突然ですが、勝小吉の著作の一つ『詠め草(ながめくさ)』より(個人的には読んでたけどもブログで書いたことなかった)、天保十一年(西暦1840)、夢酔(小吉)が39歳の時のお話です。主に夢酔が詠んだ歌から膨らました、ほぼほぼフィクション演出です。15分で考えて2日で書きました。 後ほど、解説文を付け加えます。 ランキング参加中マンガ
※このページはカラーイラスト収納場所です。新しいのが、上に来ます。 小林隼太さんと小吉(2022,11,19) 小林隼太さん(左)と、小吉(右)です。 小林さんの髪の毛(のイメージカラー)は緑です。ここ以外で塗られる機会は無いと思いますが…。 ※御存じない方に解説すると、小林さんは小吉に剣術の試合で負けて、小吉を闇討ちにしようとした人です。 芝翫縞(2022,7,10) 芝翫縞(しかんじま…箪笥の取っ手とかに使われる鐶に四本の縞で、「しかん」→歌舞伎役者の中村芝翫を表した模様)の着物です。小吉は着なさそうですが、かねてよりうすうす格好いいと思っていたので、思い立って描きました。 いつもたいてい…
2022年11月に描いた絵です。 小吉の正面図。 大人の小吉の顔は、久し振りに描きました。
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突然ですが、勝小吉の著作の一つ『詠め草(ながめくさ)』より(個人的には読んでたけどもブログで書いたことなかった)、天保十一年(西暦1840)、夢酔(小吉)が39歳の時のお話です。主に夢酔が詠んだ歌から膨らました、ほぼほぼフィクション演出です。15分で考えて2日で書きました。 後ほど、解説文を付け加えます。 ランキング参加中マンガ
ペン入れ&セリフ入力ができ次第、順次公開していきます。全ページ公開できたら、解説文を付け加えます。 あらかじめ原作の該当箇所を文章で打っておきますが、ネタバレをこうむりたくない方は、読まないようにしてください。
ブログに載せるのをすっかり忘れていましたが、はやおきは2024年3月あたりから、デジタル作画の勉強をしています。 とゆう訳で、デジタルで描いた絵をここには載せます。新しいのが、上に来ます。 四番目にデジタルで描いた絵です。両手ピースの小吉。 珍しく線がキレイ…と思いきや、むしろ線画をデジタル作画するのを諦めて、アナログで描いた線をスキャンして、色だけデジタルで塗りました。 横に並べたのは、試しに背景を塗りつぶしたものです。 三番目にデジタルで描いた絵です。一度目の家出中盤頃の小吉。 もはや全身を描くのをすっかり諦めておる…。 透明水彩とゆうツールで塗ったものです。色が全然乗らないけども、手描き…
勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその11です。 箱根山中で崖から転落して、金玉を打った小吉。小田原の三枚橋で休んでいると、人足に「ウチで奉公しない?(意訳)」とスカウトされます。マンガ『夢酔独言』、漁師編スタートです。
勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその10です。 石部(現代の滋賀県)で出会った親方に「江戸へ帰れ」と言われ、府中(現代の静岡県)まで連れてきてもらった小吉でしたが、その晩に親方がケンカ騒ぎを起こし、小吉と別れることになります。 放浪の旅を再開した小吉ですが、崖の所で寝て、当然ながら崖から転落します。
このブログを読んでくださる皆様、去年はとってもお世話になりました。今年も、マンガ『夢酔独言』および勝小吉をよろしくお願いいたしますm(_ _)m 2024年1月に描いた絵です。 干支の絵を描こうと思っていたものの、クリスマスの絵で力を使い果たして、元旦の朝に起きてから描いた絵です。 恐竜を飼うと世話が大変。
色を塗った一枚絵をまとめた記事があったのですが、どういう訳かブッ飛んで消えてしまったので、また新しくここに、色を塗った一枚絵をまとめていきます。 新しく描いた絵が、上に来ます。 しゃがむ小吉(2023,12,26) 小吉10歳くらい。稽古着を着ています。 コピックで塗りました。 走る小吉(2023,12,26) 小吉9歳の年の喧嘩の一場面です。落書きを清書したもの。 右奥にいるのが、小吉の弟・鉄朔です。 コピックで塗りました。スキャンしたらメチャクチャ薄くなった…。 江戸時代のサンタさんB(2023,12,24) 3年くらい前に描いた、江戸時代のサンタさんシリーズの別ヴァージョンです。 オオカ…
旧十四話が十八話の後に移動して小吉の持ち物が変わったので、描き直したものです。せっかく描いたので、絵だけ公開します。 後に製本する際には、こちらを採用する予定です。 ↓ 内容はこちらと同じになります。 小吉の格好と、細部の演出が違うだけ。 musuidokugen.hatenablog.com
勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその9です。 約2ヶ月間放浪の旅を続けていた小吉ですが、石部(現代の滋賀県)で九州秋月藩の親方と出会い、「江戸へ帰れ」と言われます。
2023年11月に描いた絵です。 手からハートマークを生成する小吉。 Xで呟いた絵なんですがあんまりテキトウに描いたので、ちょっとちゃんと描き直したやつです。 ランキング参加中イラスト
勝小吉の25歳年上の兄・男谷彦四郎(西暦1777~1840)。信濃中之条と越後水原で代官をしていました。彦四郎さんは『夢酔独言』にも度々登場し、代官として詰めきり(赴任)したことにも触れられています。 ところが、『夢酔独言』の記述と、実際の彦四郎さんの代官任期を照らし合わせてみると、ズレがあるようなのです。 そこで、この記事では、資料に残っている彦四郎さんと、後に越後水原代官になった小吉の次兄・松坂三郎右衛門さんの実際の代官を勤めた期間と、『夢酔独言』での記述を比較し、『夢酔独言』内のエピソードがあった実際の時期を割り出してみよう!という検証をします。 ・男谷彦四郎さん・松坂三郎右衛門さんの代…
マンガ『夢酔独言』を描くにあたって、特に参考にした資料をまとめました。各本参考ポイント解説付き。 そのうち増えるかもしれません。 ・『夢酔独言 他』 平凡社 東洋文庫138 勝小吉 著 勝部真長 編 ・『夢酔独言 現代語訳「勝小吉自伝」』 PHP研究所 勝部真長 編訳 ・『氷川清話』 講談社学術文庫1463 江藤淳 松浦玲 編 ・『勝海舟』 筑摩書房 松浦玲 ・『海舟語録』 講談社学術文庫 江藤淳・松浦玲 編 ・『江戸大古地図』 別冊宝島 菅野俊輔 監修 ・『勝小吉と勝海舟 「父子鷹」の明治維新』 山川出版社 大口勇次郎 ・『F.ベアト写真集1 幕末日本の風景と人びと』 明石書店 横浜開港資料…
2023年10月に描いた絵です。 新しいのが、上に来ます。 一度目の家出後半、単物から古襦袢に着替えた小吉。 着物の着付けとしては間違ってるかもしれませんが、幕末・明治頃の写真で裾をダルダルで着てる人がいて、これも一種のリアルさだと思って取り入れました。 小吉がそのうち落ちるので、崖の絵です…が、構成に囚われ過ぎて、変になってしまいました。本編ではもっといい感じにします。 10月27日はテディベアの日なので、テディベアの絵です。 椅子の横に110年前のドイツのテディベア、椅子の上に80年前のアメリカのテディベア、椅子の下に70年前のイギリスのテディベア。 人間(小吉)がセーラー服を着てるのは、…
2023年9月に描いた絵です。 頬を触る時、口開けるよねという絵です。 個人的にはこーゆう図が大好きです。 紙の隅っこに落書いたものなので、実物はこんなに大きくありません。 ランキング参加中イラスト
勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその8です。 前回、白子で熱を出して1ヶ月ほど寝込んでいた小吉でしたが、回復し、府中まで戻って来ます。そこで新たな出会いが…。
原作『夢酔独言』に登場する場所・人の忘備メモです。一度目の家出中限定。 目次(小見出し)は平凡社東洋文庫版『夢酔独言』に従います。漫画の話数に沿うと、順番の前後や取りこぼしがあるので。 ・十四歳・出奔・乞食旅 ・上方(かみがた)…京都付近 ・品川…現代の東京都。東海道の宿場町。「先づ品川まで道をきゝ々々して来た」 ・藤沢…現代の神奈川県。東海道の宿場町。出発当日に泊まった ・町人の二人連れの男…浜松まで小吉と一緒に行動した。通行手形を手配してくれた ・小田原…現代の神奈川県。東海道の宿場町。旅の二人連れと出会った後、泊まった ・関所…箱根関所 ・浜松…現代の静岡県。東海道の宿場町。浜松城城下 …
もしこのブログを読んでくださっている方がいらっしゃったら、ありがとうございます。 今日(昨日)、今まで積み上げてきた(と思っていたもの…実際はそんなもの無かったのかもしれません)ものを、全部自分で投げ出して壊しました。 誰も居ない所に戻りました。今はただ天井に向かって、息を吸ったり吐いたりしてるだけです。
勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその6です。 前回、伊勢から四日市方面まで戻った小吉は、白子(しろこ)の松原で熱を出しますが…。
2023年6月に描いた絵です。 新しいのが、上に来ます。 笠を被った小吉。 人が衰弱してくると、唇も弱ってくるので、それを取り入れた絵です。はやおきも、自宅療養中はこんな口をしていました。 一度目の家出中の小吉です。 最初、笠を描き忘れてて、後で描き足しました。なので、日付が5月になってます。 ランキング参加中イラスト
