できるだけプラスチックフリーの暮らしに近づくために、調べたり、考えたり、実行したりするブログです
昔はおせんべいをどうやって保存していたか・個別包装がさらなるゴミになっている
わたしはスナック菓子などはあまり食べませんが、最近、ゴマせんべいがおいしくて、よく買っています。 2枚が小袋に入っていて、食べるたびにゴミが出て、少しもやもやしてしまいます。 おせんべいはしけやすいので、小袋に入っていると、いつもフレッシュな食感が楽しめて便利なのですが。 なので、大袋に直接おせんべいが入っている物のほうがゴミが出ないのですが、小袋入りを選んでしまうのです。 便利という事は、ゴミが出るという事でもありますね。 何を犠牲にして得た便利なのかを、考えなければいけません。 物を買う時は、それを捨てる時のことを考えなければいけないです。 小袋入りか、大袋かで、出るゴミの量が違います。 …
マレーシアがプラスチックごみの受け入れ国になってしまった、という記事を読みました。 www.asiaone.com 先日は、中国がプラスチックゴミの輸入を禁止して、日本を含めた輸出側が困っているという記事を書きましたが、マレーシアに輸出していたのですね。 plasticfree.hatenablog.com わたしは2000年代にマレーシアに住んでいたので、ショックな記事です。 マレーシアは自然豊かな美しい国ですが、はっきり言って、ゴミ問題、環境問題についての危機感は、日本よりかなり低いです。 〈美しいマレーシアのビーチの夕暮れ〉 マレーシアでは、バナナの葉やそのほかの植物の葉で、食べ物を包む…
中国がペットボトルゴミの輸入を禁止したという記事を読みました。 headlines.yahoo.co.jp この記事は韓国の中央日報の記事なので、韓国人目線で書かれた記事で、ちょっとぼやき気味ですが、日本人が読んでも大いに気になる記事です。 2018年、中国はペットボトルゴミの輸入を禁止しました。 それまで、世界中で取引されるペットボトルゴミの約半数が、中国に輸入されていたのです。 もちろん日本も輸出していました。 ゴミを輸出。 その事実を知らなかった人も多いと思います。 その量は年間100万トン、東京ドーム3杯分だそうです。 東京ドーム一杯分は、124万立方メートル。 3杯分なので、372万…
リサイクル率100%素材のペットボトルを目指してほしい・キリンホールディングスがボトル樹脂の半分をリサイクル素材に
飲料メーカーのキリンが、ペットボトルの原料の半分を、リサイクル素材にすると発表しました。 www.sankeibiz.jp わたし的な考えでは、ペットボトル自体をやめてほしい、と思いますが、せめて、マテリアルリサイクルの比率があがってほしいと思いるので、いい知らせです。 モノからモノへ(ペットボトルからペットボトルへ、など)のリサイクル率が、日本では非常に低いという事を知ったばかりなので。 plasticfree.hatenablog.com 少しでも負荷の少ない、地球にやさしい方法が主流になることを希望しています。 リサイクルされる空ペットボトルの状態がきれいな状態でないと、マテリアルリサイ…
リサイクルされたプラスチック製品の行き先を、わたしたちは知らない
日本のプラスチックのリサイクル率は、84%と言われていますが、実は世界基準からみるとそうは言えないようです。 わたしの住んでいる地域では、ペットボトルは資源としてゴミの収集の時回収されますが、残念ながらプラスチック容器は燃えるごみとしてリサイクルされることなく燃やされてしまいます。 しかし、よく見かける食品用の発泡ポリスチレン容器は(厚みのある、一般的に白い色をした容器です)、スーパーマーケットで回収してもらえるのでうれしい限りです。 リサイクルに出す。 一安心ですね。 しかし、我々がリサイクルに出したプラスチック容器が、その後どのようにリサイクルされて行くか、知っている人は少ないと思います。…
紙で作った缶、カートカン・いろいろな飲料容器、昔はどうだったのか
そういえば最近、缶のような形の紙製飲料容器がありますね。 あれのことを、「カートカン」と言うのだそうです。 ja.wikipedia.org カートンとカンの合成語だそうです。 形が缶飲料と同じなので、自動販売機でも同じように売ることができる優れものだそうですよ。 構造が牛乳パックなどとどう違うのか、いまひとつわかりませんが。 同じように切り開いてリサイクルもできます。 国内産の木を30%使っているようです。 という事は、あとの70%は輸入木材ですけど。 間伐材を使っているので、地球にやさしいそうです。 そして、この国内産の木と言うのが重要で、これによって国内の森林を育てることになるらしいので…
