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マリサキリサメの食べある記 https://blog.goo.ne.jp/kimootanamenna

マリサキリサメがご飯を食べます。美味しいご飯でパーフェクトな恋の魔法を完成させるぜ!このブログは東方

マリサキリサメの食べある記
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2018/04/03

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  • 日本橋 玉ゐ 本店

    4月7日。夜。妖怪退治とその後始末に追われ、現場に居合わせた咲夜とちょっとしたいざこざがあったりして、私は少しだけ疲れていた。お腹も空いていたので、せっかくだから自分にご褒美でもあげようと思い(女子!)、気になっていたお店に向かう。日本橋玉ゐ本店。日本橋玉ゐといえば都内でも珍しい穴子の専門店。ミシュランガイドにも掲載された、日本橋界隈でも有名なお店だ。趣のある外観に私の胸もときめく。昭和に建てられた酒屋を改装した店舗らしい。スライド式の扉を引き、中に入る。カウンターとテーブル席があったが、私は一人だったのでカウンターの方に座らせてもらった。メニューをちらりと見る。初めてのお店ではその店の一番スタンダードなメニューを頼むことを信条としている私は、箱めしの中箱と茶漬け用の出汁を注文した。煮上げか焼き上げか聞かれたの...日本橋玉ゐ本店

  • 日本橋 フランツィスカーナーBar&Grill

    4月5日。夜。日中に会った依頼人は案の定ペット捜索だったので、一瞬断ろうかと思ったが、よく話を聞いてみるとそのペットは犬の姿をしながら人語を話すらしく、少々興味が湧いた。大体人の言葉をしゃべるような奴は妖怪か妖獣と決まっている。金払いもそこそこいいので、この話乗ってみることにした。さて、そんな商談を終えて時刻は夜の20時。お昼ご飯をたくさん食べたとはいえ少々お腹がすく時間帯である。一人で夜ご飯も寂しいので、魔法具(スマホ)で適当な奴でも呼び出そうと思う。何人か連絡してみたら、華扇が暇してるそうなので、至急くるように伝えた。あいつフットワーク軽いし(いつも動物に乗って現れる)、すぐ来るだろう。合流した華扇は「いつも日本酒ばかりで飽きたから美味しいビールが飲みたい」と言い出した。美味しいビールの店にあまり心当たりが...日本橋フランツィスカーナーBar&Grill

  • 日本橋 小洞天 日本橋本店

    4月6日。今日の予定は午後から日本橋で依頼人と会う予定だった。どうせ内容はペットの捜索とかそんなことだろうと思いながらも、私は日本橋に足を運ぶ。依頼人と会うのは14時。ただいまの時刻は12時30分。先に何か食べたいな……という思いに駆られる。私はもてあました時間と胃袋にほとほと困っていた。日本橋(京橋側)の街をぐるぐる回る。この街は今となっては小奇麗なオフィスビルが建ち並んでいるが、老舗や有名店も多い街だ。洋食のたいめいけん、あなごの玉ゐ、吉野鮨本店、海鮮丼のつじ半……室町側とはまた別の趣があり、東京駅に近づくに連れ雑多な雰囲気になるのもまた良い。さて、今回私の目に付いたのは、「小洞天日本橋本店」だ。70年以上の歴史がある老舗中華料理店の小洞天。流石に平日のお昼時とあって店内はサラリーマンやOLでかなりの混雑ぶ...日本橋小洞天日本橋本店

  • 東久留米 もりもり寿し

    猛烈に日本海の魚介が食べたくなる瞬間、皆にもあると思う。弾幕勝負で完全勝利を収めた時、告白してフられた時、部活帰りの赤く染まった空をおもむろに見上げた時。その瞬間は突然やってくる。4月5日のお昼。私は珍しくやることがなく、河童の河城にとりのところにでも昼飯でもたかりにいこうと思い立った。にとりが住んでいる町は、清流の町「東久留米」である。(東京にそんな市があったんだな)箒でにとりの住処の方角に飛んでいると、突然心にあるワードが浮かんできた。「日本海の魚介が食いてぇ……」これはまさしくラストワード。にとりを捕まえるや否や、すぐさま魚介が食べられる店を探す。しかし、ここら辺一帯、清流の街の割に、そういう類の店がほとんどないのである。私達は仕方なく、近くの大型商業施設(イオン)へと転がり込んだ。すると、あるではないか...東久留米もりもり寿し

