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2018/04/07

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  • 新日本フィル第551回定期演奏会@トリフォニー

    今年最初の記事。去年はとにかく更新を怠け続けてしまったが、今年はペースを一昨年以前に戻して頑張りたい。さて、今年初のコンサートレヴューはお馴染みNJP。ブリテン:戦争レクイエムop.66指揮:ダニエル・ハーディングソプラノ:アルビナ・シャギムラトヴァテノール:イアン・ボストリッジバリトン:アウドゥン・イヴェルセン合唱:栗友会合唱団合唱指揮:栗山文昭児童合唱:東京少年少女合唱隊児童合唱指揮:長谷川久恵今のNJPで、完成度の高い演奏を聴ける可能性が最も多い指揮者の一人はやはりハーディングだろう。まして、ブリテンはかつて「ねじの回転」の名演をDVDで聴いているので、期待は高まる。期待、そしてかなりの程度予想通りの演奏となった。複雑なスコアを見通し良く再現する、水際立った手腕はいつもと同様。今回の演奏は、もちろん曲想が...新日本フィル第551回定期演奏会@トリフォニー

  • マーラー祝祭オーケストラ特別演奏会@ミューザ川崎

    ここ半年ほどのコンサートについての記事が未だ滞っているのに、最新の演奏会についての記事も書けずに1週間が経ってしまった。アラム・ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲変ニ長調グスタフ・マーラー:交響曲「大地の歌」指揮:井上喜惟ピアノ:カレン・ハコビヤンテノール:今尾滋アルト:蔵野蘭子この日は「マーラー祝祭オーケストラ」にとって初めての演奏会にあたるのだが、このオーケストラには前身といってよい団体がある。ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ(以下、JMO)がそれだ。音楽監督井上をはじめ、団員もかなりの人数が重なっている。そのJMOに所属していた縁もあり、今回の演奏会に足を運んだ。このオーケストラはその名の通り、言うまでもなくプログラムの中心をマーラーの作品に置いているが、JMOでの第2回演奏会のメイン・プロにハチャ...マーラー祝祭オーケストラ特別演奏会@ミューザ川崎

  • ダイアナ・ロス&シンディ・ローパー(ともに@武道館)

    「次の機会があるから」という言い訳を自分に言い聞かせて機会を逃し、その結果が大後悔に終わったイヴェントのうち、最初にして最大級のダメージを感じたのがクライバー最後の来日、最後のオペラとなったウィーン国立歌劇場「ばらの騎士。」その後も同様の後悔を何度も繰り返したあげく、たどり着いた一つの結論が「聴けるときに聴いておけ」。この信条を実践すべく昨年からは、卓越した業績と評価を得た-そして付け加えるならキャリアの長い-アーティストを積極的に聴くようにしている。その方向性から、昨年はマライア・キャリーとサラ・ブライトマンを聴いたのだが、引き続いて今年の第一四半期にはダイアナ・ロスとシンディ・ローパー(ともに1月、武道館)。ダイアナ・ロスは、そのキャリアの長さを窺わせる、客層の年齢層の高さが印象的。会場前方正面には赤絨毯を...ダイアナ・ロス&シンディ・ローパー(ともに@武道館)

  • 軍港めぐり in 2015

    年末年始以降、ブログの更新サボリが続いているが、今更ながら少しずつ書いていきたい。今年の正月休み中、唯一の遠出は横須賀行。目的は「横須賀軍港めぐり」。4年前に1度体験し、その時以来2度目になる。このクルーズの目玉は、個人的にはやはり空母「ジョージ・ワシントン」。前回は見損ねてしまったのだが、年末年始は母港である横須賀に停泊しているのではないかと考え、この時期に足を運んだ。風もなくこの時期にしてはすごしやすい日で、クルーズを楽しめた。そして2度目の正直、ついに停泊中のジョージ・ワシントンを目撃。他の艦艇よりもかなり距離が離れていたので、圧巻の迫力とはいかなかったが、まずは実見できたことで満足。その他の艦艇もじっくり見られて楽しめた。軍港めぐりin2015

  • アンサンブル・ラピスラズリ 第5回演奏会@浜離宮朝日ホール

    先週聴いたコンサート。W.A.モーツァルト:ディベルティメントニ長調K.136W・ローズ:組曲第5番P.チャイコフスキー:弦楽六重奏曲“フィレンツェの思い出”より第2楽章G.マーラー:交響曲第五番より第四楽章(アダージェット)W.A.モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調指揮:丸山貴大この団体を聴いたのは初めて。コンサートの後、HPを確認したのだが、団体の沿革はよくわからない。だが、まだ第5回の演奏会ということだが、舞台上の団員数は回を追って充実してきているようだし、なにより演奏内容の水準が高い。プログラムは作曲年代・形式・内容いずれも多岐にわたっていて、聴く立場としてはちょっと耳と頭の切り替えが大変ではあったが、盛り沢山で楽しめた。殊に、初めて聴いたローズの典雅な雰囲気の表出は秀逸。また、チャイコフスキーにおけ...アンサンブル・ラピスラズリ第5回演奏会@浜離宮朝日ホール

