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  • ダリア

    真っ赤なダリアが咲く広場でキミはサテンのリボンで三つ編みをしているマリアッチの音楽が流れるなかキミは小慣れたヒールでアクティブに踊る息をするのも暑い昼さがりキミのこぼれ髪が汗で頸にはりつき婀娜めかしい流れつづけるマリアッチ熱くなっていくキミの瞳スカートがキミに追いつこうと激しく揺れるキミが踊りをやめるまで眺めていることしかできない真っ赤なダリアの広場で踊るキミの瞳は普段つかいじゃないキミが今いる世界はボクが息をするのも苦しい異世界に包まれて眩しく遠いハル※帰り道ダリア

  • シロツメクサにおもいを

    ボクがさしだした冠をモモは受けとってもらえるだろうか。いつか、いつか、でいいんだ。ボクはテントウムシに真剣に相談している。あぁ、妄想ふくらんでボクの心ただいま真っ青な空つきぬけ中。ハルシロツメクサにおもいを

  • 雨粒のまえ

    雨粒がおちるまえみおさめに夜桜をハルノモモ雨粒のまえ

  • 賛美

    顔ほころばすキミと冬椿に賛美するハル賛美

  • 馨しさ

    おーぃっ!ハル―っ。アタシはどこでしょうーかっ!遠くの山から聞こえるモモの声紅葉が着々とすすんでいるアノあたりかな。ふふっ。ボクを、くらませようなんて企んだ?形の痕跡なくともボクは辿りつける。キミは気づいていない。キミは繊細でこの上ない馨しさを放っている。馨しさ便りにボクの体感は難無く引っ張られキミを探せるよ(笑)こんなこと口にしちゃうと、ヘンタイに思うかな。ボクはただのモモフェチなだけだから。さてっ。GOだっ!ハル馨しさ

  • あいまって

    見てみてみてー。とモモが言う。新しいワンピースにキミはクルクルまわってみせる。歩く傍に咲く金木犀とキミの纏う香りが相まってたちまちボクは秋のキミに心酔していくハルあいまって

  • 銀河の汽車

    ワタシは小さくなって秋虫たちの噂話を楽しんでるの。あの銀河の走る汽車が林の奥で休んでいるんだとか。みんなで行ってみよっ。秋虫たちと林へ走る。走る。急に林は開けワタシたちの足は止まった。えっ?!まさかっ!ウソっ。本当なの?!あのっ、あのっ、銀河を走る汽車ってあれ?!噂の真相を突き止めた秋虫たちと一緒に騒ぐ。しっ!しーっ・・・。指で口をつぐむ。林の奥で静かに休む汽車をワタシたち静かに眺める。モモ銀河の汽車

  • 何時もそこにある

    キミの存在が何時もそこにありボクの心は満ちている。今宵、寝苦しいのかな。眠るキミの姿はダイナミック・・・とも言えよう。キミの笑顔が何時もそこにある様に月もボクを満たす。キミの寝技って効果覿面。狙ったわけでないよね、きっと。夜中ボクが起きたワケ。キミの踵落としをくらったからっ(泣)ハル※午前2時過ぎ何時もそこにある

  • 5分

    長い梅雨。ボクタチの1日に変わりはないが、お空の1日は忙しいらしい。晩に薄っすら笑みを浮かべた月が雲にかかりそう。その瞬間、山から花火があがった。5分の花火。僅か5分。5分の間にボクタチの血は騒ぐ。祭りは無いのに祭り好きなボクタチは5分の花火に祭りを馳せほらっ、互いの体内に迸る血が触れ合う指にドクドク伝わる。花火は終わりボクタチはただただ山を眺める。ハルノモモ07.245分

