「後ろ姿の完了」 2018 10 16 間違いないという間違いを探しておぼつかない足元を見ないようにする隣の家の窓が開くとしょうがないと思いながらこの家の…
告白 2018 6 6 月並みな言葉しか用意できない気の利いたセリフはスクリーンの中 海へ行こうよ海に行きたいそこで好きだって言うよ季節外れの海調子外れの俺…
鋼鉄の翼 2018 5 25 今夜から警報は鳴らない迫ってきても鳴らないこの町は見捨てられた子どもまで見捨てられた郷愁なんてない哀愁なんてない何にもない守っ…
減速 2018 3 18 しなる全身の細い筋肉目いっぱいの振動を押さえ付ける やめる理由なんてない自由はいつだってひとりぼっち 何もない居場所がないグラウン…
建築の日々 2018 6 18 今日もお腹が空かない二連休の二日目テレビの中で活躍する彼は本当にこの世にいるのかな飛行機が宙に浮くのが信じられない満ち足りた…
傾向と対策 2018 5 9 君を待ち続ける時間本当に女友達なのかい車で迎えにいけるようにお酒を飲まないで待っている いつもより念入りに化粧で香水も目の色も…
君の胸にヒットした言葉は 2019 6 23 その胸にヒットした言葉はただのジョークだ今君は余裕がなくて悪気のない笑顔の裏を必要以上に探った 君はその…
偶然は必然 2018 5 16 ガムを買うしけたガムグラニフのTシャツに501にオニツカタイガーマイフォーマルタバコの値段が上がったがやめる気はない電子タバコ…
教師 2018 5 29 君に寄り添いたい君のそばにいてどんな話でもゆっくり聞いてあげたい君は先生を必要としているし君は先生のことを信頼している 君に寄り添…
輝けるエゴイズム 2018 5 15 嘘が嘘を教える屑がクソを純真に叩き込む社会という名のもとに虐殺を行う皆殺しだ未来の種がことごとくことごとく皆殺しだ教え…
岩見沢 2018 8 29 知るよしもない街の変容に目を開く。懐かしさは一つの塊となって記憶に強化される。過去が衰退していく駅前。新しい建物が新しくない。 限…
「間違えの数え方」 2018 5 23 「バカっていいよね」「何も考えなくて済む」彼女はそう言ってドアを力強く閉める バカって言われたことより近所迷惑…
観劇 2018 5 24 呼び声の高い演劇を観て後悔をしなかった日はないどうやら俺の感性は大きく振れているらしい緑色のワンボックスに紫の犬が乗るじゃあ俺は黄…
スライダー 2018 6 18 階段を行く勇気を出して髪をなびかせ着地を決める緑の中を僕は見守る繰り返される下から昇る 君の笑顔瞼の下汗をかきつつお日様匂う…
牙 2018 5 30 貝殻細工の花持ちし手に命をめぐらす斬って取る 訳聞かず目で諭す訳言わず愛でず 破天荒を求め肩書を捨てる月の日出で潮今宵戦いの銅鑼…
学び 2018 4 5 わたしにとって学びとは見えないものを照らすこと懐中電灯握りしめ屋根裏部屋にしのび込むおっかなびっくり布めくり光を当てるようなものさわっ…
怪しい奴ほどよく喋る 2018 5 25 怪しい奴ほどよく喋る金の話が特に上手い金が二倍になるという誰もが得することになるこれだけ払えば今すぐに金のなる…
火星77号 2018 5 1 あいまいな感情を見事にスルーしてタブレット3錠どこかの山上でタイヤがパンクしてあてもない惨状 異端惑星のリミットのカッターお前…
「価値の多様化」 2019 6 22 誰かがそこら辺の道端に線を引いてやみくもを雪崩方式に配置しナイフやフォークを機能的に刺していく周囲は特殊な何かを感…
何もかもが美しい 2018 5 24 誰かがいる横にはいなくても誰かがいるその寂しさを埋める方法がなくても一緒に考えてくれる人は必ずいるそこにいれば見えない…
音楽 2018 5 31 凍った梁の下少女は横たわる 彼女の右足は家政婦に焼かれてしまった彼女の左足は黒い犬に食われてしまった彼女の右腕は杭を打たれて腐って…
遠雷 2018 5 11 こんなに近くで吐息も髪の香りもぬくもりも感じてキスはしない鼓動までありありと今までの失敗した愛の刻印までもはっきりと近くにいるこれ…
意味の意味 2018 5 14 すごい奴らがいる言葉の魔術師亜空間から50音を操縦する奴らは文法を熟知してそれを見事に脱出する 意味を理解し無意味に並べ…
握りこぶし 2018 6 6 強く強く握るこぶしを振り上げず大人って一体なんなのかを考えるそういえば僕は前よりも我慢できるようになっているこれがいいのかどう…
愛をください 2018 6 26 愛をください君をくださいたらの芽が摘まれる前に 愛をください君をください知床の鳥がわななく前に 愛をください君をください朝…
