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2018/09/29

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  • 女の人よしあわせに

    毎日が穏やかに過ぎる。 今まで生きてきて、生きることがこんなにも穏やかで、満たされて、安らかだなんて知らなかった。 今はだんだん時代も変わってきた。 女性も働くし、パパも育児をする時代。 私も、シングルマザーではあるけど、やっとその考え方や生き方を受け入れて、穏やかに自分の幸せを見つめられるようになった。 45年。 長かった。 威張りくさった父親の顔色を見て暮らす母親のもと、同じように育った女の子は、どれだけいるのだろう。女の子、若くて無知な女の子ほど、伸び伸びと育ててあげたい。男のこと同じように、性差はあって当然、でも、お互い平等に気持ちを思いやり合って、尊重されるのが当たり前なんだよ!!と…

  • フラットでいること

    自分になんの関わりもないのに、とても嫌な気分になった出来事。既婚の男性に、未婚の女性があれこれ世話を焼いている。女は男のことを好きなんだな、と思う。 男にその気はないが、思わせぶりに優しく親しげに接している。女は甲斐甲斐しく尽くして、すごい笑顔。私が恥ずかしくなるくらいよく気がつく。そして、世話女房のように嬉しそうに世話を焼く。 私は別に男に恋してるわけじゃないし、女のことも別にどうとも思ってないのに、全く関係ないのに、そのやり取りをそばで感じ続けるのが苦痛になって、しんどくなった。 自分が同じ経験をしたことがあるから。 そして、あの頃の自分が、すすんで自分を男の下に置いて、無償の愛を気取って…

  • そのままを受け取る

    自分が感じたそのままを受け取るということを覚えて、嫌だなと感じていることや、何をそんなに嫌なのかを知り、楽しいと感じることや、何をそんなに楽しいのかを知るようになった。 自分、というものへの捉え方が変わった。 自分、って何かな もっとこういう自分になりたい こんな自分じゃ駄目だ 自分らしく 自分を大切に 自分を最優先に こういう「自分」 から、ただの自分になる 小さなことを、一つ一つ見つけて その一つ一つがまさしく自分そのものなんだと知り 受け取っていくうちに いつの間にか自然に「ただの自分である自分」を見つけた。 お風呂に入る。息子と。 お風呂は温まるから大好きだ。 私は狭いのが苦手だ。 息…

  • 信頼

    新しい職場に、すごく親切な人がいる。 言葉遣いもキレイで、すごく良く気がついて まるで私みたいだ。かつての。 仕事も、とてもわかりやすく、順序立てて、丁寧に教えてくれる。本当にわかったか、わからない所はないか、逐一確認してくれる。 終業時間30分前から、仕事が終わるか気にかけてくれたり、お茶していいよ、とか疲れてない?とか、とても細やかに見ていてくれる。 他の人に対しても、求められた以上の気遣い満点の仕事ぶり。 始めは、すごい人だなあ、という感想。 翌日から、正直、 疲れる。 なぜ疲れるのか。 彼女がすごく気を遣っていることがわかるから。 嫌なことなど決して言わず、 いつも親切。仕事も私のこと…

  • 赤ちゃんに学ぶ原点

    大好きなラピュタの 「土に根を下ろし 風と共に生きよう 種と共に冬を越え 鳥と共に春を歌おう」 みたいな、人が生を営む上での原点。 ぐっすりと深く眠れて、ああ〜〜よく寝た!!と目覚められること。お腹がペコペコで、美味しいご飯を食べられること。温かい風呂に浸かり、身体のこわばりをほぐし、温め体と向き合うこと。ちゃんと食べ、食べたものをきちんと排泄できること。 この間、子供達に二人の育児日記を見せた。 二人が生まれてから人として育っていく過程で、どんな事をして、母が何に悩み、気をつけていたのか、何を喜んで、何を望んだのか、てんやわんやで記憶は途切れていても、事細かにつけてあった。 人として育つ上で…

