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2018/10/17

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  • 無職さん㉑もう一緒にいなくてもいい

    無職さんが会計を終えて、ユニクロのショッピングバッグを嬉しそうに掲げて戻って来た。特に用事もないが、これ以上一緒にいる必要も無いので「じゃあ、帰りましょうか。」と促すと「良かったら洋服選んでもらったお礼にコーヒーでもごちそうしますよ。」と言われた。いやいや、もうお礼ごっこは良いよ(;´∀`)そもそも洋服選んでないし。 だから「いやいや、ぜんぜん何もしてないですよ!それに、まだ仕事の資料とかまとめないとならないので(ウソ)もしまだお買い物続けられるようなら、ここで失礼します^^」と言うと「じゃあボクも帰ろうかな。」と一緒に駐車場に向かう事になった。 駐車場で「それじゃあ^^」と車に乗り込み、無職…

  • 無職さん⑳譲れないオシャレのこだわり

    気を取り直して 「こんな感じが良いんじゃないでしょうか。」 とポスターを指さすと 「あ~…」 とあまり気乗りしない感じだ。 「あまり好みじゃないですか?」 と問うと慌てたように 「いや、そうじゃないんだけど、こういうパンツっていくつも持っているから、また同じのが増えちゃうかなって。」 (おそらく)何十年も前のユニクロのフリースを着ているという事は、きっとユニクロ愛用者なのだろう。 だからこのパンツと同じようなものを何着も持っていても不思議ではない。 だがきっとそれらはもうクタクタで、よれよれで、デザインも似て非なる物なのではないかしら。 それに関してもうこれ以上特に何も言う気がしなくなったので…

  • 無職さん⑲収納が広いのかな、なんて(;´Д`)

    無職さんから洋服を選んで欲しいと言われ、食事のあとでユニクロに行く事になった。ユニクロっていいよね、ショッピングモールはもちろん、いろんなところにあるから^^ 「じゃ、早速行きましょうか。あ、もちろんここは私にお任せください^^」 と言うと無職さんは 「本当に良いんですか?なんだか申し訳ないですね。」 と本当に申し訳なさそうな表情をしていたが、無職の人からお金を取る方が気が引けるというもの。 支払いに関しては本当に問題は無いし、全くイヤな気持ちにならなかった。 それは本当。 ユニクロに入り、ずんずんと奥まで入って行くと、ほらね、ポスターみたいなのが貼ってある。 このモデルさんはスタイルの良い外…

  • 無職さん⑱ユニクロ最高!

    洋服を選んで欲しいと言われ、悩んだ結果、とてもいいお店を思いついた。それは誰もが知る ユニクロ👕 今の無職さんなら、ユニクロでも十分オシャレになるはずだ。 いや、むしろユニクロでシンプルに今の流行を取り入れればいいではないか。 それにユニクロなら店員さんの邪魔は入らないはずだし、こちらの気兼ねも無い。 あ…もうしかして、無職さんはオシャレなお店に入りたかったりして?と思ったので、一応聞いてみることにした。 「私が思うに、久しぶりに洋服を買う時って、お店のマネキンとかポスター見て、上から下までそのまま買っちゃえば間違いないと思うんです。ユニクロってちゃんと流行に沿っているから、ユニクロで買うのが…

  • 無職さん⑰

    無職さんは話をするのが好きなのか、食事をしながらも次々と話題を持ち出して会話が途切れることが無い。決して自分の話だけをするのではなく、ちゃんと気持ちよくコミュニケーションも取れる男性だ。せめて服装くらい良かったら…などと漠然と思っていると「マリコさんはこういうところで洋服買うんですか?」と言われてドキッとした(゚Д゚;)あ、ショッピングモールでってことね。「そうですね、見て回るだけで楽しいので、ショッピングモールでもデパートでも。最近はネットでも買います^^」「そっか、ボクは東京にいた時は仕事ばかりしていたから、土日はぐったりして動けなくなって、外に出る事も滅多になくて、洋服もあまり買ってない…

  • 無職さん⑯地方と東京の金銭的価値は違うのか?

    無職さんが“本日の定食”的なものを注文したので、気を遣っているのかな?と思ったが、特に何も言わない事にした。 注文してから、無職さんは私に色々と質問をしてきた。まあ“お友達”なので多少の情報交換は必要だよね。というか、料理が運ばれてくるまで間を持たせる必要があるからね。 「仕事は〇〇って聞いてますけど、忙しいですか?」 と聞かれ 「このところの騒動で少なくなって来てますね。5月までは影響が出ています。」 この時はまさか、このコロナ騒動が先の見えない状況になっているとは思わずにいたので少し軽く考えていた。 「無職さんはお仕事探されているんですよね?」 こんな事を聞いてみたのは私の狡さとでも言おう…

  • 無職さん⑮消毒って言われてるじゃん(;´Д`)

    ショッピングモールに着いて車から降りる時、無職さんは上着を着ていた。 さっき会った時には懐かしいデザインのゆったりタートルだったが、その上に、これまた懐かしい感じのフリースを着ていた。 そのフリース、私が学生時代にユニクロで買ったのに似ている。と思ったが、もちろん口にすることはしなかった。 同じセンスと思われたくなかったので(-_-;) レストラン街に到着し、ぶらぶらと見て回ると、心配しなくても行列の出来ているお店など回転寿司くらいのものだった。 「和食、洋食、中華、どれが好きですか?」 と尋ねると 「昨日中華だったから、和か洋…和食かな。」 と返って来たので、一番近くて目についた定食屋さんの…

  • 無職さん⑭身の程知らずの価値観

    さすがの私もここまでやってくれて何もお礼をしないなんてことはできない。時間もちょうどお昼を過ぎたところだ。本人もわかっていたかもしれないが「お礼と言っては少ないですが、ランチをごちそうさせてくれませんか?」と申し出ると「え、そんなの良いですよ。」と答えてくれたのだが「いえいえ、そうしないと私の気が済まないので。」と押すと「そうです?じゃあお言葉に甘えます。」とあっさり承諾してくれた。借りは作らないに越したことはないからね(;’∀’)「どこか良いところありますか?」と聞かれ、彼氏や女友達とのランチなら行きたいところはそこそこ思いつくのだが、特別な感情の無い相手との食事となると考えるところがある。…

  • 無職さん⑬同じ空気を吸うという事

    私は世の中の多くの女性と同様、配線などがとても苦手だ。男性が皆そういう作業が得意だとは思っていない。だからもし夫となる人も、私と同じ不器用な人だとしたら困りものだ。配線丸出しの部屋のみっともないことよ。そんな事を考えていると 「取り付けたので、中に入って来てもらっていいですか?」 と言われて、ハッとして助手席に座った。そこで改めて扉を全て閉めることになったのだが…あ、なんというか、落ち着かない(;´Д`) 好きな人とならうれしくて仕方ない車の中という密閉空間も、好きでもない人とだとこんなに息苦しいものだったか。 「こういう感じで録画が始まります。」 とか 「ここに録画されます。」 とか教えてく…

  • 無職さん⑫ちょっとカッコイイかも

    ドライブレコーダーを選んでもらうために一緒にお店に来た。無職さんと会う前は、もしかしてデート気分で選ぶことになるのだろうか?と、少しワクワクしていたのだが、無職さんの車や容貌が想像していたものと違ったため、既にテンションが下がっている。むしろ、こんな(好きでもない人と一緒にいる)ところを知り合いに見られることはどうしても避けたいとまで思うほどに。それでつい、早く切り上げたくて 「無職さんのと同じのにしようかな^^」などと笑顔で言ってしまった。これではまるで無職さんに気があるみたいだと思ったが、無職さんは 「うん、そうね、悪くないと思いますよ。」と軽く答えてくれたので、別に気にしていないようだ(…

  • 無職さん⑪男らしかったり女らしかったり

    確かに会った瞬間ガッカリした。しかしそれは相手にだって同じことが言えるはずだ。それなのにこうして率先してぐいぐい引っ張ってくれるなんて、男らしくって頼り甲斐がありそうではないか。 男らしい(;´∀`)? ん? ドライブレコーダーのコーナーに向かってずんずんと先に立って歩く無職さんを見て、なんだか違和感を感じた。 そもそも細身の体型だからかもしれないが、歩き方がむしろ女らしい。 膝が内に入るような歩き方をしているからそのせいか? 少なくとも男らしいという表現はその姿には当てはまらない(;´Д`) 例えるならば、くね、くね(;´∀`)クネ、クネ あ~そうだ、やっぱりクネクネしてる~(;´∀`) 「…

  • 無職さん⑩ガッカリしている場合か!

    無職さんの車は軽だった。同じ境遇なら共感してくれる人も多いと思うが、私のような田舎者の価値観として、車はまだまだある種のステータスだ。軽ということはそれなりの収入なのかと想像してしまう。 いや、そりゃ無職だから無収入なんだけどさ(;´∀`) それでもやはり東京で長年働いていたと聞くと、貯蓄もちゃんとあるのかなって…そんな希望を抱いていたから。なんとも無職さんに失礼な話だ(-_-;) 車を見てガッカリしたのを悟られないように、いつもの得意の笑顔で車から降りた。 無職さんも車から降りてきて、私の近くに立ったのだが、ここでまだ勝手にガッカリすることになった。 ニッコリと笑顔で立つ無職さんは、華奢な身…

  • 無職さん⑨田舎者の価値観

    無職さんが私の車の隣に車を停め、私に会釈した。 ちゃんと笑顔で。 こんなにちゃんとした感じなのに、私はガッカリしている。 だって無職さん、私が(勝手に)想像した細マッチョではなくて、どちらかというと 細身…華奢? なんだもん。 そしてその車、ワゴンタイプだとなぜ思い込んだのか、あの頃の自分を責めても遅いが、全体を見たわけではないがすぐにわかった。 軽 🚙 だね(;’∀’) いや、ここは誤解しないでいただきたいのだが、軽が嫌なのではなく、自分が勝手に妄想したワゴンタイプの車ではなかったからガッカリしているのだ。 なんてね…ウソだ(;´Д`) 私にはわかっている。 田舎では車は単なる移動手段ではな…

  • 無職さん⑧あれ?この人(;・∀・)かな?

