今回は、高殿円さんの『シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗』を読んでみました。前作『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』が面白かったので、続きも購入しました…
高殿円『シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗』を読んだ感想
今回は、高殿円さんの『シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗』を読んでみました。前作『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』が面白かったので、続きも購入しました…
今回は、多崎礼さんの『煌夜祭』を読んでみました。多崎礼さんと言えば、『レーエンデ国物語』。本屋大賞の候補にもなっています(2024年3月12日現在)。私も昨年…
今回は、望月麻衣さんの『満月珈琲店の星詠み』を読んでみました。イラストが本当に美しい…ここには載せられないのですが、満月と星空が輝く下にフードトラックのような…
今回は、知念実希人さんの『天久鷹央の推理カルテ 完全版』を読んでみました。前々から、X(旧Twitter)でお見掛けしていて気になっていた作品の1つ。 出版社…
今回は、原田マハさんの『ハグとナガラ』を読んでみました。これはSNSの読了ポストで見かけて、気になったので購入しました!原田マハさん作品好きなのに、読んでいな…
今回は、雨穴さんの『変な家』を読んでみました。X(旧Twitter)でも一時期話題に…そして映画化されるということで読んでみました!でも、正直話題話題となると…
今回は、小野不由美さんの『魔性の子』を読んでみました。『魔性の子』は十二国記のepisode 0となる作品。よく『魔性の子』は、どのタイミングで読むべきなのか…
青柳碧人『むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。』を読んだ感想
今回は、青柳碧人さんの『むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。』を読んでみました。『むかしむかしあるところに、死体がありました。』『赤ずきん、旅…
今回は、町田そのこさんの『コンビニ兄弟3』を読んでみました。このシリーズ、好きなのですよね。説教臭くなく、読者も読んでいるうちに、「あっそうか…。これって…」…
今回は、川上弘美さんの『三度目の恋』を読んでみました。極上の恋愛小説という帯にある宣伝文句に惹かれて、思わず購入しました。 下記、期待して読みます。☑極上の恋…
今回は、小野不由美さんの『風の万里 黎明の空』を読んでみました。『月の影 影の海』のその後のお話となる今作。(※『月の影 影の海』を未読の方は、お気を付けくだ…
今回は、町田そのこさんの『コンビニ兄弟2』を読んでみました。 第1巻を読んでとても温かい気持ちになったので、2巻目に突入です。 下記、私は期待して読んでみまし…
今回は、青山美智子さんの『猫のお告げは樹の下で』を読んでみました。青山美智子さんの作品は『木曜日にはココアを』『ただいま神様当番』『お探し物は図書室まで』『月…
今回は、上橋菜穂子さんの『鹿の王 水底の橋』を読んでみました。『鹿の王』の後日譚。スピンオフ作品ということで読んでみました。今回は、ホッサルとミラルが主人公と…
今回は、上橋菜穂子さんの『鹿の王 水底の橋』を読んでみました。『鹿の王』の後日譚。スピンオフ作品ということで読んでみました。今回は、ホッサルとミラルが主人公と…
今回は、窪美澄さんの『私は女になりたい』を読んでみました。帯の“本当の恋愛小説”という言葉に惹かれて読んでみました。40代、50代と大人の女性はかなり共感でき…
今回は、町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』を読んでみました。第18回(2021年)本屋大賞を受賞した今作。52ヘルツのクジラとは…?それでは、あらすじ…
今回は、小川洋子さんの『博士の愛した数式』を読んでみました。第1回本屋大賞受賞作品というパワーワードに惹かれて…読み終わった後、こんなにも心穏やかになるとは思…
