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  • 伊藤裕季也はニューヒーローになれるか

    巨人が勝ち、広島がリードしている中、絶対に負けられない試合だったベイスターズ。 先発石田は6回途中までで3失点、1点差に追いついた直後には齋藤が1失点して2点差になり、嫌なムードだった。 そのムードを変えたのは、昨日プロ初ヒットを放った伊藤裕季也だった。 前の打席でプロ初ホームランを打っていたが、2点ビハインドの展開で、同点となる二打席連発となるツーランホームランを放った。 ハイボールヒッターなのは誰でもわかるはずだが、やはり中日は弱い。ハイボール、特にストレートに振り負けない伊藤に対し高めのストレートを投げて来てくれて非常に助かった。 この同点ホームランで明らかにムードが変わり、勝って当然と…

  • 宮﨑は有鈎骨骨折で今季絶望。代わりは倉本ではなく伊藤裕季也。

    今日の試合は広島・野村の前に打線が沈黙。 マッチアップ的には負けても致し方ない試合ではあったが、京山の後に出す投手は本当に櫻井で良かったのか、というところに疑問は持っておいた方が良いだろう。 仮に1点差であればその後の試合展開はまた違っていただろう。こういった目の前の一戦一戦を負け試合と割る淡泊さが、仮にあそこの勝敗が逆であれば最終的な順位が…、ということになるのがベイスターズ、ラミレス監督の惜しいところではある。 宮﨑が左有鈎骨骨折で今季絶望 昨日、試合途中で負傷交代した宮﨑だが、診断の結果、左有鈎骨骨折で今季の復帰は絶望的となった。直近でベイスターズは正捕手伊藤光が左薬指剥離骨折で離脱し、…

  • ベイスターズ・広島・巨人の三つ巴は予想通りの展開だ。

    もともとシーズン前から、今季のペナントはベイスターズ、広島、巨人の三つ巴だろうと予想していた。 yokohama-dena-baystars.hatenablog.jp 詳細は上の記事に書いてはいるが、Aクラスは広島、ベイスターズ、巨人。Bクラスはヤクルト、阪神、中日。思いの外ヤクルトが最下位を独走しているが、その他は当初の想定通りの結果となっている。 巨人は予想通り澤村がリリーフに回り、リリーフ不足を懸念して新外国人を獲得している。広島は予想通り、中崎が勤続疲労で振るわず、フランスアも盤石とは言えない。 ベイスターズは一時最下位に落ち、その時点でブログを更新するのも億劫になっていたが、今は首…

  • 最下位なら最下位らしく泥臭く戦え。ラミレス政権になってからすぐ試合を諦める選手が露骨に増えた。

    現在最下位なのは、結果なのでしょうがない。 だが最下位のくせに、大差がついた試合で露骨にやる気をなくす選手がいる。 それが見ているファンからすれば、本当に腹立たしい。 ラミレス監督がチームを率いるようになってから、負け試合ですぐ諦める選手が露骨に増えた。 これがラミレス監督の害悪の最たるものだ。 最下位なのはしょうがないが、最下位なら最下位らしく泥臭く戦え。 すぐ諦めてやる気のないプレーをするな。 金を払っているファンに失礼だ。

  • 原監督とラミレス監督の差が出た試合

    今日の試合は5回表の攻防が全てだった。 4回裏にベイスターズ大貫から連打連打で6点を奪い、次のイニング。 巨人先発の今村は神里・宮﨑に連打を浴び、ソトにスリーランホームランを打たれてしまった。 巨人側からすれば、せっかく打線が取ってくれた6点リードがたった1イニングで3点差にまで縮まった。 次の打者の筒香から三振を奪って立ち直るかに見えた今村だったが、原監督はここ(あと2アウトで勝ち投手の権利を得る場面)で今村を降板させた。 賛否ある采配だったとは思うが、これこそが原監督の凄みだろう。 試合の流れがベイスターズに行きかけたところでその流れを断ち切る。 そして今村には「こんな投球では勝ち投手の権…

  • 東克樹の今後2試合の結果見通しと、下降線に入った巨人の現状について

    今日の先発は巨人キラーの東だった。 前回巨人と対戦した時には3回8失点と炎上し、今日の試合は今後の東、ベイスターズを占う意味で非常に重要な試合だった。 結果から言えば、東には勝ち星が付き、5-1で勝利した。 さらに今季不振にあえぐ桑原は、賭博問題の高木京介から本塁打を放ち、三嶋エスコバーパットンという今季なかなか調子の上がらないリリーフ投手も巨人打線を無失点に抑えた。 東は6回途中でランナーを残し降板 東は6回途中で降板となったが、これは見ていても致し方ない交代のように思えた。 1週間前の中日戦でも球の走りは悪かったが、今日もやはり球威キレともに去年と比べ大きく劣化していることはほぼ間違いない…

  • 巨人キラー・東にとって試金石となる試合

    昨日は阪口が先発予定だったが、雨で試合が流れた。 ひたちなかから東京ドームへ場を移し、阪口はスライドせず、ベイスターズの先発は東となった。 去年の東は巨人戦では6戦5勝無敗と、巨人キラーぶりを遺憾なく発揮した。 今季は肘の違和感で出遅れ、復帰戦は巨人戦だった。だが、バッテリーを組んだのが高卒二年目、二十歳の山本ということもあり、3回8失点と大炎上してしまった。 復帰第二戦は先日の中日戦だったが、そこでは6回1失点と試合をまとめ、復帰後初勝利を飾った。 復帰三戦目が今日の巨人戦ということで、これは東にとってもベイスターズにとっても試金石となる。 今日の試合の捕手は前回バッテリーを組み好投を引き出…

  • フロントからのテコ入れ指示で戦い方が変わったベイスターズ

    ここ数試合のベイスターズはその少し前までのベイスターズとは別のチームになった。 先日、南場オーナーがファンに謝罪し、ベイスターズ社長に最下位に低迷しているチームの原因分析とテコ入れを指示した、という記事が出ていた。 その後、おそらくテコ入れは実際に入ったようだ。 5月12日に広島戦で大敗を喫し、その後試合挟んだ15日からの4戦、ベイスターズは投手以外のスタメンを全て固定してきている。 相手先発が左投手が多かったから、というのもあっただろうが、全て神里 宮﨑 ソト 筒香 ロペス 中井 大和 伊藤 投手という並びになっている。 これはおそらくフロントからの指示だろう。 これまでのベイスターズは毎試…

  • 「3点目のホームランがポイントだった」と言う監督のコメントの真意とは?

