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2018/10/01

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  • 【書評】吉本ばななさんの『おとなになるってどんなこと?』を読み終えて

    『おとなになるってどんなこと?』 -吉本ばなな著 おとなになるってどんなこと? (ちくまプリマ―新書) 作者: 吉本ばなな 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2015/07/07 メディア: 新書 この商品を含むブログ (15件) を見る 久しぶりにブログを更新しようと思った 読みたい本と出会うのはいつも偶然で、本書とは駅で人を待っているのに飽きて、近くの百貨店に入っている紀伊國屋書店で暇をつぶしている時に見つけた。 平積みされていたこの本のタイトル『おとなになるってどんなこと?』が目に飛び込んできたのだ。 「割と薄い本で挿絵も入ってるし待ってる間にサクッと読み終えるでしょ」なんて軽い気…

  • 【書評】仕事に疲れたあなた必読!『この世にたやすい仕事はない』津村記久子著

    『この世にたやすい仕事はない』 -津村記久子著 この世にたやすい仕事はない (新潮文庫) 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/11/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 好きなことしか仕事にしたくないなんて贅沢だ! 「好きなことしか仕事にしたくないなんて贅沢だ!」 と、心の中で大きな声で叫んでみても現実はそうもいかない。 みんな生きるのに必死でやりたくない仕事でも生活のために働いている。 誰だって好きなことを仕事にしたいと思うだろうし、実際好きなことを仕事にできている人もいるだろう。 しかし、幼いころから憧れていた仕事であっても何も悩みがなく仕事が…

  • 【書評】森見登美彦最新刊『熱帯』は怪作であった【直木賞候補作品】

    『熱帯』-森見登美彦著 熱帯 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/11/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 怪作との出会い 師走の忙しさも落ち着き、年末ムードのこの季節みなさんいかがお過ごしでしょうか? 風邪やらなんやらで体調崩しやすいこの時期ですのでくれぐれもご自愛くださいませ。 さてさて、私には年末の仕事量に忙殺されながらも発売を楽しみにしていた小説がありました。 大ファンである森見登美彦氏の『熱帯』です。 季節と裏腹なタイトルなのが登美彦らしいなぁなんて少し思ったりもします。 11月16日発売でしたが、中々のお値段であるため…

  • 【クリスマス】クリスマスプレゼントで送りたい絵本3選

    【クリスマス】クリスマスプレゼントで渡したい絵本3選 やってくる!クリスマスがやってくるぞ! 「ク~リスマスが今年もやーってくる♪」 11月の紅葉もすっかり消え去り12月も中旬に差し掛かろうとしている今、街はクリスマスムード一色ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか? この季節になると、竹内まりあに毒された素敵なホリディ症候群の幸せな人々が街に沢山いて、幸せを分けてもらえるような気がしてます。 実際にクリスマスが近づいてくるとウキウキ気分で「あの人へプレゼントは何をあげようかな~?」と考えている 人も多いのではないでしょうか? だけど「師走の忙しさでそんなの考えてる余裕がない!」という人もいるこ…

  • 【書評】『女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。』

    『女の甲冑、来たり脱いだり毎日が戦なり。』 -ジェーン・スー著 女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。 (文春文庫) 作者: ジェーン・スー 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/11/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 『纏う女』の登場は、20代前半突然に 大学を卒業して社会人になれてきた社会人2年目の秋、年齢も24〜25歳で名実共に大人の仲間入りしたのだとちょっとした実感を持った頃、彼女らは突然現れる。 『纏う女』たちの登場だ。 平日の仕事終わりはジムに通い、休日は朝から活動。もちろん目的はヨガ。 食事はビーガンでベジタリアンでデザートはアサイーで。 趣味はもち…

  • 【書評】キンコン西野の最新著書『新世界』を読んでみた

    『新世界』-西野亮廣著 新世界 作者: 西野亮廣 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/11/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る ビジネス書なんて… 先に伝えておきたいのだけれど今回の記事は少し長くなる。ような気がする。 ブログをちゃっかり始めた意識高い系こと、私ですが、社会人になるまでビジネス書なんてほとんど読んだことありませんでした。 むしろ「へっ、ビジネス書なんて」と鼻で笑うような嫌なタイプの筆頭だったのです。 今回手にした『新世界』というビジネス本。 この著者であるキンコン西野なんて真っ先に鼻で笑って心の中で馬鹿にして、嫌いでした。(会…

