにヒットする映画です。 主人公チームは暗殺されるのですが失敗に終わり、主犯格に仕返しすべくあれこれ策を練ります。 クリスエヴァンス、イドリスエルバを筆頭にマッチョをふんだんにあしらった映画です。 ここが好き クリスエヴァンスがヒューマントーチばりのお調子者として活躍しているのと、テンポの良さ! 難しいことは抜きにコメディとアクションで攻めてくるので何も考えずに明るい気持ちになります。こう言う映画は大好物です。 クリス演じるジェンセンの軍人なのにインテリでお調子者とい…

  • Ford v Ferrari【大衆車メーカー対スポーツカーメーカー】

    FORD v FERRARIを鑑賞しました。 フランスの24時間耐久自動車レース<ル・マン>の66年大会にまつわる当時の自動車メーカーの戦いを描いた作品です。 大量ライン製造で名を馳せたフォード、日本でも知らない人は少ないと思います。 私は昔マスタングという車が大好きで、Fordといえばマスタング、というレベルで名前を知っていました。 フェラーリといえばもっと有名ですよね。赤くて平べったくて速くて(うるさい)車です。 フォードはどちらかというと当時は大量生産で安価な大衆車というイメージが強かったようで、次期戦略としてル・マンで優勝しまくってるフェラーリのブランドを買収しようとして、 色々あって…

  • Solace【レクター博士の能力バトル】

    Solaceを鑑賞しました。 アンソニー・ホプキンス主演の事件解決超能力ストーリー。 まったく映画の概要を知らずに見始めたので、途中まで本当にハンニバルのスピンオフかと思っていました。導入がそんな感じ。 実際は未来や過去が見える能力者であるアンソニーが事件を解決していくスリラーでした。 ここが好き 特に凝ってるポイントがあるわけではないのですが、未来や過去が見える王道の能力で、 連続殺人鬼を追い込んでいき、クライマックスにつなげていきます。 途中レクター博士をオマージュしたようなシーンもあって、全体的にじっとりした感じでストーリーが進みます。 ダンディな警部とアビーコーニッシュ演じる女性警官も…

  • A Bluebird in My Heart【屈強オヂと思春期テチのとある日々】

    A Bluebird in My Heart(邦題:復讐者のメロディ)を鑑賞しました。 ベルギー/フランスで撮られた映画らしく、知らない俳優たちが暗い物語を演じてました。 Lola Le Lannという女優を初めて見ましたが、不思議な魅力を放つ方で、見入ってしまいました。 見方によってはかなり幼くも見えるし、でも実年齢は結構行ってて、観賞後調べていて不思議な気持ちになりました。 屈強な男と一緒にいるストーリーというのもあってか、最近見たファブルの平手友梨奈を思い出させました。 ここが好き 淡々としていて、何か大きな目的やゴールに向かってストーリーが進むわけでも無いのですが、 受刑者である主人公…

  • Black Widow【ナターシャの家族事情】

    ブラックウィドウを鑑賞しました。 Disney+プレミアアクセスで自宅鑑賞。 本編には関係ないのですが、新作公開映画を自宅で鑑賞するのは初めてで、 ゆっくり見られる環境を整えるのに時間がかかりました。 アイアンマン2から登場したロマノフ、彼女の生い立ちを魅せる作品です。 ここが好き あくまでMCUの潮流を継ぐ演出とユニバースへの愛を感じました。 単体でのクオリティという面で言うと、ストーリーにそこまで深みは無い気もしますが、 ゴールデンエイジを彩ったロマノフのスピンオフは必要な作品だったと思います。 今まで他の作品でもバックボーンは示唆されていましたが、 これにて完全公開。 必見です。

  • 1917【情報伝達で味方を救う】

    1917を鑑賞しました。 公開当時ワンカットの映像で話題になりました。 第一次世界大戦中のドイツーイギリス戦線のお話で、 スナイパーとか前線の兵士ではなく、「攻撃中止!」を伝達するために奔走する兵士が主人公です。 ここが好き 全編にわたって<まるでワンカットで撮影している>ように見える映像編集がされていて、登場人物たちの時間感覚をそのまま体感できます。 全編ワンカットという謳い文句に当時賛否がありましたが、実際見てみると体感時間は確かにワンカット風ならでは。十分その手法の恩恵を受けています。 変に回想シーン等が入らないことで現場で見えているものだけを情報としてインプットしていくことしかできず、…

  • ザ・ファブル 殺さない殺し屋【殺さない殺し屋はもはやヒーロー】

    ザ・ファブル 殺さない殺し屋を鑑賞しました。 岡田准一主演で2019年に映像化されたヤングマガジン作品の実写映画2作目です。 1作目に続きアクションシーンがトムクルーズ顔負けで、かなり見応えがありました。 今回もアクションに磨きがかかり、画力がハンパないのですが、 戦う背景に平手友梨奈演じる今作ヒロインの存在、事件があり、ヴィランは堤真一という気合の入りよう。 まるでアクション過多の容疑者Xの献身を見ているようでした。 前作には無かったドラマ性を強化したことによって映画としての深みも増しました。 ここが好き 豪華俳優陣とドラマ性もいいけど、やっぱりアクションがすごい! でも、今回MVPは安藤政…

  • Godzilla vs Kong【日本とアメリカの夢をハリウッドが叶えてくれた】

    GODZILLA VS KONGを鑑賞しました。 2014年のGODZILLAから始まるモンスターバースの4作目で、 ゴジラ、キングコング、ゴジラvsキングギドラと続いてきたストーリーのパンチラインになる作品です。 それぞれの作品で双方の存在を匂わせ、ついに直接対決となりました。 1962年にも東宝によって映像化されていますが、今回はワーナーとレジェンダリーが本気で実現した夢のようなクオリティの映画です。 今作だけでも楽しめますが、細かい設定はそれぞれの作品で描かれているので、手っ取り早くバトルから始められるのがモンスターバースとして作品を作ってきた一番のメリットかと。 ここが好き もちろん、…

  • Good Will Hunting【孤児で天才】

    Good Will Huntingを鑑賞しました。 マッドデイモン脚本・主演の作品で、彼自身は公開当初無名だったため話題に登りました。 類稀なる頭脳を持った孤児とそれぞれに悩みや問題を持つ周辺人物たちの物語です。 素行の悪い彼ですが、とある大学教授に頭脳を見染められます。 大学教授でも解けない数学の問題を最も容易く解く彼、 大学に通うことに意義を見出す学生たち、努力をしても素行の悪い彼に敵わない学生たち、 更生させようとする心理カウンセラーたち。 ここが好き 持つものと持たざる者、やりたいこととやるべきこと。 ありきたりなテーマですが、丁寧に描かれていて、ちゃんとそれぞれのキャラクターに感情移…

  • Fight Club【男と男の夢の殴り合い】

    Fight Clubを鑑賞しました。 1999年公開、古い映画ですがパンチの効いた作品でした。 インクレディブルハルクで見た顔、エドワード・ノートンが主演、 この場合ブラピは助演でしょうか。 落ちぶれた男ふたりの喧嘩から始まった「ファイトクラブ」と呼ばれる「同意の上で殴り合うクラブ」を中心に物語は展開します。 ここが好き 何が何だか分からないまま進むお話、しかし主人公の原動力のようなものは感じる。 途中で結末を予想させる伏線がいくつかあり、クライマックスにつながる。 1999年にもこんなに抑圧された人種がいたのだなあと思いました。 仕事に疲れ、人生に意味を見出せず、何らかのきっかけでタガが外れ…

  • Green Book【男ふたりの吊り橋ロードムービー】

    Green Bookを鑑賞しました。 まだ人種差別が色濃く残る1962年、黒人ピアニストが特に差別の強い地域でツアーを回る。 その用心棒を任された乱暴男とのロードムービーでした。 事実に基づいたストーリーで、当時の黒人への差別がダイレクトに感じられます。 その中で、演奏されるピアノの美しさや街並みの美しさが際立ちます。 ここが好き 不器用な用心棒の心の変化が本筋です。 自ら逆境に飛び込む黒人ピアニスト、恵まれた人種として生まれた用心棒。 日本は島国で、まだまだ外来人種が少ないため、あまりピンと来ないかも知れません。 しかし、世界ではこのレベルの人種差別がのうのうと起こっていて、実は我々も差別さ…

  • Google Pixel3

    Pixel3は2018年、日本に初上陸したGoogle謹製スマートフォンです。 私が購入したのは2018年の暮れで、それまではiPhoneしか所有したことがありませんでした。 私が初めてスマートフォンを手にしたのはiPhone4が登場した時で、iPod touchを愛用していたがかなり感動したものです。 iPodから始まり10年ほどiOSデバイスを利用し続けていた私にとって遅すぎるAndroidデビューは恐る恐るでした。 そのころのiPhoneはというと、XSが出てしばらくしてXS MAXとXRが出たころでした。 特に、私がPixel3を買う英断をできた要因として会社からiPhoneXを支給さ…