    今日の試合は今のベイスターズでは今永の次に安定感のあるルーキー大貫が先発だった。 負けられない試合だったが、結論から言えば、いつも通りの1点を軽視する雑な野球でいつも通り負けた。 内野ゴロで点を取られるベイスターズ 初回から中日の攻撃は上手かった。 ツーベースの走者を進塁打で3塁に進め、前進守備を敷かないベイスターズ内野陣を嘲笑うかのような内野ゴロでの得点。 2点目もツーベースの走者を進塁打で3塁に進め、レフト前へのポテンヒットで奪ったものだった。 仮に進塁打を打てていなければ1アウト2塁なので外野は前に出て来ていただろう。そうすればあのポテンヒットはレフトフライで、ベイスターズは失点を防ぐこ…

  • 東、去年よりスケールダウンしてしまったが復帰後初勝利は完勝。

    今日の試合はブルーライトシリーズということで相川七瀬が始球式から試合がスタートした。 ベイスターズの先発は故障から復帰して2戦目の東。 ストレートの球速は140キロ台前半から半ばで、やはり去年と比べるとワンランク劣るストレートだった。 立ち上がりから引っ掛ける球も多く、変化球は余裕を持って見送られるなど、嫌な部分もあった。だが4回以降は変化球主体のピッチングに切り替え、ランナーは出すものの粘りのピッチングで6回を1失点とまとめた。 中日先発の大野は今季ここまで非常に好調だが、今日はマウンドがしっくり来ておらず、本来のピッチングとは行かないようだった。 そんな大野を相手にベイスターズ打線は、ロペ…

  • 選手のメンタルを破壊し尽くしていくラミレス監督

    そろそろラミレス采配には限界を感じる。 球場別打撃成績()という謎のデータ野球で戸柱をスタメンに抜擢し、2回で懲罰交代とも受け取れる交代をさせる。 イニング途中で投手はそのまま、捕手だけ交代、という采配は異例中の異例だ。打者で言えば、甘い球を見逃したから打席途中で代打を出す、というレベルだ。 代えられた選手の心には大きな傷が残る。このような異例中の異例レベルの采配を今年に入ってすでに二度も行っている。しかもどちらも結果は悪い方に出ている。 二軍に落とさないといけないレベルの京山を今の今まで一軍の先発ローテで晒し投げをさせ、メンタルを破壊して二軍に落とす。 メンタルを破壊された京山の成れの果てが…

  • ベイスターズ最下位の責任の一端は南場オーナーにもある。ラミレス監督だけではない。

    昨日の試合は南場オーナーの故郷新潟での試合ということで、南場オーナーが観戦に訪れたようだ。 試合前には、最下位に低迷するベイスターズについて、オーナーが直々に謝罪するという事態に発展した。 www.nikkansports.com 記事を読んだが、すでに今の時点で、オフのFOR REALのシナリオと金儲けに目線が向いているようなコメントにも読めてしまった。 何があっても謝罪は絶対にしないラミレス監督よりはまともな態度だが、現実問題、ラミレス監督を続投させたのは南場オーナーだ。 そして続投させながらウィーランドを解雇し、新たな外国人先発投手の補強を怠ったのも南場オーナーだ。 前回の記事でも書いた…

  • 三嶋はラミレスベイスボールの被害者。責めることはできない。

    昨日の試合は、三嶋がおかしな投球をしなければ勝てていた可能性が高い試合だった。 三嶋は、田中に与えた一つ目の四球の時点で、すでにボールをコントロールできておらず、焦げ臭かった。 そして山本に与えた二つ目の四球の時点では、完全にボールが抜けており、この時点ですでに三嶋の球数は24球に達していた。 山本へ与えた四球、ここが明確な代え時だった。24球という球数、三嶋のコントロール、どう考えても代え時はここだっただろう。 だがベンチは三嶋に続投をさせ、「四球の後の初球」という格言通り、坂本に初球をライトに運ばれて、試合の流れは一気に巨人へと傾いた。 その後は丸に四球を与え、満塁の場面でコントロールに難…

  • ラミレス監督よ、選手は監督の自己顕示欲を満たす為の駒ではない。

    今日は東の復帰戦ということで、今日くらいは勝てるだろうと甘く見ていたが、スタメンを見て目を疑った。 プロ2年目、二十歳の山本がキャッチャーでスタメンだった。確かに二軍で東とは何度かバッテリーを組んでいたのだろうが、一軍と二軍はそもそも違う。 一軍の巨人の打者の特性について山本は頭に入っていたのだろうか。データは頭に入っていたとしても、キャッチャーは感覚が重要なポジションだ。 プロ二年目の二十歳の山本に巨人の各打者の特性を理解し、どう打ち取るかイメージさせるのは不可能だろう。 案の定、東・山本のバッテリーは序盤から息が合わず、3回8失点でKO。試合途中でキャッチャーは嶺井に代わった。 以前、9回…