    無職さんに一緒にドライブレコーダーを選んでもらうために、車のパーツを販売しているお店に到着した。どんな人が来るのかしら(*´ω`*)むふむふ性懲りもなく新しい出会いに期待する私なのであった。 無職さんの△△という車種がどんなものかわからなかったが、なぜかワゴンタイプだと思い込んで調べる事もしなかった私。せめてそれだけでもしておけば、ここまで期待することは無かったのに(;´Д`) 待ち合わせ時間より少し早めに到着したので、車の中で無職さんからの連絡を待っていようと思っていると、すぐに無職さんからラインが! きゃ~~~~~っ!! 『到着してます。』 え?キョロキョロ(;゚Д゚) どこ?どこ? この…

  • 無職さん⑦過去の私を責めたい

    無職さんと初めて会う事になった。しかし私たちはお互いの容貌について全く知らない。こういう時、自分のどんな特徴を言うのが正解なんだろう(;’∀’)“髪型はセミロングです。似ていると言われる有名人は、女優の北川景子(大嘘)です。”なんていう伝え方は、出会い系っぽくないか?(知らんけど)などと悩んでいてふいに気付いた。 あ、車で行くんだったわ(;・∀・)冷静になって『私の車は〇〇です。』と車種と色を告げた。すると無職さんからも『ボクの車は△△です。』と返事があった。 車種を言われても、車については詳しくないのでわからないが、キャンピングカーに改装しているというくらいだからと、勝手にワゴンタイプの車を…

  • 無職さん⑥あんなにニュースになったのに…

    昨年からあんなにドライブレコーダーがもてはやされていたというのに、私はケチって自分の車に装着していなかった。しかしこれに至っては、やはり時流に乗っておいた方が正解のようだ。だがパソコン然り、こういう精密機器というか、めんどくさい設定があったりするものって、ものすご~~~~~く苦手(;´Д`)もしそれを代わりにやってくれるというのであれば、こんなラッキーなことはない。そこへ無職さんが『一緒に見てあげましょうか?』という申し出。『ぜひお願いします!』取り付けてあげましょうか?と言われたわけでもないのに、もう工賃まで浮いた気になってしまった。何はともあれ、こうして私たちは初対面を果たすことになった。…

  • 無職さん⑤サバイバルに強いオトコ

    フミヨちゃんから紹介してもらった無職さんが住む〇〇は、ここ数年関東方面からの移住者が多いいうことで、地元では有名な場所だ。市内中心部へは車で30分というところだろうか。喧噪からも離れられて、不便というわけでもなく、なかなかいいところだと思う。無職さんは日がな一日釣りをするという生活にあこがれていたらしく、釣りを楽しめるように、中古車を買ってキャンプができるように改装したらしい。 DIYでキャキャンピングカーか…。 虫が苦手な私にとって、キャンプなど無縁の世界だが、その一方で、サバイバルに強い男性には密かに憧れている(*’ω’*) アウトドア→サバイバルに強い→逞しい身体 ( ゚д゚)ハッ! ま…

  • 無職さん④海で行う趣味ってことは…

    フミヨちゃんから紹介してもらった無職さん。電話番号を登録したらすぐにラインに現れたので、ラインで連絡する事にした。 『こんにちは フミヨちゃんから紹介していただきましたマリコです。よろしくお願いいたします(^.^)』 あくまでも”友達“として紹介してもらったので、なんと書いていいかわからなかったが、紹介してもらったのは事実なのでそう書いてみた。 挨拶と、フミヨちゃんから紹介してもらった経緯を簡単に告げると、とても感じの良いメッセージが返って来た。 直前でササキさんというコミュ障気味の男性とやり取りしていたため、普通にやり取りができるということがとても素晴らしい事のように感じられる。 まるで顔文…

  • 無職さん③無職である価値

    昔から海の近くの一軒家に住むことにあこがれていた、という無職さん。そんな彼が選んだ場所は、無職さんの実家から遠くなさそうな海沿いの家だった。そんなに海に憧れがあるなら南の島に住めばいいと思うのだが、やはり地元を離れるのが寂しいのだろうか? あ、私はまったくそんなこと思わないけど世間一般の感覚としてそうなんしょ(;’∀’)? しかし肝心な事は、そんな自由奔放な生活を望む無職さんが、出会いを求めているのか?という事だが、フミヨちゃんは言う。 『その辺りのことを聞いたら“独身の友達は欲しいね”ってカッコつけてた(笑)まあうまくいかなかったら、紹介じゃなくてラッキーだし、うまく行ったらそれまたラッキー…

  • 無職さん②とうとう私が養う立場に?

    名付けて無職さんを紹介されたのは、フミヨちゃんが私に同情したからだ。 婚活で憧れの東京まで時間とお金をかけてやってきたのに、出会った相手はモラハラ男だったという悲劇の中にいる私が、あまりにも惨めだったのだろう。 だからと言って、いくらなんでも無職ってのは無いんじゃない? 私が養っていくという事かしら。 髪結いの亭主?(知らない?) とりあえず話は聞くことにしよう。 無職さんはフミヨちゃんの元同僚で私と同い年だという。 その会社には大学卒業とともにSEとしてずっと勤務したらしいのだが、昨年あまりの激務に体調を崩したことがきっかけで、会社を辞めたのだとか。 わかる気がする。 私も若い頃に比べて疲労…

  • 無職さん①無職って…(;´Д`)

    いまだに独身で、彼氏もいない私だが、幸せな事が一つある。なんだかんだ卑下されたり、同情されたりしながらも、紹介話はちゃんとあるということだ。紹介される相手のクオリティ(自分のクオリティはさておき)に文句さえ言わなければ、だが。 私は結局、誰かに頼らないと自力で彼氏を見つける事なんてできないのかもしれない。 で、Kさんと別れてしばらくして、フミヨちゃんから連絡があった。あとから話したいことがあるので、電話していい?と。フミヨちゃんは、私が恐怖のKさんと出会ったパーティーに一緒に行ってくれた、唯一Kさんの姿を知る人物だったりする。 onnanokoaruaru.hatenablog.com 夜、フ…

  • 高収入さん後日談②やっす~い~サンダルをは~い~てた~♪

    しかし、若い頃付き合っていた人たちとなら、平気ですっぴんでいられたし、化粧下地でのっぺらぼうになるところから見せる事ができた。それは若さなのか、関係性なのか…。いずれにせよ高収入さんとあの女性は心を許した仲なのではないかと思ったら、今ここで信号待ちをしている自分がとても虚しくなった。 私は高収入さんに気付いたが、高収入さんは、こんな道端でしょぼくれているオンナなど気にもならない様子だった。 私はハッとした( ゚д゚)!! しょぼくれた様子など見せてはいけない。 幸い今日は比較的お気に入りのスーツで、髪だって良い巻きが出ている。 唯一 「もうちょっと良い靴を履いてくればもっと良かった(;´д`)…

  • 高収入さん後日談①嫌われる勇気?

    コメントで「高収入さんとのその後」について聞いてくださった方がいらっしゃいました。 onnanokoaruaru.hatenablog.com 私のこんな戯言ブログに関心を持っていただいて、ありがとうございます( ;∀;) 実はあれから一度だけ会った…? いや、あれは会ったわけではない、見た。 そう、見たことがある。 それは今年1月の寒い週末のことだ。 その日私が向かった取引先は繁華街にあった。 地方都市とはいえ、繁華街は当然駐車場代も高いため、少し奥まった場所にある立体駐車場に車を停めることにした。 あ、高いと言ったって、都心の比ではないから。 私が駐車場代をケチってしまったばかりにその悲劇…

  • ササキさん⑬最後のチャンスらしい

    オーナーから連絡があったのは翌日の夜の事だ。『マリコちゃん、ササキさん「ぜひお付き合いしたい」って。』 ウソだね(゚Д゚;)もしかしたらオーナーから「もう最後のチャンスだ」とか「選んでいる立場にない」とかいろいろ言われて、まあ付き合ってみてもいいかな。と思ったかもしれないが「ぜひお付き合いしたい」なんて言ったわけがないではないか(-_-;)そんなこと、今までのやり取りと、会話の感じからわかる。さすがオーナーは客商売だ。私自身はもう合わないと判断したのだから仕方がない。『紹介してくださってありがとうございました。ただ、私とは合わない…私にはもったいない人なので、やめておきます(;´∀`)』と答え…

  • ササキさん⑫楽しかったです!