2019年の冬休み、いよいよ超面白いマンガ『夢酔独言』のペン入れを開始した『夢酔独言』専門漫画家のはやおきです。 この記事は、今までテキトウに描いていた時代劇作画についてのあれこれを調べ、ついでにブログのネタにすることで、皆様に還元しようという企画です。あくまではやおき調べなので、「何か描いてるな~」程度に捉えてくださいませ。 随時更新。新しいのが上に来ます。 ・股立(ももだち)を取る 袴の両脇にある三角の開きの縫い留め部分を、股立(ももだち)といいます。股立を袴の紐に挟むことを、「股立を取る」といいます。 今まで、袴をたくし上げるシーンでは、裾(すそ)を紐に挟んでいましたが、改めて調べてみる…
2023年4月に描いた絵です。 新しいのが、上に来ます。 東京へ行った時の、飛行機に乗った感想(フィクション)です。 勝海舟は船酔いしていたというエピソードから、漫画にしたものです。 はやおきは10年ぶりくらいに飛行機に乗ったので、こんな感じといえばこんな感じでした。 その辺に立って記念撮影される小吉。 信州にて、郡代百姓屋敷での騒動の後のイメージです。まだ後始末中で、小吉も撮影が終わったら仕事に戻りました。 はやおきはケチなので、漫画に使わない一枚絵に背景は描かないのですが、気が向いて描きました。 ランキング参加中イラスト
2023年3月に描いた絵です。新しいのが、上に来ます。 座る小吉。 幕末明治時代の写真とかで、着物の肩がダルダルの人がいたりするので、着物の肩がダルダルなこともあるかもしれない、と思って描いた絵です。 その辺の紙に書いた落書きに、ペン入れしたものです。 旅姿の小吉。 珍しく人体描写の本を見ながら描いたからか、足が綺麗に見えちゃっています。 大人の小吉。 漫画では子供の小吉を描いているので、大人の小吉を描くのは久し振りです。 ランキング参加中イラスト
前口上は前の記事に書いたので、読んでいただけると分かりよいと思いますが、↓ musuidokugen.hatenablog.com 改めてザックリ説明すると、はやおきが原典としているのは平凡社東洋文庫版『夢酔独言』ですが、講談社勝海舟全集別巻「来簡と資料」にも『夢酔独言』が収録されており、その解題曰く「我々は戸川氏所蔵の原本から一字々々完全に新しく、かつ原本の字に完全に忠実に読み起こした」そうで、東洋文庫版と読み比べると確かに何箇所か違う部分があるので、書き出してまとめておこうという記事です。 前の記事では、『夢酔独言』本編にあたる、小吉が生まれてから末尾までをまとめましたが、この記事では、冒…
2022年12月に描いた絵です。 リアル寄りの小吉。たまにかくやつの何回目か。
マンガ『夢酔独言』作画担当者のはやおきです。 はやおきが原典としている『夢酔独言』(ご存知ない方のために説明すると、勝海舟のパパである勝小吉が江戸時代に書いた自伝で、現代語訳なしでも読めてしかも面白い)は平凡社東洋文庫版なのですが、手持ちの講談社勝海舟全集別巻来簡と資料(勝海舟全集にもいろんな出版社のいろんなヴァージョンがあります)を眺めていたら、そこに『夢酔独言』も載っていたわけです。 で、内容は日頃読んでる東洋文庫版と同じと思って熱心に読んでいなかったのですが、〈中略〉講談社勝海舟全集の解題で、他の勝海舟全集や東洋文庫を「誤りが多い」としたうえで、「我々は戸川氏所蔵の原本から一字々々完全に…
勝小吉自伝『夢酔独言』より、小吉14歳、一度目の家出エピソードその5です。 ここまで物乞い&野宿生活をしながら府中へ来た小吉ですが、侍の馬の稽古に居合わせ、馬に乗ったら侍に拾われました。「この家にて辛抱しろ」と言われる小吉ですが…。 おれが腹の内で思うには、こんな家に辛抱して居ても何にもならぬから、上方(かみがた)へ行きて、公家の侍にでもなる方がよかろうと思って、ある晩単物(ひとえもの)も帯もたたんで寝床に置いて、襦袢を着てその家を逃げ出して、 ※原作『夢酔独言』より、はやおきによる現代仮名遣いで引用 拾ってくれた与力の家で6、7日居た小吉ですが、「こんな家に辛抱して居ても何にもならぬから、上…
※このページはカラーイラスト収納場所です。新しいのが、上に来ます。 小林隼太さんと小吉(2022,11,19) 小林隼太さん(左)と、小吉(右)です。 小林さんの髪の毛(のイメージカラー)は緑です。ここ以外で塗られる機会は無いと思いますが…。 ※御存じない方に解説すると、小林さんは小吉に剣術の試合で負けて、小吉を闇討ちにしようとした人です。 芝翫縞(2022,7,10) 芝翫縞(しかんじま…箪笥の取っ手とかに使われる鐶に四本の縞で、「しかん」→歌舞伎役者の中村芝翫を表した模様)の着物です。小吉は着なさそうですが、かねてよりうすうす格好いいと思っていたので、思い立って描きました。 いつもたいてい…
2022年11月に描いた絵です。 小吉の正面図。 大人の小吉の顔は、久し振りに描きました。