おはようございます。 骨折で家にお籠り状態でしたが、ルーティンであった散歩を再開。。。 元来の「お籠り」は神社やお寺に籠って、神事に奉仕し現世との関係を断ち、心身を清める宗教的な 行いのようでしたが、そんな大願はなく、幼い頃から先祖供養や神社参拝の、深い意味を知らずにし ておりました。住まいの周りには、神社仏閣がたくさんあり、そこが楽しい遊び場でもありました。 また、家族が神様や仏様を自然体で敬う姿もあって、それが根底にあるのかもしれません!
3年前に綴づったこんなブログが出て来ました。。。 おはようございます。 今日は気持ち良い青空とご対面していますが、雨模様とわかっていながら、雨ゴートの準備を失念してしまい、出がけに慌てたことがありました! 雨ゴートの住所変更、つまり、整理整頓の過程の中で、置き場所の変更をした。新住所にあるとたかをくくっていたら、転居先不明! 時間がない! 瞬時に浮かんだのは、化繊のきものを、雨ゴートに見立てることでした。
ある日のお稽古に同行した、きものと帯です。。。 きものは、地色の灰色がセイタカアワダチ草、紫の模様は紫紺で染められています。個性的で添える帯に悩みます。この日は黒地に丸い相良刺繡が、施された帯を巻きました。。。 このきものは、山形県在住の山崎世紀さんの作品で、根気のいるお仕事に頭が下がります。。。 そして、中谷比佐子先生のご著書「きものという農業」の表紙の裏面に、こんな記述がございました。 「きものは素晴
寒波の到来予報が出ていたので、「不香の花」に会えるかもと、ほのかな期待がありました。雪を香りのない花にたとえた美しい言葉です。でも現実に大雪と対面したら、困ることもたくさん出て来そうですね! お稽古風景からです。 ひとりは、ご主人様と選ばれた、仕立ておろしのきものと帯に、初挑戦! 仕立て下ろしのきものや帯には、心躍りますが、実際にまとってみると、きものも帯も、期待にはなかなか応えてくれず、がっかりすることが、多々あり
新年になって、初めてのクラスの受講生たちと、お稽古ができました。 あーだ、こーだ、着付けやきものの意見交換をしたり、充実した時間をすごせ、大満足です。。。 前夜お稽古にまとっていくきものは、すぐに決まったのですが、名古屋帯が決まらず、部屋は帯が散乱! そうそう、今年の干支の帯があることを、失念しておりました。 まだ、「べべと歩」を決心する前のこと、趣味として習っていたのが油絵でした。ある時先生にお願いして
中国では春節で旧暦のお正月(旧正月)です。 面白いことに、旧歴のお正月の日付けは毎年違うとか! 日本は明治維新後西暦に変わり、1月1日がお正月になりました。今は旧正月を祝わない日本は、アジア圏では数少ない国のひとつだそうです。 氏神様へ続くいつもの散歩道では、梅の花が美しく咲いていました。数ヶ月もすると、実がたわわになり、違う景色が現れます! 梅の木一本とっても、日々変わる表情に癒されています。自然が教え
中国では春節で旧暦のお正月(旧正月)です。 面白いことに、旧歴のお正月の日付けは毎年違うとか! 日本は明治維新後西暦に変わり、1月1日がお正月になりました。旧正月を祝わない日本は、アジア圏では数少ない国のひとつだそうです。 氏神様へ続くいつもの散歩道では、梅の花が美しく咲いていました。数ヶ月もすると、実がたわわになり、違う景色が現れます! 梅の木一本とっても、日々変わる表情に癒されています。自然が教えてく
太陽が山並みに沈みゆく、感動的な光景が見えました。。。 お稽古風景では受講生の帯山も、背中にピタッと吸い付いていて、素敵でした。。。 きものには、持つて眺める楽しみがありますが、宝の持ち腐れは、もったいない! まとう機会が少ない昨今せっかく習得した着付けの技術も、まとわなければ忘れてしまう! この受講生は、出来ない所を何度も何度も、繰り返して練習をしておりました。そして、今はこんな華奢で美しい着付けに、たどり着
