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  • クルドの新年のお祭りネウロズ2024

    気温の変化に付いて行けないという口実でだっらだらだらだら過ごしていたら、いつの間にか春が来たり、また冬が戻って来たりしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか・・・今回は、クルドの新年の祭り「ネウロズ」(春祭り)の祝賀イベントについて、フェイスブックの「一般社団法人日本クルド文化協会JapanKurdishCulturalAssociation」のページの告知をコピペしただけの内容です。「NEWROZ「新しい日」を祝うクルドの音楽と踊りの祭典が、3月20日(祝)秋ヶ瀬公園三ツ池グラウンドで開催されます。新しい(NEW)日(ROZ)をクルドの音楽と踊りとクルドの料理で日本の方、日本に暮らす様々な方々に楽しんでいただきたいです。是非ご参加ください。ネウロズ(Newroz)はクルドの人々にとって最も大切な日であ...クルドの新年のお祭りネウロズ2024

  • パレスチナぼんやり回想(4)~西岸地区ヘブロン遠征~

    (エルサレム旧市街のやさぐれ猫さん)今回は、エルサレムから西岸地区の南端の都市ヘブロンにちょいと旅した時の話。(2010年秋頃の話です)ヘブロンはここ(アラビア語ではالخليلアルハリール)エルサレムから西岸地区のラーマッラー以外の都市へはバスで直接行けず、検問所を越えてラーマッラーに入ってから、別のバス(乗り合いバス)に乗り換えて行くのが通常なのだが、ヘブロンはちょっと行きにくくて、一旦ベツレヘムまで出てから、ヘブロン行きのバスに乗り換えた。30分ほど乗ったと思う。乗り合いタクシーなら直接行けたようだが、当時私はそれを知らなかった。(参考)西岸地区はあまり広くないので、行こうと思えばどこでもエルサレムから日帰りで行けるのだが、ヘブロンは少し遠い上に行きにくいし、ISM(パレスチナ支援の国際ボランティア...パレスチナぼんやり回想(4)~西岸地区ヘブロン遠征~

  • 日付不明まとめ書き日記2023年12月下旬~2024年1月上旬

    大掃除も何もしていないのに慌ただしく年が明け、2024年も、もはや1月下旬に入ってしまった。なんてことだ…一昨年の旅行記もパレスチナ滞在記の追加分もまだ終わっていないのだが、それはそれとして、今回は久しぶりにまとめ書き日記。年末年始の時期って、なぜか日記を書きたくなる。なぜだろう…某月某日毎日寒い日が続く。うちのアパートは風通しが良く(婉曲表現)、エアコンをつけてもあまり室温が上がらないため(13度とか14度とかそんなん)、コタツを併用している。コタツというものは、一度入ると出るのが億劫になると相場が決まっているので、それを防止するために、「コタツから出たら酎ハイを一口(か二口か三口)飲んでもいい」というご褒美ルールを設定することにした。このため、起きてからすぐに缶酎ハイを開けて、冷蔵庫に入れておき、コタ...日付不明まとめ書き日記2023年12月下旬~2024年1月上旬

  • パレスチナぼんやり回想(3)~西エルサレムのヘブライ語教室で出会った人々~

    東エルサレムのオリーブ山に住居を見つけて少し落ち着いた頃、ISMのトレーニングに参加してみたりしつつ(前回の記事)、アラビア語の学校を探し始めた。3か月だけではあるが、せっかくパレスチナに滞在するのだから、できればアラビア語パレスチナ方言を少しでも勉強してみたかった。アラビア語コースがありそうな西岸地区ラーマッラー近郊のビルゼイト大学や、東エルサレムのアルコッズ(エルサレム)大学に出向いて聞いてみたが、一般人が参加できるコースは見つからなかった。プライベートレッスンをやってくれる人を見つけるのも面倒だし、お金の余裕もなかった。そこで発想を転換して、イスラエルで話されているヘブライ語(現代ヘブライ語)をやってみることにした。ヘブライ語を習得したいとは思っていなかったが、教室に通って、他の生徒たちと共に多少な...パレスチナぼんやり回想(3)~西エルサレムのヘブライ語教室で出会った人々~

  • パレスチナぼんやり回想(2)~ISMのトレーニング~

    エジプトのターバ国境から、国境検問所のイスラエル側での執拗な尋問をなんとかクリアして入国した後は(過去記事)、リゾート地エイラートのなんとなくうさん臭い宿で1泊してから、バスで北上してエルサレムに出て(到着したのが金曜夕方のシャバット開始後だったので色々苦労した)、旧市街のムスリム地区にあるこ汚い安宿に泊まった。確か、ネットで見つけた「アル・アラブ」とかいうホステルだったと思う(たぶんここ)。そこを拠点に家探しをしていて、たまたま東エルサレムのオリーブ山の自宅の1階を間貸ししているパレスチナ人のタクシードライバーに出会い、彼の家に住むことになって、新しい生活が軌道に乗り始めた。(過去記事)少し現地の生活に慣れてきたタイミングで、ISMのトレーニングに参加することにした。ISMというのは、「Internat...パレスチナぼんやり回想(2)~ISMのトレーニング~

  • パレスチナぼんやり回想(1)~前書き~

    最近は私は、時間があれば(誰よりもいっぱいある)アルジャジーラやぺけ(旧ツイッター)を見て、ガザの最新情勢をチェックして過ごしているのだが、先日ふと、かつてパレスチナに滞在した時に書いたブログを見直していて、書いてないことがいっぱいあることに気づいてしまった…当時すでにくたびれた無気力なおばちゃんだったので、大して活動していないのだが、やはりパレスチナという特別な場所で3か月生活していたのだから、向こうで経験したことや考えたことをもう少し記録に残すべきだったのではなかろうか。もうあんまり覚えてないけど、今からでもなんとか思い出して、ちょっとぐらい書けるかも…?というわけで、去年の旅行記は後回しにして(いつ終わるねん)、今から何回かに分けてパレスチナブログを追記しようと思う。しかし、当時は日記もつけず、写真...パレスチナぼんやり回想(1)~前書き~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(27)~トルコ・シワスからエラズーに移動~

    アンカラからバスでシワスに入って1泊した翌日は、またバスに乗ってエラズーに向かった。私は原則的に1か所に2泊以上するのだが(1泊で移動するのはしんどいから)、シワスは中継地点として泊っただけなので、例外なのだ。エラズー(Elazığ)はシワス(Sivas)の右下(東南ともいう)シワスからエラズーは比較的近く、バスで5時間程度なので、朝はゆっくり起床するつもりだったが(早起きして観光するという選択肢は私には存在しない)、なぜか7時に目が覚めた。前日のバスでけっこう寝たせいかもしれない。部屋のWi-Fiは、PCでは使えなかったが、なぜかスマホでは使えたので、ツイッターの更新などをする。通りに面していない部屋で、周りの部屋からの物音も聞こえず、穏やかな気分で作業が出来た。荷物をまとめてから10時頃に朝食会場に行...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(27)~トルコ・シワスからエラズーに移動~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(26)~バラの花咲く優しい町シワス~

    トルコでは、まずアンカラに2泊してから、バスで7時間ほどかけてシワスに移動し、一泊だけしてエラズーに向かった。シワス(Sivas)はアンカラの真右本来シワスに行く予定はなかったのだが、アンカラからエラズーにバスで直接行こうとすると11時間半かかり、夜行バスに乗る以外の選択肢がない。私は年齢も年齢だし、もともと体力がないので、夜行バスに乗るときっと寿命が縮む。というわけで、夜行バスを避けるため、中継地点のシワスで一泊することにしたのだ。その分交通費も宿泊費も余分にかかるが、旅行中の健康維持のためには止むを得ない。もう無理が出来ないお年頃ですのでね。この日は、夜中までワインを飲みつつツイッターなどをやっていたせいで、3時間半しか眠れずに8時過ぎに起床。友人が8時45分にロビーに来てくれる約束だったので、朝食を...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(26)~バラの花咲く優しい町シワス~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(25)~アンカラのシリア人街~

    アンカラ滞在2日目、現地在住の友人に連れられて旧市街ウルスで市場やその周辺地域を見物した後は、バスでシリア人街に出かけた。けっこう距離があって、30分くらいかかった気がする。アンカラのシリア人街は、アルトゥンダー郡(Altındağİlçesi)のオンデル地区(ÖnderMahallesi)というところにあり、近くに有名な家具屋街(Siteler)がある。私たちはその中のセルチュク通り(SelçukCaddesi)という商店街を散策した。埃っぽい道路の両側にシリア人経営の商店や飲食店が連なっているが、端から端まで歩いても大して時間がかからない長さだ。平日の午後の中途半端な時間だったせいか、人通りはさほど多くなかった。イスタンブールのシリア人街のような賑わいや、キラキラした感じの高級菓子店などはなく、一見普...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(25)~アンカラのシリア人街~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(24)~アンカラ旧市街の市場見物~

    アンカラ滞在2日目は、市場やその周辺の歴史的地区などを見物した後、シリア人街に足を延ばした。アンカラに観光に行く人はあまりいないと思う。アンカラはトルコの首都で、国の政治の中枢ではあるが、古くから国際的な大都市として栄えたイスタンブールと違って、見どころが少ないからだ。私も過去に一度だけ、バスの乗り継ぎのため1泊したのみだった。今回も友人に会うことが目的で、特に観光する予定はなかったのだが、せっかくアンカラに来てくれたのだからと、友人が私の好きそうな場所を案内してくれることになったのだ。自分で何も調べず、彼女の後を付いて行っただけなので、詳しい行き方や地名などはよくわからないが、悪しからず…というわけで、今回は市場を見物した話。シリア人街のことは次回に書く。(まとめて書こうと思ってたけど、市場の話が長くな...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(24)~アンカラ旧市街の市場見物~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(23)~トルコでの旅について前置き~

    前回の記事では、ヨルダンのアンマンからトルコのアンカラに移動した日のことを書いたが、今回はトルコでの旅について概観する。2022年の旅行では、まずイタリアのローマで3泊、次にヨルダンのアンマンで7泊してから、トルコに11泊し、その後に最終目的地(休養地)であるイタリアのフィレンツェに移動し、10泊してから帰国便に乗った。トルコでは、行きたいところを回るために、かなりの距離を移動することになった。ヨルダンは小さな国なので(日本の約4分の1)、アンマンを拠点にして同じ宿に滞在し、そこから他都市に日帰りで出かけることができたが、トルコは大きな国なので(日本の約2倍)、そういうわけにはいかない。トルコで回ったルートは、アンカラ(2泊)→シワス(1泊)→エラズー(2泊)→ワン(3泊)→イスタンブール(3泊)だ。ワン...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(23)~トルコでの旅について前置き~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(22)~ヨルダンからトルコに移動~

    少し間が空いたが、今回から2022年の旅行記を再開する。なるべく年内に終わるよう努力するが、まあ無理だろうねえ…(悲観的なわけではなく、単に現実的)今回はヨルダンのアンマンからトルコのアンカラに移動した時の話。ちなみに、トルコの首都はイスタンブールではなくて、アンカラだ。(テストに出るよ~)ヨルダンの首都はアンマンだけど、あんまんは売ってません。(テストに出ないよ~)この日は朝8時に起きて荷物をまとめ、ホテルをチェックアウトして、ダウンタウンからセルビス(白い乗り合いタクシー)で北バスターミナル(مجمعشماليムジャンマア・シャマーリー)に移動した。セルビスの運賃は1JD(現在のレートで約210円)だったが、荷物代として0.5JD余分に払わされた。北バスターミナルにはすぐ着いた。うろ覚えの空港バス乗り...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(22)~ヨルダンからトルコに移動~

  • ヨルダンの軍事・戦略専門家がみるイスラエル・ガザ情勢の行方とガザの猫動画

    今回は珍しく中東ニュースがテーマ。現在のイスラエルとガザをめぐる情勢について書く。10月7日、イスラエルの封鎖下のガザから、ハマースの軍事部門「カッサーム部隊」が境界を突破して周辺のイスラエル南部地域を襲撃し、100人を超える人質を取るという、前代未聞の事態が発生した。これに対する報復として、イスラエルはガザ地区を完全封鎖して水も食料も燃料も入らないようにすると宣言し、市街地の地区が丸ごと瓦礫の山になるような、かつてない激しさの空爆を続けている。13日の段階で、イスラエル側の死者は約1300人、ガザの死者は約1900人に達した。なお、ガザの人口は230万人を超えており、その約半数が子供である。空爆で多くの建物が完全に倒壊ガザの保健省によると、空爆の被害者の約6割が女性や子供(アラビア語の関連記事)この情勢...ヨルダンの軍事・戦略専門家がみるイスラエル・ガザ情勢の行方とガザの猫動画

