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くれいじーたびんちゅ。 https://hayatravel.hatenablog.com/

大学生が刺激を求めて世界一周するお話。刺激的な旅がしたい人だけ読んでください。

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2018/04/07

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  • 【Day120】スリスリスルリ

    2018年8月8日 14カ国目:【エチオピア】アディスアベバ 魚が食べたい。 俺はそのとき宿で出会った旅人に借りた地球の歩き方を読んでいた。次の目的地を探すためペラペラとエチオピアのページをめくっていると「アワサ」という街の名前が目に留まった。湖のほとりにある小さな街。そこでは新鮮な魚の素揚げが食べられるらしい。 普段はそんなに魚に興味はないのだが、その魚の写真がすこぶるうまそうだったので魚を食べにアワサへ行くことに。 宿の住人からバスステーションまでの行き方を教えてもらい、昼前に出発した。 バス停までは歩いて30分くらいの距離だったので徒歩で向かう。 真昼間の大通りを歩いていると、いろんな人…

  • 【Day112】探し物

    2018年7月31日 13カ国目:【エジプト】カイロルールは破るためにある。 カイロの交通事情はまるで俺にそれを伝えるかのように、荒れ狂っていた。 ヨルダンから人生初の海路でエジプトのダハブに恋をするために入国した俺は、恋をするために350ドルも払って、恋をするためのダイビングのライセンスを取得した。恋をするためにライセンスの勉強をし、恋をするためにダハブに1週間以上滞在した。順調にテストに合格し、無事ライセンスを取得した。 ただ一つだけ誤算だったのは、日本人の女の子が全然いなかった事だ。 欧米の姉ちゃんも男連ればかりだ。 おいおいどうしたダハブ。 かつて「恋するダハブ」と名声を轟かせたこの地…

  • 【Day100】教養不足

    2018年7月19日 12カ国目:【ヨルダン】アカバ湿り気一つない乾いた大地の中を歩いて、国境を超える。 衝撃的な物価の高さから4日間しか滞在しなかったイスラエルを去り、ダハブ行きのフェリーに乗るためだけに、ここヨルダンのアカバへ来た。国境を超えるや否やタクシーが盛大にぼったくってる。 腹立たしいので5kmくらい歩いてやろうとすると、軍隊の敷地だから徒歩は禁止だと言う。 手口が汚い。 イスラエル入国時といい、国境越えがなかなかスムーズにいかないものだ。 15日にイスラエルに入国した時は、イランの入国歴がばれ別室送りをくらった。 結果1時間ほど待って入国。首都のテルアビブには興味がなかったので、…

  • 【Day94】日常的楽しさ

    2018年7月13日 10カ国目:【ウクライナ】キエフ全身がかゆい。何も手につかない。 ベッドの中で虫に刺されたのか何故なのか、とにかく全身がかゆい。 おまけに左腕には帯状疱疹のようなものまで出ている。謎だ。これじゃせっかくイスラエルいっても死海に入れない。 イスラエルついても治らなかったら病院行くしかないな。 やはり健康第一だ。 ここ最近、キエフについて観光したり Tシャツやパンツをピンクに染めてみたり 美女と遊んだりしたが、今ひとつピンとこない。 今までのバックパッカーの旅の時みたいな活力が、どこかからこぼれ落ちてしまっているみたいだ。 写真も撮らなくなってきた。インスタの更新が減ったのは…

  • 【Day86】黄昏

    2018年7月5日 10カ国目:【ウクライナ】リヴィウ「天使のいる街、リヴィウか...。」世界一の美女大国ウクライナ。ついに俺はここまでたどり着いた。イランから陸路でよく来たものだ。 世界遺産に登録されているこの街リヴィウ。3歩歩けば美女にぶつかる。本当にそれくらい美女が多い。まあ天使がいるは言い過ぎだな。と、思ってたら本当にいた。 街並みも色彩豊かなヨーロッパ調で美しい。 この中を変わらずサンダル、短パン、タンクトップで歩いている自分が少し恥ずかしくなったので、綺麗に生えそろったワキ毛をもう一度剃った。 これで少しはこの街に馴染んだだろう。 昨日は同じ宿のトルコ人ボランティアグループの学生達…