    お店の前で「ありがとうございました。またカフェででも。」と言ったのは、もうこれで終わりですね、お互い。という気持ちからだ。ササキさんは「はい、また連絡します。」と言った。いや、もう連絡しなくていいんだよ(;´∀`)流れで言ったのかな? そうやって見送って、私は駐車場に向かっていると、スマホが鳴った。えっ(;´Д`)ササキさんからだった。 『今日はとても楽しかったです。ありがとうございました。』楽しかったですと?そんな素振り全く見せなかったよね?楽しかったポイントはどこ?もう、なにがなんだかよくわからない(;´Д`)社交辞令なの?返信に迷ったが、今回は紹介してもらった手前、このままスルーするとい…

  • ササキさん⑪父を彷彿とさせるオトコ

    同居決定(;’∀’)? まだ結婚するかどうか、40歳を過ぎても独身だとわからなかった20代の頃から二世帯住宅。 いきなり同居か…(;’∀’) 恋愛から始まったならまだしも、それが分かった時点でササキさんとはナシだ。が、オーナーに対してイヤな印象を与えたくないので、穏やかにこの面会を終了しようと決めた。ササキさんがダメでも、あわよくば、また誰か紹介してもらえるかもしれないしね。それにしても、本当にお茶だけにしといてよかった。食事になんか行って、長時間の会話を続ける自信が無いし、なにより会計の時に困りそうな気がする。どんな支払い方であったとしても(;´Д`) 私はぬるくなったコーヒーをぐいっと飲み…

  • ササキさん⑩ファミレスデートについての価値観

    婚活においての付加価値 「二世帯住宅建てちゃったんで。」 ササキさんは少しだけ誇らしげな表情に見えた。 「へ~…いつですか?」 と聞いてみると 「まだ20代の時だからもう20年近く前ですかねぇ。」と。 あ~…。ササキさんは知っているだろうか、婚活において持ち家は、ほぼ付加価値にならないことを。それが二世帯住宅というのならなおさらだ。 もちろん贅沢言って選んでいる場合ではない私のような年増オンナにとっても(;´∀`) ファミレスに行く頻度というか…。 ササキさんは少しリラックスしたようで、思い出したように注文したジュースをゴクゴク飲んだ。 コーヒーショップでジュースを飲んでいる人なんて久しぶりに…

  • ササキさん⑨実家を出たことが無いオトコ

    なぜ親しくするのか ササキさんはあまり喋らないというか、会話が得意な人ではなさそうだ。私だって緊張すると言葉が少なくなる。私ごときに緊張するとは思えないが、視線もあまり合わないので、人と対面すること自体が苦手なのかもしれない。質問はあまりたくさん盛り込まない方が良いだろう。よし、一問一答だ。私「オーナーとは親しいんですか?」ササキ「いえ、特に親しいというわけでは…何度か飲みに誘ってもらいましたけど。」オーナーは客商売なだけあって、業者さんともコミュニケーションを怠らないというわけか。一人納得した。 思わず声を出してしまったこと 私「家業を継がれたと伺いましたけど。」ササキ「いや…継いだのは名前…

  • ササキさん⑧カニのようなオトコ

    苦手なところとは ササキさんの苦手なところを見つけてしまった。ササキさんは口角に唾液がたまるタイプらしい。なんだか泡がくっついている。 カニみたい🦀そう思ってしまった。 どうしてあまり喋らないのに口角に唾液が溜まるのかとても不思議だ(;´Д`) こんな事を思いながら、私の容姿もなんと言われているかと少し反省した。 イラっとしたらダメだよ(-_-) 最初の挨拶だけでも寡黙な事は間違いなさそうなので、私から話を進行させようと決めた。 私「あの…オーナーから聞いた時、ビックリしましたよね(;’∀’)?」 ササキ「あ、そうですね、まあ。」 …(;’∀’) 私「お仕事であのカフェに行ってるんですよね?オ…

  • ササキさん⑦可もなく不可もなしのオトコ

    あの人がササキさんだ(;・∀・) あの人がササキさんだとすぐにわかった。 私が持っている情報は、42,43歳の中肉中背というだけだった。 それでもあれがササキさんだとわかったのは、レジ前に並んでいるのは比較的若い男女が数名で、あの中にいるとは思えないからだ。 (おそらく)ササキさんは無表情にレジの上に掲示されているメニュー表を見上げている。 助けに行こうかと思ったが、ササキさんでない可能性もあるのでやめておいた。 どれくらい待っただろうか、さっき(おそらく)ササキさんだと思った男性が、ジュースのようなものを手に、こちらの方に近づいてきた。 あ~やはりササキさんだったね(;´∀`) ニヤッとした…

  • ササキさん⑥あの人がササキさんだ(゚Д゚;)

    ササキさんと最初の対面が決まった。 私自身はお酒を飲みながらの方が気楽でいいのだが、メッセージのやり取りの感じから、もし会話が盛り上がらなかった時の事が思いやられ、最初は(次があるかは不明だが)お茶だけにすることにした。 私が待ち合わせ場所に選んだのは、駅前のコーヒーショップだ。 以前コーヒーすらごちそうしてくれなかった男性がいたことがあるので(っていう考え方が36歳のくせに図々しいとかい批判はもういいからね(;´∀`))、早めに到着し、自分の分だけを注文し、先に座って待っていることにした。 一人コーヒーショップのソファに座って落ち着くと、今の状況がどれほど幸せなのかをかみしめた。 私はもうK…

  • ササキさん⑤決めてくれないオトコ

    あまり乗り気ではないと感じられたササキさんから、突然のお誘いがあった。私としてはさっさと会って見定めたい(上からでごめんね(;´∀`))ので異論は無いのだが、今までの態度からいきなりこれは…。 とはいえわざわざ問題にするようなことでもない。 『そうですね、いつにしましょうか^^』 と返すと 『いつがいいですか?』 と返って来た。 この返答にはイヤな予感しかしない(;´Д`) 私からいつにするかと聞いているのに、同じことを聞き返して来るというのは、優柔不断であったり、依存心が強かったりという事を想像してしまう。 ( ゚д゚)ハッ! また相手の弱点?をあげつらって。 結婚できないオンナはすぐこうだ…

  • ササキさん④会えませんか?

    良く行くカフェのオーナーから紹介された男性、ササキさん。 onnanokoaruaru.hatenablog.com 連絡先を教えて貰ってすぐにメッセージを送ったのだが、待てど暮らせど返信がなく、やっとあったのは、日をまたいだ深夜の事だった。来たっ!!(゚Д゚;)実はついさっきまで、(ササキさんは望んでもいない”紹介“をされ、不快になっているのではないだろうか)と卑屈になっていたので、返信があっただけでかなり安心した。すぐに読んでみると『よろしくお願いします。』だけだった。…(゚Д゚;)カフェのスタッフが言っていたことを思い出した。「ササキさんが喋ったところ見たことがない」と言っていた。寡黙で…

  • ササキさん③私のどこがダメなの?

    良く行くカフェのオーナーから男性を紹介してもらえることになり、連絡先を渡された。ササキさんという男性は世襲とはいえ小さな会社を経営しているので、一応社長という事になるらしい。社長という肩書、なんだか魅力的♡ しかしカフェのスタッフからは 「喋ったところをほとんど見たことが無い」 といわれるほど無口な人らしいのだ( ´△`) 先に連絡先を聞いたのは私なのだから、私から連絡しなければならないのだが…。レイコちゃんが楽しそうに 「早く連絡しようよ。」と笑っている。 私も誰かいる時の方がなんだか気楽にできると思い、そうすることにした。 『こんにちはカフェのオーナーからご紹介いただきましたマリコです。ど…

  • ササキさん②贅沢を言える年ではないとは?

    オーナーが紹介してくれるらしいササキさんについて、スタッフがこう言った。 「ササキさん…。ああ、独身って言ってましたね。でもボク、ササキさんって喋ってるところあんまり見たことないんですけど。」 と不安な事を言った。 ササキさんはこのカフェの出入り業者で、詳細は伏せるが家業を継いでいるらしい。 小さくても社長夫人…悪くない。 ( ゚д゚)ハッ! また肩書を重視してしまった(;´∀`) 人柄重視で行かねば。 それに 「何歳ですか? 私36歳なんですけど大丈夫ですかね(;・∀・)」 と確認しておくに限る。 オーナーは 「そんな贅沢言える年じゃないよ。42,43歳ってところじゃないかな。」 なんだかチ…

  • ササキさん①優しい男性募集中です^^

    男性との新しい出会いがほしい。 誰かに紹介してもらう事が一番安全だと思うのだが、東京と違い地方では男女の比率が違い過ぎる。 わざわざ36歳の私を紹介しなくても、20代で結婚した女性はたくさんいるのだから、そちらを紹介するだろう。 私はKさんと別れる事ができた代わりに、36歳で結婚の予定の無い、それどころか婚活市場という男性買い手市場では、望む条件の相手からは相手にされていない事を受け入れなければならなくなった。 東京の男性は地方に行って婚活をすると良いと思う。 よほどの難が無い限り彼女は見つかるだろう。 結婚にたどり着けるかどうかは、まあ…(;’∀’) レイコちゃんは私に可能な限り男性を紹介し…

  • Kさん237言ってはいけない冗談

    それからこうやってブログを書きながら、あっさり一週間が過ぎた。あまりにも簡単に一週間が過ぎたため、拍子抜けしているのだが、これはもうフラれたのではないだろうか。つまり私はKさんと別れる事ができたと思っている。 あれから全く連絡がない。 Kさんはこれまでフラれたことが無いと言っていたが、こういう別れ方をしていれば確かにフラれる事はないだろう(;´Д`) 歴代の彼女さん達、お疲れさまでございました。 それにしても、あんなに辛い目にあったのに、あまりにもあっさりと別れる事ができた(と思っている)ため、本当に私はラッキーだったと思う。 それもこれも遠距離恋愛(?)だったことが功を奏したのだと思う。 私…

  • Kさん236キモイとさえ思う

    翌日はKさんから連絡が無かった。こうやって少しずつ連絡の間隔が開いて、自然消滅するのかな。若い頃付き合っていた男性と別れようとしたときに、自然消滅を狙って、自分からは連絡しないようにしたことがある。あの頃はなんて卑怯な事をしたんだろうと自分を責めたが、今の私の立場なら、そうしてくれれば無駄なエネルギーを使う事が無くて助かる。あの時の彼もそうであったと思う事にしよう。自然消滅なんと良い言葉だ。 翌日には電話があったが、自然消滅するという未来が見えている(ような気がしている)ので、これまでよりも気楽に電話ができるようになった。今まで怖がり過ぎたのだ。Kさんは遠く離れた東京にいて、私の為に交通費を使…