  • 【古書絵本】『729 PUZZLE PEOPLE』

    『729 PUZZLE PEOPLE』 -Helen Oxenbury著 本屋さんにはたくさんの出会いが待っている。 新刊書店では話題書であったり読んだことのないベストセラーが。 古書店では普段生活していて目に入ってこないような本達が。 どちらも好きだけど、今回出会った『729 PUZZLE PEOPLE』は高円寺の古本屋さんで出会いました。 最初は一緒に出掛けていたKさんが見つけたのだけれど、パラパラとめくっているうちに手放せなくなり、そのままレジへと持参して我が家へ招き入れました! ようこそ我が家へ!! この本は今まで紹介してきた本達と違って着せ替え要素のある絵本です。 (今後は定期的に絵…

  • 【書評】『強運の持ち主』

    『強運の持ち主』 -瀬尾まいこ著 強運の持ち主 (文春文庫) 作者: 瀬尾まいこ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2009/05/08 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 27回 この商品を含むブログ (66件) を見る 毎朝欠かさず見る番組があります。 「めざましテレビ」なるものです。 月曜〜金曜のフジテレビにて朝の5時頃から8時頃までやってるあれです。 朝の番組に特にこだわりはないのだけれど、朝起きると一緒に住んでる人がめざましテレビをつけているのでついつい見ちゃう。 「今日のわんこ」とか動物苦手だけど見ちゃう。 なんだろうね、あれ。 寝ぼけ眼でボケーッとアホづらしながら可…

  • 【書評】『不思議の国のアリス』を23歳の今、読んでみた

    『不思議の国のアリス』 -キャロルルイス著 -高山宏訳 -佐々木マキ絵 不思議の国のアリスはディズニーが原作だと思っていた。 童謡の類だとは思ってもみなかった。 ...訳ではないけどなんとなくそれくらいの勢いでディズニーのモノだと信じていた。 あまりにもアニメや映画の雰囲気が好きで、今まで文章のアリスに触れてこなかったのもその理由の一つである。 特に"アリスインワンダーランド"はティムバートン監督独特の感じとあいまって、公開当時に2回映画館に足を運んだ。 目の保養になる映像の綺麗さと、現実を忘れるような世界観がドツボで23歳の今でも大好きな作品の一つだ。 www.youtube.com 予告映…

  • 【書評】『なんとか生きてますッ』

    『なんとか生きてますッ』 -大宮エリー著 「犬も歩けば棒にあたる」ということわざがあるが、以前は"物事をしようとしている者は思いがけない災難にあうものだ"という例えの意味でしかなかったが、現在では"思いがけない幸運にあうこと"の例えにも用いられるらしい。 正直私は後者の意味しか知らなかったです。 何か行動に移せばどんな形であれいい出会いや何かポジティブな結果が舞い込んでくるって意味で普段使ってました。 ある意味スーパーポジティブ野郎ってことですね。うん、そうしておきましょう。 (普段の気持ちは前者のようなネガティブな気持ちの方が勝ってるんですけどね) 余談ですがこのブログを始めたのも、何かいい…

  • 【書評】『年収90万で東京ハッピーライフ』

    『年収90万円で東京ハッピーライフ』 -大原扁理著 「さーてっ。来週のサザエさんは?」 と、薄いテレビから流れてくると悲しい気持ちとともに"仕事"という現実が襲いかかってくる日曜の夜7時。 世間ではこれをサザエさん症候群と呼ぶらしい。 これホント辛い。 じゃんけんが終わった後なんか特に。 平日休みのシフト仕事だった前職の時は感じなかったけど、週末休みのweekend loverな今は日曜19時からが絶望的な気持ちになる。 "仕事"の二文字がヤケに大きく、そして重く肩の上に乗っかってくるのは本当にどうにかならないものだろうか。 充実感のある日曜日は、この二文字が多少だが軽くなったりする。 どこか…