  • 確かなしあわせ

    気付いたことがある。 私、バツ2子持ちの45歳。 全く男の人を求めてない自分に。 もういい年だし、まあ、不思議はないのかもしれない。でも、まだまだ周りをみたら、異性を欲している人はたくさんいる年代だと思う。 娘に言ってみた。 「ねえ、ママやばいかも!もう、男に興味一ミリも湧かないよ!」 「は?別にいいんじゃない。」 一言で終わって、わざわざテンション上げ目に言ったことを恥ずかしみながらも、私もそう思ってた。 いいんよ。自分がいいんだから。 幸せって、それぞれの人に、それぞれの違う幸せがちゃんとある。みんな絶対持ってる。心臓や脳みそと同じように。今の暮らしの中で、私は最高に幸せだ。ほとんど外出も…

  • これから始まる物語

    新しい職場に移った。 日中は事務員三人とたまに役員が来て仕事をし、夕方に現場から戻った社員が増えてワイワイするのも、一日打ち込みや計算をするのも、前の職場と同じ。なのに、全然違う。 何だろう。この、明るくて、開放的で、おおらかな雰囲気。特に私語が多いわけじゃなく、仲良しの和気あいあいの雰囲気溢れてるわけじゃない。でも、そこはかとなく漂う、この雰囲気の違いは何だろう。前の職場と同じように、打ち込みをしていても、仕事の内容はさほど変わらなくとも、嬉しくなる。よぉ〜し、頑張るぞぉ〜!って腕まくりしたくなる。そんな、前向きな雰囲気。 役員の皆さんも、先輩の方々も、特に気を遣うわけでもなく、でも、無関心…

  • 出来事の意味

    新しい職場が決まった。 たった3ヶ月の在籍だった今の職場。 私がここに来た意味は何かな この3ヶ月、よく考えた。 ある出来事が起こる。 自分の意思と反している時、とっさに ああ〜、と、苛立ちや後悔、怒りといった負の感情に支配される でも、自分の意思、と私が感じていることは 私の意識の中のごく一部にすぎない。 そして、しかも、それはその中でも従来のものでしかない ここにいる間、本当に思い通りに行かないことだらけだった。従来の、私の部分的な意識では、あれもヤダこれもヤダ、もう最悪、ヤダヤダヤダ!! だった、んだと思う。 母子家庭になって、めでたく離婚も成立して、これから生活を立て直していこう!と決…

  • 若き娘の悩み

    娘と夜中に話した。 学校で作文を書いたという。 普段から皆さんが思っていることを、なんでもいいから書いてください 娘は常に考えたていたことを、作文に吐き出して、書くのがすごく楽しかった!と言う。 時間について。 娘は寝るのが大好きだ。だからたくさん寝る。 起きている間に、学校に行き、通学時間も長い。帰ったら、デッサンやら課題の絵やらがあるし、帰りの遅い私と息子の為に、洗濯や風呂のあれこれ、夕食の下ごしらえなんかも頼まれる。 大忙しだ。 しかも娘は真面目なので 大好きな絵に妥協を許せない。 やっつけでやりたくない。 その上娘は寝るのが大好きなので、座ったまま寝落ちすることに全然あらがわない。一度…

  • そうだったらいいのにな

    小学5年の頃、学校の図書館で「楽しい部屋づくり」という本をなんとなく借りてきて、インテリアにはまった。 それまでの私は、部屋には全く興味なし。寝に行く場所でしかなかった。その本は私にとってはものすごく衝撃的だった。「機能的に整理された部屋」というページのイラストは今でも細かい所まで覚えている。ブランコやハンモック、切り株の椅子のあるお部屋とか、お姫様チックなお部屋とか、いろんなお部屋が載っていて、読んでる時ワクワクしてお尻がムズムズした。動き出したくて、お尻が先走る感じ。「すごい!すごい!」と、どんどんページをめくった。 納戸から色んなものを引っ張り出して、部屋づくりに励んだ日々。壁にスヌーピ…