  • Kさん235この期に及んで「浮気するなよ」って

    ピーンときた( ゚Д゚)Kさんは私と別れようと思っているのだ。 Kさんは私の体調を心配しているかのように、家から出ないようにした方が良いと言った。その上で、自分が中国に転勤が決まったと言うのだ。『このご時世に中国に行くなんて、心配だね。』Kさんは待ってましたとばかりに『そうなんだよ!このご時世に身体の弱いマリコちゃんを中国に連れていく事は出来ないだろ?それどころか、胃炎になったなんて聞いたら、東京に来てもらう事もできないよ。しばらく静養したらどうかな。』 やはりKさんは私と別れようと思っているのだ。これはあくまでも想像に過ぎないが、週末に新しい出会い(パーティーか何か)でもあったのでは無かろう…

  • Kさん234別れたいらしい

    Kさんがため息をつきつつ、転勤が決まったと言ってきた。 確かに海外転勤があるとは言っていた。 onnanokoaruaru.hatenablog.com そしてその赴任先が中国だというのだ。このご時世に海外転勤、しかも中国?(;・∀・) すっかり過去の事になってしまったが、当時武漢は大変な事になっていた。なぜそんなウソをつくのかがまだよくわからないので、騙されたふりをすることにした。『中国って、中国のどこ?大丈夫なの?』このご時世に?みんな中国から引き上げて来てるのに?今中国に転勤ってあるの?もしこのタイミングで中国に転勤って、いじめじゃん。ホントなら肩たたきとでも言おうか、もうこれ以上出世で…

  • Kさん233とんでもないウソが始まった(;´∀`)

    Kさんから『マリコちゃんは身体が弱い』と宣言されてから、だんだん私は身体が弱いような気がして来た。今まで病気らしい病気をしたことが無いため、しかもインフルエンザすらかかったことがないので、私は健康なオンナだと思っていたのだが…。 寄る年波には勝てないという事か。 確かに私は今女の厄年の真っただ中だ。 その昔、32歳ころには女性が出産を終える年齢だったとか。それで32歳の厄年にはホルモンのバランスを崩すことから病気になりやすいときいたことがある。私は出産どころか結婚もしていないので、あてはまるようであてはまらないその説。 とはいえ、これまで一度も胃を患ったことのない私はとにかく不安になった。その…

  • Kさん232病弱だという洗脳?

    Kさんから怒られると思うと怖かったが、勇気を出して言う事にした。 『具合が悪くて、ちょっと話していることも辛いから、切るね。』 すると 『あ?ああ…わかったよ。ゆっくり休んで。』 と躊躇し、不満げに言った。 ここ、ちょっとでもためらうところ(;´Д`)?これがある木曜日の昼間のことだ。 その週末、Kさんから一度も連絡が無かった。私の仕事は週末も関係なくやってくる。コロナの影響で仕事が激減しているのだが、だからこそ与えられた仕事を抜かりなくやる必要がある。 だからKさんから電話がかかってこなかったのは本当に助かった。後から考えればその期間が、Kさんの中から私の存在を消すことになったのだろう。 月…

  • Kさん231嫌いという感情

    胃痛と吐き気で苦しんでいるとKさんからの電話があった。そういえば朝の電話が無かった。そんなことも忘れるほど胃の痛みに苦しんでいたのだ。苦しみながら電話に出ると『何してるんだよ。』と不機嫌な声が第一声だった。なにしてるとはどういうことだ?『さっき電話したのに出なかっただろ?』え?そうなの?あとから確認すると、確かに着信があった。ああ、病院にいる間ね(;´Д`)てか、この時間って昼休みでもないんだけど。Kさんはいったいどんな仕事しているのだろうか。 そんなことを思いつつも、ここは同情させようと思い『胃が痛くて、病院に行ってて、今帰って来たところだよ。軽い胃炎だって。胃カメラで、ちょっとだけただれて…

  • Kさん230卑屈な心の病

    胃炎になった。夜から胃の辺りがシクシクと痛み、食事が喉を通らないばかりか、吐き気まで。これはまさか、とうとう私のもとにインフルエンザ(コロナの発想はなぜかない)がやってきたのか?と思ったが、熱は平熱だ。うむむむ(~_~;)そのうえ夜中に喉が渇くのでスポーツドリンクをがぶ飲みしたからか、なおさらシクシク痛み始めた。どんな診断でも構わないから薬を処方して欲しくて病院に行った。はあはあしながら血圧を測ると、今まで見たことのない低い数値だった(;´Д`)こんなに低くて…私、死ぬのかな?などと弱気になっていると 「何も食べてないなら胃カメラやっちゃいます?」 と若い医師が軽く言った。 個人病院、すごいな…

  • Kさん229素直なオジサン

    『他の人たちは無くなって困っても、自分たちだけは…。』 Kさんのストック理由はやはりというか、何事に対しても、どうしても他人に対しての優越が必要になるようなのだ。 ほんと引くわ(;´Д`) 『そうだね、でも今のところ困ってないからいいよ。』 ここで「そうだね」だけで止めておけば良かったかな?とも思った。 しかし本当に、多少潔癖の私は、数枚はバッグや小物入れに携帯し、家にはお得箱が常にひと箱ストックされているので、心配することは無いと思ったのだ。 すると『だ~か~らっ! そんなことを言ってる場合じゃないんだよ!』イライラした声で私を叱った。 『今はまだドラッグストアに行けば売ってるだろ、今のうち…

  • Kさん228マスク消滅の予言

    よくモラハラ被害者が、“当時は自分が悪いんだと思っていた”と言っているのを聞くことがある。図らずもモラハラ被害者となった私だが、気が弱く自分の意見を伝えられない割に、最初から (え、それって私悪くないよね?なんで責められてるの?)と思っていた。 onnanokoaruaru.hatenablog.com もしかしたらKさんに負けず劣らず、都合の悪いことは他人のせいにするタイプかもしれない(;・∀・) それでも事なかれ主義なので、Kさんの怒りが収まるようにというか、嵐が早く過ぎ去るようにという気持ちで、Kさんに従っているところがあった。 電話に出なければ良いのだろうか?そうすればKさんは私のこと…

  • Kさん227 私は寂しいの?

    Kさんからは二日間も連絡が無かった。 毎日電話があって、もう辟易していたが、日課のようになっていたので、本当に無いと拍子抜けする(;・∀・) 一瞬、もしかして、私は寂しいのか?と思ったが絶対に勘違いだ。 ともかく、これはKさんは私の事を嫌いになってくれたのではなかろうか。 しかし、こんなに別れたいと思っているのに、“嫌われる”と思うとなんとなく辛い。誰からも好かれたいわけではないが、人から嫌われるって…ねえ。 だが、ここは喜ぼうではないか\(^_^)/ と思っているとやっぱり電話があるわけよ(~_~;) 電話の画面にKさんの名前が出ただけで心臓がドッキーンとした。(◎_◎;) 動悸が早くなって…

  • Kさん226病院を勧められる

    『もう疲れた』 私が投げやりに放った言葉に対し、Kさんは強い口調で 『はぁ?』 と返してきた。 一瞬ビクッとなったが、続ける事にした。『私のことを何も知らないのに決めつけるところとか、否定さ…』 いつも通りあっさり遮られて『マリコちゃんの事なにも知らないってなんだよ!オレに話したことはすべてウソだったのかよ!やっぱりそうだったんだよな、マリコちゃんはウソをついていたんだ。離れているからオレがわからないと思っているんだろうけど、大体の事は想像できるよ。疲れたってなんだよ。自分ばかり苦労してるのか?笑わせないでくれ。マリコちゃんのわがままに付き合ったり、電話の時間を作ったりして仕事に支障を来すこと…

  • Kさん225東京に憧れていると認めろと?

    『だからマリコちゃんはオレと結婚して東京に住んで、幼馴染達を見返したいんじゃない?』 はい(゚Д゚;)?? 私が見返したいのは、このブログを書くきっかけになった友達()だ。Kさんに見切りを付けた今、その道さえ遠く険しいが。 しかしなんだその飛躍しまくった卑屈な思い込みは。 妬み嫉みと思われるとせつないのだが、私の実家は中途半端な田舎ではない。かなりの田舎の人々にとって、東京の人との結婚はブランドでもなんでもない。むしろ、実家から遠く離れた不便な場所に嫁いで、「帰省が大変ね」「慣れない場所でかわいそう」と、同情すらされるくらいだ。 だから事実として『そんなこと考えたこともないよ、だってほとんどの…

  • Kさん224価値の無い「初めて」

    『ボクの生い立ちを教えたのはマリコちゃんが初めてだよ。』 笑いそうになった。そんなわけない。きっとこれは同情を買うための常套句なのではないだろうか。それにしても価値の無い「初めて」だ。 私はこんな重い話をされたら、自分には受け止められないと感じて尻込みしてしまうが、おそらくそうでない女性たちが多くいる事だろう。 『そうなんだ…?』と曖昧な私の返答がおそらく疑問形になっていたのだろう、Kさんが『なに?疑っているの?本当だよ。』と自嘲気味に笑った。 そう、自嘲気味。 (自信がないのに)自信満々のKさんにとって、今まで出していないパターンを出してきた。 ますます油断は出来ない(゚Д゚;) 今までもち…

  • Kさん223次は理詰めか脅しか?