  • バラが咲いた

    ハルーっ。きてっ!みてっ!きいてっ!庭へでてっ!(モモが燥いでよんでいる。行かなきゃっ、ボクも心燥ぐ。)うわーっ。この時期にバラが咲いてるぅ!でしょ、でしょっ。モモは小刻みなジャンプし大きく首を縦にふる。クリムゾン、深紅・・・いや、違うなぁ。このバラの色は禁色である紅の八塩よ。なるほど、バラの色は奥が深い。ところでハル「バラが咲いた」うたって。勿論、いーよー♪2番まで。え?2番まで?そ。2番まで。うたってくれたら太腿貸すわ、夜、耳かきしてあげる。(えっとボク1番しか歌えないの知ってるはず・・・)それは、その・・・モモの太腿は、このバラと同じく禁制だってことだねっ(泣)(モモがケラケラ笑いバラにキスをする)モモっ!バラからの言い回しが遠いっ。バラの隣でモモのイタズラな笑顔は絶えない。ハルバラが咲いた

  • カラス

    朝空をカラスがカラスにみえないほど優雅にとんでる。カラスってカッコイイ・・・モモの瞳は瞬時にカラスに恋をしたボク、ボクってカッコイイって思ったことある?・・・うん?・・・うん・・・モモのバカーーーーー!!ボクは玄関向かって走りだすぅっ(泣)!カラス

  • 十三夜

    おはよう、今日は十三夜だよ、キミはもっと輝くからコンクリの割目に咲いた花にモモは声をかけ手をふる溢れるキミの笑顔の白い歯が二―っと眩しいハル十三夜

  • 緑の星の森

    ある日小さくなると緑の森の星の世界を眺めていたハルノモモ※多肉植物の世界緑の星の森

  • これにて終了

    ボクタチは雪洞の様に丸み帯びたやわらかな八重を眺める。いよいよ最後の桜に辿り着いたね。着いたぁ。お土産に桜を少し摘んでよ。え?桜いなりが食べたいの。帰って塩漬けつくってよ。・・・はい。こんなカタチでボクタチの桜前線の旅これにて終了?ハルノモモこれにて終了

  • 夕日に抱かれる

    夕日に抱かれた桜の隣にボクタチ並んでみるハルノモモ夕日に抱かれる

  • 桜前線にのる

    ちょっぴりツンとするワサビ菜はキミ。キミに甘めなボクはタマゴ。あいまって「春オニギリ」できあがり。もー早くってばー!!おいていくからねーっ!まって、まってー!!桜前線に乗ってボクたち旅にでる桜前線にのる

  • 木蓮

    咲く順番の膨らみがわかりやすくてクスっと笑ったボクたち。ハルノモモ木蓮

  • 林檎ケーキ

    ボクはドキドキした。やや計量を間違えて林檎ケーキが焼きあがった。モモが林檎ケーキを口へ運ぶ。うぅ、口へ入るモモの喜びの口角が入った瞬間一変する。ハル・・・なにか足りないわ?モモの声が低い。味覚に敏感なモモは気づくとわかっている。わかったぁっ!ハルの「愛」が足りない!愛抜いた?それは十分に!いや、いつも満タンに入れてるってばぁ!林檎ケーキ

  • 河津桜

    濃い桃色の桜にキミ手をのばしはしゃぐはしゃぐさらに鳥がついばみ花びら舞あそぶ舞あそぶ※勝山公園河津桜

  • パスタに春を

    ぷくりと膨らむ蕾が待ちどおしいって鳥のかけあう恋歌がききたいって春を待ちきれないキミのココロはウズウズしてもうじきウズウズはボクにもうつってきそうだよよく眠るキミへ起きたら降りてきてパスタに春をハルパスタに春を

  • 金の羽

    わーっと大きな銀杏を見あげたらワラワラ金の羽ふりかぶる(笑)ハルノモモ金の羽

  • アップルパイ

    どお?ワタシのちぎってきたリンゴとても真っ赤な元気なリンゴだったよねっ?ワタシのリンゴおいしい?すごくねふふっ。ワタシのリンゴ口に合う?うん、とってもね。モモが直感で決めた感じ(笑)ねっ?ワタシのリンゴ甘いでしょ?甘いよ、とても使いやすかったよもうっ。ワタシのリンゴ美味しすぎっ!あの・・・キミが摘んだ美味しいリンゴでつくったボクのアップルパイいかがかのーっ(泣)?!モモってばー(泣)!アップルパイ