  • ジャンクアンドスパイ

    娘とライン通話で話した。毎日、時間ないのに、夕飯のことで悩むのって馬鹿らしいよね。 これからさ、毎日カレーで良くない? あ〜、なら私、うどんも入れて欲しいかな ママ、納豆ご飯もいいわ あと焼きそば! キムチ! 唐揚げは? う〜ん、いろいろ面倒だからはずす もろきゅうも外せなくない? あ〜わかる〜 あと何がいいかな〜? え〜と、え〜と 話は盛り上がる 大好きな美味しいものを食べたい 手間がなくて、美味しくて、自分でその場で作った出来たてのアツアツ しあわせはいつだって簡単なのだ 心の声だけを適用して あとの一切の情報を無視さえすれば 昨日は待ちに待った週末。 脳みそを必要としない打ち込み作業中 …

  • しあわせ探しのみち

    リサイクルショップに勤めてた時 毎日山のようにブランド物が持ち込まれた。その頃の私は、お金に糸目をつけないで、好きな服を着よう!と思って、服に何万もかけてた頃だった。毎日毎日持ち込まれてくる、高級ブランドの服達。私が少なからず憧れて、全然余っていないお金を注ぎ込んでいたお洋服の仲間達。特大ゴミ袋にまとめられて、クッチャクチャのシワシワで、毎日うずたかい山になっていく。それを掘り起こして、形を整えてハンガーにかけ、値段をつけて売り場に出すのが私の仕事だった。 売り場でそれらのものは、乱雑に扱われ、床に落ちてホコリにまみれた。 いくら整えても乱れまくったその場所には、人間の剥き出しの欲望がそのまま…

  • リセット

    昼休み、ハローワークに電話して紹介状を出してもらうことにした。紹介状は郵送はしてくれないという。早退して取りに行った。 家に帰り、夕食を済ませ、息子を寝かせて履歴書を書く。私の真剣な思いが伝わるように、手書きで書いた。職務経歴書も添付し、書類が用意できたのは23時だった。 夜中のドライブ。一人で直接届けに行った。 今の会社に入る時、私はどんな気持ちだったかな 不安と寂しさが入り交じる気持ちで風呂に浸かって考えた。 およそ会社に貢献してると思えるような、仕事らしい仕事もなく、会話もなく、お局の語る悪口だけが延々と垂れ流される。誰かと話をしたいのなら、それに同調する他ない。だから沈黙を選んだ。残業…

  • 未来の可能性

    よく晴れた週末。 洗濯物をベランダに干し、昨日のカレーを食べて、息子と散歩に出た。 先週の水曜日。朝、娘に声をかけると「身体が動かない」と言う。ほんまかいな。(私の心の声) 日曜日に家族会議をして、帰りの遅いママが家事全般をやるのは、6歳の息子の睡眠時間にも関わるし、もっと分担してもらいたい。 私はあなたの学校の学費を払うために頑張る あなたは仕事を続けられるために労力を分けてくれあなたにとって必ずプラスになる そう話し、家事一覧表から、これをやる、を選んでもらい、息子にも分担を決めた。月曜は大変スムーズに事が運び、息子と私で娘のおかげと褒め称えた。息子も張り切ってお手伝いしてくれた。 火曜日…

  • オシャレを気にしてた頃と今と

    以前は秋になったらトレンチコートを羽織って、前は開けて首にストールなどを巻いて、パンツは足首を出し、華奢なヒールを履いたりして、寒さに震えていました。 スカートもミニ丈を愛用していました。 今はウインドブレーカーを首までしめて、マフラーを巻き、ジーンズに靴下、ハイカットのスニーカー。 カイロやあったかパンツも履き込み、とても温かです。 今のような格好をし始めた時、わ〜、オバサンくさ〜と思いました。今はさらに、すっぴんです。 おばさんになるというのも悪くないです。 自分の本当の快適を知り、人目など構わずに、その道を追求してどんどん快適になれるのです。 おしゃれして寒かったあの日から見たら、今のな…