    私の生い立ちで、幼少期の中に蘇る友人たちに、誰一人として海外生活を経験した者はいないし、記憶の中には日本の田園風景が広がっていて、Kさんとのバックグラウンドがあまりにもかけ離れ過ぎている。 とはいえこの話もドラマ仕立てだし、にわかに信じがたい。 いやまあそんな家庭があっても不思議ではない。 だがそれを読んだところで私の心は (これが事実だったとして、父親との確執があっても、結局自分も父親のような人間になったってタイプね。) と思うに過ぎなかった。 それにさ、Kさんもう40歳過ぎてるんだよね、いつまでそれを引きずり続けるの? いつまでも自分の不遇は親のせい? (不遇ってほどでもないけど) 私にそ…

  • Kさん222重いメッセージ

    正直私はKさんの生い立ちがいかに不幸であろうと同情の気持ちは芽生えないと思う。私は冷たい人間なのかもしれないが、自分を犠牲にしてまで誰かを救うなどという気持ちにはなれないのだから仕方がない。 年末の助け合い募金活動みたいなのすら絶対に目を背けちゃう私にとって、誰かに手を差し伸べるのは、自分の心が安定している人がすれば良いと思うこと。ま、Kさんのような人は、そんなしっかりした人に縋りはしないだろう。 むしろ、私のように、周囲には明るくふるまうけれど、全てにおいて自信がなく、威嚇されれば一瞬でオドオドと萎縮してしまうようなタイプを常に狙っているのだと思う。 自分の言いなりになりそうな人間を。私はき…

  • Kさん221幼少期の不満

    私の別れたいという気持ちをKさんに伝えて、気持ちを理解してもらおうとしたのだが、どうも会話が噛み合わないし、Kさん自身に別れるつもりがない…というか、自分がフラれる事が予定されていないからか、どんどん話が明後日の方にズレていく。 東京に住むKさんと、地方の小さな都市に住む私。 Kさんに私の住所はバレていないのだから、今後電話に出なければ、自然消滅できるのかもしれない。 だがそれがなかなかできないのは、Kさんのメッセージに恐怖が潜んでいるからだ。 私だって試してみたのだ。 その日は朝早めに仕事に行くので準備に忙しく、電話がかかってきても出なかった。 以前ならその時間まで計算に入れて早く起きるよう…

  • Kさん220あの頃の私め(; ・`д・´)

    私はここで言ってはいけない言葉を使ってしまった。 今思っても…く、悔しい(;´Д`) 『え、そうなの、普通に営業してるから、そんな感じしなかったよ。』 言ってすぐに気づいたが後の祭りだ。 onnanokoaruaru.hatenablog.com おそらくKさんは私が普通について語った後なので 『普通は人によって違うとかなんとかと言っておきつつ自分は普通って言うんだな?』 的な責められ方をすると構えた。 ところがKさんはわかりやすいため息をついてこう言ったのだ。 『マリコちゃんはすぐ“普通”って言うんだね。あまり普通とか言わない方が良いよ。そういう決めつけた言い方はよくないね。普通というのは人…

  • Kさん219コレを依存というのでしょうか?

    Kさんが私の出入りしている会社について“ちょっと”調べたと聞いて怖くなった。 とはいえ、私もKさんの家を調べたのだった。 同じ穴のムジナかしら(;´∀`) いや違う違う! だって私、Kさんに限らず彼氏の携帯見たいと思った事ないし、全てを知りたいと思ってないんだも~~~~んだ(;´∀`) あれ? 家を調べたと言えば、Kさん年賀状について何も言わないな。 onnanokoaruaru.hatenablog.com 結局出していないから、もし届いていないと言われたら 「え、そんな~!!本当?郵便局に問い合わせてみようか?」 とかなんとか、信じられな~いアピールするつもりだったのだが、すっかり忘れてい…

  • Kさん218ちょっと調べればわかる

    さてさて、現在進行形では別れたと思っているのだが、ここに至るまでの経緯は追い付いていないので、まだ書き続けるのであった。 onnanokoaruaru.hatenablog.com 『マリコちゃん、ごめんね。』 ここまで罵倒しておきながら、翌日Kさんはいきなり謝って来た。 なんだなんだ(*_*;? 『マリコちゃんがオレとの将来に不安を覚えるのわかる気がして来たよ。』 あ~またなにか勘違いしているわ(;´∀`) きっとまた “オレとマリコちゃんでは社会的なレベルが違うから釣り合わないと思っているんだろう“ とか思っちゃってるんだね。 『マリコちゃんが東京に来たら、その仕事が出来なくなるかもしれな…

  • Kさん217別れたと思っている

    いきなりですが、Kさんから連絡がなくなって1週間経過したので 私達はもう別れた。 と思っていますがいかがでしょう(;・∀・) ただ、ハッキリと 「別れましょう!」「そうしましょう!」 となったわけではないため、これからも連絡がある可能性は十分にあるわけですが…。 でもとにかく ”私は別れることができたと思っている。” ということをお伝えしておきます。 というわけで、今後書いていく内容は完全な回想録(いや、今までもなんだけど)なので、現在進行形ではありません。 今でもなんともいえず怖い気持ちになったり、悔しかったことを思い出して、涙が出そうになったりする時がありますが、Kさんが遠くにいるというこ…

  • Kさん216記憶力が良く頭の回転が速いオトコ

    それにしても、Kさんが喋れば喋るほど、息苦しいというか、なんだか心がザワついて、言葉がうまく出てこない。 『私とKさんは違う人間なんだよ?だから...』 だからKさんにはKさんのペースがあるように、私には私のペースがあるのだから、Kさんと同じように行動する事は出来ない。Kさんの思い通りに動くことはできない。というような事を言おうとしたら、あっさり遮られ 『だからそれぞれペースが違うから同じようには出来ないっていうのかよ?それはマリコちゃんがぬるま湯に浸かった人生送ってきたからそう思うんだよ!それが甘えだって言うんだよ。誰もそんなことで怒らなかった?当たり前だよ、期待していない相手に怒るかい?オ…

  • Kさん215加害者と被害者の共通点

    厳しく言ったかと思ったら、次は優しく諭すように言い始めた。 『マリコちゃんはすぐ人に判断される傾向にあるということを自覚した方が良いよ。かわいそうに。人を疑うのは辛いってわかるよ。でもね、マリコちゃんが影響を受けている友達は…ちょっと困った子だね。』 Kさんは人の話を聞かない(;´Д`) 誰かに相談したからじゃなくて、私自身がやっとKさんに見切りをつける事ができて、その事でKさんのモラハラをハッキリと認識する事ができたんだってば。 もう私は 「Kさんは私の言葉を受け入れられる程、軽度のモラハラさんではなさそうだ」 と気づいている。 一方かわいそうなKさん。 ずっとこんな生き方をしてきたという事…

  • Kさん214出た!モラハラの特徴

    がんばって話をしようとしても、息が続かなくなってきている。面と向かっていないのに、声が聴こえるだけで威圧されている気がするのだ。 だがここは頑張ろう。 『普通というのは、それぞれの価値観の中にある普通だから、一概には言えないと思うの。』 冷ややかに返ってきた言葉は 『へ理屈が上手だね。あ…さてはお友達に入れ知恵されたんじゃないの?』 『お友達?(;・∀・)』 誰の事を言っているのかは不明だが…ああそうだった、Kさんは私に『怒られた事を誰にも相談しない方が良い』と言っていた。それに関しては、誰にも言わない…わけがないじゃない(;・∀・)恋愛相談は女たちの大好物なのだから。 それは置いといて… 最…

  • Kさん213『普通は普通なんだよ!』

    『は?なんだよ、何が言いたいんだよ。普通が嫌なのかよ?普通の能力がある人間はそんな事にいちいち目くじらを立てない。普通って言われたくらいでイラついてるってことは、自分が普通じゃないって事を認めてるって事だ。』 ため息が出る。 私は本来おしゃべりな方だが、Kさんと会話していると言葉を封じられて本当にストレスが溜まる。 Kさんに言葉が通じるとは思っていないが、伝えてみよう。 『Kさんは普通という言葉をよく使うけど、Kさんにとっての普通は、私にとっての普通ではない事もあるよ?』 ここまで言って、あ、以前もこの話、したことあると思った。 するとKさんこそ図星だったのか 『普通は普通なんだよ!』 と大き…

  • Kさん212“夫婦”を語る独身

    Kさんが仕事が忙しくてとても私に会いに来ることはできないと言われたので、仕事をしているのは私も同じ。 それでも会いたいと思うのがいわゆる“愛しあう二人”なわけで、会いに来たくないというのなら、それはもう別れる理由になるだろう。 いいよいいよ、その調子。 私の仕事に対して 『どれだけの収入があるの?』 などと鼻で笑って言うではないか。 更に 『こっちは経済動かしていると言っても大げさじゃないんだよね。』 ハハハハハハ、おおげさだよ(;´∀`) と言ってやりたいものだ。 気が小さいのでね。 『そんな大変な事を担っている忙しい人…私には無理かもしれない。』 気弱な感じで言ってみたら 『いや、オレがそ…

  • Kさん211「仕事と私とどっちが大事?」とか言わないし(;´д`)

    『マリコちゃん、次はいつ来れそう?』 いや、だから行かないっていうか、Kさんに来て欲しいって言ってるのに。ホントもう、人の話を聞かないというか、聞かなかった事にしようとする(;´Д`) だから私も何度でも言う。『え~、Kさんに来て欲しいってこの前も言ったよ~(;´∀`)』でもおそるおそる、ちょっと冗談ぽくになっちゃう気の弱い私。 そしたらまさかのキレ方をされちゃったよ。低い声で始まった。『あのさ、誰のために言ってると思ってるんだよ。』え?誰のためにって、どういうこと?『全部マリコちゃんの為だろ?マリコちゃんが東京に憧れているから、それを叶えてあげようとして提案してるんだろ?』 負けてなるものか…

  • Kさん210そんなもの要らないんですけど。

    『今度会ったらマリコちゃんに贈り物をするよ。』そう言ってスプーンの写真を送って来た。あれ?おかしいな。私が年賀メールに書いたことは関係無いメッセージが届いたよ( ・∇・)なんちゃって。どうせ無視されると思ってました~だ。スプーンと言っても普通のスプーンではない。ほら、よくホテルのビュッフェとかで置いてある、トングじゃなくて、大きなスプーンとフォークの、スプーンの方。その写真を送って来て『ボクはコレをマリコちゃんに今度贈るよ。』と。『これは何?というか、これってホテルでよく見るよね?』 と返すと『そう、これはサーバースプーンと言うんだ。こんな大きなスプーンで、人の心を掬い取るような人になってね。…

  • Kさん209攻めに転じる?

