すっかり顔見知りになった鮮魚コーナーで特売のヤリイカをすすめられ、これを大根と一緒に炊こう!とひらめいた。僕の祖母、おばあも絶品のイカと大根の炊いたんを作ってくれた。僕も作ってみたい!さっそく買って帰ったけど『和風だしの素』がない!そして代わりに見つけたキューブのコンソメを使ったけど、果たして味は…自炊は成功したのか?
はじめて作るハンバーグ、成功の秘訣は『付け足し』!煮込み豆腐ハンバーグ!だけどおばあの辛口評価は…
88歳の祖母、おばあが食べているのは、僕がはじめて作ったハンバー――グ!!と“師匠”風に叫びたい!なぜなら「お前が?ほんまに作ったんか?」と信じてくれないから。だけど裏を返せば、僕が作ったと思えないくらいおいしいということ!?おいしさとおばあの健康を考えて、豆腐煮込みハンバーグにしてよかった!ところがおばあの評価は…
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孫が作った祖母の好物、阿藻珍味の尾道ラーメン!おばあの評価は、まさかの最低点!理由は意外な…
インスタントの尾道ラーメンを、“本場”の広島の知り合いが送ってくれた。この阿藻珍味の尾道ラーメン、以前にも食べて店の味みたいにおいしかったやつだ!しかも、あっさりと濃厚味が入った“味比べ”バージョン!僕の祖母、おばあもきっと今回も喜んでくれる!そう期待して作ったのに、おばあの評価はまさかの最低点!?理由は意外な
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実はおばあは洋食派!ハンバーグとコーンポタージュで、今回こそ孫の料理で笑顔に!
前回おばあに出したベトナム土産の袋麺には微妙な反応をされてしまった。それに最近、知り合いの訃報が続き、中学の同級生だった大江健三郎さんのことも残念がっていた。だからこそ笑顔になるものを食べさせたい!と用意したのは〈もりせん〉のハンバーグと〈スジャータめいらく〉のコーンポタージュ。味付けはハインツのトマトケチャップだ。
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今年も寒い冬を乗り切って、祖母と孫が春を満喫!春を告げる公園の桜とおばあの食欲
近ごろおばあの体調がいい。待ちに待った暖かな春がやってきたからだ。寒がりで高血圧で持病のあるおばあにとって、冬の寒さは文字通り命取りになりかねない。この日も大阪は春の陽気で心地いい。こんな日はおばあを連れて公園に行こう…と思ったけど、おばあは乗り気じゃない様子。それでも説得して公園に行くと桜が咲いていて…
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今年も寒い冬を乗り切って、祖母と孫が春を満喫!春を告げる公園の桜とおばあの食欲
近ごろおばあの体調がいい。待ちに待った暖かな春がやってきたからだ。寒がりで高血圧で持病のあるおばあにとって、冬の寒さは文字通り命取りになりかねない。この日も大阪は春の陽気で心地いい。こんな日はおばあを連れて公園に行こう…と思ったけど、おばあは乗り気じゃない様子。それでも説得して公園に行くと桜が咲いていて…
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孫がおばあに出してみた。謎のベトナムインスタント麺!味の感想は??VIFONのワンタンメン
おばあが大量にすすっているのは、正体不明のベトナム麵。ベトナムに行った知り合いからもらった、VIFONというメーカーのインスタント袋麺だ。味は謎だけど、麺類が大好きなおばあに作ってみる。写真ではエビ入りでモチモチに見えるワンタンメンのようだけど、実際は…?
大阪のおばあが、北陸のソウルフードに大満足!?まつや『ピリ辛とり野菜みそ』鍋(聖護院大根入り!)
おばあに作ったこの日の“まごめし”は鍋!味付けは北陸の家庭で「鍋といえばこれ!」の、まつや『とり野菜みそ』のピリ辛味だ。というのも、最近まつやの公式ツイッターで『おばあめし』を購入したという報告があったから!これはもう(勝手に!?)コラボして祝うしかない!と気合を入れて作った鍋だけど、気になるおばあの反応は…
台所に立てなくなった祖母に、今年のバレンタインデーのチョコレートは孫からのサプライズ…なのになんでお見通しやねん!