  • 日付不明まとめ書き日記2023年8月後半~10月初旬

    私の住む世界(おうちヤマンバ地方)では、永遠に続くように思われた夏がようやく去ったと思ったら、もう冬が到来したかのような寒い日が続いたが、皆さんのところはどうだろうか。私は衣替えをし(段ボール1個分しかないので一瞬で終わる)、ホットワイン開きをした。うちの妹はカイロ開きを済ませたらしい。コタツもそろそろ用意するべきかな…今回は旅行記をお休みして、久しぶりにまとめ書き日記。過去ブログを読み返してみると、なんと前回のまとめ書き日記は昨年末の日付だったので、ほぼ十か月ぶりとなる。その間に色々なことが起こったわけだが、私は忘却力が優れているので、もはや最近の事しか覚えていない。というわけで、コロナに感染して回復した後、つまり8月後半から今までで、記憶に残っていることを書く。もはや時期もはっきりしないが、古代メソポ...日付不明まとめ書き日記2023年8月後半~10月初旬

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(21)~ヨルダン最終日後編・アンマンの猫おじさんの家~

    前回、アンマン城(城塞の遺跡)に向かう階段を登っていく三毛猫を見かけ、なんとなく誘われたような気がして付いて行くことにした、というところで終わっていた。(前回の話)アンマン城は丘の上にあり、そこまでかなり急な石段が続いている。私はそこをスローモーションでえっちらおっちら登って行った。少し行ったところで、階段と階段の合間の踊り場のように平らになった部分に出た。ここで一休みしようと思い、しばし立ち止まって辺りを眺めていたら、階段の脇の空き地に子猫が3匹いて、周りの草木の間をちょろちょろして遊んでいるのが目に入った。向こうもこっちに気が付いて、恐る恐る覗いてくる。なんなの、君らのこのかわいさは…天国への階段か?しばらく子猫たちを眺めて目の保養をしてから、また階段の続きを登る。最初に見たミケちゃんはもう見失ったと...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(21)~ヨルダン最終日後編・アンマンの猫おじさんの家~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(20)~ヨルダン最終日前編・アンマンの看板博物館とダウンタウン散策~

    ヨルダン最終日は朝9時半に起きた(やや早起き)。例によって、洗濯やら写真の整理やらツイッターやらをしてから、12時過ぎにようやく出かける。まず、ホテルのすぐ近くにあるのに今まで行きそびれていた「アンマン看板博物館」(متحفآرماتعمّان地図)に出かける。ここは2020年にオープンした時に、ヨルダンメディアで紹介記事を読んで、いずれ行ってみたいと思っていたところだ。なにしろ、無料ですしね(重要)。道行く人をぐいぐい誘う赤い矢印建物の3階まで狭い階段を上っていく。下はグーグルで拾った写真。「入場無料」を前面に押し出してアピールしている。入場無料って、素晴らしい。(有料のところには滅多に入らない私)階段には「マスク着用遵守」と一段一段描かれていた。中に入ってみたら、誰もマスクしてなかったが。ヨルダンは新...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(20)~ヨルダン最終日前編・アンマンの看板博物館とダウンタウン散策~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(19)~ヨルダン6日目・ザルカ日帰り~

    ヨルダン6日目は、日帰りでザルカに出かけた。特に目的はなかった。ザルカはアンマンの右斜め上(AzZarqa'ってやつ)ザルカはザルカ県の県都。アンマンに次いで人口の多いヨルダン第2の都市で、国内の工業の中心地だ。ヨルダン最古のパレスチナ難民キャンプがあり、西岸地区から避難してきた等のパレスチナ人の人口が多いことで知られている。観光名所がほとんどない(ちょっとはあるらしいが見たことない)、ごく普通の街なので、ザルカを訪れる観光客はまずいないと思う。私のような、ヒマで物好きな人以外は…ちなみにザルカは、ISの礎となるサラフィー・ジハード主義のイスラム過激派組織を創設した国際的に有名なテロリスト、アブー・ムスアブ・アッザルカ―ウィー(أبومصعبالزرقاوي)の出身地だ。この写真を見たことある人、けっこう...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(19)~ヨルダン6日目・ザルカ日帰り~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(18)~ヨルダン5日目・知人宅の美猫と猫助けの後日談~

    ヨルダン5日目は、朝10時過ぎに目覚めた。前夜アラクを飲みながら寝落ちして、夜中起きて日記を書いたりして、朝方また寝たせいで遅くなったのだが、どうも日本での昼夜逆転生活に近づいている気がする。旅行中に昼夜逆転すると困るのだが…夜型人間だと言うと、「じゃあ、あちら(中東や欧州)に行ったら朝型になってちょうどいいね!」とよく言われるのだが、別にそんなことはなく、こちらでも数日後には昼夜逆転するのだ。朝食代わりに果物を食べ、洗濯やPC作業などをしていて、気が付いたら午後1時を過ぎていた。旅行者なのに、我ながらのんびりしすぎだろう。1時半頃に出かけて、近くの両替屋で日本円を両替したり、市場付近を歩いて、メロンジュースを飲んだりしてから、ヨルダン人の知人宅に向かった。お茶(コーヒー)の時間にお邪魔する約束だったのだ...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(18)~ヨルダン5日目・知人宅の美猫と猫助けの後日談~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(17)~ヨルダン4日目後編・猫助けの話~

    前回はヨルダン滞在4日目、北部の国境付近の街ラムサとマフラクを訪れ、国境の向こうのシリアを眺めに行った話をした。今回はその続き、夕方にアンマンのラガダーン・バスターミナルに戻って来てからの出来事だ。バスターミナルから近距離バスに乗って、ダウンタウンの中心のフセイニーモスク前の広場で降り、その脇にある青果市場に果物を買いに行った。日本では高級果物のつぶれ桃(蟠桃)がてんこもり絵心のあるディスプレイあんずとさくらんぼを少しずつ買った。私は中東を夏に旅したら、ビタミン補給のためにいつもこの2つを買う。どちらも洗っただけで簡単に食べられるからだ。つぶれ桃も皮をむかなくても食べられるし、甘くて瑞々しいから大好きなのだが、一口では食べられないから汁が垂れる可能性が高く、私にとってはやや難易度が高い。(めんどくさがり)...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(17)~ヨルダン4日目後編・猫助けの話~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(16)~ヨルダン4日目前編・シリア国境へ~

    今回は去年の旅行記の続き。ヨルダン滞在の4日目、北部のシリアとの国境地帯に日帰りで行った時の話だ。私は海外を旅する時、自主的な言語研修を兼ねてトルコとイタリア、そしてどこかアラブの国を回ることが多い。アラビア語・トルコ語・イタリア語が専門だからだ。今回アラブ諸国の中でヨルダンを選んだのは、イタリアから格安のライアンエアーを利用できたことが主な理由。そして、ライアンエアーの便(週2)やトルコでの予定の関係で、ヨルダンに7泊することになったのだが、それにあたって、ずっとアンマンに滞在するか、あるいは移動して違う街を観光するか少し迷った。アンマンはかつて住んでいた街だから、今さら観光する気もしないし、ずっと同じところにいると退屈するかもしれないと思ったのだ。私はペトラや死海、ワディラム等のヨルダンのメジャーな観...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(16)~ヨルダン4日目前編・シリア国境へ~

  • コロナに初めて感染した話

    またまた間が空いてしまったが、皆さんいかがお過ごしだったろうか。私はコロナにかかってました~1か月半外国(中東と仏)をマスクなしで旅してもなんともなかったのに、帰国して2週間で感染した。適宜マスクをしていたし、近所のスーパーや公園に出かける程度で、ほぼ誰にも会わない世捨て人のような暮らしをしていたのに。日本の第9波、おそるべし。最初は、喉が痛くて寒気がするので冷房で寝冷えしたのだと思い、なるべく冷房を付けずに(あるいは温度を高めに設定して)ひたすら寝ていたのだが、いつもと違って、丸2日寝ていてもちっとも良くならないので、「これは普通の風邪じゃないのでは」と疑い始めた。熱も38度ちょっとある。私は平熱が36度いかないので、38度は高熱なのだ。心当たりはないが、もしかしたらこれはコロナかもしれないと思い、ネッ...コロナに初めて感染した話

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(15)~ヨルダン3日目アンマン街歩き編~

    ヨルダン3日目は、ホテルで洗濯したり、まとめてPC作業をしたりしてゆっくり過ごし、近場を散策した程度で遠出はしなかった。旅の疲れを緩和させるための休養日だ。昼近くなってから出かけ、まず日本円を両替しにいった。ダウンタウンの両替所アンマンのダウンタウンには、両替所が数軒集まっているので、4,5所か回ってレートを聞き、一番良かったところで替えた。日本円を扱っていないところもあった。どこも概ね適正レートで、大きな違いはなかった(1万円が50~52ディナールだった)。両替を済ませてから、セルビス(乗り合いタクシー)に乗って、ダウンタウンに隣接する高台のジャバルウェブデに登った。ジャバルウェブデは、ジャバルアンマンのレインボーストリート界隈と同様、オシャレスポットとして知られており、雰囲気の良いカフェが集まっている...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(15)~ヨルダン3日目アンマン街歩き編~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(14)~ヨルダン2日目後編・昔のアパートと餌付けおじさん~

    今回から、途中まで書いてそのままになっていた2022年の旅行記をようやく再開する。ヨルダン2日目(旅の開始から1週間も経っていない時点)の話の後編からだ。前編を更新したのは今年の5月7日で、その後旅行の準備で忙しくなり、約1か月後には新たな旅に出てしまったので、ブログを書く余裕などなかったのだ。まあそれ以前も、休み休みの匍匐前進レベルでしか更新してなかったんだが…ヨルダン2日目の前編は、アンマン在住の友人Hinaさんとランチやお茶をした後、私がかつて住んでいたアパートを見に行くのに付き合ってもらった、と書いたところで終わっていた。(2022年の旅日記を最初から読みたい方、おさらいしたい方はこちらからどうぞ)私はアンマンに滞在していた時(2013年~2014年頃)、ダウンタウンに隣接するジャバルアンマン(文...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(14)~ヨルダン2日目後編・昔のアパートと餌付けおじさん~

  • 海外旅行を終えて、無事に帰国しました~

    約1か月半に渡る長旅を終え、先日ついに帰国した。日本で廃人のような暮らしを続け、気力も体力もなくてへなへな状態だったのに、暑い時期に暑い地域(中東)に敢えて出かけたので、まさか無事に帰れるとは思わなかったぜ…今回訪れた国はトルコ、イラク(クルド人自治区のみ)、イラン、フランス(パリとその近郊のみ)。当初はイタリアにも寄る予定だったが、日程と費用等の関係で厳しくなり、結局行くのを諦めた。まさかの「イタリア飛ばし」である。(新幹線のぞみの「名古屋飛ばし」に匹敵)フランスもどうしようか迷ったが、結局予定通り行くことにした。でも、ヨーロッパは物価が高いから(しかも円安)、今後はなかなか行けないかもしれない。っていうか、仕事を探さないとな…すでに帰国したわけだが、前回と前々回に引き続き、今回もとりあえず旅の写真を適...海外旅行を終えて、無事に帰国しました~

  • 引き続き旅行中です~(まだ生きてます)

    前回「現在海外旅行中です」ということで、取り急ぎ写真だけ適当に選んで載せた。今もまだ旅先なので、引き続き写真だけで失礼する。ちなみに、今回の写真は全てイランで撮ったものだ。旅も後半に入り、山場を越えて(=私にとって難易度の高い国をクリアして)終わりが見えてきた状態だ。暑さが厳しくなる時期だし、年も年だし、元々体力がないので、スローモーションの低空飛行で行こうと思う。皆さまもお体に気を付けて、夏を乗り越えてくださいませ~帰国してもきっと暑さでへなへなだと思うが、なるべく早く旅日記を書きたいものである。去年のやつの続きを…(終わり)引き続き旅行中です~(まだ生きてます)