ときどき、耳にする受講生のため息・・・ 自装は右腕をよく使うので、きものの背中心が背骨から、ずれてしまうことが多いです。 骨格着付けの大切さを知ると、ため息はいずこへか、消え失す! 下着・補整・襦袢・きもの・帯・小物(帯揚げ帯締め)などを重ねまとっていき、着付け仕上げポイントの確認が、できたら最後は、「気持ちの仕上げ」 あとは、自信をもっておでかけしましょう。。。 笹島先生の「骨格と着付けの関係」神
雲一つ遊ばない青空に、感動! これからお稽古に行ってきます。 ときどき、耳にする受講生のため息・・・ 自装は右腕をよく使うので、きものの背中心が背骨から、ずれてしまうことが多いです。 骨格着付けの大切さを知ると、ため息はいずこへか、消え失す! 下着・補整・襦袢・きもの・帯・小物(帯揚げ帯締め)などを重ねまとっていき、着付け仕上げポイントの確認が、できたら 最後は、「気持ちの仕上げ」 あとは、自信をもっ
今の空模様は、極薄い真綿がお空で、遊んでいるように見えます。。。 Blogは昨日の続編で、「色留袖」のお稽古風景です。 こちらも、お身内からのリレーきものです! 比翼衿の付いたきものをまとうのは、経験のあるなしにかかわらず、難しいのですが、見事に体に、吸い付いております。タイトなきつけではなく、きものの格調の高さが伝わる、ゆったり感が、得も言われぬ優雅さを導いています。 黒留袖・色留袖も、はじめてまとった人たち
早いもので、睦月はもう半ばを過ぎました。。。 正月は親類一同が集まり、うれしい! 睦び(親しくする)の意味を持ちます。。。 黒留袖や色留袖のお稽古をいたしました。 おばあさまのお形見の黒留袖と帯で、ミセスの第一礼装に、初めての挑戦!私はきものや帯の趣味の良さに感動! そして、何よりも受講生の着付けの技術の上達に、糸賀は、ウルウル。。。 黒留袖は、黒地の裾だけに絵羽模様が存在していて、染め抜き日向紋が五つ付
今朝のお空は曇り空ですが、薄灰色で美しい。。。 お正月のせいか、帯も名古屋帯よりも袋帯が目に入ってきます。。。 お稽古風景からです。。。 袋帯の場合は、お太鼓の部分は二重になります。 受講生たちのこの日は、なぜかお太鼓の帯山がとがり、美しくなだらかになりませんでした・・・。 袋帯を胴に二巻きしてから、二重太鼓にするために、重ねる帯の両端を持ち、左右を同時に開きます。 この時、二枚の帯の両端が、
睦月の昼下がり。。。 今のお空は、 井々たるとは言い難く、遊び心にあふれた空模様が、描かれています。 「折り目た正しい」という言葉とは、対極にたたずんでいる私ですが、きものや帯は折り目を、正しくたたんでおくと、シワを気にせずに、次回すんなりまとえ便利です。。。 きものや帯は直線裁ちですから、四角くたたんであげることが、きものの命を守ることに、なるのでしょう! 和文化は、おもしろい! 例えば、風呂敷も布団も四角にたたみま
雲ひとつない気持ち良い朝へ、「にこっ」と微笑みかけてしまいました。。。 成人式も終わり、徐々に普通の暮らしへと移行しています。 Blogは、帯の関東巻・関西巻きについての、ご質問を頂戴いたしましたので、触れてみたいと思います。 関東巻・関西巻きは、帯を巻く方向のことで、袋帯や名古屋などの種類ではありません。 帯の手先を、左肩にかけて、反時計回りに巻き結ぶのが、関東巻です。 帯の手先を、右肩にかけて、
雲ひとつない気持ち良い朝へ、「にこっ」と微笑みかけてしまいました。。。 成人式も終わり、徐々に普通の暮らしへと移行しています。 Blogは、帯の関東巻・関西巻きについての、ご質問を頂戴いたしましたので、触れてみたいと思います。 関東巻・関西巻きは、帯を巻く方向のことで、袋帯や名古屋などの種類ではありません。 帯の手先を、左肩にかけて、反時計回りに巻き結ぶのが、関東巻です。 帯の手先を、右肩にかけて、
雲ひとつない気持ち良い朝へ、「にこっ」と微笑みかけてしまいました。。。 成人式も終わり、徐々に普通の暮らしへと移行しています。 Blogは、帯の関東巻・関西巻きについての、ご質問を頂戴いたしましたので、触れてみたいと思います。 関東巻・関西巻きは、帯を巻く方向のことで、袋帯や名古屋などの種類ではありません。 帯の手先を、左肩にかけて、反時計回りに巻き結ぶのが、関東巻です。 帯の手先を、右肩にかけて、