2月14日のバレンタインデーに、久々に二人で出かけた先はおばあ行きつけの、病院!天気がいいので車イスを押して行くことに。おばあはいつになくご機嫌だ。理由はわかっている。それは、この日が2月14日だから!どういうことかというと…僕がプレゼント用のチョコレートをこっそり用意していること、お見通しなんやろ、おばあ!
祝『サラメシ』出演特別メニュー!祖母の好物をひとつにした焼豚うどん!だけど失敗!?孫の手料理
僕の祖母、おばあと一緒に出演した NHK『サラメシ』をご覧いただきありがとうございます。反響は想像以上で、北陸在住の知り合いから出演祝いの品物が届いた。石川県で知る人ぞ知るスミヤ精肉店の焼豚だ。これを使って、僕がおばあに作ったのが焼豚うどん。おばあの好物の肉とうどんをひとつにしたメニューで満点をもらえると思ったら…
恵方巻は作れなくなっても、豆はまける!節分におばあと孫の“初”豆まき!
2月3日は節分!もう何年も豆まきなんてしていないのに「豆まき、せえへんのか?」と僕の祖母、おばあが珍しいことを言った。僕はダッシュで「福豆」と鬼のお面を買ってきて、おばあと豆まき開始!その様子をライブ配信した。おばあはいつになく楽しそうだけど、どうして豆を手渡してくるんや!それ豆まきじゃなくて「豆わたし」やんか!
おばあと僕が新聞に!さらにあの「働くオトナの昼ごはん」を紹介するNHK『サラメシ』に再び登場!
おばあと僕とおにぎりのことがドーン!と大きく新聞に載った!掲載されたのは1月16日付の毎日新聞、大阪版の夕刊。その新聞を手に入れて「ほら、載ったで!」とおばあのところに駆け込むと、と完全に何のことか忘れている様子。さらに、NHKの「働くオトナの昼ごはん」を紹介するあの『サラメシ』にも出ることが決まり…
高齢者には出すな危険!だけどおばあの大好物、餅を安全に食べる孫レシピ
僕の祖母、おばあは餅が大好物。昨年まで正月に毎日5つは食べていた。だけど餅は、今のおばあには危険すぎる!飲み込む力が落ちて、食事中にむせることが多くなった。餅なんて出したら、のどに詰まってしまいそう。だけど好物を食べて、さらに元気になってもらいたい!どうすれば安全にを食べられるのか。僕は考えたすえ…
おせち料理ができない孫が祖母に作る正月料理。豪華すぎ!?焼き伊勢海老と『年越したうどん』
新年最初の楽しみといえば、初詣とか初日の出とか寝正月とかいろいろあるけど、僕にとってはおばあが作るおせち料理!だけど今年は何もない。高齢のおばあが昨年、台所に立てなくなってしまったからだ。だから仕方ない、いやだからこそ僕が作っておばあに元気を与えたい!でもおせち料理なんてどうすれば…と悩んでいると、なんと伊勢海老が…
僕にとってクリスマスといえば、サンタさんからのプレゼントや恋人と過ごすロマンチックな夜でもない!この10年以上楽しみにしているのは、おばあが作るスペシャル・メニューだ。とくに骨付きのチキンは絶品。ところがおばあはコロナにかかって入院し、台所に立つことができなくなってしまった。だったら僕が作ればいい!
延期した(から?)大成功!この喜びを伝えたい!『おばあめし』刊行記念イベント【ものを書いて“食って”いく!関西在住ライター師弟それぞれの方法】
台風で一度は諦めかけた『おばあめし』刊行記念イベント【ものを書いて“食って”いく!関西在住ライター師弟それぞれの方法】を12月9日に開催した。経緯を詳しく書いたのは、それだけ開催できたこのよろこびを伝えたいから!対談相手は恩師でノンフィクションライターの近藤雄生さん。場所はMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店。
おばあが喜ぶ孫の味!?長崎の『金のちゃんぽん』と、富山の『カニ面』そっくりカニグラタン
前回、孫の僕が祖母(おばあ)に作ったのはゴーゴーカレーまぜうどん。その味がよっぽどおいしかったらしく、おばあはまた「うどんがええ」とリクエスト。そう言ってくれるのはうれしいけど、次はどんな味にしたらいいのか…迷いながらスーパーの麺売り場に行くと、見つけたのは長崎金のちゃんぽん!そして富山のカニ面そっくりなカニグラタン!