  • 現在海外旅行中です

    去年の旅行記が全然終わっていないのに、2023年も海外旅行に出かけてしまった。しかも、前回より長めの…出国は今から1週間余り前で、行先は中東・欧州方面。詳しいことは、また帰国してからゆっくり(ものすごくゆっくり…)書くつもりなので、よろしくお願いします~では、皆様も楽しい日々をお過ごしくださいませ。こんな更新ペースのブログですが、今後ともよろしくお願いいたします~現在海外旅行中です

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(13)~ヨルダン2日目前編・現地の友人とアンマン巡り~

    ヨルダン2日目は、まずホテルを移ってから、現地在住の友人に会ってランチやお茶をし、かつて住んでいたアパートを再訪したりして過ごした。朝8時頃目が覚め、しばらくベットでぼんやり過ごしてから、10時頃に出かけてホテル探しをした。1泊した「ノルマスホテル」も悪くはなかったのだが、連泊するなら、もう少し安くて雰囲気の明るい所に移りたいと思ったのだ。かつて私の定宿だった「バグダッド・グランドホテル」が目と鼻の先にあったので、そちらに行くことも考えたのだが、日本の安楽で快適な生活に慣れてしまった身で、あのワイルドなホテルに順応できる自信がなかったので、やめておいた。前夜、道端の若者に安くていいホテルを知らないかと聞いたら、「ママヤホテル」がいいと勧められたので、そこに行ってみることにした。ノルマスホテルから徒歩2分く...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(13)~ヨルダン2日目前編・現地の友人とアンマン巡り~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(12)~ローマからアンマンに移動・後編~

    前回の更新からまたずいぶん間が空いてしまったが、皆様はいかがお過ごしだっただろうか。私は相変わらず、のたのたのたのた暮らしていたのだが、その間に日本には春が来て、夏が来て、さらに冬が戻ってきてしまった。もしかしたら、そろそろ秋が来るのかもしれない。書くのをあまりに長くサボっていたので、書き方を忘れてしまったが、なんとか思い出せたらいいですね。(他人事か)前回はローマのフィウミチーノ空港からライアンエアーのアンマン行きの便に搭乗したところで終わっていた。出発予定時刻は16:35だったが、30分ほど遅れて離陸した。遅延の理由は不明。機内はほぼ満員で、添乗員を含め、ほとんど誰もマスクをしていないかった。私の席は最後列の窓側だった。たどりついたら、そこにはどことなくレトロな化繊のワンピースを着た国籍不明の若い女の...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(12)~ローマからアンマンに移動・後編~

  • 2023年のクルドの新年のお祭りネウロズのイベント開催情報

    日本クルド文化協会がfacebookのページで2023年のネウロズのイベント情報を公開したので、今回は取り急ぎその内容だけ転記する。新型コロナの感染拡大のため、2020年から3年続けて開催は自粛となっており、2月6日にトルコ南東部で大地震が発生した関係でどうなるのかと思っていたが(被災地出身の在日クルド人が多いため)、無事に開催される運びになったらしい。開催日:3月21日(火)春分の日時間:11:00~16:00場所:埼玉県さいたま市秋ヶ瀬公園三ツ池グラウンドhttps://www.google.com/maps/place/%E4%B8%89%E3%83%84%E6%B1%A0%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89/@35.850385,139.601...2023年のクルドの新年のお祭りネウロズのイベント開催情報

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(11)~ローマからアンマンに移動・前編~

    今年も気が付いたらもう3月中旬。気候もすっかり春めいて(っていうか初夏っぽい)、関東では来週にも桜が開花するという話だ。去年の旅行記が全然進んでないのに、なんだか焦る~というわけで、今回はトルコの地震の話ではなく、途中になっていた旅行記を再開する。前回はローマ滞在3日目にトッレ・アルジェンティーナ広場に猫を見に行った話で終わっていた。翌日は移動日で、ライアンエアーでローマを16:35に発ち、ヨルダンの首都アンマンに21:30に着く予定だった。この日は朝7時半に目覚めたが、チェックアウトギリギリまでホテルにいて、荷物をまとめたり、SNSを眺めたりして過ごした。移動する日は体力を消耗するので、観光はしない主義なのだ。身体が弱いから、ちょっと無理をするとすぐ瀕死になるんですもの…11時間際にチェックアウトしにい...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(11)~ローマからアンマンに移動・前編~

  • トルコで長年防災の啓発活動を続ける森脇義則氏のトルコメディアでの発言和訳(要約)

    今回は、準大手ゼネコン「安藤ハザマ」のトルコ代表で、現地で防災の啓発活動を続ける一級建築士の森脇義則氏がトルコメディア(TV100)に出演した際の発言内容を和訳してみた。23分31秒と長めだったので、かなり取捨選択して要約させてもらった。スクショ。どうしても美人アナウンサーの方に目が行ってしまうのは私だけ?(トルコ人女性は美人が多いと思う)彼女は美人な上に優秀で、森脇氏の話を要領よくまとめ、要所要所で分かりやすく要約してくれていたので、森脇氏の話にその要約を加味した形で訳した。アナウンサーはまず最初に、彼が以前出演した際に「行政処分免除」(トルコで安全基準に満たない建築物について、手数料を払うことで行政処分を免れることができる「恩赦」の措置)の問題について以下のように指摘したことを「忘れられない発言」とし...トルコで長年防災の啓発活動を続ける森脇義則氏のトルコメディアでの発言和訳(要約)

  • 1999年のトルコ北西部地震で1人も死傷者を出さなかった町

    前回の記事で、今月6日のトルコ南東部を震源とする地震で被害がひどかったハタイ県にありながら、建物が1軒も倒壊せず、死傷者が1人もいなかったエルジン郡の郡長のインタビューを和訳(要約)した。このエルジン郡長のインタビューをネットで見た時、私はすぐにタヴシャンジュル(Tavşancıl)を連想した。トルコでは1999年にも北西部でM7.6の大地震(トルコ北西部地震、イズミット地震、トルコ・コジャエリ地震等と呼ばれる)があり、多くの犠牲を出したが、震源地に近かったのに一切被害が出なかった地域があったのだ。今回のエルジンのように。それがタヴシャンジュルだ。今回は、私がタヴシャンジュルのことを知るきっかけとなった動画の内容を以下に和訳(要約)する。BBCトルコ語版が2022年8月17日に公開したものだ。「タヴシャン...1999年のトルコ北西部地震で1人も死傷者を出さなかった町

  • トルコの地震で1人も死傷者を出さなかったハタイ県エルジンの郡長インタビュー和訳(要約)

    ご存じのように、今月6日にトルコ南東部のシリア国境に近いカフラマンマラシュで発生したM7.8とM7.5の地震により、両国で多大な犠牲者が出ている。残念ながら、死者数はまだまだ増え続けることだろう。トルコで最も被害が大きかったのはハタイ県だと言われ、建物の約半数が倒壊したという話も聞くが、そのハタイ県にあって、1軒も建物が倒れず、死傷者が1人もいなかった地域がある。それがエルジン郡だ。(Erzinİlçesi、トルコ語では「エルズィン」と発音されるが、ここでは「エルジン」と表記する。また、İlçeは郡または区と訳されるが、ここでは郡、その首長は郡長としておく)ハタイ県でエルジン郡だけが無傷だったことがトルコで話題になり、メディア(FOXのトルコ版)で郡長のオッケシュ・エルマスオール氏がインタビューされたのを...トルコの地震で1人も死傷者を出さなかったハタイ県エルジンの郡長インタビュー和訳(要約)

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(10)~ローマ3日目・トレビの泉と遺跡猫たち・後編~

    今回もまた、ずいぶん間が空いてしまったが、去年の旅行記を再開する。前回はローマでの3日目、トレビの泉などを経由してトッレ・アルジェンティーナ広場の保護猫施設を見た後、昼食を取ってからホテルに戻って休憩したところで終わっていた。ローマ3日目の夕方、ホテルで昼寝などしてから、夕方また出かけた。テルミニ駅地下のコナド(スーパー)で夕食を買って帰るだけのつもりだったが、ふと気が変わり、トッレ・アルジェンティーナ広場にもう一度行ってみることにした。広場の周りにいた人たちが、夕方になったら猫がそこら中をうろうろしていると言っていたことを思い出したからだ。バスに乗るため、駅前のバスターミナルに向かって歩いている時、カラビニエーリ(Carabinieri憲兵、以下カラビニ)の車両が何台か、サイレンを鳴らしながらすごい勢い...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(10)~ローマ3日目・トレビの泉と遺跡猫たち・後編~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(9)~ローマ3日目・トレビの泉と遺跡猫たち・前編~

    (古代の壁の脇で眠る猫たち)今回はようやく旅行記の続き。成田からローマに到着して3日目の話だ。去年の6月半ば~7月半ばの旅行のことなのに、なかなか書き進めないでいるうちに、今年も1月後半に入ってしまった。いつ終わるんだろう、これ…さて、ローマ滞在3日目は、ネットを検索していて見つけたトッレ・アルジェンティーナ広場の保護猫施設に行く予定だった。そこはローマの王道の観光名所トレビの泉やパンテオンに近いので、そちらもついでに回るつもりだった。その日は朝8時半に起きた。我ながら早起きだ。しかし、洗濯したり、ツイッターを更新したりしていたら、いつのまにか11時を過ぎていた。時間が過ぎるのが速いのか、私の行動がとろいのか…(きっと前者ね)前日フロントのエリザベッタさんに「明日はコーヒーを飲んで行ってね!」と念を押され...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(9)~ローマ3日目・トレビの泉と遺跡猫たち・前編~

  • 2023年のかきぞめ

    (オーストラリアやニュージーランドの辺りにありそうな猫島)皆様、新年あけましておめでとうございます~と言っても、もう既に1週間過ぎているわけだが。時間が過ぎるのを遅くする魔術、誰か教えて欲しい。あまりにも早すぎないか。イラストでの新年ブログをコメントでリクエストされたので、約1年ぶりに描いてみたのだが、描くためのホワイトボードの画面の開き方すら忘れていて、ようやく画面が開けても、描き方や色の塗り方もよくわからず、ペンタブレットと喧嘩しつつ格闘した。というわけで、出来が悪くても勘弁してやってください。何もかもコロニャが悪いんだ…さて、皆様は年末年始をいかがお過ごしだっただろうか。私はコロニャ(コロナ)の感染が激しく拡大する前の11月前半、早めに里帰りしたので、年末年始は自宅で過ごしていた。年越しそばも紅白も...2023年のかきぞめ

  • 日付不明まとめ書き日記2022年たぶん12月

    今回は年末スペシャルということで(?)、全然進まない旅行記を脇に置いといて、久しぶりにまとめ書き日記。まあ、まとめ書きっていうほどの量でもないけどね…ふっ12月某日冷蔵庫を開けると、ストロングゼロの酎ハイの缶が開いたものが入っている。自分で入れた覚えはない。おやおや、誰が入れてくたのかしら?心優しい妖精さん(アル中担当)が私への贈り物として、寝ている間にこっそり入れてくれたのかしら?さっき起きたばっかりだし、まだ昼間だけど、せっかくだから一口くらい飲もうかしら、うふふ~ごくごく(一口じゃない)うむ、ちょっと気が抜けてるけど、気になるほどではない。ちゃんと酎ハイの味がする(当たり前)。妖精さん、どうもありがとう!さあ、贈り物もいただいたし、今日も一日がんばろう~パタリ(冷蔵庫を閉める音)~完~最近私は、こう...日付不明まとめ書き日記2022年たぶん12月

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(8)~ローマ2日目・モスクと猫編(後半)~

    毎日ぼんやり過ごしているうちに、今年もとうとう最後の月に突入してしまった(デジャブ)。日本の首都圏では寒い日が続いているが、皆様いかがお過ごしだろうか。うちの安アパートは窓の建付けが悪いせいか(まともなカーテンを掛けてないせいもあるかも)、昼間目覚めて室温をチェックしたら10度前後だったりして、かなりサバイバルな状況だ。昼間はエアコンとコタツをつけ、夜は毛布を重ねて凌いでいるが、もういっそ冬眠したい。恒温動物って、大変だなあ…というわけで(?)、また間が空いてしまったのだが、今回はローマ滞在2日目の話の続き。ローマモスクを訪ねて行って、写真を撮らせてもらい、帰りがけに門番の男性にお礼として少しお布施を渡そうと思ったら、「寄付金?それは猫のエサ代か?」と言われた、というところで終わっていた。(前回の話)それ...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(8)~ローマ2日目・モスクと猫編(後半)~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(7)~ローマ2日目・モスクと猫編(前半)~