今回は、湊かなえさんの『告白』を読んでみました。「この小説は、衝撃だった…」という声をたくさん聞いたので、興味が湧きました…!読んだ後、私は「え?」と驚いて、…
今回は、冲方丁さんの『天地明察』を読んでみました。本屋大賞受賞作品でもあり、映画化作品でもある今作。何やら暦に関するお話だとか…今当たり前のようにある暦がどう…
今回は、辻村美月さんの『本日は大安なり』を読んでみました。ものすごく面白いと帯に書かれており、衝動的に手に取ったこの作品…予想を裏切らない面白さと、辻村美月さ…
今回は、住野よるさんの『麦本三歩の好きなもの 第一集』を読んでみました。自分は人見知りです…目立ちたくないです…共感できたあなたは、この主人公と仲良くなれるか…
今回は、有川浩さんの『空飛ぶ広報室』を読んでみました。まだまだ若手の2人が悩みながら壁にぶつかっていく。その中で出てくる先輩たちのアドバイスが、じーんときます…
今回は、藤崎翔さんの『逆転美人』を読んでみました。紙の本ならではの挑戦!トリックにテンションMAXでした!それでは、あらすじと詳しい感想をどうぞ! あらす…
今回は、宇山佳佑さんの『この恋は世界でいちばん美しい雨』を読んでみました。数ある恋愛小説の中で、雨がこんなにも美しく切ないものに感じたのは、この作品が初めてで…
今回は、川上未映子さんの『すべて真夜中の恋人たち』を読んでみました。34歳の女性が恋愛に苦しみもがく様子がリアルに書かれた作品に、胸がギュッとなりました。それ…
今回は、小川糸さんの『ツバキ文具店』を読んでみました。仕事に追われ、家事に追われ…自分と向き合う時間なんて、一切とれない。そんな慌ただしい日々に、心が疲弊して…
今回は、小林泰三さんの『ドロシイ殺し』を読んでみました。オズの魔法使い、なつかしさがこみ上げます。一体、このオズの国に何が起こるのか…それでは、あらすじと詳し…
今回は、小林泰三さんの『クララ殺し』を読んでみました。今回も騙されました。頭が混乱したままで、読んでOK!それでは、あらすじと詳しい感想をどうぞ! あら…
原田マハ『生きるぼくら』自分の力を信じて、つき合う、自分自身に
原田マハ『生きるぼくら』自分の力を信じて、つき合う、自分自身に 「生きる力と元気が育つ本」 この帯に書かれていた“育つ”とは?と思い、購入して読んでみたら…
今回は、有川浩さんの『植物図鑑』を読んでみました。ロールキャベツ男子とでも言いますか…キュン死必須の一冊ですそれでは、あらすじと詳しい感想をどうぞ! あらす…
伊坂幸太郎『死神の精度』人生、どうだった? 人生、どうだった?床屋の主人の「死ぬのは怖い」から始まり、最後は美容室の女主人の「死ぬのは怖くない」で終わる。この…
小林泰三『ティンカー・ベル殺し』ピーターパンがティンカーベルを殺した?あなたは見破れる?
小林泰三『ティンカー・ベル殺し』ピーターパンがティンカーベルを殺した?あなたは見破れる? ※グロいの注意※でも、それ以上に注意すべきなのは…正直、私はグロい…
夏川草介『本を守ろうとする猫の話』あなたは、なんで本を読むのか?わかりますか?
夏川草介『本を守ろうとする猫の話』あなたは、なんで本を読むのか?わかりますか? 参った…月平均10冊の本を読む私では、答えがわかりません。あなたはわかります…
小川糸『ライオンのおやつ』あなたが、最後に食べたいおやつは?
小川糸『ライオンのおやつ』あなたが、最後に食べたいおやつは? 今まで読んだ中で一番と言っていいほど、じーんじわじわと余韻が残った。生きるコトと死ぬコトは対極…
坂木司『アンと青春』「夢」がないのはダメなのか?今回も和菓子ミステリーが冴える
坂木司『アンと青春』「夢」がないのはダメなのか?今回も和菓子ミステリーが冴える 今回はどちらかというと、和菓子の知識よりも人間関係や自分自身の在り方(将来)…
宮下奈都『羊と鋼の森』文章が美しく、優しい音色が聞こえてくるお仕事小説
宮下奈都『羊と鋼の森』文章が美しく、優しい音色が聞こえてくるお仕事小説 今までこんなにも美しい世界を読んだことがありません… 調律師との出会いと実際に仕事をし…
青柳碧人『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?