孤独のグルメに触発されて、おばあに食べさせたい富山グルメ…のはずがお隣の金沢グルメに!『ゴーゴーカレー監修 カレーまぜめんの素』
僕が大好きなドラマ『孤独のグルメ』が、シーズン10までやってきてついに…これまた好きな場所、北陸が舞台に!主人公の五郎さんが訪れたのは富山県富山市。食べるのはもちろん郷土料理。僕もおばあに富山グルメを作ろうと、スーパーを巡っていると『ゴーゴーカレー』の文字を発見!しかも『まぜめんの素』!これは作らないわけにはいかない。
加賀百万石が誇る簡単!絶品!鍋の素!とり野菜みそピリ辛鍋…のはずが、孫がおばあに作ってまさかの失敗!?
石川県をはじめ北陸の家庭で鍋といえば、まつやの『とり野菜みそ』!この加賀百万石がほこる鍋の素、しかもピリ辛味の『とり野菜みそ』を石川県民の知り合いが送ってくれた。慣れない料理に悪戦苦闘中の僕にとって簡単に絶品に仕上がる鍋の素は天の助け!だけど具材がないので後日にしよう。そう諦めていたら「あるもん」で作れとおばあが言い…
料理初心者の孫(アラフォー)が、はじめてフライパンで作った焼きそばに、おばあは!?インスタントじゃない『マルちゃん焼きそば』
料理をおばあに頼りっぱなしだった僕は、インスタント以外の焼きそばを作ったことがない。そんなことを今になって思った理由は、先日の孤独のグルメに“飯テロ”効果抜群の焼きそばが登場したから。焼きそばなら濃い味が好きなおばあもきっと喜んでくれるはず。それに野菜をたっぷり入れれば健康的。というわけでおばあに焼きそばを作ったけど…
【お知らせ】『おばあめし』出版記念イベント第2弾12/9に開催!大迫知信×近藤雄生さん 関西在住ライター師弟対談
『 おばあめし』出版記念イベント第二弾を開催することになりました!タイトルは【ものを書いて“食って”いく!関西在住ライター師弟それぞれの方法】。今回、僕と一緒に登壇するのは、京都在住のノンフィクションライターで大学生時代の僕の恩師、近藤雄生さん!ライター(志望)はもちろん、そうじゃなくても、楽しめる対談になりますよ!
会心の出来のパリパリ餃子が…フニャフニャに!孫の料理におばあの評価は、まさかの!?
『孤独のグルメseason10』第5話に登場したのは、おいしそうな鶏皮餃子!このパリパリ食感の餃子をおばあに食べさせたい!ただ僕が作ると失敗しそう。そこで用意したのは味の素の『冷凍ギョーザ』。これも皮はパリパリで間違いなくおいしい!おばあに出す翌日の昼は時間がないのでラップをして冷蔵庫に入れておいた。それが悪かった…
「うどんがええ」って祖母が言うから作ったった!うどんはうどんでも、長崎名物!マルタイの皿うどんを!
「うどんがええ」とおばあが言うので、もちろん作った!長崎名物皿うどんを!麺は細くてパリパリであんかけが乗った別物だけど、うどんと名乗っているし、マルタイのやつは簡単に作れそうだから喜んでくれるはず!これにしたのは津村記久子さんが原作の夜ドラ『つまらない住宅地のすべての家』に出てきた揚げそばがおいしそうだったから。
『おばあめし』出版記念イベント【おばあめしの生みの親は、芥川賞作家】!津村記久子さんとMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店にて開催!
念願の書籍『おばあめし』(清流出版)の刊行記念イベント【おばあめしの生みの親は、芥川賞作家】を、10月21日に開催しました。会場は国内最大級の大型書店【MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店】!登壇者は著者の僕(大迫知信)と小説家の津村記久子さん。二人のトークとサイン会の模様をお伝えします。
おばあと公園で過ごした【穏やかな一日】は、ビッグイベント盛りだくさんの【嵐の前の静けさ】か!?