ある日、ある時の、受講生のコーディネートからです。。。 きものはウール、着付けのお稽古を始めた数年前に、大枚(?)「600円」でゲット! 帯締めは家で冬眠していたようです。 受講生たちは、時の流れとしなやかに対応しながら、自分らしく、時代を流れています。 それも、私が持ち合わせない、えもいわれぬ感性で。。。 このコーディネートに出会って、すぐに冬眠アイテムのチックをした私がいた(´-`).。oO &
「成人、おめでとうございます!」 成人年齢が18歳に引き下げられて、初の成人の日ですが、20歳を対象としている所が多いようです。 袴・振袖・洋服など 様々な祝い着で街は溢れています。女性新成人たちは、髪化粧もしてもらい、素敵で、かわゆい!! 髪化粧とは、髪に飾りをさすこと。また、髪を結い上げて化粧することです。以前衣香で行った勉強会「髪化粧」の写真です。(熟女髪ですけれど。) 女性にとって「髪は命」今も昔も、変わらないことのようですね。。。  
新春の柔らかな光が差し込み、2023年のお稽古始めにふさわしく、たのしい授業でした。 日本には、季節の美しい言葉がたくさんあります。 ・着衣始(きそはじめ)・春着縫う ・笑初(わらいぞめ)・しずり雪 六つの花・投扇興。。。 そして、衣も、気持ちも、美しいものを、まとっていたい! そんな願望があります。 お稽古に、受講生と共に現れたきものと帯です。 この
新春の着付け教室が、スタート。。。 きものは色無地の紋ナシ、地紋もナシですので、カジュアルな場面に活用しております。帯は名古屋帯、池田重子さんのアイテム「刺繍半衿」を添えました。 相変わらず、丸い模様が好物で、地味なコーディネートからの始まりです! 色無地の面白さ(賢さ)は、素材や地紋、紋のアリ、ナシ.そしてその数によって、セミフォーマルからカジュアルなおしゃれ着
いつも拙いブログをお読み頂きまして、ありがとうございます。 先ずは元旦に氏神様を参拝させて頂き、そして昨日は産土神社(生まれた土地の守り神で、その土地で生を受けた子どもの、生涯の健康と命を守って下さるようです。)へ参拝してまいりました。最近は滅多に参拝はしておらず・・・。産土様は喜んで下さったのか? 清々しく穏やかな気持ちになれました。。。 突然、着付けのお話に飛び申し訳ございません。古い写真を探しておりましたら、た
のんびりとお正月をすごしております。。。 若い頃の「お正月の好物」は、きものをまとうことと箱根駅伝でした。どちらも今でも好物で、毎年2・3日はテレビにかぶりついています。 写真のような煌びやかなきものや髪飾りとは、無縁でした! 今になって思い惑う・・・。きものだけでなく、洋服もにも、華やかさを加味させていたら、もっと楽しいおしゃれと出会えて、美的感性も磨かれていたかもしれませんね。 好物には、夏目漱石さんの俳句
早くも今は、2023年の2日目となりました。 大つごもりは家を綺麗にしたり、おせち料理作りなどと、あれやこれや、てんてこ舞いでしたが、元旦は驚くほどの、静かな時の流れでした。 氏神様へ新年のご挨拶に行ってまいりました。参拝に長い列ができ、それを乱すことなく、日本人の礼儀正しさを感じ入りました。美しい髪のお若い女性を、前方に拝見しながら、これこそが「柳髪(りうはつ)」と、表現するのかしらと。。。私には「九十九髪(つくもがみ)」という表現が、ピッタリ! &nbs
新年を言祝ぎ謹んでお慶び申し上げます 旧年中は誠にありがとうございました 本年もよろしくお願い申し上げます 2023年元旦 きもの着付け教室 衣香
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おはようございます。 骨折で家にお籠り状態でしたが、ルーティンであった散歩を再開。。。 元来の「お籠り」は神社やお寺に籠って、神事に奉仕し現世との関係を断ち、心身を清める宗教的な 行いのようでしたが、そんな大願はなく、幼い頃から先祖供養や神社参拝の、深い意味を知らずにし ておりました。住まいの周りには、神社仏閣がたくさんあり、そこが楽しい遊び場でもありました。 また、家族が神様や仏様を自然体で敬う姿もあって、それが根底にあるのかもしれません!