リピート君と僕との愛と 2018 4 10 少しかすんだ雑踏の中確実に君は目の前にいる多少返事はそっけないけどあの頃よりも美しくなった乾いた指の隙間から零…
過不足の招待 2018 8 29 四つ葉のクローバーを見つけられない今度こそと学校の南の公園で姉はあっという間にみつけだすほらこの四つ葉のクローバーあげるよ…
俺のうわさ 2018 5 30 なぜ俺のことがうわさになるのだろう それをなぜ俺に丁寧に報告してくるのだ聞きたくもない情報俺は石のように閉じこもって生活して…
「雨」 2019 7 5 期待に応える石になる殉じる魂を併せもって多くの傷を癒しボロボロになった君のさびしい笑顔を知りながら 雨だからこそ歩きたくなる…
詩「雲が泣く鳴く」 2018 5 16 長男が友達に石を投げた前から公園で仲間外れにされていただけでなく年下からもバカにもされていた今日もそんな感じで…
わかっているんだ 2018 6 26 一定のときはすぐにすぎる先を考えて今をおろそかに知らなくていいことを探す壊れていない部分を壊す 信頼するほど試したくな…
「ローリング」 2018 5 21 俺は神だ俺は宇宙だ俺は太陽だ お前はその後時空を超えて唇を噛むローリング たゆたっているゆらめきの束を俺が裁く …
めぐる季節と無頼とLieと 2018 5 22 立ち寄るならそう言ってこちらにも準備があるといってもシャワーを浴びてビールの空き缶を片づけるだけだけど先週…
懺悔 2019 10 3死の間際に懺悔する言葉を今なぜ口にすることができないのだろう 許してくれとか私が悪かったとか にほ…
「マイスリー」 2018 4 16 お前になんてメールしたいんじゃねえうるっせえうるっせえって一万字ぐらいでガタガタ言うんじゃねえうっすら覚えてるよな…
マンドリンドライブモンスーン 2018 5 17 B級映画の方が好きだマンドリンドライブモンスーン 中途半端なペッティングマンドリンドライブモンスーン ヒー…
ラテとオレ 2018 6 27 タクシーで北口に着く駅のカフェに入るタバコを吸っている人たちがいるスーツにイヤホンで携帯電話をいじるサラリーマン自立しない黒…
フンフフン 2018 4 13 ギターが弾けなくてもピアノが弾けなくても鼻歌でフンフフン テレビのあの人の歌歩いてもスキップでもどこでもフンフフン お家には…
プレゼント 2018 6 2 交差点をいけばアウトドアの店贈り物を探しに行ってステキな帽子をみつけた自分と少しだけ相談して買う 自分のものを買うよりプレゼント…
詩 「フランスにもやきにくやさんはあるんですか」 2018 5 9
「フランスにもやきにくやさんはあるんですか」 2018 5 9 ごはんラーメンカレーライス にほんアメリカマレーシア あんパンやきにくハンバーグ イギリ…
フラップ 2018 5 27 メールにしびれるまだ開封していないのにあなたからだと思うと麻痺する無上の時間を小分けに冷凍細切れに解凍した仮説実験に震えたいす…
深海の果て 2019 9 23 そこら中に食べかけの果実が転がっている世紀末の飽食に見合うだけの金貨を握りしめ手早く用意されたインスタントに顔を埋める 遺…
パドル 2018 6 18 あの町まで行く僕の大好きな君がいる一所懸命に働く君は一所懸命に恋をする 君は美しい見つめていたい僕は恋をしてる恋をしてる君に 君…
なんでもあなたの意のままに 2018 5 15 燃えるんだ腰まで届き散乱する黒髪が燃える瞳も黒暗闇の中で光る黒なんだ気品と制圧する何かがある けられてもい…
なだらかな開眼 2018 6 12 微動を測り捉える感性を養育上下する破壊する前に攻撃する前に台無しにする前に浪費する前に嫌悪する前に逸脱する前に醜態をさら…
記念日が増える女 2018 6 11 よくない夢をみる完全に忘れてしまっていることどこにしまわれているのか記憶の執念を目の当たりにする去っていった君が俺に優…
ためらいの革新 2018 8 5 いつまでたっても決められない君の前に素朴を置いてみる単純なことは複雑にはできないもっと至ってシンプルだシンプル選択肢なんか…
スレンダーガール 2018 5 15 スレンダーガールポップでキュートなヒップライン歩き姿を誰もが振り返る札幌に早い夜が訪れても君の闊歩は止められない スレ…
「シューズ」 2018 5 17 かわらないいつもの朝だったようなぼくの家にむかえがこないゆうきがいつもぼくの家に来てそのあとけんじときょうへいといっ…
しがみつく君を僕は蹴落とした 2018 6 17 無口な愛を君は受け入れない「愛してる」を何度も塗りたくった原色のケーキと銀色のシャンパンと交互に口にした次…
