なんかちょっと面倒だな。家で寝ていたい。 友人たちとの待ち合わせ場所に向かいながらそんなことを考えて欠伸をした。なかなかとんでもないことだ。まあ特に目的もなく、とりあえず駄弁りながらご飯食べようや的ノリだから仕方ないっちゃ仕方ない……だろうか。 彼らもきっと同じことをチラと...
お昼もすぎたころに、昨日の日記です。 訪ねてきた睡魔に強く言えず、なあなあの生温い友情を育んでいるものですから、しばしばこういうことになります。っていうか今までの日記もそうなんですが。 いろいろ不調なあまり、書くのがだるいだるくないどころか頭から日記なんか消えていたように思...
小さな頃……のヒーローといえば。 僕にとってはかいけつゾロリだと思う。 いやかいけつは怪傑であり、彼は品も良くない小悪党なのだろうけども、あのここぞというときの、特に物作りにかける熱量が大好きだった。 彼がつくりあげたメカを見開きでどーんと紹介するページが楽しくて楽しくて。...
土曜日はずっと街を散歩していた。 最初からそのつもりだったわけじゃない。僕は水族館に行こうと思っていた。だけど目覚まし時計をかけずに存分に睡眠をとったり、道中にある古着屋を覗いたりしていたものだから、たどり着いたのは閉館の40分くらい前だった。 ふつうは、時間をちゃんと...
年末年始から雪は降っていない。 なんなら昼間なんかそこそこ暖かな日があって、河原を歩いて長閑だなとぼやいていたりする。冬が終わった訳でもないのに、気が緩んでいるなァ。 僕の周りもちらほらインフルエンザの話を聞き始めました。こいつは笑えない。好き好んで外をぶらついてるからこそ...
1週間のうち、火曜日だけは早起きをしなければいけない。 日付が変わってから家に帰り即布団に潜り込む生活にいささかしんなりしていたが、今週は月曜日が休みだったから十二分に睡眠がとれた。 ふざけたお話ではあるが、今度は休みボケのポヤポヤした脳みそに苦しむへいろー。 空っぽの頭...
二度とやるかとよく思う。 腿が重く、膝は僅かに痛む。吐き出した息を取り戻そうと、森に浸った冷たい空気を思い切り吸い込む。ゼェゼェと繰り返していくと、喉の奥がヒリヒリとしてくる。 あーくそ、しんどいな。吹きさらしで枯れた言葉がポロポロ落ちる。 ヘッドライトの光が切り出し...
僕が席に着くと既に注文がなされていた。 ほんまくわいな。 2人で店を目指しながら「アレ食べてみめっちゃ美味いから、辛いけど」「ほーんそうなんですか〜」なるフワフワした会話をしていたからだろう。 程なくして、真っ黒いスウプの担々麺が2つ席に並ぶ。大盛りだった。そして明太子...
文庫本でムーミン谷のシリーズを読んでいます。 アニメーションといくつかの有名な言葉や話しか知らなかったから、幾分か暗く、幻想的な挿絵に惹かれます。のほほんとしたイメージに反して、たまーに刺々しいときがあるのは少し驚きました。 ヘムレンさんは憎めないなぁ。 ...
基本的にはタイヘンな臆病ものの自覚はある。 その為、昔から八方美人という言葉がピンとこない。 精神的な消耗をさけたいって我が身可愛さももちろんあるけど、表向き当たり障りなくやっていくのがそんなに悪いこったろうか。 みんななんだ、嫌なことは正面からバチバチにいけるのか。...
19年だよ。19年ですねぇ。 だからなんだと頭の半分くらいは思いつつ、世の中の雰囲気になんとなく流されてお蕎麦を頂いたりしてみるへいろー。 暖かい布団で眠ることができる生活に感謝しつつ、暖かいベッドの中でいつのまにか新年を迎えていました。これまで地に足のつかない暮らしだった...
金曜日で仕事納め。 無事かどうかはわからないけど、ベストは尽くした。来年も頑張りすぎずにガンバロウ。 昼間家をでた頃はぱらぱら細やかに降るばかりだった雪は、深夜近くになるとそこそこ積もって雪化粧を施していた。 仕事場のある街中とは違うものだなァ。 はちみつれもんを飲みつ...