まだ、文月初日ですが、お暑いですね。 幼少の夏はお祭り・お盆・残暑の残る頃にはお寺の開山忌と、「ハレの日」のてんこ盛り! 特にお祭りは1週間もあり、大人も子供も、楽しそうに生き生きしていましたよ! 幼少砌は、お祭りが大嫌いでしたが、今は祭り囃子を耳にすると、心浮き立つ、あたしが。 父が下戸だったので、お酒をたしなむ人達が苦手だったのかもしれません(笑) そして、あっしも、未だ下戸・・・。 お酒とは、恋仲になることがない人生で、完結しそう‼!
明日から「文月(7月)」に入ります。夏本番、この時期にまとうきものは「薄物」。。。 絽、紗、麻などの透け感のある素材で作られた、魅力的なきものです。 周りには涼感を与えますが、まとう際には下着などへも、ご気配りくださいませ。 『 文月や 六日も常の 夜には似ず 』 七月の七夕前夜はいつもと違う、どこか浮き足だつような雰囲気ある! (そんな意味かしら?) 現代よりは娯楽が少なかった時代には、七夕は「ハレ
今までの人生の中で、一番多く「病院巡り」をしている日々です。 加齢もあるのですが、健康の有難さを痛感しております。 しばらく遠のいていた「散歩」を再開、歩くことの楽しさが、元気へと繋がりそう。。。 私の場合は、散歩+神社参拝+自然が描く景色が、何よりの心の御馳走です! 「変哲のない暮らしの中で、自分のしたいことを、一心にやりたい!」 ほかせないことは「おしゃれ心」で、それは心の鏡のような気が致しております。。。
きものには、「袷」「単衣」「薄物」があります。 ・袷 :10-5月 ・単衣 :9・6月 ・薄物(透けるもの):7・8月 とされていますが、近年の温暖化等で、従来の区別よりは、体感重視になってきておりますね。 薄物は涼感・通気性あり、魅力的! まとい人そして、周りの方々をも、惹き付けるものがあります。。。 「薄物」は、透け感があるので、長じゅばんや下着の
生活リズムが、狂い狂い夜型に・・・。 その上朝も早くに目がさめて、万年睡眠不足状態に陥る! それて、か・れ・い? 鏡の中の自分の顔は、くずれにくずれて「お化け状態」に。我ながら、オー怖い! 一念発起して、今朝は5時起床、家事を終え、ブログをしたためております。。。 今朝は、「帯揚げ」のお話です。 帯揚げのお役目は、帯枕の固定や更には着物姿をより美しく華やか、に見せてくれる重要なアイテムで 着姿に占める割合は、帯締
夜明けと共に、朝鳥の声が聞こえるような気がして、短夜を驚く! それは私だけの感覚でしょうか(笑) お着付け駆け出しの頃は「帯結びの本」の中に、結びたいものが 目に留まると、初めは筆で描く絵画のように、心で中で興じた! 実際は簡単には結べず、時を忘れて挑戦していました。。。 写真の帯びも、帯結本をアレンジした結びです。 帯結び本の「完成形」の、イメージが強く残りすぎて、 来る日も、来る日も、納得出来ずに、落胆とちっこい喜びの日々が交差!