  • 【Day84】出会いの国

    2018年7月3日 9カ国目:【モルドバ】キシナウ雲一つない晴天の昼前、宿のバルコニーで重い腰を上げキーボードを叩き始める。 聞こえるのは鳥のさえずりと朝から鳴き続けるニワトリのコケコッコー、それと隣の部屋のテレビの音だ。 絵に描いたような日曜日。実際は火曜日だが。旅をしていると曜日感覚が完全になくなるので意図的に確認しなければいけなくなる。 小学校の時の夏休みみたいなもんだ。 3日前にここモルドバの首都、キシナウに着いた。 何もないと聞いていたけど、今は特に観光をしたいわけではないのでとりあえず寄ることにしたキシナウ。最高だった。まず到着して、目星をつけていた宿に行ってみたのだが、オーナーの…

  • 【Day80】ペンネーム悩める旅人さん

    2018年6月29日 8カ国目:【ルーマニア】ブラショフこんばんは。 道を聞いただけでキレられたり無視されたり、アジアに比べると少し冷たく感じるヨーロッパの国々にも慣れてきた今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。僕は特に大きな事件もなく平凡な日常を過ごしています。記事には書いていませんが、居心地のよかったブルガリアのヴェスコタルノヴォを去り 悪名高きルーマニアのブカレストへ。 街の雰囲気は少し暗く全てが灰色でしたが僕は意外と気に入っています。 hip-hopが似合う街だなと思いました。 少し風邪気味でしたが、いろんな国の友達ができて楽しかったです。 そしてそんなブカレストを昨日去り、今は…

  • 【Day73】ヨーロッパ侵攻

    2018年6月22日 7カ国目:【ブルガリア】ソフィア午前4時30分、まだ暗い早朝のソフィアに到着。 人生初のヨーロッパの国だ。 まだ公共交通機関が動いていないのでバスターミナルで朝がやってくるのを待ち、町歩きへ出かけることに。本当は宿を探す予定だったが、イスタンブールからのバスで一緒だったアサコさんが12時の飛行機でイタリアへ飛ぶというのでそれまでに弾丸観光をすることに。相変わらず何も調べていない俺はとりあえずついて行く。 まだ人通りが少ない街を歩く。 イスタンブールに比べると都会度は落ちる。 朝から元気な銅像。 「Why?」ここソフィアは何も見るところがないという話を聞いていたが、今のとこ…

  • 【Day70】女好き

    2018年6月19日 6カ国目:【トルコ】イスタンブールアジアとヨーロッパが交差するユーラシア大陸随一の大都会イスタンブール。 ボスポラス海峡により隔てられたヨーロッパ側に俺はいた。 港にはカモメが飛び交い、二階建てのガラタ橋では平日の昼間にも関わらず地元のおっさんが釣りをしている。 昨日は世界一美しいと言われるブルーモスクへ行ったり、旧市街をぷらついていた。 今日は黄熱病の予防接種を受けるため新市街へ出かけたが、噂通り有料になっていたので諦める。 昼飯にケバブを買い、タクシム広場で黄昏ていた。 「何しようか。」 タクシム広場のフリーWi-Fiで情報を探す。 するとどうやらこのあたりにイスタン…

  • 【Day68】噂

    2018年6月17日 6カ国目:【トルコ】パムッカレ噂があった。地中から湧き出る透き通った透明の湯が、段々畑のように連なった白く輝く石灰棚を滑らかに流れ落ちる。 それはそれは美しく、ユネスコの世界遺産にも認定されている。 その場所の名はパムッカレ。噂があったんだ。 その話を聞いたのは1週間ほど前だったか。 カッパドキアまで一緒にいたりゅういちさんが人づてに聞いたものだった。 彼は言った。 「トルコのパムッカレに行くとロシア人の裸を見れるらしいよ。」 なんでもロシア人の間ではそんな卑猥な写真を撮るのが流行っているようだ。 男女平等を謳っているのか知らないがさすがに卑猥すぎる。 これは注意してやら…