    ぼんやり暮らしているうちに、気が付いたらもう11月も後半。前回のブログから1か月も経ってしまっている。その間に早めの里帰りをしたりもしたが(正月は感染拡大が懸念されるので)、ほんの数日だったのに、どうしてこんなに日にちが経っているのだろう。時を駆けたのかな。(時を駆けるおばちゃん)というわけで、久しぶりに旅行記の続き。東京からローマに到着した翌日、ローマモスクを訪れた時の話だ。ずっとサボってたから、書き方を忘れてしまった気がするが、なんとか思い出さなければ…今回の旅行ではローマに3泊したのだが、それはローマ観光のために意図したものではなかった。格安のライアンエアーを使ってヨルダンに移動しようと思ったら、ローマ・アンマン間が週2便しかなくて、結果的にそうなっただけなのだ。ライアンエアーは他の航空会社の半額以...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(7)~ローマ2日目・モスクと猫編(前半)~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(6)~ローマ初日・SIMカード購入編~

    激しい気温の変化に翻弄されているうちに、もはや10月も後半に突入してしまった。今年は金木犀の香りがあまりしないなと思っていたが、それは寒いから窓を閉めていたせいだということに、暖かくなってからようやく気付いた。金木犀のシーズンは短くて貴重なのに、なんだか損した気分。さて、今回は旅行記の続き。まだローマに着いた日の話が終わっていなかった。悪い魔法使いに呪いをかけられたかのように、いたずらに時が過ぎ、ブログをなかなか更新できない。いつ終わるんだろう、この旅行記は…(前回の話)ホテルの部屋で少し仮眠を取り、Wi-Fiを利用して調べ物などをして、少しゆっくりしてから夕方6時頃に出かけた。ホテル周辺を散策がてらテルミニ駅に出て、駅構内にある携帯ショップを回ってSIMカードの値段をチェックするつもりだった。ローマには...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(6)~ローマ初日・SIMカード購入編~

  • 日付不明まとめ書き日記2022年8月後半~9月前半

    今回は旅行記を1回休んで、久しぶりにまとめ書き日記。8月某日今年もついにキリン秋味が発売され、それとほぼ時を同じくして、暑さが少し和らいできたので、「スーパー登頂」を再開することにした。スーパー登頂とは、スーパーの建物の階段を上り下りする全天候型スポーツである。旅行から戻った7月半ばから8月前半にかけて、猛暑が続いている間は、これをやるのを自粛していた。なにしろ暑さのせいで体力が落ちていたし、冷房が効いているといっても、建物の隅っこの階段部分はやや暑いので、うかつに上り下りすると熱中症で倒れるかもしれないからだ。折しも、オミクロン君の新たな変異株が猛威を振るっていた時期である。倒れているのを発見されても、救急車はなかなか来てくれないだろうし、来てくれても搬送先の病院が見つからないかもしれないし、見つかって...日付不明まとめ書き日記2022年8月後半~9月前半

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(5)~ローマ初日・ホテル探し編~

    前回のブログからずいぶん間が空いてしまった。8月は全然予定がなくてずっと暇だったので、下旬につい図書館でフランス語とペルシャ語の初心者用テキストを借りてきて、勉強し始めてしまい(その後自分で教材を買った)、そちらにエネルギーと脳の機能を奪われて、他のことが何もできない状態になっていたもので。両方合わせてせいぜい1日2~3時間しかやってないのだが、終わった後に脳みそが煮詰まったような状態になって、何も考えられなくなるのだ。年のせいかな…しかし、このままブログを途中で放置するのも気になるので、趣味の語学学習の時間を減らしつつ、なんとか旅行記の続きを書くことにした。成田からドーハ経由でローマに到着したところで終わっていたので、その続きからだ。ローマのフィウミチーノ空港フィウミチーノ空港に到着したのは、予定通り1...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(5)~ローマ初日・ホテル探し編~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(4)~カタール航空/ドーハ・ローマ編~

    乗り継ぎのドーハ・ハマド国際空港に着いたのは、早朝の4時半頃だった。ローマ行きは8時45分発なので、待ち時間は4時間余り。成田からの12時間に及ぶフライトの疲れに、例のブラジル人女性からのサプライズプレゼント(前回の記事の後半参照)への動揺が加わり、歩くのが億劫なほど体が重かったが、ドーハの空港に来たからにはあの巨大な黄色いクマに挨拶しないわけにはいかないと考え、さっさと手荷物検査を済まして、クマ広場(仮名)に向かうことにした。私は極度の方向音痴で、自力で行こうとすると必ず迷う自信があったので、通りがかりの空港係員に道を聞いてから行った。ドーハの空港係員は無愛想なしかめっ面をしていて、ぶっきらぼうな対応をする人が大半だ。私が道を聞いた人も、ちゃんと教えてはくれたが、丁寧な態度とは言い難かった。おかげで、「...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(4)~カタール航空/ドーハ・ローマ編~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(3)~カタール航空/成田・ドーハ編~

    カタール航空の成田発ドーハ行きの機内は、1席おきに座るようになっていたが、座れるところは大体埋まっていた。思っていたより人が多い。海外旅行する人が急増していた時期なのだ。ハワイ行きのツアーなどは満員御礼だとニュースでやっていた。私の席は、窓寄りに並んだ3席の通路側だった。私は長時間のフライトでは通路側に座ることにしている。もちろん心置きなく酒を飲み、気兼ねなくトイレに行くためだ。窓側には欧米人らしき髪の短い小柄な女性が座っていた。50代後半~60代前半くらいに見える、物静かな人だ。私も席について手荷物を前の座席の下に置き、シートベルトを締める。空港にたどり着くだけで疲れていたものの、久しぶりの飛行機なので、やはり「わ~い」と声を上げたくなるような、たのしい気分になった。クッションのアラビア語の文は英語の「...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(3)~カタール航空/成田・ドーハ編~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(2)~出発前夜・当日編~

    出発前夜、まだ荷造りに全く手を付けていなかったものの、夜の便だからなんとかなるだろうと考え、いつものように近所の公園にベンチ飲みに出かけた。旅先で荷物を運ぶ練習をするため、空のスーツケースを転がして行こうかと一瞬考えたが、スーツケースを脇に置いてベンチ飲みをしたら、ホームレスの人だと思われる可能性が濃厚なので、やめておいた。帰宅してからシャワーを浴び、ワインを飲みつつ夕食を作って食べ始める。食ベ終わった時にはもう日付が変わっていた。さすがにそろそろ用意しないと間に合わなくなると思い、ぼんやりした頭で荷造りを開始。一応数日前に持ち物リストを作成して、必要なものは用意していたし、小さめのサイズのスーツケース(+ショルダーバッグ)だったので、スローモーションで作業しても2時間ほどで詰め終わった。やれやれ、これで...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(2)~出発前夜・当日編~

  • 2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(1)~旅の下準備編~

    熱波が延々と続く中、皆様はいかがお過ごしだろうか?(居住地域にもよるだろうが)私はもちろん毎日無為に過ごす廃人ライフを満喫している。今年は去年より熱波のグレードが上がっている気がする。ということは、来年はもっと暑いんだろうか。私は生き延びることが出来るのだろうか。なんかもう、もっと気候のいい宇宙に引っ越したい…そんなわけで、何をする気力もわかないのだが、旅行から帰って来てもう2週間以上経つし、今年も既に8月に突入してしまったしで、そろそろ旅行記を書き始めないと、一生書けないかもしれないと思い、蒸発しかけた脳みそちゃんに頑張ってもらうことにした。今年中に書き終われればいいな…前回の記事で触れたように、今回の旅行では、6月半ば頃から7月半ばにかけて、約1か月でイタリア・ヨルダン・トルコの3か国を回ってきた。前...2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(1)~旅の下準備編~

  • 海外旅行から帰ってきました~

    (帰国後、最寄り駅でさっそくベンチ飲み)前回、約3年ぶりに海外旅行に出ているとご報告したが、その後異国で倒れることもなく、つつがなく旅を終えて、数日前に帰国した。まさか無事に帰れるとは思わなかったわい…自宅に帰りついて冷蔵庫を開けたら、冷やしてあった梅酒のパックや缶酎ハイの前に、「ご自由にお飲みくださいね~」と書かれたメモ用紙が置いてあった。長い間毎日家でだらだらするか、近所でベンチ飲みするくらいしかしておらず、廃人と化した身でいきなり海外の長旅に出たので、自分が旅先で行き倒れる確率は高い、その場合に身内や警察の方々などがアパートに立ち入ることもあるだろうと考え、彼らをねぎらいつつ笑いを取るために、こういうメモを残しておいたのだ。何事も起こらず、帰宅した自分が冷蔵庫を開けて、これを見てウケるという可能性も...海外旅行から帰ってきました~

  • 久しぶりの海外旅行~

    最近更新がないから、どうしているか心配してくださっていた方もおられるかもしれないが(いつもはもっと更新が遅いですね、はいすんません)、実は一週間くらい前から海外に旅に出ている。海外旅行は約3年ぶり。その間、毎日ほぼ家と公園とスーパーのみを往復する日々を送っていて、心身ともにすっかり廃人になっていたから、途中で行き倒れずに無事に戻れるかどうか心配なのだが、今のところ意外に元気に過ごしている。成田からまずローマに飛び、3泊してからヨルダンのアンマンに移動した。ローマではローマモスクを訪れて、門番の男性が餌付けしている猫にちゅ~るをあげたり遺跡の中にある保護猫施設を訪れたりした。アンマンでは現地在住の友人に美味しいランチをご馳走になったり昔住んでいたアパートを訪問したり猫に誘惑されたりしている。詳しい旅日記は帰...久しぶりの海外旅行~

  • 池袋のハラール中華料理店「アリヤ 清真美食」にときめく

    暑かったり寒かったり、雨続きだったりまた晴れたりして、気候が安定しない日が続いていると思ったら、うちの辺り(関東甲信)はついに梅雨入りしたらしい。私は最近ますます気力も体力も低下して、すっかり「銀河鉄道の夜」のジョヴァンニのお母さん状態だ。(ジョヴァンニ産んでないし、買ってきてくれるならワインの方がいいけど)気が付けば、このブログも書こう書こうと思っているうちに、ずいぶん時が経ってしまった。きっとこの気候のせいね。いや年のせいかな、それとも酒かな(思い当たることがありすぎる)でもたまにはやる気を出して、更新しなければ。よっこ遺書~(うちのパソコンさんがこういう変換をするのは私への嫌がらせか?)そんなこんなで、もう1か月近く過ぎてしまったのだが、池袋のハラールの中華料理店「アリヤ清真美食」に妹と行ってきたの...池袋のハラール中華料理店「アリヤ清真美食」にときめく

  • 我が心のイタリア人~イタリア帰りあるある~

    私の心の中には小さなイタリア人が住んでいる。ちょっと口うるさいが悪気はなく、しょっちゅう軽口を叩いているタイプの愉快なおばあちゃんだ。かつてフィレンツェで5年ほど暮らしている間に私の中に入り込み、それからずっと時が経って日本での生活が長くなった今でも、出ていく気配はない。彼女は普段は奥の方に引っ込んでいて、あまりこちらのやることに口を出してこないが、なにしろイタリア人なので、食べ物のことになると黙っていられなくなるようだ。彼女の中では、食事に関して「人としてやっていいことと、やってはいけないこと」の境界線がくっきりと引かれており、私がその境目を超えて「禁じられた領域」に入ろうとしようもんなら、突然現れて大声で説教し始めるので油断ならない。そんなイタリア人の小さなおばあちゃんに縛りをかけられているせいで、私には食...我が心のイタリア人~イタリア帰りあるある~

  • 日付不明まとめ書き日記2022年4月

    今回は久しぶりにまとめ書き日記。よく考えたら、まとめて書いたら日記とは言えない気もするが、まあ些細な事さ。4月某日夕方近くなって起きて、コーヒーを淹れに台所に行った時、水切りかごにチーズおろし器が入っているのに気づく。チーズおろし器を前日使った覚えはない。私はかつてのイタリア生活の名残で、冷蔵庫にグラナパダーノ(パルミジャーノレッジャーノより安めのハードチーズ)を常備し、パスタ料理を作った時にそれをおろしているのだ。私は夕べ、パスタを食べたのだろうか?そんな記憶はない。じゃあ誰がチーズおろし器を使って、洗って水切りかごに入れたのだろう。いつの間に?1人暮らしなのに。なんだかコワい・・・でも一番コワいのは認知症かもな・・・ちなみに、私が愛用しているチーズおろし器はこれたぶんダイソーで買ったもの。安物だが特に問題は...日付不明まとめ書き日記2022年4月