風が強く、ベランダでは植木や洗濯が、楽しそうに揺れている。。。 遊び心のある音たちの共演が、耳に届く! 毎朝まどろみの中で、今日はこれをこなそう。。。 低い目標のため、私を鼓舞させるには恰好の、ルーティンです。 写真の帯は、私の「お気に入り」のアイテムでござる。。。 友人たちに言わせると、「個性的なものを好む!」そんな意見もあり。 帯・帯揚げ・帯締め、やや奇抜かも??? 最近は「老い」が
今日は夏至。。。 梅雨時に目を喜ばせてくれる「紫陽花」は好物、写真は駆け出しの頃に、浴衣写真撮影会のお着付けを担当させて頂きました。 秋谷ジェマさんは、映画に出演されたり、今もご活躍をされています。。。 その後ジェマちゃんの憧れ、岩下志麻さんを真似して「極道の妻」風の撮影会を、たのしんだことがあります。 寡黙ですが、しっかりとご自分の考えをお持ちで、今でもその撮影会を私に感謝してくださっていますが、感謝せねばならぬのは 私です。お若いが人格者のジ
今年は「最早の梅雨明け」「最短の梅雨」になりそうですね。 こんなおもしろい梅雨の名前が。。。 男梅雨:短時間に激しい雨が、その後さっと晴れる 女梅雨:しとしと静かに降る 空梅雨:雨が少なく、名ばかり 定番ですが、紫陽花、雨傘、長靴などは、梅雨にはお似合い! 畑の土も、お水がほしことでしょう。 傘も出番がほしいと、つぶやいているかも? 「空梅雨や私の涙あげようか」 わかやぎす
粋ぽいきものに「大人用の兵児帯」を、角出し風にしてのせてみました。。。 皆様も、単衣や薄物のきもの、そして、浴衣などに添えて、お楽しみくださいませ。 兵児帯は柔軟性を含み、扱いやすく、おもしろいアイテムです。 積年の願い、「多くを持たずに工夫で、私らしいシンプル生活がしたい!」 はかどらず、時間切れになってしまいそう(笑) 自己管理が、できておまへんわ!!
朝のまどろみのなかに、美しい寒川神社の光景が広がっていた! 即、行動。。。 茅ヶ崎駅から単線の4両編成の短い電車に、飛び乗った。 寒川駅から寒川神社へは、緑豊かな自然の中を、心ゆくまで、ゆったりと歩いた。 なぜか、自然に神社やご先様の眠る場所へと、足が向く。。。 過去世は、巫女というお話を伺ったことがありましたが、 にわかには信じ難い (笑) 寒川様、またお参りさせてく
散歩途中に葉鳴りが響き渡り、その快音から、日本人であることのすばらしさを、教わる! 温暖化できものの世界も体感重視で、薄いきもののお出ましが、以前よりは早くなりました。 そのことについては、後日お話させてくださいね。 今日の主役はポトスの中で佇む「白いバッグ」です! 我が家のリビングのレースカーテン越しの窓辺では、たくさんのポトスたちが遊ぶ。。。 ポトスは世話が簡単で、繁殖力も強く、手間いらず、怠け者の私にピッタリである!
早いもので、もう水無月になってしまいました。。。 「水無月」の所以は諸説があるようですが、梅雨明け後の暑い時期に、水が涸れるということから、名が付け られたという説もがります。田植えも終わると、田んぼには水は欠かせないものですね! お米が高騰している昨今、我が家でも「米無月」に、なってきました! 「ごはんは、本当においいしいですね。」 創作結びパタクルの「結葉」をアレンジした結びです。 「おんなの仕事は、おしゃれ!」そんなお言葉が、
もうすぐ6月! 暦の上では「衣替え」です。 きものの世界では、袷から単衣のきものへと移行。。。 最近は温暖化の為、6月1日の衣替えは、少しずつ前倒しになってきておりますね。 平安時代の宮中では、まとうものだけでなく、室内の調度品もかえたそうです。 きものをまとうようになって、「季節」を意識するようになりました。 季節感のある暮らしは、すてき❣! 春霞・青簾・翡翠(かわせみ)・朧月夜・桐一葉・のこんの月・雪もよいな
おはようございます。 今朝は小袋帯のお話をさせて頂きます。 出版本の「衣香式パタクル」には、掲載致しておりませんが、 思いを込めて結び上げたパタクルのひとつを、ご紹介させて頂きます。。。 小袋帯は二枚の生地の端を縫い合わせて、袋状になっています。 表地と裏地の柄が異なり、両面活用ができ、驚くほどの帯結びの誕生が可能! 浴衣やきものにも使えるので、通年締められという、優れもの。。。 お勧め
