海辺のアップサイクリスト
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住所
伊東市
出身
ハンドル名
hideさん
ブログタイトル
海辺のアップサイクリスト
ブログURL
https://upcyclist.hatenablog.com/
ブログ紹介文
不要な物を断捨離、またはデザイン等の付加価値でリメイクし、新たな物に昇華しミニマルな生活を提案。
自由文
-
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6回 / 365日(平均0.1回/週)

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海辺のアップサイクリスト
  • 「二種類の修復士」

    インチキ物書きによる、古ネタをアップサイクる短めエッセイ。 面白い事に世の中には二種類の修復士がいる。 勿論、一字違いの修道士の事ではない。 黒目がちのつぶらな瞳にあーかんべーをキメる、なんちゃってキリストを描く前衛的修復士や 長年の垢落とした風呂上りでちょっとのぼせ気味、ついでにウルトラマンティストの配色ぶち込みました系の、ギャグ好きなりすまし修復士だっている。 「やば、言い過ぎちゃった。業界から干される」 今の聞かなかったことに 日光だって負けてないから! 開き直りが眩しい。 せめて見なかったことにできまいか? 残像が・・・。 Mrビーンだって負けてない。 二種とは言うまでもなく、シリアス…

  • 「雨の日」

    打ちひしがれた身に容赦なく叩きつける雨。 昨今、気候変動は甚だしい。 余計に雨が強く感じる。 追い討ちをかけるのは、そんな歩行者に泥水をぶちまけて走り抜ける車。 皆さん、子供の頃から思ったことは無いだろうか? 無神経に泥水を掛ける車を 雨の日こそ、社会、世の中の縮図が見える。 どんなに日本が素晴らしい国だと言っても他の国と変わらぬレベルである。 残念ながら8割は泥水掛けたがりの輩。 あとの2割は徐行して歩行者に配慮して運転する。 それが実感だ。 私は最近まで車を運転する側だったが最近車を廃車した。 昔、自転車通勤が長かったので雨の日は歩行者に配慮して減速して走った。 泥水撥ねた側は言い訳は出来…

  • 「自動運転車両の逆走事故に思うこと」

    この車両には運転士がおらず、コンピューターで自動運転する。運行を制御するATOの地上側装置の記録には異常がないことが分かっている。 さもありなん。 コンピューターシステムの利便性に盲目となり、疑念を抱く事を忘れ身を委ねる。 ともすれば、職場においても、人よりコンピューターが正しいと言いきる者もいる。 本当にシステムを100%信用できるのか? 道具に支配されたコンピューター至上主義の現代において 停電などの電源喪失、バグやエラーのシステム障害、ウィルス、クラッキング、経年劣化などの本体の故障、質の悪いのは担当者の誤入力も依然としてあり、システムが正常に動作しない原因は枚挙に暇がない。 それでもま…

  • 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」 んなぁわけない!

    我が愛銃「62式機関銃」 「下手な鉄砲、数撃っているうちは当たらない」が自論です。 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」をポジティブに解釈すると、一度の失敗で諦めず、長く続けてやっていくことの大切さを訴えたかったのかもしれません。しかし、一方では努力や改善をせず、まぐれ当りを期待させるようなものですから、嫌悪感を抱かざるを得ないほど嫌いなことわざです。 射撃が下手なうちは何発撃とうが信じられない程ターゲットをよけていくもので、このことわざは、本当の射撃を知らない素人の理屈だと思いますし、一般社会においても現実は甘くはありません。 数撃ちゃの部分は機会を担保した表現ですが、明日をも知れない人生の中で、…

  • 「8,167 kmの距離を描く幻のイーゼル」

    2年前の丁度今頃。 とある若い女性の油絵を描いた。 彼女は大学の講師。 父親とは死別し、同じく大学の講師だった母親と二人暮らし。 そして、猫一匹がその中にいた。 文章では「とある」と書き出したが、油彩では「えにし」を感じて描いた。 私は事業と共に家庭に失敗し、妻と娘を失っていた。 やり直したくても元に戻らぬ人生。 心の隙間を埋めようと互いに求め合った。 彼女は、ウクライナの武士ともいうべきコサックの子孫。 ロシア側の砲火と職場のストレスに晒されながらバスで通勤していた。 戦況はニュースより彼女のLINEの方が詳しかった。 世界情勢の把握など、利害関係が無ければこんなレベルなのかもしれないと感じ…

