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  • 『オッペンハイマー』

    『オッペンハイマー』監督:クリストファー・ノーラン出演:キリアン・マーフィー/エミリー・ブラント/マット・デイモン/ロバート・ダウニー・Jr原爆の父と呼ばれたJ・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落、苦悩を描いた作品。アメリカの科学者としてその能力を発揮して兵器開発に邁進するオッペンハイマー。世界は争いの真っただ中。凶悪なドイツを牽制するためにも兵器の開発は急がれる。心の中に葛藤が生まれたとしても、開発の手を止めることが許されない立場に追い込まれる。そして完成した途端に、最終兵器は自分の手を離れ、アメリカ大統領の意のままに、どのような使われ方をしても、それに口を挟む権利もなにも無くお払い箱、あげくにはスパイ呼ばわりまでされる。そんなオッペンハイマーの生涯を、現在と過去と大過去のトリプル時間軸を行ったり来...『オッペンハイマー』

  • 『ゴースト・バスターズ/フローズン・サマー』

    『ゴースト・バスターズ/フローズン・サマー』監督:ギル・キーナン出演:ポール・ラッド/マッケナ・グレイス/フィン・ウルフハード/キャリー・クーン/ビル・マーレイ/ダン・エイクロイド/アーニー・ハドソンニューヨークにゴーストが出るシーズンになると公開されるゴーストバスターズ。今回はゴーストが街を凍らせる。そりゃたいへんだぁ。新しい親子バスターズたちがドローンやら最新ハイテク機器を駆使してゴースト退治に乗り出す。バスターズと市民の微妙な関係性も面白い。ファンサービスとして初代ゴーストバスターズもちょこっと登場!←ちょこっとじゃないやん楽しい映画も回を重ねるごとに慣れちゃって新鮮さは薄まる。1984年のゴーストバスターズ1は目新しさいっぱいで楽しすぎた。中でもビルを壊しながら街中を暴れまわるマシュマロマンが好き...『ゴースト・バスターズ/フローズン・サマー』

  • 第8回 横浜トリエンナーレ

    第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」第8回横トリに行ってきた。本来は2023年12月~2024年3月の冬開催のはずだったが、半導体不足で横浜美術館の改修工事が遅れたための延期だそうで、暖冬とはいえ寒い真冬よりマシだったかも。これからどんどん暖かくなるし。でも雨降ってた。「横浜美術館+旧第一銀行横浜支店+BnakARTKAIKO」の3か所を見られるチケットを買った。残念ながら黄金町バザールやいろんな展示サイトまで足を延ばす暇はなかった。横浜美術館が会場になったのは第4回目からだけれど、特設会場にありがちなすきま風を気にする必要もなく心地よく過ごせる。今回はリニューアル直後なので、綺麗な館内のどこが変わったのかとキョロキョロしながらの鑑賞となった。横浜美術館とみなとみらい線のみなとみらい駅が...第8回横浜トリエンナーレ

  • 『マダム・ウェブ』

    『マダム・ウェブ』監督:S・J・クラークソン出演:ダコタ・ジョンソン/シドニー・スウィーニー/イザベラ・メルセド/セレステ・オコナー/タハール・ラヒム「マダム・ウエブ」と言っても、奥様は魔女公式ウェブサイトとかのことではない。マーベルのスパイダーウーマン的な「名称」の映画である。救命救急士キャシー・ウェブがどういうわけか未来が見えてしまうという不思議な能力に目覚める。2分後の未来が予知できる『ネクスト』という映画もあったが、あの便利機能だ。あの便利機能を持っていれば不用意に事故らずに生活できて安心なのだが、映画としては敵が現れないとしょーがない。安心してください、敵がいますよ。この映画は「マダム・ウェブ」シリーズの序章みたいな感じで、いろいろ説明も入っていて、ゴリゴリアクションよりミステリー・サスペンスの...『マダム・ウェブ』

  • サルバドール・ダリ - エンドレス・エニグマ

    「サルバドール・ダリ-エンドレス・エニグマ永遠の謎-」@角川武蔵野ミュージアム360度スクリーン空間に映し出される体感型デジタルアート劇場というアートイベント。その第1弾は「浮世絵劇場fromParis」、第2弾が「ファン・ゴッホ-僕には世界がこう見える-」と続き、第3弾が「サルバドール・ダリ-エンドレス・エニグマ」。クリエイティブディレクター:ジャンフランコ・イアヌッツィの「ゴッホ」に続く角川武蔵野での2本目となる。浮世絵もゴッホもネットで情報は得ていたが行動には至らなかった。今回の「ダリ」は逆に情報不足で、やっていることさえ気づかなかったのだが、友達に誘ってもらい「Oh!そんなん始まったん!?」と駆け付けたのだ。本物のダリ作品が展示されるようなイベントではなく、映像パフォーマンスに肩まで浸かるようなデ...サルバドール・ダリ-エンドレス・エニグマ

  • 北斎漫画 全3巻BOX

    北斎漫画全3巻BOX(青幻舎)なにかにつけて登場するひょうきんな北斎漫画の文庫版3冊セットを魔が差して買ってしまった。散り散りに見たことはあるが、これだけたくさん見るのは初めて。まとめてDoooooNと見たい人にお薦め。文庫だから場所取らないし、絵も小さいけれど、見づらければ虫眼鏡を用意すれば大丈夫。1.江戸百態、2.森羅万象、3.奇想天外、と3冊に分けたサブタイトルに相応しい漫画をまとめて掲載している。人間が出てくる漫画はヘンテコな面白さが強調されている。動物が出てくる漫画はヘンテコには違いないが、何やら得体のしれない生き物も出て来てコワイ。ワニザメとか人魚とかコワイぞ~。ぞ~と言えば、ゾウもいて、まとわりついている人間と比べるとゴジラ級に巨大だぞ~!そんな怪獣たちに比べたら妖怪たちのほうがコワくない。...北斎漫画全3巻BOX

  • 『身代わり忠臣蔵』

    『身代わり忠臣蔵』監督:河合勇人出演:ムロツヨシ、永山瑛太、林遣都、柄本明、北村一輝、川口春奈、野波麻帆吉良上野介と浅野内匠頭の殿中でござる!からの~、大石内蔵助率いる赤穂浪士の討ち入り!のやつをパロディ化した娯楽映画。主演ムロツヨシだから言われなくても面白い。他の出演者も面白い。でも、面白いだけで終わらないところが面白い。忠臣蔵を知らない人でも楽しめる。家を追い出されて貧乏僧侶になっていた吉良上野介の弟、吉良孝証がその殿中でござるの後、傷を負った吉良上野介の身代わりをやれと言われてやらざるをえなくなる。身代わり、影武者、弟は兄の吉良上野介にそっくりなのだ。そりゃそうだ、兄も弟もムロツヨシだもん。それからあれこれあってみごとなエンディングまでずっと楽しい映画だった。『身代わり忠臣蔵』

  • 「レ・ミゼラブル 百六景」

    「レ・ミゼラブル百六景」鹿島茂(文春文庫)ヴィクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」は数年前にスマホの青空文庫で読んだ。けっこう長くてしんどかった。昔から「ああ無情」という無情な邦題の本があることは知っていて、読んだような気になっていたが実は読んでいなかった。パンを盗んだばかりに悲惨な人生を送る羽目になるジャン・バルジャンの物語である。だからジャン・バルジャンの名前も知っていた。もしかしたら教科書に載っていたかもしれない。でも内容を知らないから「がんばるじゃん!」とか言ってふざけるのが関の山だった。この文庫は小説そのものではなく、ストーリーの重要なシーンの挿絵二百数十枚に対して、物語の内容や当時の社会情勢、作者周辺の話題など、さまざまな説明を加える形で書かれている。480ページくらいある本の左側が全部挿絵にな...「レ・ミゼラブル百六景」

  • 「猫を処方いたします。」

    「猫を処方いたします。」石田祥(PHP文芸文庫)体調が悪くて知り合いに教えられた病院に行ってみると、ちょっと不思議な先生から、薬の代わりに猫を処方されてしまう物語、第一話~第五話。「猫を10日分出しておきます」なんて言われて猫を手渡されて治る病気となれば、まぁだいたいメンタル的な悩み事だろうなぁと想像できるが、まさにその通り。人にはいろいろ悩みがある。猫にもいろいろ悩みがある。そんな人や猫にお薦めの作品。「猫を服用して」とか出てくるが、粉にして飲め、みたいなコワい話ではないから安心して服用してください。カバー絵の猫もかわいいから無理して服用しても大丈夫です。お大事に!「猫を処方いたします。」

  • フェルメール The Greatest Exhibition-アート・オン・スクリーン特別編-

    『フェルメールTheGreatestExhibition-アート・オン・スクリーン特別編-』2023年2月~6月にアムステルダム国立美術館で開催され65万人を動員した、現存するフェルメール作品37点のうち28点を展示する過去最大の回顧展の展示風景や作品解説などのアート・ドキュメンタリーシリーズ映画。フェルメール28点集合ってのはスゴイけど物理的にも金銭的にも精神的にも行けない人にこんな映画はうってつけ。28点陳列されたフェルメールは感動的だっただろう。映画でも展示室の様子が映っていた。作品ひとつひとつについて、いろいろな立場のエキスパートが解説している。スクリーンいっぱいに拡大された作品を見ながら説明されるのでわかりやすい。国立西洋美術館の常設展示室で何度も見た《聖プラクセディス》が別の美術館に飾ってある...フェルメールTheGreatestExhibition-アート・オン・スクリーン特別編-

  • ミニ折り畳み傘

    ロフトをうろうろしていたら凄く短い折り畳み傘があったので、魔が差して買ってしまった。ちょっと高めの4180円、MADEINCHINA、UVPROTECTION付で日傘兼用、4色置いてあったので黒を買った。折り畳んだ状態で長さ11.7cmなので、ジャケットのポケットに横にして入れられる。短い中に布を幾重にも折り畳んでいるので厚みは4.5cmくらいある。開閉はもちろん手動、骨は5本、広げた幅は80cmくらい。小さいけれど緊急時に無いよりずっとマシ。比較のために190mlの「お~いおっちゃん」と並べてみた。購入動機は「短い」。左の平たくて長い傘は以前から愛用しているもので22cmくらいある。どちらも重量は160gで超軽量でもないがまあまあ軽い。長い方は閉じると布がキチンと揃うので楽ちん。これはあちこちの家電店と...ミニ折り畳み傘

  • 中尊寺金色堂 & 本阿弥光悦

    「特別展中尊寺金色堂」@東京国立博物館本館特別5室建立900年記念で中尊寺中央壇上の国宝仏像11体を寺外初展示。全体的に小柄な仏像なので、それぞれが個別に、地蔵菩薩は3体ずつまとめてガラスケースに入っている。館内は暗いので金色の仏像が際立つし、周囲を回りながら見ることができる。2009年世田谷美術館開催の「平泉~みちのくの浄土~展」では西北壇壇上諸仏11体が来ていた。この時は現地と同じ並びでひとまとめに展示されていたので、背面が見やすいわけではなかったが、金色堂の雰囲気を感じることができた。今回、その代わりにというわけではないが、大型ディスプレイで超高精細8KCGの金色堂内部映像が見られる。3Dで少しずつ拡大されながら眼前に迫ってくる高精細仏像たちは迫力満点。最前列で立って見ていたら足元がフラフラした。こ...中尊寺金色堂&本阿弥光悦