  • 井納はいつから敗戦処理ピッチャーになったのか

    井納はいつから敗戦処理で、2イニング投げさせられるような投手になったのだろうか。 誰がそのような扱いを井納に命じたのだろうか。 確かに直近2試合は先発として試合を作れなかったが、2試合連続で試合を作れないと敗戦処理に回される程、ベイスターズは先発が充実しているチームなのだろうか。 仮にそうであれば、なぜ阪神3連戦の先発が阪口・バリオス・京山のお試し投手3連発なのだ。この3人のどこかで井納を先発させた方がまだましだったのではないか。 仮に今日出場するとしても、バリオスの後を継ぐ二番手ならまだ我慢は出来る。 だが実際はバリオスの後に、進藤が押し出し、その後を継いだ武藤が押し出し、結果0-3となった…

  • 野球の神様の天誅を受けたベイスターズ

    昨日の劇的勝利で波に乗って欲しかったが、野球の神様を舐めたベイスターズは一日にして流れを失ってしまった。 事の発端は昨日の試合後のラミレス監督のインタビュー。https://www.akasaka-cycle.com/2019/04/3424/ 上の記事にラミレス監督が語った衝撃のコメントが載っている。 この勢いを明日からの本拠地ハマスタでのヤクルト3連戦につなげたいところ、ではあるんだけど、ラミレス監督はイタズラっぽく笑い、こう言って会見を締め括った。「明日は雨だね」ちなみに日本語でした。 なんなのだ、この監督は。完全に野球の神様を冒涜している。 ラミレス監督の中ではおそらく今日はもともと雨…

  • 二番に石川雄洋が入りチームバッティングが機能。ベイスターズ連敗脱出。

    今日の公示で、ベイスターズは6人の選手を入れ替えた。 パットンに代え武藤、倉本に代え石川、関根に代え乙坂。 武藤や乙坂は別として、石川の昇格はベイスターズにとって大きな朗報となった。 今日の試合でいきなり二番セカンドでスタメン出場した石川が躍動した。 去年もそうだったが、石川が昇格してスタメン出場すると、チーム全体の戦い方が大きく変わる。具体的には、球を良く見るようになり、四球での出塁が増える。 今日も巨人の山口を相手に、5回までで91球を投げさせ、5回までで4つの四死球を奪った。1試合通算ではなんと8つもの四死球を選んだ。 そして石川はチームバッティングができるので、攻撃の幅が広がる。 3回…

  • 左打者が苦手なメルセデス相手に中井とソトを起用するラミレス監督のデータ野球とは何なのか

    昨日の記事で、巨人メルセデス相手に左右病を患い、セカンド中井・ライトソトの布陣を敷くと厳しい戦いになると書いた。 普通のファンなら知っている事だが、メルセデスは左腕だが左バッターを苦手としている。 今季も対左打者は被打率.207と抑えているが、対右打者には被打率.295と打たれている。 しかも去年メルセデスに3安打完投勝利を許した際の3安打のうち1本は柴田だった。だから今日はセカンドに柴田を起用してもらいたかった。 だが今日もセカンドは中井、ライトはソト。ラミレス監督は相手投手が左腕だと急に思考が停止して、この布陣で戦うことが多い。 そして中井ソトのいる右方向を相手チームに狙われる。そして無駄…

  • 井納の性格は連敗ストッパーに向いている。明日の試合で先発させる野手とは?

    今のベイスターズで一番調子の良い先発投手は今永だろうが、今永の試合では連敗はストップしないだろう、という気はしていた。 投げる哲学者と言われる今永は意識が高すぎてストイックになりすぎ、連敗中には悲壮感が漂う。 そういった投手はチーム全体にプレッシャーを与える。それでは今永が好投してもチームは負けてしまう。 明日の先発は井納だが、井納のような飄々とした投手の方が連敗ストッパーになる可能性は高いだろう。こういう時期には井納のような性格の選手が意外と仕事をするものだ。 巨人の先発はメルセデスだ。去年ベイスターズはメルセデスに完投負けを喫している。 その試合でベイスターズは3安打しか打てなかったが、そ…

  • やるべきことを怠ったラミレス監督は、もう少しファンの心情を慮るコメントをできないものか。

    9回1点差、7連敗中、阪神戦、ハマスタでのヤマヤス。 これだけ悪条件が揃っていながら、なぜラミレス監督はやるべきことを怠ったのか。それが非常に後味の悪い敗戦へとつながってしまった。 ヤマヤスと伊藤の相性が悪いのが分かっていて、なぜ9回頭から捕手を嶺井に代えなかったのか。そしてなぜ中途半端にランナーを出した場面で代えたのか。 あの交代でチームに動揺が走った。ヤマヤスも動揺を隠せなかった。 捕手を代えるなら9回頭から、8回に打席を終えた筒香に代えて嶺井、伊藤光に代えて楠本で良かったのではないか。 そうすれば、万が一ヤマヤスが打たれても、9回に打席が回るのは嶺井ではなく楠本であった。そうすればまだ期…

  • 試合の行方を左右した消極的な采配、天狗になった宮崎敏郎。

    今日は試合前に緊急ミーティングが行われたらしい。 こういった試合では絶対に負けることは許されないものだが、ラミレス監督の采配からそういった積極的な姿勢は見られなかった。 6回表、前進守備を敷いて1点を防ぎに行かなかったラミレス監督 今日の試合を左右した大きな要因は、間違いなく6回表で梅野を迎えた場面だろう。 0-1で負けているこの回先頭の大山と福留に連続ヒットを許し、無死1,2塁とされ、代打鳥谷はファーストゴロに打ち取り1アウト1,3塁となった。 ここで打席に入ったのは梅野。今日の梅野は大貫に対し全くタイミングが合っておらず、二打席連続で三振だった。 ここは1点差を是が非でもキープすべき場面だ…