  • 自由料理

    適当なネーミングですが、我が家の適当な料理です。何しろ、家にいる時間が、睡眠時間も含めて平日は12時間の私達。6歳の息子は最低8時間、自分も最低6時間は寝たい。残る時間でお風呂と団らんもほしい。そうすると、料理にはできるだけ時間を使いたくないのが本音です。 基本は10分。 理想5分。 お金も時間と同じくらい使いたくないから、加工品はあまり使いません。 家族のご飯って、美味しく食べれたらいいと思う。 腹ペコだから、味付けや調理方法に頼らなくても、いつだって死ぬくらいうまい!をいただけます。 我が家の調味料はみんなで作ること。 しかもスッゲー速く作ること。 作り始めて、あっという間に出来たことを、…

  • やりたいこと

    前記事の「やりたくないこと」はお風呂で書きました。市営住宅の膝を抱える小さな風呂は、いいこともあります。すぐお湯がたまります。追い焚きもあっという間です。 そんな素敵なアツアツ風呂に浸かりながら書いたら、頭がぼーっとしたみたいです。 すごく長い記事になりました。 読み返したり、推敲する気持ちも失われて、そのまま投稿し、日を改めて読み返しました。 長すぎて飽きて、最後まで読まずにやめました。 もし読んでくださった方がいらしたら、本当にありがとうございます。 反動で、文章はしばらく書きたくない気持ちになりました。昨日はそんな気持ちでいましたが、また描きたくなりました。 娘がおもしろいことを教えると…

  • やりたくもないこと

    娘が、何もしたくないと言う。 それを聞いて、思い出したことを娘に話した。 娘の父親と付き合っていた時、私は週末ごとに手料理を作り、一人暮らしの部屋に彼を招いていた。 昼まで働き、帰りに買い出しをする。刺し身用の魚やアイスクリームなどもたくさん買い、荷物を抱えて部屋に帰り着き、重い荷物を置いて玄関に座り込む。 その時の私は、そのまま一時間以上動けなかった。 暑い夏、汗が流れる。 アイスクリームが溶け、刺し身や、生肉も傷んでしまうことも、わかっている。 賃貸アパートのムッと暑さのこもる狭い玄関に、荷物と共に座り込み、汗を流している。 動けない。 どうしても動けなかった。 当時の私は料理なんてしたく…

  • 育てるということ

    今いる職場に移って2ヶ月。 当初は全く仕事をもらえなかった。 することありませんか?と聞くと 「ないの。うちの会社暇だから、びっちりみんなでやれるような仕事なんてないの。」 とのお返事。 それから一週間、私には一日に一時間分の仕事もなかった。たまに、この書類、破って捨てといて、とか、書類整理とか、その程度の仕事はきた。片っ端から書類を模写したりしながら時間を潰し、週末、どうせ辞めるならと社長に電話してみた。 求人に募集して入社したのに、仕事が全くない。辛い。なんの為に入ったのかわからない。週明けから、社長がたっぷり用意してくれた仕事をすることになる。彼女は、そんななんの意味もない仕事やらせて、…

  • 消えた消しゴム

    学生の頃、勉強中書き損じて、消しゴムを使おうとすると、無い。あれ?どこ行った?落っことしたかな?と、そこらを見ても無い。本を閉じてまとめて、そこらをひっくり返して、這いつくばって机の下まで見ても、無い。 あれ〜〜〜???どこ行っちゃったんだろうなあ やれやれ。 と、机について座ると、目の前の机上に転がってる。 こういうこと、ありませんでした?私は結構あって、割と本気で「霊だ」と思っていたのです。 10月のはじめ、月初の仕事として、膨大な足し算を電卓でしました。A+B=C C-D=E の数式が200組くらいあり、その総計を電卓で出すのですが(何故エクセルを使わないかは、伝統との答え)何度やっても…