  • 『哀れなるものたち』

    『哀れなるものたちPOORTHINGS』監督:ヨルゴス・ランティモス出演:エマ・ストーン/ウィレム・デフォー/マーク・ラファロ/ラミー・ユセフ/ジェロッド・カーマイケル/クリストファー・アボット昨年末からこの映画は気になっていた。内容は知らなかったけれど、フライヤーのなんかちょっと不思議な雰囲気に引き寄せられた。そしてその嫌な予感、じゃなくて根拠が曖昧な期待は見事に達成できた。何の説明もなく突然現れる妙なシーンや、妙なヤーツ、違和感満載の異国情緒豊かすぎる風景が、不可思議な世界感を醸し出している。こんなふうに書くと青少年が憧れるSF冒険活劇かと思われそうだが、残念ながらR18指定のオトナの映画だったりして。橋から身を投げた女性をヤバい外科医が手術で生き返らせるところから始まるので、外科医だけに多少の残酷な...『哀れなるものたち』

  • 令和6年能登半島地震

    元旦早々大変な事になっています。16:10に石川県能登で震度7の地震が発生しました。その後も震度5強や5弱程度の余震が際限なく起こっていました。東日本大震災の時も同じだったし、本震の4日後に富士宮で震度6強という地震が起こりました。これが関連のある地震だったかどうかはわかりませんが、ここ数日は震源から離れた地域でも注意が必要かもしれません。日本海沿岸全域に渡り津波警報も出ています。被害に遭われた方のご無事をお祈りします。地震は怖いです。◇---◇---◇今年の年賀状はありふれた交差点になってしまいました。背景は富士山っぽいですが富士山ではなく、サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワールです。昨年セザンヌを見たものですから。辰年なので龍の子供が凧あげに行く途中で信号待ちしている所です。この龍の子供は西暦2...令和6年能登半島地震

  • 世界の重大ニュース2023

    1月一般社団法人Colaboが不正な公金利用。1月山手線渋谷駅改築でホームを一本化。1月ブラジリアでボルソナーロ前大統領の支持者が暴動。1月ジェフ・ベックさんが細菌性髄膜炎のため78歳で死去。1月中国の新型コロナ感染者が9億人と北京大学が推定。1月ネパールの旅客機が墜落し68人死亡。1月ニュージーランドのアーダーン首相が辞任。1月ニュージーランド首相にクリス・ヒプキンスが就任。1月全国的に10年に1度の強い寒波襲来。2月米国上空で中国スパイ気球を撃墜。2月トルコ・シリアでM7.8の地震、52000人以上死亡。3月マスクの着脱を個人判断に委ねることに移行。3月米無人機にロシア戦闘機が故意に衝突し墜落させる。3月WBC開催、日本が3大会ぶりに優勝。3月京都・保津川下りの転覆事故で船頭2人死亡。4月坂本龍一さん...世界の重大ニュース2023

  • マイベストアート2023

    2023年に見た美術展のベスト9(^o^;)全9本。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。あんまり行ってないけれど、超絶技巧はいつ見ても面白い。(01)「超絶技巧、未来へ!」@三井記念美術館→ホンモノそっくりなニセモノが大集合。スルメなのに木、水滴なのに木、靴なのに紙、といった感じの材質ハラスメントな展覧会。(02)「佐伯祐三自画像としての風景」@東京ステーションギャラリー→東京で18年ぶりの回顧展、143作品を展示して見応え充分。(03)「ここへきてやむに止まれぬサンサシオン」@アーティゾン美術館→山口晃ワールドが石橋財団コレクションに融合。斜めの部屋が体験できた。(04)「パリポンピドゥーセンターキュビスム展-美の革命」@国立西洋美術館→50年ぶりの大規模なキュビス...マイベストアート2023

  • マイベストシネマ2023

    2023年、わざわざ劇場へ足を運んで見た映画のなんとなくベスト20(^o^)今年は全20本。そのうち邦画10本(アニメ5本)だった。(01)『ゴジラ-1.0』:敗戦後の最悪の時にゴジラが出現。こんな時にゴジラになんてかまってる暇はない、のだが、「今は戦後だからなぁ」なんてゴジラは忖度しない。空襲でホームレスになっても、命ある限り逃げなくてはならない。(02)『首』:北野武監督の本能寺の変な奴らの跳梁跋扈。人気俳優たちが大喜びで目立ち合戦。(03)『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』:年甲斐もなく最後の大冒険に引きずり出される。仕舞にはまるで「時をかける爺さん」みたいにラベンダーの香りがした。(04)『ミッション・インポッシブル/デッドレコニングPARTONE』:相変わらずの大活躍!。そういえばPART...マイベストシネマ2023

  • 『屋根裏のラジャー』

    『屋根裏のラジャー』監督:百瀬義行原作:A・F・ハロルド『ぼくが消えないうちに』スタジオポノックの長編アニメ2作目。イマジナリと呼ばれる想像から生まれた存在。物語の中の登場人物が空想した存在という危うい立場の者たちのアニメ。ラジャーは登場人物アマンダの想像から生まれたイマジナリ。「物語の登場人物」というだけで想像上の存在なのに、そいつらが頭の中で考えただけの存在であり、登場人物が忘れてしまったら消える運命だというのだから、その存在、薄すぎるぅぅぅ!と心配しながら見ていた。薄すぎても映画はちゃん濃く進むから心配なかったけど。実際、私が子供の頃にもあれこれ想像していた動物やら物質やらあったはずだが、時が経ってしまった今は、それが何だったのかも思い出せない。当然、考えた人(子供)にだけ見えていて、周りの大人には...『屋根裏のラジャー』

  • 会田誠「げいさい」

    会田誠「げいさい」文春文庫アーティスト会田誠による小説のような自伝のような。そこには東京芸大入学を目指す本間二郎くんの1日が描かれている。とある1日、それは二郎くんが予備校時代に、多摩美術大学の学園祭「げいさい」を見に行った日である。予備校の仲間や大学の関係者との生真面目なやり取りやしょーもないやり取り、酒が進むにつれていろんな事が起こる。そんな飲兵衛のたわごとだらけでは読むのも疲れてしまうが、そこに至るまでのさまざまなエピソードは回想シーンとして挟み込まれていて、たった1日の物語はぐんぐん広がって行く。その中には、芸大受験合格のためにどう描くべきかという作法への葛藤や、画材の取り扱いのノウハウなど、アーティストならではのネタもたっぷり盛り込まれている。美大に入りたい人は必見かもしれないかもしれないかも。...会田誠「げいさい」

  • ビャンビャン麺

    横浜中華街の関帝廟の脇道にある「蘭州牛肉拉面」という店で「ビャンビャンメン」を食べた。「ビャンビャンメン」といったらあの難しい57画の漢字で書く麺。何度も書いていたらなんとなく覚えた。でもあの漢字にもちょっとした差異のある漢字がいっぱいあるらしい。渡邊とか齋藤みたいなものだ。「ビャンビャンメン」の名前は、作る時に蕎麦打ちみたいに板にビャンビャンたたきつける音からついたというような噂がある。この店には麺つゆに入った「ビャンビャンメン」や汁なしの「ビャンビャンメン」など数種類あったので、今回は汁なしの「焼き牛肉ビャンビャンメン」を注文した。出てきた「ビャンビャンメン」は幅広の麺で厚みもあってもっちりしていて食べ甲斐がある。味付けもちょうど良くて美味しかった。「辛口ビャンビャンメン」も気になるけれど、あまり辛い...ビャンビャン麺

  • 筒井康隆「カーテンコール」

    筒井さんの最新刊、コロナ禍の間に書かれた25作品をまとめた短編集。「これが最後の作品集」なんてオビに書いてあるが、いままでにも「最後の長編」とか「断筆宣言」とかいろいろあったからあてにはならない。同世代のSF作家の皆様方は既に遠方に旅行中であるが、暇さえあれば時をかける筒井さんはいつまでも元気だ。筒井さんはIQが180もあるので180歳まで生きるとすると、私が先に死ぬ計算だ。カバーをめくったら、居た筒井康隆「カーテンコール」

  • 京極夏彦「鵼の碑」

    鵼の碑(ぬえのいしぶみ)京極夏彦の17年ぶりの百鬼夜行シリーズ新刊。あの分厚い本が帰ってきた。むかし、通勤電車で右手で吊革につかまりながら左手に持って読んでいたら攣った。だからというわけでもないが今回は電子書籍にした。画面には今読んでいる位置が%で表示されている。1000ページくらいあると10ページで1%になるが、大きめな文字で読むとさらにページが分解されるので、何度も改ページしてなかなか1%進まない。お馴染みのメンバーが次々のろのろと登場してくる。最初から全員出てくるわけではない。次の人が登場するまで長い長いページが続く。日が暮れる。中禅寺秋彦が憑物落としをするまでに、榎木津礼二郎は幻視して意味不明な事を口走り、関口巽はおどおどしてふさぎ込み、木場修太郎は四角い顔で威圧してあちこち嗅ぎまわる。他にもいろ...京極夏彦「鵼の碑」

  • 『映画 窓ぎわのトットちゃん』

    『映画窓ぎわのトットちゃん』監督:八鍬新之介ナレーション:黒柳徹子主題歌:あいみょん「あのね」80年前の黒柳徹子幼少期の自伝「窓ぎわのトットちゃん」、昔からこの名前は知っていたけれど、黒柳さんは取り立てて推しではなかったので本は読んだことがない。だからこのアニメはちょうどいい。これを見たら、なんで「窓ぎわ」なのか、なんで「トット」なのかがわかった。なんで黒柳さんは徹子の部屋でゲストの芸人さんを凍えさせるのかもなんとなくわかった。でもそんな凍える話ではなく、ほのぼのとして時には涙を誘うような、黒柳さんの青春と言うには早すぎる頃のいろんなエピソードが詰まっている。黒柳家はお金持ちっぽい家だ。クラスメイトの家もお金持ちっぽい家だ。黒柳家の食卓にある戦前の珍しい形のトースターが気になってしかたない。『映画窓ぎわのトットちゃん』

  • まみれ

    日清カップヌードルのまみれたヤツを7-11で買ってみた。通常品の約4倍量の謎肉が入った「カップヌードルカレー」・謎肉特化型カレーだからポテトなし!通常品の約3倍量のイカが入った「シーフードヌードル」・イカ特化型シーフードだからカニカマなし!通常品の約2倍量のエビが入った「カップヌードル」・エビ特化型カプヌだから謎肉なし!などと書いてあるが、何の問題もない。とってもユーザーフレンドリーな仕様である。今回は通常品の約4倍量の謎肉がごろごろと入った「カップヌードル」は店頭に置いてなかった。・謎肉特化型カプヌだから麺なし!だったらちょっとは賛否両論ありそう。それでは「牛丼大盛つゆだく米抜き」みたいになっちゃう。まだ「カレーヌードル謎肉まみれ」しか食べてない。かき回して食べ始めると、最初のうちはちぢれ麺が捕まってく...まみれ

  • パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展 - 美の革命

    「パリポンピドゥーセンターキュビスム展-美の革命」@国立西洋美術館50年ぶりのキュビスム展だそうで、そんな昔のキュビスム展は行ったことは無い。日本初来日50点以上を含む全140点の展示は見応えがある。キュビスムというとピカソがなんとなく四角い断片の絵や、目と鼻が違う方向を向いてる人物を描くくらいの浅い知識しか無かったが、この展覧会ではいろいろなアーティストのキュビスム周辺の作品を見ることができる。見たからといってキュビスムが好きになるかどうかは人それぞれだけど。今回の主な出品はパリのポンピドゥーセンターから。ずっと行きたいと思っているモダァ~ンな佇まいの美術館だけれどまだ行ったことがない。生きているうちに行けないかもしれない。この展覧会は撮影禁止マークが付いている作品以外は写真撮影が可能となっているので徘...パリポンピドゥーセンターキュビスム展-美の革命