いつもお読み頂いて、ありがとうございます。 最近は毎日のように拙いながらも、ブログを綴っております。。。 パソコンにふれない日は、皆無に近い! きものの世界を闊歩している為か、季節・天候にも、敏感になり、 また、きもの・帯・長じゅばん・小物などは、手入れが必要で、 不器用な私は、てんてこ舞い! でも学びは、ぎょうさんあり! 日々ほんの少~しで良いですので、前に進めればと願います。。。 日々私をいやして
このブログは「きもの」ブログなんですが、ちと、ドッキリ!‼ 自分の眉の細さに、唖然。 若い頃は太眉が嫌で、毎晩毛抜きで抜いておりました。その結果、薄細眉に・・・。 細眉が流行っていた頃は、満足そして満足! 今は不自然に感じますね(爆笑ー。) もう、眉のことは忘れたい・・・。。 少し前に、友人が歌舞伎座へ。。。 単衣のきものをまとわれている方が、多くいらしたと驚いておりました。。。 私の若い頃は、さつきにはほとんど袷!最近は衣替
同窓会へ行ってきました。 きれいな空間で、懐かしく、たのしい時間を過ごさせて頂き、感無量。。。 骨折のため三角巾装備での参加、痛々しさをアピールしてしまいました。 皆様のお優しさが、「痛み入り候!」 卒業から半世紀以上の時は一気に消え、「青春時代」へと。。。 苦慮の末、きもので参加を致しました。 怪我後は、一度もきものに手を通うさず、きちんまとえるかを 試したい気持ちがありました。 案の定・・・。力が入らずに帯と帯締めが
同窓会へ行ってきました。 きれいな空間で、懐かしく、たのしい時間を過ごさせて頂き、感無量。。。 骨折のため三角巾装備での参加、痛々しさをアピールしてしまいました。 皆様のお優しさが、「痛み入り候!」 卒業から半世紀以上、時を超え、すぐに「青春時代」へと。。。 苦慮の末、きもので参加を致しました。 怪我後は、一度もきものに手を通うさず、きちんまとえるかを 試したい気持ちがありました。 案の定・・・。力が入らずに帯と帯締めが
気が付けば、早いもので7月半ばになっておりました(笑) 花火大会・お祭などでは、ゆかたが大活躍する季節になりました。透感のある夏きものや、ゆかたからは涼感が漂います。きものをまとわれる方は、四季には敏感! 四季に富む日本に生を受け、おしゃれ心をきものに託すおもしろさを、味わえるなんて、幸せ! 私の祖母・伯母・母などは、ほぼ通年きものをまとっていました。おしゃれ着ではなく、労働着で派手さはないけれど、今思えばこども心に遠目ながら観察していました。。。きものは家で洗い
今日は「神事」についてのお話です。。。 我が家は神棚は置いていないのですが、お札は置いております。 見識の深い方のご意見や、ネットで検索したりして、私なりの形となりました。。。 お榊は浄化力が強く、空間をきれいにしてくれるそうです。。。 光沢があり厚くて滑らかなお榊を、家のあちこちに置いております。そこはかとなく心地良いです! 幼い頃不思議だったのは、普段マメではではない父が、神様のことはよくやっておりました。過って女性は世俗の煩悩を断ち
レトロな木製の「糸巻」を、大分前に骨董市で、手に入れました。。。 今ではわが家の居間で、観葉植物の置台として、得も言われぬ味わいを醸しだし、私を喜ばせてくれていいます。ガジュマル君とポトスちゃんもうれしそう。。。観葉植物の緑は、自然界の色のせいか、どんな色とも調和してくれる優れものです。このポトスは1本の茎に付いていた葉が増えたもので、今では家の一部分を、Pothos jungleにしています。。。 糸巻きはアンティークな木製品で味があ
子供の頃には大変待ち遠しかった「七夕さま」が、明日に。。。 中国から伝来したというこの星祭りには、夢がありました! 笹の葉に不格好な手作りの飾りを付けて満足でした。そして、終了すると近くの川に流していました。今では環境問題で叶わぬことですが、流れていく七夕は、幼い魂に風情を残してくれました。。。 今では大切な「遠い思い出」のひとつ。。。 脳裏に浮かぶ私の夏の風物詩は、 七夕、花火、ゆかた、兵児帯、夏休み、お盆、お祭り、アイスキャンディー、そして夏休み!