  • 投手起用の責任は三浦コーチかラミレス監督、どちらにあるのか明確化が必要だ

    ベイスターズは先週5戦5敗。すべての試合で負けてしまい、借金は今季最大の2となった。 借金2というだけであれば、例えば広島は借金4なので大した事がないように思えるが、野球には流れ、貯金や借金にはトレンドというものが存在する。 ベイスターズの今季の最大貯金は4/12と4/14の3だ。これでダブルトップを形成し、その後は下降線を辿り、4/5に記録していた借金1という下支えを超えてしまった。 これは非常に危険性の高いトレンドの変化だ。下支えを失ったチームがその後大きな下降トレンドを形成した例は枚挙に暇がない。 そもそもの発端はベイスターズの主砲筒香が、広島の若手床田に死球を与えられたことだろう。あの…

  • ベイスターズ、劇的勝利の次の試合に負ける法則は2019年も変わらずか

    去年、ベイスターズは劇的な勝利の次の試合で悉く負けてきた。 この件については、 yokohama-dena-baystars.hatenablog.jp で記事にした。 印象的な試合を抜粋すると下記のようになっている。 8/3、延長11回にサヨナラ勝ちをした翌日から広島に2連敗を喫し、6/24、9回に一挙5点を奪い勝利した次の試合に負け 6/16、延長11回に勝ち越して勝利した翌日に、今永が打たれ大敗 6/14、延長11回に勝ち越して勝利した翌日に東が打たれ敗戦 6/10、雨天の日ハム戦で今永が完投勝ちした次戦で完封負け 5/31、苦労人ムシキングのサヨナラ打の翌日に今永の乱調で負け 5/25…

  • 今永が抑え筒香が打ち、開幕戦で快勝

    地元ハマスタで迎える2019年開幕戦。負けることが許されない戦いではあったが、今永の快投と筒香の渋い打点と一発で、中日相手に8-1と圧倒して勝利を収めた。 序盤は息詰まる投手戦 ベイスターズの開幕投手は今永。中日の開幕投手は笠原。去年大コケした今永ではあるが、さすがに投手としての格は笠原より上だ。このマッチアップで負ける訳にはいかなかった。 今年の今永は良い、という話は良く聴いていたが、個人的にはどうしても肩が上がってこないピッチングに不安を覚えていた。 肩が上がらない分、上半身をかがめ、前に体重を乗せることは強く意識しているようで、それが功を奏しているようだが、果たしてどこまでそのピッチング…

  • ベイスターズ熊原が楽天イーグルスに凱旋トレード

    ベイスターズの熊原健人と楽天の浜矢広大の交換トレードが成立した。 熊原健人の来歴 熊原は宮城県出身の右腕で、仙台大学時代に150キロを超える質の良いストレートが評価され、2015年のドラフト会議でベイスターズから2位指名を受けた投手だ。 ドラフト前には各球団が高く評価した投手で、神主投法と呼ばれる変則的なフォームが特徴のダイナミックな投手だった。 プロ1年目にはまずは中継ぎとして一軍デビューを飾り、一軍デビューから10試合連続無失点に抑えるなど、今後の飛躍を感じさせる投手だった。 だがその後は先発へと転向したものの、制球難を克服できないまま、球威だけが失われるというありがちな育成失敗となってし…

  • オープン戦首位打者を獲得したベイスターズ楠本泰史の今後の課題とは

    オープン戦日程が終了し、あとは4日後の開幕を待つのみとなった。 オープン戦首位打者を獲得した楠本泰史 楠本は一昨年のドラフトでベイスターズが指名した外野手だ。 ドラフト順位は8位という低い順位ではあったが、大学日本代表の四番を務めたこともある選手で、打撃能力にはもともと定評があった。 個人的には楠本のバッティングセンスを高く評価しており、そのことは下の記事でも触れている。 yokohama-dena-baystars.hatenablog.jp バッティングセンスの高い楠本だが、大学時代に肩を痛め、内野を守れなくなったことがドラフト8位まで残っていた大きな理由である。 プロに入り肩の方も随分と…

  • 順位予想が当たりまくる小田幸平が、2019年順位予想で広島・ベイスターズを1,2位予想

    2018年のセパ順位予想と日本シリーズの勝敗予想で名をあげた野球評論家の小田幸平が、2019年の順位予想を出した。 headlines.yahoo.co.jp 詳細は上の記事に記載されているが、順位をサラッと羅列すると1位 広島カープ2位 横浜DeNAベイスターズ3位 巨人4位 ヤクルトスワローズ5位 阪神タイガース6位 中日ドラゴンズ となっている。 非常に納得感のある小田幸平の順位予想 他の野球解説者や野球評論家がどのような順位予想をしているかはさておき、小田幸平の順位予想を見て、個人的には非常にしっくりくるものがあった。 まずAクラス(広島・ベイスターズ・巨人)とBクラス(ヤクルト・阪神…

  • 2019年の筒香についての印象

    筒香が2019年オープン戦第一号となるホームランを放った。 新座席「ウイング席」に飛び込む特大の一発 筒香の一発は去年までなら場外弾となっていた程大きな当たりだった。今年はウイング席が新設されたので、そこに飛び込んだが、当たりは申し分ない当たりであった。然程マン振りしているようには見えない中で、あれだけ飛ばせるところに、筒香の異次元さが垣間見れた。 技術的に新しい挑戦を続ける筒香 去年の筒香はキャンプオープン戦と棒立ちの構えから打ちに行くヒッティングスタイルだった。ただこのフォームでは構え遅れが頻発してしまい、結果的に従来のフォームに戻した。今年の筒香は重心を低く屈めるフォームを採用している。…

  • ベイスターズ、メジャー球団ダイヤモンドバックスと戦略的パートナーシップを締結

    横浜DeNAベイスターズがメジャーリーグのダイヤモンドバックスと戦略的パートナーシップを締結した。 MLB球団とのパートナーシップは球団初 去年、ベイスターズはオーストラリアのキャンベラ・キャバルリーともパートナーシップを結んでいたが、メジャーリーグ球団とのパートナーシップは球団初となる。 キャンベラとのパートナーシップでは、昨年オフに今永が派遣され、無双ピッチングを披露して今季に繋げたように、一定レベルのメリットを享受することができた。 だがオーストラリアリーグが日本のプロ野球と比較してレベルが上かと言えば、上と言うことは難しい。 その点、NPBより格上であるMLBの球団と戦略的パートナーシ…