  • 身体中を

    朝、歩きながら久しぶりにブルーハーツを聴いた。 野太くてあたたかい声。 見てきたものや聞いたこと今まで覚えた全部 デタラメだったら面白い そんな気持ちわかるでしょう それよりも もっと赤い 血が 体中を流れてるんだぜ はちきれそうだ 飛び出しそうだ 生きているのが 素晴らしすぎる どんな時に聴いても、シンプルな歌詞に胸を揺さぶられます。今日は昨日から風邪気味だったのもあり、イヤホンの中の歌声に痺れながら、BBAらしく乾燥した、それでも寒さに負けじと紅くなっている指先を見つめ、そんな自分の身体の中の「赤い血」に思いを馳せました。 小さい頃からすぐ風邪を引き、ものすごく寒がりで、冬になると登下校が…

  • 我が家はパワースポット

    山形に嫁いでいた時、近所に由緒正しい神社があった。息子が生まれたばかりで、育休をとって家にいた頃、息子をおんぶして、よくその神社に散歩に行った。公園に生えている大きな木のおじいさんクラスの大木に、両手を広げて抱きつくと、自分が小さな昆虫になった気がした。しん、とした厳かな空気は、神聖な気配で、清められている感じがした。 若い頃、夜遊びしまくり、みんなで夜中に墓地に肝試しに行った。外国人の墓地だった。車で近くに行った時、離れ見るその場所の、圧倒的な闇の密度に心の芯から震え上がり、私は文句を言う友達を道連れにして取って返した。とても軽々しく近寄ってはいけない物凄い重みがそこにはあった。 場所に宿る…

  • 静かで確かな暮らし

    我が家は物がとても少ないです。 この間の引っ越しも、引っ越し当日で、ダンボールはみんな片付きました。 ミニマリストとして、日々断捨離に励んでいるわけではありません。 たぶん、時間的な余裕が無いせいで、余計なことに関心がいかないから、欲しいとも思わないし、興味もわかないのです。 天空の城ラピュタ天空の城ラピュタ [DVD]出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社発売日: 2014/07/16メディア: DVDこの商品を含むブログ (14件) を見るまだ思春期の入り口にも見える、パズーとシータは、それぞれ一人で暮らしています。そこには雨風をしのぐ屋根があり、寒さをしのぐ火があり、…

  • ダルちゃん 孤独と戦う人に贈られた素敵な物語です

    普通の人間なんて一人もいない 人は皆違う ありのままの自分を否定される怖さは 誰もが抱えているもの だから群れ 柔らかい、生々しい部分を刺すような真似を 人にしてしまうのかもしれない 同意してもらえない、受け入れられない怖さ 認められ、求められる喜び その狭間で喜び苦しみ、自分を捨て、取り戻し 人は強くなっていける 傷ついたって ありのままの自分で、身体一つでやっていく 強さを身につけることができる 道は遠くても、迷って、転んで、泣いて 孤独に苦しんで そのぶん必ず強くなる ありのままの自分を誇らしく、愛せる日が来る 11月1日まで全編公開だそうです。 いや、泣いた泣いた。 毎回心に響きました…

  • 夜遊びと人間観察

    週末の、特別なデートの時間。(詳しくはこの記事を読んで下さい。https://tamakokun.hatenadiary.jp/entry/2018/09/29/172538)昨日はいつも持参する一口おやつをスーパーで買った。大人のきのこの山&たけのこの里。今日はおやつでお腹が膨れても良いのだ。だって週末だもの。 いつもの場所でのお茶のひとときも、今日は時間は気にしない。息子は毎日つぶさに観察しているレゴ製の地下鉄模型に張り付き、私は椅子に座って地下鉄駅の中を急ぐ人たちを心置きなく人間観察する。 私達が席につく時、近くの席に一人で座っている男性がいた。大抵の人は、息子が大喜びで走り寄って、嬉し…