青柳碧人『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの? 今回もそれぞれの童話に出てくる小道具がキーポイントになる西洋…
有川浩『塩の街』人が塩になる!?救われるのは世界じゃなく…〇〇な人
有川浩『塩の街』人が塩になる!?救われるのは世界じゃなく…〇〇な人 果たして、これに唸らない人はいるだろうか? 世界を救うヒーローは何を思って、世界を救いに…
原田マハ『星がひとつほしいとの祈り』「頑張ったね。ちょっと休もう」心に染みる小説
原田マハ『星がひとつほしいとの祈り』「頑張ったね。ちょっと休もう」心に染みる小説 今頑張りすぎていませんか?ちょっと休みたいあなたに、読んでほしい一冊があり…
村山由佳『天使の卵』切ない恋愛模様。人を愛するのは罪なのか 人を愛することは、場合によっては罪になるのだろうか?あなたは、どう思いますか?どこか純文学的な雰…
青柳碧人『むかしむかしあるところに、死体がありました。』こんなミステリー読んだことありますか?
青柳碧人『むかしむかしあるところに、死体がありました。』こんなミステリー読んだことありますか?異色の〇〇ミステリー 「むかしむかしあるところに・・・」と始ま…
村山早紀『かなりや荘浪漫 庭園の鳥たち』母逃亡、家も仕事もない少女…
村山早紀『かなりや荘浪漫 庭園の鳥たち』母逃亡、家も仕事もない少女… 天才少年、天才少女が題材の物語。とはいえ、こういった話は主人公が幸せを掴んでいくという…
三浦しをん『ロマンス小説の七日間 ロマンス小説の翻訳が暴走…?ドタバタ恋愛小説
三浦しをん『ロマンス小説の七日間』ロマンス小説の翻訳が暴走…?ドタバタ恋愛小説 ロマンス小説と現実の対比、女性が男性に求めることがストレートに書かれている。…
中居真麻『ハナビ』忘れられない人はいますか? 「なんでその人が好きなの?」と聞かれたことがある。「忘れられない特別な人がいる」という人には何か響くものがある…
宮木あや子『野良女』男性禁制!リアル女子会の様子… あなた、自分の未来に不安を抱いていないでしょうか?「仕事はこれでいいのだろうか?」「結婚しなきゃ、年齢的…
大橋弘祐『サバイバル・ウェディング』婚活×マーケティングの異色婚活小説
大橋弘祐『サバイバル・ウェディング』婚活×マーケティングの異色婚活小説 30代の女性、もしくは婚活をしている人は1回読んでほしい! 特に… 「30代になると…
辻村深月『傲慢と善良』グサグサ刺さる…あなたが“結婚”に求めているモノは?
辻村深月『傲慢と善良』グサグサ刺さる…あなたが“結婚”に求めているモノは? あなたの隣にいる彼or旦那様の、どこが好きなんでしょうか?他の人と何が違うんでし…
有川浩『海の底』敵と闘う者達の熱き闘いと子供の成長に涙 小説で、初めて〇〇ました… こんなにも興奮したことがあるでしょうか?ちなみに、ゴジラ・ガメラ世代の人は…
辻村深月『かがみの孤城』伏線も秀逸!子供達が抱えた傷は… 約束します。 大人も読める児童書と言われますが… 確実に・・・ 児童書の括りでは収まり切れないほど…
原田マハ『ロマンシェ』フランスを舞台として乙女男子が駆け抜けるビタミン小説
原田マハ『ロマンシェ』フランスを舞台として乙女男子が駆け抜けるビタミン小説 フランスが舞台の恋愛小説と言われたら、あなたはどんなストーリーを想像しますか? …
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿8 願いを叶えるマキアート』とんでもないことが起きます
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿8 願いを叶えるマキアート』コーヒーフェスティバルでとんでもないことが起きます 今回は長編モノで、京都コーヒーフェスでの事件…
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿7 悲しみの底に角砂糖を沈めて』 これが実話を元らしい…
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿7 悲しみの底に角砂糖を沈めて』これが実話を元に作られた話だなんて信じられますか? 今回は短編集。ですが!今までと違って、…
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿6 コーヒーカップいっぱいの愛』奥様の愛があなたにはわかる?