おばあと一緒に、久々に公園に! 10月の半ばというのにポカポカと暖かく、あちこちで花が咲きほこり、辺りを行きか
おばあが辛いのがいいって言うから!孫が作って祖母が食う!激辛ハバネロふりかけおにぎり
僕がおばあに料理を作るとき、気を付けているのは味を濃くしすぎないこと。 おばあは僕が物心ついたときから血圧が高
【お知らせ】おばあと僕がテレビに出ます!9月29日夕方、朝日放送テレビ「newsおかえり」
おばあと僕が、なんと! 久々に! テレビに映ります! ようやく出版できた、念願の書籍『おばあめし』の発売日、
とうもろこしごはんにポタージュスープ!孫がおばあに作る思い出の味!とうもろこしづくし
スジャータのコーンポタージュスープに、とうもろこしの粒を一本分追加。それを温めて出したところ、味にうるさいおばあが、珍しく素直に褒めてくれた。そこで今回、僕がおばあに作った孫めしは、とうもろこしづくし!スープに加えて用意したのは、炊きたてのとうもろこしごはん。僕の自信作だけど、問題はおばあが気に入ってくれるかどうか…
10年以上にわたって僕を支えてくれた、祖母が作るちょっと変わった料理「おばあめし」が書籍になります!このブログを見ていただき、応援してくれた皆さまのおかげです。そして出版を記念して、京都でトークイベントを開催します。ゲストは書籍にも登場する恩師でノンフィクションライターの近藤さん!
高齢おばあも夢中になる味!?初めてのキッシュとペンネを、介護用スプーン二刀流で味わう
ペンネにキッシュにカレーピラフ!サラダにはなんと、生ハムが!このおしゃれで豪華なメニューはもちろん、僕がおばあに作った「孫めし」…ではない。おばあの知り合いがくれたおすすめのテイクアウトメニューだ。おいしそうなメニューがてんこ盛りだけど、問題はおばあが食べてくれるかどうか。キッシュやペンネなんて見たこともないはず…。
超甘党のおばあの原点!トウモロコシを孫が大量投入!?スジャータのコーンクリームポタージュ
僕の祖母、おばあは「三度のめしより、甘いもんが好き」。その原点は、生まれ育った愛媛の山奥で栽培していたトウモロコシだ。「トウキビ(トウモロコシ)が採れる時期が待ち遠しかった」と、おばあは最近もしみじみ語っていた。というわけで僕は大きなトウモロコシを買ってきた。これを今回はコーンポタージュスープにして出すことに…
おばあの眠気も吹き飛ばす!?孫が作ったとろろ昆布巻きおにぎり
僕の祖母、おばあは近ごろ、仏像みたいに半開きの目をして、ぼうっと遠くを見ていることが多い。米寿を迎えてついに悟りを開いた!なんてことはなく、昼間もとにかく眠たくて、まぶたがぱっちりと開かないだけらしい。おばあの眠気を吹き飛ばすために、孫の僕が作ったのがとろろ昆布巻きおにぎり!以前おばあが僕に作ってくれたやつだけど…
これは「おばあめし」はじまって以来の重大事…いや、僕がこれまで経験した中でも一、二を争う嬉しいできごとだ!おばあに伝えたら、どんな反応をするだろう。頑固でぶっきらぼうなおばあだけど、とびきりの笑顔を見せてくれるのに違いない。その様子をインスタグラムのライブ配信で発表することに決め、書籍化決定の発表を投稿した。ところが…
おばあは二月にコロナにかかってから、外を出歩くのが難しくなった。でもたまには外で日の光を浴びて、新鮮な空気をたっぷり吸ってもらいたい。そしてさらに元気になって、また台所に立って料理をしてほしい。そこでおばあと一緒に近所の公園に出かけることにした。僕はこんなときのために、地域の社会福祉協議会から車イスをレンタルしていた。
祝88歳!おばあの米寿を祝う孫。プレゼントは大好物のケーキ…ではなくプリンパフェ!?