  • スパルタンD

    スパルタンXって映画のファミコンソフトがありましたね。いとこの家にあって、よくやりました。鈍い私は、キックボタンさえ連打しておけば少しは進める系のゲームが好きでした。魔界村とかは秒殺されるので、家にあったのにもかかわらず、一面の序盤以降の画面を見たことがありません。 あ、スパルタンDのDは、デートのDです。 息子と長い通勤時間にデートしていることをこの間書きましたが、その6歳の師匠が、最近スパルタに傾きつつあります。片道一時間のうち、40分位は徒歩なのですが、最近は徒歩コースがほぼラン。 昨夜、スマホの万歩計がおめでとうございます!と讃えてくれるので見てみると、まあ走ってる走ってる。しかもBB…

  • 生きることへの執着

    毎朝通う通勤路に、今は廃屋になった寮がある。一階部分は窓をベニヤで塞がれ、静まり返ったその寮の前を通り過ぎる時、向かえの家に貼られた住所表示を見て、記憶が蘇った。 一人目の元夫が入っていた寮だ。当時私は23。母を亡くし、会社を辞めた。家で苦しくてのたうち回るようにして、時をやり過ごしていた。彼は、ちょうど転職し、その寮に移ったばかりだった。 寄る辺を求めて、私は一人でその寮を訪ねたことがあった。特急列車に揺られてやって来て、右も左もわからなかった私は、一体どうやってここまで辿り着くことができたのだろう。駅からも遠く、特急を降りた駅からは、更に遠い。その頃の記憶は、ほとんどが失われていたはずなの…

  • 幸せへの関与

    朝保育園で呼び止められた。息子が最近、小さなことで泣くようになった、で、次の瞬間にはハイテンションになって何事もなかったように遊んでると言う。「情緒不安定な感じですかね」「そうですね、園でも気をつけて見てみますね」「私もそうしてみます。」で別れた。 引っ越した頃からだという。 引っ越しした後、私もお腹壊してたことを思い出す。息子は天真爛漫で、元気で活発、常に思ったことや発見したことをハキハキと伝えてくる。私が一人で入浴していると、ドアの外から声がかかる。「ママ、もう出る?」「うん、もう少し出でるけど、何かあったの?」「うん、ボク、ママに会いたい。じゃあ、早く来てね!!」と走り去る、そんな可愛く…

  • 寒い時期の楽しみ

    年をとるにつれて、温かいことに価値を感じるようになるそうだ。若いうちは冷たさに価値を感じるらしい。私は一年通して温かい飲み物しか飲まなくなった。立派なBBAだ。たまに、飲み会に参加しても初っ端からお湯割りとか熱燗を頼む。 温かさイコール美味しさにもなってきた。 嫁だった頃、今はもう天国に行った義祖母が、私の料理を、あったかくて美味しいねえ、といつも褒めてくれて、文句たれの義父に、「あったかくて美味いってなんだ!味がいいとかだろ、普通!」と怒鳴られていたが、(かわいそうに)そうだねえ、ばあちゃん。あったかいってのは美味しいんだよねえ。 私にとって冷えは不幸を意味する。周りが寒くなっても、自分が温…

  • 好きなこと 生きること

    夜逃げしてきて、好きなことをしなくては!と危機感みたいにそう思った。 私はとにかく、今、好きなことばかりしなくてはならない!と。バツ2だし、さすがに私に原因がないわけではない。学べ、自分。と思った。 私がうまく行かなかった理由は何だろう…一生懸命考えた。 頑固だ。頭が固い。謙虚さがない。素直さがない。 人から言われてきたことを反芻する。いちいちもっともだと思う。でもこれが主原因とも思わなかった。自分の心の穴。心の薄ら寒さ。それを埋めて、ホカホカになるために、どうにかして、挽回して、逆転して、努力して、頑張って、幸せになりたい。そう思ってきた。 いろんな事をかなぐり捨てて、一生懸命頑張った。それ…

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