  • 自作サバイバルグッズ 「新年を迎えたけれど」

    家を! 高い酒瓶を! 仕事の穴を! あけましておめでとうございます! 皆様は大丈夫でしょうか? 休み明けは色々気が気ではありませんよね。 「余計なお世話だ!折角の正月気分を台無しにしてヽ(#`Д´)ノ!」 そうですよね。お怒りはごもっともです。不安を煽ってすみません<(_ _)> ここ数年、正月はおろか、ゴールデンウィーク、盆休みなども無く、代休って何?それって食べもの?の抵触スレスレ年休のサービス業に自ら跳び込んた身ではあるのですが、昨年から、とあるITの仕事を本業とした関係で、12月29日~1月6日までの貴重な大型連休を取得することでき、少々舞い上がっております。 平にご容赦を 「これだけ…

  • 「道化の涙に映る虹」第14話

    前話 upcyclist.hatenablog.com 貴男が事務所からフロントに戻ろうとした時、奈緒美が小走りで近づき 「ねぇ知ってる?」 小声で聞いてきた。 「何が?」 貴男が尋ねると、奈緒美が耳打ちし「沙織のこと聞いた?」 「商品コードの登録ミスの件でしょ?知ってるよ」 「そうじゃなくて、その先」 「どういうこと?」 「沙織辞めるんだって」 「えーっ、クビということ?」 「違うよ。知らなかったんだね。自分から退職願出したんだよ」 「…」 酸素不足で脳の血流が悪くなった様な感覚に襲われた。 彼女は何で教えてくれなかったのか、貴男の頭の中でリフレインしていたが 「たぶん、慰留されると思って貴…

  • 「飛ばない鳥」

    皆さんは、飛ばない鳥と聞いて何を思い浮かべるだろうか? ダチョウ、エミュー、ヒクイドリ、キーウィ、ヤンバルクイナ、ペンギン等だろうか。 これらの鳥は、正式には飛翔能力が欠如しているので、飛びたくても飛べない、つまり飛べない鳥である。 飛べない鳥ではなく、敢えて飛ばない鳥を初めて見た。 仕事から帰った夕闇の中、玄関先にネズミの様な黒い影。 その黒い影は微動だにせず、小さいながらも、私に何だかわからない恐怖感と生理的嫌悪感を抱かせるには充分な存在だった。 それから逃れる為大声で追っ払った・・・。 の筈だった。 私は至って単純な人間だ。 恐怖感から嫌悪感に移行した時点でつい殺生をしてしまう。 ネズミ…

  • 「道化の涙に映る虹」第13話

    前話 upcyclist.hatenablog.com 勤務を終えて自宅に着いた貴男は内ポケットからスマホを取り出す。 着信は無かった。 ジャケットを椅子の方に投げ、冷蔵庫の上にスマホを置き、中から500mℓの缶ビールを取り出した。 プルトップを開けて一口飲むと 「こんばんは お疲れさま。今日は大変だったね。差し支えなければ社長室で話したこと教えてくれませんか?」 貴男は送信した。 一本目を飲み干して二本目のプルトップに指を掛けた瞬間、着信音とともに青い光が点灯した。 貴男はスマホを落としそうになりながら、ディスプレイをフリックしてタップし、浮かぶ文字に集中した。 「こんばんは 社長室では質問…

  • 「道化の涙に映る虹」第12話

    前話 upcyclist.hatenablog.com 10万単位で金額が違っていた。明らかに単なるレジの打ち間違いではなかった。レジは古い機種で、仕入れ管理の社内LANと切り離され連動しておらず全てが手入力だった。 沙織は、事の次第を求められ、微かにカビの臭う日当たりの悪い社長室に呼ばれた。 役員を前にして、盗難や横領の可能性も問われた沙織は二日前の出来事を思い出していた。 「商品コードの設定は、私が明日やるからさ、さっちゃんはわざわざ出て来なくていいよ」 笑いじわにホクロ、気の良さが滲み出る顔を更に綻ばせパートの有里子は言った。 「でもさ社員の私がやらないと」 頭の上に組んだ両手を下し沙織…

  • 「道化の涙に映る虹」第11話

    前話 upcyclist.hatenablog.com 「じゃあ調整は後でね」 次の約束を取り付けた貴男は、グラスに残ったボルドーのメルロを一気に飲み干すと 「確か予定だと明日バス10台入っていたよね。朝早いからそろそろ帰ろうか?」 バスの話など無粋だと思ったが、戦場の様な忙しさが思い浮かんでいた。 「うん。そうね。そうしましょう」 膝上のナフキンを持ち上げ、軽く口元を押さえた沙織は笑顔を貴男に送り、貴男はその笑顔に頷いた後、窓ガラスに映っている沙織の笑顔を改めて確認した。 ガラスや鏡等を通して相手の姿を間接的に見ることは貴男の癖だった。 相手の本音を客観視できるような気がするからだった。 翌…