  • ベイスターズ、2019年の開幕投手に相応しいのは本当に東なのか

    ラミレス監督が東に「来季の開幕投手を狙うつもりでやってほしい。しっかり三浦さんにアピールして欲しい」と発破をかけたそうだ。 今季の成績をもとに2019年の開幕投手を決めるなら東で全く異論はないだろう。 ただこのまますんなりと来季の開幕投手が東で決まって良いのかについては、少し疑問が残る。 来季の開幕投手候補について 来季の開幕投手は以下の面子だろう。(右側は2018年の成績) 東:2.45 11勝5敗 154.0濱口:3.90 4勝5敗 94.2石田:4.97 3勝7敗 92.1今永:6.80 4勝11敗 84.2井納:3.54 6勝3敗1セーブ 61.0 個人的に各投手についての寸評を書いて…

  • 巨人内海が人的補償で西武に移籍したことはベイスターズ的には有利か不利か

    西武の炭谷をFAで獲得した巨人から、人的補償で内海哲也が西武に移籍することとなった。 内海は巨人投手陣の精神的支柱とも言われていた。このニュースは、巨人ファンはもとより西武ファンやその他プロ野球ファンに大きな衝撃を与えた。 内海の今季の成績 登板数 15投球回 82防御率 4.17勝利数 5負数 5 この数字だけで見れば、36歳の下り坂投手の成績として人的補償で獲得するのは微妙と言えば微妙だろう。 ただ球団別の防御率で言えば 広島 10.38阪神 5.17横浜 2.74中日 3.00ヤク 5.91 西武 2.57オリ 1.69千葉 0.00 となっている。 交流戦でパ・リーグ相手に好投している…

  • ファンが感じた采配の疑問へのラミレス監督の回答を読んで、采配というよりはより根源的な部分に問題があるように感じてしまった

    sportiva.shueisha.co.jp こちらの記事を読んだ。 これを読んでまず抱いたのは、良くも悪くも回答がラミレス監督らしいということと、「ラミレス監督と会話するのは本当に面倒臭そうだ。」という感想だった。 理想のリードオフマン像とファーストストライク狙いについて 「理想の数字は、シーズンを通して70~80個の四球が取れることですね。具体的な選手でいうと、広島の田中(広輔)選手です。打率は3割に届かなくても、どんな形であっても塁に出てくれれば盗塁のチャンスも生まれ、攻撃の幅が広がります。残念ながら、うちの桑原(将志)や神里(和毅)はその数字に達していません」と答えている。 確かに広…

  • ベイスターズ、即戦力候補の上茶谷大河を獲得し、成功と言えるドラフトとなったか

    ここ数年ドラフトでは成功を収めていると言っていいベイスターズ。 近年は山﨑・今永・濱口・東とドラフト1位で大学即戦力投手を指名し、着々と投手力強化に成功してきた。 今年も例年に倣えば上茶谷か日体大の松本の単独指名を狙う方針かと思っていた。だが最初の入札で報徳学園の小園を指名して来た。 それだけ現在の二遊間の面子に不安があるという事なのだろう。 結果的に抽選を外し、例年通りドラフト1位は大卒即戦力系の、東洋大・上茶谷大河となった。 ドラフト1位 上茶谷大河 上茶谷大河はスピンの利いたストレートにカットボールを織り交ぜ、ピッチングのできる投手だ。おそらく来年の先発ローテには入ってくるだろう。 今年…

  • 「ラミ流、頂へ道半ば」を読んでラミレス監督の独裁ぶりにゾッとした

    シーズン中からずっとラミレス監督の言動に疑問を持っていたが、神奈川新聞に掲載された「ラミ流、頂へ道半ば」を読んで、心底ゾッとした。 有料記事なので全文掲載はしないが、部分的に抜粋しただけで以下のようなホラー文章が掲載されている。 頻繁に変わる1軍ベンチの顔ぶれに、チーム内には「落とす場合もどういう意図なのか説明があったものが、なくなった。 監督が何を考えているかわからない」などと戸惑いも広がった。 チーム内では「監督は昨季終盤から人が変わったようだ」と受け止める関係者も多かった。 昨季のクライマックスシリーズで、ラミレス監督は今永や浜口を中継ぎに回す“マシンガン継投”で勝ち抜き、3捕手を使い分…

  • ラミレス監督と8番投手について

    ラミレス監督が来季もベイスターズで指揮を執ることとなった。 色々思うところもあるが、ひとまずはドラフトとコーチ陣の編成を見ていきたいと思っている。 ラミレス監督は今季の反省のひとつとして、8番投手の打順を挙げている。 www.sanspo.com 投手を8番に置くか9番に置くかで、そこまで大きく得点効率が変わる訳ではない。だが、一風変わった策であることは確かなので、結果が出ない時には槍玉として挙げられやすい。 また今季非常に不思議だったのが、9番に置く野手が日によってコロコロ変わっていた事だ。 普通に考えれば、去年の流れを受けるなら9番が大和や柴田であれば納得がいくが、今年は9番に捕手が入って…

  • 田代コーチ招聘はベイスターズにとってポジティブなニュース

    巨人を退団する田代コーチをベイスターズが招聘するようだ。 www.nikkansports.com 田代コーチはもともと大洋の生え抜きでオバQの愛称で知られており、コーチ監督としても97年から二軍打撃コーチや二軍監督を務めていた。 打撃指導力には定評があり、巨人では岡本を覚醒させ、横浜では筒香を筆頭に、多村や金城、内川、村田、下園、吉村などを活躍させた実績を持っている。 プロ野球界の打撃コーチの中でも有能コーチとしてすぐ名前が挙がるのが田代コーチであり、田代コーチを招聘できれば、来季のベイスターズにとっては非常に大きな補強となる。 現在ベイスターズは桑原より下の世代の野手が全く育っておらず、二…

