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2018/05/10

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  • 漠然

    真夏に逢いたかった 優柔不断の僕は 相変わらず寝っ転がって 空見てるよ 退屈さは 同じかそれ以上なのに 無情だね 漠然とした思い 漠然としてるのに 逢いたいという気持ちは はっきりしてる 思い出すのは 君の嬉しそうな笑顔 僕を呼ぶ声 それから向日葵 季節の変わり目って 何処...

  • 死んでも離れない

    サヨナラなんて言わないわ だって好きだもの アナタのことが好きだもの もしも目の前で動かなくなっても もしも息をしていなくなっても 終わりになんてしないから 死んだら終わりなんて 簡単に言わないで アナタの傷がもっと増えても アタシは離れて行かないわ だって好きだもの アナ...

  • いやおう

    黄色がなくなった それだけで寂しくなった ピンクはあるけれど 黄色がなくなった 青もあるけれど 黄色の代わりにはなれなくて 否応無く終わりがあることを感じた

  • 一週間

    一日目、我慢せずに泣きました 二日目、我慢したけど泣きました 三日目、日が暮れても 四日目、朝が来ても 五日目、涙止まらず 六日目、やっぱり泣きました 今日で七日目、 相も変わらず泣きました これが私の一週間です

  • 夜蝉

    陽が沈んで 孤独が来て 蝉が鳴いた 夏は終わらない

  • 滲む罪

    滲む 空が 足元が 灯りが 滲む 心が 脆くなって それは あなたのせいじゃない 好きになってしまった 私の罪

  • やっぱり恋

    今でも こんな寂しさをくれるなんて あなたって酷い人 それなのに憎めない 寧ろ 恋しさが増す 今でも やっぱり会いたいと思わせる あなたって酷い人

  • ノンシャラン

    このままでもいい どうせいつかは 消えてなくなるんだし どんなに美しい夕焼けも 留めておくことが出来ないように どうせいつかは 消えてなくなるんだし どんなに愛を語り合っても 心変わりを止めようがないように なるようにしかならない

  • 青い雫

    青い雫こぼれて また泣いた 夕べの物語 その続きは夢の中で アイスクリーム溶けないうちに さよなら告げる 覚悟なんて最初から持たない

  • gondola

    空飛ぶゴンドラ 二人だけの世界 キラキラ宝石の街 海上に浮かぶ白い満月 くじらの女王が歌ったら 秘密の願いもきっと叶う 誰にも見つからないうちに 空飛ぶゴンドラ 南へ飛ぶ

  • 未来に求めて

    求めているものが 過去の中にあると再確認して それでも 未来に生きて行こうと誓った きっと、 それが過去の私の願い 戸惑いながら 迷いながら 時々 振り返りながら 未来に向かう そこに新たな 求めているものがあると 信じて

  • ちゃら

    あなたの言葉と言葉の間 言葉にできないところに あなたの本当の気持ちがあるような気がして 注意深く思慮深く探しているけど 抱きしめられたら 一瞬で帳消しになる そしてまた目を瞑る

  • 幸せ響く夏

    君の笑い声 僕の笑い声 響く幸せ 青のシロップ スイカの甘さ 眠い午後 もう少しだけ このままで 夏よ 行かないで

  • みる

    真っ直ぐみることも大切だけど 真意はそこだけじゃなく 斜めから 裏側から あらゆる角度からみなければ みようとしなければ きっと みえない

  • 愛を伝える

    当たり前だと思ってた あなたが私を好きなこと 会いに来てくれるのも 優しい眼差しも いつも当然なことだと思ってた それ以上に私はあなたが好きで そんなこと言葉にせずとも 当たり前だと思ってた なんにも知らなかったんだ この世に当たり前などない あなたが私を好きじゃなくなる ...