  • 【Day65】ドキドキカッパドキア

    2018年6月14日 6カ国目:【トルコ】ギョレメ早朝、重いまぶたをどうにかこじ開け展望台を登る。 トルコではいたるところで見かける赤い大きな国旗が、展望台の頂上で朝日に照らされ神々しく揺れている。いつもなら特になんとも思わない国旗が、今日は少し神秘的に感じる。 そりゃそうだ。 俺は今、俺が世界一周中に見たい景色の中でも上位にランクインしているカッパドキアに来ているんだ。もったいぶっても仕方ないのでとりあえずこんな感じです。 気球が風に流されて行くのをぼんやりと見ているこの時間、大好きだ。 その後宿で朝食を食べ、観光へ。 今日は久しぶりの遠足。メンバーは以下。 昨日会った大学生でユーラシア横断…

  • 【Day61】ばとぅみ

    2018年6月10日 5カ国目:【ジョージア】バトゥミシンガポールの劣化版とも揶揄される黒海沿いの港町バトゥミ。 潮風で満たされた整った街並みに魅了された俺は、2日の滞在予定を大きく変更して、かれこれ1週間ここバトゥミに滞在していた。 幾多の旅人が駆け足で駆け抜けていくこの町に1週間いるやつも珍しいだろう。 とくに観光資源もないこの町でやることといえば、ビーチでぼけーっとすることくらいだ。まず昼前に目を覚ましベッドの上でケータイをいじってゴロゴロする。その後、のそのそと朝の支度を済ませ、水着を着て町歩きに出かける。 町歩きと言ってもそんなに見るものもないので俺の足は自然とビーチに向かっている。…

  • 【Day55】空前絶後の超絶怒涛の暇人

    2018年6月4日 5カ国目:【ジョージア】トビリシ俺は今バトゥミへ行くためのバスを待っている。 トビリシからバトゥミへはバスで約6時間。そして俺のバスの待機時間は8時間。 何かがおかしい。 全ての原因はメトロのボイコットだ。今日トビリシの地下鉄がボイコットしたお陰で、15時出発のバスを乗り過ごした。 次のバスは18時だったが、それに乗ってしまうと深夜にバトゥミに到着することになる。 それなら12時発の夜行バスに乗って行って朝ついた方が、宿代も浮くし一石二鳥だ。 この記事は特に書くこともないのだが、異国のカフェで8時間持て余した男が暇つぶしに書いているだけの、くだらない記事であることを前提に読…

  • 【Day54】ゆるい毎日と無意味な旅

    2018年6月3日 5カ国目:【ジョージア】トビリシ居心地の良い宿で優雅に朝を過ごし、昼過ぎにメトロに乗って街へ繰り出す。 トビリシのメトロは深い。 綺麗な街を歩いたり おっきい教会行ったり 美女について行ってみたり 自炊したり。ゆるーい時間が過ぎて行った。 俺はこの生活嫌いじゃないんだけど、どこか引っかかっていた。世界一周こんなんでいいのか? なんのために時間と金を費やしてこんなとこまで来てんだ俺は?こんなモヤモヤが頭のなかを支配する。そしてゆるい生活を送っていることに少し罪悪感を感じる。 「よし!観光に行こう!」 観光すれば罪悪感は消えるだろうという思いで、同宿で同じく世界一周中ののこうし…

  • 【Day50】美人恐怖症

    2018年5月30日 4カ国目:【アルメニア】エレバン見渡せば美人。 街を歩けば美人にぶつかる。そんなアルメニアを早々に去り、俺は次の国ジョージアへ向かっていた。おととい旧ナゴルノ=カラバフ、アルツァフ共和国で友達をたくさん作り、(とても小さい国なので1人友達ができるとネズミ講のようにどんどん増えていく) 世界一美人が多い国の一つ、アルメニアの首都エレバンへやってきた。 エレバンではもはや観光地並みの知名度をもつ有名日本人宿、「リダの家」に泊まった。 最近日本人が減ってるらしい。シャワーもないし汚いので、当然といえば当然だが、リダ家の情報ノートは一見の価値がある。ネット上に情報がなかった時から…