  • 考えうる中で最良の勝利かもしれない

    今日の勝利は様々な可能性のある中で最良と言って良い勝利だったのではないか。 丸に本塁打を打たせず、ソトが本塁打を放ち、ソトが無事ホームラン王争いで単独トップとなった。広島は今日が最終戦だった為、これでソトのホームラン王のタイトルはほぼ確定した。 山﨑もセーブを挙げ、セーブ王の可能性がさらに上がった。 そして大瀬良に勝ちをつけさせなかった事で、巨人が最終戦で菅野を使ってくる可能性は下がった。 もちろん広島に更なるトラウマを与えられたことも大きい。仮にCSファイナルステージで当たった際には、去年と同様の結果となることも十分に考えられる。 また過程はどうであれ、中崎に負けを付けられたことも大きい。中…

  • もう一敗もできなくなった

    今日の阪神戦は勝つか引き分けなくてはいけない試合だった。 だが相変わらずラミレス監督は乙坂を1番に起用するという斬新な打順を組み、バリオスを回またぎさせ、山崎を温存して、負けた。 もうこれでベイスターズは一敗もできなくなった。 巨人を率いる由伸監督は辞任を表明した。 万が一だが、CSに行く由伸監督が辞任をして、Bクラスにチームを沈ませたラミレス監督が続投となったらどうなるのだろうか。 それはそれで興味があるが…。 とにかく、 ラミレス監督を擁護したいがために選手を貶して良い訳がない。ましてチーム全体をディスることは良くない。

  • 早打ちと言われるベイスターズと、早打ちとは言われない広島のP/PAの違いについて

    ベイスターズと広島のP/PA(1打席あたりの球数)を調べてみた。 今季打席数が多い6名を選出して数字を出してみた。 ベイスターズ 宮﨑 1927 560 3.44筒香 2247 552 4.07ロペ 1590 432 3.68ソト 1606 426 3.77大和 1553 420 3.70 (996 252 3.95)桑原 1558 397 3.92 広島 田中 2647 652 4.06菊池 2525 625 4.04丸 2344 543 4.32鈴木 2087 499 4.18松山 1571 439 3.58野間 1774 428 4.14 広島はほとんどの選手が1打席あたり4球以上投げさ…

  • 広島の前に立ちはだかったベイスターズ

    やはり今年も広島の前に立ちはだかるのはベイスターズだったようだ。 マジックを1にまで減らした広島に対し、今日もベイスターズは見事に勝利した。 5回まで中村祐太が投げ、その後は一岡フランスア今村中﨑と、勝ち継投を連続して繰り出してくる広島に勝利したことは大きい。 広島もやはり投手起用については難ありなのは明らかだ。 この調子ではまたCSで足元をすくわれてもおかしくはない。足元をすくうのがベイスターズかどうかは知らないが。 ベイスターズは今日も今永がリリーフで登板した。荒療治で使い物にしているのだろうが、そろそろ今年の今永は諦めた方が良い。 むしろ諦めが遅すぎた。本来は6月で諦めなければいけなかっ…

  • Aクラス争いに潮目の変化が見える

    8月半ばに借金10を超えたあたりで今年のベイスターズは一度諦めた。 あとは巨人とヤクルトのどちらが2位に食い込むか、そこだけだと思っていた。 だが9月に入り、Aクラス争いはどうやら潮目が変わってきたようだ。 ベイスターズは借金が二桁になり、このまま雪だるま式に借金が増えていくものだとばかり思っていたが、借金13で踏みとどまった。 その後は借金10~13のあたりをうろうろしている。どうやら下げ止まりが訪れたようだ。 最下位が定位置だった中日は最大借金が16まで膨らんでいたが、完全に底を脱し、今は上昇基調に入っている。このまま続くかはわからないが、今Aクラス争いでもっとも勢いのあるのは中日だ。 阪…

  • 山口俊(どすこい)にハマスタでお礼参り。山口の対チーム別成績を見て思うこと。

    今日の先発はベイスターズが現エースの東、巨人がどすこい山口だった。 山口は過去東京ドームでベイスターズと対戦した事はあったが、読売移籍後では初となるハマスタでの登板だった。 正直もっとキツイブーイングがあるかと思ったが、さほどブーイングは起きなかったようだ。ただベイスターズ打線は元チームメイトに対し、キツイお礼参りを行った。 山口はプレイボールからわずか3球目でソトに先制ホームランを喰らい、筒香にも本塁打を喰らった。6回には筒香相手に落ちないフォークボールをど真ん中に投げ、今日2本目となる超特大の一発を喰らった。 今日のどすこいのピッチングを見ていると、まったく肩肘が上がっていなかった。コンパ…

  • 井納の好投で最下位脱出。伊藤のリードについての考察。

    今日の試合は井納の好投に尽きる。伊藤とのコンビも良かった。 1巡目はフォークを意識する巨人打線の意表を突くストレートを決め球とした。2巡目は順当にフォークで打ち取る組み立てに変えた。 山本に対しては外スラだけ投げとけば安牌、というのが丸わかりなリードで、それはそれで味のあるリードだった。 3巡目の組み立てはどうするか、期待しながら見ていたが、3巡目はストレートを減らし変化球で凌ぐ組み立てになっており、そこは多少残念だった。 3巡目のリードを見る限り、伊藤とラミレス監督をはじめとする首脳陣は、井納は2巡目まで、とあらかじめ決めていたのではないだろうか。そのように感じる、伊藤の3巡目のリードだった…