  • 『春の画 SHUNGA』

    『春の画SHUNGA』監督:平田潤子出演:横尾忠則/会田誠/木村了子江戸の裏浮世絵「春画」を扱ったドキュメンタリー映画。春画といえば2015年に永青文庫で開催された「春画展SHUNGA大英博物館特別出品」を思い出す。あれから8年も経ってしまった。普通なら幕で覆った会場片隅でひっそり展示するような春画が、大っぴらに会場いっぱいに展示されていた。別にエロくもないのに「時代は変わったなぁ」と何か特別な雰囲気を感じたものだ。この映画は春画の彫師のテクニックやら春画の歴史やら、春画に接した人たちや保存に尽力する人たち、アーティストのトークなどをちりばめたガチガチのドキュメンタリー。真似ゑもんとかタコさんとかの春画がうねうね動く動画になっていたり演出も凝っている。話題が変わるたびに出てくる美しい風景や草花の映像はいっ...『春の画SHUNGA』

  • 『首』

    『首』監督:北野武出演:ビートたけし/西島秀俊/加瀬亮/中村獅童/木村祐一/遠藤憲一/勝村政信/寺島進/桐谷健太/浅野忠信/大森南朋「こんな本能寺の変はいやだ」というお題に沿った大喜利大会ではない。そもそも本能寺の変は謀反の代表みたいないやな話だが、それを北野武監督がさらにやな感じの変に描いている。一癖も二癖もある名優たちが繰り広げる血沸き肉躍り首飛ぶBL戦国時代劇。たけし演じる秀吉はもちろんやな感じだが、加瀬亮演じる信長が輪をかけてやな感じを醸し出している。この映画を見れば謀反なんて起こって当然、みたいな気分になってしまう。『首』

  • 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』

    『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』原作:水木しげる監督:古賀豪水木しげる生誕100周年記念作品。ゲゲゲの鬼太郎がどうやって生まれて来たのかを描いたアニメ。いかにも薄ら寒い昭和の時代の鬼太郎アニメとは違って、もうみんな今風なキャラクターに変わっている。昭和の鬼太郎には子泣きじじいや砂かけばばあなどお馴染みのキャラが笑いを取ったりもしていて、子供の人気者になっていた。このアニメでは今風な代わりに不気味さを前面に押し出して化け物感増し増しのPG12映画になっている。ゲゲゲの鬼太郎アニメは昔から断続的に見ていて、以前はちびまる子ちゃんの妖怪版みたいなキャラだったねこ娘が、近頃では美少女アニメみたいにスラリと背が高くなって鬼太郎を追い越してしまった。これは衝撃だったなぁ。ゲゲゲの鬼太郎を見ていていちばん気になる存在は、何と言...『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』

  • 『ドミノ』

    『ドミノ(hypnotic)』監督:ロバート・ロドリゲス出演:ベン・アフレック/アリシー・ブラガ/ウィリアム・フィクナー/ハラ・フィンリー娘を誘拐された刑事が傷心のまま行方を捜して奮闘する。というあらすじのアクション映画。というわけで、そんなあらすじも含めて何の事前情報も無いまま見て、予想外の展開に私の全米が驚くという点では、同監督作品の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』もそうだった。「えぇ~っ!?」って言った。よく見ていれば判ったはずだ、というような単なる伏線回収やどんでん返しのようなストーリー展開ではなく、青天の霹靂、たとえば、日経コンピュータを読みながらふと窓の外を見てから手元を見たらエロ漫画に変わっていた、みたいな、いや、それよりも、六法全書を読みながらふと窓の外を見てから手元を見たら直径30cm...『ドミノ』

  • 特別展 足柄の仏像

    「特別展足柄の仏像」@神奈川県立歴史博物館神奈川県立歴史博物館では、2020年に「相模川流域のみほとけ」という地域別仏像展の1回目を開催したようだが、コロナ禍真っ只中で外出を控えていたので、やっていることも知らず、行けなかった。今回は2回目で神奈川県西部の箱根・小田原・南足柄から中井・大磯の辺りを対象地域として80件の仏像・神像や関連物などを展示している。この展覧会は11月26日まで。南足柄には親戚や知り合いが住んでいたりするので、多少は馴染みのある地域だが、そこにある神社仏閣など詳しくは知らない。それに、観光地の有名な寺なら、たとえ有料であっても気軽に入ることができるが、町村の一角にある小さなお寺などはどんな仏像がいるのかも知らないしなかなか入り辛い。だからこうしてまとめて展示してもらえると助かる。文殊...特別展足柄の仏像

  • 『ゴジラ -1.0』

    『ゴジラ-1.0』監督:山崎貴出演:神木隆之介/浜辺美波/山田裕貴/青木崇高/吉岡秀隆/安藤サクラ/佐々木蔵之介戦後の日本にゴジラが上陸、敗戦で身も心もズタズタにされた日本国民にとどめを刺すかのように容赦なく襲い掛かる巨大怪獣、もうどうしようもないありさま。敗戦で夢も希望も無くなった日本を0.0とした場合、それにゴジラが追い打ちをかけてマイナス1.0というタイトル。ゴジラ70周年記念作品で、30作目となるゴジラ映画。主演が神木隆之介と浜辺美波という豪華らんまんコンビ。神木と一緒に小船に乗る仲間が佐々木蔵之介、吉岡秀隆、山田裕貴、人気俳優が集合。ゴジラの迫力だけでなく、戦後の癒えぬ傷を引き摺って苦悩する人々まで描いているので、時々、単なる終戦を描いた歴史群像劇を見ている気になってしまう。『ALWAYS三丁目...『ゴジラ-1.0』

  • ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン

    「ジャム・セッション石橋財団コレクション×山口晃ここへきてやむに止まれぬサンサシオン」@アーティゾン美術館ブリジストン美術館からアーティゾン美術館に名称が変わってからコロナ禍のせいで今頃はじめて行った。せいぜい名前が変わった程度で前と似たようなものだろう、なんて勝手に思っていたが、行ってみると全然違うモダァ~ンな美術館になっていた。6階展示室でやっている山口晃展+収蔵品のやむに止まれぬジャムセッション、わけわからんタイトルは置いといて、入場するといきなり山口氏が造った傾斜した部屋《汝、経験に依りて過つ》に通される。家具などもすべて傾いていて、観客もちゃんと認識しているはずなのに、入った途端に下方に引っ張られる。三半規管が二半規管くらいになった気分だ。よろよろと出口から正常なフロアに戻った後も、なにやら目ま...ここへきてやむに止まれぬサンサシオン

  • 超絶技巧、未来へ!

    「超絶技巧、未来へ!」@三井記念美術館何年かに一度現れる恒例の超絶技巧展覧会。今回も明治工芸と現代アートのコラボレーション。大好きな並河靖之の七宝花瓶や正阿弥勝義の金工細工、安藤緑山の野菜果実などと共に、単眼鏡で見たい細密な現代作品が並んでいる。材料は木や金属だけでなくガラスや紙、刺繍などさまざま。それなのに、目の前にあるモノが木でできているなんて信じられない、こんなうにゃうにゃしたモノが陶器だなんて信じられない。写真のように見える水墨画だって、紙で作った運動靴だってスゴイ。そういうホンモノそっくりのニセモノのような作品を見る時の、頭のねじが外れている感覚がいちばん面白い。写真撮影可能な作品もいくつかあって、SNSにアップされたがっていた。この展覧会は11月26日まで。福田亨《吸水》蝶も水滴も[木]、水滴...超絶技巧、未来へ!

  • 『ザ・クリエイター/創造者』

    『ザ・クリエイター/創造者』監督:ギャレス・エドワーズ出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン/ジェンマ・チャン/マデリン・ユナ・ヴォイルズ/渡辺謙AIと人間が戦う時代、AIは敵対する人類を倒すためにロサンゼルスで核を爆発させた。AIに反撃をするAI大嫌いのアメリカ。そしてAIと共存して生きることを選んだのはニューアジアと呼ばれる国。アメリカとアジアが戦っているわけではないが、なんとそのニューアジアに人類を滅ぼす能力を持つ最終兵器があるという情報を得た。これを放って置いては自分たちの危機である。さっそく最終兵器を破壊するためにニューアジアに潜入を開始するアメリカ軍。そうこうしているうちに渡辺謙が登場する。渡辺謙が出てくるまで渡辺謙が出演していることをすっかり忘れていた。渡辺謙はニューアジアで暮らしているらしい...『ザ・クリエイター/創造者』

  • プロジェクト・ヘイル・メアリー

    アンディ・ウィアー作のSF宇宙小説を読んだ。アストロファージと名付けられた微細な生物が太陽エネルギーをエサにしているらしいという観測結果が出た。このままでは太陽が冷え切って地球人も生きて行けなくなる。それを解決するために主人公の科学者グレースたちが宇宙船ヘイル・メアリー号に乗って長い旅に出るという物語。カバーイラストと本編初っ端に宇宙船の図が載っているので、これが飛ぶ物語だなと誰にでもすぐにわかるのだが、主人公グレースはどういうわけか記憶喪失で、自分がどこにいるのかわからない状態。読者はわかっているのにねぇ。逆にこのカバーイラストで宇宙船が出てこなかったら詐欺である。そんなこんなで自分の星を救うために頑張るグレースとロッキーの、手に汗握る本格熱血さいえんすふぃくしょん。コメディチックな表現も満載で飽きずに...プロジェクト・ヘイル・メアリー

  • 『ウェルカム トゥ ダリ』

    『ウェルカムトゥダリDALILAND』監督:メアリー・ハロン出演:ベン・キングズレー/バルバラ・スコヴァ/クリストファー・ブライニー/ルパート・グレイヴス/アレクサンダー・ベイヤー/アンドレア・ペジック/スキ・ウォーターハウス/エズラ・ミラー私の好きな画家サルバドール・ダリを扱った映画。ダリの映画はずっと前に『ダリ天才日記』という作品を見たことがある。それ以来ひさしぶりのダリ映画。ダリに扮するのはベン・キングズレー。尖がったヒゲでダリっぽさを表しているけれど、どうしても本物と比較してちょっと違うと思ってしまいがち。回想シーンで出てくる若きダリは秀逸。バルバラ・スコヴァが演じるガラはすごくいい雰囲気に仕上がっている。いい雰囲気とは性格がいいとかいうことではなく、見た目のリアルさもあり、金欲と色欲のコンビネー...『ウェルカムトゥダリ』

  • 『サンドランド』

    『サンドランドSANDLAND』原作:鳥山明監督:横嶋俊久鳥山明の作品をアニメ化したもの。鳥山明といえば「Dr.スランプ」と「ドラゴンボール」のTVアニメはずっと見ていた。でも漫画はほとんど読まなかったので「サンドランド」は知らなかった。人間の保安官ラオが、悪魔の王子ベルゼブブ、魔物のシーフと一緒に幻の泉を探す旅に出るというおはなし。悪魔と魔物は違うのか?そんな敵か味方か人間や人間じゃない奴らが出てきて、手に汗は握らないけどワクワクするような冒険のひととき。鳥山作品の好きなところはキャラのかわいさと、絵がキレイなところ。そしてマニアックなガジェットや乗り物がたくさんある。このアニメでも絶対に強くなさそうな、ダンゴみたいな丸い戦車が大活躍。こういうのはついフィギュアが欲しくなりがち。悪魔よりワルな人間が出て...『サンドランド』