6月1日は、おばあの88回目の誕生日!88歳といえば末広がりの八が重なる縁起のいい歳。それに『八十八』を合体させると『米』の字になるから米寿とも呼ばれる。おばあの半生を祝うのに米寿ほどふさわしい呼び名はない。大好物のケーキで祝うことにした。だけど選んだのはプリンが乗ったパフェ。しかも6月1日を過ぎていた。その理由は…
おばあの得意の煮物料理にはよく大根が入っていた。大根をよく使うのは、おばあが子どものころから馴染みがあって、味も「大好き」だからと教えてくれた。好物の『大根の炊いたん』を食べれば、おばあはますます元気になって、また一歩料理ができる状態に近づくはず!というわけで、孫の僕が大根の煮物に挑戦した。
孫の手作り酢豚と市販のバターカステラ』、おばあが選んだおいしい方はどっち!?
僕は前回、餃子に酢豚のタレをかけ、おばあの大好物の中華料理をミックスした。ところがおばあの判定は「90点』!?今回は最高点を獲得すべく、酢豚のタレでリベンジだ!そう気合を入れて作ったのは、宮崎の『もち豚』の薄切り入りの『もち豚酢豚』。『ふらのバターカステラ』も用意しているけど、どちらがおいしいか、おばあが選んだのは?
今度は孫がおばあに作る!餃子と酢豚、おばあの好物をミックスしたオリジナルメニュー
僕の作った『まごめし』を、おばあはバクバクと一気に食べてくれた。これほど勢いよく食べてくれるのは、僕の料理の腕が上がったから……ではなく、おばあの好物2つをミックスしたから。1つ目は餃子。それもおばあの好きな味の素の冷凍ギョーザだ。2つ目は酢豚!あの甘辛いとろみのあるタレを餃子にかけたのだった。果たしておばあの評価は?
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すっかり顔見知りになった鮮魚コーナーで特売のヤリイカをすすめられ、これを大根と一緒に炊こう!とひらめいた。僕の祖母、おばあも絶品のイカと大根の炊いたんを作ってくれた。僕も作ってみたい!さっそく買って帰ったけど『和風だしの素』がない!そして代わりに見つけたキューブのコンソメを使ったけど、果たして味は…自炊は成功したのか?
僕の祖母、おばあが一番多く作った料理は、毎日欠かさず炊いていたごはんだ!毎食出てくるのが当たり前だと思っていたけど、自炊するようになってわかった。米を炊く手間暇は“当たり前”なんかじゃない。ごはんも立派な一品だ。そしておばあのような料理上手を目指す僕は、土鍋で炊き込みごはんを作ることにした。しかも牡蠣入り。
自分の祖母、おばあのような料理上手になりたい。おばあのようにどんな食材でもおいしく炊けるようになってやる!そんな目標を胸に、僕が今回、商店街の魚屋で見つけたのはエイの切り身!?サメの仲間で、あの平べったい軟骨魚類のエイ?さかなクンはテレビでおいしいと言っていたけど…半信半疑で買ってきた僕はエイを鍋で煮て…
おばあが作ったシチューが食べたい!だけど僕の祖母、おばあは介護施設に移ってしまった。それなら自分で作るしかない!と初めて自炊したシチューは、いろいろあって『栗原はるみのビーフシチュー』でハンバーグシチューに。それもおいしかったけど、今度はクリームシチューが食べたくて『濃いシチュー4種のチーズ』を使い、牡蠣を入れた結果…
料理上手の祖母、おばあを目標に僕は料理を作っている。だけどおばあのように、好きな肉や魚を買ってくることはできない。魚は特売のアラか、小アジかイワシと決まっている。そんな僕のもとに、おばあの知り合いから瀬戸内海の牡蠣が届いた。これはもう、おばあも好きだった、石川県のソウルフード、まつや『とり野菜みそ』で鍋にするしかない!
おばあのような“炊いたんマスター”を目指し、僕はこれまで和食の鍋で煮た料理、通称”炊いたん”を作ってきた。今回ははおばあが得意だった洋風の炊いたん、クリームシチューを作ろう。介護福祉施設に移ったおばあにアドバイスをもらい、買ってきたのはクリーム…ではなく『栗原はるみのビーフシチューj』の素。しかも具材はハンバーグ!?