子供の頃には大変待ち遠しかった「七夕さま」が、明日に。。。 中国から伝来したというこの星祭りは、夢がありました! 笹の葉に不格好な手作りの飾りを付けて満足でした。そして、終了すると近くの川に流していました。今では環境問題で叶わぬことですが、流れていく七夕は、幼い魂に風情を残してくれました。。。 今では大切な「遠い思い出」 脳裏に浮かぶ私の夏の風物詩は、 七夕、花火、ゆかた、兵児帯、夏休み、お盆、お祭り、アイスキャンディー、そして夏休み!! &nb
今年の「文月」もお暑いですね・・・。 「浴衣(ゆかた)」が、今か今かと出番待ちしています。 元々は身分の高い方々が、入浴の際にまとう白い布の衣だったそうです! やがて木綿が一般化すると、江戸時代以降は裸で入浴、風呂上がりのくつろぎ着となりました。 現代は気軽な夏の外出着としても、お若い方々にも愛されています。。。 お若い方向きの帯結びを創ってみました。 気軽で軽い帯はいろいろな顔を見せてくれ、心が弾む!!
早朝のお空の色は、深川鼠(ふかがわねず)をもっと薄めた感じです。。。 歳を重ねると、自分の体に驚かされることが多く、苦笑ですませられることもありますが、改善せねばと思うことも多々、ござんす! 着付けの仕事に携わっているせいか、自分の下腹の膨らみや頭の前傾、これらは筋力の低下もあるかもしれませんが、不得意な文明の利器(パソコン)との葛藤が多すぎることも、一因ではないかと勝手に類推しております。。。 「君は、自分の後ろ姿を知っているのかい?」 時として、こ
若い頃から「人混み」が苦手でした。しかしながら昨日は「お喋り&ショッピング」を、長時間楽しみ心が晴れました! それは同行の友人の人間性が大きかったと、推察。 感謝いたします。 友人との会話・店頭に並ぶ商品などから、たくさんのヒントを得て、心、ワクワク、ドキドキ! 自分が描いている終活と、友人との思いが酷似していることに、驚かされました。 ぽちりの華やかさ&身の丈に合ったお金の使い方などの情報が、飛び交い有難かったです。 (密かに自分が描いていた
6月30日で一年の半分が終わりました。夏越とは6月の晦日のことだそうです。 「夏越 (なごし) の節句」には、神社の鳥居などにかけた「茅の輪」を、参詣者はくぐりました。これが「茅の輪くぐり」で無病息災・厄除け・家内安全を願う行事で、日本文化の奥深さ・優しさに感動をいたしました。。。 私は「相州藤沢白旗神社」源義経をおまつりする神社の茅の輪を、くぐらせて頂きました。。。 細降る雨の中たくさんの方々が長い列を作り、参拝されておりました
今日は雨音と共に時を過ごしております。葉たちの汚れが落ち、清々しいお顔になりそう。あっという間に水無月も、文月へと突入近し! 短夜を感じる今日この頃です。 ちなみに・夏 短夜 ・秋 夜長 ・冬 短日 ・春 日永 この四季の夜を、夏目漱石さんの俳句でご紹介をさせて頂きます。 ・夏 短夜を交わす言葉もなかりけり ・秋 長かれと夜すがら語る二人 ・冬 柿落ちてうたた短き日となりぬ ・春 日は永し三十三間堂は長し 余談ですが私
最近は早寝早起きを心掛けておりましたが、なぜか、深夜にブログをしたためております。夜更かしは、不治の病かも(ギョギョ!) 日課としている散歩で出会う自然は、心を癒してくれています。特に小花が好物で小さく寄り集まっている花、例えば「萩」、初秋に優しい風情を漂わせて、赤紫色の小花をたくさんつける姿には、いろいろな思いが重なります。。。(この写真に萩には存在しておりません。) 昨秋「衣香式パタクル」という帯結びの本を出版いたしました。。。
平年よりも2週間以上も遅い「梅雨入り宣言」がありました。梅雨には「男梅雨」「女梅雨」「空梅雨」などがあるようです。昼頃は「男梅雨」のような感じの雨でした。 1日も早く断捨離をすませ、自分自身にかける時間を増やしたいと、願いつつ未だ祈願成就は果たせずにおります(汗) 私の場合は職業柄きものが主体の生活で、そこにアイデアがまとわりつき、小さな布とも共鳴してしまいます。その想いが暮らし全体の風通しを悪くしているのかしら? なぜか、小さきものを切り捨て出来ず、共歩。