  • 2012

    2012を鑑賞しました。 2012年12月21日にマヤ文明の暦が終わる、というのが世界の終わりと噂されていた時の話ですね。 シナリオアウトラインは「2012年に本当に世界が終わる」です。 2012年のマヤ暦終わる問題は言われてみたらあったなあというくらいには覚えています。 実際にはなにも起きませんでしたが、一世を風靡していたのは確かですね。 本作では実際にマヤ暦の終わりに合わせて色々あって人類が危機に陥ります。 地殻変動が起きて陸がなくなるので選ばれし人類をノアの方舟に乗せなきゃなあ、みたいな流れです。 ここが気になる 2012年問題を映画にしてみたってだけで、やってることは既存の映画でやり尽…

  • 映画の評価に関して

    こんにちは。 私は映画鑑賞が好きで、Amazon Primeに登録したのをきっかけに暇さえあれば映画をだだ見する人間になってしまいました。 しかし、そんな風に映画を消化することに違和感を覚え、一つ一つの感想をブログに残すことにしました。 なんとなく映画鑑賞にメリハリが尽くし、人に作品を紹介できる程度には内容が整理されます。 それに付随して星の数で映画を評価していますが、これはかなり私的なものです。 私的なものですが、明確に基準を設けてあります。 ★★★★★文句なしで人におすすめできる。もう一度見たい!と思える。号泣した作品はここ。 ★★★★☆楽しく見られる。人と一緒に観たりするのに良い。 ★★…

  • Captain America: The First Avenger

    キャプテンアメリカを鑑賞しました。 今更というか、何度も見ている作品を今更。 クリスエヴァンス主演で、MCU作品の要となるキャプテンアメリカ:スティーブロジャースのストーリーです。 シナリオアウトラインは「いい人、最強ソルジャーになる」です。 舞台は第二次大戦中。 スティーブロジャースは虚弱な身体の青年で、それでも国のために戦いたいという思いを持って軍への入隊試験を何度も受けますが、病弱ゆえに合格できません。それでも身分を偽り何度も入隊希望を出しては不合格になります。 その裏で大戦に勝利するため、アメリカでは「スーパーソルジャー計画」が進められていました。軍からひとり、肉体強化血清を投与する兵…

  • TENET

    TENETを鑑賞しました。 クリスロファーノーラン監督最新作で、「超難解」として話題になっています。 インセプションよろしく新しい映像表現で描く「時間逆行」の物語です。 タイムマシンやタイムリープものは往年の擦られ尽くしたテーマですが、 本作は条件を満たした人物だけ時間に逆行して生きていくことができるという難しい設定です。 簡単に言うと、タイムトラベルは点と点を移動しますが、本作の時間逆行は線の上を折り返して移動していく形で、必然的にその折り返し地点に向かってくる自分を逆再生で見つつ並走することになります。 走れば風が背中にあたり、炎に触れれば凍り、氷に触れれば熱くなる。 こんな設定だけでも混…

  • プロジェクト・パワー

    NETFLIXオリジナル、プロジェクト・パワーを鑑賞しました。 てっきりドラマ作品だと思ったらあまりに長くて映画だと知りました。 シナリオアウトラインは「スーパーパワーガチャでバトル」です。 結構なキャストで描く「スーパーパワーを誰でも薬で得られるようになった世界」です。 カプセル状の装置を飲み込むと5分だけ自分に特有のパワーを得られる(もしくは才能がなかったら爆発して死ぬ)というスーパーパワーガチャを駆使して悪と戦うレヴィット警部と、パワーカプセル開発のモルモットになり、かつ、その影響で授かったずっとスーパーな娘をさらわれたジェイミー、売人少女Aの愉快痛快な物語です。 CGもしっかりしてて見…

  • MEG

    MEGを鑑賞しました。 アメリカと中国の合作で、全体的にパシフィック・リム感のある仕上がりです。 ジェイソンステイサム主演で、ヒロインの中国人との謎のロマンスを織り交ぜられています。 シナリオアウトラインは「メガロドンを捕まえたい」です。 ジョーズ以外のサメ映画が最高級の仕上がりになることは今後無いような気もしますが 今作もなんとも不必要な要素が入っているせいかB級娯楽映画にとどまっています。 CGだけはハリウッド級なので、でっかいリアルなサメを見たい方はぜひ。 ここが気になる ジェイソンステイサムがかっこいい映画、サメがかっこいい映画なのですが、そこ止まりで、 ヒロインとのロマンスを謎に絡め…

  • Once Upon a Time in Hollywood

    Once upon a time in Holliwoodを鑑賞しました。 この作品での演技でブラピが2019年の助演男優賞を獲得しました。 私は全くの予備知識なしで鑑賞してしまったのですが、 ヒッピーとマンソンによって引き起こされたシャロン・テートの事件を知らない場合、 事件に関することだけお勉強してから見たほうが確実に楽しめます。 物語の大部分は落ちぶれたハリウッド俳優とそのスタントダブルの関係性を描くのに費やされています。 セルジオ・レオーネ監督のOnce upon a time in Amrticaからタイトルをもじったと言われているOnce upon a time 〜から分かるように…

  • Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw

    ワイルドスピード スーパーコンボを鑑賞しました。 ドウェインジョンソンとジェイソンステイサムがダブル主演のワイルドスピードシリーズです。 この記事を書くために調べて初めて原題はワイルドスピードじゃないと知りました。 シナリオアウトラインは「マッチョとインテリが世界を救う」です。 タイプの違う2人のエージェントが喧嘩しながら世界を救います。 個人的にTHE ROCKもジェイソンも大好きなので、なんで今まで見なかったんだろうという一作です。 デッドプールのデヴィッド・リーチ監督で、まるでデッドプールのようなROCKというキャラクターが出てきます。 ヴィランはMARVELさながらの最強サイボーグ人間…

  • KNIVES OUT

    Knives outを鑑賞しました。 ダニエルクレイグにクリスエヴァンスという豪華キャストで、ライアン・ジョンソン監督が「ポアロの世界観」を夢見て作った作品だそうです。 まさにオリエント急行殺人事件という世界観で物語は進みます。 シナリオアウトラインは「おじいちゃんオーバードーズからの?」です。 はじめ、ダニエルクレイグとわからないくらい思い出より歳を取っていて驚きました。 しかし、往年の私立探偵を見事に演じておりました。 看護師でキーマンとなるマルタを演じたのはアナ・デ・アルマス、イエスタデイや007にも出演しているようですね。 ここが好き ヒロインが「嘘をつくと必ず嘔吐する」という設定で、…

  • 17 Again

    ザックエフロンのハイスクールミュージカルのすぐ後の出演作ですね。 予告編でマシューペリーを発見して思わず見てしまいました。 擦られ尽くしたシナリオですが「高校生に戻る!」です。 Back to the Futureやプロポーズ大作戦を彷彿とする作品です。 とはいっても、今作のザックエフロンは時代は飛ばず自分だけ若返ってあれこれ紛糾するだけです。 2009年公開としらず、ザックエフロンはハイスクールミュージカルのせいでいつまでも高校生役をやってるなあと思ったらまあ若い頃の作品でしたね。 ムッキムキになる前のザックです。 言われてみればマシューペリーもそこまで歳食ってません。 ここが好き 今にもミ…

  • 18歳の"やっちまえ"リスト

    18歳の"やっちまえ"リスト(原題:The F**k-It List)を鑑賞しました。 超エリート高校生が難関大学に軒並み合格!しかし卒業パーティーの日に「1度くらいは羽目を外したい」と友人の悪戯に加担したところ学校の爆発騒ぎに。 そこから始まる愉快痛快インフルエンスストーリーです。 シナリオアウトラインは「エリート高校生学校爆破でバズル」です。 21世紀、先進国ではよくある話かもしれませんが、親の敷いたレールを走り続け、 あれよあれよと大学を目指すだけの青春時代。 特に日本人なんか目的もないのに義務でもない高校や大学へ行き、 つまらない、めんどくさいと言いながら学校生活を送る、結果ついた仕事…

  • グッドナイトマミー

    グッドナイト・マミー(原題:Ich seh, ich seh、英題:Goodnight Mommy)を鑑賞しました。オーストリアの作品ですね。 シナリオアウトラインは「整形後の母、別人説」です。 双子の兄弟が森で遊んでいるシーンから始まるのですが、 母が帰ってきてからはかなり物々しい雰囲気でお話が進みます。 軸は「整形で気が狂った母なのか、整形して母になりすましている誰かなのか」という方向性でいきます。 ここが好き 実は伏線とミスリードがふんだんに散りばめられており、非常に2回目を見たくなる仕上がりです。 ちょっと方向性は違いますがシャッターアイランド的な策士ですね。 個人的には冗長だなあとい…