  • 夜長の本のうえに林檎

    秋の夜長に古本を読む姿。りんごを傍らに置いて。モモにしては珍しい。でも開くことなく古本にりんごを乗せ眺めはじめたモモ。ボクの小さなココロがモモの小さな仕草を気にする気の小さいオスなり(認)。ねえ、何してるの?本読んであげようかパーッと顔が輝いてやっぱり騙された?!ウッシャッシャッシャーっ!!え??これ全て磁器だよ!私がこんな本知るわけないじゃんっ(笑)りんご食べれないんだよぉぉぉ!!えっ!誰がつくったの?秘密だよどうして?!ふふっと笑い答えないモモの顔は輝いたまま。ボクの夜はしばらく明けそうにない(泣)※外尾作:りんご、本夜長の本のうえに林檎

  • 櫨の実

    枯れた櫨の実カラカラ鳴らし空をみるハルノモモ櫨の実

  • かぐ

    遠くなる香りを手繰っては匂いをかぐハルノモモかぐ

  • 指ひとつ

    手をかざし目を細めるほどの神々しい月を出現させるため塵のカケラも消えるような強い風が吹いた気づくことなく寝息をたてるキミを月の光が撫でるように沿いボクに指ひとつ触れることができないシルエットを描かせるハル指ひとつ

  • 一っ飛

    ニジイロの空の羊たちを率いてキミのもとへ一っ飛モモ一っ飛

  • 木苺パン

    この味は木苺?!赤いのは木苺だよね!木苺パンつくってくれたの?!パンのうえの真っ赤のツヤツヤのジャムモモほっぺ弾けるよっ!これママの味~♪だっ!ハルってホント「天才ママの味復活シェフ」だよねっ!う?そこは何とか「天才シェフ」でオネガイします。。。ま、とびっきりの甘い笑顔でボクはとびっきり嬉しい(笑)弾ける頬っぺにボクのぶんもどうぞ(笑)ハルノモモ木苺パン

  • かけずる

    過ごしやすい季節に大きく深呼吸この空気にのっかってよくばりなボクタチ芸術に食物に紅葉に・・・えっとえっととにかく駆けずりまわるんだっ!ハルノモモかけずる

  • 67勝1敗

    終ったコマの勝負67勝1敗キミは強いキミは負けず嫌いキミは健全な精神から逸脱してキミはただの狂気かもボクの67敗に容赦なく夜とおし続いたコマの音明け方の月が揺り籠の様にあらわれてキミはくたびれ果て夢の中ドSなキミの横で1勝を胸にボクもゴロンハル67勝1敗

  • 先手の秋

    風でおちた青クリと青ドングリ拾ったのねえ、昔みたいにドングリで独楽をつくってよねえ、昔みたいにドングリでケンカ独楽しようよワタシが負けたらワタシが勝つまでねその後は美味しいオヤツつくってよ秋ってさ、もの悲しくなるものでしょ先手うってドッブリ蜜に浸るほど甘えておくのが一番だってさモモ先手の秋

  • 赤い目

    三時半の月にワタシは手をふる赤い目をして十五夜、月にかえりそこねた帰りたい?ううん、それはないなーんて1ℓの水をゴクゴクのみほしちょっとセンチになる秋ハルの背中にとびついて眠ろっと。モモ赤い目

  • 真夏のよう

    まるで真夏のよう太陽が白い雲を巻きつけてやってくるえ?まさかっ!ボクめがけて?!モモッ!モモーーーッ!とソファでハルがうなされてる台風前の真夏のような秋の午後ワタシワルいコだから起こさないで眺めていようモモ真夏のよう

  • そら

    遠くにいってしまうよ空たかく天たかく宙たかく秋が夏をさらってゆくハルノモモ※空・天・宙(そら)そら

  • くもりぞら

    歩けば砂がしっとり足裏につく曇り空のエノコログサひかるひかるこっちだよキミのスカートゆらりふわりハルくもりぞら

  • Every time you smile at me, I feel so alive.

    Everytimeyousmileatme,Ifeelsoalive.Everytimeyousmileatme,Ifeelsoalive!ハル※キミが笑うたび、ボクは元気に......>続きを読むEverytimeyousmileatme,Ifeelsoalive.