  • 「道化の涙に映る虹」第10話

    前話 upcyclist.hatenablog.com 男と女など、所詮寂しい動物で、シチュエーションさえ整えばどうにでもなる生き物。 互いに望む形をリアルタイムで探っている。 男は失敗を恐れ、女はリカバリーを冷静に、いや、ムードで見ている。 ラ・メルの窓辺にある筈の絶景のかわりに、ガラスに反射する沙織の顔を意識しながら、沙織の話題に相槌を打ち、時にジョークをまぜながら、どうにかこうにか雰囲気を戻した。 内心、営業の仕事の様だと思っていたが今に始まったことではない。よくよく考えれば高校生の頃からやっていたこと、そう思った途端、貴男は吹き出した。 「何?どうしたの?」キョトンとした沙織。 「ゴメ…

  • 「道化の涙に映る虹」第9話

    前話 upcyclist.hatenablog.com 沙織の車を先に帰した貴男は、中古のトールワゴンに沙織を乗せ、ラ・メルに向かった。 ラ・メルに着いた頃、貴男が事前に思い描いていた海に映えるオレンジ色の夕暮れは無残にも呆気なく閉じていた。 ここまでくれば、沙織の顔色を気にしていては先に進まないのは重々承知。百戦というより数々の敗戦で錬磨された貴男 「この夕暮れ、焦り過ぎだよね。せめて僕らが到着するまで待ってくれれば良いのに」 無意識のうちに口を衝いていた。 たとえ、ネガティブな現実があっても、できるだけポジティブな雰囲気を作るのみ。 それこそが女性が遺伝子情報に加えようとしているもの。 ゴ…

  • 「道化の涙に映る虹」第8話

    前話 upcyclist.hatenablog.com 「沙織は幻滅しているに違いない」 何とかフルラウンドが終わった貴男。 想定外の出来事に翻弄されて内心穏やかではなかったが、そこは経験が浅い青年ではない。頭の中ではリカバリーを考えていた。 貴男は、会社が倒産しても最後まで手放さなかったパテックフィリップの腕時計をおもむろに見る。 「そうだ、今ならちょうど間に合う。沙織さんは見慣れているかもしれないが、この時間なら夕映えの綺麗な海が見れるよね。その景色をつまみにとびきりの美味いワイン飲みませんか?」 貴男は、予約していた海が一望できるフレンチレストランを思い浮かべながら臆面もなく沙織を誘った…

  • 「道化の涙に映る虹」第7話

    前話 upcyclist.hatenablog.com 貴男は、左手に嵌めたグローブの裾を手首側に強く引っ張り、グー、パーを繰り返しながら手にフィットさせた。 カートに積んであるゴルフバッグからドライバーを引き抜き、ティグラウンドに立って素振りを一度、そして、グリーン上のピンフラッグと足元のゴルフボールを交互に見定めた。 カートから降りてきた沙織は温かい眼差しを貴男に送った。 良いところを見せようと飛距離を意識し力任せのフルスイング。 ゴルフボールは左に大きく流れ「フォアー!」聞いたことが無い沙織の大声に一瞬ビクッとする貴男。 その後のラウンドでも、池に、バンカーにとトラブルショットの連発でグ…

  • 「道化の涙に映る虹」第6話

    前話 upcyclist.hatenablog.com 疲れた体を引き摺り家に帰ると、それに呼応するかのように、スマホに青い光が点滅し着信メールを知らせた。 沙織はメールが苦手、ましてやLINEなど誰ともやらないと奈緒美は言っていた。 LINEの着信を知らせる緑の点滅ではなかったので、貴男はほのかな期待を抱いていた。 スマホのディスプレイをフリックしダブルタップ、そして着信リスト最上部の沙織の名前をタップした。 「こんばんは♪ 元気ですか?今度お休みが同じ日にゴルフ行きませんか?」 貴男の眼はメールを三回なぞっていた。 だが、ゴルフ経験が無い貴男は素直に喜べなかった。 無様な姿を晒したくない。…

  • 「道化の涙に映る虹」第5話

    前話 upcyclist.hatenablog.com 仕事上、作り笑顔は絶やさない貴男。だが、真の笑顔は失ったままだった。 その浅黒かったかつての笑顔 幼い娘はアンパンだと言って喜び、別れた妻は子熊のようだとからかった。 思い出の詰まった東京の家から身を剥がすようにして引き払い、前向きな気持ちなど微塵も無くこの町に来た。 家族との別離で身も心も壊れ、一時は死を決意して海岸線を歩いた。 美しい筈の風景も、どこか他人行儀で別世界だった。 歩いては立ち止まりを繰り返す。 崖から見下ろす先にあるのは黒くゴツゴツした岩。 死の直前に味合うであろう激しい痛み、覚悟を決めても足は竦む。 貴男と此の世繋ぎと…