  • バイバイマン

    バイバイマンを鑑賞しました。 シナリオアウトラインは「名前を知るとバイバイマンに殺される」 とある街で大量殺人事件が相次ぐのですが、それは全てバイバイマンの差金だそうです。 バイバイマンの仕組みは簡単で、名前を知ってしまったら最後、バイバイマンに幻を見せられ、死に追いやられる。それだけです。 バイバイマンが直接手を下すことはない模様です。はい。 ここが気になる こういう系でありがちな「倒しかたがわからない」の際たるでした。 やっぱりただ殺されるのをみているしかなくて、頑張れ!とかどうやったら対抗できるんだろう…とかがなく、みていてもあまり面白くなかったです。 ただ、脅かしかたは上手で、思っても…

  • バイバイマン

    バイバイマンを鑑賞しました。 シナリオアウトラインは「名前を知るとバイバイマンに殺される」 とある街で大量殺人事件が相次ぐのですが、それは全てバイバイマンの差金だそうです。 バイバイマンの仕組みは簡単で、名前を知ってしまったら最後、バイバイマンに幻を見せられ、死に追いやられる。それだけです。 バイバイマンが直接手を下すことはない模様です。はい。 ここが気になる こういう系でありがちな「倒しかたがわからない」の際たるでした。 やっぱりただ殺されるのをみているしかなくて、頑張れ!とかどうやったら対抗できるんだろう…とかがなく、みていてもあまり面白くなかったです。 ただ、脅かしかたは上手で、思っても…

  • Case of you

    Case of you(邦題:ウソはホントの恋のはじまり)を鑑賞しました。 シナリオアウトラインは「ネットストーカーの恋、みのる」です。 売れない小説家の主人公がカフェの店員に恋をし、SNSで集めた情報をもとに理想の男性を演じ、彼女をモノにする、というお話です ここが好き 主人公の冴えない感じの描きかたが秀逸で、全くもって魅力的ではありません。 劣等感が強いし、私生活も冴えないです。 そんな彼が「SNSをもとに彼女の理想の男になる」という目的にだけは積極的で、そんなところもやけにリアルに感じます。 なぜ活きいきとしているか、彼女が目の前にいないからです。でも彼女を目の前にすると結局冴えない男に…

  • 劇場

    劇場を鑑賞しました。 山﨑賢人、松岡茉優の出演で送る渋めなラブストーリーです。 シナリオアウトラインは「下北で夢を見る。下北で現実を見る」です。 個人的に好きな、2015年に公開されたももいろクローバーZ主演の映画「幕が上がる」に世界観が似ており、一部出演者も被っているのでそれも含めて楽しく見ることができました。 お笑い芸人又吉の長編小説が原作で、火花に続き東京で夢見る若者の話です。 今作は演劇で大成することを夢見る青年と振り回されるヒロインで構成されています。 下北は好きでよく行きますが、演劇を見た事はなかったので、見てみたいと思わせる作品でした。 小さなステージ上でよくわからない動きをした…

  • EarPods with 3.5 mm Headphone Plug

    リモートワークしてますか? テレビ会議してますか? 私はしています。 Bluetoothイヤホンの複数デバイス接続に関して 昨年からJabra Elite Active 65tを愛用しており、もちろんテレビ会議でも利用しておりました。 しかし、家の中といえど利用シーンは様々。 リビングでMacBookに向かっている時もあれば、ソファに移動してiPadを見ていることもあります。 それ以外にも私用と社用のスマホに接続し分けたりと、最近は2台同時接続ができるJabraでもワイヤレスイヤホンの限界を感じていました。 特に私は不必要にデバイスを渡り歩くのでその度に再ペアリングをするのは鬱陶しいなあと感じ…

  • Laggies

    Laggies(邦題:アラサー女子の恋愛事情)を鑑賞しました。 シナリオアウトラインは「大人になりきれない大人、子供に混ざって遊ぶ」です。 キーラ・ナイトレイとサム・ロックウェル、クロエ・モレッツという渋いオールキャストで臨むラブロマンスです。 メーガンとアニカの絡みが愛らしいのと、サムロックウェルがかっこいいのでとりあえず最後まで飽きずに見ていられます。 サムロックウェルは3枚目のことが多いですが、憎めないしダンディだし好きなんですよね。 ここが好き 高校時代の友人たちとの人生観のギャップに悩むメーガンが、何も考えなくても何もかも楽しかった高校時代を生きるアニカに出会い、人生を見つめ直す、と…

  • The Babysitter

    The Babysitterを鑑賞しました。 Netflixオリジナルの映画ですが、完成度高く楽しむことができました。 シナリオアウトラインは「ホットでクレイジーなベビーシッターと…」です。 オーストラリアの女優サマラ・ウィーヴィングがヒロインのベビーシッターを演じています。 特徴的な美しい顔立ちで、私の大好きな作品「モンスタートラック」にもモブ役で出演していたようです。 いじめられっ子の主人公コールには美人で仲良しのベビーシッターがついています。 週末、コールを置いて何処かへ出かけるという両親の計らいでビーがコールの世話をすることになります。 幼なじみのメラニーにベビーシッターは子供を寝かせ…

  • スレンダーマン

    スレンダーマンを鑑賞しました。 アメリカの有名な都市伝説、子供をさらうスレンダーな男(?)の話。 妖怪のような感じですが、妖怪よりもたちが悪い怖さしてます。 シナリオアウトラインは「顔なしガリガリ触覚男の夢を見る」です。 スレンダーマンといえばネット界隈にも画像は出回っており、 上記が中でも有名な写真かと思います。 背の高い黒づくめの男で、触覚もニョロニョロと生えているようですね。 どう見てもタキシードを着ているのですが、黒いボディなだけかどうかはわかりません。 ここが好き このスレンダーマンはかなり現代版に再解釈されており、スマホとか駆使してきます。 スマホから出てくる貞子みたいな感じでしょ…

  • CHILD’S PLAY

    CHILD'S PLAYを鑑賞しました。 言わずと知れたホラーの代表作、お人形チャッキーが人を殺しまくる作品です。 シナリオアウトラインは「aiチャッキーロボ、暴走」 今回はai搭載ロボチャッキーの暴走という、ホラーというよりはロボットディストピア系の作品に仕上がっておりました。 見た目もなんだか記憶とは随分違います。 以前もかなり受け付けない見た目の人形でしたが、今回もかなり受け付けない見た目の人形でしたが、今回もかなり受け付けない見た目です。 ここが好き 以前のチャッキーとは違い、今回は誰かの命が宿っているということはなく、子供向けのai搭載人形で、登録した人の大親友として遊んでくれるおも…

  • I Origines

    I Originesを鑑賞しました。 シナリオアウトラインは「目に魂が宿る」です。 アストリッド・ベルジュ=フリスベ演じるソフィーがとにかく印象的な映画です。 しかし、マイケルピット演じる主人公も負けずの存在感です。 マイケルピットは作中と印象があまりにも違いすぎて画像検索してもすぐに本人と気づきませんでした。 最近見た映画だと、Criminalに出演していたようです。 アストリッドはパイレーツオブカリビアンで人魚役をやっていたとのこと。 特徴的な顔立ちです。人魚をやっていたのも覚えています。 今作は目に焦点を当てており、ソフィーの特徴的な目で2人は惹き遭わされます。 本当にこんなに綺麗な目を…

  • THE HEAD

    THE HEADを鑑賞しました。 山P出演のHuluオリジナルドラマということで日本でも話題になりました。 シナリオアウトラインは「南極基地で、あなたの番です」 今まで数々の日本人が海外作品に挑戦してきましたが、序盤に殺されるのがオチでした。 山Pはどうでしょうか? また、ヒロイン役に抜擢されたキャサリン・オドネリーもチャーミングかつミステリアスなマギーを見事に演じていました。 ここが好き 回想シーンを上手く利用し、かなりミステリアスなままストーリーが進んでいきます。 最終回まで見た感想ですが、いくつかミスリードのための回想シーンがあるのではないかと、 もう一度見返す前ではありますが思っていま…

  • JOKER

    JOKERを鑑賞しました。 劇場公開時に鑑賞していたのですが、レビューをしていなかったですね。 シナリオアウトラインは「笑っちゃう親切な男、狂う」です。 特にクリストファーノーラン監督のThe DARK NIGHT(2008)でかなりカリスマ的存在に上り詰めたヴィラン界のキングです。 ヒースレジャーが演じたこのジョーカーはメイクアップやファッション、演技力、総合点がもう満点を振り切っていて、映画の内容と共に映画史に残っています。 さらには、不謹慎な話ではありますが、ヒースレジャー本人が映画の公開を待たずして急死し、その原因も相まってレジェンドとなっています。 そんな芸術的なDark Night…