  • 【Day45】未承認国家

    2018年5月25日 5カ国目:【アルツァフ共和国(旧ナゴルノ=カラバフ)】ステパナケート未承認国家ナゴルノ=カラバフ。 音の響きも漢字もカッコいい。現在は憲法改正により、アルツァフ共和国という名前になっているようだ。初めてこの国のことを知った時から、絶対に訪れようと思っていた。ここは未承認国家なので、ほとんどの国から国として認められていない。 認めているのは アブハジア共和国、南オセチア共和国、沿ドニエストル共和国の3カ国だけで、この3カ国もまた未承認国家である。「未承認国家が未承認国家を承認しあっている...。」傷の舐め合いだ。 だがしかし俺の旅人としての嗅覚が「あそこからはシュールな匂い…

  • 【Day44】総額870円のヒッチハイク越境旅

    2018年5月24日 4カ国目:【アルメニア】ゴリスアルメニア。 ここはヨーロッパといっていいのかすんごくきわどい。 実際はコーカサス地方というポケモンに出てきそうな地名をしている。まずこの国へ来て思ったこと、 それは 露出が激しい。 国境を超えると同時に前にいた女性が、頭に被っていたヒジャブをおもむろに脱いだ。道行く女性達がタンクトップを着ている。 俺はどこに目を向ければいいのか分からず、チラ見が止まらない。イランはイスラム教国家なので女性は肌を見せてはいけないのだが、ここアルメニアは世界で初めてキリスト教を国教とした国だ。 なのでイランのように服装に関する制限がなく、女性達は各々の着たい服…

  • 【Day44】度を過ぎた優しさ

    2018年5月24日 3カ国目:【イラン】タブリーズ朝、パッキングをして宿を出る準備をする。 全ての荷物をバックパックに詰め、アルメニアへのルートを調べる。 久しぶりの陸路国境越えに、ワクワクする。 全身の毛が逆立つような感覚。この感覚はすごく表現しにくいのだが、ジブリのキャラクターがびっくりした時みたいな感じだ。 というのも昨日からイランのタブリーズにいるのだが、ここからアルメニアへのルートの情報があまりない。1番簡単なのは、国際バスを使ってアルメニアの首都エレバンまで行く方法なのだが、値段がすこぶる高い。 調べたところ、約60ドルするらしい。イランで想像以上に散財したあげく、唯一の収入源で…

  • 【Day42】旅への渇望

    2018年5月22日 3カ国目:【イラン】ラシュト久しぶりにドミトリーではなくシングルルームに泊まっていたため、(ドミが無かった)周りから干渉されることなく目を覚ます。今日の夜ラシュトを発ち、タブリーズへ向かう。 イスファハーンに長居した後遺症か、放浪熱に侵されたようだ。宿代を浮かすため、今回も夜行バスで移動する。 それまで時間があったので、ラシュトから60kmほどの場所にあるマースレー村へ行くことにした。この村では屋根の上を歩けるらしい。 屋根の上を歩きたい一心でいつものようにネットで情報を探すがあまりない。そこで宿の主人に聞き込み開始。 しかし彼はほぼ英語を話せないので、ペルシャ語とジェス…

  • 【Day41】カスピ海沿岸

    2018年5月21日 3カ国目:【イラン】ラシュト早朝、爽やかとは程遠い面持ちでバスを降りる。どうしてもあと1日だけいてほしいという元彼女の願いを聞き入れ、昨日イスファハーンで最後の別れを告げた。彼女とは昨日ほぼ一日中一緒にいた。やっぱり心まで美しい人だった。彼女からは「愛」というものについて全て教えてもらった気がする。 俺もいつか彼女のように愛を与えられる人間になりたいものだ。 そんな感じでしんみりしていたのと、朝寝起きだったのでバスの中にウクレレを忘れるという大失態を犯した。 気付いたときにはバスは何処へ...。 ああ、神さま。 もう嘘つかないからウクレレ返してください。 寝起きでどんより…