  • ガウディとサグラダ・ファミリア展

    「ガウディとサグラダ・ファミリア展」@東京国立近代美術館縁石につまづいて転んだ拍子に路面電車に轢かれて亡くなってしまったアントニ・ガウディ。そんなガウディの仕事ぶりがわかるさまざまな資料や模型などが展示されている展覧会。8月3日からネットでの日時予約制になったので、すんなりと入場できた。一部写真撮影ができる展示あり。我々は長い間、サグラダ・ファミリアに慣れ親しんできて、このバカでかい建物が教会だと知っているからいいけれど、そうとは知らずに角を曲がって突然目の前にサグラダ・ファミリアが現れたら教会だと思うだろうか。ゴリゴリに入り組んだ複雑怪奇な建物は、入ったら二度と出られない魔物の巣窟っぽく見える。ヤバいのが飛び出てこないうちに逃げようと思うかもしれない。2013年にバルセロナまでサグラダ・ファミリアを見に...ガウディとサグラダ・ファミリア展

  • 『RRR 吹替版』

    『アールアールアール吹替版』監督:S.S.ラージャマウリ出演:NTRJr./ラーム・チャラン/アーリヤー・バット『RRR』の字幕版公開時に見逃してしまったので、吹替版が公開されると知り、こりゃラッキーと思い見に行った。『バーフバリ』を制作した監督ということで期待して見てたら期待どおり面白かった。悪逆な英国軍に連れ去られた少女を助けに行く屈強なビームと、英国軍警察として対峙する屈強なラーマ。そんな屈強なふたりなら戦うに決まっているが、そのふたりに厚い友情が絡んでくる。観客もそれを知っていて見るのだから、ちょっとつらい。とはいえスリルに満ちた攻防戦と、やたら長いナートゥダンスに、時を忘れ楽しめるあっという間の3時間だった。『RRR吹替版』

  • 『ミッション・インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

    『ミッション・インポッシブルデッドレコニングPARTONE』監督:クリストファー・マッカリー出演:トム・クルーズ/レベッカ・ファーガソン/ヘイリー・アトウェル/ヴァネッサ・カービー/ポム・クレメンティエフ/ヴィング・レイムス/サイモン・ペッグ/イーサイ・モラレス米国映画俳優組合のストの影響で来日が中止になったトム・クルーズ。来日しなくても始まる『ミッション・インポッシブル』シリーズ7作目。これが前編・後編の2部作のPart1だと気づいたのはネットで予約をしている今朝だった。情報収集してなくて直前まで気づかないんだから呑気なもんだ。今回はちょっとかっこいいカギを奪い合うミッション。かっこいいから奪い合うわけではなく、敵の手に渡ると人類の危機を招くというとんでもない力を持つ謎のカギだった。時代が時代なので、A...『ミッション・インポッシブル/デッドレコニングPARTONE』

  • 『マッド・ハイジ』

    『マッド・ハイジMADHEIDI』監督:ヨハネス・ハートマン/サンドロ・クロプシュタイン出演:アリス・ルーシー/アルマル・G・佐藤/キャスパー・ヴァン・ディーン/マックス・ルドリンガー/デヴィッド・スコフィールド/ケル・マツェナ恐怖の独裁者として君臨するスイス大統領。アルプスの少女ハイジはこの大統領のせいで恋人を殺され、自分も捕まってひどい目に合う。そんなかわいそうなハイジがかたきを討とうと修業して強くなる。まさに最強で無敵のハイジ!カンフー映画とかによくある筋書きの仇討ち映画が18禁で公開された。少々のエロとたくさんの血みどろバイオレンスにまみれた超B級臭さがたんまり詰まっているスプラッターコメディ。このスイス映画はクラウドファンディングで集めた資金で製作されたようだ。どのくらい面白いかと言うと、中ぐら...『マッド・ハイジ』

  • 『君たちはどう生きるか』

    監督:宮崎駿スタジオジブリで私が好きな作品は、『千と千尋』、『トトロ』、『ナウシカ』、『ポニョ』、『ラピュタ』、『もののけ』など、何か変なモノが登場する妙な世界の物語。これこそジブリだと私は思っている。だからと言って変なモノが登場しない作品が嫌いだということではない。ただ、お金を払って見る映画の中に変なモノが登場すればするほど、なんとなく得した気分になれるのだ。変なモノの数で元が取れるのだ!カオナシなどは割と元が取れたような←もぅえ~わ『君たちはどう生きるか』は事前に何の告知も宣伝もなく、そぉぉぉっと公開するという珍しい手法が取られた。とはいえ誰も知らないうちにやってた・・・なんてことは無く、知らされなかったのは公開日ではなく映画の内容だ。どんな映画で、だれが何をする映画で、だれが声優をやるのかなど、だれ...『君たちはどう生きるか』

  • 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

    『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』監督:ジェームズ・マンゴールド出演:ハリソン・フォード/フィービー・ウォーラー=ブリッジ/アントニオ・バンデラス/ジョン・リス=デイヴィス/マッツ・ミケルセン/イーサン・イシドール/シャウネット・レネー・ウィルソン/トビー・ジョーンズ前作から15年ぶりにして最後のインディ・ジョーンズ映画。若いころに冒険三昧だったジョーンズ博士も歳をとってしまってもう冒険どころではなくなってしまった。かと思えばそんなこともなく、まだまだ元気。かと思えばやっぱり歳には勝てなくて、なんて言ってる場合ではなく、過去の冒険のツケが回ってきて無理やり大冒険の舞台に引きずりこまれてしまう。ジョーンズ博士が出てくると、大きな玉に追いかけられたり、ここはヤダなぁ、って思う胡散臭い場所に行ったり、妙ち...『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

  • 『ミーガン』

    『ミーガンM3GAN』監督:ジェラルド・ジョンストン出演:エイミー・ドナルド/アリソン・ウィリアムズ/バイオレット・マッグロウ/ブライアン・ジョーダン・アルバレス/ジェン・ブラウン/ロニー・チェン玩具メーカーに勤めるジェマは交通事故で両親を亡くした姪のケイディを引き取った。ケイディは悲しみにふさぎ込んでいるが、ジェマは仕事が忙しくてちゃんと世話をしてあげられない。そこで開発中のAI人形ミーガンを急遽仕上げてケイディの世話をさせてみる。うまくいってるように思えたが、だんだんなんか雲行きが怪しくなって行く。そしてヤバイことが起き始める。ヤバイヤバイ。ミーガンはケイディと同じくらいの背丈の少女の姿をした頑丈なチタン製「おともだちAI人形」。AIだからいろいろ学習して賢くなって行く。歩くChatGPTみたいなもの...『ミーガン』

  • ワールド・クラスルーム

    「森美術館開館20周年記念展ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会みんなで学ぼう、アートと世界」@森美術館開館20周年ということで、森美術館所蔵作品を中心に150点の作品をいろんな科目に分けて、わけのわからない現代アートを学ぼう!という現代アート学校みたいな展覧会。見たらわけがわかるようになるかどうかはあなた次第です。同時期に52階の森アーツセンターギャラリーで開催中の「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」に、なんだかにぎやかな行列ができていたが、53階のワールド・クラスルームは行列もなく安心してまったりできる。アイ・ウェイウェイ《コカ・コーラの壺》梅津庸一《黄昏の街》宮永愛子《RootofSteps》ヤン・ヘギュ《ソニック・ハイブリッド》ジャカルタ・ウェイステッ...ワールド・クラスルーム

  • 三体シリーズ読了

    遅まきながら中国の作家、劉慈欣の長編SF小説を読み終えた。もちろん日本語版(翻訳:大森望)である。本が分厚いのと、中国のSFという精神的ハードルが高かったので、存在を知ってから「どうしようか」と考えた。でも各方面での評判も良いという噂やその逆の批評などもあり、気になったので自分で確かめるしかないと思い読んでみた。登場人物のほとんどが当然のごとく中国人ということで、人名の中国語読みと日本語読みがごちゃごちゃして最初は取っ付きにくかった。わんみゃお、るおじーなど中国読みで馴染めた人物や、ようぶんけつ、ちょうぎなど日本語読みしちゃった人物などあかちゃかごちゃごちゃ入り混じったまま読んだ。読み進むと、バーチャルゲームの三体世界に入っていくシーンが出てきて「あれれ?そっち系の話か?」とドン引きしはじめてしまったが、...三体シリーズ読了

  • RX100M3の修理

    2014年6月に94,900円で購入したソニーのコンパクトデジカメ「サイバーショットCyber-shotDSC-RX100M3」、大きな故障もなくずっと使い続けていたが、バッテリーを入れ替えるたびに「エリア/日付/時刻を設定してください」と表示されるようになった。バッテリーとは別の内蔵電池が消耗したようだ。USB接続で充電すれば問題ないとは思うが、私は30倍ズームのコンパクトデジカメ「Cyber-shotDSC-HX90V」もたまに使うのでバッテリー3個を専用充電器で充電してローテーションで使っている。このままでは不便なのでソニーのサイトから内蔵電池の交換を申し込んだ。算出された予想料金は18,700円。高いなあ。指定した日時に箱を持った運送屋さんが受け取りに来て、デジカメをメーカーに運んで行ってくれた。...RX100M3の修理

  • 第61回静岡ホビーショー

    私は2015年、2017年に続いて3回目の静岡ホビーショー。コロナ禍をくぐり抜けてひさしぶりの訪問だったのでちょっと不安。ツインメッセの駐車場は7amから開いているようだったので、一縷の望みをかけて早起きしてちょうど7時頃行ってみたらもう満車だった。ぱんなこった!隣りのヨーカドーの駐車場はまだ当分始まらないので、しかたなく徒歩15分程度の距離にある駐車場にクルマを止めた。そこからツインメッセまで歩く。晴れていれば何のこともないが、雨降りの中、ズルズルと歩く。靴下ぐっちゃり。以前はもっと遅い時刻にヨーカドーの駐車場も使ったことがあって、そこから会場に行くとすんなり入れたのだが、今回は違った。検温や予約参加証確認があるので、ツインメッセの周囲を1周歩かされることになった。それも雨降りの中、ズルズルと歩く。靴下...第61回静岡ホビーショー

  • 佐伯祐三 自画像としての風景

    「佐伯祐三自画像としての風景」@東京ステーションギャラリー東京で18年ぶりの回顧展、展示作品は143点と、けっこう多め。前期・後期で11点ずつ展示替えがある。多いだけにお馴染みの名品が勢ぞろいの安心感と、同じ場所を描いた作品を並べて展示する贅沢感が味わえる。東京ステーションギャラリーは、赤レンガのレトロな展示スペースが重厚な雰囲気を醸し出しているので、だだっ広いホワイトキューブとはまた違った作品巡りが楽しめる。チケットは入場時刻別のネット予約をしたが、祝日昼過ぎの現場には当日券の行列が少しできていた。東京では4月2日まで、その後、大阪で4/15~6/25に開催される。音声ガイドは自分のスマホやタブレットなどに公式アプリ『聴く美術』をインストールして利用する形式。コロナ禍では音声ガイドを借りるのもまた気を使...佐伯祐三自画像としての風景

  • 2023新年あけましておめでとうございますなう!