  • アイスクリーム

    2つ並べた常夏限定スイカアイスとブルーベリーアイスえっ?!ボクのぶん入ってないのっ?!モモひどいっ!ハルアイスクリーム

  • 虫籠

    虫籠もって玄関を勢いよくとびだした久しぶりの外だいじょうぶかな?今年はいくつの蝉の抜け殻みつけるのだろう?虫類苦手なボク干梅つくってまってるハル虫籠

  • 視界

    久しぶり目ざめたワタシの視界ねぇボクってアツイ?そう問いかけたのは綱渡り太陽さんでなくハルだったウ・ッ・ト・オ・シ・ィ(困)モモ視界

  • 濃いガーネット

    なびく黒髪をムゾウサにかきあげボクをみた濃いガーネット色の口紅が風に遊ばれニマッと笑う暑いわよ、ドール肌に汗しめりスネはじめたキミボクのほうがきっと暑い、いや火照ってるかも濃い吾亦紅たちがゆれて気づいたキミのくちびる吾亦紅と同じじゃない?ふふっと笑いクルリと背をむけ歩きだす珍しく起きたキミ珍しい色の口紅をさした日ボクに誘惑と困惑のタネを撒く名人だ苦笑ハル濃いガーネット

  • めだまやき

    詩がささやき天井にめだまやき睫毛のながいキミがのぞき込む消そうか?豆球まぶしかった?睫毛のながいキミみえなくなりフタタビワタシハネムリニツクモモめだまやき

  • おもい

    いつかあなたに触れたいと馳せる思い訪れる高揚ハルおもい

  • エクボ

    キミが着物の裾を踏んで照れ笑いしたキミが扇子でかくしコロコロわらったキミが御茶菓子口いれエクボつくったキミはオチャメでオチャメの世界のこ木陰からボクはそっとキミをみていた緑がよろこぶ梅雨晴れの湿る昔の午後ハルエクボ

  • 若楓

    黒髪に挿す眠るキミに若楓若楓

  • 起きるまで

    おはようと言って震えた御茶をのむと泣きだした抱きしめると喚いた眠たいと言って怖がったゆっくり横たわらせキミの涙を拭い舐める子守唄キミがいつか起きるまでボクが詩(うた)ってるハル起きるまで

  • ハミング

    遥か遠く果てしなく遠く何処にあるかは知らずとも辿り着きたい所は決まってる俯かなくていい手を繋いでいるから前を向いてて歩幅あわせて進むから怖くなったら隣でハミングするから泣きたければギュッするから意地っ張りなのは重々承知してるつもりハルハミング

  • チキンハート

    1週間も帰ってこないようやく写真が届いた月の灯しに乾杯したいびつなハートと一緒に写るキミスコッチの瓶の影なぞってた指とまったニンマリ笑顔のキミが怖い何を思ってるの?!どういう意味?!帰ってこないの?!モモ?待ってる!早く帰ってきて!ボク本当は本当はチキンハートなんだ!ハルチキンハート

  • ハート

    とうとう来た!巨木の中!ウィルソン杉だ!斜めからみるとイビツなハートだこれはモモのカタチではないわまるでハルのハートのようあ、違ったハルのハートはチキンハートだった(笑)モモハート

  • 背中の傷

    ボクはキミの美に陶酔してしまうなぞる事も触れることも許されないキミの背中の深い傷の世界を愛してるから知りたくて眠ってるキミをそっと抱きしめ境地を辿ろうとしてしまうでも途中でやめるんだ今のキミは過去があるから美しいなぞるも触れるもキミは本当は怒らないボクが怖がりだから許さないだけだと思う敏感なキミはボクの先を読むんだまたポッカリ口を開けて薔薇のシーツで夢の中ゴニョニョムヒヒと笑ってるそんな姿を見ていると本当は背中の傷の深さなんてボクが思うほど気にしてなくてボクの先走りの可能性大かもしれない苦笑ハル背中の傷

  • 仮面舞踏会

    仮面舞踏会夜の茂みから小さな音楽ながれるトカゲカエルミミズダンゴムシササガニバッタ顔隠しイロンナイロンナ脚だけみえる「枯葉の仮面舞踏会」の張り紙今宵コロ......>続きを読む仮面舞踏会

  • ドコ?