    Kさんからの返信が無いまま、夜になった。忙しく働いているなら返信が無いのはとっても普通だと思うのだが、なんと言ってもKさんだ。 『マリコちゃんこんばんはまた東京に来てくれたらがんばって時間を作るからね。次はどこに行きたいか考えておいて。』 出た。 住所を聞いた時と同じだ。 私の質問に答えない。 話題を勝手に自分の都合良いように変えていくのだ。 通用すると思っているのかもしれないが、もう嫌われたくてやっているので折れるつもりは全くない。 『あれ、私こっちに遊びに来てねって送ったんだけど?届いてない?』 きゃ~~~、イヤミ~~~~~~( ̄▽ ̄;) これを境にKさんからのラインの頻度がかなり下がって…

  • Kさん208ラインが途絶えた

    今年誰よりも最初に届いた『あけましておめでとう』メッセージ。もちろんKさんからだった。それに対して私はこんな返信をした。 『あけましておめでとうございます。昨年はKさんと会って、なかなか密度の濃い年でした。昨年は私が東京に行くばかりだったから、今年はKさんがこちらに来て欲しいな。待ってま~す!』 本当に会いに来て欲しいわけではもちろん無い。おそらくKさんは私が東京に行くことが当然だと思っている…とまでは言わなくとも、私ならうまく誘導すれば自分から会いに来ると思っている気配なので、そんな自分の期待通りに動かないオンナは嫌だと思わせたいのだ。Kさんからのメッセージはまた既読になってしばらく返って来…

  • Kさん207歴代の彼女たちを相憐れむ

    年末の仕事は29日まであった。Kさんは「今年も忙しいよ。」と言いつつ、毎日何度も連絡がある。だがもう私の気持ちは冷めているし、出来ればどうにかKさんの方から私を嫌いになって欲しいと思っている。Kさんは以前「ふられたことが無い」と言っていたが、おそらくそれはいつもの嘘か、或いはふられたことに気付かない、気づいていないだけなのではないかと思う。きっとこれまでの犠牲者(歴代の彼女達)も私と同じように、“争いごとが苦手”だとか、”言いたい事を言えない“だとか、或いはよく言われる”共依存“タイプなのではないだろうか。Kさんにとって見下すべき女性、価値の低い女性にふられたなど認めたくは無いだろう。私もその…

  • Kさん206 カレシ?から教育される36歳

    いきなり 『春になったらご両親にご挨拶に行こう』とか言い出したKさん。口から出まかせでもなんでも、もうほんとやめてって(;・∀・) 返信に窮していると 『どうしたの?困る?』 や、まあ困るんだけど、そもそもそれどこまで本気かわからないから、本気で答えるのばからしいし(;´Д`) すると何を勘違いしたか 『それもマリコちゃんの態度次第だよ。これからマリコちゃんがどれだけ成長できるかにかかっている。それにお父さんお母さんには、「ぼくがマリコちゃんをちゃんと教育します」って言って安心させてあげたいね。』 教育って…のも失礼な話だけど(-_-;) 大丈夫、もう私はあなたから教育という名のマインドコント…

  • Kさん205両親に挨拶にくる?

    引き続きお正月に実家で家族と寛いでいると、当然のようにKさんから電話があった。 出ないとあとで何を言われるかわからないのだろうと思ったが、気付かなかったことにした。 その時は出ずにやり過ごしたのだが、しばらくてまた電話がかかって来た。 ポケットの中で何度も震える電話がKさんなのはわかっているのだが、家族と一緒にいる時に出たい相手ではない。 キリがないので自分の部屋に電話を置きに行ったりなんかして。 は~これでスッキリ!(;´∀`) と、みんなとまた仲良く過ごしたのち、眠る時間になったので部屋に戻った。 すると、Kさんがやってきた。 あ、ちがった、Kさんから電話がかかって来た。 ホントやって来た…

  • Kさん204 電話が勝手に切れる

    私が現在住んでいるのは、地方とはいえ県庁所在地なので、私としては“田舎”と意識ことはなかったのだか、Kさんとのお付き合いの中で、Kさんに言われたり、東京に行くようになってからは、私もだんだん「あら、もしかして、結構田舎かもね(-_-;)」と思い始めていた。しかし、私の実家はここから電車などを乗り継いで、約二時間はかかる、本当の田舎だ。Kさんとは別れると決めているが、Kさんがもし我が家に来ていたなら、何を思うだろうか。いや、思うのは自由だが、何を言うだろう。と言うのも、Kさんは私がイヤな思い、恥ずかしい思いをするのを見て楽しんでいるような気がする。家族との団らんを終え、自室に戻ってゆっくりしてい…

  • 203独身中年に厳しい季節

    もう2月も終わろうとしていて今さらだか、お正月の話。お正月の過ごし方は人それぞれだと思うが、結婚適齢期(も人それぞれだが)をとうに過ぎた中年オンナの私の場合、お正月が苦痛で苦痛で…(-_-;)また、一人暮らしなので、普段会えない分、親の干渉が半端ない(;´д`) 母は昔から遠慮のない人で 「今年こそはマリちゃんの良い話をききたいねぇ!ね、みんな!」 と、家族を巻き込もうとするも、姉たちはほぼ無視してくれるのが救いだ。 あ~それにしても大晦日に帰省したというのに、早く“自分の家”に帰りたくて仕方がない(;´д`) という年末年始をここ数年過ごしている。 予定ではこの正月で 「え~、ゴホン、家族の…

  • Kさん202私が決めたの?

    男性であれば仕事関係者すら車に乗せるなというKさん。一方Kさんと別れたいがために、その命令()に反抗しようとする私。『もしマリコちゃんが誰でも車に乗せるような軽いタイプなら、ちょっと考えるところがあるよ。それからね、オトコからしたら、車に簡単に乗せるって事は、こっちに気があるって思って、何かされても文句を言えないよ。』 は、はい(*_*;???? 『それにね、車に他人を乗せるリスク、わかってる?もし他人を車に乗せて事故でも起こしてみろよ。マリコちゃんは生き残って、相手は死んだら?マリコちゃんだけじゃない、家族は一生その人の為に人生を奪われるんだ。』 はあ…。 確かにそういう事もあるよね(;´Д…

  • Kさん201これはケンカというのでしょうか

    Kさんからは連絡が無かったが、私からはなんのアクションも起こしていない。 Kさんと別れたくてやっているのだから謝るつもりはないし、このまま連絡が途絶えるならそれでもいい。 …と言いつつ少し寂しいと思うのは愛情とはまた別のものだと思う。 どうせ朝になったら連絡があるんだろうし、その時またこの気持ち(寂しい)があるとは思えない(;´Д`) 翌朝6時、思った通りKさんから連絡があった。 「どうして連絡してこないの?」 連絡するも何も、自分から拒絶的な電話の切り方をしておいて(;´∀`) 「Kさんが怒っていたから何と言っていいかわからなくて。」 なんつって。 『で、どうするつもり?』 どうする? ああ…

  • Kさん200

    私の心ばかりの抵抗に、Kさんの口調が変わった。 『は?』 きたきた(;´Д`) 『何言ってんの?今までオレと付き合っているのに、他の男と一緒に車に乗ってたってこと?』 「仕事関係の人からついでに乗せてって言われたら断れないし…」 言い終わらないうちに 『呆れたな!良くそんな事彼氏に言えるな!ああ?そんな女なのかよ。恐ろしいな!!』 こ、怖い(;´Д`) 怒らせたよ。 これは良い兆候かもしれない。 こうやって徐々に私の事を嫌いになってくれればいい。 Kさんは仕事の途中だったからだろう 「時間をあげるから、よく考えるんだな!」 と言って電話を切った。 電話で顔が見えないというのに、本当に怖い(;´…

  • Kさん199もう行く気は無いから( ゚Д゚)キリッ

    車を買い替える事になって、もうすぐ新しい車がやってくるというと、Kさんから“古い車”の下取り価格を聞かれた。 『そのお金で東京に来れるから良かったね』だそうだ(;・∀・) 何言ってんの、この人。下取りの意味わかってんのかしら。まあ別れる事だし、そこはもう無視しておこう。あ、ここではっきりと 「もう行く気は無いから( ゚Д゚)キリッ」 と言えばよかったのか?いや、そんな突然は無理無理(;´Д`) 私の良くないところというか、どうにかならないかと思っているところは、すぐに考えがまとまらなかったり、言いたい事をすぐに言葉に出来ないところだ。 Kさんはすぐに話を変えた。 「オレ以外の男が助手席に乗らな…

  • Kさん198なぜ金額を知りたいの?