ヘチマで身体と皿を洗おう・バスルームとキッチンのプラスチック製品を減らす
先日ブログか何かで、皿洗いスポンジの代用として、ヘチマを使っている、と言う記事を見ました。 なるほどなるほど。 これはすごいですね。 特に検索して調べなくても、100%自然素材だと分かります。 昔家にあったヘチマで、体を洗ったことがありますが、その感触などを残念ながら覚えていません。 今は食器洗い用に製品化したものもあるようですが、普通のヘチマを使って食器洗いしてみたいですね。 都会なら、自然派のショップで売っているかもしれませんが、わたしが住んでいるのは田舎なので、そういった店はなく、ヘチマが売られているところを見たことがないです。 今時ヘチマには需要がないのでしょう。 体を洗う時も、ナイロ…
キッチンにあるプラスチック製品をへらす・スポンジやめて、たわしはどうだ
キッチンは、プラスチック製品に満ちています。 わたしは実家の居候の身分なので、自分で買ったものではなく、すでに家に備え付けのものを使っているわけですが、買い替える必要がある時は、自然素材のものを選んでいます。 plasticfree.hatenablog.com キッチン用品はなかなか消耗、破損しないものが多いので、使えるものは、使っています。 家のおたまは金属製のものと、合成樹脂のものがあったのですが、合成樹脂のものの着色汚れが、どうにも落ちなくなったので、捨てました。 代わりのものは当分買わずにおくことに。 1本でもなんとかなりそうな気がします。 とここまで書いて、ウィキペディアでおたまを…
昔は買い物かごをもって買い物に行っていた・スーパーのレジ袋禁止へ、京都・亀岡市
2018年12月に、こんな記事を読みました。 www.kyoto-np.co.jp 京都府亀岡市が、全国で初めて、スーパーマーケットのレジ袋をを2020年に禁止するというのです。 レジ袋の有料化ではなくて、使用の全面禁止。 これは、一歩進んだ取り組みですが、うまくいくのかどうか、追跡していきたい話題です。 この記事では市民の感想など載っていないのでわかりませんが、聞いてみたいです、どう思っているのか。 わたしだったら大賛成ですが、一般的には受け入れるのが難しいのではないでしょうか。 誰でも便利を手放すのは、抵抗があるものですから。 2019年にレジ袋の有料化、そして2020年に禁止とするようで…
プラスチックのゴミに限らず、ゴミを不当に捨てる人がいます。 悲しいですが。 どうしてそんなことができるのでしょうか。 日本は世界的に見れば、清潔な国ですが、ゴミ問題がないわけではありません。 2018年の暮れ、SNSでシェアされた読んだ記事でわたしはがっかりしました。 headlines.yahoo.co.jp この写真、何度見ても本当にがっかりしますね。 「ゴミ持ち帰りください」の看板の周りに散乱する多数のゴミ。 なぜこんなことができるのでしょうか。 「赤信号みんなで渡れば怖くない」 漫才コンビ、ツービートが1980年代に流行らせた流行語だそうですが、これはまさに日本人の悪しき行動パターンを…
竹製ターナーでプラスチック製フライ返しの代用を・キッチンのプラスチック製品を減らす
キッチンにもたくさんのプラスチック製品が使われています。 できるだけ自然素材のものに変えていこうと思い、去年フライ返しを、竹製のターナーに買い替えました。 お風呂場のプラスチック製品についてはこちらです。 plasticfree.hatenablog.com ウィキペディアで調べてみると、フライ返しは金属製、あるいは柔らかい樹脂素材でできた製品もあるとあります。 それまで使っていたフライ返しは、金属製ではないので、やわらかい樹脂素材でした。 柔らかい樹脂素材。 ちょっとわかりにくいですが、ざっと検索すると、樹脂素材のフライ返しは、ナイロンとシリコーン製に分けられるようです。 シリコーン製ではな…