  • 2012年5月韓国への旅(4)最終回~ソウルで飲み食いしたものなど

    今回は韓国旅行記の最終回。たった4回分なのに、やけに時間がかかってしまったが、ようやく最後までたどり着けた(無理やり)。ああ、しんど…最近ますます集中力がなく、疲れやすいのだ。そういうお年頃かしら~前回の記事の最後に、「次回は残りの写真をランダムに載せる」と書いたが、残った写真を眺めてみたら、その大半は食べ物と酒関係だったので、それを中心にまとめてみた。全てソウルで撮った写真だ。いつものように大半がピンボケだが、一種の精神修養だと思って、心の目で修正して見て欲しい。ダマスカス留学仲間やパレスチナで知り合った友人達と訪れたところもあれば、1人で行ったところもある。まずはダマスカス組の友達と訪れた仁寺洞(インサドン)仁寺洞は伝統茶屋や韓定食(コース料理)の店、伝統工芸品店が多い人気の観光スポットらしい。韓定食の店が...2012年5月韓国への旅(4)最終回~ソウルで飲み食いしたものなど

  • 2012年5月韓国への旅(3)仁川(インチョン)散策

    しばらく更新をサボっているうちに日本には春が来て、その後冬が戻ってきたと思ったら、唐突に夏に突入してしまったが、皆さんいかがお過ごしだろうか。うちのボロアパートは先週くらいまで室温11℃だったりしたのだが、今は日中25℃を超えている。4月でこれだということは、8月は50℃くらい行くのでは。去年の夏、命の危険を感じるレベルの猛暑日が延々と続いたが、今年もそうなるんだろうか。私は生き延びられるのか…さて、今回は韓国旅行記の続き(前回はこちら)。書き始めたのは去年の11月だったのに、4月になってもまだ3回目とは、これいかに。なんだか一生終わらないような気がしてきたので、次回で無理やり終えるつもりだ。今回は、旅の最終日に仁川(インチョン)を観光した時の話。パレスチナで知り合った韓国人の女の子2人組(前書き参照)のうち1...2012年5月韓国への旅(3)仁川(インチョン)散策

  • クルドの新年のお祭りネウロズの日本での祝賀行事は2022年も中止

    前回の記事(これ)で、「クルドの新年のお祭りネウロズ2022年のイベント開催は未定」と書いたが、これについて、主催者の日本クルド文化協会がフェイスブックのページで以下のように告知した:お知らせ2022年秋ヶ瀬公園で予定されていました公式行事としてのネウロズはコロナウイルス蔓延防止の観点より中止といたします。小人数で、コロナに充分気をつけてネウロズを祝って下さい。KoronavirusönlemleriçerçevesindebuseneAkigaseKoendeplanlananresmiNewrozprogramlarıiptaledilmiştir.İsteyenherkesserbestçeküçükgruplarhalindekutlayabilirJiberrewşakoronayêNewroza20...クルドの新年のお祭りネウロズの日本での祝賀行事は2022年も中止

  • クルドの新年のお祭りネウロズ2022年のイベント開催は未定

    今年もクルド民族の新年の祭り(春祭り)「ネウロズ」の日である3月21日が近づいてきた(ペルシャ語では「ノウルーズ」)。毎年この時期、この地味なブログへのアクセス数が(若干)増えるので、「あ、もうネウロズの時期なんだ」と気づく。2019年までは例年、クルド人(特にトルコ出身者)の人口が多い川口市・蕨市を擁する埼玉県で3月後半にネウロズのイベントが行われていたのだが、2020年と2021年は新型コロナの感染拡大のため、開催が中止されていた。2022年はどうなるのか?それはまだ決まっていないようだ。開催の有無、開催される場合の日時・場所などは主催する「日本クルド文化協会」などのフェイスブックのページ(これ)で毎年告知されるのだが、今年は未だに発表がない。クルド人にとって1年で最も大切な民族の祭りであるし、最近2年間は...クルドの新年のお祭りネウロズ2022年のイベント開催は未定

  • 2012年5月韓国への旅(2)梨泰院でソウル中央モスクと中東の雰囲気を満喫

    もう3月になって、日本はすっかり春めいてきたが、皆さんはいかがお過ごしだろうか。私はロシアのウクライナ侵攻のことで頭がいっぱいだったが(シリアでの空爆等のこともあり、ぷーは一生許さん)、それは脇に置いといて、今回は韓国旅行記の本編に入る。前書きを書いてから、気が付けばもう3か月以上経過していた。魔法にかかって、時を駆けたのかな(少女じゃないけど)前書きでも言及したが、ほんの数日の旅行で写真がわずかしかないし、十年近く前のことであまり覚えていないから、2回ほどで終えるつもりだ。いんしゃーあっらー・・・というわけで、今回のテーマはモスクとその周辺地域。モスクは私が外国を訪れた際によく行くスポットのうちの1つだ。ソウルの梨泰院地区には、大きくて立派なモスクがある。「ソウル中央モスク」だ。ウィキペディアのこのモスクにつ...2012年5月韓国への旅(2)梨泰院でソウル中央モスクと中東の雰囲気を満喫

  • カルディの「ケバブの素」とユウキ食品の「ケバブソース」を試す

    今回は料理の話。まあ、料理というほどのものではないが。(なんやねん)カルディで「ケバブの素」なるものを見かけ、安かったので(重要)買って、作ってみたのだ。その後、業務スーパーでユウキ食品の「ケバブソース」も買って、そちらも試作してみた。私はカルディと業務スーパーが好きだ(みんな好きよね)。特に業務スーパーは価格が安く、中東方面からの輸入品も色々あるので、行くとつい必要ないものまで買い込んでしまう。ちなみに、業務スーパーにはハラール食品が多いので、ムスリム御用達だ。ということで(?)、まずカルディの「ケバブの素」から。これですわ。原材料などやけに注意書きが多い。こういった中東系(風)の食品・調味料は、「なんちゃって中東メシ」である可能性が高い上、割高だったり作るのが面倒だったりするので、見かけてもたいがい素通りす...カルディの「ケバブの素」とユウキ食品の「ケバブソース」を試す

  • マジメな酒飲み日記2

    (内容とは無関係の猫さん)今回は「真面目な酒飲み日記」の第2弾、自作のイラストマンガだ~(前回の酒飲み日記はこちら)まだまだ慣れないペンタブレットと喧嘩しながらやったが(口げんかよ)、字の濃さの変え方や保存やコピペのやり方がよくわからず、色々失敗して疲れた・・・そういうわけで、ちょっとどうなの?と自分でもツッコみたくなる仕上がりだが、よろしければ見てやってください。もちろん今回も酒がテーマだ。(その1)「スーパーマーケット登頂」運動は大事。私は元来ステイホーム体質な上、この寒さのせいでますます引きこもり、毎日コタツにじっと座ってパソコンを眺めてばかりなので、少しは運動しないと心肺機能も筋肉も衰えると思い、「スーパーマーケット登頂」という全天候型のスポーツを実行しているのだ。スーパー(ショップとかレストランとか入...マジメな酒飲み日記2

  • 川越観光でトルコバザールカフェを満喫

    今回は、オミクロン株の感染がぐいっと拡大する瀬戸際の1月3日、埼玉県川越に妹と出かけた時の話。午後に行って夕方には帰って来たので、ほんの3~4時間の滞在だったが(私が午前中起きられないので)、2人とも川越は初めてではなかったし、特に問題はなかった。まず東武東上線の川越市駅で待ち合わせして、とろとろ歩いて喜多院という天台宗のお寺へ向かった。3日はそこで「初大師だるま市」が開催されるので、見に行きたいと妹が言ったのだ。(喜多院のだるま市についてはこちら)喜多院なんと、お参りをする人の長蛇の列が何重にも出来ていた。コロニャ(コロナ)の影響で、初詣で家内健康や商売繁盛を祈願する人数が増えているのかもしれない。あるいは、毎年こんな感じなのかもしれないが。脇にあった塔川越市、100歳か。年上だな~「だるま市」なので、当然だ...川越観光でトルコバザールカフェを満喫

  • マジメな酒飲み日記1

    今回は新年のかきぞめに引き続き、慣れないペンタブレットで地縛霊の集団に腕を引っ張られながら描いたイラストを披露する。ああ、疲労した~(疲労するのは読む人の方だろうが)テーマは酒。アル中がますます進んできている気がしてならない今日この頃だ。(その1)「日本酒の掟」実話です。私は酒好きなわりに、日本酒が苦手で飲めなかったのだが、日本酒が飲めないと酒飲み界(?)では肩身が狭いので、練習のためにこういう規則を自分に課したのだ。ほら、私って自分に厳しいから・・・そしてその結果、日本酒が飲めるようになってしまった。たいていの物事は訓練次第で何とかなるという良い例である。今となっては、飲めない方が良かったかも、という気もしないではないが。ちなみに、背景の虹色の武装したタリバンっぽい男やコロニャ(コロナ)やらなんやらは、私の心...マジメな酒飲み日記1

  • 西荻窪の看板猫がいるバングラデシュ料理店「ミルチ」

    今回は、昨年の年末近くに西荻窪の看板猫がいるバングラデシュ料理店「ミルチ」(食べログ)に妹と行った時の話だ。この店は、私の中では「バングラ猫居酒屋」のイメージだが、お店のブログには「インド風居酒屋」と書いてあったりして、詳細不明である。まず新宿に出て、駅の東口のミケちゃん(駅前ビルに設置された広告ビジョンの3Dの巨大猫)を見てから、タカシマヤ南館に入っている紀伊國屋書店・洋書専門店(HP)のイタリア語コーナーを覗き、そこから電車で西荻窪に移動して、本と雑貨の店「ウレシカ(URESICA)」(HP)に寄ってから、くだんの「ミルチ」で夕食をとるという充実したコースを辿った。ミケちゃんに再会できてうれしい(2度目)箱に入っているミケちゃん、初めて見た~ミケちゃんはクリスマスプレゼントに車をもらったらしい。この日はクリ...西荻窪の看板猫がいるバングラデシュ料理店「ミルチ」

  • 2022年のかきぞめ(2)

    今回は、新年の書初め第2弾~雪が降った日の夜、散歩に出かけて書いたんですのよ。ベンチに積もった雪の上に。これを白ワインじゃなくて、あえて赤ワイン。寒空の下で雪を眺めながら、保温用水筒に詰めて持参した熱々の赤ワインを飲んだら(さすがに座るわけにはいかないので立ち飲みで)、あまりに美味しかったので、こう書かずにはいられなかったのだ。雪が積もった木を揺らして笑っている若いカップルや、雪だるまを作っている家族連れに混じって、微妙な遊び方をする私。今年も独自の道(不審者への道?)を突き進んでいく気がする。もちろんネコだるまも作った。私が前回ペンタブレットで描いた猫もどき(これ)にそっくりだとの指摘があったが、そう言われたらそうかも~昨日の夜見に行ったら、ネコだるまはすっかり溶けてしまっていた。翌日晴れたので、今回の雪は溶...2022年のかきぞめ(2)

  • 2022年のかきぞめ

    皆様、新年明けましておめでとうございます~寒い日が続くが、いかがお過ごしだろうか。しばらく前に妹にペンタブレットを借りたので、新年のご挨拶の絵を描こうと考えたのだが、これがものすごくむつかしい。まるで地縛霊の集団に四方八方に引っ張られているかのように、手が妙な方向に動くのだ。いや~ん・・・そんな風に地縛霊と戦いながら出来上がった渾身の大作がこちらでございます。題名「ベンチ飲みの妖怪猫もどき」自分の才能がコワい・・・・それでは皆様、良いお正月をお過ごしください。今年もよろしくお願いいたします~(終わり)2022年のかきぞめ