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿6 コーヒーカップいっぱいの愛』奥様の愛があなたにはわかりますか? 今回も長編モノ。そして、最初からガンガン裏切られます。…
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように』【心して読め】
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように』【注意】今までのほっこりタレーランに慣れている人は心して… 【注意】今までのほっこり…
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは5種類のフレーバーで』全く違う5話を堪能しよう
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは5種類のフレーバーで』全く違う5話を堪能しませんか? サブタイトル通り、ブレイクタイムの作品。今回はスピンオフ…
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿3 心を乱すブレンドは』この大会で何が起きているのか
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿3 心を乱すブレンドは』この大会で何が起きているのか、あなたにわかりますか? この大会で何が起きているのか?初見で、すべて…
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿2 彼女はカフェオレの夢を見る』今日も今日とて、思い込みを逆
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿2 彼女はカフェオレの夢を見る』今日も今日とて、思い込みを逆手に取ります。騙されない自信ありますか? 前作に劣らず、思い…
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』ついに出た!京都×珈
岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』ついに出た!京都×珈琲ミステリー 京都って不思議な魅力があって、つい京都が舞台の小…
浅原ナオト『今夜、もし僕が死ななければ』 なぜ生きるのか?なぜ死ぬのか?生きる意味はあるのか?
浅原ナオト『今夜、もし僕が死ななければ』なぜ生きるのか?なぜ死ぬのか?生きる意味は…? 人はなぜ生きるのか?なぜ死ぬのか?限られた時間を生きるコトを問う命の…
町田そのこ『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』「自分に与えられた場所で、どう息をするか?」
町田そのこ『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』「自分に与えられた場所で、どう息をするか?」 「自分に与えられた場所で、どう息をするか?」あなただったら、どうし…
原田マハ『キネマの神様』ボロ泣きした。ひたすらに…。 映画を観ているとき、あなたはその世界に入り込み、泣き笑い、怒ったりしませんか? まるで、今まさに、自分…
住野よる『青くて痛くて脆い』あまりの青さ、痛さ、脆さに居たたまれない
住野よる『青くて痛くて脆い』あまりの青さ、痛さ、脆さに居たたまれない 『青くて痛くて脆い』という題名から、青春時代の切ない恋愛話か?夢見がちな学生の話だろう…
湊かなえ『ブロードキャスト』湊かなえの新しい側面が…!爽やかな青春小説?!
湊かなえ『ブロードキャスト』湊かなえの新しい側面が…!爽やかな青春小説?! 湊かなえさんといえば、どんなイメージがあるでしょうか?私はやはり「イヤミスの女王…
顎木あくみ『わたしの幸せな結婚』無能×無感情な平凡少女が美青年に愛される!キュンキュン和風恋愛
顎木あくみ『わたしの幸せな結婚』無能×無感情な平凡少女が美青年に愛される!キュンキュン和風恋愛ファンタジー キュンキュンしたい人は集まれ!特に、明治・大正…
燃え殻『ボクたちはみんな大人になれなかった』自分のコトよりも好きになった経験ありますか?
燃え殻『ボクたちはみんな大人になれなかった』自分のコトよりも好きになった経験ありますか? 過去の恋愛を思い返して、誰の顔が一番に浮かびますか?本気で好きだっ…
瀬尾まいこ『春、戻る』一回り年下のお兄ちゃんが、私に運んできたもの
瀬尾まいこ『春、戻る』一回り年下のお兄ちゃんが、私に運んできたもの 一回りも年下の男の子が「お兄ちゃんだよ」と現れるだって?!なに、その奇想天外の物語?し…
朝井リョウ『発注いただきました!』ある作家に、大変がめつい考えが浮かんだそうです…!
朝井リョウ『発注いただきました!』ある作家に、大変がめつい考えが浮かんだそうです…! 収録作品は21作品。1つ1つの作品は数ページで読めるものが多く、電車1…
米澤穂信『本と鍵の季節』高校生2人が説くビブリオミステリー 本や鍵にまつわる日常ビブリオミステリーが散りばめられた短編集で、とても読みやすい。人を疑うことの…
角田光代『さがしもの』あなたと本はどんな関係性? それぞれの角度から「私と本」の関係性が書かれた本。個人的には『引き出しの奥』『ミツザワ書店』『さがしもの』…
綿矢りさ『手のひらの京』京都の美しさと三姉妹の生き方 ゆったりとした京都の風景と日常、歴史ある文化と行事が目に浮かぶように鮮やかに描かれていて。河原で、心地よ…
原田マハ『楽園のカンヴァス』アートはこんなにも情熱的でドラマがあるのか?!