「クライ」 2018 5 15 かじかむ指は市場で売っている凍った足も市場で売っている瞼に映る旅立ちの日君と過ごしたゆららかな日 アンガーリンギンハニー…
ちらし寿司 2018 4 11 なんでそんなチャレンジをしたのか覚えていないが多分やってみたいと俺が言ったのだろうそこまで小さくない頃にすし飯作ろうとしてそ…
「プライド」 2018 4 29 君は君のまま悩むべきだ。それは他の人には解決できない。どんなに甘えようとも、誰の話を聞こうとも、君が君自身だ。君が愛した人を…
カコフォニー 2018 6 21 耳ふさぐ公達闇深く捕らえどころない不自由な様捕捉されまいと身を隠すともその気辺りに散りばめられ三寸先見えずうなる本能の前さ…
エッセイ「地震の後で」 2018 10 29 跳ね起きた。高校のときに地学を学んでいたので、「地震というものは初期微動があり、その後強い揺れがやってくる…
それは君の何を意味するのだろう 2018 5 31 果樹園になる果物にはなぜか不自然で違和感を感じる兵士の厳格な整列にはそこまで違和感を感じないのだけど君…
「丁寧に死ね」 2019 5 21 丁寧に死ね誰も降りてこねえ裁定に潜めくだらねえこの世のすべて知ったかぶりしてボロが出ねえそんな親にねえ 子どもが…
がおー 2018 4 13 がおーがおーがおーきゃっきゃきゃっきゃきゃっきゃ お父さんはこわいんだぞう がおーがおーがおーきゃっきゃきゃっきゃきゃっきゃ…
「カーニバル」 2018 5 25 時よ何も変われないのは私のせいなの「そんなつもりはなかった」「そんなことは言ってはいない」「でも君が俺の言うことを…
詩 お前のことばかり考えているわけにはいかないんだ 2018 6 4
お前のことばかり考えているわけにはいかないんだ 2018 6 4 抱き寄せると悲しい顔をしてそばにいてという俺は安心を与えることのできない天才なのだろう…
おかえりなさいのバラード 2018 5 17 ひそかに待ってる毎日の中でつらいとは言わずに子どもを育てお金には苦労して浪費を避けてそれでも子どもにお代…
オーバーアンドオーバー 2018 5 3 愛ってそんなんじゃない。食われても納得ならいんじゃない。あなたの全身が据え膳で彼の分身はほかの女にも分身しているの…
エースとジョーカー 2018 5 24 バンジョーが響く中男たちは大いに盛り上がる腰の銃はいつでも抜けるようにしながら酒は誰かが必ずおごってくれるそうでなけ…
うつせみ 2018 5 22 この世の愛の全てを具現化して君に送ろうそれは花束だったりすてきなカードが添えてあったり膝をつくスタイルになるだろう 誰が見てい…
「うそつき」 2018 5 29 地球はゾウの上に乗っている何度言っても信じてもらえなくて海の向こうを指さしたのに地球は丸くて宙に浮いているって 月にはウサ…
アン・ドゥ・トロワ 2018 6 8 たくさん食べようこぼしていいから口も周りもたくさん汚しながらたくさん食べよう食べながら寝ちゃってもいいんだよアン・ドゥ…
あるがまま 2018 4 30 きみに声をかけないそれでいい今のまま前進もなければ後退もない好かれることもないし嫌われることもない きみが誰とつきあ…
アドバイス 2018 4 11 どいつもこいつもなんでこんなにいらない口をたたくのか黙って聞けお前ら全員便器だ口を開けて俺から漏れるものを受け止めろションベン…
詩 You always make me happy. 2018 6 19
You always make me happy. 2018 6 19 明後日から新しいドーナツ屋がオープンするここから歩いていける距離途中にいつもの雑貨…
classic 2018 5 28 紀元前から愛の形は満ちている 恋焦がれるその思い誰にもできないkiss花で愛が語られる 愛の巨樹は1日にして成らず重ねて転…
アスパラ 2018 6 20 アスパラにょきにょき栗山の春は二ヶ月に渡り暖かくなったり寒くなったり日差しは何度も布団にもぐりとある日に鋭角に畑を突き抜く ア…
詩 もし僕の手のひらが君の髪に触れたとして 2019 8 24
もし僕の手のひらが君の髪に触れたとして 2019 8 24 もし僕の手のひらが君の髪に触れたとして心の内にためた悲劇が一つずつ僕を襲うだろう前向きな感情を…
俺の体はアスファルトに溶けてゆく 2018 5 8 この世のあらゆる無機質とファックするグラスPCボルボコルクボード 阿修羅の右腕をカワセミがつついている痴…
どんどんぱん 2018 4 28 Circle of seasons今年こそ実家にかえろう夏はこれからが本番Belong 至らない言葉たち悲…
「ありあまる食事」 2018 5 30 愛を笑う人を笑ってはいけない愛を失ったことがある証拠 正しいことはできなくてもより良いことはできるかもしれない…
