誰かといなければさみしいと泣くのは 人々が生き方を間違ってきた証し ぼくはたったひとり深い雪の中でも かけがえのない誰かといる 誰かと結ばれなければならないと 追い求める過ちをぼくに重ねないで もう何も信じ...
あらゆる少年のエナジーは すべてこの果実から生まれ出る ぼくらを突き動かす衝動の根源にはいつも 得体の知れない液体が眠っている 眠れないほどに野性が荒ぶる夜には ぼくの体なのにぼくのものではな...
燃え盛るぼくの魂を誰も止められない 自分自身でも抑え切れぬほどの勢いで 炎は天を貫きあらゆる運命を突き動かした ぼくはぼくの炎に燃やされて死ぬだろう 永遠に続くと思っていた悲しみも孤独も ぼくの炎に焼かれて...
絶望することなしに旅立つことはできない あなたが怯えて動き出せずにいるのは 何もかもを失ったことがないから 守りたいと庇うものに価値がないことも知らずに 魂を滅ぼされることなしに飛翔することは...
エスの声をいつだって聞いている 少年の歌は永久に響きわたる 誰もが見失い魂が道を失くしても ぼくだけは直感の導に突き動かされた 美しい怒りの炎が虚空に燃え盛り 清らかな本能が渦を巻いて流れ込む...
どんなに言葉を並べてみても 本当の理由には辿り着かない 誰も知らない終わりなき悲しみが 今でもなお降り注ぐ音が聞こえる もっともらしいことを言おうとして 燃え盛る核心の化身となる 筋を合わせよ...
「長い間会えなくなるけれど どうかいつまでも忘れないで」 本当は言いたかったけれど 言えなかった言葉が古代から吹き付ける 「長い間会えなくなるけれど どうかいつまでも忘れないで」 あなたもそう思ってくれてい...
赦されることを待っているだけじゃ もう二度と立ち上がれない 誰かから赦されるのを待つ前に ぼくはぼくを赦していくんだ あなたから愛されることを願ってしまった だからぼくは罰を受け続けた 愛することを願う前か...
十分辛くて人は幸せに!中島みゆきANN最終回を徹底分析すればするほど彼女の音楽を信頼せずにはいられない
十分辛くて人は幸せに!中島みゆきANN最終回を徹底分析すればするほど彼女の音楽を信頼せずにはいられない 目次・1987年3月30日「中島みゆきのオールナイトニッポン」は最終回を迎えた・中島みゆき「私要領良く...
お金や損得勘定は、愛からはるか遠い存在だと教えてくれる中島みゆきの歌4選
お金や損得勘定は、愛からはるか遠い存在だと教えてくれる中島みゆきの歌4選 目次・人間はお金を支配するのではなくお金に支配されている・トルストイと中島みゆきの作品に共通する”無償の愛”の重要性・中島みゆき「I...
ぼくが自分の名を知っているのは かつて幾度となくその名を呼ばれたから 紛れもない愛を込めて 疑いなく慈しむように ぼくはその名を何度も聞かされた 犬でも自分の名を知るのだろう 猫でも自分の名を...
絶望に打ちひしがれるあなたを見て ぼくは何もできない ぼくができるただひとつのことは 自らの悲しみを書き綴ることだけ 助けを差し伸べる手を見せつけられても ぼくは救うことができない ぼくがすべきただひとつの...
ぼくたちは記憶する 数字や 文字や 法則を学び取って 沢山覚えて多くを使いこなせば 優秀だと見なされ大いなる称賛は与えられた ぼくたちは学習する その先にはいい大学といい会社があった やがて安定した生活と富...
ぼくは自分をおかしいと思っていた だから誰にも果実の話をしなかった 恥ずかしくて おそろしくて ぼくの果実は他の少年のものとは異なることを知っていた あなたはいつも果実の話をしていた それは他...
あなたの肉体の熱さを覚えている あなたの果実の脈拍がこの肉体に刻み込まれ ぼくたちは魂を持つ者 それなのに ただ肉体だけに支配されながら青い春に苛まれた 男は肉体を見ることで果実を高ぶらせると...