  • Midsommer

    Midsommerを鑑賞しました。 コロナと共にやってきて話題に上り詰める前に収束してしまいましたが、今年の問題作です。 シナリオアウトラインは「サイケ村トリップ」です。 スウェーデンのとある村へアメリカから旅行へ行った大学生たちが夏至の儀式に参加する中で様々なオカルトに巻き込まれていく映画です。 エロでもグロでもR15です。 ヒロインはフローレンス・ピュー演じるダニーでダニーで、ちょっとメンヘラなガールフレンドです。 ここが好き オープニングからエンディングまで気が狂った映画ですが、それが明るい音楽と美しい映像で描かれます。それも含めサイケな映画ですね。 サイケといえば、トリップといえばTh…

  • Google Maps ダークモード

    みなさん、ダークモード活用していますか? 私はこの世にダークモードというものが出現していらい目への負担とか抜きにして見た目のかっこよさだけで設定できうるすべてのデバイスやサービス・アプリをダークモードにしています。 そんな中、なかなかダークモードに対応しないのがGoogle Mapsでした。 iOS純正のマップアプリがいち早くダークモードに対応した反面、Google Mapsはなぜかナビゲーションモードの常時夜間モード設定のみ。 なぜだろうと思っていたのですが、最近遂に発見しました。 これはGoogle Maps単体のアプリではなく、Googleアプリのダークモード中に上記の「御茶ノ水 楽器」…

  • ジェミニマン

    ジェミニマンを鑑賞しました。 現ウィルスミスと若きウィルスミスの共演で話題になった作品です。 シナリオアウトラインは「現ウィルスミスと若きウィルスミスの共演」です。 YouTubeで調べるといくらでもBTS映像が見れますが、見事なものです。 どんなにアップでも若きウィルスミスの違和感はありません。 ここが好き 映像だけが売りじゃない、ストーリーもちゃんとしてます。 ウィルスミスのクローンがいるのは火を見るより明らかなのですが、そこから一捻りしてあり好感が持てます。 でも想像の範疇は超えないので、あまり期待せずウィルスミスが2人いる感動と圧巻のアクションシーンを楽しんでください。 土曜の昼下がり…

  • アイアンスカイ 第3帝国の逆襲

    アイアンスカイ 第3帝国の逆襲を鑑賞しました。 おバカ映画ですね。 シナリオアウトラインは「裏で地球を操っていた宇宙人と直接対決!」です。 CMで実はジョブズが生きていたというシーンが使われ印象に残っている人も多いかと思います。 SF超大作というよりは、B級なので好き嫌いは分かれるかと思いますが、 私はこのぶっ飛んだ設定大好きです。 つまり、世界的な発明や発見、戦争は実は地球人に化けた宇宙人が仕掛けたことで、ヒトラーやジョブズも宇宙人だったという設定です。 確かに、並の発想じゃ思いつかないような発明は実は宇宙人が提供してくれていたなんて、かなりファンタジー味が深くていいですよね。 ここが好き …

  • iPad Air (第3世代)

    このコロナ渦で完全リモートワークに移行した私は基本的にはMacBook Proを使用しています。 合わせて2018年に買ったApple Pencilに初めて対応した廉価iPad(第6世代)を活用していました。 iPadOSのリリースとともにiPadの見え方もだいぶ変わってきた昨今ですが、そんなリモートワークの最中、タンブラーに並々と注いだお茶を誤ってキーボードに溢してしまいました。 いつもはPCスタンドの上に置いているので、溢したとしてもテーブルが濡れるだけだったはずなのですが、その日は運悪くテーブルに直置きしている上にモロに洪水…。 咄嗟の判断でキーボード上の水分を拭き取り、モニターを開いた…

  • FOCUS

    FOCUSを鑑賞しました。 ウィルスミスとマーゴット・ロビーという私得なキャスティングで作られた騙し騙されの詐欺映画です。 詐欺映画というと聞こえが悪いですね。詐欺師の映画です。 スーサイドスクワッドコンビですね。 ウィルは天才詐欺師、マーゴットは新米スリ師、たまたまマーゴットのターゲットになったウィルは騙されたフリをし、途中でするりとマーゴットの手の内を明かし、あまちゃんやな、みたいなことを言います。 実はウィルは詐欺団体でボスを務めており、日々スリや詐欺でお金を稼いでいます。 冒頭で繰り広げられるまるでグランドイリュージョンのようなスリシーンは圧巻です。 ここが好き 本当にそんなにうまくい…

  • ダークハウス

    ダークハウス(Demonic)を鑑賞しました。 幽霊屋敷系ホラー映画です。 最近少なくなってきた映像と音で驚かしてくる作品でしたので、その点では評価が分かれるかもしれません。 シナリオアウトラインは「殺人幽霊屋敷からサバイブ」です。 地元で有名な幽霊屋敷が最近夢に出るんだよねーという主人公、そして主人公のガールフレンドが丁度良く幽霊研究会に入っていて、ガールフレンドの元カレが所属しているその団体と一緒に幽霊屋敷に調査をしに行くことになります。 ここがきになる 自分で作った設定、守ってる??? 一応サスペンス性を秘めていて、誰が黒幕なんだ?!という展開を見せ、ちゃんと最後には種明かしをしてくれる…

  • ラストミッション

    ラスト・ミッション(原題:3 Days to kill)を鑑賞しました。 Criminalでケヴィン・コスナーにハマった私が探し当てた良作です。 ケヴィン・コスナーはもちろん良きなのですが、娘役のヘイリー・スタインフェルドもおてんばでまた良き。 でもこれはスパイ映画、ドンパチシーンもお手の物です。 女スパイとして登場するアンバーハードの七変化も見もので、 彼女はアクアマンやドライブハードなんかにも出演しているようです。 その他、ケヴィンに狙われるターゲットとして現れるおじさんたちもスパイ映画なのにコミカルな役どころでみんな魅力的です。 ここが好き 渋い渋いケヴィンコスナーのかっこいいスパイ映画…

  • ロスト・アイズ

    ロスト・アイズ(原題:Julia's Eyes)を鑑賞しました。 実は一度見たことがあったのに気づかずにもう一度見始め、クライマックスで「見たことある!」と気がつきました。 なんでおんなじ映画見ちゃうんでしょうね。 割と擦られ切ってるテーマで、「目の見えない人と、目の見える人」のバトルです。 ドント・ブリーズと似てますね。 しかし、今作はサスペンス性も秘めていて、かつドキドキハラハラできるギミックも用意されています。 ここが好き 撮り方が巧みで、初見のあなた(と完全に見たことを忘れていた私)はB級ホラー映画だと思って見進めることでしょう。 結末はお楽しみですが、想定外のまとめかたをしていて一本…

  • Yesterday

    Yesterdayを鑑賞しました。 ボヘミアンラプソディに並び、ロック界のレジェンドにまつわる映画として話題になりました。 シナリオアウトラインは「Beatlesのいない世界でBeatlesの曲で売れる!」です。 日本にも僕はビートルズという漫画があり、一時日本ではパクリだーなんて騒がれましたが、発想自体そんなにユニークなものではないので、どっちが売れたかの勝負でいいんじゃないですかね。 ストーリー自体はコメディコメディしていて、それでいてBeatlesの曲が散りばめられている作品で、ただ、なんか壮大なリスペクト等は感じられず、BeatlesとEd Sheeranで映画作って見ましたって感じ。…

  • ハッピー・デス・デイ

    ハッピー・デス・デイを鑑賞しました。 またまたジャケは見たことあるけど内容は知らないシリーズで、B級ホラー映画だと思って見始めたら印象は全く違いました。 シナリオアウトラインは「学校でAll You Need Is Kill」 テーマは至極簡単で、ヒロインがなぜか殺されるのですがマスクをかぶった謎の人物に殺されており、なぜ殺されるのかが分からないまま何度もリスポーンするというお話。 あの手この手で犯人を探すのですが惜しくも何度も殺されてしまいます。 設定自体はチープで描き方も海外のハイスクールコメディのような感じなのでイマイチ深刻な雰囲気にならずに展開していきます。 ここが好き All You…

  • リチャード・ジュエル

    リチャード・ジュエルを鑑賞しました。 実話に基づいた物語で、アトランタオリンピックで起こった爆破事件の容疑者として濡れ衣を着せられた無実の警備員の戦いを描いています。 シナリオアウトラインは「警備員、濡れ衣」。 実際のリチャードジュエルと出演したポール・ウォルター・ハウザーの見た目がそっくりということで話題になってもいました。 とはいえ、実話なので、自白を強要しようとするFBIとの戦いや、リチャードと弁護士の確執など、割と淡々としたリズムでストーリーは進みます。 警察ものではよくある話ですが、犯人を検挙しなければならないという目的が先行し自白を強要する、その裏で真犯人がのうのうと街を闊歩してい…