    山の奥深くに着くと静寂がこわい賑やかなキミになれているからかもけれどキミが近くに居る気がして叫んだヤッホー!モモー!ヤッホーィ!ハッルー!!え?!!キミドコいるの?!ハルドコ?

  • 風のる

    ほろ酔いの若草戯れ手枕に草木ひきいり歌や風のるハルノモモ風のる

  • きっと晴れ

    雨あがり歩幅大きく青き踏む空はオレンジ明日きっと晴れハルノモモきっと晴れ

  • 黒南風

    黒南風の湿る窓で指遊び会いたいよと書き消しては書くハルノモモ黒南風

  • はだけた手

    今宵の月の様に欠けても美しい露店煙が酒煽りはにかむ笑顔は淡い桜色の頬し再び惹きこまれキミに染めらる僕のはだけた手キミ抱きしめるハルはだけた手

  • ストライクゾーン

    真っ直ぐ走る飛行機雲にのってこの想いキミのストライクゾーンに届き入りますように・・・ハルストライクゾーン

  • 言い訳

    白無垢の肌は綸子の様に艶めき柔らかいくねらせしっとり伸び濡れた触手をもつ真ん中の蜜は甘いの触手は気持ち良いわこっちへ来てよと陶酔ツツジが誘う誘うイタッ!!ボクは飛び起き、目を覚ますどう言い訳しても怒るでしょ・・・(泣)ハル言い訳

  • モモのカタチ

    最近、忘れてたっ。探した、モモのカタチ。ハルにあーげよっと♪モモモモのカタチ

  • 腕力

    ここ数日腕力を鍛えあげてきたそろそろイケると腕回し願いを手に込め夜空へ投げてみたあっ!月の近くをかすり走りよしっ!コントロールもOKっ!まるで流れ星の様に見えたね今週中にキミの所に届く予定だから腕力鍛えといてよかったよ遠くても投げれば届く願いかなモモ腕力

  • 雨のウォーキング

    雨のなか陽気にウォーキング花ザクロにHELLO!!ハルノモモ雨のウォーキング

  • 鉄線

    鉄仙や汗したたる旅人の白風車の道しるべハルノモモ鉄線

  • 魔性の蔓

    サソウマドワス魔性の蔓がおりてくる気づけばクルクルっとまきついてオチイル永遠にボクはキミのトリコま、まんざらでもない(笑)ハル魔性の蔓

  • 奏でてよ

    奏でてよチャポチャポボッチャーン埠頭の壁に小波が打ちつける奏でてよ小波の楽器奏でてよモモ...>続きを読む奏でてよ

  • ゆらりゆらゆら

    ゆらりゆらゆら水面流れる桜の花弁と一輪の赤椿勢いよく咲きほころび潔く散ったそのあとはあらがうことなく身をまかせ川の旅へと出るいつまで旅するか何処で沈むかも気に留めずゆらりゆらゆら水面流れる桜の花弁と一輪の赤椿咲きおわり力つくも川に浮かぶ姿うつくしきゆらりゆらゆら水面流れる桜の花弁と一輪の赤椿ただただ其処に咲いただけが花の流儀なりただただ散った場所が水面だっただけの事ハルノモモゆらりゆらゆら

  • マジナイモドキ

    マジナイモドキ寝惚けまなこモモがコケて泣いたイタイのイタイの飛んでいけっ!ボクはマジナイモドキを唱えたら笑ってたコケたの忘れたんだって(笑)ハングリーなボクにはキミ......>続きを読むマジナイモドキ

  • シャクトリタワムシ

    カメノコタワシ改めシャクトリタワムシ何処でもピカピカに磨きあげますモモシャクトリタワムシ

  • 竹の声

    隠れん坊しようと十数えボクは鬼ココだよ、とキミの声は響くようで竹の谷に風くぐり笹の重なる音で声掻きけされキミが分からない、見あたらないボクは竹と風とキミに遊ばれて疎外感に包まれるお願いでてきてってばー(泣)!ハル竹の声