おばあが家にいないから、今年の正月は13年ぶりに僕ひとりで過ごすことになった。何もやる気が出ず、初詣にも出かけない引きこもり状態で三が日を過ごしていたら、3日目におばあの友人から連絡があり、なんと4日目に生きた伊勢海老が届いた!するともうじっとしていられない。炊いたんマスターを目指す僕は伊勢海老味噌雑煮を作りはじめた。
あけましておめでとうございます。お陰様でこのブログ“おばあめし”も新年を迎えることができました。大晦日に食べる蕎麦は、今年はおばあが家にいないので僕が作りました。おばあの過去の料理の記録を見返し、用意した食材は京野菜の祝だいこんや金時にんじん、餅など。おせちに使うめでたい具材を蕎麦と合体させ、年越しおせち蕎麦が完成!?
去年のクリスマスから一年のあいだにおばあは施設に入所した。だから今年は12月24日のイヴも25日もひとりで過ごすことになった。やる気が起こらないけど、せっかくのクリスマスなのだから、おばあのようにスペシャルな料理を作ってやる!と気合を入れたメニューは、『トムヤムクン風レモントマトアクアパッツァ鶏鯛鍋』になったけど…
おばあと僕の介護の話がなんと、マンガになりました!僕が綴ったおばあとの日常を原作に、ほっこりかわいい素敵な絵で
おばあが「炊いたん」と呼ぶ煮物には、よく鶏肉が入っていた。おばあのような“炊いたんマスター”を目指す僕にとって、鶏肉の炊いたんは避けては通れない。施設にいるおばあに調理の秘訣を聞きに行くと「あるもんで、作ったらええ」とのこと。そこで冷凍庫にあった鶏肉で炊いたんを作ったら…何かがおかしい。これは失敗!?
おばあの料理の味を今のうちに受け継がなければ…。孫の僕はそう決意して、おばあの得意料理「炊いたん」を作るようになった。前回作ったのは里芋の炊いたん。その前はなんきん(かぼちゃ)だった。次は僕の好きな魚にしよう!魚屋に行くと新鮮な鯖が。そうだ、サバの味噌煮を作ろう!だけど問題は、おばあは魚が苦手だったこと
僕の祖母、おばあの得意料理「炊いたん」を極め、炊いたんマスターに僕はなる!と決意して、今回作ったのが里芋の炊いたん。ようは里芋の煮物だ。おばあが毎日のように作っていたから、簡単にできるだろうと思ったけど、それが大間違い。最初のステップ、皮むきで大きくつまづいた。つるつる滑って手から飛び出してしまう。おいしく作るコツとは
僕の祖母、おばあは鍋で煮た料理を“炊いたん”と呼ぶ。それをおばあは毎日のように作ってくれた。子どものころから何かを“炊いて”いたというから、生涯でいちばん作っているおかずは炊いたんだ。自炊するようになった僕も、気づけば炊いたんばかり作っている。今回作るのはハロウィンにぴったりなかぼちゃ、あらためなんきんの炊いたんだ!
僕の祖母、おばあは長年、暮らした家をしばらく離れることになった。留守を預かる僕は、おばあの家の台所で自炊をするようになり、おばあが作った大根の炊いたんが無性に食べたくなった。それなら自分で作るしかない!大根と一緒に煮る具材はブリのアラと鶏胸肉。そしておばあの助言とチャットGPTを駆使して作った大根の炊いたん味は・・・
近所で90年続く福祉施設でお世話になりはじめて、おばあの体調はよく笑顔も増えた。食事も家ではじゅうぶんとれなくなり、寝ていることが多かった。それが今では栄養状態がよくなり、体力が戻ってきたようで、起きている時間が長くなった。今ならプレゼントを持って行くと、笑顔を見せてくれそう!なぜなら、今日は敬老の日!
僕の祖母、おばあが患うパーキンソン病は、脳や脊髄の神経細胞が失われることで体が動かなくなっていく。アルツハイマー型認知症やALS(筋萎縮性側索硬化症)も、この神経変性疾患の一種でどれも完治することはない。おばあの病状は人の助けがあれば日常生活を送れていた“要支援”から“要介護”になり自宅で生活するどころではなくなった。
パーキンソン病の症状で、昼間でもよく眠るようになったおばあ。目覚めているときは表情も豊かで会話もできるけど、ひ
おばあの病気はじわじわと進行し、スイッチが切れたように深く眠る時間が増えていく。やがて覚醒している時間はわずか
おばあがまたひとつ歳をとって、89歳になった。去年の2月にコロナにかかって台所に立てなくなり、体が動かなくなるパーキンソン症状がじわじわと進行中。できないことが増えていくなか、去年と変わらず自宅で誕生日を迎えることができた。それだけのことがこんなにうれしいなんて、初めてかもしれない。ホールケーキでお祝いだ!