    あけましてございます。ことしもよろがいします。ホントにおめでたいかどうかは置いといて、おめでとうございます(∵)/今年の手抜き年賀状は鳥獣戯画ウサギの乱用です。本来はケロトッツォに投げられているウサギですが、ケロトッツォは干支に関係ないので、他のウサギに投げられているウサギと行司をしている他のウサギの3点セットになりました。他のウサギと言っても、結局は向きが違うだけの同じ鳥獣戯画ウサギの使いまわしです。鳥獣戯画というとすぐ「超10ギガ」なんていう言葉遊びが思いつくですが、すでに日本橋タカシマヤが2015年に「超10GBオリジナルUSBメモリプレゼント」とかいう企画をやっていたようです。でもその時は気づかなかったのでUSBは持っていません。世界は4年目に入ろうとするコロナ禍に加えてウクライナ戦争による物価上...2023新年あけましておめでとうございますなう!

  • 世界の重大ニュース2022

    1月小笠原諸島父島で震度5強の地震発生。1月新型コロナ・オミクロン株が世界で急拡大。1月東大前で刺され3人負傷、名古屋の高2男子逮捕。1月海部俊樹元総理大臣が91歳で死去。1月トンガ沖海底火山噴火の影響で太平洋各国に津波発生。1月大分・宮崎で震度5強の地震、震源は日向灘。1月28日の全国の感染者81810人。2月元東京都知事石原慎太郎氏が89歳で死去。2月9日の全国の感染者97833人。2月北京冬季オリンピックが開催された。2月全国各地で記録的な大雪。2月ステルスオミクロンBA.2発生。2月ロシアのプーチンがウクライナに侵攻開始。3月北京冬季パラリンピックが開催された。3月韓国大統領選挙でユン・ソギョル(尹錫悦)氏が当選。3月私がオミクロン株に感染(;´o`)3月世界の企業各社がロシアでの業務を停止。3月...世界の重大ニュース2022

  • マイベストシネマ2022

    2022年、わざわざ劇場へ足を運んで見た映画のベストテン(^o^)今年は全11本。そのうち邦画4本、アニメ2本だった。『ブレット・トレイン』の小気味よさはクセになる。とんちきなジャパン描写も好き。『さかなのこ』はほとんど期待してなかったけれど見たら予想外に良かった。『エルヴィス』はよく知らなかったプレスリーの生涯を知ることができた。(01)『ブレット・トレイン』:ブラピ主演の新幹線ハイスピードアクション。(02)『さかなのこ』:どうやってさかなクンができあがったか。(03)『エルヴィス』:史上最も売れたソロアーティストの生涯。(04)『トップガンマーヴェリック』:非日常的な戦闘機の空中戦は見応えがある。(05)『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』:恐竜と共存だなんて無理無理。(06)『ザ・バットマン...マイベストシネマ2022

  • 『カメの甲羅はあばら骨』

    『カメの甲羅はあばら骨』原作:川崎悟司監督:モリ・マサ出演:清水尋也/磯村勇斗/江口拓也/上國料萌衣/野津山幸弘/天月/栗田航兵/四谷真佑/森本晋太郎/でんでん以前、書店でちょっと見たことがある本、『カメの甲羅はあばら骨』がアニメ映画になった。ちょっと見たことがある本はちょっと見ただけで購入には至らなかった。でも映画になっちゃったのでちょっとだけ見に行ってきた。よくある学園ものドラマで、人気のある子もいれば、そうでない子もいて、勉強ができたりできなかったり、スポーツが得意だったり苦手だったり、悩んだり自慢したり友達になったり喧嘩したり、いろんな生徒が集まっているクラスの出来事。そんな普通の学園なのに骨が・・・骨が・・・骨のクセがスゴイ!さまざまな動物の特徴的な骨格が人間の骨格に相当する体の部位と入れ替わっ...『カメの甲羅はあばら骨』

  • 幼魚水族館

    https://yo-sui.com/静岡県駿東郡清水町のショッピングモール・サントムーン柿田川に7月オープンした小さな水族館。水族館も小さいが棲んでる魚類も小さい。でも入館料は小さくなくて大人1200円。小さな幼魚を成魚と並べて展示したり、小さいくせに毒のあるような危険な魚や、透明標本などを見ることができる小さい水族館。撮影はできるがフラッシュ不可。水族館の入り口展示場風景ハナミノカサゴ(成魚)タテジマキンチャクダイ(幼魚)ミュージアムショップもあっていろんなさかな関係のグッズが売っている。私が購入したのは魚が印刷された瓦せんべい12枚入り595円。幼魚水族館

  • プラモデル(ポルシェ911S)

    いい歳して20年ぶりくらいにプラモデルを作ってみた。ARIIの1/32スケールモデル、ポルシェ911S。定価は800円。1/32で全長は13cmくらい、小さくてかわいいのでつい魔が差して買ってしまった。近頃流行りのパチッとハメ込んで作る簡単プラモではなく、接着剤を使わないと作れないプラモである。ちょうど台風が来るというシルバーウィークの1日を使って作った。タイヤはゴムではなく柔らかい部品でできていてバリもいっぱい付いていた。ホイールはお好みで2種類付いている。そしてシャフトは太めのプラスチック部品だった。簡単に折れることは無いのでいいけど。前後バンパーとバンパー下部のボディ部分がシャーシと一体になっているという鬼設計。どうやってスプレーしょうかと考えた末、シャーシ全部をボディカラーにして、どうせ裏はあまり...プラモデル(ポルシェ911S)

  • 六本木アートナイト2022

    「六本木アートナイト2022」2020年&2021年にコロナ禍で中止になっていた六本木アートナイトが今年は開催されたので初日に行って来た。コロナ禍は依然として終わらないけれど、世間の対処法は刻々と変化している。不思議な世の中である。村上隆氏のキュレーションにより、12組のアーティストが塗ったドラえもんだらけの水泳大会じゃなくてアートナイト。アートナイトと言ってる割には今年は午前10時から始まっている。夜間に観客が密集するのを避けるためだと思う。おかげで昼間は空いていてマッタリと過ごせた。会場はいつものとおり六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館のトライアングル周辺。ヒルズアリーナには高さ10mのドラえもんが居座っていた。昼間から開催中とはいえ、キックオフセレモニーは17:30からという、アートナイト...六本木アートナイト2022

  • 『さかなのこ』

    『さかなのこ』原作:さかなクン監督:沖田修一出演:のん/柳楽優弥/夏帆/磯村勇斗/岡山天音/三宅弘城/井川遥/さかなクン「さかなのこ」なんてタイトル、妙にジブリっぽいのだが。さかなクンの自伝映画ってことで、さかなクンに興味が無ければ見ないだろう、じゃぁ私はさかなクンに興味があるのかと聞かれても、YESともNONとも言い難いし、何で見たんだろう?「さかなのこ」なんてタイトルが妙にジブリっぽかったから間違えた?ちがうちがうそうじゃない。あっ、主人公さかなクンを演じるのが、のんちゃん、えっ、あまちゃん?女性なの?っていうところがひっかりポイントだったかも。それでいったい何が起こるんだろうって気になってしまったのだ。映画の冒頭で「おとこでもおんなでもどっちでもいい」みたいな文言が出た。そういうスタンスで作られた映...『さかなのこ』

  • 『ブレット・トレイン』

    『ブレット・トレイン』原作:伊坂幸太郎監督:デビッド・リーチ出演:ブラッド・ピット/ジョーイ・キング/アーロン・テイラー=ジョンソン/ブライアン・タイリー・ヘンリー/アンドリュー・小路/真田広之運の悪い殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)の今回の任務は新幹線からブリーフケースを盗んで次の駅でトンズラすること。すごく簡単なミッションのはずだったのに、運が悪いばかりにとんでもないことになってしまう・・・という話。舞台となるのは日本、それもほとんど新幹線の中。殺し屋レディバグの前に登場する鬼のような殺し屋たち。当然、列車の中で大暴れ。ストーリーはほぼ無限列車編・・・んなわけではないが、う~ん、いや、そう言っても過言ではないくらい気の毒な新幹線。所々はさまれる回想シーンも含めてハイスピードで繰り広げられる暴力アク...『ブレット・トレイン』

  • YOKOHAMA AIR CABIN

    横浜に用事があったついでに、2021年4月にできたロープウェイに乗ってきた。桜木町駅から横浜ワールドポーターズまで運河を渡って630mを5分くらいでつないでいる。ロープウェイが無いと登れない山岳地帯でもないし、歩いて10分もかからず行ける距離。100パーセント観光専用のロープウェイである。この距離なら片道250円くらいかなぁなんて思うが、実際は片道1000円、往復1800円。ちょっと、ちょっとちょっと、ちょっとたくさん高いので片道だけ乗ってみた。雨の日曜日。CABINは36台が地上40mを行ったり来たりしている。夜に乗ればきれいな夜景を見ることができるはず。大観覧車コスモクロック21も同じ会社が運営しているようで、AIRCABINとのセット券も売っている。コスモクロック21に乗る気まんまんの人はセット券を...YOKOHAMAAIRCABIN

  • 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』

    『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ/アレクサンドラ・ダービーシャー監督:コリン・トレボロウ出演:クリス・プラット/ブライス・ダラス・ハワード/ローラ・ダーン/ジェフ・ゴールドブラム/サム・ニール/ディワンダ・ワイズ/マムドゥ・アチー/B・D・ウォン/オマール・シー/イザベラ・サーモン前作でとうとう街に解き放たれてしまった恐竜、ジュラシック・パークじゃなくてジュラシック・ダウンタウンみたいになってしまっていた。ガソリンスタンドでT-REXが暴れるシーンは身近な脅威を感じさせるものだった。またそんなシーンを期待していたが、いい意味でも悪い意味でも人類は恐竜との共存を管理するというような方向に進んでいっているようだ。とはいえ共存しているだけでは平和な映画で終わってし...『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』

  • 『エルヴィス』

    『エルヴィス』監督:バズ・ラーマン出演:オースティン・バトラー/トム・ハンクス/ヘレン・トムソン/リチャード・ロクスバーグ/オリビア・デヨング史上最も売れたソロアーティスト、エルヴィス・プレスリーの生涯を描いた映画。ピンクのスーツを着て腰振るエルヴィス、内臓が飛び出しそうなほど腰振るエルヴィス。それを見てキャァキャァ叫ぶギャル。その瞬間、スーパースターが誕生した。エルヴィスのマネージャー、トム・パーカー大佐を演じるトム・ハンクスがシブい。エルヴィスが生きた道をパーカー大佐の視点から語る形式になっている。エルヴィスの才能を見抜きスーパースターにのし上げて、自分もがっぽり稼ぎまくったやや胡散臭い人物。エルヴィスの生涯の映画であるはずが、一方でパーカー大佐の生涯を描いている映画でもある。『エルヴィス』

  • 『トップガン マーヴェリック』

    『トップガンマーヴェリック』監督:ジョセフ・コシンスキー出演:トム・クルーズ/マイルズ・テラー/ジェニファー・コネリー/ジョン・ハム/グレン・パウエル/ルイス・プルマン/エド・ハリス/ヴァル・キルマー/モニカ・バルバロ前作から30年以上経って作られた映画。コロナ禍で公開も延期されていた。若手の無謀なパイロットだったトム・クルーズも今度は指導する立場だが、無謀さは変わらない。同じだけ歳を重ねた出演者たちが、トム・クルーズの心を揺さぶる。観客よりも出演者たちの顔つきがしつこいほど懐かしがっている。女性パイロット役のモニカ・バルバロを見てたら真木よう子さんを思い出した。前作の内容をよく覚えてなかったので、この機会にもう一度見直した。今でもイケメンのトムは前作ではクソが付くほどクソイケメンだった。良い歳の取り方を...『トップガンマーヴェリック』