  • 【書評】『静かに、ねぇ、静かに』

    『静かに、ねぇ、静かに』-本谷有希子著 世界中のあらゆる場所をくまなく探したとして、果たして完全に1人になれる場所など存在するのだろうか。 出張で大阪に滞在している今、ふとそんなことを考えてみる。 食事に外へ出ればたくさんの人々で賑わう繁華街があることはもちろん、ホテルに1人でいたとしても完全に1人になることは難しい。 TwitterやらInstagramやらFacebookやらへアクセスし、食べた料理の写真を載せたり、今の気持ちを140文字以内でつぶやいたり、友達のコラム記事を追いかけてコメントなんぞをして繋がりを確認したりしちゃう。 物理的距離は離れていれど、息を吸うかのように誰とでもコミ…

  • 【書評】『手のひらの音符』

    『手のひらの音符』-藤岡陽子著 私は本屋通いを趣味の一つにしている。 仕事終わりや何もない日でも本屋へ赴く。 先日いつものように家の近くの紀伊國屋書店へ散歩に行くと、素敵な装丁に魅かれた。 独特な人形の写真。 暖かく優しさを感じるこの人形に見覚えがあって手にとってパラパラめくりながら、 どこかで見たことあるなぁと思ってない頭で考えてみる。 .................................................................思い出した。 "にしおゆきさん"だ!! (にしおゆきさんは陶芸人形作家さんです) twitter.com 先日高円寺で個展を開か…

  • 【書評】『あまからカルテット』

    あまからカルテット-柚木麻衣子著 音楽の不思議なところの一つは、演奏する人数によってその集団の呼び名が変わるところではなかろうか。 1人で演奏するならソロ。 2人ならデュオ。 3人ならトリオ。 4人ならカルテット。 5人ならクインテッド。 聞き馴染みはないが6人目以降の呼び名も存在するらしい。 (ちなみに6人で演奏することはセクステットと呼ぶみたいだ。頭が中学生で止まっている私には卑猥な響きに聞こえる。) 川が海にたどり着くように、演奏する人数最終形態はオーケストラになるのだろうか。 あれは調べたところ一般的な編成でも70人にが必要なのだそうだ。 生音を聞けば圧倒されるのも納得である。 しかし…

  • 【書評】『ちいさなちいさな王様』

    ちいさなちいさな王様 アクセル・ハッケ作 ミヒャエル・ソーヴァ絵 もうすぐ体重が3桁に差し迫っているわたくしぽんぽこである。 85kgを通り過ぎ、90kgの壁を突破すると、早いのなんの。 アッという間に95kgだ。 このままいけば気づかぬうちに体重が100kgに到達してしまう。 鯉が滝を登りきると龍になるが如く、私の体重が100kgを超えると何になるのか。 読者諸君にはぜひ期待してもらいたい。 きっと名実ともに”ぽんぽこ”になっていることだろう。 そんな私にも小さなころがあった。 白球を追いかけ、夢を語り、友人とかけっこをするような少年時代が存在していたのである。(悲しいかな今は追いかけすぎて…

  • 【書評】『小気味好いテンポでボヤキ倒し!?食事のあれこれ考えたくなる一冊』

    メロンの丸かじり-東海林さだお著 最近少しハマってるものがあるんです、私。 なんだと思います? 講談なるものなんですけどね。最近話題の。 ところで講談ってなんだと思います? 落語に良く似たアレですよ。 落語とよく間違われる講談ですが、落語と講談の違いって"事実かそうでないかの違い"だそうです。(私も初めて知りました) 落語は歴史のフィクションで講談は歴史のノンフィクション。 言わば講釈師は歴史の語り手と呼べるような芸人さんなわけです。 そんな講釈師の人口は落語家さんの10分の1だそうです。 若い人が全然門を叩かない世界みたいですよ。 そしてそんな希少価値の高い若手講談師の代表格が"神田松之丞"…