  • 1泊2日の奈良旅行~2日目(最終)~朝食とならまち散歩~

    奈良ホテルに一泊した翌朝、前夜の酒がまだ体内に残っている半眠りの状態で、朝食ルームに出かけた。私たちが利用したワクチン接種プランは朝食付きなのだ。朝食の時間はチェックインの時に8時半に予約してあった。朝食の場は創業以来のメインダイニングルーム「三笠」(ここ)だった。和洋折衷の奈良ホテルらしい空間。庭に面した席に案内された。曇っていたが、電気が煌々とついていて、キラキラしていた。私は洋定食にするとあらかじめ決めていた。メニューは以下の通り:「■ジュース※お選びくださいオレンジ/トマト/グレープフルーツ/ミルク■プレートサラダ/ヨーグルト/フルーツ■メイン料理※お選びください奈良県産「大和なでしこ卵」使用・プレーンオムレツハム、ベーコン、郷ポークソーセージ付・フレンチトーストハム、ベーコン、郷ポークソーセージ付・エ...1泊2日の奈良旅行~2日目(最終)~朝食とならまち散歩~

  • 1泊2日の奈良旅行~1日目・お散歩と夕食編~

    今回は前回の続き。早めのチェックインのため、奈良ホテルに入るところからだ。玄関を入ったところ。煌びやかな雰囲気だ。左手にレセプションがあり、正面奥にティールームがある。紅茶1杯で千円以上するところだ。奈良なのに。銀座じゃないのに。玄関を入って右手には謎の鳥居と狛犬セット(シーサー?)。廊下には、このホテルを利用した皇族の写真がずらりと並んでいる。高浜虚子もここを訪れたらしい。どんな俳句を詠んだ人だっけ・・・鹿も利用するトイレ格調高いロビー部屋の用意が出来たら呼びに来てくれると言われたので、このロビーで待たせてもらった。ここは見るものが色々あって、退屈しなかったし、ソファーの座り心地も素晴らしかった。あえて言うなら、消毒液の容器にひと工夫ほしかったかな~なんちゃって暖炉アインシュタイン博士が泊った時に弾いたという...1泊2日の奈良旅行~1日目・お散歩と夕食編~

  • 1泊2日の奈良旅行~1日目・奈良ホテル到着編~

    しばらくご無沙汰しているうちに、もう今年最後の月に突入してしまった。時が過ぎるの、早すぎないか?もしや、これもコロニャのせい(おいおい)前回韓国旅行記を始めたばかりだが、それはちょっと置いといて(ちょっと?)、11月末に行った奈良への短い旅の記録を残しておく。写真の枚数が多い(ボケたやつも多い)ので長くなるかもしれないが、ご了承を~コロニャの感染拡大のせいで、昨年の正月以来、里帰りしてなかったのだが、日本ではしばらく前から驚異的に感染が収まっているから、今しかないとばかりに急遽里帰りして、家族で奈良に出かけることにしたのだ。奈良市は実家から近く、買い物などでしょっちゅう出かけていた場所なので、今さら本格的に観光する気にはならない。いっぱい動き回ると疲れるし・・・ということで、今回は前々から気になっていた、この辺...1泊2日の奈良旅行~1日目・奈良ホテル到着編~

  • 2012年5月韓国への旅(1)前書き~韓国人とダマスカスとパレスチナについて~

    唐突だが、今回からは韓国旅行記ということで、2012年5月下旬に韓国に行った時の写真を数回に分けて載せる。1週間足らずの短い旅で、訪れたのはソウルと仁川(インチョン)だけだったし、なにしろもう10年近く前のことなので、例によって記憶の奥の地層に埋もれていて、あまり思い出せないのだが・・・とりあえず、少しは思い出す努力をしてみよう。ほりほり(埋もれた記憶を掘り出す音)はぁはぁ・・・(気力がない)そういえば(ちょっと思い出した)、あの時の旅の目的は、韓国人の友達に会うことだった。ダマスカスで仲良くしていた女の子たちと、パレスチナで知り合った女の子たち。それぞれ2人ずつだ。アラビア語を勉強するためにアラブ諸国に留学する韓国人は案外多く、シリアでもエジプトでも、語学学校で韓国人の留学生たちと一緒になった。特にダマスカス...2012年5月韓国への旅(1)前書き~韓国人とダマスカスとパレスチナについて~

  • 日付不明まとめ書き日記2021年10月下旬~11月上旬

    今回はまとめ書き日記。某月某日ガストで生ビールを頼んだら、柿ピーの小袋が付いてきた。これは今回が初めてだ。半額のクーポンを使ったのに。ガスト、太っ腹だ。柿ピーがあるなら、おつまみは頼まなくても良かったかな(その分で2杯飲める)しばらく機嫌よくビールを飲んでいたが、暇つぶしにタブレットのメニューを眺めていた時、衝撃の事実に気が付いた。グラスワインが199円(税抜)になっていたのだ。つい最近までは99円だったのに、ショック・・・199円でも普通より安いが、やはり一気に2倍になると心理的にキビシイ。これからはビールはガストで、ワインはサイゼリヤで飲むことにしよう。サイゼリヤのグラスワインは今のところ税込100円。無敵の安さだ。この時は新メニューの「ブロッコリーのくたくた」(250円)を食べてみたが、なかなかおいしかっ...日付不明まとめ書き日記2021年10月下旬~11月上旬

  • 2013年1月のマドリードへの旅(5)最終回・セゴビアに日帰り編~

    今回はスペイン旅行記の最終回。マドリードから日帰りでセゴビアに行った時の話だ。マドリードからセゴビアは近くて、電車で30分くらいだったと思う。セゴビアの鉄道駅からはバスに乗って旧市街の中心部に出た(たぶん)。朝から天気が良くなかったが、着いた時には雨が上がっていて、時折晴れ間も見えた。まず街の中心の広場であるマヨール広場に向かう。ここ広場の向こうに「セゴビア大聖堂(カテドラル)」が見える。ゴシック様式で尖塔がいっぱいあり、そこに針葉樹林的なトゲトゲしたものがくっついてるのが特徴。ペロリと舌を出している子がいた。セゴビア大聖堂は「大聖堂の貴婦人」と呼ばれているらしいが、トゲトゲしいせいかな・・・(貴婦人への偏見や)大聖堂に隣接している「インファンタ・イサベル・ホテル(InfantaIsabelHotel)」大聖堂...2013年1月のマドリードへの旅(5)最終回・セゴビアに日帰り編~

  • 2013年1月のマドリードへの旅(4)アランフェスに日帰り編~

    今回はスペイン旅行記の続きで、マドリードから日帰りでアランフェスに行った時の話。アランフェスの観光名所といえば王宮だが、この日はなぜか閉まっていて、中に入れなかったので、王宮周辺の広大な庭園を散策するだけで終わった。とても寒い日で、他にはあまり人はいなかった。アランフェスには、マドリード中心部のアトーチャ駅から電車に乗っていく。この電車。真新しくてカッコイイ。中は不安になるほどガラガラだった。1時間足らずでアランフェスに着いた。重厚な造りのアランフェス駅駅から王宮までは、徒歩で15~20分ほどだ。私は方向音痴で盛大に迷いながら行ったから、もっとかかったが。通行人が少なくて、なかなか道が聞けずに苦労した・・・今はスマホがあるから楽かもしれない。アランフェスの旧市街ハム類を中心に扱う食料品店のウインドーここの旧市街...2013年1月のマドリードへの旅(4)アランフェスに日帰り編~

  • 日付が一部不明のまとめ書き日記~2021年10月上旬~

    今回はスペイン旅行記を1回休んで、久しぶりにまとめ書き日記。今回は珍しく、日付がはっきりしているものも混ざっている。10月1日禁酒令が解除されたので、台風の中ガストに生ビールを飲みに行く。なんという幸せ・・・まるで夢のようだ(大げさ)。しかも平日の昼間だったので、生ビールは半額で税抜き200円だった。(期間中何度でも使えるクーポンを利用すれば、18時以降でも週末・祝日でも半額だ。ガスト、やけくそか)まあ、晴れてて暖かい日だったら、もっと幸せだっただろうが。ガストには唐揚げが2種類あり、普通のやつ(「若鶏の唐揚げ」)は5個入りで税抜き299円、唐揚げグランプリで4年連続金賞を受賞したという唐揚げ専門店「から好し」の唐揚げは、3個で税抜き360円(クーポン使用で299円)~。私は違いの分からない女なので、5個入りの...日付が一部不明のまとめ書き日記~2021年10月上旬~

  • 2013年1月のマドリードへの旅(3)モスク、市場、その他のお店編~

    (村上春樹の「螢・納屋を焼く・その他の短編」風のタイトルになった・・・)また間が空いてしまったが、今回はスペイン旅行記の3回目(前回の話)。マドリードのモスクや通りかかった市場、商店などがテーマだ。マドリードで撮った写真の残りを寄せ集めた感じで、まとまりはないが、まあいいよね・・・まずはモスクから。過去の記事を読んでいただいた方はご存じだと思うが、私は外国を旅する時、その土地のモスクを訪れるのが好きである。非イスラム圏の国のモスクは特に興味深く、味わい深いことが多い。「マドリード中央モスク」このモスクはテトゥアン地区にあって、宿の近くの駅からメトロに乗って行った。大きくて立派なモスクなのだが、ネット上の情報は乏しく、外観も地味で、ひっそりした佇まいだった。明らかに観光客が行く場所ではない。ちょっと腰が引けたが、...2013年1月のマドリードへの旅(3)モスク、市場、その他のお店編~

  • 2013年1月のマドリードへの旅(2)建物・広場編~

    今回はスペイン旅行記の2回目、マドリードの建物や広場などがテーマだ(前回の話)。観光名所もあれば、そうでないところもある。どこも中心部の宿から歩いて行けるところだった。もうどれがどこだったか、あまり覚えていないが。ここはおそらく「アルムデナ大聖堂」この時は閉まっていて、中には入れなかった。時節柄、中庭にキリスト降誕場面を再現したジオラマがあった。これは「マヨール広場」スペイン語の「Mayor(マヨール)」は形容詞「Grande(グランデ)」の比較級なので、「マヨール広場」は文字通り「大広場」という意味。人通りが多くて賑やかだった。こういう人達やこういう人達もいた。どういう仕組み・・・?プラド美術館にも行ったのだが、夜だったので外観の写真は上手く撮れず、館内は当然撮影禁止だった。閉館間際に行ったので、ゆっくりは回...2013年1月のマドリードへの旅(2)建物・広場編~

  • 2013年1月のマドリードへの旅(1)バル・食べ物屋編~

    今回から数回にわたって、2013年1月前半にイタリアから足を延ばしてスペインのマドリードに旅した時の写真を載せる。同じ年のフランス(パリ・ナンテール)への旅(ブログ記事はこれ)と同様、ほんの一週間足らず滞在しただけなので、枚数は少ないし、もう記憶の奥深くに埋もれているので、大したことは書けないが。スペインに行ったのは、スペイン語の実地練習のためだった。日本で仕事もなく暇を持て余していた時、1年ほどかなり真面目に勉強したのだが(参考)、ラジオ講座などで独学したため、会話の練習が全然できなかったのだ。現地で自分のスペイン語がちゃんと通じるかどうか心配だったが、ホテルやバル等での簡単な会話はなんとかなった(今はもう全部忘れてしまっているが)。マドリードとバルセロナのどっちに行こうか迷ったが、バルセロナを州都とするカタ...2013年1月のマドリードへの旅(1)バル・食べ物屋編~

  • 中国の蘭州牛肉麺の老舗「馬子禄 」の神保町店で水餃子を食べる

    今回は友人と東京の神保町に出た時の話だ。まず「神保町ブックセンター」というところで「文庫ブレンドコーヒー」とやらを飲んだ。暑かったのでアイスで。コーヒーは撮り忘れたので、メニューの写真だけ載せる。岩波文庫の装丁のメニューがカッコイイ光和ビールを飲んでみたかったが、もちろん酒類の提供はなかった。コーヒーはコーヒー味だった(違いの分からない女)。ここはお堅い岩波書店の本に囲まれた書店の中の喫茶店で、大学の図書館でお茶をしている気分になれる。酒類が解禁になった時に再訪して光和ビールを注文したいが、値段とナッツにつられて、サッポロ黒ラベルを頼んでしまいそうな予感がする。っていうか、生ビールが飲みたい。お店で飲む生ビールは、家で飲むビールより数段美味しい気がする。特にヱビスとサッポロ黒ラベル。いや、この際アサヒスーパード...中国の蘭州牛肉麺の老舗「馬子禄」の神保町店で水餃子を食べる