木の芽時から梅雨時は、情緒が不安定になりやすいですね。 春は自律神経のバランスが崩れたり、新しい生活による精神的な疲労が原因になることもあって「木の芽どき病」とも呼ばれています。 梅雨時は気圧の低くさなどで、自律神経が乱れ体のだるさ眠気を感じることがあります。 また、活動量の減少で血のめぐりが悪くなったり、肩こりや冷えなどの症状が出ることもあるそうです。 「木の芽どき病」は母や姉が患い。私は季節は関係なく、1日の内で元気なのは、おてんとう様が出ている時間帯で
室町時代に宮中で始まったと言われている「嘉祥」は、神様にお供えしたお菓子やお餅を食して、厄を落とすという行事で、6月16日に行われたそうです。。。 見た目が美しく、お味も素晴らしい和菓子が、通年楽しめる現代であっても、毎年6月16日が「和菓子の日」とは存じ上げませんでした。 旧暦の6月16日には「嘉祥食い」といい、身分の低い方々もお菓子を食されたようです。16日にあやかりお菓子を16個食べたり、十六文でお菓子を購入したり、あまり贅沢が出来なかった時代には、老若男女
今日は「雨岳自然の会」のお話です。。。 私は「雨岳自然の会」の会員ですが、コロナ過や出版本などで忙しく、活動なしの幽霊会員でした。久しぶりに参加させて頂き、梅のほのかな甘い香りや、畑へ足を運べば会員の皆様の愛情で育てられた野菜たちが、幸せそうに太陽を浴びている姿に感動しました。何よりも会員の皆様のお優しさは変わっておらず、痛みいりました!! 東京農大名誉教授の吉羽雅昭さんが、オープンカレッジをきっかけに農業及び自然・環境に関する事業として、2012年(平成
コロナ禍や仕事の都合で「雨岳文庫」へは、ここ数年ご無沙汰して致しておりました。 癒される場所であり、集われる方々が実に温かく、私にとっては大変心休まる空間です。それが今年も変わっておらず、大変うれしいことでした。素晴らしい多様性のあるイベントも開かれています。。。 私は「梅狩り」に参加させて頂きました。 雨岳文庫 (うがくぶんこ)とは、神奈川県伊勢原市上粕屋にある山口家住宅主屋と付属家屋およびその敷地並びに、2万点近くに及ぶ歴史
風爽やかな休日が、とてもうれしい。。。 健康増進を兼ねて、良く散歩をするお気に入りのコースがあります。氏神様に生かされていること へのお礼をお伝えしたく、途中参拝させて頂いております。。。緑深い町に長居していますが、自 然は厭きがこないし、「今年も会えて、うれしい!」と、思わず独り言をつぶやく! 日本の美意識は自然に根差しておりますね。四季折々の「花鳥風月」は美しく素晴らしいです! 面白いことにきも
夕刻の空は、まるで亀たちが戯れているような形をしており、思わず吹き出してしまいました! きものと洋服は対極に位置して、この2種類の衣は、心の切り替えを自然にさせてくれます。。。 帯を締めるせいか、姿勢が良いとお褒めの言葉を頂戴することもありましたが、最近、首をが前傾 斜しているとの、有難いご指摘を頂戴して、猛省いたしました。 前かがみで文明の力を、長時間たたいたり、趣味に没頭していることもあり、懸念はしていました が、現実になってしまいました!
大きな勘違いが、昨年末にわかりました・・・。 氏神様だと思い込んでいた神社が違っていたのです(トホホ) 私、氏子ではなかったのです! 土地をお守り下さる氏神様に、深くお詫び申し上げます。 最近は正しい氏神様と誤解しておりました神様の両方を、参拝させて頂いております。 氏神様たちもこんなアホな氏子は「見たこと、ない!」と、呆れていらしゃるかもしれません。 下は正しい氏神様の周りの景色です。 「万緑」という響きが、ぴったり!! 生命力があふれて
季節はますます草木の緑を深めてくれています。。。 この街に住み始めた頃は、馴染めずにそう遠くない時期に地へと、確信しておりました。 ところが、静かで自然から頂戴する恩恵の深さに、脱帽! 草木の色・大きさの変化などに心躍らせるなんて、、、。それは自然の魔術師であった! 出版本「若草」は、心底にある自然への憧憬や尊敬が、導いてくれたように思えます。。。 映画「若草物語」の四姉妹は、若々しい。そんな純真で