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ぽかぽかな日々 http://mainichipokapoka.blog.jp

ネタバレなしの私的感想を書いています。ジャンルを問わず乱読派ですが、ミステリーがお気に入りです。

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2018/11/10

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  • 浮雲 林芙美子

    第二次世界大戦後、仏印からほぼ着の身着のままの状態で帰国したゆき子は、敗戦した日本の現実に大きな虚無感を感じる。戦時中、義弟との不倫関係から逃れるためにタイピストとして仏印に渡ったゆき子は、農林省の富岡と出会い豊かな南国で生涯忘れえぬ恋に落ちていた。けれ

  • 放浪記 林芙美子

    大正11年から5年間、日記風に書き留めた雑記帳をもとにまとめた、林芙美子の自叙伝。本書には、昭和5年に刊行されベストセラーとなった、「放浪記」「続放浪記」が第1・2部。戦後に刊行された「放浪記第3部」が第3部となり収録されている。私は時系列に沿って書かれ

  • 一葉 鳥越碧

    先日読了した「恋歌」の主人公・中島歌子の弟子であった樋口一葉の、24年というあまりにも短い生涯を描いた長編小説。樋口一葉の全てがこの一冊に描かれているのではないかと思えるほど詳細であり、著者の一葉への熱い思いが伝わってくる素晴らしい作品だった。明治20年

  • 恋歌 朝井まかて

    明治36年。三宅花圃が、師・中島歌子の手記を見つけ、読み始めることにより物語は始まる。時は江戸末期、樋口一葉の師として知られる中島歌子(登世)は、江戸で商家の娘として裕福な暮らしをしていたが、一途な恋を成就させ水戸の藩士へと嫁ぐ。夫は尊皇攘夷の急先鋒・天

  • 11月の購入本

    2冊とも、ずっと探していた作品。ようやく見つかり、とても嬉しい。まだ1作品目の「事始」を読んでいないのだけれど、これから読みたいシリーズなので続きを購入。ちくまの日本文学は、とても読みやすいのでお気に入りのシリーズ。今回は期限の迫った楽天ポイントで購入し

  • しろがねの葉 千早茜

    戦国時代末期。戦と凶作による貧しさに耐えかねた一家は夜逃げを決行するが、追手に見つかり5歳の少女ウメは両親と離れ離れになってしまう。生まれつき夜目の利くウメはひとり山中を生き抜き、石見国、仙ノ山と呼ばれる銀山の間歩で、天才山師・喜兵衛に拾われる。喜兵衛か

  • 2022年10・11月に読んだ本

    爆弾 呉勝浩ゆうじょこう 村田喜代子あの図書館の彼女たち ジャネット・スケスリン・チャールズ図書館 宮本百合子ポケットに物語を入れて 角田光代人間失格 太宰治木曜組曲 恩田陸コンビニ兄弟 町田そのこ以上8冊でした。今回のイチオシ本は「あの図書館の彼女たち

  • 悶絶スパイラル 三浦しをん

    三浦しをんさんの日常を綴ったエッセイ。勿論期待どおりの面白さだった。揃って野球観戦にいくほど仲良しの家族なのに、それぞれがわが道をゆく故に漂うまとまりのなさに、なぜかほっこりしてしまう。特に私は、姉に暴言ばかり吐く安定の毒舌弟が大好きだ。古書店勤務時代の

  • コンビニ兄弟2 町田そのこ

    コンビニ兄弟シリーズ第2弾。今回は短編3作品が収録されている。息子夫婦の頼みで自身の家を引き払い同居したものの、見知らぬ土地で孤独に苛まれ殻に閉じこもっていたおばあちゃんが、フェロモン店長との出会いで生活が一変する「恋の思考をグランマと」前作にも少し登場

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