どうせ確かめられないのなら 信じるより他はない 二度と巡り会えないのなら 疑うことに意味はない 証明できないからこそ 生きていける命がある 解き明かせないからこそ 心をなくさずに生きられる 人...
それは間違いだと他人が言っても ぼくは信じてあなたを待ち続けるだろう 迷うことを教えられなかった炎が 根源に宿ることを感じずにはいられない 根拠もなく理由もないぼくの確信を 理屈に合わないと誰...
ミコノスで巡り会った猫は ぼくが生まれる前の姿だった ぼくもあの猫のような曇りなき瞳で あの人を永遠に見つめ続けた 裏切られてしまうなんて 本当は露ほども考えていなかった あの人の愛が消え失せるはずはないと...
あなたに愛されていた時には あなたを失うことが怖かった あなたを疑うことしか知らなかった あなたを信じることができなかった あなたから遥か遠く離れて 異国を彷徨うことになって初めて ぼくは自分自身の正体に気...
捨てられた犬のように あなたが戻るのをずっと待っている 魂は疑うことを知らない 魂は迷うをこと知らない あらゆる異国を彷徨う時にも ひとつの祖国を深める時にも あなたを忘れたことがない あなた...
私は異国を旅していると思っていた けれど真実、私は巡礼をしていた 世界中の神々に出会うために 私はこの肉体を祖国から断ち切った もはや私が大人ではなくなり もはや私が人間ではなくなる時 神々は私の前に立ち現...
もしもこの一生の中でもう あなたに巡り会うことがなければ あなたは運命の人ではないのだろうか ただの通りすがりの人だったのだろうか たかが人間の一生なんてはるか短い 深海がひとつ呼吸をするだけで 銀河がひと...
なぜ人間の言うことに 従ってきたのだろう 親の命令を聞き 目上の命令を聞き 浮世の命令を聞き 従わなければ生きられないと脅され続けた 抑圧された時代は遠ざかり 支配された心は解き放たれ やがて...
男子中高生の性欲の強さとは?合宿で女湯を覗く同級生から男性の発情の本質を悟った
男子中高生の性欲の強さとは?合宿で女湯を覗く同級生から男性の発情の本質を悟った ・年齢による男性の性欲の推移とは? ・勉強合宿で思春期男子が女湯を覗き見していた思い出 ・思春期男子が命をかけてでも見たいのは...
大海原の旅路から帰った鮭たちが 生まれ故郷の川を探し当てるように まさにそのようにして人間も 行くべき世界を知らずにいられるだろうか 解き放たれた精子たちが 迷いなく卵へと突き進むように まさ...
会いに来てくれてありがとう 久々にあなたの笑顔を見て ぼくは今日一日中幸せな気持ちでいられた もう二度と会えないと思っていたのに 不意に巡り会ったのは中国の秘境だった 次に訪れたのはオーストラ...
燃え盛る恋の直感に従え!どうせ叶わなくてもゲイ男子がノンケ男子への片思いを諦めるべきではない理由
燃え盛る恋の直感に従え!どうせ叶わなくてもゲイ男子がノンケ男子への片思いを諦めるべきではない理由 ・ゲイ男子がノンケ男子に恋をすることは無謀だ ・ゲイ男子のぼくが大学時代、ノンケ男子に恋をした時の経験談 ・...
10年経っても忘れられない愛は ぼくに本当のことを教えてくれる 時の流れなんてこの世にありはしない ぼくの最も美しい宝石に時は流れない あらゆるものが移り変わる様子を見て ぼくたちは時が流れた...
あなたへと注がれる直感は ぼくの根源から訪れる真理 おそれも憂いも常識さえ焼きはらい ぼくはあなたへとたどり着いた ぼくがあなたを好きになることは この世では間違った思いだった ぼくとあなたが結ばれることは...
守られなかった約束を 今でもまだ覚えている ぼくの中ではとても大切な約束も あなたにとっては忘れてしまうほどだった ぼくが何をすれば嬉しいのかを あなたは全て知っている ぼくに何と言えば悲しむのかを あなた...