88歳の祖母、おばあが食べているのは、僕がはじめて作ったハンバー――グ!!と“師匠”風に叫びたい!なぜなら「お前が?ほんまに作ったんか?」と信じてくれないから。だけど裏を返せば、僕が作ったと思えないくらいおいしいということ!?おいしさとおばあの健康を考えて、豆腐煮込みハンバーグにしてよかった!ところがおばあの評価は…
インスタントの尾道ラーメンを、“本場”の広島の知り合いが送ってくれた。この阿藻珍味の尾道ラーメン、以前にも食べて店の味みたいにおいしかったやつだ!しかも、あっさりと濃厚味が入った“味比べ”バージョン!僕の祖母、おばあもきっと今回も喜んでくれる!そう期待して作ったのに、おばあの評価はまさかの最低点!?理由は意外な
前回おばあに出したベトナム土産の袋麺には微妙な反応をされてしまった。それに最近、知り合いの訃報が続き、中学の同級生だった大江健三郎さんのことも残念がっていた。だからこそ笑顔になるものを食べさせたい!と用意したのは〈もりせん〉のハンバーグと〈スジャータめいらく〉のコーンポタージュ。味付けはハインツのトマトケチャップだ。
近ごろおばあの体調がいい。待ちに待った暖かな春がやってきたからだ。寒がりで高血圧で持病のあるおばあにとって、冬の寒さは文字通り命取りになりかねない。この日も大阪は春の陽気で心地いい。こんな日はおばあを連れて公園に行こう…と思ったけど、おばあは乗り気じゃない様子。それでも説得して公園に行くと桜が咲いていて…
近ごろおばあの体調がいい。待ちに待った暖かな春がやってきたからだ。寒がりで高血圧で持病のあるおばあにとって、冬の寒さは文字通り命取りになりかねない。この日も大阪は春の陽気で心地いい。こんな日はおばあを連れて公園に行こう…と思ったけど、おばあは乗り気じゃない様子。それでも説得して公園に行くと桜が咲いていて…
おばあが大量にすすっているのは、正体不明のベトナム麵。ベトナムに行った知り合いからもらった、VIFONというメーカーのインスタント袋麺だ。味は謎だけど、麺類が大好きなおばあに作ってみる。写真ではエビ入りでモチモチに見えるワンタンメンのようだけど、実際は…?
おばあに作ったこの日の“まごめし”は鍋!味付けは北陸の家庭で「鍋といえばこれ!」の、まつや『とり野菜みそ』のピリ辛味だ。というのも、最近まつやの公式ツイッターで『おばあめし』を購入したという報告があったから!これはもう(勝手に!?)コラボして祝うしかない!と気合を入れて作った鍋だけど、気になるおばあの反応は…
2月14日のバレンタインデーに、久々に二人で出かけた先はおばあ行きつけの、病院!天気がいいので車イスを押して行くことに。おばあはいつになくご機嫌だ。理由はわかっている。それは、この日が2月14日だから!どういうことかというと…僕がプレゼント用のチョコレートをこっそり用意していること、お見通しなんやろ、おばあ!
僕の祖母、おばあと一緒に出演した NHK『サラメシ』をご覧いただきありがとうございます。反響は想像以上で、北陸在住の知り合いから出演祝いの品物が届いた。石川県で知る人ぞ知るスミヤ精肉店の焼豚だ。これを使って、僕がおばあに作ったのが焼豚うどん。おばあの好物の肉とうどんをひとつにしたメニューで満点をもらえると思ったら…
2月3日は節分!もう何年も豆まきなんてしていないのに「豆まき、せえへんのか?」と僕の祖母、おばあが珍しいことを言った。僕はダッシュで「福豆」と鬼のお面を買ってきて、おばあと豆まき開始!その様子をライブ配信した。おばあはいつになく楽しそうだけど、どうして豆を手渡してくるんや!それ豆まきじゃなくて「豆わたし」やんか!