  • 息を吐く

    青白く聡明な横顔で今夜も月に惚れてるのボクの耳元で息を吐くよう囁き薄っすら笑み浮かべスッと去ってベッドへ向かう後をひくnégligéの裾が月の光で透るまるで青白い薄い月はキミのよう違う顔をもつキミが偶に怖いボクはやっぱりキミより先に眠れないハル息を吐く

  • 燕子花

    したたるばかりの新緑こずえを渡る涼やかな風端午の節句を終えたハルの後ろを歩く何だか燕子花のように男前(笑)モモ燕子花

  • マキガイノウタ

    右巻き左巻き時計回り反時計回り螺旋状の殻をもち或は笠状の殻をもち漂着した木のうえによじ登り漂着した木の旅の話に耳を傾ける漂着した木の話はウタにかわり夕まぐれマキガイはウタウ砂と風と漣の音律が調和するハルノモモマキガイノウタ

  • 青の森

    若葉輝き、夏の兆しを肌で感じるこの時期の土の湿る匂いが好きだ少し歩くとあゆの風にさらわれて忽ち森の青の中に溶けこまれてく青の中で漂い心がさらされてゆく丸で裸と唇にリップクリームだけ軽くなった心と体は青の中を泳ぎ森の青の中に君臨する王をさがすトロリ濃く美しい泉の様な肌触り恋し欲して肌がゴクリと青をのむ君臨する王に辿り着いて挨拶否やトロリ濃く美しい泉を口に含ませ森の青で埋め尽くした甘いキスを肌とともに感じ快楽に飲まれ眠るコンコン金属の音が耳近くで響く水筒を人差し指で鳴らしハルの顔ワタシは若葉の木陰ハルの膝の上そろそろ甘い御茶にしませんか?普段の慣れた手つき新茶を淹れて森の青の中は旅はどうでしたか?グフッとワタシは喉を詰まらせた青の森

  • 紙飛行機

    正確さを極めるために方位磁石を用意してきたよ山の上に立って深呼吸いち、にぃの、さん!!いけっ!!お!紙飛行機が飛行機雲つくってる!マッハ0.9くらいかぁ?!ブルーインパルス並だねこれでもさ曽て野球部だったんだ遠距離も大変と言えば大変なもんだでも紙飛行機たぶん一時間位でつくかも何を書いたかは秘密だけどねハル紙飛行機

  • 古今和歌集

    よのなかにたえてさくらのなかりせばはるにこころはのどけからまし古今和歌集

  • 誰かがみてる誰もみてない誰か知ってる誰も知らない静かな水のうえの小さな島へ渡ったことを内緒でふたりカヌーでねボクたちは、おひさまが沈むのをみているおひさまだけがボクたちをみて知っているハルノモモ島

  • 新緑

    新緑の間から太陽が顔をだすヤッホィ!ハルノモモ新緑

  • 桜の雪

    桜の花が咲いて黄色になって濃いピンクになって散って舞ってヒラヒラ落ちたら地面一面雪のようハルノモモ桜の雪

  • 青空映え

    おいで、おいでと桜が風とともに舞をみせるうららかな午後インスタ映えならぬ青空映えハルノモモ青空映え

  • オレンジの綿菓子

    ホップ、ステップ、ジャーンプ!何のためか入念にたくさん跳ぶ練習をした日。あのオレンジ色した綿菓子食べたーい、つくって。夕日に染まった雲を指さし、笑顔で本気なキミ。ホップ、ステップ、ジャーンプ!キミは色んな意味でぶっ飛んで最高だと思う(笑)ハルオレンジの綿菓子

