chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 九月尽

    「秋」は、まさに俳句の季節である。蕉風俳諧でいう「わび」「さび」の趣きに相応しい時期である事と関係しているのだろう。 今日で9月も終ろうとしている。1年の4分の3が過ぎたことに。今年も「異常気象」と「コロナ」に翻弄された1年になりそう・・・。 

  • 冬木の芽

    先週に引き続き、2回目の通院。 1週間前に貰った薬は全く効かなかったようで、身体の状況はほとんど変わらず。 というより更に悪化したような。 今日もレントゲン撮影をはじめ、いろいろな検査を受けた。 CTによる撮影は造影剤を点摘してから撮る。初めての経験。

  • 密の味

    極論すると、人間には人の幸せに接して共に喜ぶ人と、人の幸福に妬み嫉みを抱き、幸が壊れることを願う人がいる。 例えるならば、眞子さまの4年越しの結婚の儀を心から祝福する人と、結婚相手の周辺をあれこれを詮索して、如何なものかと異論を挟む人とがいるという

  • 「出航」秋号

    大谷のホームランを楽しみに、毎朝BSにチャンネルを合わせるのだが、相変わらずフォアボールで逃げられてばかり。今日は二刀流で10勝をめざすも援護なく勝ちがつかず(-_-メ)★ ★ ★ 「出航」(森岡正作・代表)の83号(秋号)を頂戴した。森岡氏が「沖

  • 夏雲システム

    だいぶ秋めいてきた。月一回の「細道句会」は、今回から「夏雲システム」を導入した運営に変更された。 事前投句なので清記する手間も軽減され、一覧を手元に選句を済ませた状態で集まるのでじっくり鑑賞の時間がとれる。 句会終了後に、欠席投句の人間の選やコメ

  • 句集「シーグラス」

     通信句会の句友・金子敦さんの第6句集「シーグラス」が俳句四季10月号の「最近の名句集を探る」で取り上げられていた。 いつも句会などで拝見して思うことだが、金子(通称・ラスカル)さんの句は、総じてパステル画のような柔らかさと優しさが特徴の俳句。 

  • 植物音痴

    今日も、サンデーKUさんのお力をお借りしたblogの内容に。 「秋海棠の名前は、春に咲く花木の海棠(かいどう)の花に似ていて秋に咲くことから“秋に咲く海棠”を略して秋海棠と名づけられた」 (サンデーKUさんのblogより引

  • 秀句紹介

    正しくは「氾濫」とすべき表記を 9/23 PM 9:00まで「反乱」と誤記していました。折角の秀句が台無しに。お詫びとともに訂正しました。 川の字の氾濫したる昼寝かな 大木雪香 句友のblogで見かけた「句集紹介」の一文からザッピングしていく中で

  • 父の瓢箪

    私の部屋の片隅に置かれている「瓢箪」。知人のblogに刺激をうけて作ったのもので、わが家の庭に下がっていた瓢をもいで、繰り抜いて水を抜いて乾燥させて作った。  鑑真のゐずまいのごと瓢垂る 十志夫 この句は、当時所属していた「街」の句会に出して

  • 病院という処

    待たされることが嫌いな私にとって病院という掲所はもっとも苦手なところ。今日も受付をすませて診療に入るまでに30分、ようやく名前が呼ばれて数分間の問診を受ける。その後、機器を使った検査をするという。その準備が出来るまでに30分、撮影後その結果を聞くまでに、ま

  • ちょっと心配なこと

     先週は月例句会と支部句会が一回ずつ。台風に襲われた1週間だったが、幸い木曜と日曜だったのでいずれも雨が避けられて幸いだった。 コロナで足が遠のく上に、雨に祟られると出席率が悪くなってしまう。まずは、多くの参加者があってこそ「座の文学」である俳句

  • 肥満対策

    インドカレーコロナの罹患に「肥満」が関係しているとの発表。感染率が高いというより、感染した後の重症化率が高いということだ。 御多分にもれず、外出する事が減ってから「コロナ肥り」という事態になっているので心配ではある。 対策として、「義務としての」

  • 省略の人生

    Painting by サンデーKU 白菜の1/4が200円という葉物野菜の高騰に食事担当の主夫として頭を痛めている。夏の時期の日照不足と、8月から9月にかけての水害によるもの。 調理したあと普段なら棄ててしまう野菜の切れ端を取っておいて、スープ出

  • 200号記念句集

    「丘ふみ游俳倶楽部」200号発刊記念句集の校正紙が上ってきた。月一回17年間続いてきた通信句会(代表・中島葱男氏)が、この8月に終刊となり、それを記念しての合同句集である。 合同句集は、50号、100号、150号の節目の時に発行されてきたので、今回

  • 西瓜の種

    猖獗を極めていたコロナが、少しずつ収束に向かっているような気がする。しかし、こればかりは分からない。減っては拡大する感染者数の繰り返しで、コロナを舐めては裏切られるの繰り返しで、第五波まで来てしまったのだから。 さて総裁選。政治家は権力を追い求め

  • モノに託す俳句(2)