原田マハ『楽園のカンヴァス』アートはこんなにも情熱的でドラマがあるのか?! 「アート」って、こんなにもドラマがあって面白いのか!?と驚かされた。 ルソーの『…
原田マハ『アノニム』窃盗団がアートで世界に仕掛ける!痛快エンタメ小説
原田マハ『アノニム』窃盗団がアートで世界に仕掛ける!痛快エンタメ小説 ジャクソン・ポロックと香港の学生運動が、この本には登場して、どんな関係性があるの?しかも…
恩田陸『夜のピクニック』ただ夜通し歩くだけなのに…青春って、なんだろう?
恩田陸『夜のピクニック』ただ夜通し歩くだけなのに…青春って、なんだろう? 学生時代の友達と会い、当時の話になると、やっぱり行事であったことが話題になる。 も…
辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』中学生の2人が作る殺人計画!学生時代ならではの生きづらさ
辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』中学生の2人が作る殺人計画!学生時代ならではの生きづらさ 辻村深月さんに共通するのは、「飾らない素の気持ち・本音」が書…
西加奈子『白いしるし』ヒリヒリ心が痛む恋愛 ハッピーエンドではない。 けど、何かスッと乗り越えようと思わせてくれる。どんなに愛し大切に思っていても、苦しく幸せ…
有川浩『空の中』航空自衛隊×未確認生物×恋愛!異色の小説 あらすじや冒頭数ページは、航空業界や自衛隊、SF?みたいな未確認生物が主で、堅い話になるのかと思い…
桜庭一樹『私の男』家族とは?親子とは?悲しい「欠損」が作った人生
桜庭一樹『私の男』家族とは?親子とは?悲しい「欠損」が作った人生 「欠損」という言葉がすごく心に残ります。正直言って、これは共感しづらい作品かと思います。歪す…
辻村深月『ハケンアニメ!』仕事に愛は必要か? 「どうしてアニメ業界に入ったのですか?」毎回各章この問いかけで始まります。そして、各章の主人公が自分なりに答え…
原田マハ『カフーを待ちわびて』沖縄の人や雰囲気が温かい。幸せという希望の光が動かす力
原田マハ『カフーを待ちわびて』沖縄の人や雰囲気が温かい。幸せという希望の光が動かす力 「この2人には幸せになってほしいなぁ。」と素直に思いませんでしたか?…
原田マハ『本日は、お日柄もよく』言葉って、使い方次第で… ただ、ただ号泣。言葉は人を励ましもするし、悪意で傷つけることもできる。読後、「言葉の力」をすごく感…
坂木司『和菓子のアン』和菓子屋に走りたくなる 和菓子をテーマとした日常ミステリー&お仕事小説。 主人公が18歳で高校卒業直後とあって、和菓子の知識0。だから…
松岡圭祐 『ミッキーマウスの憂鬱』「ありがとう」そう思えたお仕事小説
松岡圭祐 『ミッキーマウスの憂鬱』「ありがとう」そう思えたお仕事小説 ディズニーランドが舞台というだけで、大優勝。しかも、ジャングルクルーズのキャスト試験か…
橋本紡『流れ橋が消えないうちに』正しいとかじゃなくて、とりあえず動けば違う視点から見ることができ
橋本紡『流れ橋が消えないうちに』正しいとかじゃなくて、とりあえず動けば違う視点から見ることができる 大切な人をなくしてできた穴って、どう塞げばいいのかわから…
原田マハ『#9』美しい世界が広がっていく「大人の恋愛」 ただ、ただ美しい世界が広がっていく。けれども、これはシンデレラストーリーではない。誰もが幸せになるハッ…
新川帆立『元彼の遺言状』この主人公…爽快そして豪快 「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」なんで?うん?どういうこと?っていう掴みは、もう読まずにはいられない…
かがみの孤城 1,944円 Amazon おとぎ話が始まりそうな『かがみの孤城』。オオカミの顔した女の子が覗くこの絵に、どん…
おちゃめに100歳! 寂聴さん 1,404円 Amazon 最初は、正直読もうとは思っていませんでした。瀬戸内寂聴さんのべた…
アノニム 1,620円 Amazon なんか難しそうな話なんじゃ?社会派の話?ってか、この表紙何?そう思ったのではないでしょ…
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