この果てしない 言葉の海の中にいくつかの文字を組み合わせたわたしの言葉が 放たれる誰に向かうでもなく何かに向けて告げるでもなく唯 漂い続けるいつかは、何処かの、知らない誰かの小さな胸の奥の小さな入江に漣のような ぎざぎざの波跡を残したりするのだろうか
手折れば すぐに息を止めてしまう 野花の密やかな生の営みを 儚いと思う我が傲慢さを思い知る 深い叢の中で
古びてところどころ錆びが浮き出たブリキの小箱。そこから時々思い出したように取り出すからくりことば。キリキリとネジを廻せばコトコトと動き出す。ひとつ進めばひとつ振り返り、ふたつ進めば立ち止まる。日がな一日飽きもせず、開けたり閉めたり。たまにはそんな日があっ
古びてところどころ錆びが浮き出たブリキの小箱。そこから時々思い出したように取り出すからくりことば。キリキリとネジを廻せばコトコトと動き出す。ひとつ進めばひとつ振り返り、ふたつ進めば立ち止まる。日がな一日飽きもせず、開けたり閉めたり。たまにはそんな日があっ
何処かの 誰かの ひと夏の物語。何かが始まっても何かが終わっても誰も気に留めたりなんかしないけどね。気付いたら 季節が変わっているだけだから夏が終わるまで ここで見ているよ。そっと、ね。
何処かの 誰かの ひと夏の物語。何かが始まっても何かが終わっても誰も気に留めたりなんかしないけどね。気付いたら 季節が変わっているだけだから夏が終わるまで ここで見ているよ。そっと、ね。
切り取った あのときの 欠片押しピンで 止めてみた
切り取った あのときの 欠片押しピンで 止めてみた
切り取った あのときの 欠片押しピンで 止めてみた
切り取った あのときの 欠片押しピンで 止めてみた
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