    別れる為に嫌われようと思いつつ、なんだかんだ怖くて話を切り出せない(;´∀`) Kさんは私に住所を知らせたことでもう何事もなかったかのようだ。 『マリコちゃんの古い車、どうなった?』 そうそう、私は車を買い替えるかどうか悩んでいたのだ。 結論から言うと、買い替える事にした。 田舎では一度車生活をしてしまうと、なかなか公共交通機関で移動などできなくなる。 様々なところに車で行けるというのは、やはり楽なのだ。 場所によっては1時間に1本のバスを利用しなければならない場所もある。 そんなわけで、年が明けたら納車だ。 持ち主にとって愛着のある車を“古い車”などと言われると、ちょっと切ないのだが、こうい…

  • Kさん197本宅と別宅?

    さてさて、知らない男女の話の盗み聞きは置いといて、本題は私の逃亡計画だ。レイコちゃんにKさんの住所がおかしい件を話すと、ちょっと考えて 「家とは別に、サーフィンの板を置く倉庫とかで借りてるんじゃない?」 と言ってくれた。 別にレイコちゃんは私が別れようとするのを反対しているわけではない。冷静になって客観視させてくれようとする友達って大切だね。 で、仮にそうだったとしても、本宅をどうして教えられない(-_-;)? もしや既婚者?という疑いが持ち上がってくるではないか。 36歳にもなって、そんな不倫問題に巻き込まれるのは絶対に嫌だ。 どちらにしても、Kさんからは逃げなければ(;’∀’) しかし、K…

  • Kさん196言ってみたい。親の持ち物

    レイコちゃんに、Kさんとの事を相談する為に訪れたカフェで、大きな声で話をする男女(っていうかオトコ)。 男性は将来年収1000万円になる事を、狙っているらしいマユコちゃんという女性をマユコちゃんに自慢していた。 そのマユコちゃんに収入を尋ねるオトコ。 まさかと思ったが、マユコちゃんは正直に答えていた。 「今手取りで17万ちょっとくらいです。」 私が新卒の時、確か15万無かったなぁ(;´∀`)時代は変わったものだ。 将来1000万オトコはマユコちゃんの答えに満足そうだった。 「一人暮らしなんだよね?家賃大変でしょ?」 だがマユコちゃんは恥ずかしそうに 「一人暮らしと言っても、親の持ち物なんです。…

  • Kさん195高収入の35歳

    マユコちゃんは優しい女の子なのか、何を言えば良いのかわからないからか「そうなんですかぁ」とか「そうなんですねぇ」と相づちを打っている。次第に興に乗ったのか自分の将来の収入について打ち明け始めたのだ。「ウチは35歳ではだいたいみんな1000万になるよ。」と。え、すごいね、この地方で、35歳で1000万になるんだ((((;゜Д゜)))そりゃ魅力的!特に今、Kさんの年収だけに惹かれて付き合っていた私にとってはかなり。でもさ、マユコちゃん、そのオトコ、会話つまんないし、結婚しても楽しくなさそうだよ。それにマユコちゃんかわいいからまだ選べるよ。焦らないで。くれぐれも年収なんかに惑わされないでね。私みたい…

  • Kさん194なぜ女友達を悪く言う(-_-;)?

    レイコちゃんに、Kさんとどうやって別れるかを相談する為にやってきたカフェで、隣に座った男女の会話が気になって仕方がない。 男性から褒められたマユコちゃんは「え…ありがとうございます。」と、ちょっと困ったようにお礼を言っている。男性はマユコちゃんの“ありがとう”に気を良くしたのが「お友達のレナちゃん?あの子はちょっと男から好まれるタイプじゃないよね。」などと言ってしまった。あ~あ(;´∀`)マユコちゃんは「えー…あーそうですかね?」と、なんと答えていいかわからないようだ。そりゃそうだ、友達の事を悪く言われて素直に頷ける訳がない(-_-;)なんとアホなオトコ。こっちも“男性”から“オトコ”になっち…

  • Kさん193他人の会話のおもしろさよ( ̄▽ ̄;)

    さてさて、レイコちゃんに、Kさんとの別れを(一方的に)決めたことを報告し、別れ方を相談するために、飲みに来た。「レイコちゃ~~~~ん(*´з`)!!」 レイコちゃんに会えた事があまりにも嬉しくて、すごい笑顔だったと思う。 だって、別れようとは思っても、やっぱり大声出されたらKさんのこと怖いと思って、何も言えなくなるんだもん(;´Д`) Kさんがいつか言っていた。「誰にも相談しない方がいいよ。」これは私の思考をコントロールするのに必要なことだったのだろう。レイコちゃんが連れてきてくれたこのお店は、昼間はカフェで、夜は簡単なお酒を提供するというタイプの、どちらかというと女性好みのお店だ。 そこへ場…

  • Kさん192だからなに?

    検索して、かなりの年代物アパートだとわかり、大嘘に嫌悪感すら感じた。 それでやっと別れを決意した。 その気持ちに間違いはないのだが、多少恐怖感が消えて、私は何を勘違いしたか強気になり、チクチクと追及したくなった。 Kさんに聞いてみた。 「おうち一階なんだね。」 だってさ、仮に検索通りボロアパートじゃなくたって、優越感とかヒエラルキーとかがかなり重要そうなKさんが、一階って( ̄▽ ̄;) って思っちゃって。 Kさんなんて言うかしらね。 少しあわあわするんじゃない(  ̄▽ ̄)?と思ったのに 『そうだよ。だからなに?』 だからなに(;・∀・)? って言われると困るけど、今ちょっとムッとしたよね? 「う…

  • Kさん191嫌われる努力

    夜、レイコちゃんと会ってKさんと別れる為の相談をするつもりなのだが、そうこうしている間にもKさんから追い詰められているような恐怖感が襲ってきた。 そもそもモラハラ気配のKさんは正攻法で行っても、別れ話が通じるとは思えない。それにKさんは弁が立つというか、捲し立てるように喋るので、何を言っても倍になって返ってくるのだ。電話で話したところで、不毛な時間が過ぎていく事が容易に想像できる。 …逃げよう🏃≡3≡3≡3 とはいえ、むやみに電話を拒否しても、電話番号を知っているのだから、完全に逃げる事は不可能だと思う。それに私は自営業で、この携帯電話が私の仕事の生命線だ。非通知には出ないようにしているが、知…

  • Kさん190この壮大な嘘の、目的はなんなの?

    Kさんは渋ってはいたものの、結局は住所を教えてくれた。 そんなことをしたら私が検索したり、下手すると家まで行ったりすると思わなかったのだろうか(;・∀・) 東京と地方とはいえ、同じ日本なのだから。 もっと別の回避の仕方があっただろうに、思いつかなかったのか? 例えば、年賀状はやり取りしない主義だとかなんとか言っても良いのに。 それほど私の事をナメている? 見くびっている? それでも構わないのだが、本当に結婚したら、絶対にバレる事だよね? ということは、Kさんは私と結婚するつもりなんてなかったという事だろうか。 だとしたら、Kさんの目的はいったい何? 私の貴重な数か月間を返してくれ(;´Д`) …

  • Kさん189アタマおかしい?

    早速その住所を検索することにした。 疑っているというよりも、どんな家に住んでいるのかを知りたいという気持ちからだ。 まさかどこかの店舗だったりして? 私に教えたくなくて、例えば知り合いのサーフショップに届けられる…なんてことも考えた。 だが、その住所は住宅街の一角で、確かに住居だった。 ただ…。 住所は確かに地方の人でも知っている、“住みたい街ランキング”に入るような場所だった。 だが、そこに写っていたのは、お世辞にも新しいとも、キレイとも、オシャレとも言えない、二階建ての、いわゆる アパート? コーポ? だった。 (゚Д゚;) え? 住所、私がもしかして打ち間違えてたりしないかな? と思って…

  • Kさん188 この住所、おかしいよね?

    結婚をしたいというくせに、私に住所を教えたがらないということがなんとも怪しいし、Kさんとはもう終わりかな。 と思っていたら、返信があった。 Kさんのお昼休みと思われる時間だ。 そこには 『サンタクロースはいつでもぼくの欲しいものをくれたよ。 年賀状はここに送って。 〒●●●―●●●●東京都●●区●●町~~~~104』 と、やっと住所が書かれていた。 思い過ごしだっただろうか? 特に深い考えもなく、Kさんに住所を聞いたところ、答えてくれないばかりか、無かったものにしようとする気配が見られた。 Kさんはかなりどうでもいいウソをつく人なのだが、まさか住所のウソをつくわけは無いだろうと思っていた。 だ…

  • Kさん187どうにも止まらない( ´∀`)

    Kさんに年賀状を出そうと思い 『住所を教えて。』 と書いたら、既読はついてもそれについての返信が無かった。 イジワル心がムクムクと湧き上がった私は俄然追及したくなり 『もしかして住所聞いたらダメなのかな?』 と送ってみた。 しばらくして既読は付いたが、結局返信は無いままだった。 返信が無い事で、Kさんの弱点を突いているという事が感じられ、気分が高揚していた。 返信があったのは翌朝だった。 どうだ、なんと返ってきた??? ( ̄― ̄)ふふふ ワクワクしながらメッセージに目をやると 『おはよう!今日はクリスマスだね。こどもの頃はサンタクロースを信じていたことを思い出したよ。』 (;・∀・) 見事に話…

  • Kさん186底意地の悪いオンナ

    本当のイブ、深夜Kさんがラインを送って来た。 『メリークリスマス!なんてね。ボクはいつも通り仕事しているよ。部下たちにはクリスマスは彼女と過ごせって帰らせたけどね。まさかとは思うけど、マリコちゃんは違う男と過ごしてないだろうね。』 ははは、しつこい(;’∀’) 『まさか、“明石家サンタ”観ながら年賀状書いてる~。あ!そうだ!Kさんの住所も教えて。年賀状出すよ!』 私がKさんにこう送ったのは、本当に年賀状を出そうと思ったからだ。最近はもう年賀状をやめてしまった人達も多いが、仕事関係ではまだまだ健在のこの慣習。年賀状ソフトを買ったらたくさんのデザインがあって目移りし、どれもこれも使いたくなったので…