    (1)につづく 三鬼の「モノ把握主義」は、秋元不死男にも影響を与え、彼自身の「俳句もの説」の開眼の端緒となったいう。「現代俳句が散文化、希薄化して脆弱になりつつある」ことに対するアンチテーゼということのようだ。 そうした考えに対して、「総論」執筆の

  • モノに託す俳句

    「角川俳句」9月号の特集記事を興味深く読んだ。題して「モノに託す極意~俳句の原点を見つめ直す」。 総論を執筆した広渡敬雄氏の論考を参考に、俳句における「物俳句」と「事俳句」を考えてみることに。 私自身は「対象(モノ)を視覚的に捉える際にこっそりと主

  • PCR句会報告

    参加者に送っておいた第一回PCR句会の清記一覧への回答(選句)が寄せられてきた。 事務局の任として、自分の句の出来・不出来はさておいて、他の人の句については、いろいろコメントさせて戴いた。なにしろ句会の名が「PCR句会」だから、互いに指摘しあって自

  • 俳句で巡る「日本の樹木50選」

    本阿弥書店(¥2200)畏友・広渡敬雄氏から、上梓されたばかりの上掲書が送られてきた。 「俳壇」誌上で4年間にわたって連載されたものを一冊にまとめた作品で、上品な表紙とオールカラーの立派な仕上がりを見ていると、とても俳句関連本には見えない。樹木につい

  • PCR句会

    春風や闘志いだきて丘に立つ 虚子 今日、月一回開催のPCR句会(通信)の第1回目をスタートさせた。 俳句とはある意味、モノとの「出逢い」を詩に昇華させるもの。吟行を開催できない今、「席題」をもって新しい出逢いを疑似体験をするしかない。その意味

  • 後の祭り

    9月9日は、5節句の一つ「重陽」の節句。 菊の節句、茱萸酒、菊酒、登高・・・関連季語はいろいろ。「菊の被綿(きせわた)」などという使い慣れない季語もある。いずれも「長寿」と関わっているようだ。  生身魂いつも何やら喰うてをり 十志夫 食欲、

  • アップアップ(-_-メ)

    スマホ教室第2弾 上級編「マップを使おう」「アプリを使おう」(各1時間)を受講してきた。  ①スカイツリーの近くいます。近くで洒落たお店を探したい。契約しているグルメサイトから見つけ出し、そこへ行くための交通機関と所用時間を検索し、予約するという

  • あっぷあっぷ(-_-メ)

    スマホ教室第2弾 上級編「マップを使おう」「アプリを使おう」(各1時間)を受講してきた。  ① スカイツリーの近くいます。近くで洒落たお店を探したい。 契約しているグルメサイトから見つけ出し、そこへ行くため の交通機関と所用時間を検索し、予約す

  • 机上の俳句

    今朝は毛布の裾からはみ出した足に冷気を感じて目が覚めた。早くも「やや寒」「そぞろ寒」といった季語が浮かんでくる時期。一転、日中は25℃超えの夏日になり、身体を適応させるのに苦労する。★ ★ ★リアリティのある俳句を大切にしている自分としては、昨今の

  • 少しずつ

    まだまだスマホを使いこなしていると胸を張れる段階ではないが、便利さは分かり始めた。 その一つが、メールの「手書き入力」と「音声入力」。手書き入力は、当用漢字にない文字の変換が実に楽である。「たかはし」さんという名前の人の「高」「髙」の違いも簡単に拾

  • ZOOM句会

    俳句寺として知られる「炎天寺句会」が閉会してから1年半になる。炎天寺の会場が借りられなくなってから一時期「デニーズ」で開いていたが、デニーズの営業時間が夜8時までとなってから、ZOOMでの開催に変更した。その句会が今回(9月)で第8回目を数えた。 

  • やや寒し

    涼しいというより、どちらかというと寒いくらいで、一気に秋の足音が近づいてきたやうな。 季節の移り変わりと同様、政変の急に驚いている。まさに政界の一寸先は闇。 首相の仕事とは量的に激務だとつくづく思う。万人の目に晒されていることを思うと、一瞬たりと

  • 言わせてほしい

    このblogは、政治的なことを書くことが主たる目的ではないが、1都民として、最近の小池百合子都知事の会見を聞いていて感じることを書く。 「病床確保」も「都民へのワクチン接種の推進」も政府でなく、自治体である東京都の仕事、つまり都知事の役割なのに何処か他

  • スマホ講習

    くるくると唐黍食めば骸めく 十志夫9月に入って一気に「秋」の気配に。今日の東京の最高温度は20℃そこそこだった。「涼新た」「新涼」「秋澄む」「爽やか」「秋麗」などの季語の似合うの季節である。 ガラ携帯からの変更にともない、1時間ずつ4コマのスマホ

  • 厨の電子音

    齢とともに、お風呂の水の流しっぱなし、ガスの付けっぱなし、トイレの電気の消し忘れ・・・などが多くなった。経済的なことより火事などが恐い。そこで、お風呂の水出し、ガス等を使用する時は、必ずストップオッチをセットするようにしてから失敗が亡くなった。 以

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、十志夫さんをフォローしませんか?

ハンドル名
十志夫さん
ブログタイトル
俳句と主夫の間で(2)♬
フォロー
俳句と主夫の間で(2)♬

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用