どんなに解き放っても飽きることはない 少年は青い液体の快楽を永遠に求め続ける 時が経ち他の何もかもに興味を失っても 少年は美しい果実を潤すことをやめないだろう 楽しくて楽しくて仕方のないことを 少年は青い液...
ぼくを愛してくれる人を探す旅はもう終わった ぼく以上にぼくを愛することができる人はいないことを知ったから 本当に大切なのはぼくを愛してくれる人ではなく ぼくが愛したことそのものだと気がついた ...
高野山のさらに奥深く 奈良の秘境で生まれ出た荒魂(あらたま)が 時を超えて 生死を超えて ぼくの魂へと乗り移る 貴女の怒りは美しい 偽物の思いやりも野暮な協調性も脱ぎ捨てた 純粋な根源の怒りが...
たとえばあなたの肉体が終わって たとえばあなたが魂だけになっても ぼくはあなたを求めるだろう 永遠にあなたをさがす旅に出るだろう ぼくが触れていたのはあなたの果実じゃない ぼくが触れていたのは快楽に揺らぐあ...
会いたくて会いたくて仕方がない それなのに誰に会いたいのか思い出せない あの人に会えないと泣いているのは 思い出せないための代わりかもしれない 青い液体だけがぼくたちの縁だろうか 濡れた果実だ...
あなたの燃え盛る性欲が ぼくにはとても眩しかった 女の肉体へと真っ直ぐに疑うことなく あなたは突き進みぼくの前から姿を消した あなたの発情はすべての男の性欲の象徴 あらゆる男の生命はそのために...
ぼくがあなたの夢を見ている時 あなたもぼくの夢を見るだろうか ぼくがあなたを運命の人だと信じていれば ぼくもあなたの運命の人になれるだろうか 深すぎる縁がふたりを近づけた 少年と少年がこれ以上...
わたしが静かに瞑想してわたしを深める時 辿り着くのはわたし自身ではなくあなただった わたしの根源にあるものを疑いもなく求めれば 立ち現れるのは鏡ではなくあなたという光だった ゆるされないことに...
どうでもいい人になりたかった 好きだなんて言わなければよかった キスして抱きしめることなんてなかった ずっとあなたの隣にいることを考えるなら 間違って凍り付くぼくの青い液体と 正常に燃え盛るあ...
ぼくには与えられるものが何もなかった それなのにあなたはぼくを抱きしめてくれた 見返りを求めない好きという言葉に ぼくの胸は本当の愛の意味で満たされていった ぼくには奪い取るものが何もなかった...
生きているのだからあなたに会いたい いつかぼくたちのどちらかが先に死んで どんなに切実に願っても会えなくなる日が 絶対に訪れてしまうというのなら ふたりが生きているうちにぼくはあなたに会いたい...
ゲイのぼくは深い喪失感と無力感を抱きながら、次第に世界一周の旅へと導かれていった
日本人にとって旅とは、孤独で悲しい魂の巡礼ではないだろうか。 ゲイのぼくは深い喪失感と無力感を抱きながら、次第に世界一周の旅へと導かれていった ・旅とは楽しく明るく朗らかなものであるというのは本当か? ・日...
中島みゆき自身が語った!ラスト・ツアー「結果オーライ」でデビュー曲「アザミ嬢のララバイ」を披露した理由とは?
中島みゆき自身が語った!ラスト・ツアー「結果オーライ」でデビュー曲「アザミ嬢のララバイ」を披露した理由とは? ・中島みゆきのデビュー曲は1975年発売の「アザミ嬢のララバイ」 ・2007年コンサート「歌旅」...
ロールモデル不在のゲイの人生は、何があるかわからない見知らぬ異国を旅するような魅力に満ちている
ぼくたちの人生にはお手本もなければ雛形もない。 ロールモデル不在のゲイの人生は、何があるかわからない見知らぬ異国を旅するような魅力に満ちている ・ぼくがゲイだと気づいたのは、高校2年生の初恋がきっかけだった...