  • 【Day39】美女と野獣

    2018年5月19日 3カ国目:【イラン】イスファハーン 昨日の夜、彼女に電話して俺の気持ちを全て伝えた。ここだけの話、俺も彼女のことが好きだった。温度差に耐えられなかっただけだ。 ただ少しでもそんなことを伝えると、彼女に淡い希望を持たせることになるだろう。 俺は最低のクズになりきる覚悟を決めた。 今まで言ってきた言葉は全部嘘だと言おう。 「私も一緒にトルコに行きたい。」「いやそれは無理だわ。」「なんで?」「俺は一人で旅がしたいんだ。一緒には行けない。」「なんでよ?」「こんなこと言いたくないけど、俺、君のこと好きじゃないんだ。」「昨日までは好きって言ってくれたのに、どうして?嘘ついてたの?」「…

  • 【Day38】世界の半分で、愛をさけぶ

    2018年5月18日 3カ国目:【イラン】イスファハーンもうここにいてはいけない。 来る日も来る日もそう思いながら、俺はここイスファハーンに沈没していた。かつて 「世界の半分がここにある」 と言わしめたほど栄えた都市イスファハーン。 なかなか綺麗な街だ。俺がここに来て1週間が経つ。 多少は興味のある観光地は全て見たし、毎日町歩きをして大まかな地図は頭に入った。 イランで1番楽しみにしていたラマダンも経験した。もうここにいる必要は全くない。それでも俺がここに滞在している理由は、彼女ができたからだ。 自分で言うのもなんだが、彼女は俺のことを好きすぎる。 おとといの夜、散歩していたら仲良くなった家族…

  • 【Day31】恋の引き金

    2018年5月11日 3カ国目:【イラン】シーラーズ今日は旅立ってからちょうど1ヶ月記念日だ。 いつもなら大体このくらいで旅が終わり帰国していたが、今回はまだ10分の1だ。 いやもう10%が終わってしまったという感覚か。 イランで最も美しいと言われている町、シーラーズ。 俺はそこにいた。 伝統的で美しい街並みを楽しみながら散歩したり、 ビーフシチューのようなローカルフードを食べたり、 シーシャ吸ったり、 綺麗なモスク行ったり、 天使見つけたり、 プロポーズしたり。シーラーズ観光の目玉で世界史の教科書に出てくる遺跡、ペルセポリスとかあんまりそそられなかったから行ってないけど、それ以上に楽しい日々…

  • 【Day28】不思議な空間

    2018年5月8日 3カ国目:【イラン】ヤズド夜のバスターミナルを清々しく風が吹き抜ける。 無防備にベンチに横たわり、星一つ見えない曇り空を見上げていた。 俺は3日間過ごした砂漠の町ヤズドを後にし、シーラーズへと向かうためバスターミナルへ来ていた。夜行バスは23時発だというので、4時間もバスターミナルで待つ羽目に。まあここイランでは東洋人が珍しいのか、座っているだけでイラン人から話しかけられる。何人イラン人の知り合いができたことか。 最初は歩いてるだけで友達ができるのを楽しんでいたが、もうそろそろ飽きてきた。というか疲れる。 なにせ話しかけてくるくせに英語を話せないのでペルシャ語で延々とまくし…

  • 【Day26,27】ゾロアスター教

    2018年5月7日 3カ国目:【イラン】ヤズドだだっ広い砂漠の道が延々と続く。 バスを降りる。朝の日差しが眩しい。ここは砂漠のオアシス都市、ヤズド。 かつてシルクロードの中のオアシスとして栄えた砂漠の街だ。初めて砂漠にやってきた俺にとってはすごく新鮮な街並みだ。 土や藁、日干しレンガによって作られた建物たち。ただの街並みがまるでスターウォーズの砂漠の惑星タトゥイーンにやってきた感覚へと俺を誘う。 またここは世界最古の宗教とも言われるゾロアスター教の聖地でもある。「ゾロアスター教...。」このいかにもな名前に中二精神をくすぐられた俺は、ゾロアスター教の名所を観光することにした。まず向かったのは「…