天気予報士が言っていたとおり、なかなかきつい寒波がやってきた。 僕が思っていた以上に風は冷たく、白い息を吐いて笑ってしまう。 ああ、いけません、いけません冬将軍様。 あなた様とわたくし達は、きっと住む世界が違います。 行楽は結構ですが、どうか程々に。 ...
仕事納めが近づいている。 まあ、その辺は特に感慨もないのです。 それどころか最近はそんなにやる気もないのですが、いざ始まればモチベーションに関わらず動けているのでまあ自分くらいは褒めてあげるべきでしょうか。 やり残しも思い起こしも何も、あまりに2018年がしっちゃかめっ...
「あんな忙しい連休に何してやがった!」 若干の休みボケをしてフワフワとした頭に先輩の言葉が響く。 業務の都合上、僕は土日が休暇なのだけれど、社内には土日こそ忙しい人もいる。 僕は肩を竦め、よく寝ましたと馬鹿正直に答えた。 そも、先輩は休憩に行くときは笑顔で送り出す癖に...
(ワンッ トゥッ スリィッ フォッ♪ ) ズンチャーララーラジャーラーラララン♪ (♪確か、彼女はたったの17だったんだ) (♪わかるだろ?) (♪その姿はとびっきりイケてたって) デンデレレッレレーンッレレン♪ (♪他の誰とも踊れないよ) ...
ここ最近は、少しだけ詩を書くことをしている。 読むのは好きだけれど書くのは本当に久しぶりだった。 SNSは人の作品に触れられ、また自分もそこまで気後れなく書けていいなと思った。 いきなりどうした君、という感じではあるけれど、僕はもともとそういうのが好きだったことを思い出...
忘年会は苦手だ。 行けばなんということもないけれど、行くまではどうにも気が重い。 ただ今年は業務の都合上、同僚と若干ズレたシフトで働いているから、逃げてしまえると思っていた。 「へいろサン〜〜今回は火曜日ですから〜〜」 後輩の子はピンポイントで僕が空いてる日に席を設...
気が向いたらちょっと歩こう。 エレキベースの弦を張り替えながらあくびをした。替えたばかりのてかてかとした音はなんだか変な感じでおもしろい。 高校生の頃にバンドを組んでいた。学祭に出るためにブルーハーツをひたすらやってぴょんぴょん跳ねまわって笑っていた。一方で、月に一度ライ...
2人の恋はいつだって、時速30kmで走って行くのです。 キャプテンズを聴いていると……時速30kmの恋ってどんなものだろうかと余計な想像が止まない。歩いている人から見たら早いけれど、乗り物としてみたらとても健全な速さだ。 なんだろーか。 昨日はたまーーーにある暇すぎて...
体調は可もなく不可もなく。 フラットなモチベーションに軽やかな足取り。 口笛はなぜ遠くまで聴こえるの? あの雲はなぜ私を待っているの? 教えておじいさん。 そんなことをぬかしていたら謎の脱力感に襲われて2時間ほど物陰でグダグダとうずくまる羽目になった。誰...
送られてきた荷物には「冷蔵品」の印字がされてあった。家族の名が送り主として記載されている。 はてさて。 そう言えば家族からは何度か「爆弾を送る」「送った」などという連絡が入っていた。事前に宣言することは優しさなのかそうでもないのか。 空箱を贈られた意味を察し自死を選...
「何かを伝え忘れている」 誰かと話をしている最中に、このような不安にかられる事がある。肝心な時に必要なひみつ道具が見つからないドラえもんのように頭をがさごそと漁ってはみても、なかなか思い出すことができないままでいる。 「忘れるくらいだからきっと大した内容ではない...
各地で夏日を記録したらしい。 ナントモカントモ、12月になったというのに驚いちゃう話だなぁ。 この街は夏日とまで行かなかったけれど、確かに歩いているうちに汗ばんでしまうような熱気があった。これで週末には一気に冷え込むというんだから、困ったオハナシだ。 年末も近い。それでも...
朝が苦手になってしまった。 僕がラーテンクレプスリーめいた存在であればこれは重大な問題なのだけれど、僕は単に普段の生活が半分くらい夜型だから早起きがしんどいというだけだ。 朝食をとればそれなりに目が覚めるというのに。 ベッドに転がるアザラシめいた、いや、アザラシに例える...
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