  • 日付不明まとめ書き日記2021年8月

    秋の使者「キリン秋味」が発売されてからも、死人に鞭打つような厳しい残暑が続くが、皆様はいかがお過ごしだろうか。私はもはや生きる屍だが、なんとか気力を振り絞って、久しぶりにブログを更新する。今回はまとめ書き日記だ。あ~、しんどい・・・8月某日夜、公園でベンチ飲みをしていたら、どこかから飛んできたゴキさんが私の腕に着地した。動揺して腕を振り回し、なんとか地面に降りていただいたのだが、その際にスマホも下に落としてしまった。幸い高さがあまりなかったので無事だったが。私もまだまだ精神修養が足りないようだ。この公園でゴキさんに飛びつかれたのは2度目。夏の夜の公園はゴキさんに満ちている。彼らはとてもフレンドリーで、気軽に人間とスキンシップをとろうとするのだ。しかし、しばらく周りを観察しても、他に腕を振り回したり、叫んだりして...日付不明まとめ書き日記2021年8月

  • アペリティーヴォ(食前酒)の楽しみとお洒落の境界線、そしてホンムス

    今回のテーマは「アペリティーヴォ」(食前酒)だ。イタリアには、夕食前のひと時にアペリティーヴォ(aperitivo)を嗜むという素晴らしい習慣が存在する。食前に軽く一杯やって食欲を増進させる、ということになっているが、実際には、つまみを食べすぎて夕食があまり食べられなくなったりもする。(私だけ?)私がフィレンツェで下宿していた家の大家さん(年配の独身女性)は、毎日夕方になると、小瓶に入った赤いカンパリソーダの類似品(本物より値段が安めのジェネリック飲料みたいなもの)をいそいそ用意して、くいっと飲んでいた。彼女のように自宅で飲む人もいるが、どちらかというと外出して恋人や友人等と一緒にバールで楽しむ人の方が多いと思う。フィレンツェの多くのバールでは、夕食前の時間帯(店により異なる)にアペリティーヴォのサービスがある...アペリティーヴォ(食前酒)の楽しみとお洒落の境界線、そしてホンムス

  • 禁酒令の合間に行った新宿のトルコ料理店「ウスキュダル」

    猛暑日が続く上、首都圏を中心にコロニャの感染が爆発しつつある日々、皆様はいかがお過ごしだろうか。お家で五輪観戦、という人が多いのだろうか。私は暑さに弱くて(寒さにも弱い)ほぼ廃人状態なのだが、まだそれほど気温が高くない6月下旬、禁酒令が一瞬解かれた機会を利用して、友達と新宿のトルコ料理店に行ってきたので、今回はその時の写真を載せる。何しろ廃人なので、大したことは書けないが・・・行ったのは、「ウスキュダル」という、甲州街道沿いの雑居ビルの2階に入っている小さな店だ。新宿駅から新宿御苑に行く途中で見かけたので、入ってみることにしたのだ。酒類提供は19時までだったので、余裕を持って18時までに行った。私たちが行った時は、他の客はカップル1組だけで、オーナーシェフらしい小柄なトルコ人男性が1人で全てこなしていた。左の薄...禁酒令の合間に行った新宿のトルコ料理店「ウスキュダル」

  • 2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅・最終回~パリ観光(3)街をウロウロ編~

    今回は2013年のパリ・ナンテール旅行記の最終回。パリの街を散策した時の写真の残りをランダムに載せる。まず有名どころから。夜のコンコルド広場の大観覧車「グランド・ルー」背後にオベリスクとエッフェル塔も見える。この観覧車は市議会の決定により、「歴史的景観保護のため」として2018年に撤去されたようだが、1993年から設置と撤去が繰り返されているそうなので、今後再登場する可能性もあるかもしれない。ないかもしれない。(どうやねん)コンコルド広場の中心部に聳え立つエジプト・ルクソール神殿(最初「死んでん」って変換された~)のオベリスクは、ムハンマド・アリー朝の君主から贈られ、1836年に運ばれたものだそうだ(ウィキ情報)。サン・シュルピス教会ここは17世紀に建築が開始された歴史ある教会で、世界最大級のパイプオルガンがあ...2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅・最終回~パリ観光(3)街をウロウロ編~

  • 2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅~パリ観光(2)モンマルトル墓地の猫編~

    今回は2013年のパリ・ナンテール旅行記のパリ観光編の続き。モンマルトルを歩いた時の話だ。モンマルトルはパリ北部の丘。私の中には、なぜか昔から「モンマルトルと言えばムーランルージュ、ムーランルージュと言えばフレンチカンカン」という図式があるのだが、シャンソン好きの母親に洗脳されたのだろうか。「ムーランルージュ」(=赤い風車)は、エッフェル塔と同じ1889年にオープンしたパリの老舗のキャバレー。ここが「フレンチ・カンカン」の発祥の地だそうだ。フレンチカンカンはこういう踊り運動会のあの音楽、久しぶりに聴いた。この踊り、酔っ払った時に家でこっそりマネしてみようかな。いや、足がつりそうだからやめておこう・・・ムーランルージュは、思い描いていた通りの店だった。観光客らしき人々の行列が出来ていた。繁盛しているようだ。他にも...2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅~パリ観光(2)モンマルトル墓地の猫編~

  • 2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅~パリ観光(1)モスク・アラブ世界研究所・動物園編~

    今回は、2013年のパリ・ナンテール旅行記の続きで、パリ観光編の1回目だ。(前回の記事)パリを訪れるのはこの時が2度目だったが、2度ともエッフェル塔やルーブル美術館などのメジャーな観光スポットには足を踏み入れなかった。だって、あんまり興味がないし、行列に並ぶのが面倒だったんですもの・・・行ったのはモスクや動物園など、私がどこの国に行っても訪れる場所で、後は単に街をウロウロしただけだ。パリは街並みが美しいので、それでも十分楽しめた。というわけで、今回はパリモスクとアラブ世界研究所、そして動物園を訪れた時の話。全てカルチエ・ラタン(5区)にあるので回りやすい。パリモスクは想像以上に大きく、礼拝者たちがひっきりなしに出入りしていた。イタリアではこういうモスクモスクしたモスク(?)を見たことがなかったので、「おお~、さ...2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅~パリ観光(1)モスク・アラブ世界研究所・動物園編~

  • 日付不明まとめ書き日記2021年6月後半

    今回はまとめ書き日記、6月後半分だ。この調子で定期的に日記を更新したいものだ・・・っていうか、ブログというものは、そもそも日記なんだとは思うが。6月某日妹とチャットしていて、「ホットケーキミックスに卵やチーズを入れて焼くと、美味しい朝食になる」と書かれているのを見て、「ああそういえば、この広い世界には朝食というものが存在すると聞いたことがあるわい」と思う。私も高校生くらいまでは毎朝、母親が用意してくれた朝ごはんを食べていたはずなのだが、もはや先史時代のことのように思える。今は旅行に出かけた時にしか食べない。前回朝食を食べたのは、昨年12月の伊豆大島のホテルでのことだった。そういうわけで、私の頭の中には「朝食=旅行」という図式が存在するので、朝食について考えているうちに、旅行に出かけたくなってしまった。しかも海外...日付不明まとめ書き日記2021年6月後半

  • 2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅~ナンテールの街の風景編~

    今回は2013年のパリ・ナンテール旅行記の続き。前回書いたように、この当時、私はパリ近郊のナンテールの友人宅に泊めてもらい、ここを拠点にパリを観光していた。ナンテール自体は学生街ということで、観光すべきところは特になかったが、中心部の商店街や古い住宅街は、やはりいかにもフランスという趣があり、散策していて退屈しなかった。しかし、撮った写真を改めて見返してみると、食べ物関係のものが多かった・・・撮った時、お腹が減っていたのかもしれない。メインストリートの可愛い商店街周辺をウロウロしている時に見かけた、いかにも非日本人経営の寿司レストラン店名「朝日は上がります」トルコケバブのレストランこれまでの人生で、何回「イスタンブール」という名のケバブ屋に巡り合ったことだろう・・・余談だが、パリでレバノン系のケバブ屋に入ったら...2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅~ナンテールの街の風景編~

  • 日付不明まとめ書き日記2021年6月前半

    今回は、忘れた頃にやって来るまとめ書き日記。(天災か?)6月某日近所の公園に行ったら、馴染みの野良猫がいつものようにシャーシャー威嚇しながら近づいてきたので、「なんなのその態度は~まったくもう、シャ~~~」などと言い返していたら、近くのベンチに座っていた若者がスッと立ち上がって、公園から去って行った。おそらくパッツァだと思われたのであろう。(イタリア語のpazzaは、pazzo=「頭のおかしい人」「変わり者」の女性形、悪口度は低め)違うもん!誤解だもん!と言い切れないあたりがツライところだ。なんだか立場がない。どうも最近の私は、外での行動のパッツァ度が上がっている気がする。気を付けなければ。6月某日ヨーグルトティラミスなるものを作る。イタリア在住の友人に教えたもらったティラミスのヘルシー版だ。本来はマスカルポー...日付不明まとめ書き日記2021年6月前半

  • 2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅~シュマン・ド・リル公園編~

    今回から数回に分けて、2013年1月の終わり頃から2月初めにかけてフランスのパリとナンテールで撮った写真をアップする。ほんの4,5日滞在しただけで、枚数も少ないので、すぐ終わる予定だが。もう8年以上前のことなので、記憶力のか弱い私は、ほぼ何も覚えていないに等しいのだが(認知症がしんぱい)、写真の撮影時期を確認しているうちに、当時の状況がぼんやりと浮かび上がってきた。私は2013年2月下旬から約1年半ヨルダンに滞在したのだが、その際、日本を出国してからヨルダンに直行したのではなく、まずイタリアに行ってフィレンツェの友人宅に約3か月滞在し、その間にスペインとフランスにも足を延ばしたのだ。その後イタリアを出発して、さらにトルコに寄り、1週間ほど観光してからヨルダン入りした。今から思えば、けっこうな大移動である。あの頃...2013年1月末のパリ・ナンテールへの旅~シュマン・ド・リル公園編~

  • 2015年年末の台湾旅行~最終回・バイクと植物編~

    台北のランドマークといわれる「台北101」が幻のように映っている。このビルは私にとって、「ツクシのハカマがめっちゃ重なってて茎が見えない感じのビル」だ。今回は台湾旅行記の最終回。台北の街をうろついていた時に印象に残ったのは、バイクの大群だ。信号待ちの後一斉に出発する様子が壮観だった。整然と待っていて、カッコイイ。「よーいドン!」雨だったので、色とりどりの雨合羽着用。斜めに路上駐車酒パワーで動くバイクかわいいレンタル自転車もあった。晴れの日はいいかも。雨の日は電車やバスの方がいい。濃い緑の葉の生い茂った南国風の植物が光の中でくっきり見える様子も、街歩きで印象に残ったことの1つ。わさわさ塀の上から滴り落ちそうな緑と路上駐車の列なんとなく筋肉質な盆栽というわけで、とりとめのなかった台湾旅行記もこれで終わり。撮った写真...2015年年末の台湾旅行~最終回・バイクと植物編~

  • 日付不明まとめ書き日記2021年5月前半

    台湾旅行記は1回お休みして、今回はまとめ書き日記。前回のまとめ書き日記は1月初めだったので、ものすごく久しぶりだ。5月某日自分を褒めるスキルが向上していることに気づく。私はもともと自分を甘やかしがちなタイプ。冬場は布団から出ただけで、「わあ、michiちゃん(自分)エライね~寒いのに布団から出て。なんて勇気があるんでしょう~」などと自画自賛するの常だった。(ちなみに、目覚めてから2時間くらい経ってからようやく布団から出ていた)しかし、最近の私は、普通に考えればネガティブな事をもポジティブに変えてしまう能力を身につけつつあるようだ。5月に入っていよいよ気温が高くなり、いい加減にこたつ布団を片付けて、ついでに部屋の掃除をしなければならないと感じていたのだが、この日もどうもやる気が出ず、結局翌日に先送りすることにした...日付不明まとめ書き日記2021年5月前半

  • 2015年年末の台湾旅行~九份観光編~

    今回は台湾の有名な観光地「九份」を訪れた時の話。有名な観光地と書いたが、台湾について何の下調べもしていなかった私は、妹が行きたいと言い出すまで、九份について何も知らなかった。台湾人の友人に連れて行ってもらったんだが、なんだかすごく行きにくいところにあったような気がする。(もうほぼ何も覚えてない、脳みそツルツル~)ネットでちょっと調べてみると、この街の1番の観光スポットは「夜景が綺麗に撮れる階段」だそうだが、屋台を眺めて食べ歩きをした記憶しかないし、写真も食べ物中心だ。ちなみに、私は台湾旅行の写真を整理する際、「食べ物」というファイルを作っていたのだが、今回ブログを書くにあたって開いてみると、中は空っぽだった。以前使っていたパソコンがあまりに遅かったので(こちらの忍耐強さを毎回テストしてくるタイプ)、新しいパソコ...2015年年末の台湾旅行~九份観光編~