思春期のゲイが抱える孤独と絶望とは?成績学年1位で優等生のぼくが不登校になったのは同性愛が原因だった
思春期のゲイが抱える孤独と絶望とは?成績学年1位で優等生のぼくが不登校になったのは同性愛が原因だった ・成績学年1位で優等生のぼくは、高校時代に不登校を経験した ・ぼくは高校時代に同じクラスの同級生の男の子...
ゲイ男子がノンケ男子とイチャイチャするための具体的な方法を経験から徹底考察
ゲイ男子がノンケ男子とイチャイチャするための具体的な方法を経験から考察する ・ゲイ男子とノンケ男子がイチャイチャすることは果たして可能なのか? ・まずは軽いスキンシップで様子を見る ・2人きりの時に膝枕や髪...
シベリア鉄道の旅でぼくを寒さから守ってくれたのは、大好きなノンケの親友がくれた手袋だった
シベリア鉄道の旅でぼくを寒さから守ってくれたのは、大好きなノンケの親友がくれた手袋だった ・大学時代、ぼくは片思いしているノンケに膝枕されるのが好きだった ・大好きなノンケの親友に告白したら毎日「好きだよ」...
叶わずに終わった恋は美しい 最後まで辿り着いた恋だったなら 生々しい肉体の味だけが残っただろう 避けられない争いに命を支配されただろう あなたはさほど素晴らしい人ではなかった けれどあなたへの...
今日はあなたに夢の中で会えた あなたは変わらない笑顔をぼくに与えた 夢の中でゆるし合えたふたりだから もう肉体は会う必要がないのかもしれないね あなたと巡り会ったのは神聖な鳥居の前だった 背後...
ぼくたちは自らの悲しみの色を知らない ぼくたちは自らの悲しみの音を聞かない ぼくたちは自らの悲しみの正体に気づかない なぜぼくはこんなにも泣いているのだろう 遠い昔に傷ついた少年を置き去りにして 時の流れは...
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誰かといなければさみしいと泣くのは 人々が生き方を間違ってきた証し ぼくはたったひとり深い雪の中でも かけがえのない誰かといる 誰かと結ばれなければならないと 追い求める過ちをぼくに重ねないで もう何も信じ...
この世にはいくつもの肉体がある あなたの求める女の肉体は無数にある だからあなたがぼくを失ったとしても 代わりなどいくらでもあると立ち直れただろう ぼくにとってあなたはたったひとりだった かけがえのない無二...
一生分愛したのだから もう誰も愛さなくていい あなたに好きと告げられた後で ぼくはもう二度と欠乏しない 生殖器に支配されたぼくたちは 1人では物足りないと世を憂う 半分に欠けてしまった生命の果実を もう一方...
大人は何でも知っていると思ってた だから絶対に守ってくれると思ってた けれどぼくは何も言わなかった 何も言わないと大人は何ひとつ知らなかった お父さんも助けてくれなかった お母さんも助けてくれなかった ぼく...
「お母さん大好き」 「お父さん大好き」 「おばあちゃん大好き」 「おじいちゃん大好き」 自分は愛されるべき存在だと 信じて疑わなかったのは ぼくが惜しみなく愛されていたから 遠い過去だけではな...
魂だけをあの島へと置いて来たんだ あなたに好きだと抱きしめられたその時から ぼくは魂を失ってしまった 現し身だけを引きずりながら異国を彷徨う 抜け殻となるかもしれない 災いが降り注ぐかもしれな...
ひとつひとつに意味があることを 見逃しながら舟は進んだ 繋がり合って描き出す星座を 見下ろす翼もなく時は流れた 海流から運ばれてくる歌には 何ひとつとして同じ言葉はない それなのにあらゆる涙に...
異国を旅して彷徨い果てても 私たちが必ず辿り着くのは 歩き始めた遥かなる源流 光に揺らぐ森の中の清流 最初から知っていたものを見失い 最後にもう一度見出すことで 人は一生を終えていく 秘境の川水に心を奪われ...
好きな人や恋人になって別れるくらいなら、どうでもいい人として一生あなたのそばにいたかった 目次・「どうでもいい人」の重要性・好きな人のそばにいるとぼくたちは心が惑わされ疲弊する・愛するがゆえにぼくたちは愛す...