  • 会いたい会えない

    もう一度会いたいと願ってしまう この憐れな純情を くだらないと 切り捨てられたらいいのに もう二度と会えないのなら 想い出も 好きの感情も 消えてくれたらいいのに

  • 鬱々

    鬱々と狙われる 心の隙間 小さな水溜まり すれ違った香り どこかに探す面影 遠くに波の音 もうどうでもいい 好きにして

  • 雨の中の夢

    流れていく 夢 届きそうで 掴めなくて 諦めたくて 諦めきれなくて 涙 流れていく 夢 そして また 雨

  • 無神経

    いつもぶち当たる 自分で出している矛盾なことに 今更ってわけじゃないけど 嫌気がさしてくる 皆どうやってやり過ごしているんだろ 気付かないのか 気付いていても平気なのか その神経を僕にもください 例えば道端のゴミを避けるくらいの 例えば赤信号の横断歩道 車がいなけりゃ渡って...

  • 本当の私

    あなたを知るまでの私は 本当の恋を知らなかった あなたを知るまでの私は 本当の悦びを知らなかった あなたを知るまでの私は 本当の哀しみを知らなかった あなたを知るまでの私は 本当の孤独を知らなかった あなたを知ってから 私は 本当の私を知った

  • 生きている夏

    半分だけの空 そこにある夏 生きている 命震わせている それだけで尊い 果てしなく尊い

  • いたってふつー

    強さとかいらない 弱い自分が好き 誰かに頼って 誰かに甘えて それで そんなんで 愛されてると勘違いできちゃう そんなバカな自分が好き 当然賢さのミジンもなくて でもね 自撮りの盛り方は天才的 どこにでもいる量産型 だけど誰かの特別でいたい みんなそうだよ それが正義 ...

  • ヒーロー

    心の奥底 蓄積されていた哀しみの思い出 急に蘇ってきて 指先まで動けなくなる 我に返って気付く やっぱり消えていないこと でも、 きっとそれは 必要経験だったと 証明していこう 目立たなくても 当たり前に 優しさを与えていこう 憧れの強くて優しい 自分だけのヒーローでいい

  • マーブル

    いつも一緒 仲良くね 楽しくね いつも一緒だけれど 完全には交わらない 互いの境界線 曖昧だけれど ちゃんとわきまえて これからもずっと一緒 仲良くね 楽しくね 大好きでいよう

  • 気分

    浮かんで 沈んで また浮かんで 流れて 止まって 揺れて 渦巻く 単純で 複雑で 一番近いのに 一番分からない

  • ベランダの幸せ

    ハンガーに掛けられ 綺麗に並んでいる 私とあなたのシャツ 風で揺れるたび 微笑んでいるみたいで それがちょっと嬉しい

  • 心のざわざわ

    嫌いが言えたらいいな そしたらどんなに楽だろう 鬱陶しいくらいの蝉の声 なのに この心のざわざわまでは消せないね 好きが強過ぎて とても苦しいよ 好きを通り越して いっそのこと 嫌いが言えたらいいな

  • 炭酸水

    君と僕の間 シュワシュワ弾ける炭酸水 つなぎとめたい時間 思いとは裏腹 嬉しいよりも恥ずかしくって 汗が出るのは夏のせいだけじゃなくって ドキドキが止まらない

  • 真夏の青

    真夏の青 綺麗なまま小瓶に詰め込んだ 優しいままの君 どうか いつまでも そのままで

  • 排除

    そんなことぐらいで って言うんなら そんなことぐらいを 代わってほしい そんなことぐらいで って言うんなら そんなことぐらいは 容易いことなんでしょう 見ている世界が違うから 感じ方もそれぞれで 零れ出る感情も 絶対違うんだから そんな簡単に 吐き捨て排除しないで いや寧ろ...

  • 対象

    忘れてしまうくらいなら 嫌いになってください 忘れてしまうくらいなら 憎んでいてください 何と言えば 嫌いになってくれますか 何と言えば 憎んでいてくれますか 何を言っても どう言っても 愛の対象にはなれなかったから このまま消えてしまうのは 嫌なんです 嫌なんです 私だけ...

  • 水玉

    クモの糸の上 まぁるい水玉 ゆれる ゆれる ゆれて それでも おちない まぁるい水玉 光る世界 その中にしかない幸せ だぁれも知らない 君にだけ教えてあげたい

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