  • 日本橋 杜の都 太助

    それは妖怪退治が一層激しさを増す3月30日のことであった。私は一通りの依頼をこなして疲労困憊で帰路についた。日中のせわしなさと喧噪を思い浮かべ、一抹の寂しさを胸に抱えながら、夜の日本橋を徘徊していた。これは妙な現象なのだが、疲労感が強いと食事の量を増やしたくなる。そんなに食べられないのに、大盛りにしてみたり付け合わせを余計に頼んでみたり、何故かいつもより多めに頼んでしまうのだ。それでいつも後悔してしまうのだが。その日もまさしく、そのような状況に陥ってしまってた日なのである。私は何かとにかく食べたい、特に肉を食べたいという強い気持ちが心に湧出していた。疲れていると無性に肉が食べたくなる。生存本能なのだろうか。しかし、いい店が思いつかず、ふらふらと日本橋の地下鉄の駅に降りてしまった。そこでふと考えたのが、ビルの地下...日本橋杜の都太助

  • 茅場町 アンナプルナダイニング

    3月某日。満開を過ぎた桜がその花弁を散らし、新緑の葉を空に広げ始めた頃。私は珍しく妖怪退治の依頼を受け、茅場町まで出張っていた。(私の妖怪退治でのメイン活動範囲は日本橋である)午前中に中々強烈な妖怪に出会ってしまった私は、思わず使ってしまったマスタースパークの連射によって少々疲れてしまった。午後からもこの近辺で2件の妖怪退治の依頼があったため、とりあえず腹ごしらえをするために、茅場町を徘徊し始めた。新大橋通りを一本入った路地をウロウロしていると、中華料理屋とインド料理?屋が並んでいた。ふむ……私は考えた。今日はこういう方面で攻めるのもアリか。して、どちらにしようか。中華かインドか。そういえば先ほど倒した妖怪はどうも大陸系のエッセンスを持つ妖怪だった。だから逆に、中華はやめよう、と思った。最終的に選んだ「アンナプ...茅場町アンナプルナダイニング

  • 日本橋八重洲 めん徳二代目つじ田

    3月某日。その日は丸一日中日本橋で妖怪退治という名の肉体労働を行い、心身ともに疲れていた。ほとんどの妖怪を退治し、気付いたらもはや21時に近い時刻だった。自炊するのも面倒くさくなってしまった私は、どこか適当な店で夕ご飯を済ましてしまうことにする。しかしながら、夜の日本橋は女子一人で気軽に入れるような店が少ない。ただでさえオフィス街で、更には歴史ある江戸前の気風が残る街である。私は途方に暮れながら、夜の日本橋を徘徊していた。そして、ちょっと見つけ辛い路地にふらっと現れたのが「めん徳二代目つじ田」である。つじ田と言えば、実は私は御茶ノ水に存在する店舗に行ったことがある。もう5年以上前のことだが、私は当時初めてつじ田のつけ麺を食べた時は、「今までの人生で一番美味しいつけ麺だ!」と至極感激したものであった。特に当時の私...日本橋八重洲めん徳二代目つじ田

  • 銀座 吉宗(よっそう)

    3月の某日。私は観劇の予定があり、珍しく霖之助と二人で出かけることになった。劇は午後からの予定だったので、お昼でも食べようかという話になる。場所は銀座。残念だが、私は銀座には疎い。これは魔法使いに共通することなのだが、基本的に魔法使いは陰キャである。(アリスやパチュリーを見ろ。な?なんとなくわかるだろ?)日本最大級に陽の街である銀座に対して知識があるわけがないのである。そんなことはさておき、とにもかくにもお昼ご飯である。何か食べないと午後からの観劇で、劇の途中にお腹が鳴ってしまう。私は霖之助に助けを求めたが、なんと珍しく霖之助が二つの提案をしてきた。「長崎ちゃんぽんとオーガニックレストラン、どっちがいい?」私の気分は長崎ちゃんぽんだった。銀座の四丁目から中央通りを七丁目ほどまで歩くと現れるビル、「長崎センタービ...銀座吉宗(よっそう)

  • 池袋 六坊担担麺

    3月某日、私はその日誰も訪れることのなかった魔法店を早々に店じまいをした。一抹の寂しさと空腹を覚えた私は、何か腹に入れる物を求めて池袋に降り立った。(移動は箒が基本だが、都市を箒で飛ぶのは危ないな。電線に引っかかり死にかける)池袋の東口に降り立ち、少し歩いてドン・キホーテの前のあたりで、今日は麺類の類にしようと思った。私は基本的に麺類が好きだ。ラーメン、そば、うどん。パスタやフォーだって好き。和食やフレンチのように、一つの小皿に複雑に絡み合う食材のシンフォニー、そしてその繊細さも、悪くはない。だが、麺類はそれ一つで完成された世界観がある。ある種の暴力的な、世界観。私は麺類の、そういう愚直な姿が好きだ。さて、その日はお腹の空き具合も鑑みて、ラーメンにしようと思った。猥雑な繁華街を少し行くと、ひと際明るい建物、所謂...池袋六坊担担麺

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