誰もが秘密を持っている 誰にも言えない悲しみを抱えている バレたら生きてはいけないと怯えながら 絶え間なく降り注ぐ否定を見つめている 誰もが秘密を暴きたがる 誰にも言えない恐れを嗅ぎつける 自分だけが知った...
男を好きになる男だとバレたら生きてはいけないと、同性愛者のぼくは恐れを抱きながら生きていた 目次・男を好きになる男だとバレたら生きてはいけない・高校時代の初恋・大学時代、ぼくは初めて男を好きになる男だと告白...
下ネタを言えなかった同性愛者のぼくが、初めて性を打ち明けたのはノンケの親友だった 目次・下ネタの正体とは何か?・同性愛者のぼくは下ネタを通したコミュニケーションが取れなかった・ぼくが初めて下ネタを言えた相手...
誰もが言えない秘密を持っている 誰もが密かに何かを憎んでいる 誰もが密かに何かを妬んでいる 誰もが密かに何かに怯えている 秘密を告白すれば世界は崩れてしまうだろう 言葉は秘密を守るための固い城...
「女は嫌いだけど、女体は好き」というのが男性の本音なのか 目次・男と女が一緒になるのは人間の宿命・男と女は全く別の生き物・男と女は一緒にいて本当に楽しいのか・男と女が一緒になるのはひとえに生殖器の力・女を憎...
生殖や性欲は全ての人間に課せられた魂の使命なのか? 〜運命の人について〜 目次・魂の使命を見失った人々・あらゆる人間は生殖器に支配される・やりたくてやりたくて仕方のないことは生殖・生殖器の衝動は魂の使命か・...
クレヨンしんちゃん映画に出てくる多種多様なオカマキャラをまとめてみた 目次・クレヨンしんちゃんの映画とオカマの密接な歴史・1993年公開「アクション仮面VSハイグレ魔王」のハイグレ魔王・1994年公開「ブリ...
話せる間にたくさん話したね その手の温もりをいつでも感じてた 与えられる限りを等しく与え合い 生きる日々を惜しみなく共に過ごした それが一番に大切なことだった この世を去ったあなたをぼくはもうふり返らない ...
古代インドにも男性同性愛は存在した!!!!! 古代インドにもゲイは存在した!カジュラーホーの官能的な彫刻群の中で同性愛の営みを発見した 目次・人間の肉体を求めている時点で、異性愛者も同性愛者も変態・同性愛は...
線路を走らなければ生きられないと 怯えた者たちが軌道へと帰る 置き去りの魂だけが孤独に戻る 共に旅することを期待してはならない 死ねば容易く別れゆくものならば それを永遠の誓いとは呼べない 何度も巡り会うための円環を 描...
天空へと舞い上がる火炎と 大地を叩きつける水が結実する 最も遠いものが最も近い揺らぎ ぼくたちが信じるものはいつも儚く移ろう 激流によって閉ざされた怒りが 燃え盛る水飛沫として虚空を支配する 人々によって植え付けられた深...
あらゆる少年のエナジーは すべてこの果実から生まれ出る ぼくらを突き動かす衝動の根源にはいつも 得体の知れない液体が眠っている 眠れないほどに野性が荒ぶる夜には ぼくの体なのにぼくのものではな...
燃え盛るぼくの魂を誰も止められない 自分自身でも抑え切れぬほどの勢いで 炎は天を貫きあらゆる運命を突き動かした ぼくはぼくの炎に燃やされて死ぬだろう 永遠に続くと思っていた悲しみも孤独も ぼくの炎に焼かれて...
絶望することなしに旅立つことはできない あなたが怯えて動き出せずにいるのは 何もかもを失ったことがないから 守りたいと庇うものに価値がないことも知らずに 魂を滅ぼされることなしに飛翔することは...
エスの声をいつだって聞いている 少年の歌は永久に響きわたる 誰もが見失い魂が道を失くしても ぼくだけは直感の導に突き動かされた 美しい怒りの炎が虚空に燃え盛り 清らかな本能が渦を巻いて流れ込む...