  • 「鈍感」

    錯覚ではなく サッカーのではなく 作家、渡辺淳一 の作品「鈍感力」でもなく さらに上を行く「鈍感道」をひた走る間抜けな自叙伝的エッセイです。 何が鈍感なのか? 私は生活において全てです。 人に言われなくても、気づいていながら修正できない。 筋金入りの鈍感です。 鈍感を転換して、「自分不器用なんで」と高倉健の様に言ってみたいですが、私のキャラでは噴飯ものです。 高倉健という名を出したので、有名人ネタのエピソードをご紹介いたします。 ちなみに、私は芸能関係者でもメディア関係者でもありません。 何故か、プライベートや仕事で有名人に会うことが子供の時から多かったのです。 自宅が、大映、日活等の長期のロ…

  • 自作壁時計「面白い、楽しいアップサイクルの世界」

    私は海の近くに住んでいるのでよく浜辺を散歩する。 波打ち際に漂着物を探し、アップサイクルに使えそうなモノを少しだけ持って帰る、言わばゴミ散歩である。 波打ち際は、歓迎されない漂着物の方が圧倒的に多く、この一見清掃活動であるかのような、曖昧でささやかな抵抗運動は無条件降伏の白旗を常に揚げている。 白旗を揚げ続けた心は耐性が出来、もはや偽装白旗と化した旗の下で本来のアップサイクル活動に専念する。 漂着物の大半はゴミや海藻類で、中には魚貝類などもある。衛生上、さすがに食べようと思わないが 風船みたいに真ん丸になったフグ目の死骸が、波打ち際を転がる様は、憐れを通り越して滑稽で思わず吹き出しそうになる。…

  • 自作壁掛けミニホームバー「昨日はBARの雰囲気で終わったので」

    今日はBARつながりのネタで 私の住んでいるところは都会ではないので、外に飲みに行っても、帰りはタクシーか電車 で、あればまだマシ。 結局代行を呼ぶはめになり、必然的に家飲みが多くなります。 しかし、我が家は、ミニマルとはとても呼べない殺風景な部屋。 生活感溢れる貧乏くさい部屋。 そんな所で飲むのは、なんだかなぁ~と思う日があります。 ホームバーを作れるほど、予算やスペースがあるお家ならいざ知らず、現実的には無理。 そこで、またもやアップサイクル。 今回はこんなの作っちゃいました。 ↓ ドラえもんの「どこでもドア」的なノリで、さあ、皆さんご一緒に 3,2,1 壁掛けミニバー~。 なんと、壁にピ…

  • 自作シャンデリア「ココロの洗濯が必要なのだが、その前に」

    一人で外食中、疲れたココロでボーっとして、うっかりジャケットの袖にシミをつくってしまった。こりゃ大変だクリーニングが必要だ。数日後、クリーニング屋に受け取りにいき、自宅に着くと、クリーニング溶剤のニオイが残るジャケットを袋から取り出し、クリーニング屋の針金ハンガーと自宅のジャケット専用ハンガーとを交換する。いつものように分別ゴミ箱に入れようとして、ふと思った。(こんなふうに日本中で捨てられているとしたら処理が大変だろうなぁ。何か有効活用出来ないだろうか…) そこで今回はコレ! ↓ 針金ハンガーでシャンデリア‼! アップサイクリストお約束の通常の照明を落としてからの、シャンデリアライトアップ ど…

  • 自作間仕切り「仕切り上手は○○上手」

    傷と汚れがひどくなった、床のクッションフロアを張り替えることにした。 張り替えは業者に頼む人が多いかと思うが、DIY精神が旺盛な私の思考形態は、まず自分で出来ないだろうか?から入っていく。それでダメならば業者となる。 迷わずホームセンターに直行、自分の好きなチェッカー柄のクッションフロアを選んだ。 作業に入る前は、その日の気分に合わせてコーヒーや紅茶を飲みながら材料を眺め想いを巡らす。 完成後の達成感も好きだが、この時間も捨てがたい。まさに至福のひと時。 どうにか張り替え作業が終えると、クッションフロアのシートの端が微妙に余った。捨てるのにはもったいない気がする。さて、どうしたものか…。 今回…