  • 【Day24】家庭訪問

    2018年5月4日 3カ国目:【イラン】テヘランなんだか緊張するな。 観光地から少し離れた住宅街の階段を俺は、ヤスちゃんに少し遅れを取りながら上っていった。正直にいうと 「美人局だったら詰むな。」 と少し身構えていた。しかしそんな俺を待っていたのはすっごいあったかいイランの一般家庭だった。 玄関を入るなりパパ、ママ、弟、親せきがウェルカム状態で握手を求めてくる。そしていきなりリビングでみんなでティータイム。 ママが作ってくれていたまじで美味いお菓子やチャイを飲みながら何時間だろうか。 3時間は入り浸っていた。その間に サンドバックがあったのでボクシングを教えたり、 ウクレレを弾いたり。俺の持ち…

  • 【Day24】デート

    2018年5月4日 3カ国目:【イラン】テヘラン気づくと朝になっていた。 熟睡していたようだ。イランにやってきたのは幾多の旅人達が 「イランは面白い!」 と口を揃えて言っていたからだ。つまり俺はイランの情報を何も知らない。 ネットでテヘランの面白そうなスポットを探していると重大なことに気づく。「今日金曜日じゃん!!!!!」というのも、俺はネパールで暇していた時に世界的出会い系アプリ、ティンダーで知り合ったイラン人の女の子とデートの約束をしていた。 それが金曜日だったのだ。 (ちなみに俺はティンダーゴールドの会員です。 ゴールド会員に課金すると自分の現在地を変えられるので、次行く国の女の子と事前…

  • 【Day23】「サラーム」

    2018年5月3日 3カ国目:【イラン】テヘラン俺は重いバックパックを背負い疲労感満載の表情で新しい土地へと降り立った。 バックパッカーとしては人生で初めてアジアを脱し中東の国イランへやってきた。とりあえず空港からメトロに乗って市内へと繰り出す。 そして思う。 電車内、街中、どこを歩いていてもめちゃくちゃ見られている。 異常なほど視線を感じる。道行くイラン人が真顔で俺のことを見つめている。 「どういう感情!?ねえそれ、どういう感情!?」 と思いながらとりあえず宿に荷物を置いて散策に出かけた。 初めての中東の国。 今までアジアの喧騒の中を旅していた俺にとっては、とても整備されていて静かに感じる。…

  • 【Day22】ネパールまとめ

    2018年5月2日 2カ国目:【ネパール】カトマンズトリブバン国際空港。 世界トップレベルにガッカリする空港。 俺はものすごく傾いたベンチに腰掛けながらチェックインゲートが開くのを待っていた。 早く着きすぎたみたいだ。16日間過ごしたネパール。 後半は沈没気味で何もしていなかったがいい国だったな。ヒッピーの聖地タメル地区を散策。 寺院は適度に観光。日本語学校から内定もらう。山奥の置屋へ拉致られる。マッサージを受けてなぜか余計に疲れる。山に登る。一人で入念にカメラの角度を整え撮影。良さげな写真も撮る。気持ち良さそうな犬。絶対写真撮られ慣れてる。THE絶景。氷点下2℃でクレイジー。箸の使い方講習会…

  • 【Day19】アンバランス

    2018年4月29日 2カ国目:【ネパール】ポカラ大粒な雨が安宿の薄い屋根を打ち付ける。 今日は朝から雨か。どんよりしたポカラの朝の小道を、どんよりした寝起きの表情で工場直売のパン屋へと向かう。トレッキングを終えた達成感と疲労感からここ数日何もせずに日々を浪費していた。朝起きてパンを食べ、ドミトリーのベッドでゴロゴロし、昼飯を食べに街へ繰り出し、カフェでぼーっとする。 するといつのまにかあたりは暗くなっている。 夜になって冷え込む前にシャワーを浴びて、宿から数分のローカル食堂でダルバートを腹一杯食う。 帰り際に1日のご褒美としてコーラとポテトチップスを買って、宿の遅いWi-Fiに少しいらだちな…

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