  • 『シン・ウルトラマン』

    『シン・ウルトラマン』企画・脚本:庵野秀明監督:樋口真嗣出演:斎藤工/長澤まさみ/有岡大貴/早見あかり/田中哲司/西島秀俊いい歳してウルトラマンを見てしまった。『シン』って付いてるもんだから。『シン・ゴジラ』、『シン・エヴァンゲリオン劇場版: 』も見たから『シン・ウルトラマン』を見ても、いいんだよ!って。『シン・シティ』って映画も見たけど、あれはシン・シリーズではないね。この分では『シン・仮面ライダー』も、やむをえず見るハメになるかもしれないが、それもまたしかたのないことだ。ウルトラマンはコスチュームなのか全裸なのか、なんて余計な事を考えていたら、長澤まさみが映画の中でまったく同じセリフを言ってた。みんな思ってるんだね。全裸だったら破廉恥映画になっちゃうけど、コスチュームだったらウルトラマンの中身はどう...『シン・ウルトラマン』

  • 『大怪獣のあとしまつ』

    『大怪獣のあとしまつ』監督:三木聡出演:山田涼介/土屋太鳳/濱田岳/西田敏行/オダギリジョー/ふせえり/六角精児/嶋田久作/笹野高史映画を見に行く前にちょっとネットを見たら「クソ映画だ」というコメントがやたら目についた。クソ映画に金払うのか・・・糞ぅ~と思いながらどんなにクソ映画なのか見に行ってしまった。←結局行くじゃんこの映画は、すばらしいSFだ!・・・・・・・・・・・うそです!クソ映画というほどではないけれど、ウンコ映画とかゲロ映画とかギンナン映画とかキノコ映画とか、いろいろ言えると思う。お好みでどうぞ!全長380mというゴジラもびっくりする大きな怪獣の物語、と言っても間違いではないが、おまえはもう死んでいる。そういうわけで大怪獣の死体をどうするのかというのをテーマにした映画。確かに死んだ怪獣をどう処理した...『大怪獣のあとしまつ』

  • Windows11 Update

    まとまった時間が取れるこの正月休みに、懸案事項だったWindows11のアップデートをやってみた。IntelCorei7-9750H、メモリ16GBの富士通LIFEBOOKで、ダウンロード:16分、インストール:45分、更新:2分、プログラム構成:6分、再起動:2分、合計時間71分で終わった。「アップデートできるよ!」「ほんとだよデキルよ!」「ユーやっちゃいなょ!」「まぢでまぢで!」ってWindowsUpdateからの勧誘メッセージが気になっていたけれど、やってもだいじょーぶかなぁ~という不安が付きまとっていたのでなかなか踏ん切りがつかなかった。だいたいWindowsは10で終わりとか言ってたくせに。見た目でいちばん変わった所はスタートボタン。タスクバーの真ん中に寄り集まった中の左端の四つ窓マークがスタートボタ...Windows11Update

  • 2022新年あけましておめでとうございますなう!

    あけましてございます。ことしもよろがいします。今年の自作年賀状はiPadminiで作成した「招き猫」!と思ったら寅年だけに「招き虎」!と思ってよく見れば招いてないので「招かん虎」!おみくろんは招きたくないし。だからとりあえずアマビエも追加しておいた。昨年iPadmini5からiPadmini6に買い替えた。小さくてかわいい64GBWiFiモデル。ApplePencil(第2世代)が使えるので一緒に買った。本体の充電だけ気にすればいいので気が楽だ。USBType-Cになって汎用性も増した。液晶が7.9インチから8.3インチに広がったのに縦サイズが7.8mm小さくなった。横は同じで厚みが0.2mm増えた。重量293g、市販のカバーを付けてPencilも含めて470gになる。軽いので持ち歩いて使わずに帰ったとしてもや...2022新年あけましておめでとうございますなう!

  • 世界の重大ニュース2021

    1月東北地方で記録的な豪雪。1月米連邦議会にトランプ支持者乱入、4人死亡、52人逮捕。1月7日、コロナ感染者が全国で7002人東京都で2447人。1月1都3県で2度目の緊急事態宣言。1月Twitterがトランプ米大統領のアカウントを永久凍結。1月米大統領にジョー・バイデンが就任。2月森喜朗東京五輪会長が女性蔑視発言で辞任。2月森喜朗の差別発言でボランティア千人以上が辞退。2月福島・宮城で震度6強、M7.3の地震が発生。2月栃木県足利市両崖山で大規模山火事。2月群馬県桐生市でも山火事。2月ミャンマー国軍がクーデター。2月USAでアジア系に対するヘイトクライムが広がる。#StopAsianHate3月新型コロナ第3波が収まらぬまま緊急事態宣言解除。3月スエズ運河でコンテナ船エヴァーギヴン号が座礁し大渋滞。4月エディ...世界の重大ニュース2021

  • マイベストアート2021

    2021年に見た美術展の5個しかないベストテン(^o^;)今年もやっぱり少なかった。(01)「大・タイガー立石展」@埼玉県立近代美術館&うらわ美術館→奇抜な発想で面白い作品を作り出す名人の大展覧会。けっこうツボに入る作品が多かった。タイガーと名乗るだけのことはあって黄色や緑のトラがあちこちに出現している。私もライオンよりトラのカラーリングが好きだ。富士山もよく現れる。富士の積雪の内側も見られる貴重な機会である。(02)「ATAMIARTGRANT熱海芸術祭」→ホテルニューアカオの見学と街角探索が楽しかった。アカオはまだ行列のできてない時期に行けたので、ガラーンとしたホテルの寂寥感も倍増、迷走し甲斐があった。街角の展示施設は何か目印をmore&moreわかりやすくしてほしい。でないと結局、街角でも迷走する。(03...マイベストアート2021

  • マイベストシネマ2021

    2021年、わざわざ劇場へ足を運んで見た映画の順不同ベストテン←10ないやん(^o^)とは言うものの・・・コロナ禍2年目、てんてこまいの昨年よりは対策も進歩して映画館に行っても感染の不安は和らいだ感じ。でも行ったのは7回きり。そのうち3本がアニメだった。エヴァはもう最後だというので記念に見に行った。肉子ちゃんはさんまさんが見ろ見ろ言うので見てしまった。プペルは絵本を買わない代わりに映画だけ見ておこうかと思った。(01)『007ノー・タイム・トゥ・ダイ』:ダニエル・クレイグ最後のジェームズ・ボンド。(02)『シン・エヴァンゲリオン劇場版: 』:「序」「破」「Q」に続く完結編。(03)『漁港の肉子ちゃん』:明石家さんまプロデュース、訳あり親子の物語。(04)『夏への扉-キミのいる未来へ-』:ハインラインの名作SF...マイベストシネマ2021

  • 大・タイガー立石展

    『大・タイガー立石展』@埼玉県立近代美術館『大・タイガー立石展』@うらわ美術館埼玉県立近代美術館&うらわ美術館で11月16日から1月16日まで開催しているタイガー立石展に行ってきた。この展覧会は今年の4月から、千葉市美術館→青森県立美術館→高松市美術館を巡回して来ている。今回は埼玉県立近代美術館とうらわ美術館で合同開催、2つの美術館の最寄り駅はJRの北浦和駅と浦和駅だが徒歩で20分くらいの距離。タイガー立石の作品は時たまあちこちの展覧会で見ることはあったが、これだけ多数の作品をまとめて見られることは滅多にない。印象深い作品は、まっすぐなハイウエーを走っている車の遠近法が正反対になっているヤツとか、走っている道路の景色がクルマの中に入り込んでくるヤツとか。こんな妙な発想をするアーティストを好きにならないわけがない...大・タイガー立石展

  • ATAMI ART GRANT 熱海芸術祭 アカオ

    「ATAMIARTGRANT」会期:11月16日~12月12日11:00-18:00休(火・水)。静岡県熱海市で開催中のアートイベント「ATAMIARTGRANT」、先週は熱海市街地の展示会場を散策したので今週はメイン会場の「ホテルニューアカオ」を訪れた。「ホテルニューアカオ」は2018年に台風の高潮でレストランの巨大ガラスを破損する事故があった。そしてコロナ禍の影響なのか老朽化なのか今月で営業を終了した。終了しちゃったのならもう宿泊できないのだが、このアートイベントのおかげで幸いにも中を見ることができた。今後も営業を続けるという「ロイヤルウイング」受付で観覧用ネックストラップを受け取り中に入る。するとそこにはまるで美術館のように多数の作品が展示されていた。これは予想外だ。そんな作品を見ながら、閉館した「ホテル...ATAMIARTGRANT熱海芸術祭アカオ

  • ATAMI ART GRANT 熱海芸術祭

    「ATAMIARTGRANT」静岡県熱海市で開催されているアートイベントに行ってみた。「ATAMIARTGRANT」会期は11月16日~12月12日11:00-18:00休(火・水)。市街のあちこちの施設を使って芸術作品を展示している。「水と土の芸術祭」、「越後妻有アートトリエンナーレ」、「北アルプス国際芸術祭」、「中之条ビエンナーレ」、「所沢ビエンナーレ引込線」、「横浜トリエンナーレ」、「黄金町バザール」、「こうふのまちの芸術祭」、「富士の山ビエンナーレ」、「あいちトリエンナーレ」、「神戸ビエンナーレ」などいろんな地域でやっているアレと同じヤツだ。観覧無料ということもあるし、まだ初回なので規模もそれほど大きくはないが、こういうアート探検隊みたいな企画はワクワクする。20日の土曜日は天気も良くて絶好の散歩日和、...ATAMIARTGRANT熱海芸術祭

  • アークラ大サーカス

    御殿場市で2018年まで開催していた『ごてんばアート・クラフトフェア』、惜しまれつつ終わってしまってわんわんわわんだったが、2021年、コロナも一段落している隙間な季節に『アークラ大サーカス』という大げさな名称で復活した。木下大サーカスみたいなのがやってくるのかと誤解されがちな、いったん説明が必要な名称になった。パンフレットにも「空中ブランコやクマの玉乗りショー等は一切ございません」と書いてある。書いておかないとクマの玉乗りを目的に来てしまうお客さんがひっきりなしに来場して混乱を招く恐れが0.3%くらいあるかもしれない。「アークラ」は「アート・クラフト」の略なので、中身はアート・クラフトフェアである。だけれどだけど、会場の真ん中に大きなテントが設営されて、そこで劇団やミュージシャンなどのパフォーマンスも行われる...アークラ大サーカス

  • NUMAZU CHABACCO 沼津茶箱

    私は2003年1月14日から禁煙中だが、今日はこれを買ってしまった。沼津茶箱。何種類かあるデザインの中から、ちょっとラッキーストライクっぽいデザインのや~つを選んだ。税込500円~600円。どちらにせよ、ホントのタバコと同じような値段なので安くはない。当時250円だったマイルドセブンが270円になるという驚愕の事実が私に禁煙を決意させたのだから600円はもはや極悪浄土である。茶箱の中身も葉っぱには違いないが茶葉である。茶葉というと語弊があるかもしれないが、粉末茶なのでぜんぜん葉っぱではない。スティック粉茶が8本入っている。ちょっと割高である。320円くらいが妥当だと思う。そのまま服用してはいけない。湯や水を湯水のように注いだ容器に入れてごしゃごしゃと掻き混ぜて片手を腰に当てて飲む。例えてみれば「渡辺のジュースの...NUMAZUCHABACCO沼津茶箱