最近日本でも使い捨てプラスチック・ストローをやめようという流れがあって、うれしい限りです。 わたしが子供の頃、ストローで飲み物を飲むのは特別感があって、うれしかったものです。 まだまだ外食する機会も少ない時代で、家ではストローは使っておらず(うちが貧乏だったせいかもしれませんが)、あこがれだったストロー。 そんな昭和な今から50年前、すでにストローは今と同じくプラスチックでした。 ストーローと言うのは、英語でstraw。 「麦わら」と言う意味です。 わたしが持っている電子辞書の広辞苑で調べてみると。 ストロー【straw】 ①麦わら ②飲み物を吸い飲むための、麦わら・ビニール製の細いくだ そう…
わたしは、ビーチに行ったら、ゴミを3つ以上拾うようにしています。 これはフェイスブックで友人がシェアしていた記事に感化されて始めました。 この日、スーパーマーケットでカレーパンを買った時に、パンを入れたビニール袋を、ゴミ袋として使いました。 普通に生活していると、どうしてもついてくるビニール袋。 なるべくシングルユースではなく、再利用してから捨てるようにしています。 3つ程度のごみ拾いなら時間はかからないし、家でごみを処理するにしても、たいして負担になりません。 ゴミ拾いなど地味な作業は、無理をすると続けるのが難しいので、簡単に始められて、継続も簡単な方法がよいと思います。 サーファーなど毎日…
日本はプラスチック製品が多い国ですが、特にわたしが「プラスチック製品の宝庫だ・・・」と思うのは、バスルームです。 昔、椎名誠さんのエッセイを読んでいた時、ビジネスホテルに泊まった描写がありました。 椎名さんは、その部屋のバスルームを「いつもながら、プラスチックの見本市か?!」のような表現をしていたのですが、その時わたしはまだ、今のようにプラスチックを問題視していなかったので「小説家とは、おもしろいことに気が付くものだな」と思った程度でしたが。 しかし、いま改めてうちのバスルームを見ると、確かにプラスチック製品に満ち満ちていることに驚きます。 まずは浴室自体が、プラスチックでできているユニットバ…
G7サミットの海洋プラスチック憲章・署名しない日本が恥ずかしい
2018年6月9日 カナダで開催されたG7シャルルボア・サミットでは 海洋プラスチック汚染問題についての具体的対策、 自国のプラスチック規制強化を進める 「海洋プラスチック憲章」が話し合われました そして英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダとEUは同意署名しましたが 日本とアメリカは署名しませんでした 日本のプラスチックによる環境汚染についての認識が低すぎて 驚くばかりです 日本は島国で 四方を海に囲まれているし 豊かな海産物など海から恩恵を受けているのに この無関心、いえ、ひどい仕打ちは一体どういうことなのかと 非常に腹が立ちました 本来なら先頭に立って 推進しなければいけないのではない…
数年前から SNSで海洋生物がプラスチックごみを飲み込んで死んだ画像 ウミガメ甲羅に食い込んだプラスチックの紐の画像など 目をそむけたくなるような記事を 目にするようになりました 死んだ生き物を解剖すると 内臓から大量のプラスチックごみが出てきたり ミイラ化した野鳥の腹部にあたるところに ぎっしりプラスチックがあったり・・・ そしてその後 「マイクロビーズ」(または「マイクロプラスチック」)という ごくごく小さなプラスチックの玉を 魚が飲み込んでいると知りました マイクロビーズは1ミリ以下(5ミリ以下と定義する学者もいる)の すべてのプラスチックです マイクロビーズはわたしたちが使う歯磨き粉・…
ご挨拶 最近気になっていること それはプラスチック製品の多い生活 プラスチックごみで汚染されている動画をSNSで見てから すごく気になっているのです もう手遅れなところまで来ている感がしますが 少しでもプラスチックのない暮らしをするために 自分なりに考え 発信していきたいと思っています わたしがいつも考えているのは 「プラスチックのなかった、昔はどうだったのか?」 ということです 調べながら記録する 備忘録ということにもなりそうです わたしは千葉県房総半島 海のすぐ近くに住む50代女性 実家でのんびり田舎暮らし中 夫はオージーで 筋金入りのバックパッカー 乳がん・子宮頸がんのキャンサー・サバイ…
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