  • 【書評】『発酵食品ブーム到来!?意外と知らない発酵についてのトビラが開ける一冊』

    発酵文化人類学 ~微生物から見た社会のカタチ~-小倉ヒラク著 先週あたりですかね、営業で千駄木にいたんですよ、私。 私ね、いつもは真面目なもんですから用事が済んだらすぐ会社に帰るんですよ。 でもね、たまにはまっすぐ帰らずにぶらつきたいときもあるわけです。 ともあれ厳しい暑さが続く9月ではただブラブラしていてもつらいだけ。 私、悩みました。 悩みました。 悩んだ末に。 思ったのです。 そうだ、本屋へ行こう。 以前より気になっていた往来堂書店が近くにあるのを思い出し、午後の日差しを感じながら闊歩して向かったのです。 入店して一発目に飛び込んでましたのが今日の一冊。 発酵やら微生物やらって普段触れな…

  • 【書評】『ブラックユーモアも癖になる!可愛い動物たちの短編集』

    ほんの豚ですが-佐野洋子著 この作品の名前を見ましてね、"ほんの○○ですが"って思いのほかいろんな場面で使う言葉なんだなぁって感じたんですよ。 ほんの"気持ち"ですが ほんの"僅か"ですが ほんの"お口汚し"ですが 気になって調べてみたらほら。色々あるものですねぇ。 いろいろある中でも今回紹介するのがこちら。 "ほんの豚ですが" はい、どーん。"ほんの豚ですが"。 なんでしょうね。 普段使いませんよね。 聞いた事あります? 人間界に置き換えるなら… 日本人に置き換えるなら"ほんの佐藤ですが"。 アメリカ人なら"ほんのレベッカですが"。 とか いや、違和感!!すこぶる違和感!! 謙遜して使うよう…

  • 【書評】『猫が感じる素敵な退屈を描いた一冊』

    『退屈をあげる』坂本千秋著 猫のように生きたい。 そんな風に思うときが皆さんにもあるのではないだろうか。 何となく堕落して自由に出かけ、ぐったりとしたい。 暖かい素敵な天候の中であくびでもしながら塀の上で眠ったりしたい。 そんな事を思うときがある事でしょう。 私はそんな日々にあこがれ日々過ごしています。 そんなことを思いながら高円寺を散歩していたときに立ち寄った本屋さんで購入した本作、『退屈をあげる』である。 以前、有名な校閲者の方が紹介して気になってはいたのだが手に取る事はなく、大手書店で出会う事はなかったので出会えた喜びもあり、迷わず購入。 そしてなんと坂本さんの直筆サイン入り。にゃんとも…

  • 『LEGADOってなんなわけよ』

    エスペラントってご存知ですか? 皆さん暑い8月、どのようにお過ごしでしょうか? どうもぽんぽこです。 私は暑いのが苦手で休日である今日も部屋の中に籠っております。 さて、今日はブログ名についてお話ししたいと思います。 どうして"Legado"と言う洒落た名前に決めたのかです。 皆さんはエスペラントってご存知でしょうか? 1887年にポーランドの眼科医であるラザロ・ルドヴィコ・ザメンホフが世界平和を目的に世界共通語を作ろうと提唱して生まれた言葉です。 ザメンホフは言葉の違いこそが紛争の原因になると考え、言葉が違う民族同士が平等な立場で使える言葉を創案しました。 武器をなくしたり、経済を豊かにした…

  • 【ご挨拶】読書記録を兼ねたブログを始めました

    読書記録はじめました どうもはじめまして。 パッもピッもプッもしない会社員のぽんぽこと申します。 突然ですが、忙しない日々のなかで皆さんはどのようなことを楽しみに生活をしていますでしょうか? 好きなバンドの音楽を聴いたり、友人とお酒を飲んだり、1人で映画を見たり、大好きな人と2人で過ごす時間であったり…。 きっと様々あると思います。 私も音楽は大好きだし、お酒もガブガブ飲みます。何なら大好きです。 嫌なことを忘れたいのです。現実から逃げ、虚構の人生を歩みたい。 レッツエンジョイ人生。ライフis娯楽!………と声を大にして言いたいくらいです。 そんな私にも、落ち着いた静かな楽しみもあるのです。 そ…

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