  • 「こういう日もある」「これも野球のひとつ」じゃなくて…

    ラミレス監督はよく「これも野球のひとつ」「こういう日もある」といったコメントをする。 こういう他人事のようなコメントをしているからいつまで経ってもチームが未熟なまま、子どものような点の取り方しかできないのだろう。 チームの頭がこんなに他人事でどうするのだろうか。 野球は確率のスポーツである。 「こういう日もある」、 で悪い事を水に(見ずに)流すのではなく、 少しでも勝つ確率を高める為の術を尽くしたのか。 常々そこが疑問に思えてしょうがない。

  • ベイスターズ、劇的ゲームの次戦は負けてしまう法則

    今季のベイスターズは乗っていけそうなところで乗れない。ずっとその繰り返しで8月まで来てしまった。 乗っていけそうで乗り切れない原因のひとつは、おそらく「劇的勝利の翌ゲームで負けてしまう」ことだろう。 昨日の3者連続ホームランという勢いを活かせずに今日も負けてしまった。 余談だが今日の敗因の一端は濱口のあの醜い態度にもあるのではないだろうか。 毎度毎度のことで言及することにも飽きてきたが、濱口のあの態度は一体何なのか。 濱口のああいった態度はチームを負けに導く。それが濱口の今季の1勝5敗という負け運にも繋がっているように思えてならない。 濱口の話はさておき、今季ベイスターズが劇的ゲームを演じた翌…

  • ベイスターズ3者連続ホームラン。広島には負ける気がしない。

    去年のあれがあってから、広島カープさんには正直負ける気がしない。 昨日非常に悪い負けをして本拠地に戻ってきたベイスターズだが、広島カープさんブーストを利用して連敗を止めた。 広島の野村がベンチでああいった表情をしているシーンをベイスターズファンは何度も見てきた。 今日も同じような展開になった。 広島はベイスターズ以上にリリーフに課題を抱えるチームがゆえ、野村を8回にまで続投させたのだろうが、野村に8回は無理だ。 結局野村は8回、無死から3連打を打たれ、4番筒香の場面で降板した。 後を受けた一岡から筒香が逆転の満塁ホームランを放ち、宮﨑、ソトと3者連続ホームランで一気に6点。 7-4と逆転して9…

  • ラミレス監督「松坂が先発だから横浜高校OBで打線を組んだ」の結果は?

    今日の中日先発は、横浜高校の伝説的OBの松坂大輔だった。 その松坂対策としてベイスターズのラミレス監督が立てた作戦が下の記事だ。 www.sponichi.co.jp レジェンドOB松坂を攻略する為に、横浜ベイスターズに在籍する横浜高校OBを4人スタメンに組み込む、というのがラミレス監督の作戦だった。 上の記事によると、「横浜高校OBが、一丸となって戦うためだ。これがモチベーション的にベストだと考えた。“やってやるぞ”というプライドを持って、先輩を倒してほしい」と狙いを語ったそうだ。 結果的に今日、横浜高校OBとして先発出場した筒香、石川、倉本、荒波の4人は誰一人として打点を挙げられなかった。…

  • 待球ベイスターズが阪神投手陣を粉砕

    ベイスターズもこういう野球ができる。 今日はそれが知れただけでも十二分に観る価値のある試合だった。 初回の石川の粘りから今日のベイスターズは違う、というのが見て取れた。 二回にはその石川が押し出しの四球を選び、5回には途中出場の桑原も押し出し四球を選んだ。 ロペスもシブくショートゴロで打点を挙げた。 ソトのド派手な場外ホームランも素晴らしかったが、今日は押し出し四球とロペスのゴロ打点の方が個人的には印象に残った。それくらい今日の試合は、普段ベイスターズが行っている野球とは違う、新鮮な野球だった。 しいて言えば今永を引っ張り過ぎたところが気になる位で、あとは文句のつけようのない試合だった。 ベイ…

  • 濱口の涙と蛍の光

    濱口、打たれるのはしょうがない。だが怠慢プレーは見せるな。無様な姿は見せるな。 今日の濱口のベースカバー時の怠慢プレーは酷かった。そして降板して涙を見せる姿。泣きたいのはこっちだ。 濱口はピッチング以外の部分で無様な要素が多すぎる。 以前 yokohama-dena-baystars.hatenablog.jp 上の記事で濱口については言及したが、今日の濱口の涙もその延長線上にあるものだった。 周りよりも自分の感情が優先されるようではプロ野球選手としてあまりにも無様過ぎる。 一度二軍に落ち、そして一軍に復帰して濱口のあの精神が改善されたかと期待していたが、あまり濱口の態度に変化はないようだ。泣…

  • ラミレス監督とは正反対。石井琢朗コーチ直伝のヤクルト打線に完全敗北。

    今日の試合はウィーランドがヤクルト打線に徹底的に球数を投げさせられた。 坂口6球、青木11球、西浦5球、坂口5球、青木6球、山田5球、バレ11球、川端9球、西浦5球、井野6球、青木5球、山田7球、雄平6球。 以上が対ウィーランドに球数を多く投げさせた打者たちだ。 このヤクルト打線の作戦により、ウィーランドは1回で19球、2回で35球、3回で86球、4回で98球の球数を要した。 結果的に5回途中117球で降板し、リリーフ陣に後を託す事になってしまった。 今年からヤクルトには、ベイスターズOBの石井琢朗コーチが在籍している。石井琢朗コーチは去年まで広島で打撃コーチを務め、セ界最強打線を作り上げた。…

  • 本当にラミレス監督は「戦力の割によくやっている」「チームWARの割によくやっている」のか?