  • 『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』

    『007NoTimetoDie』監督:キャリー・ジョージ・フクナガ出演:ダニエル・クレイグ/ラミ・マレック/アナ・デ・アルマス/レア・セドゥ/ラシャーナ・リンチ/レイフ・ファインズ/ベン・ウィショー6年ぶり25作目の007、ダニエル・クレイグ最後のジェームズ・ボンド。当初はダニエル・クレイグで5作も続くなんて思ってなかった。だって悪役みたいな顔だったもん。でも5作もやっていると何の違和感もなく受け入れられた。そう思った頃には007は別の人になってしまう。世の中ってそう言うものだ。そして凶悪な敵役として、『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディー・マーキュリーを演じたラミ・マレックが出演。あの独特の雰囲気が醸し出すゾっとするような悪役味が際立っている。ボンドガールとしては、CIAエージェントのパロマ(アナ・デ・アルマ...『007ノー・タイム・トゥ・ダイ』

  • 沼津 喫茶・甘味処どんぐり

    沼津駅の近くにある「喫茶・甘味処どんぐり」に行ってきた。ずぅっと前から一度行きたいと思っていたまま数年過ぎてしまった。先日テレビで放映されたらしいがそれは見逃した。テレビでやったために行列もできたようだ。職場でそんな話も出たことだし、今日は平日だが有休だったので、ふと思いついて昼過ぎに行ってみたら、行列もなく席も空いていた。店の真ん中を回転寿司のようなレーンが流れている。レーンと言ってもコンベアではなく流れるプールみたいなやつだ。そのプールを直径30cm~40cmくらい?の丸い桶がゆったりと水流に流されている。券売機で買った食券をその桶に入れると、注文した料理が桶で流れてくる仕組み。それぞれの席の前には駅名が書いてあり衝立には広重の東海道五拾三次の浮世絵が貼ってある。私は「日本橋」に座ったので保永堂版の「日本橋...沼津喫茶・甘味処どんぐり

  • アグネス・チャン50周年

    1971年、香港でフォークシンガーとしてデビュー、1972年、日本でアイドル歌手としてデビュー、今年で歌手生活50周年となるアグネス・チャン。実は私も昔ファンクラブに入っていた←えっ、過去形!?数年前までは新曲をリリースしてたようだが、私がレコードを買っていたのは1986年までだった。だから、最新曲まで全曲そろえていたり、こまめにライブに通ったりしている筋金入りのファンの人からすれば、私はバッタモンみたいなファンかもしれないが、まぁそれは人それぞれってことで・・・私がナマのアグネスを見たのは計4回だけ。(1)郵便貯金会館のコンサートに行った時(2)新宿ルイードのライブに行った時(3)どっかのデパートのミニライブイベントに行った時(4)ファンクラブのインタビュー企画に呼ばれて行った時でもそのインタビュー企画はラッ...アグネス・チャン50周年

  • 没後70年 吉田博展

    「没後70年吉田博展」@静岡市美術館吉田博展を見てきた。あちらこちらで吉田博の作品はちょこちょこ見ているが、まとまった量を見るのはこれがはじめて。きっちり描いてある風景画が好き。日本よりも海外で有名だった画家だという。吉田博という名前がすごく普通すぎて素通りしちゃいそうな画家だ。たとえば同じ明治の版画家、川瀬巴水なんていかにも巨匠っぽい普通じゃない名前なのに、吉田博くん、吉田くん、なんかいろんな島根県とかに居そうな名前だし。吉田は最初、西洋画の油彩や水彩で活躍していたが、49歳で木版画を始めたという。陰影をつけた西洋画を木版画で表現してやろうというチャレンジ精神に満ち溢れていた人だったようだ。精緻な作品を目指した吉田は多色摺りマニアだったようで、《陽明門》を描いた作品は96回摺り重ねたという。やりすぎじゃろ!摺...没後70年吉田博展

  • 『ゴジラvsコング』

    『GODZILLAvsKONG』監督:アダム・ウィンガード出演:アレクサンダー・スカルスガルド/ミリー・ボビー・ブラウン/レベッカ・ホール/ブライアン・タイリー・ヘンリー/デミアン・ビチル/エイザ・ゴンザレス/ジュリアン・デニソン/ケイリー・ホトル/ランス・レディック/カイル・チャンドラー/小栗旬コロナでしばらく延期になっていた映画がようやく公開された。映画館には「獣低音体感上映」なんて書いてあった。空きっ腹にズズ~ンと響く怪獣の咆哮。『GODZILLA/キング・オブ・モンスターズ』の芹沢猪四郎博士(渡辺謙)の息子、芹沢蓮という役で小栗旬が出演している。んだけど。ちょっと物足りないかも。『キングコング対ゴジラ』(1962)のリメイク版・・・っていうわけでもなくて、対戦相手が同じってだけで、2大スターの競演で日米...『ゴジラvsコング』

  • 『夏への扉 - キミのいる未来へ -』

    『夏への扉-キミのいる未来へ-』原作:ロバート・A・ハインライン監督:三木孝浩出演:山﨑賢人、清原果耶、藤木直人、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨臨、原田泰造主題歌:サプライズ/LiSA挿入歌:CROSSROAD/Mr.Childrenハインラインの時をかける系の名作SF小説が映画になった。それもまさかの日本を舞台にした邦画になっちゃった。でも筋書きの主なポイントはしっかり押さえられているので、何の予習もしなくてもわかりやすい映画になっている。誰が何の役で出演するとかしないとか、そういう情報は仕入れて行かないほうが映画をより楽しめるという気がした。藤木直人が出てくるあたりから笑いの要素も混じってくる。夏菜も美貌を見せつけるし、ヒロインの清原果耶も女子高生役で、朝ドラとは雰囲気が違う。「バック・トゥ・...『夏への扉-キミのいる未来へ-』

  • 『漁港の肉子ちゃん』

    『漁港の肉子ちゃん』原作:西加奈子監督:渡辺歩企画・プロデュース:明石家さんま主題歌:稲垣来泉「イメージの詩」明石家さんま師匠がプロデュースしたアニメということで、テレビやラジオであーだこーだしゃべり続けているさんま師匠を見ていたら、映画も気になったので見てきた。太っているから肉子ちゃんと呼ばれるお母さんと、似ても似つかぬほっそりした娘のきくりん、流れ流れて港町、なぜか船で暮らしている。そんなふたりの物語。その肉子ちゃんの声は大竹しのぶ師匠がやっているというだけで話題になる。肉子ちゃんの身長は151㎝、体重は67.4kgという設定になっているが、アニメの映像を信じるならそんな軽くねぇだろうって思っちゃう。劇中でもトトロに例えるシーンがあるくらいだ。はんぱねぇくらいに食う!食う!食う!食う!食う!ジブリを見慣れて...『漁港の肉子ちゃん』

  • SHARP AQUOS sense5G(SH-M17)

    2年半ぶりにスマホを買い換えた。シャープのAQUOSsense5G(SH-M17)SIMフリーモデル。sense5Gはひとつ前のsense4とまったく同サイズなのでスマホケースや液晶カバーなどは探しやすい。ボディ色はオリーブシルバーだが、手帳型のスマホケースに入れてしまったので、色なんかどうでもよくなった。オプションでガラスコーティングがあったので試しにやってみた。なので液晶カバーは使ってない。ガラスコーティングはムラもなく境目もなくツルツルして触り心地が良い。効果は2年となっているが、この先どれくらい経ってどうなって行くのかは知らない。nanoSIM/microSDカードトレイがカバーと一体になったので、今まで使っていたSH-M07より取り出しやすくなっている。SH-M07と幅・厚みは同じで縦の長さだけ3mm...SHARPAQUOSsense5G(SH-M17)

  • 日本平 夢テラス

    2018年11月にオープンした日本平夢テラス。標高307mの高台で日本平デジタル放送所の鉄塔を取り囲むように作られた展望回廊から富士山や駿河湾、静岡市街などが見渡せる。隣接するロープウェイで久能山東照宮に行くこともできる。前回行った頃はまだ夢テラスがなかったので今回が初めて。花咲く庭園越しに見える富士山(RX100M3)東展望台からの眺望(RX100M3)吟望台からの眺望(RX100M3)30倍ズームで船だけ撮ってみた(HX90V)夢テラスの入り口付近から(RX100M3)夢テラス(RX100M3)夢テラス(RX100M3)夢テラスと鉄塔(RX100M3)夢テラスの裏側を暴く(RX100M3)日本平デジタル放送所の鉄塔(RX100M3)夢テラス2階のラウンジにお茶・軽食・デザートなどあり(スマホ)日本平夢テラス

  • 浜松城公園

    浜松駅から1.5kmくらいの距離にある浜松城公園。駐車場は無料。その端っこに浜松市美術館があり、浜松城があり、日本庭園があり、スターバックスもある。浜松城の天守閣は1958年に再建された鉄筋コンクリート造で内部は資料館になっている。入場料200円。野面積みの石垣がワイルドで面白い。浜松城公園

  • みほとけのキセキ - 遠州・三河の寺宝展 -

    「みほとけのキセキ-遠州・三河の寺宝展-」@浜松市美術館浜松城公園の脇にある浜松市美術館で開催されている仏像展。浜名湖周辺、静岡&愛知の県境付近の仏像を集めた初の展覧会。写真撮影OKという楽しい展覧会だった。会期は4月25日まで。I'mnumberone!!自信満々の馬頭観音(長楽寺)どっしりとした釈迦如来&阿弥陀如来(普門寺)着飾らないはずの如来なのに派手な宝冠釈迦如来(方広寺)かっこいい増長天(普門寺)何か別の生き物を思わせる千手観音の後ろ姿(摩訶耶寺)アメンボみたいな金銅普賢菩薩(中国)みほとけのキセキ-遠州・三河の寺宝展-

  • ショック・オブ・ダリの図録

    先月参加した諸橋近代美術館主催のZoomイベント【ShockofDaliショック・オブ・ダリを予習しよう!】の参加者プレゼント:図録と招待券が抽選で当たって今日〒で送られて来た♪♪♪「発表は発送をもって代えさせていただきます」というわけで、当たったことは事前には知らず、ポストの中から取り出した封筒に「諸橋近代美術館」と書いてあるのを見て『やぅわぉぅ$&b*kk;%っ!』ってなった。既に三重県立美術館での開催が終了した展覧会図録と諸橋近代美術館への招待券とフライヤーが入っていた。くじ運の悪い私に当たるなんて、応募者が少なかったのかな?図録はchapter1:サルバドール・ダリの世界chapter2:ダリは日本にどう知らされたか?chapter3:日本の前衛-影響の広がりと新たな絵画言語の探求という構成になっている...ショック・オブ・ダリの図録

  • ショック・オブ・ダリを予習しよう!(諸橋近代美術館)