  • バタフライルーム

    バタフライルーム(The Butterfly Room)を鑑賞しました。 ジャケだけは前から見てたのですが、ずっとスルーしていた映画です。 奇麗系のお話かと思っていましたがサイコホラーでした。 シナリオアウトラインは「蝶々を剥製にするのが好きなおばあちゃんの部屋には…」です。 ここが好き 物語の陰湿な進め方とアンの不気味さ。 時系列を意図的に不思議な順番にすることで最初は「???」と理解が追いつきません。 しかし、わからないまま進むことはなく、起承転結がつながりフィナーレを迎えます。 なんとも被害者が多い映画で、見ていて気持ちの良いものではありませんでした。 さらに、ある程度見進めると勘のいい…

  • アップグレード

    アップグレード(原題:Upgrade)を鑑賞しました。 アイロボットやエクスマキナ、ターミネーターと同列の映画という印象ですが、バイオレンス・ホラー映画にカテゴライズされるようです。 監督がソウの人と知ると、なるほどバイオレンス要素が結構ありました。 シナリオアウトラインは「頭の中のSiri」。 冒頭で体に埋め込むaiの話が出ますが、その時はどういう目的のテクノロジーかわかりません、その後すぐにわかります。 お話としてはエクスマキナとターミネーターが混ざったような話で、主人公を手引きするSiriの目的に注目です。 ここが好き あまりにもはちゃめちゃな設定で主人公に組み込まれるaiチップ、その後…

  • クリミナル 2人の記憶を持つ男

    クリミナル 2人の記憶を持つ男(原題:Criminal)を鑑賞しました。 ケヴィン・コスナー主演でCIAエージェントの記憶が埋め込まれた囚人の物語です。 シナリオアウトラインは「ケヴィン・コスナー、悪と正義が鬩ぎ合う」です。 今までケヴィンコスナーの作品をあまり見てきておらず、そのカッコよさに痺れました。 唯一これだ!見たことある!という作品は「Man Of Streel」のクラークケント父役でしたね。 ここが好き ケヴィン・コスナーの二つの人格の演じ分けがくどくなく、あっさり過ぎず、ちょうどいい塩梅でいいんですよ。 その二つの人格の間での葛藤や決断、それに伴う表情は見ものです。 結局は囚人の…

  • IT THE END

    IT THE ENDを観賞しました。 前作ITはかなり話題になりました。 ビル・スカルスガルドの怪演が評判で、新感覚ホラーという感じで大絶賛でしたね。 実はスティーブンキングの小説を映画化したものですが、1990年に一度映像化されています。 海外ではピエロ恐怖症というものがあるくらいピエロが恐怖の対象になっています。 日本でいう貞子のようなアイコンですかね。 そういった人からしたら恐怖倍増なのでしょうか。 前作はピエロに襲われる子供達のストーリーでしたが、今回はその子供たちが成長して大人になったあとの物語です。 ここがきになる 結局、前作だけで良かったんですよね。 スタンドバイミー的というか、…

  • Fukushima 50

    Fukushima 50を鑑賞しました。 個人的にこういった邦画はあまり見ないのですが、良作でした。 当時私は埼玉に住んでいて、東日本大震災の揺れは、恐ろしいほどに伝わりませんでした。 妹とリビングのテレビを抑えたのを覚えています。 その行為はいつもの地震と一緒で、その後テレビでは衝撃的な映像がたびたび流れましたが、ひどく他人事でした。 あらためてこの作品で東日本大震災を被災地の中から見てみると なるほど非常事態だったのだなと感じました。 ここが好き ここがすきというほどでもないのですが、 忠実に当時の様子を再現しているとのことです。 なかでも原発に関する知識すら私は不足していたので、勉強にな…

  • ロスト・エモーション

    ロスト・エモーション(原題:Equals)を鑑賞しました。 「意図的に感情を喪失した世界、生きやすい」です。 いろいろあって、人類は「感情のせいで社会が狂う」と結論づけ、遺伝子操作で感情を排除し、ボーっとした社会を築き上げたのです。 これといった理由はないですが、彼らの生きざまを見ていて、日本みたいだなあと皮肉に思っていました。 感情をなくした結果、ぼんやりとした統一された意志のようなものがあり、みんなそれに右倣え。すこしでも異議を申し立てると総スカン。 今作では住民全員が白いユニフォームのようなものを着ていますが、日本の社会人が決まって揃いのスーツを着、同じ髪型をし、当然のように乗車率300…

  • (r)adius

    (r)adiusを鑑賞しました。 半径15m以内、即死亡という強烈なキャッチフレーズの映画です。 これまた、素晴らしいキャッチフレーズを使った駄作でしたが、 時代が時代なのか、映像はきれいで、おかしなCGもなく、 大筋は「半径15m以内に踏み入った生き物を即死させる男」の話です。 これだけでよかったのに、 「男の能力を相殺できる女」が登場し、都合よくふたりとも記憶喪失という渋滞です。 ここがきになる まず、自分がその能力を持っていると気づく、女がその能力を持っていることに気づく要素がなさ過ぎて、ストーリーに入り込めません。 ついには終盤でおかしなもう一つの設定が出てきて、話が完全にまとまらなく…

  • エージェント・ウルトラ

    みんな大好きジェシー・アイゼンバーグ主演、エージェントウルトラ(原題:American Ultra)を観賞しました。 男の子なら誰もが妄想したことのある「もし自分が記憶を消されたスーパーソルジャーだったら」の話です。 トワイライトでおなじみクリステンスチュワート演じるヒロインもとびきり可愛くてボーっとしながら最後まで見られます。 ふたりともイカしてます! ここが好き 余計な御託はいらねえ!とにかく見ろ!と言わんばかりの説明の少なさと、アクションシーンの派手さです。 よくある設定といえばよくある設定なので、あえて説明は省き、二人のかっこよさを見せていくスタイルです。 そんでもって深い内容もありま…

  • ALONE

    ALONEを鑑賞しました。 「砂漠の真ん中で地雷踏んじゃった」です。 ずっと前から観賞したかった作品で、幾度となく配信サイトを徘徊していたのですが、 なかなかDVD以外で見る方法がなく、諦め掛けて幾星霜。 発見してときめきを思い出したので観賞しました。 ジェームズ・フランコが演じた127時間と似た設定ですね。 もっとも、あちらは実話のようですが。 今作は地雷を踏んでしまった男の数十時間の物語です。 ここがきになる 地雷を踏むのがクライマックス! 地雷を踏んだ彼は援軍を待つのみ。地雷をキャンセルする工夫もなく、 ただただ降りかかる災難をいなすだけです。 そして踏むまでのストーリーもひねりがなく肩…

  • ƒ/2.41/6035 mmISO 640 猫は動きが素早すぎて全然ピントが合わない。 それでいて室内なのでシャッタースピードを上げきれず、 加えて毛並みが潰れるからISOも上げたくない。 35mmで寄ると逃げる。 出直してくるよ。

  • アウトブレイク

    アウトブレイクを鑑賞しました。 コロナウイルスで鑑賞数が増えているらしいです。 「猿から始まるウイルスバスター」です。 今回のコロナはコウモリから始まった、と言われていますが、 今作は猿がウイルスを運んでいて、それがアメリカに渡ったところから話が始まります。 接触感染、飛沫感染、空気感染、一人が感染し、潜伏期間を越えて、最後の感染者の死亡から潜伏期間以内に新規感染者が出るかどうか、 コロナは今作ほど悪質なウイルスではないですが、感染拡大は映画の中より深刻です。 この映画を見ていると、感染を拡大しないように注意して生活をしようと思えます。 ここが好き 妙なリアル感と、ウイルス問題だけではないシナ…

  • オブリビオン

    オブリビオン(2013)を鑑賞しました。 元から好きな作品ですが、もう見るのは何度目でしょうか。 なんだかんだこのブログを始めてからは鑑賞してなかったので、友人と話したのをきっかけに見返しました。 「トム、荒廃した地球をパトロール」です。 Tron: Legacyを監督したジョセフ・コシンスキーの作品です。 こういう、SFの世界観が得意技なんですかね。 初めて鑑賞したとき、たんなる宇宙系だと思っていたので、物語が進むにつれての衝撃はかなり大きかったと記憶しています。 異星人とバトル、核兵器で勝利、地球はボロボロ、人間は移住、トムは残党退治。 こういう歴史です。 異星人の手が届かない上空の白くて…