ロックンロール 2019 8 20 ロックンロールが死んだ夜に君を誘った熱い茶にミルクを入れそれなりに整えて僕は喋りたいことを一方的に喋るドキドキ…
tune-up 2018 5 7 一人いてもう一人いて仲間だと思い込んで未使用の小さなエンジン回転して火を入れる 二人いてもう一人現れ仲間だと思い…
シアター theater 2018 5 13 暗闇で皆スクリーンに釘付けこっそりと手を握る シアター 今宵華麗に変身して特別に参上幕はとっくに上がっている …
詩 Take a walk with bomb 2018 6 5
Take a walk with bomb 2018 6 5 宴が始まるみわたせばみわたすほど贄だらけだfeverベンチまで笑ってるスポーツバッグにし…
Sad Movie Coming Soon 2018 5 21
Sad Movie Coming Soon 2018 5 21 泣きたいくせに笑ったりほめられたりのぼせたり誰かに丸ごと愛されるよりも泣きたいくせ…
「Sad song baby」 2019 5 28 フラれたんだろ電話の声で俺にはわかるんだ 自分の都合ばかり こんな遅くに君は一人で途方に暮れてい…
rocket to you 2018 5 13 圧倒的な星が僕らを押しつぶす夜君の舞踏会は始まるrocket to yourocket to you …
結氷する浅湖魚やシカを享受するカムイモーターボートの軌跡の中に潜むカムイ
釧路川の深淵魚民の葛藤馳せ参じる子らの呻き
Pepsi 2018 6 6 お前も見たろあの子があいつと一緒に登校してきた案の定一緒に帰っていった今撃沈っていう言葉が一番似合うのは俺だ アクエリアスとか…
詩 October water's edge (10月の水際) 2018 5 16
October water's edge (10月の水際) 2018 5 16 ばあちゃんは「あんたは神がいない月に生まれたんだよ」とばあちゃんは「バラ…
Nelson's Heavan Cafe 2018 5 11
Nelson's Heavan Cafe 2018 5 11 想えば叶うブギもスウィングもブルースもここではロックンロール立場は違えどギターは…
My power source My soul source 2018 5 30
My power source My soul source 2018 5 30 熱情渇望未熟創成まさに力尽きる未来が見えない過去は辛すぎるそんな時には君…
「Maybe」 2019 7 5 朴訥とした佇まいの叫ぶ友人は僕たちの十代に声を上げたつもりはないという地下で繰り広げられたパーティ日の光…
ARROW 2018 5 29 矢飛来する千二千盾構え打ち払う棍盾の重さ増しに増し持ち上げることかなわず我狙う矢そぎ落とし君のもと向かゑど涅槃まで…
8ビット 2018 4 29 インシャラー与えたもうた僕らの時代に奇跡の全てを 歓喜のシャワー家族に咲いた笑顔の花に多くのソフトを 8ビット飛び…
2morrow 2018 5 2 2morrow僕はタバコを止めただろう 嫌な顔一つしない君にせめてもの罪滅ぼし 2morrowいずれここは過去に…
2LDK 2018 5 8 だあれにも手の出せないフローリングの上にリビングテーブルかソファかどちらかを選ん…
SAPPORO CITY GIRL 2018 5 3 僕らのたまり場は札駅だった講義を抜け出して誰も勉強しなかったミスドに荷物だけをおいて…
「夕立」 2018 4 28 口づけのペダル思いきり踏んでオーバードライブ君の脳に直結する 数秒の触れ合い唇に込めた愛をたたきこんでみせるの…
月光 2018 4 17 あなたはわたしのものゆれうごいてあなたはわたしのものこちらをみてさまよう言霊が降りてくるあなたに呼…
「Count the love」 2018 5 25 はだかで馬にのせられるのはあと何回だろう不本意に体を触られるのはあと何回だろう腕を縛…
「こんにちは」 2018 11 9 こんにちは一体何に向かって挨拶したんだい奥歯の向こうには死者の世界がころがっている…
あのこもみてsuicide 2018 5 6 あのこもみてsuicide連続的なgood-by落ち着かないmoon-night読み…
「薄いビール」 2016 9 21 2018 4 29 加筆
「薄いビール」 2016 9 21 2018 4 29 加筆 サングラスかけながら泳げない海をみる狂おしくお前は言う今年はつい…
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