    【ShockofDaliショック・オブ・ダリを予習しよう!】2021/3/14(日)14:00-15:30諸橋近代美術館主催のZoomでのオンラインイベントに参加した。進行は諸橋の学芸員さんと、アートテラーとに~さん、東京・ミュージアム&アート情報かっちゃん。諸橋とのZoomイベントへの参加は昨年6月の【おうちでダリナイト】以来2度目になる。昼間の裏磐梯は見るだけで寒くなる、お約束通りの雪景色。だから4月23日までは休館中。今回は4月24日~6月27日に開催予定の「ShockofDali」展に関するトークが主で、この展覧会は、ダリ病に罹患した日本の前衛画家の作品50点ほどと、ダリの作品を併せて展示する。ダリの所蔵品はもとより、三重県立美術館やポーラ美術館から借りた作品も含まれている。3月28日までは三重県立美術...ショック・オブ・ダリを予習しよう!(諸橋近代美術館)

  • フォークリフト ミニカー

    ブックオフに売っていたコマツのフォークリフトFH160-1。どうやら株主優待グッズらしい。私は株主ではないのでそんなことは知らなかった。コマツからタダでもらったけどいらなくなった株主がブックオフに数百円で売り払ったものを私が1500円で買い取った。さていちばん得をしたのは誰でしょう?フォークを上下するチェーンも稼働するし、リアタイヤも曲がるし、結構精巧にできている。前から持っていたトミカのフォークリフトとスケールは違うけれど大きさは同じくらい。フォークリフトミニカー

  • TukTuk

    ガチャガチャのTukTukを買った。全6種類のうちの3種類。川崎チネチッタのレストラン前に止まっていたヤツバンコックに行った時に乗ったヤツTukTuk

  • 『あの頃。』

    『あの頃。』原作:劔樹人監督:今泉力哉出演:松坂桃李、仲野太賀、山中崇、若葉竜也、芹澤興人、コカドケンタロウ、大下ヒロト、木口健太、山﨑夢羽、中田青渚、片山友季、西田尚美ちょっと前に戸田恵梨香と結婚した羨ましい男・松坂桃李主演。原作者=主人公:劔樹人を演じる松坂さん。松浦亜弥の映像を見たのをきっかけに、モーニング娘。などでお馴染みのハロー!プロジェクトのファンになってしまう男の物語。松浦亜弥というと思い出すのが、はるな愛の大げさなモノマネ芸。だから『Yeah!めっちゃホリディ』はよくわかる。他には『桃色片想い』、『LOVE涙色』くらいしかわからないけれど、けっこう売れてたなって記憶はある。そうしてハロー!プロジェクトを応援していくうちに同じようなファンが寄り集まってワイワイガヤガヤと楽しい日々を過ごすことになる...『あの頃。』

  • 『映画 えんとつ町のプペル』

    『映画えんとつ町のプペル』製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣監督:廣田裕介『えんとつ町のプペル』という絵本が出た時、キンコン西野がプロデュースしたということで話題にはなっていたが買わなかった。芸人が別なことをやり始めると、あれこれと色眼鏡で見られてしまうことも多い。特に西野さんは「はねるのトびら」が終わった後はなんとなくヘタレ芸人扱いされていたので、なおさらだったかも。ゴッドタンなんか見ていたらもう気の毒なくらいおもろかった。そんな西野さんが創った絵本がアニメ映画になったと聞いた時も、すぐ見ようという気にはならなかった。そもそもアニメは頻繁には見ないし。それが今回、やっぱり見ようという気になったきっかけは、Twitterに流れてきたハッシュタグ《#プペルを知らない人がプペルだと思う画像を貼る》ってやつを見た時だっ...『映画えんとつ町のプペル』

  • 御殿場プレミアム・アウトレット

    平日が休みになったのでひさびさに御殿場プレミアム・アウトレットに行ってみた。昨年の6月1日からヒルサイドがオープンして88店舗増設になってから行ったのは今日がはじめて。コロナ禍の平日ということでまぁまぁ平和な雰囲気。とはいえ他県ナンバーも多い。もともとあったEASTZONEとWESTZONEの両方から陸橋でつながっていて、ぐるりと一周回る感じに見て歩ける。HILLSIDEは段々畑のような3階建てで面白い造りになっている、1階には子供だましの汽車ぽっぽやメリーゴーランドまであって泣く子を黙らせる効果もある。3階には「ITADAKITERRACE」というフードコートもあって、富士山もよく見える。「HOTELCLAD」もオープンして泊りがけで買い物して遊ぶこともできる。日帰り温泉「木の花の湯」なんてのもできて行楽地気...御殿場プレミアム・アウトレット

  • 2021新年あけましておめでとうございますなう!

    あけましてございます。ことしもよろがいします。今年の自作年賀状は《カキ氷で甘冷えを満喫するアマビエたち》です。コロナ禍はまだまだ終わりの見えない旅です。全国の人々がこぞってアマビエを描いて遊んでいた5月頃には、アマビエを来年の年賀状にするのはちょっとあとの祭り(AfterFestival)かな、なんて思っていましたが、真ん中をペコンと指で押して、ふたを開けてみればなんのことはない、第3波襲来、さらには変異種発生などという事態になっておりまして、アマビエの疫病退散作業は尽きない状態であります。そんな忙しいアマビエたちも、ひとときの休息、冬にカキ氷は令和のおしゃれアイテムです。今年は丑年ですので、オージービーフが空を飛んでいます。真っ赤なマフラーは仮面ライダーとおそろです。昨年は3月以降、静岡県から出ないで過ごしま...2021新年あけましておめでとうございますなう!

  • 世界の重大ニュース2020

    0月保釈中のカルロス・ゴーン被告レバノンに逃走。1月武漢から新型肺炎コロナウイルス[COVID-19]が大流行。2月イギリスがEUを離脱した。2月新型コロナの影響でライブ・集会などが続々中止・延期。2月新型コロナの影響で美術館・博物館などが続々臨時休館。2月新型コロナの影響で学校が長期休校。3月新型コロナの影響で東京オリンピックが1年延期。3月新型コロナの影響でマスク品切れ。3月新型コロナで志村けんさん死去。4月新型コロナの影響で外出自粛要請。4月新型コロナの影響で緊急事態宣言(4/7~5/6)。4月新型コロナで岡江久美子さん死去。4月新型コロナ対策で布製ミニアベノマスク2枚を各戸に配布。5月新型コロナ対策でひとり10万円を給付。5月#BlackLivesMatter抗議活動が世界に広がる。7月『令和2年7月豪...世界の重大ニュース2020

  • マイベストアート2020

    2020年に見た美術展のベストテン(^o^;)とは言うものの・・・コロナ禍でてんてこまい2、ホントに県境を越えての移動をしなくなってしまったので展覧会に行けず、美術館に行けたのはたったの3回。(01)「未来と芸術展」@森美術館→AI、バイオ、ロボット、ARなど多岐に渡る未来像。(02)「画家が見たこども展」@三菱一号館美術館→子供の動き回るユルい雰囲気の作品が集まった。(03)「シュルレアリスムと絵画」@ポーラ美術館→(ダリ、エルンストと日本の『シュール』)という副題のとおり、ダリから束芋までたっぷりシュール、シュルレアリスムからシュールまでの変遷を見る。時代を経てシュルレアリスムの意味合いが変化して来て、だれでも気軽に「シュール♪」なんて言う時代になってしまった。シュルレアリスムも日本ではちょっと前までシュー...マイベストアート2020

  • マイベストシネマ2020

    2020年、わざわざ劇場へ足を運んで見た映画の≒ベストテン(^o^)とは言うものの・・・コロナ禍でてんてこまい、映画館に行ったのはたったの4回、もはや順位をつける段階ではなくなってしまった。来年はどうなることやら。(01)『男はつらいよ50お帰り寅さん』:懐かし映像がたくさん。(02)『初恋』:恋人を殺されたベッキーの復讐心がコワかった。(03)『TENET』:時間を遡るテロリストと戦う時間軸SF。(04)『鬼滅の刃無限列車編』:アニメはあんまり見ないけれど『鬼滅の刃』は見た。26話まで某所で早送りで見ておいたのでついて行けた。コミックは読んでないので、その後の展開は知らなかったから、この映画のストーリー展開は新鮮な気分で見られた。ウルっと来たのは伊之助が肩を震わせて泣くシーンだった。9月に見た『TENET』の...マイベストシネマ2020

  • 『TENET』

    『テネット』監督:クリストファー・ノーラン出演:ジョン・デイビッド・ワシントン/ロバート・パティンソン/エリザベス・デビッキ/ケネス・ブラナー/ディンプル・カパディア/アーロン・テイラー=ジョンソン/ヒメーシュ・パテル/クレマンス・ポエジー/マイケル・ケイン久しぶりの映画館は1席置きに使えるように制限されていた。とはいえ田舎なので300席以上ある館内に30人くらいしか入ってなかった。あまりにもソーシャルディスタンス過ぎる。「未知なる映像体験」とか「未来が逆行する」とか言われたら見たくなるじゃん。予告映像で見たのは飛行機がビルにめり込むシーン。それを実機で撮影したとか、金かかってることをアピールしていた。それからフィルムの逆回し的な時間を逆行しているシーン。クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』でも折り...『TENET』

  • FMV LIFEBOOK AHシリーズ WA3/D3

    使っていたDELLのノートPCがもうすぐ5年経つ今日この頃。Excelでセルに入力する初っ端がやたらもたついたり、フォトでの画像表示がものすごくもたついたり、WindowsUpdateで機能更新プログラムや品質管理プログラムのインストールに失敗するケースが多発したりと、不便や不安を感じるようになってきた。というわけで新型コロナの自粛期間で遠出できず浮いた出費と特別定額給付金の助けを借りて富士通ノートパソコンFMVに買い換えた。富士通PCは2010年2月から4年半使ったFMVBIBLOS/G50W以来。でも買い替えを思い立ったきっかけはNECLAVIEVEGAだった。家電店をうろうろしていてテンキー無し、15.6型液晶、青いボディのVEGAを見た時、あ、かっこいい、欲しい!と思ったのだ。しかし結局、SDカードスロ...FMVLIFEBOOKAHシリーズWA3/D3

  • 浮世絵ジェネレーター

    東京都美術館で開催される「TheUKIYO-E2020-日本三大浮世絵コレクション」にちなんで作られた「浮世絵ジェネレーター」私も、じぇねれいと!してみた。【なんて日だ!】【夏まつり】【三密】【家族】背景やパーツに限りがあるので、そのうちすぐ飽きるだろうけれど、ちょっとオモロイ!肝心の展覧会のほうは、7月23日から開催されるようだが、コロナ・セカンド・インパクトみたいな状況になってきて、県境をまたいで上野に行く勇気が出ない今日この五郎、いってぇどうすればいいんだぃ?浮世絵ジェネレーター

  • おうちのダリグッズ

    おうちでダリナイトにちなんで、うちにある(画集・図録・書籍)以外のダリ関連グッズを並べてみたが、金目のものは何も無い。◆特に使い道のない小物・《記憶の固執》紙製の組み立てる立版古。ヨレヨレ切れチョビレになっている。ちょっと《神奈川沖浪裏》が混じっているように見えるが気のせいである。・柔らかい時計の消しゴム2個。どうせ消しゴムとして使う気はなかったのでアクリル絵の具で色を塗った。・メイ・ウエストの唇ソファ。もちろん座れない。・緑色の唇型オードトワレ。使わないからいつまで経っても減らない。・《新人類の誕生を見つめる地政学の子供》・・・卵(地球)のアメリカから新人類が生まれる図。卵から人間がもそもそ出てこようとしているオブジェの塊は330g。◆使い道のあるダリTシャツ諸橋近代美術館に前々回行った時に買ったと思う。ダリ...おうちのダリグッズ

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