  • あさひに顔向け電線にとまる細く絡まるような足の線、キミはだれ?ハル鳥

  • うーん

    冬に開花するわけでないのにスノーフレーク。うーん、水仙鈴蘭がやっぱりしっくりくるわ。モモうーん

  • いやおいの月

    いやおいの月はキミの様に眩しいキミの肌の様に青白く澄む空気でないのに強く光を放つあ、嫌味でないからねいやおいの月

  • 午後の太陽

    午後の太陽が橋のうえを綱渡りしてるーっ!ハルノモモ午後の太陽

  • モモの節句

    ひなまつり桜蕎麦をつくるモモの大好きなゆで卵をのせ博多織を模した敷物に小さなボンボリつけて歌うモモはにっこり白い歯みせふたり並んでお内裏様の日モモの節句

  • 猫柳

    湿り空歩く通りに猫柳ハルノモモ猫柳

  • 早春

    早春のヒカリをあびてボクたちは門出するハルノモモ早春

  • 口角

    少し口角のあがった厚めの唇をとじた女は魅力に満ち聡明さもちらつかせ庭にいる蜜目当ての蝶たちさえも虜にし女の唇にキスをねだるハルノモモ口角

  • 霧とばり

    霧とばり街灯ふうわり提灯行列の如くハルノモモ霧とばり

  • What will be,will be!

    背高い枯れたヒマワリを見上げてWhatwillbe,willbe!と勢いよく手をふる午後ハルノモモ※Whatwillbe,willbe!・・・何事もなるようになるさWhatwillbe,willbe!

  • ケサランパサラン

    目に前をケサランパサランが右から左へ流れてゆくのを捕まえようと手を伸ばし追って追って走っていたら春一番が吹きケサランパサランは一瞬にして消えてしまって呆気にとられ立ちつくし気づけば波うつ美しい夕焼けの映る湖にでていたハルノモモケサランパサラン

  • 眠りざまし

    ベランダの沈丁花の香眠りざましハルノモモ眠りざまし

  • 遠吠え

    夕陽が沈む丘にオオカミの群れが集いだす、静まりかえった夜の丘に一月の食糧難に嘆くオオカミたちが一斉に遠吠えをはじめだすハルノモモ遠吠え

  • ウルフムーン

    一月の最初の満月に世界弱小オオカミは眠ったと思い込んだ私の背中に顔をうずめスコンと眠りに落ちた美しきウルフムーンのひかりが部屋にさしこみ血が騒ぐむ私はベッドの上で寝巻のボタンを外しラグジュアリーな姿となり世界最強のオオカミへと変貌を遂げるさしこむ光と影をあやつり眠りこむ君の体をまたぐ、さてどうしてやろう可愛い寝姿の世界弱小オオカミよ本当の私を今宵知る事になるだろうモモウルフムーン

  • 六花

    舞っては柔らかくゴクロウサマと声をかけポストに六花帽子できあがるハルノモモ六花

  • 年明け

    鳥居の合間の太陽が年明けよと笑って福よぶハルノモモ年明け

  • エプロン

    朝五時のカーテンめくれば露ひたり朝日昇らぬ静かな部屋で月が煌々と照らす中エプロンひっかけ台所に立つハルエプロン

  • 冬至

    ちょっと拾ってくるねと出掛けて背負って帰ってきた籠の中には八朔、冬至だものねって笑顔で八朔かぞえはじめたキミ。八朔風呂になるんだね、今年もボクは柚子を用意していたけど柚子ジャムにでもするかな。ありがとう、御疲れ様、冬至だね笑冬至

  • 冬茜

    見れよとばかり鮮烈な冬茜にとりかこまれボクたちは只々呆然とたたずんだハルノモモ冬茜

  • 弱小オオカミ

    風呂上がりの唇は極上の濃い桃色で刹那に奪いたくなるがボクは世界弱小オオカミでキミが大欠伸しながらボクの弱小な顔さえ気にもとめず横をスルッと抜け部屋へゆくボクってボクって世界弱小オオカミでなく、すっごく我慢強い子だったりして(苦笑)ハル弱小オオカミ

  • 共鳴

    水に浸る樹々のガラスが砕けていく様な繊細な声は冷たい空気の中で共鳴しあい葉を揺らすハルノモモ共鳴

  • 寝息

    冬の夜の乾いた空気の中に眠るキミの寝息は静かなリズムで音を奏でボクの眠りを誘うハル寝息

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