  • ジョン・ウィック

    ジョン・ウィックを鑑賞しました。 「元殺し屋、リベンジ」です。 キアヌリーブスの作品を久々に見ました。 最近はもっぱら浮浪者風のビジュアルが話題になる程度かと思っていましたが、 存在感は抜群に健在ですね。 内容は特に深くはありません。 キアヌがかっこいい!に尽きる映画です。 ここが好き ミカエル・ニクヴィスト演じるヴィラン、ロシアンマフィアのボスがいい!! 私個人的にはキアヌより存在感がありました。 こざかしい、けどチャーミングに適役を演じきっています。 若干の小物感もありますが、最近見た悪役としてはだんとつの魅力です。 サノスよりも好き。 シリーズ化しているので次も楽しみです。 待っててヴィ…

  • PENTAX K-50

    PENTAXのK-50というカメラを愛用しています。 大学生の頃初めて写真に興味を持ち、あれこれ検討して買ったカメラです。 主に趣味で旅行先に持って行ったりする程度でしたが、最近仕事でも使うようになり、 一度撮影環境を記録に残しておきたいと思ったのでこの記事をまとめています。 デフォルトで装着しているのはDA35mmF2.4ALのホワイトです。 撒き餌レンズと呼ばれていますが、狙った被写体を思い通りに切り抜き、被写体以外は綺麗にボケます。 軽くて短いレンズでもあるので、旅行の時なんかはもうこれだけ付けて持ち歩きます。 風景なんかも思った通りに切り抜けるので大活躍です。 たまに視野が狭いかな。 …

  • セブンシスターズ

    セブンシスターズ(原題:What Happened to Monday)を鑑賞しました。 タイトルは知ってて、予告編は見たことがあったのですが、友人にオススメされ思い出しました。 「一人っ子政策中に生まれた7つ子の話」です。 SundayからSturdayまでの名前をつけられた7つ子が一人の女性を演じ生きています。 それぞれの姉妹が生きるのは7分の1の世界。それによって生まれる障害や問題は容易にあれこれ想像でき、どんなお話だろうと楽しみにしていましたが思っていたのとは違いました! ここがきになる もっと日常生活に振ったストーリーでもよかったのにまさかのバイオレンスアンドアクションムービーでした…

  • エクス・マキナ

    エクス・マキナを鑑賞しました。 「AIに恋しちゃう」です。 アリシア・ヴィキャンデルはリリーのすべてで主人公夫婦の妻役でもたくさんをもらってましたね。 今作はロボット役ですが、ロボットと言われても疑えないほどの美貌の持ち主です。 最近鑑賞することの多いドーナル・グリーソンが、アリシア演じるAVAとチューリングテストをするという物語です。 アイロボットでもなく、ターミネーターでもない、もっと芸術的な側面からロボットやAIを描いている非常に印象的な作品です。 考えさせられるシーンもたくさんありました。 ここが好き とにかくAVAが美しくて、特に男性視聴者は主人公ケイレヴと同じ気持ちで鑑賞できると思…

  • ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

    ものすごくうるさくて、ありえないほど近いを鑑賞しました。 タイトルとジャケだけは知っていて、どんな話なんだろうと考えたりもしましたが、見たことはありませんでした。 ちょっと自分の考えが変わる作品でした。 「鍵穴を探す」です。 アスペルガー気味の少年が9.11でなくなった父親の形見の鍵が開けるものを探す物語ですが、着目したいのはその過程と映像の表現技法です。 大きなメッセージを伝えようとしているのはかなり明白で、それを読み解こうと集中して鑑賞できるのですが、 まるで写真作品のように美しい映像なので、深く考えなくても見入ってしまいます。 ここが好き 鑑賞前はお涙頂戴の感動系だと予想していたのですが…

  • HELLBOY(2019)

    気になっていたHELLBOYリブート版がいつのまにかレンタル公開されていたので鑑賞しました。 「HELLBOY、ブス」です。 HELLBOYといえばデルトロとロンパールマンにより2作が代表作ですね。 今作は「デルトロ版よりも原作に近い!」という評価がされています。 内容はHELLBOYが世界の終わりをもたらす王という点に重きが置かれており、その点を評価されています。 ここが好き デルトロの特殊メイクにこだわる撮影に比べ、CG全開血しぶき満載で編集された今作は好き嫌いが分かれるかと思います。 シナリオもはっきり言って雑で、期待していたぶんがっかりしました。 HELLBOYも乱暴だけど優しくて強い…

  • X-MEN DARK PHOENIX

    X-MEN ダークフェニックスを鑑賞しました。 2011年、ファーストジェネレーションでリブートを切ったX-MENシリーズの最終回ですね。フーチャーアンドパストで過去に戻ったあと、世界線がずれたX-MENとしての完結編です。 マイケル・ファスベンダー演じるマグニートーが好きだったので個人的にはこのシリーズが終わってしまうのは残念です。 ジェームズ・マカヴォイはミスターガラスの影響か、体がバルクアップしすぎて車椅子のキャラクターとしてはミスマッチになっていました。 シナリオアウトラインは「ジーン最強」です。 アポカリプスで登場し、最強さを遺憾無く発揮していたジーンですが、 おなじみのジーン暴走を…

  • Man up

    MAN UPを鑑賞しました。 行き遅れたふたりのチグハグなラブストーリーです。 レイクベル演じる口を開けば下ネタが飛び出る恋愛に行き遅れた女性ナンシーとイーサンハントの相棒ベンジーことサイモンペッグの繰り広げるドタバタだけど妙にしっくりくる物語。 ブラインドデートの相手に間違われたナンシーはノーと言わずデートを開始します。 ひょんなことから出会った二人の寿ストーリーかと思いきや、そうシンプルなお話ではなく、中盤からドタバタバタバタ大激走です。 私も年を取ったからか、惹かれ合うきっかけもないままお互いの命を守り合うようなハリウッド映画より、明確に出会ったきっかけがあり、仲を深めていく過程をしっか…

  • THE MATRIX

    久しぶりにマトリックスを鑑賞しました。 Sci-Fiの金字塔であるこの映画、かなり幼い時に一度見ていて、当時はアクションの壮大さにしか目がいきませんでしたが、改めて見てみると、そのテーマ性は2020年現代でも古臭さを感じさせず、なんとも不思議な気持ちになりました。 あえていまさらシナリオアウトラインをつけるとしたら「天才ハッカー仮想現実をハック」です。 この映画は、おそらく当時から様々な妄想や憶測があったであろうAIの発達した世界を描いたものだったんですね、知らなかったです。 AI誕生→人類との対立→戦争→マトリックスの誕生→現在 この設定がかなり秀逸で、AIが発達した未来である現代でもこんな…

  • ブルックリン

    BROOKLYNを鑑賞しました。 MARVEL好きならキャプテンの故郷で認知しているのではないでしょうか。ブルックリン。ニューヨーク内の地名ですね。 50年代のイギリスとアメリカを舞台にした作品で、2016年に撮られたとは思えない世界観で物語が進みます。 イギリスの田舎娘のヒロインが一念発起してアメリカに行きます。距離感は違えど状況みたいな気持ちですかね?今とは違って飛行機なんかも身近じゃなかったようで、船で行き、滅多に帰れないような渡米です。覚悟の大きさなんかも違うかもしれませんね。 ツテでデパートで働き始めるヒロインですが、初めは馴染めずホームシックなんかでくよくよしたりするものの、次第に…

  • パラサイト

    噂のパラサイトを今更鑑賞してまいりました。 今や言わずと知れたアカデミー賞受賞作品「パラサイト」 かなり出遅れましたが、劇場でチェックしないわけには行かない!と急いで鑑賞してきました。 これまでにも、日本でもヒットした韓国映画は何本かありましたが、どれも見たことがありません。 見ようと思っても優先度がそこまで高くなく、いつのまにか忘れてしまっていました。 貧困:地下/地上:富裕の構図で描かれるこの映画ですが、配役がなんとも絶妙で、どのキャラクターもはまっていました。 また、地理的に近いということもあり、街並みや生活感は日本と似たところがやはりありますね。世界観にはすぐ馴染めました。 シナリオア…

  • アリータ:バトル・エンジェル

    アリータ:バトル・エンジェルを鑑賞しました。 BTSの映像を見て、モーションキャプチャによるアリータ実体化の技術を見て、思わず見たくなってしまいました。 なぜその手法で映像化した、という気持ちは拭い去れませんが、いい作品でした。 時にCGに、時に本当に実在する物のように見えました。 今までサイボーグというとターミネーターのシュワちゃんを筆頭に男性のイメージが強く、ゴツゴツしてメカメカしているという印象があります。 この映像化で女性の繊細さを反映したサイボーグのようなものを見て、新鮮な感じがしました。 アリータ役のローサ・サラザールはメイズ・ランナーシリーズに出ていましたね。 シナリオアウトライ…