    ラミレス監督を評価するポイントとして「WARの割によくやっている。あの戦力では最下位でもおかしくない」というものがある。 実際今のチームWARは以下の通りである。 野手 投手 総合広島 20.4 13.7 34.1巨人 13.6 18.1 31.7ヤク 6.2 19.3 25.5阪神 4.5 15.6 20.1中日 13.7 9.3 23.0ベイ 1.9 16.9 18.8 確かにこの数字を見れば、ラミレスはチームWARの割によくやっているという事になる。 だがマネージャーの仕事はチームWARの割に成績を良くする事だけではない。選手の数字を上げさせる事、チームWARを良くする事も仕事である。 …

  • 三嶋の鬼気迫るピッチングを勝ちに繋げなければいけない試合だった

    今日の試合は非常に残念な敗戦となった。 マッチアップは今永・高橋昂也。ここは是が非でも取っておきたい試合だった。 全体的に見れば残念な試合だったが三嶋の鬼気迫るピッチングには感動を覚えた。 三嶋の今季最高のピッチング 3日4日と連投している三嶋は今日も1点ビハインドの場面で登板した。これで猛暑の中3連投。疲れが溜まっていない訳がない。 それでも2イニングを4奪三振、無失点とチームを鼓舞するピッチングを見せてくれた。 伊藤のリードも良かった。 三嶋の今日もフォームを見ていると、ストレートを投げる時にはやはり体に無理をさせて投げていた。だからこそ伊藤はストレートを見せ球として巧く活用し、変化球を有…

  • 「タフな試合」でもやれる工夫はあるのではないか

    今日の試合はベイスターズ先発が京山、広島の先発は大瀬良というマッチアップ。試合前からタフな試合になる事は想定済みだった。 今日の負けは星勘定としては痛くはないが負け方が悪い 大瀬良・京山というマッチアップを見ての通り、今日の敗戦は星勘定としては痛くない。 しかも京山が2回までに4失点を喫しては猶更だ。 とは言え、その後の試合の進め方にベイスターズが優勝できない野球しかできない理由が凝縮されていた。 今日は序盤で負け試合になる可能性が限りなく高くなった。であれば、ラミレス監督が得意としている捨て試合にすべきであった。 捨て試合にして、明日の今永・高橋昂也の試合を全力で勝つというマネジメントに切り…

  • ベイスターズは広島カープに負ける気がしない

    巨人に3連敗を喫したベイスターズだったが、今日は首位の広島を相手に見事サヨナラ勝ちを収めた。 去年から広島さんにはベイスターズを助けて頂き、正直言って感謝しかない。ハマスタでの3日連続サヨナラ勝ちしかり、CSファイナルステージしかり。 ベイスターズファンとしては正直言って広島カープさんには負ける気がしない、という方も多いのではないか。 広島カープも首位とは言え、ベイスターズ戦での戦いを見る限り、全く強いとは思えない。 先発は不甲斐なく、リリーフにも難がある。打線が打っても投手陣がそのリードを吐き出す。その繰り返しをしているだけのチームに見えてしまいしょうがない。 今日の3回には当たりは悪かった…

  • 中日の勝ち頭に勝利したベイスターズ。にしても中日ドラゴンズは大丈夫か?と心配になった。

    今日は濱口が粘り?のピッチングで6回7安打3四球ながら2失点にまとめ、セカンド・ソトが逆転3ランホームランを放ち、そのリードを継投で凌ぎ勝利した。 去年の巨人がやっていたセカンド・マギーより動きがぎこちないセカンド・ソトだが徐々にではあるが見れるようにはなってきた。 ファイヤーフォーメーションを組む以上、ソトが打たなければ意味がないわけで、今日はまさにファイヤーフォーメーションで勝利した日だった。 ドラゴンズの左右病 中日ドラゴンズのチーム事情については然程詳しくはないのだが、今日の中日のスタメンを見て違和感を覚えた。それは私だけではないのではないか。 おそらくベイスターズファンの多くは、濱口…

  • 白崎(と高城)が伊藤光(と赤間)と衝撃のトレード。得をしたのはベイスターズかオリックスか。

    衝撃のニュースが入ってきた。 ベイスターズの白崎と高城が、オリックスの伊藤光と赤間のふたりとトレードになった。 両チームの思惑を考察する オリックスは内野手を欲しているのだろう。 ショートには守備の名手・安達がいるものの体調面に不安があり、今年はバッティングの調子は良くない。セカンドは大城・福田・山足が起用されているが、決め手に欠けている状況。サードは小谷野と西野がメインで起用されているが、層を厚くしたいという思惑はある。 また安達・大城・福田・西野・小谷野と全体的に長打力が不足しており、ショート・サード・(セカンド)を守れ長打力のある白崎はうってつけの存在だ。 ベイスターズは間違いなく打てる…

  • 巨人との三連戦勝ち越し、混沌としてきたベイスターズの正捕手争い

    毎試合100球以上投げながら2週連続で中5日という山口俊を相手に、ベイスターズ打線が見事に繋がった。見事に5回までで9安打5点を奪った。 しかもホームランやタイムリーヒットではなく、ゴロで2点、犠牲フライで1点を奪うベイスターズらしからぬ嫌らしい攻撃だった。 それにしても山口俊、毎試合100球以上投げながら2週連続の中5日で体力的に厳しいのは分かるが、フィールディングではミスを犯し、ピンチになればなるほど不安になりオドオドしてくる様は相変わらずのようで妙にホッとした。 今永が失点をした次の回に悉くベイスターズは得点を奪い、終始この試合の主導権を握りながら最後まで戦い切る事ができた。 非常に良い…

  • 二日連続で死球を与えた澤村を続投させる意味とは

    監督の采配がゲームの勝敗に与える影響は思いの外大きい。今日はまさにそんな試合だった。 昨日桑原に頭部死球を与え危険球退場となった澤村を2日連続で登板 今日の試合のポイントは9回表だろう。 昨日桑原に頭部死球を与え危険球退場処分となった澤村が2日連続で登板してきた。ここまではまだわかる。悪いイメージを払拭させたいという監督の意図が読み取れた。 当の澤村だが、宮﨑こそ打ち取ったもののカットボールが抜け気味であった。その後筒香にヒットを打たれ、ソトにはカットボールがすっぽ抜け、2日連続となる死球を与えてしまった。 もうここで当然投手交代だと思ったが、なぜか高橋監督は澤村を続投させ、乙坂には四球を与え…

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