おばあと僕とおにぎりのことがドーン!と大きく新聞に載った!掲載されたのは1月16日付の毎日新聞、大阪版の夕刊。その新聞を手に入れて「ほら、載ったで!」とおばあのところに駆け込むと、と完全に何のことか忘れている様子。さらに、NHKの「働くオトナの昼ごはん」を紹介するあの『サラメシ』にも出ることが決まり…
僕の祖母、おばあは餅が大好物。昨年まで正月に毎日5つは食べていた。だけど餅は、今のおばあには危険すぎる!飲み込む力が落ちて、食事中にむせることが多くなった。餅なんて出したら、のどに詰まってしまいそう。だけど好物を食べて、さらに元気になってもらいたい!どうすれば安全にを食べられるのか。僕は考えたすえ…
新年最初の楽しみといえば、初詣とか初日の出とか寝正月とかいろいろあるけど、僕にとってはおばあが作るおせち料理!だけど今年は何もない。高齢のおばあが昨年、台所に立てなくなってしまったからだ。だから仕方ない、いやだからこそ僕が作っておばあに元気を与えたい!でもおせち料理なんてどうすれば…と悩んでいると、なんと伊勢海老が…
僕にとってクリスマスといえば、サンタさんからのプレゼントや恋人と過ごすロマンチックな夜でもない!この10年以上楽しみにしているのは、おばあが作るスペシャル・メニューだ。とくに骨付きのチキンは絶品。ところがおばあはコロナにかかって入院し、台所に立つことができなくなってしまった。だったら僕が作ればいい!
台風で一度は諦めかけた『おばあめし』刊行記念イベント【ものを書いて“食って”いく!関西在住ライター師弟それぞれの方法】を12月9日に開催した。経緯を詳しく書いたのは、それだけ開催できたこのよろこびを伝えたいから!対談相手は恩師でノンフィクションライターの近藤雄生さん。場所はMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店。
前回、孫の僕が祖母(おばあ)に作ったのはゴーゴーカレーまぜうどん。その味がよっぽどおいしかったらしく、おばあはまた「うどんがええ」とリクエスト。そう言ってくれるのはうれしいけど、次はどんな味にしたらいいのか…迷いながらスーパーの麺売り場に行くと、見つけたのは長崎金のちゃんぽん!そして富山のカニ面そっくりなカニグラタン!
僕が大好きなドラマ『孤独のグルメ』が、シーズン10までやってきてついに…これまた好きな場所、北陸が舞台に!主人公の五郎さんが訪れたのは富山県富山市。食べるのはもちろん郷土料理。僕もおばあに富山グルメを作ろうと、スーパーを巡っていると『ゴーゴーカレー』の文字を発見!しかも『まぜめんの素』!これは作らないわけにはいかない。
石川県をはじめ北陸の家庭で鍋といえば、まつやの『とり野菜みそ』!この加賀百万石がほこる鍋の素、しかもピリ辛味の『とり野菜みそ』を石川県民の知り合いが送ってくれた。慣れない料理に悪戦苦闘中の僕にとって簡単に絶品に仕上がる鍋の素は天の助け!だけど具材がないので後日にしよう。そう諦めていたら「あるもん」で作れとおばあが言い…
料理をおばあに頼りっぱなしだった僕は、インスタント以外の焼きそばを作ったことがない。そんなことを今になって思った理由は、先日の孤独のグルメに“飯テロ”効果抜群の焼きそばが登場したから。焼きそばなら濃い味が好きなおばあもきっと喜んでくれるはず。それに野菜をたっぷり入れれば健康的。というわけでおばあに焼きそばを作ったけど…
『 おばあめし』出版記念イベント第二弾を開催することになりました!タイトルは【ものを書いて“食って”いく!関西在住ライター師弟それぞれの方法】。今回、僕と一緒に登壇するのは、京都在住のノンフィクションライターで大学生時代の僕の恩師、近藤雄生さん!ライター(志望)はもちろん、そうじゃなくても、楽しめる対談になりますよ!