  • Aloha

    Alohaを鑑賞しました。 最近ブラッドリークーパー出演作品にハマっていて、なかでもこの作品は特によかったです。 名優揃いで、彼はもちろん、エマストーン、また、レイチェル・マクアダムスの娘役として出演しているダニエル・ローズ・ラッセルが遺憾無く才能を発揮しています。 ストーリーはとってもいい!!というほどではありませんが、場面場面の名優たちの演技に心動かされます。 シナリオアウトラインは「宇宙少年、スピリチュアル女子とハワイで…!」です。 ダニエルちゃんはワンダー君は太陽にも出演していましたね。 出世作がたくさんです。 ここが好き ちょっとベタベタですが、それぞれの演技でカバーされているギリギ…

  • 世界にひとつのプレイブック

    原題:Silver Linings Playbook 世界にひとつのプレイブックを鑑賞しました。 こんなにも題名から内容が想像できないこともなかったですね。 ブラッドリークーパー演じる主人公パッドとジェニファーローレンス演じるヒロインティファニーのドタバタながらまっすぐな駆け引きがなんともたまらない作品でした。 久々にとても素敵な作品に出会いました! 登場人物たちが全員魅力的で、特にロバートデニーロ演じるパッドの父親は最高でしたね。 ここが好き とにかくテンポがよくて、あれやこれやとストーリーが展開し、気づけばクライマックスでした。 コメディ要素がかなり強く、しかし内容はシリアスであり恋愛でも…

  • ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

    ゴジラ キング・オブ・モンスターズを鑑賞しました。 前作が公開されたのは5年も前ですね。 モンスターバースとしてキングコング:髑髏島の巨神と世界線を同一にしています。 キングコングでゴジラとの決闘が予感させられていましたが、今回はまだですね。 まさかゴジラだけの作品をもう一作挟むとは思いませんでした。 このシリーズはかなりゴジラ愛に溢れていると思います。 かつ、パシフィック・リムのようにおかしな日本フィーチャーをしないので安心して鑑賞できます。 そして、やはりCG技術が日本とは比にならないほど高いので、シンゴジラでは感じられなかった「ゴジラが実際に存在したらこんな感じかなあ」があります。 ここ…

  • 名探偵ピカチュウ

    名探偵ピカチュウ(原題:Detective Pikachu)を鑑賞しました。 日本発のコンテンツでも随一の強さを誇るポケモン。 そんなポケモンがついに実写化しました。 ハリウッドといえば、数々の日本漫画アニメ作品を実写化してはダイブーイングを受けていますが(伝説の実写版ドラゴンボールはもう10年も前の作品ですね)、今回はかなり大盛況のようです。 それぞれのポケモンの実写化のクオリティを議論し始めるとキリがないので、主人公であるピカチュウに論点を絞ります。 イラストだと直線でしか描かれないピカチュウ、今作の実写化でモッフモフになっています。 たしかに、ネズミなので毛に覆われているべきですよね。 …

  • 万引き家族

    万引き家族を鑑賞しました。 さあ、そこのあなた。 洋画コメディ好きですか? 私は好きです。そんなんばっか見てます。 よって万引き家族は複雑すぎて内容がわかりませんでした。 邦画ってどうしてこうじっとりした感じになっちゃうんでしょうか。 シナリオアウトラインは「万引きで生計を立てる家族、子供も攫う」です。 昭和日本ではいわゆるサザエさん型の大所帯の家族がステレオタイプでした。 しかし、核家族化が進み、未婚率が高まり、LGBTも受け入れられ始め、家族の形は大きく変わろうとしています。 万引き家族もその一つで、一つ屋根の下、一緒に過ごす家族ですが、血縁関係はほとんどありません。 いや、そういうことを…

  • Bad Teacher

    Bad Teacherを鑑賞しました。 ストーリーは置いておいて、痛快なコメディ作品です。 内容に突っ込み始めたらキリがないのでやめましょう。 シナリオアウトラインは「アウトロー女教師、はちゃめちゃ」です。 特に何を目指してストーリーが進むとかでもないので、見終わった達成感等はないですが、 素直に映画の作り方がうまいのか、とても楽しい作品でした。 さすがにキャメロンディアスにも年を感じますが、セクシーです。 はちゃめちゃな先生役も合っています。 冒頭から結末まで特にストーリーらしいストーリーもなく、彼女のドタバタハチャメチャを楽しむための映画です。 ここが好き とにかく痛快!内容はないけど面白…

  • ミスター・ノーバディ

    ミスターノーバディを鑑賞しました。かなり難解な文学作品のような映画でした…。しかし、これを語れるようになれば映画通になれる気がします。 シナリオアウトラインは「すべての運命のを知っている男、最善の人生を生きたい」です。この説明は冒頭でされるのでネタバレではないでしょう。さらに言うと、このシナリオアウトラインを噛み砕いて理解しておかないと結論に向けどんどん置いていかれます。 つまり、主人公ニモは生まれる前から自分が死ぬまでの人生をすべて知っているのです。さらに、その人生は1パターンではなく、すべての選択で枝分かれしていく人生すべてを理解しているということです。人生というノベルゲームを全クリしてい…

  • キングダム

    キングダムを鑑賞しました。 三国志や西遊記等、中国を舞台にした日本作品は全然興味がなく、原作ももちろん、アニメや書物も全然観たことも読んだこともなかったのですが、この大ヒットと知人からの勧めで鑑賞しました。 結果からいうと面白かったです。 山崎賢人くんは様々な実写ものに果敢に挑戦していますが、ようやく日の目を見たといった感じでしょうか。 シナリオアウトラインは「奴隷少年、超強くなる」です。 豪華キャストと、キャラクターの再現度が評判ですね。 特に大沢たかおには驚きました。 いつのまにあんなにバキバキになっていたのですか。 時代物の大沢たかおといえばJIN。あのころとは変わってしまいましたねえ。…

  • ミスターガラス

    ミスターガラスを鑑賞しました。 まず、前作があったということを知らずに鑑賞してしまいました。 しかし、かなり時期をあけての公開なので単体でも十分楽しめる内容になっております。 アンブレイカブル(2000)、スプリット(2016)と同一世界線のお話で、おそらくその二作を鑑賞してから観た方が楽しめます。 シナリオアウトラインは「スーパーヒーローは存在するのか!」です。 すべてのヒーロー世界線のエピソードゼロ的な印象を受けました。私は好きです。 ここが好き 結局は悪役とヒーロー役がいるのですが、なんともいい関係性で、お互いがお互いの存在を裏付けるような、アンパンマンとバイキンマンのような関係です。 …

  • Avengers Endgame

    Avengers Endgameを鑑賞しました。 待ちに待ったAvengersシリーズへの終止符、です。 シナリオアウトラインは敢えて語りません。 ここが好き まず今作に関しては運営側のネタバレへの警戒がかなり強かったです。 そもそも、Infinity Warの結末で主要キャラの半分を死亡させて終わったAvengers、 今作は半分死亡させたこの世界をどうするんだ?!というファンたちへの熱量溢れる回答になっています。 私自身、公開1週間くらい前からSNS等のチェックを注意したり、Avengers系のニュースは全く読まないようにしたりとかなりネタバレに警戒していました。 運営に関してはRDJ以外…

  • ボヘミアンラプソディ

    ボヘミアンラプソディを鑑賞しました。 劇場で観よう観ようと思っていたのに結局家でPCで見ることになりました。 世代にもよると思いますが、私はあまりQUEEN信者ではありません。 しかし、やはり大半の人がQUEENの名曲は聞いたことがあるはずです。 そんなQUEENの、特にボーカルのフレディ・マーキュリーに焦点をあて、製作された今作。全然QUEENに興味がない人でも、彼に関する断片的な知識はあるのではないでしょうか? ロン毛?胸毛?髭?どのイメージが一番強いですか? 私は圧倒的に胸毛と髭でWe Will Rock Youですね。 ここが好き QUEENの曲はそれなりに知っていましたが、その製作さ…

  • ビッグフィッシュ

    ビッグフィッシュを鑑賞しました。 ティムバートン監督だとは知らずに鑑賞を始めたのですが、世界観は確かにティムバートン監督作品ですね。 これまで数々のティムバートン作品を鑑賞してきましたが、中でも好きな作品にノミネートされてしまいました。 いやあ、いい映画だった。 シナリオアウトラインをどう説明したらいいかわかりません。 とりあえずオビワンが出てますね。 ここが好き たくさんの登場人物と二つの時間軸を行き来しながら物語が進んでいきますが、限りなく全ての登場人物にちゃんと役割が与えられており、みんなが魅力的な主人公、という感じです。 おとぎ話のようなストーリーを様々な登場人物の糸が紡いでいき、ひと…