  • 2015年年末の台湾旅行~教会やその他の建物編~

    珍しく2日連続で更新。今日も雨が降るかもな・・・今回は、台北を散策中に通りかかった(そればっかり)教会や、その他の印象に残った建物・お店等がテーマ。一応犬と猫の写真もある。1匹ずつだけだが。まず教会2か所。12月の終わり頃で、どちらもクリスマスのデコレーションが施されていた。台湾基督長老教会ファサードの装飾が美しい、レンガ造りの優美な建物だ。クリスマスツリーも小さいながら青系でまとめてあってシック。夜イルミネーションが灯ったら、さぞかし綺麗なことだろう。中には入れなかったので、これしか写真がない。次は「聖家堂」台湾基督長老教会と比べると、現代的で風情に欠け、学校の体育館みたいな建物だが、前庭にキリスト降誕の場面のジオラマがあって、自由に見ることが出来た。羊さんたち、むちむちしてて美味しそう。ポインセチア、目立ち...2015年年末の台湾旅行~教会やその他の建物編~

  • 2015年年末の台湾旅行~お寺と猫編~

    今回は台湾のお寺がテーマ。観光名所の有名な寺院ではなく、台北を散策している時にたまたま通りかかったところだ。お寺は無数にあって、どこも煌々と明かりが灯り、細かい装飾が至る所に施されていて、「日常と非日常の境目にある空間」という雰囲気だった。入れ替わり立ち代わり参拝客(たぶん地元住民)がやってきて、しっかりお供えもされている。台湾の人たちは信心深いのかもしれない。台湾の宗教事情については、何の知識もないのだが、ちょっとネットで記事を読んでみたら、1つの寺院に仏教・道教・儒教の教義が同居していたりするようで、興味深かった。日本の神仏習合と似たようなものだろうか。通りがかりの名も知らないお寺眉毛が好き。金太郎風の像。裸に赤いエプロンの子供といえば、金太郎ですよね。プリングルスもお供えに何かを狙っている気配の猫が登場お...2015年年末の台湾旅行~お寺と猫編~

  • 2015年年末の台湾旅行~モスク編~

    今回から数回にわたって、2015年の年末に妹と出かけた短い台湾旅行の写真を載せる。ふと過去ブログを振り返ってみて、この台湾旅行については「猴硐」(houtong)の「猫村」に行った時の写真のみをアップし、それ以外の写真は放置していたことに気が付いたのだ。そもそも台湾というカテゴリーを作っていなかった。すっかり書いた気になっていたのだが・・・「猫村」についての過去記事はこちら:年末の台湾旅行・猫村(前半)https://blog.goo.ne.jp/mendokusainoyo/e/87a3f8e1102c02b078eee64c9a0e0b72年末の台湾旅行・猫村(後半)https://blog.goo.ne.jp/mendokusainoyo/e/1c98835bf89bd68a2a63f8f0367772d...2015年年末の台湾旅行~モスク編~

  • 中野に出来たアラブ料理と水煙草の店「ゼノビア東京」

    今回は、今年1月に中野駅北口すぐの中野サンモール商店街にオープンした「ゼノビア東京」を3月の終わりに訪れた時の話。この店は広尾の「ゼノビア」の支店で、2号店である麻布十番の「ゼノビアカフェ」に続く3号店。シリア人シェフの作る本格的なアラブ料理をじっくり味わえる本店とは違い、ファーストフード的な趣向の店で、テイクアウトもイートインも可能。重厚な雰囲気の本店とは違って、1人でも入りやすく、アラブ料理が手頃な値段で気軽に楽しめる。また、シーシャ(水煙草)カフェを兼ねているのも特徴だ。商店街の中で異彩を放つ煌びやかな外観この1階部分はテイクアウトと作業用のスペースで、本格的な窯も設置されていた。メニューにある料理やお菓子の他、トルコのゴマパン「シミット」のミニバージョンなど、メニューにないものも売られていた。見ただけで...中野に出来たアラブ料理と水煙草の店「ゼノビア東京」

  • 埼玉・三郷のハラールフードのスーパー「ボンゴバザール」

    今回は、昨年3月に埼玉県の三郷市にオープンしたハラールフードのスーパー「ボンゴバザール」の話。フェイスブックで友達がシェアしていたこの店の写真が気になっていたので、先月の終わり頃、気合を出して行ってみた(ちょっと遠いので気合がいる)。桜が満開の頃だった。さほど時は経ってないのに、遠い昔のことのように思えるのはなぜだろう・・・JR新三郷駅から一本道なのでわかりやすかった。高架上の道を歩いていて、車にひかれそうにはなったが。くたびれた中年女性がそれなりにひたむきに歩いて、駅から15~20分くらいの距離にある。途中の脇道にイケアもあるので、そちらにも寄りたかったが、夕方で時間が遅かったので諦めた。次回はぜひこの2店をハシゴしたいものだ。イケアは、気の利いたものが安く買えるので気に入っているが、遠いのでなかなか行けない...埼玉・三郷のハラールフードのスーパー「ボンゴバザール」

  • 伊豆大島への旅~3日目の最終日~

    伊豆大島への旅の3日目。この日は最終日で、午後のジェット船の乗船時刻まで時間があるので、大島公園に行くことにした。あいにく雨が降っていたが、小降りだったので助かった。まず、朝食前に風呂に入る。やはり露天風呂はいいな・・・風呂上がりに、残っていたワインやチューハイを飲んでから朝食へ。朝風呂は気持ちがいいが、その後にアルコールを摂取しなければならないのが問題だ。(しなくてもいいのよ)今朝の小鍋は、何かの蒸し物(よくわからなかった)。ここの料理は地味に美味しい。食べている間、少し離れた隣のテーブルの小さな男の子が私の顔を凝視していた。私は時々、こうやって子供にじ~~っと見られることがあるのだが、なぜだろう・・・朝食後、チェックアウトして荷物を預け、路線バスで大島公園に向かった。大島公園には、椿資料館と動物園がある。ま...伊豆大島への旅~3日目の最終日~

  • 伊豆大島への旅~2日目~

    伊豆大島での2日目。たっぷり寝た後(多分9時間くらい)、朝6時に起きて温泉に入った。全体的にこじんまりとしているが、お湯の水圧が強く、露天風呂も付いていて悪くない。先に入っていた人が出て行った後は、私一人だった。少し寒かったが、露天風呂で空を見上げ、風に木の葉が揺れる音や小鳥の囀りを聴いていると、朝っぱらから詩人になってしまいそうな気分になる。他のお客さんが入ってきたので湯から上がり、部屋に戻る。露天風呂付の部屋に泊れる身分になりたい。でもきっと一生ムリね・・・ふっ7時半に朝食に行く。昨夜夕食を食べたのと同じ部屋だ。旅行の時くらいしか朝起きないので、朝食を取るのはおそらく1年ぶりくらい。朝起きてお風呂に入ってご飯を食べるのって、とっても清々しい気分だ。旅行って、素晴らしい。小鍋で温めて作る自家製豆腐がメインの朝...伊豆大島への旅~2日目~

  • 伊豆大島への旅~初日~

    一瞬左から読んで「???」ってなるやつ今回は、去年の12月初めに妹と2泊で行った伊豆大島の話。2020年12月の初め頃というのは、日本でコロニャ(コロナ)の第3波がかなり盛り上がってきていた時期だった。宿を予約した段階では感染状況はまだ落ち着いていたのだが、その後11月中旬あたりからグイグイ来た。そのため、キャンセルしようかどうかギリギリまで迷ったが、移動自粛勧告も出ず、GOTOトラベルの割引キャンペーンもまだ中止にならなかったので、敢えて行くことにしたのだ。物議を醸したGOTOトラベルキャンペーンだが、旅に出ようと思った時、実質的に半額になる割引があったら誰でも利用するのではなかろうか(私たちは宿代にしか使えなかったが)。私のように家族と寂れた観光地(失礼)に出かける場合、マスクやディスタンスなどの対策に気を...伊豆大島への旅~初日~

  • トルコの飛び地・東京ジャーミイのハラールマーケット

    先日、東北沢のエジプト料理店「デリショップうちむら」に行った時のことを書いたが(これ)、その際に東北沢の隣りの代々木上原駅から行って、東京ジャーミイの裏のトルコ文化センターに入っているハラールマーケットに寄ってから行った。今回はその時の写真を載せる。日本最大のモスク、東京ジャーミイについては、2015年に「東京ジャーミイはトルコの飛び地のよう」という記事を書いた(これ)。あそこはトルコ政府が所有・運営しており、イマーム(礼拝導師)もトルコから派遣されて来るので、実際、飛び地のようなものなのだ。2015年当時はハラールマーケットはなく、モスク付属の建物の通路のようなスペースに物販コーナーがあるだけだった。比較的最近になって、東京ジャーミイ(以下ジャーミイ)の裏手にあった駐車スペースや歴史的な建物をつぶして文化セン...トルコの飛び地・東京ジャーミイのハラールマーケット

  • ロベルト・ベニーニ、愛と幸福について語る

    今回は、ロベルト・ベニーニ(ベニンニ)が2014年にイタリア国営テレビ「RAIUNO」に出演した時の録画の一部の和訳を載せる。ベニーニはイタリアの「国民的コメディアン」であり、映画監督・俳優としても世界的に名高いが(「ライフ・イズ・ビューティフル」が有名)、それだけれはなく、ダンテの「神曲」を解釈・暗唱するライブをやったり、テレビ番組でイタリア憲法について解説したりと、その活動は多岐にわたっている。イタリア憲法について彼が生中継で説明した番組は、記録的な視聴率を獲得し、その時間帯は街に人けがなくなったという。私も当時滞在していた友人宅のテレビで観て、そのあまりの素晴らしさに思わず泣いてしまった記憶がある。あとで聞いたら、別の日本人の友達もあれを観て泣いたという。今回ご紹介する動画は、「ベニーニの十戒」という生中...ロベルト・ベニーニ、愛と幸福について語る

  • クルドの新年のお祭りネウロズは2021年も中止

    日本でのクルドの新年の祭り(春祭り)「ネウロズ」の祝賀イベントは、残念ながら2020年に引き続き2021年も中止になったそうだ。理由はご想像の通りだ。主催する一般社団法人日本クルド文化協会が今月4日、フェイスブックのページで以下のように告知したのだ:「今月21日に開催を予定しておりましたネウローズ祭(クルドの新年祭)ですが、目下感染拡大中のコロナウイルスの影響を鑑み、残念ですが今年も中止いたします。楽しみにされていた皆様には大変申し訳ありませんが、ご理解くださいますようお願い致します」ああ、やっぱりな、まあ今の状況ではしょうがないよな・・・としか言いようがないが、2年連続の中止はやはり残念だ。日本はワクチン接種が非常に遅れているので、来年の開催にも幾分の不安が付きまとう。収まっていればいいのだが。2019年にさ...クルドの新年のお祭りネウロズは2021年も中止

  • 東北沢の安くて美味しいエジプト料理店「デリショップ うちむら」

    今回は、東北沢駅付近にあるエジプト料理店「デリショップうちむら」の話。この店は、エジプト人と結婚した日本人女性(うちむらさん)が切り盛りしている小さな食堂で、他のアラブ料理店と比べて価格設定が非常に良心的だ(漢字変換、最初「両親的」って出たけど、これはこれでOK・・・?)。しかも、美味しい上に健康的でもあるのだ。料理は全てハラールで、食品添加物も一切使用していないという。アルコール類も全く置かれていない。私は基本的に、国内では酒が飲めない飲食店に足を踏み入れないことにしているが、この店は例外扱いにしようと思う(なんかえらそう)。あんなに美味しいアラブ料理があの価格で食べられる店は、なかなかないからだ。以前このブログで書いた神楽坂の「アラビックカフェ&デリアブ・イサーム」も安くて美味しいが、この2店はメニューも雰...東北沢の安くて美味しいエジプト料理店「デリショップうちむら」

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