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カメのひとりごと https://iamkameko.hatenablog.jp/

ストレスが多い現代人におくるほのぼのエッセイ「カメのひとりごと」 ニホンイシガメのカメ子が、人間社会をおもしろおかしく語っています。 きっとほのぼのとした気持ちになり、ストレスが解消されると思います。

「カメのひとりごと」という本を出版しました。 本の内容は ニホンイシガメのカメ子が、カメ目線でとらえた人間社会を おもしろおかしく書いたもので、ストレスが多い現代人におくる ほのぼのエッセイです。 是非、読んでくださいね! どうぞよろしくお願い致します。

カメ子
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2018/08/07

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  • 第157話 落日

    8月某日吾輩は、主人が水槽の掃除を行っている間、いつものようにベランダを探索していた。 すると突然、吾輩の目の前にトングで挟まれたカメ輔が現れた。 この光景は、いつかどこかで見たことがあるような光景だった。 そして、主人は、カメ輔を吾輩の目の前に置き、睨めっこさせるように置いたのである。 「首を天空に伸ばしたカメ輔を見ると、しばらく見ないうちに随分大きくなったなぁ」と思った。 吾輩は、一瞬ハッとし、カメ輔に対して恐怖心を抱き、無意識に身を低く構え、口を大きく開き、カメ輔を睨むやいなや、突如右方向に向かって逃げたのである。 すると、それを見ていた主人は、慌ててトングで吾輩を掴み、水槽に入れたので…

  • 第156話 テレパシー Part2

    吾輩が予感していた良い出来事は、スイカだけで終わりではなかった。 スイカを食べた後主人が、吾輩の目の前に得体のしれないチューブ状の物を差し出し、ハサミで、そのチューブを切った。 すると、その切り口からは、ニョロニョロとしたゼリー状の柔らかい物が飛び出し、究極のいい匂いがしてきた。その匂いは、吾輩が大好物のエビの匂いであった。 そして、それが吾輩の目の前まで近づいてくると、無意識のうちに飛びつき、むさぼるように食べた。 「この世には、こんなに美味しい食べ物があったのだなぁ」と思い、チュ-ブに入った エビ風味の食べ物を完食してしまった。 そして、その様子を見ていた主人が言った。 主人:おい、カメ子…

  • 第155話 テレパシー Part1

    ある日の朝、吾輩はいつものように水が入った水槽で寝ていると、主人がやって来た。 そして、それぞれの水槽を覗き込みこう言った。 主人:おい、カメ子、カメ輔、元気か? そして、吾輩とカメ輔の様子に変わりがないことを確認した後、いつものようにマメ(カメの配合飼料)を水中にばら撒いたのである。 ところが、吾輩は朝が弱いのと、昨日は夜遅くまで主人と奥さんがピーチクパーチク喋っていて眠れなかったこともあり、食欲が全くなかったので、マメをじっと見つめているだけだった。 それを見ていた主人は、突然、奇怪な行動をとり、水中にバラ撒いたマメを箸でかき回し始めた。すると、マメはまるで生きているかのように、吾輩の目の…

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