  • 亜人

    亜人を鑑賞しました。 原作を読んだことが無かったので、冒頭は内容を噛み砕くのに時間がかかりましたが、かなり完成度の高い作品だったかと思います。 亜人という概念に関して説明すると、とりあえず不死身です。 殴られれば痛いし刺せば刺さるし打てば穴が空きますが、完全に絶命すると全て元どおりになって生き返ります。 この設定がかなりいい塩梅で、単なるスーパーマン同士の戦いにしない工夫になっているかと思います。 亜人ならではの作戦や戦い方もあり、かなり楽しめました。 また、主演の佐藤健と綾野剛がもう体バキバキだこと。 眼福でしたねえ。 ここが好き 綾野剛演じる佐藤のキャラクターですかね。 基本的にはヴィラン…

  • クワイエットプレイス

    クワイエットプレイスを鑑賞しました。 結構好評だと思っていましたが、酷評の嵐ですねえ。 しかし、鑑賞すればそれとなくその理由はわかります。 シナリオアウトラインは「サイレントで戦う家族」です。 この映画はドントブリーズと対比されていますが、毛色は随分違いますね。 どちらもホラーに位置付けられていますが、どちらかというと今作はアクションでしょうか。 さらに違う点は設定の稚拙さです。 ドントブリーズは目の見えない退役軍人と、その彼をターゲットに強盗を企てる若者たちという他に解釈のしようのない二大勢力を作り上げ、一つの家を舞台にすることで作品のシナリオを固めています。 今作は「音を立ててはいけない」…

  • メイズ・ランナー

    メイズ・ランナーシリーズを鑑賞しました。1、2砂漠の迷宮、3最期の迷宮の3本です。 あまり評判が高いとは言えないシリーズですが、見てみればまあ理由は明らかですね。そもそもがヤング・アダルト向けの小説が原作なので、それを頭の片隅においておくと、憤怒せず鑑賞できるのではないかと思います。 いろんな映画の要素が混ぜこぜになった作品で、バイオハザードのような世界観であり、進撃の巨人のような世界観でもあり、エイリアンのような敵が出たり、いろいろとごちゃごちゃです。 高校生が行き当たりばったりで書いたようなガバガバなシナリオでストーリーが進みます。 シナリオアウトラインは「なろう系イケメン主人公、メイズを…

  • シンクロナイズド・モンスター

    シンクロナイズド・モンスター(原題: Colossal)を鑑賞しました。 はい!!B級映画です!!! colossalとは「巨大な」という形容詞です。 予告編で妙に惹かれて見て見ましたが、よく見たらヒロインがアンハサウェイじゃないですか。 B級なのか…?A級なのか…?と訝しみながら鑑賞する作品です。 シナリオアウトラインは「巨大モンスター、私とシンクロしてる」です。 もう、それ以上でもそれ以下でもない映画なのですが、この超絶意味不明な状況を軸にして時系列的にも物理的にも色々な側面から人間模様を描きます。 個人的にはとても好きです。 まず、アンハサウェイは可愛い。 鑑賞しながら、この映画は何を発…

  • 5パーセントの奇跡

    5パーセントの奇跡(原題:Mein Blind Date mit dem Leben)を鑑賞しました。 久々にドイツ映画を見ました。 主人公がドイツ人ではないので油断していましたが、全編を通してドイツ(当たり前)でした。 シナリオアウトラインは「5%の視力の青年、5つ星ホテルマンを目指す!」です。 5%の視力とは?!と思う方が多いかと思います。 先天性で重症の網膜剥離が原因とのことですが、作品上の描写を信じると「かなり強く視野全体がぼやけた状態」に見えているようです。 つまり、ホテルマンを目指すにはかなり絶望的な状況ということです。 あまり有名でない作品ですが、確か、YouTubeで広告が流れ…

  • ランペイジ

    ランペイジ 巨獣大乱闘を鑑賞した。 主演はTHE ROCKでおなじみ、ドウェイン・ジョンソン。 彼が主演をつとめるとコメディ感が増してしまいますが、今作はそれで正解だったかと思います。 シナリオアウトラインは「ほぼゴリラのTHE ROCKと白いゴリラがでっかい猛獣たちを!!!」です。 アイキャッチとしてアルビノのゴリラが登場しますが、人間味に溢れたこのゴリラは今作においてもかなり重要な立ち位置です。 物語としてはかなり粗が目立ち、設定にも緻密さがないですが、エンターテインメント作品としては笑いあり涙ありで楽しめました。 ここが好き 軽快なシナリオとアルビノゴリラのキャラクターです。 軽快さ上に…

  • キャプテン•マーベル

    キャプテン・マーベルを鑑賞しました。MARVEL史上初、女性が単独主人公ということで、現代の社会構造を支援している感じがします。シナリオアウトラインは「キャプテン・マーベルが出来るまで。」です。 何を書いてもネタバレになるので、ざっくりとした感想だけしか書けません。とにかくキャプテン・マーベルは超つええってこと。そしてこの作品ではキャプテン・マーベル=キャロルの生い立ちから、いかにしてキャプテン・マーベルになったかまで詳しく描かれています。ストーリー自体もかなり練られていて、ミスリードやどんでん返しもあり楽しませてくれます。 ここは気になる 私はMARVEL作品は基本的に「超人的な力を持った人…

  • スパイダーマン スパイダーバース

    SPIDER-MAN: INTO THE SPIDER-VERSE - Official Trailer (HD) スパイダーマン:スパイダーバースを鑑賞しました。予告編Part1が公開されてからかなり楽しみで、TOHOシネマズ予約解禁日前日23:59、いまだあ!と予約画面へ遷移して拍子抜けしました。やはりカートゥーンというところが障壁となっているのでしょうか。 ガラガラの予約画面。余裕綽々でチケットを購入し、無事、鑑賞してまいりました。まず、なぜそんなに拍子抜けしたかというと、メディアでのプロモーションがかなり強めだったからだと思います。テレビっ子・YouTubeっ子の私はてっきり世間はスパ…

  • 銀魂

    柄にもなく銀魂を鑑賞しました。 そもそも、銀魂の漫画を読んだこともなく、アニメも見たことがなかったのですが、 続編が制作されているということは、それなりに面白くできていたんだろうと思い、鑑賞しました。 まあ、なんとくか、テンションはデッドプールですね。 創作の世界にいることを前提にお話が進んでいく痛快なシナリオです。 ここがきになる 個人的には、ふざけ倒したいのか、ちょっと真面目なのか分からず、どっちとも言えぬ気持ちで見ていた且つ、原作も知らないので純粋に楽しみきることはできませんでした。 若干の内輪感があるので注意です。 しかし、原作ファンは間違いなく楽しく見られるのではないでしょうか! 久…

  • Steve Jobs

    スティーブ・ジョブズ(原題:JOBS)を鑑賞しました。 マイケル・ファスベンダーが主演のものとは別です。 今作の方が2013年と早くリリースされたものです。 ストーリーはジョブズがAppleをのし上げるまでのあれこれですね。 マイケル・ファスベンダーの2015年のものはどちらかというとジョブズの私生活にせまるというか、なんというか、描き方は違いましたね。 どちらも人間性にフォーカスはあてていますが、今作の方がより嫌な奴に見えます。不思議。 冒頭に往年のジョブズが登場し、あまり似てないなあと思いながら見ていたので、若い時代も、違和感たっぷりに見ていたのですが、若い頃のジョブズと、今作の主演アシュ…

  • パシフィック・リム

    パシフィック・リム アップライジングを鑑賞しました。 第一作目が好きで、続編となる今作にもかなり期待していたのですが、私個人としてはかなり残念な作品でした。 例によって星の少ない作品に関してはネタバレを厭わずレビューしていきます。 まず、最も残念なポイントは「前作の設定を忘れている」です。 第一作目ではそもそもイェーガーに乗る人物というのがかなり限られていたはずです。 だからこそ主人公が乗る必要があったし、乗りこなすのにもかなり時間がかかったのです。 しかし、今作では操縦さえできれば乗れるただのロボットのような描かれ方をしていました。 解せぬ。 その後も色々とツッコミどころの多い展開が続きます…

  • シザーハンズ

    シザーハンズを鑑賞しました。名作です。 ジョニーデップ主演で、シナリオアウトラインは「手がハサミの男、社会に溶け込む。」です。 日本ではドラマとして放映されたフランケンシュタインの恋という作品がありますが、世界観がそれにそっくりです。 要は人を傷つけてしまう人造人間が文明社会に溶け込もうとするお話です。 ジョニー・デップ演じるシザーハンズはまさに怪演で、不気味の中にチャーミングさを感じる素敵な仕上がりになっています。 ここが好き 色使いや街の雰囲気がかなり独特で、登場人物たちのキャラも濃く、なんだかアニメを見ているような気持ちになります。 いろいろツッコミどころはもちろんありますが、一つの作品…

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