  • Kさん185ボクの周りにはいないタイプだ(悪い意味で)

    自営業の私は東京から帰っても休む間など無くすぐに働く事になる。そうやって生活費を稼がないとならないからね(;・∀・)だからね、飛行機の中でも仕事の事を考えてるの。飛行機が地元空港に到着して電源を入れると、当然ながらKさんからのラインが長文で届いていた。 『今回は会わせてあげる事ができなかったけど、ボクの趣味仲間にもマリコちゃんの事を話しておくよ。カワイイ人ではあるけれど、ちょっとそそっかしいから大目に見てねって言っておくから。少なくともボクの趣味仲間や仕事仲間でマリコちゃんのような甘い考えを持った人はいないからね。これからは彼らにも受け入れられるようにがんばってね。』 Kさんは多趣味だと言って…

  • Kさん184“これからの人生で、今が一番若い”

    空港に到着すると急いで手荷物検査をくぐり、充電器の前に直行した。なぜなら、どんどんラインが届くから、バッテリーが心配になって来たのだ。こんな事もあろうかと、ちゃんとバッテリーを持ってきたというのに、キャリーのどこかに行方不明になってしまった(;´Д`)充電しながらも届き続けるメッセージ(;´Д`)私は短時間でこんなに長文を打てないし、書いた文章を推敲(は言い過ぎ)していると、そんなに早く返信もできない。 『既読がつくだけで返信がないね。』 そりゃそうだ、返信を書こうとしている最中に続けてメッセージが届くのだから(゚Д゚;) 『なにか言いたい事は無いの?』 言いたい事?なんだろう?色々あるけど、…

  • Kさん183失笑しちゃうじゃん

    Kさんと別れて私はホッとしていた。空港に向かっている時だった。 それほど待ってはいなかったKさんからのメッセージが届いた。 読みながら呆れてしまうというか、なんだか笑ってしまった。 面白いんじゃなくて、失笑の方ね(;´∀`) 『今回も会えて嬉しかった。マリコちゃんの事をまた好きになったよ。マリコちゃんも同じ気持ちだと嬉しい。まだ東京にいてくれたら、ボクの行きつけのレストランに連れて行って、マリコちゃんの好きなシャンパンを飲みながら、美味しいディナーを食べながら過ごしたかったな。他のカップルと同じように、クリスマスプレゼントをマリコちゃんに贈りたかったよ。』 (;・∀・) 私は12月23日に東京…

  • Kさん182(東京の)記念にしたこと

    駅まで送ってもらい、改札に入ろうと思ったが、なんとなく気が変わって、外を歩いてみる事にした。 都会で働く人々がみんなかっこよくオシャレで知的に見えるので、もっと見ていたくなったのだ。 私もKさんと結婚して東京に引っ越したら、この中に入って働くことはできるだろうか。 …無理だな(;・∀・) さて、確かにこのキャリーは邪魔になるが、もう帰るだけなので、ロッカーにわざわざ預ける気にはなれない。 ガラガラと響かせながら歩いていると、この時間は私のような旅行者だらけだ。 人混みでは確かに邪魔だ(;・∀・) 歩いていると、地元では見たことのない感じのオシャレなカフェがいくつもあるではないか。一番目に付いた…

  • Kさん181知ったかぶるオトコ

    「この後何するの?」 と聞くので正直に「駅で朝ごはんを食べてから空港に向かうよ。空港でお土産選ぶの楽しみなの^^ クリスマス限定のものとかたくさんあるみたい。」 ここまで言って思い出した。 Kさん、結局クリスマスプレゼントくれなかったな、と。 いやいや、素敵なホテルにも泊めて貰えたし、付き合って間もないのに贅沢にも程があるよね(゚∀゚;)エヘヘ クリスマスという言葉でなのか、Kさんが思い出したように言った。 「そうそう、あのケーキ美味しかったよ!さすがパティシエからのレシピだと思った。」 あのケーキとはこのケーキだ。 ↓ onnanokoaruaru.hatenablog.com 褒められて悪…

  • Kさん180不倫でもない限り

    「仕事に間に合わないから先に行くよ。支払いは済んでるから好きなだけホテルにいると良い」 と言われた。 さらに 「●●駅にタクシーで行く」 と言うではないか。 ほうほう、昨夜は使わなかったタクシーを、朝は使うというのか。 onnanokoaruaru.hatenablog.com 朝の方が道が混んでいそうだけど。 と単純に驚いた。 そして「私も●●駅に行くから乗せてって!」 と言っていた。 ●●駅なら空港に行くのにとても便利な駅だ。 ゆっくりしてと言われたって、お化粧も済ませて今更お風呂でゆっくりと言うわけでもないし、ホテルに一人で特に用事もない。 何よりどこかで朝食を食べたい。 あ、もちろんこ…

  • Kさん179そんなに見つめないで(;´Д`)

    Kさんの良いところ…というか、嫌いでないところは、私のルックスを遠慮なく褒めてくれるところだ。 年を取ってはいてもやはりオンナ。ルックスを褒めてくれる相手がいるなんて嬉しいではないか(^o^;) 翌朝Kさんは早めに起きて、ベッドの中で仕事の(かどうかはわからないが)メールチェックをしているようだ。 だから朝陽が眩しい…的な、ちょっと恥ずかしそうな演技をしながら目を覚ましたふりをしてみた。私なりのサービスね:-) Kさんは私の目覚めに気づいて 「おはよう」 と微笑んだ。 Kさんはよく 「マリコちゃんの顔、つい見つめちゃうんだよな。」 なんて事を照れずに言う人だ。 こういうセリフを言えるところもナ…

  • Kさん178「自分で払えば?」は置いといて。

    お風呂からあがって二人でなんだか色々話しながら、もうすっかり慣れたKさんの自慢話を流すように聞きながら、成城石井で買ってきたものを飲んだり食べたりした。 や~お酒が入るとホント、色々気にならなくなるものだわ。 「その高いワインちょっとちょうだい。」 Kさんが言っている高いワインとはコレだ。 onnanokoaruaru.hatenablog.com 高いかどうかはもうその人の価値観だとしか言えないのだが、価格の事を言われながら飲食する事の、なんと不快な事か(;´∀`) なら自分で支払えと? まあね。 ここではいったんその話は置いといてくれる? Kさんは私のグラスに口を付けて一口飲むと 「うわっ…

  • Kさん177お肌を気遣う?オトコ

    「アメニティ使った?」 Kさんが言っているのはホテルに備え付けられている、女性用の基礎化粧品の事だ。「使った~。なんだかとってもいい匂いだったから。」私は元々化粧品などに詳しい方ではないのだか、このホテルはとても素敵なパッケージのアメニティが置いてあった。「ボクも使ったよ。もう持って帰っていい?」 え? 短い文章の中に二つも?があるのだが(;´∀`) え~と、まず一つ目。「(女性用アメニティを)ボクも使ったよ。」最近のワカモノが基礎化粧品を使っている事は知っているし、男性が肌のケアをする事を否定するつもりは毛頭ないのだが、Kさんのルックスから全くはイメージできなかった(;・∀・)いやいや、人を…

  • 176 普通ではないという理解でいいのかな(゚∀゚;)

    さっぱりしてパスルームから出ていくと、Kさんが思いがけないことを言った。「マリコちゃんって、バスルームで鼻をかむんだね。」え?(゚Д゚;)そう、確かに私はお風呂の時に決まって鼻をかむ。考えたこともなかったが、私以外の人たちは鼻をかまないという事だろうか。いや、以前付き合っていたカレシもかんでいた。私の父親もだ。あれ、なんだか男の人だけだわ(゚Д゚;)もしかしてオッサンならではの習性なのか?いや、こんな私だって温泉など公共の場所では、さすがに恥ずかしくて我慢するので、みんな我慢しているのではないだろうか。恥ずかしい?フィギュアスケートの羽生結弦くんや浅田真央ちゃんも、回転しながら手鼻をかむって言…

  • Kさん175生理だ生理だ(*´∀`)

    Kさんは私が生理だという事を知っているので一緒に入ろうとは言わなかった(;´∀`)ホッ当たり前か。浴槽にそろそろお湯が溜まるころAさんが言った。「先にバスルーム使っていいよ。」「私まだ準備色々準備に時間がかかりそうだから、先に入って。」というと「あ、そう。」と素直に入ってくれて安心した。実は生理だからというのもあるが、朝(男性Aに会うために)慌てて出発したため時間が無く、キャリーバッグの中も整っていないのだ。こんな乱雑なバッグの中、見られたら何を言われるか(;´∀`)急いでお風呂の準備をして、バッグの中も整理した。おそらく10分も経っていないはずだ。 「お先に!」 さっぱりした感じで出て来たK…

  • Kさん174「おい、コレはいったいなんだよ!?」

    成城石井に入ってからは現金なもので、疲れが少し消えて来た。Kさんは「もっと飲むんだろ?どれくらい飲むの?ワイン一本?」と大きな瓶を指さしていた。さっき食事もしているし、さすがにそれはない。 「じゃあ、小さいサイズのスパークリングにしようかな(*´▽`*)」と言いながら、目に付いたオシャレな瓶を手に取って買い物かごに入れた。まさかこの行動が、後から問題になるとは思いもせず(;´Д`) Kさんが今回取ってくれたホテルは、東京タワーがとても大きく見えるホテルだった✨ 嗚呼、こういうところに喜んでしまうのって、田舎者の習性なの?もしそうだとしたら、田舎者の心理をよく分かってるよねぇ。もしかしてKさんこ…

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コレを嫉妬というのでしょうか。
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