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2018/06/30

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  • 文化の違い

    海外へ行ったり、外国の方と接すると、文化の違いを意識させられることが多い。 うまく言い表せないのだが、感覚的にひと言で表すとすれば、大切にしているところが違うということに落ち着くだろうか。 近いうちに、ドイツのヴァイオリニストの方と、Skypeを使ってライブすることになった。 楽譜と音源、楽曲のコンセプトなどの原稿を送り、数日後、Skypeを使ってリハーサルすることになった。約束の時間は18時。 時差があるので、向こうでは朝の10時となる。 きっかりにSkypeの前で構える。18時10分。15分。 20分。 30分。… つながらない…。… 40分経過。 … そしてこちらは諦めモード。 たまたま…

  • 匿名は詐欺師なのか

    ブログを匿名で書いている。 それについて、何ら意識をしていなかったが、ショーペンハウエル著『読書について』を読んでいて、こんな一節につきあたった。 物書きの世界における匿名は、市民共同体における金銭詐欺にあたる。「名乗りでよ、ごろつき。さもなければ沈黙を守れ」が合言葉でなければならない。署名のない批評に対して、ただちに「詐欺師」という言葉を補ってかまわない。 …他にも、匿名の批評について、いろいろ書いてあった。そして、匿名でブログを書いていることに、ひどく罪悪感を感じてきた。 確かに、匿名でブログを書き、そこに何らかの批評の要素が入れば、それは正々堂々とした態度ではないかもしれない。 師も、「…

  • iPadとApple Pencil

    iPad(第6世代)が職場から支給されたのを契機に、Apple Pencil(第1世代)を購入! SOFT BANKの孫正義さんは2011年に、「社内業務ペーバーゼロ宣言」を公表されたが、これは厳密には、「仕事から髪を紙をまったくなくす」ということではなく、紙の書類を少なくし、よりPCやタブレットに依存した業務にシフトチェンジする、という意味だそうだ。 気持ちはわかる。だが無理だ。私も、 と思っていた一人だ。 しかし、使ってみて…これは…ひょっ…とする…とイケるかもしれない…。と思い始めた。 よって今日から私は、ペーパーレス社会を実現するために戦う、 ペーパーレス革命家 となることを宣言する。…

  • 不安を課題に

    大学で音楽を専攻し、まず驚いたのは同級生のレベルだった。 楽器にしろ声楽にしろ、幼い頃から音楽教育を受けてきたと思われる技術に、(俺、こんなところでやっていけるのかな…)と不安を感じた。高校1年から始めた、吹奏楽というバックボーンだけで勝負しに来てしまったことを、少々後悔したことを思い出す。田舎の小さな吹奏楽弱小高出身者が、東京という大都市の大学に出てきたのだ。 楽器の演奏、指揮、若干の音楽理論と編曲技術しか持ち合わせていない私は、無知とカルチャーショックで押しつぶされそうになった。周りは自信に満ちあふれているように見えた。 不安の中で悩み抜いた末の結論は、「俺は俺。今の自分を等身大で見据え、…

  • 心配するより工夫

    昨夜、親しい方の音楽制作を手伝った。オールインワン・シンセサイザーを買ったものの、使い方がわからず、一緒に作ってくれるとありがたい、とのことだった。 その方は、買ってもう1年半くらいになるだろうか…。 一緒に、というよりは、その方の発想ややりたいことをなるべく尊重しながら手伝った。 行き詰まった時には弾いてあげる。 「なんでちゃちゃっとそんなことできちゃうんですか?」「あなたのように、簡単にコードの選択や、オブリガードとか合いの手の発想が浮かぶようになりたいです」…などと言われ、なんだか得意になり、悪い気はしなかったが、別の考えも浮かんだ。 月並みな表現だが、最初から何かが上手くできる人など、…

  • しがらみ

    人は歳をとってくると、しがらみというものに出くわす。 地位や立場によって大小さまざまなしがらみに翻弄されていく。 柵(しがらみ)《動詞「しがら(柵)む」の連用形から》1 水流をせき止めるために、川の中にくいを打ち並べて、それに木の枝や竹などを横に結びつけたもの。2 引き留め、まとわりつくもの。じゃまをするもの。「世間の―」 あまりいい意味では使われないようである。しがらみを受ける側ならまだマシだが、問題はしがらみを作り、人をしがらみに巻き込む人たちである。これになることだけは避けたい。 耐えがたい。 そんな大人にはなりたくないのである。いい意味での規則やフレームはもちろんあるし、その中の自由の…

  • 普通の生活破綻

    「仕事を頼むなら忙しい人に頼め」 と聞く。その言葉の通り、私も忙しい。 そしてよく仕事を頼まれる。数々の芸術や音楽関連団体の役職を持っている。 講演などを依頼されることもある。よって当然、いくつかの仕事は合間を縫って処理するくらいのもので、見方によっては破綻しているとも取れなくない。 もちろん本当に無理なことはお断りしているが、中には自分の都合だけ考えて、勝手に任命したりする人もいるからたまらない。まったく仕事とは増えていく一方である。「試練は年齢とともに高まる」 と言ったのはゲーテだったろうか。 まったくうまいことを言うものである。しかし最近、この状態が普通なのかもしれない、と思うようになっ…

  • 閑話

    忙しい日々が去り、穏やかな日々を送っている。新たな委嘱にも取りかかっているが、急ぎの案件ではないし、なにせ大曲でもあるので、じっくりと資料を探して読み込みつつ、気持ちを込めて、設計図を書きながらマイペースで準備している。「いい文化は、ゆとりから生まれる」NHKのアナウンサーであった、鈴木健一さんの言葉だ。非才な自分は、なかなかこういう境地にはなれず、あくせく働いているが、それでもこういった期間が少しは訪れる。「忙中有閑」という言葉がある。忙しい日々の中の閑(ひま・ゆとりの意)こそ、閑の最たるものであるという意味にとらえている。この「閑」という字はおもしろい。 開け放った「門」から「木」を眺めて…

  • キャパシティ

    最近、立て続けに若い知人が休職した。 若いといっても新人ではなく、社会人生活をある程度送った方たちだ。職場も違うので詳しいことはわからないが、周囲の人の話によればキャパオーバーではないかとのこと。実家の部屋に引きこもって出てこないそうだ。 悲しいことである。 彼(彼女)らに共通していることがある。 若い頃の経験値が足りない 人に相談しない 仕事を先送りにする 完璧主義である 遊んでいない 若い頃にこういう経験を重ねてしまうと、人として大成しづらいとは言わないものの、多分に成熟への遠回りをしてしまうのではないかと思う。「もののはじめは、その性格を決める」という言葉を聞いたことがある。やはり若い頃…

  • 違いを大切にし、違いを尊重する

    ブログを書けていなかった。 最近ずっと忙しく、以前のように心のゆとりがなかったのだ。そんな時は無理して書いても駄目記事の垂れ流しになるだけだし、苦痛なだけのような気がするので、ゆとりのある時に書くことにする。 ブログが苦痛になるのは避けたい。そして1年を通しての一番の繁忙期を抜けたので、またちょこちょこと再開することにする。ゆっくりでも、歩をやめなければよいのである。… 近況として一番印象に残っているのは、ある吹奏楽のコンクールの課題曲を書かせていただき、5つの団体(自作自演も含む)が同一の拙作を演奏してくれたことだ。「作品が演奏されることに重きをおく」のが、師から受け継いだ私のモットーでもあ…

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