どんなに言葉を並べてみても 本当の理由には辿り着かない 誰も知らない終わりなき悲しみが 今でもなお降り注ぐ音が聞こえる もっともらしいことを言おうとして 燃え盛る核心の化身となる 筋を合わせよ...
「長い間会えなくなるけれど どうかいつまでも忘れないで」 本当は言いたかったけれど 言えなかった言葉が古代から吹き付ける 「長い間会えなくなるけれど どうかいつまでも忘れないで」 あなたもそう思ってくれてい...
赦されることを待っているだけじゃ もう二度と立ち上がれない 誰かから赦されるのを待つ前に ぼくはぼくを赦していくんだ あなたから愛されることを願ってしまった だからぼくは罰を受け続けた 愛することを願う前か...
十分辛くて人は幸せに!中島みゆきANN最終回を徹底分析すればするほど彼女の音楽を信頼せずにはいられない 目次・1987年3月30日「中島みゆきのオールナイトニッポン」は最終回を迎えた・中島みゆき「私要領良く...
お金や損得勘定は、愛からはるか遠い存在だと教えてくれる中島みゆきの歌4選 目次・人間はお金を支配するのではなくお金に支配されている・トルストイと中島みゆきの作品に共通する”無償の愛”の重要性・中島みゆき「I...
ぼくが自分の名を知っているのは かつて幾度となくその名を呼ばれたから 紛れもない愛を込めて 疑いなく慈しむように ぼくはその名を何度も聞かされた 犬でも自分の名を知るのだろう 猫でも自分の名を...
絶望に打ちひしがれるあなたを見て ぼくは何もできない ぼくができるただひとつのことは 自らの悲しみを書き綴ることだけ 助けを差し伸べる手を見せつけられても ぼくは救うことができない ぼくがすべきただひとつの...
ぼくたちは記憶する 数字や 文字や 法則を学び取って 沢山覚えて多くを使いこなせば 優秀だと見なされ大いなる称賛は与えられた ぼくたちは学習する その先にはいい大学といい会社があった やがて安定した生活と富...
ぼくは自分をおかしいと思っていた だから誰にも果実の話をしなかった 恥ずかしくて おそろしくて ぼくの果実は他の少年のものとは異なることを知っていた あなたはいつも果実の話をしていた それは他...
あなたの肉体の熱さを覚えている あなたの果実の脈拍がこの肉体に刻み込まれ ぼくたちは魂を持つ者 それなのに ただ肉体だけに支配されながら青い春に苛まれた 男は肉体を見ることで果実を高ぶらせると...
どうせ確かめられないのなら 信じるより他はない 二度と巡り会えないのなら 疑うことに意味はない 証明できないからこそ 生きていける命がある 解き明かせないからこそ 心をなくさずに生きられる 人...
それは間違いだと他人が言っても ぼくは信じてあなたを待ち続けるだろう 迷うことを教えられなかった炎が 根源に宿ることを感じずにはいられない 根拠もなく理由もないぼくの確信を 理屈に合わないと誰...
ミコノスで巡り会った猫は ぼくが生まれる前の姿だった ぼくもあの猫のような曇りなき瞳で あの人を永遠に見つめ続けた 裏切られてしまうなんて 本当は露ほども考えていなかった あの人の愛が消え失せるはずはないと...
あなたに愛されていた時には あなたを失うことが怖かった あなたを疑うことしか知らなかった あなたを信じることができなかった あなたから遥か遠く離れて 異国を彷徨うことになって初めて ぼくは自分自身の正体に気...
捨てられた犬のように あなたが戻るのをずっと待っている 魂は疑うことを知らない 魂は迷うをこと知らない あらゆる異国を彷徨う時にも ひとつの祖国を深める時にも あなたを忘れたことがない あなた...
私は異国を旅していると思っていた けれど真実、私は巡礼をしていた 世界中の神々に出会うために 私はこの肉体を祖国から断ち切った もはや私が大人ではなくなり もはや私が人間ではなくなる時 神々は私の前に立ち現...