  • 「道化の涙に映る虹」第4話

    前話 upcyclist.hatenablog.com 貴男は帰宅すると「よろしくお願いします」と印刷された沙織の名刺を裏返し、記載されたアドレスに「ありがとう(^o^)/」を送信した。 その日の返信は無く、三日後の夜に「どういたしまして」とだけ返信があった。 沙織の降格人事は、仕事上のミスや不祥事ではないことを奈緒美から聞いていた。前任者が、出産と子育てを理由に、休職ではなく退職を選び、古巣に戻った為であった。沙織には子供は無かった。 一週間後、貴男は休日のランチに誘うメールを沙織に送信した。 「是非と言いたいところですが、仕事と離婚のことで、当分男性と二人きりで会う気持ちの余裕がありません…

  • 「道化の涙に映る虹」第3話

    前話 upcyclist.hatenablog.com 食事会で世間話のネタは尽きてしまった。駅まで15分の帰り道、貴男は沙織に何を話せば良いか思案に暮れていた。 「あのー、できたらメールアドレス教えて欲しんだけど」唐突過ぎたが他に言うべき言葉は浮かばなかった。 「私?」上目遣いの沙織。 「うん」 「明日メモで持っていくからそれでいい?」 明日のメモにする理由を沙織は明かさず 「えっ? あぁいいけど」貴男も追うことをしなかった。 翌日、沙織は客がいないところを見計らい、フロントの貴男の後方にある事務所の窓口から手招きした。 貴男は辺りを見回し、それとなく事務所に下がった。幸い、事務所には沙織と…

  • 「道化の涙に映る虹」第2話

    「道化の涙に映る虹」第2話

  • 自作バッグ「季節外れのアサギマダラ」

    手作りの革のバッグです。カビが生えて捨てようとした革ジャンを解体して材料にしました。柄はプリントではなく、黒色と浅葱色の二枚の革を切り抜いて貼り合わせています。

  • 連載小説「道化の涙に映る虹」 - Tragic love - 第1話

    事業に失敗し、都会から逃げる様にして辿り着いた綺麗な海沿いの町。そんな町で再生してゆく一人の男の物語。

  • 「証拠~♪ 証拠~♪ 証拠、証拠、証拠、浅はかな証拠♬~」

    「信ずるものは救われる。ではなく、信ずるものを見誤れば騙される」という、入信したら大怪我では済まされない、愚かで救い難い、痛い宗教。 その団体の教祖が死刑になった。 本来、現世の悩みや苦しみから人々を救済するのが宗教。 そして、信者以外も救うのが救世主。 信ずるものが救われ、幸せになるのならば良いと思うが、信者も他者も苦しめ不幸にするなら何の意味があるだろうか?・・・。 等と幻想を現在に至るまで抱いている、青臭い人間なので、あらゆる宗教の勧誘を退け続けている。 「エリートが何故信者に?」などとメディアは報じる。 「何故信者に?」の部分が頭の中でリフレインとなり、私の中で、ただひたすらに馬鹿らし…

  • 「キャップ投げ」

    帽子投げ? youtubeを見るまで何のことかさっぱりわからなかった。 ペットボトルのキャップ(蓋)で多彩な変化球。 「ペットボトルのキャップ」 ともすれば単純にゴミである。 ペットボトルのキャップを回収し、リサイクル業者に買い取ってもらい、その対価を発展途上国の子どもたちの支援活動をしている国際支援団体に寄付をして、ワクチンや給食、図書として、その子どもたちに届けることもできる。 ここまでは周知の事実。 まさか、ペットボトルのキャップにエンターティメント性を見出すとは・・・。 流石、ホルモーの京大生!(⌒∇⌒) アップサイクリストの単純な私は心動かされた。 一見生産性が無いと思われるこの遊び…

  • 「オツムにオムツ」

    変種珍種のコスプレでも、ニューカマーでもない。 オツム(頭)にオムツを忘れ世間に汚物を撒き散らす輩がいる。 駅を畑と錯誤し汚物を撒き散らすのは、まだ可愛い方。 一万歩譲って、「しょうがないね~永遠の赤ちゃん」と思ってあげる。 (進歩が無い馬鹿野郎ー!) 茶色がかった隣の芝生が青く見えているにもかかわらず、オツムにオムツをあてがわず凶器を手に歩き回る輩。 彼らは生い立ちを理由に世間に復讐とのたまう。 さしたる努力もせずにのんべんだらりと生き、不幸を恨み、世間に妬み嫉み、八つ当たり。 不幸な生い立ちでも一生懸命生きている人がいる。 皆、歯を食いしばって生きている。 隣もそれほど幸せでないのが世間だ…

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