  • 都響第787回定期演奏会@東京文化会館

    今シーズン、コンサート通いの状況に変化があった。1996年以来、断続的に定期会員となっている新日本フィルは今年も継続。加えて、都響ではこの2年間、「作曲家の肖像」シリーズを聴いていたが、今年からは定期会員に変更した。創立50周年を迎え、音楽監督に大野和士を迎えた年に筆者もほぼ毎月、都響を聴き続けることとなる。マーラー:交響曲第7番ホ短調指揮:大野和士シーズン最初の演奏会亜、音楽監督大野が登場。近年この曲の実演に接する機会も増えたが、この日の演奏は音楽監督就任記念公演に相応しい熱のこもったものだった。都響のマーラーといえば、どうしてもインバルによる演奏のイメージが強く、印象もしれとの比較になりがちになってしまう。インバルの重厚感、緻密さ、表現の多様性・振幅の大きさには一歩を譲るが、しなやかなリズム感を基盤とした見...都響第787回定期演奏会@東京文化会館

  • 東京・春・音楽祭《ワルキューレ》@東京文化会館

    昨年後半からのサボリ癖に加え、最近は最近は回線の不調もあって更新が滞ってしまっている。これから、過去分も含め貪欲に書いていきたい。まず、昨日の演奏会について。東京・春・音楽祭の目玉といってよいオペラ公演。昨年始まったのが「ニーベルングの指環」4部作を毎年1作ずつ上演するというツィクルス企画で、昨年「ラインの黄金」を聴き、今年が2作目「ワルキューレ」。筆者がオーケストラで最後に演奏したのが「リング」抜粋版だったこともあり、これら4作には特別な感慨がある。今年の「ワルキューレ」は4作品中個人的に最も好きでもあり、期待して足を運んだ。桜の季節とも重なり、上野は大変な人出。祝祭的な雰囲気が高まる。演奏は5時間に及ぶ長丁場を感じさせないクオリティの高さを聴かせた。作品を知悉しているヤノフスキの緻密な指揮と、それに重厚な響...東京・春・音楽祭《ワルキューレ》@東京文化会館

  • "未完成』 第15回演奏会@川口リリア

    ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」第2楽章モリコーネ:「ニュー・シネマ・パラダイス」より抜粋バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」より抜粋ドビュッシー:小組曲ピアソラ:ブエノスアイレスの冬フォーレ:組曲「ドリー」指揮:小松信彦毎年恒例、“未完成』の演奏会に今年も足を運んだ。過去の資料にあたって確認した訳ではないけれども、今回のプログラムは過去に取り上げられた作品の再演が多い印象。もっともその印象は、全体的に以前よりも一層表現がこなれてきて、舞台上の演奏者の雰囲気にも一種の余裕のようなものが感じられたことによるのかもしれない。この団体のお家芸ともいうべきフランス近代もののドビュッシーとフォーレは今更付け加えるべきものもない。むしろ目を惹いたのはモリコーネとバーンスタインにおけるカラフルな愉..."未完成』第15回演奏会@川口リリア

  • GGニューイヤーコンサート 2015@Hakuju Hall

    ギター好きにとってはウィーンに勝るとも劣らない豪華なコンサートを聴いた。演奏者は福田進一、大萩康司、朴葵姫の3人。この3人がソロを含む様々な編成で多彩な音楽世界を紡ぎ出す。プログラムは以下。細川俊夫編:さくら~「日本民謡集」よりソロ・福田進一グラニャーニ:トリオニ長調トリオ・福田進一、大萩康司、朴葵姫グラナドス:詩的ワルツ集デュオ・大萩康司、朴葵姫ラヴレディ:今朝、オーマに再び陽は昇ったソロ・大萩康司ディアンス:ハクジュ・パルスデュオ・福田進一、大萩康司ロドリーゴ:ヘネラリーフェのほとりソロ・朴葵姫ファリャ:粉屋の踊り~魔法の輪~火祭りの踊りデュオ・福田進一、朴葵姫武満徹:不良少年原博:挽歌~「組曲」よりヒンデミット:ロンドバリオス(福田進一改変):サパテアード・カリブトリオ・福田進一、大萩康司、朴葵姫阪神淡路...GGニューイヤーコンサート2015@HakujuHall

  • 都響「作曲家の肖像」シリーズvol.100〈シベリウス〉@芸術劇場

    来季から音楽監督に就任する大野和士を聴いた。シベリウス:レンミンカイネンの帰郷シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調シベリウス:交響曲第5番変ホ長調指揮:大野和士ヴァイオリン:三浦文彰「レンミンカイネンの帰郷」は初めて聴いたが、初期のシベリウスらしく劇的でロマンティシズム溢れる音楽。この曲を聴いて、「トゥオネラの白鳥」「レンミンカイネンとサーリの乙女」「トゥオネラのレンミンカイネン」を含めた4曲をまとめた「4つの伝説」の形での演奏を生で聴きたいと思った。三浦のヴァイオリンは、年齢に似合わぬ安定感ある演奏。今後が楽しみだ。5番は緻密で重厚な表現。気合を感じさせる演奏は、このコンビの今後に期待を抱かせた。この3年、会員となって聴き続けてきた「作曲家の肖像」シリーズは来シーズンで終了となる。沈みかけた船からいち早く逃げ...都響「作曲家の肖像」シリーズvol.100〈シベリウス〉@芸術劇場

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