駅屋跡の古民家2CV 自転車、バイク、車 骨董、レコード、JAZZ ワイン、日本酒、自然を楽しむ
飛べない鳥と樹になって後ろすがたを嘆かせる船に乗る鳥啼き魚の、ではなく鳥啼き、魚の、目に泪が見えるまでていねいに刈り込まれた頭をあげて流れる雲を追いかけるかろうじていつか、またどこかで。会えますように願う腕をおもいっきり広げて子ヤギ乗せ空飛ぶ夢では少年兵もう、帰る。悲しみの川西岸へ逃げた風が風であることを確かめる飛ぶ鳥と揺れる樹になって詩育日誌06.30ヨルダン逃風
グラスを磨いて棚に戻して電話する橋で、待ってる。動詞のさきで蛍が飛んでいるレモンソーダを飲みほす瓶の底を川が流れているひさしぶりだヘッドホンをはずしてせせらぎを聞くえ、どうして?返事が流されて岩にあたるからだのなかでしぶきが散っている詩育日誌06.29川の音
ニヤニヤしないでおい、こら。隣村からずっと走って集めている飛び跳ねて動いているけどはよう、投げろ。先輩に叱られているよくみるとストリートダンスのステップを踏んでいる車両が止まるハザードが点滅するご苦労さん。返事はないヘッドホンをしている耳にピアスが光っている詩育日誌06.28ピアス
屋台でもおいしいピザが焼けるいつも精いっぱいお客とつながって笑いを売っている西瓜アイスもここで、食べていいよ。たとえ考え方がちがっても楽しい労働に、学びがある。日本語も上達してこのへんに集まった国の信頼をぜんぶこんがり焼き上げるため鉄板をみがいて去年の冬からここでピザを学んでる詩育日誌07.27研修生
屋台でもおいしいピザが焼けるようにとがった石でなんじゃくなやつをぱっかり割る重い道具……楽しかったです。―どのへんが?ぜんぶつながらない違う店で買った原付バイク(お前ら、いい気になるな。のために会話がちぐはぐになっているぼくのパテのようなわがまま(そんな訳、あったんだ。もついでに練りこみましょう。頭も叩いて折れた子孫のつながりを金継ぎするそしてワシのやさしさで―どのへんが?こんがり焼き上げるための鉄板をみがくんじゃ(働くことに、学びがある。それも割っておまけにやりたいことの角もぜんぶ削る上海カンナは、オレのだ。がやっぱりはやりの〈見える化〉でテンション出してカミソリ一枚入らないうるさがたの祖父=オレやユーモアの叔父=ワシ(墓石にも、それが刻まれて。ここにいない人たちがみんな叩くぼくたちは楽しければいいおいしいピ...詩育日誌06.27叩き石
いいことばかりですけどあやしいめんどうみの良さがゴミ箱にすてられやさしい未来にやさしい財布にいつのまにがお金がたまる掃きだめをあなたの口で(そこからくりだされる))あやしい言葉を這いずりまわりしわがれた社会の底のほうにわるいことを沈める(どう考えても狂っている)生き方をしてきたわたしたちは資本の脱ぎ方を知っているのかいいことばかりですのに詩育日誌06.26いいこと
いたるところに感じやすいセンサーなにを見ているのか一瞬に判断さっき、終わった。声だけが返ってくる犬といっしょに人を助ける都会でも砂漠でもすべきことは自分で考えてすばやく移動手足をまわりの色にして砂や水のなかにもぐる人がつくった頭脳で敵を追いつめかくじつに仕事するいいと決めたらとことん、やるで。この距離をさらに掘りさげるたとえそれが悲しい記憶をばらまこうとも詩育日誌06.25頭脳
あなただけはいつも一人で鉛筆をにぎりしめてそのへんにあるものはなんでも(吸いがらでも食べかすでも)線から描きはじめるどれだけ、好きだったか。すごいスピードであっという間にそこにあるものよりもそれらしい時が流れている信じられん人気もん、だったのに。笑わなかったいや笑えない事情が家にあったからアル中の、変わりもん。のままこの島で教師去年亡くなっただれもあなたの墓をしらない詩育日誌06.24泣ける話その2人気もん
海が見えるところで仕事を始めた危ないから、気をつけて。民泊の経営は苦しいカラオケ屋は休みだから寄るところがない鰹たたきを仕入れて帰る客も、いないのに。波の音と長距離トラックの排気音が耳に残っている水平線だけが目のなかで消えない詩育日誌06.23牛窓
ガラエビという海老を食べた夜にじんましんがでたガラエビは宝伝、寄島、日生でとれるさる海老とら海老あか海老朝市では小さい海老はどれもガラエビとして売られている塩ゆでにすると身はあまい酢の物にするとみそは濃い背ワタを取らずにそのまま食べた塩まぶしでビールのつまみにしたいつも調子にのるやりすぎてしまうじんましんはかゆいけど夏の夕暮には欠かせないガラエビという海老はいない詩育日誌06,22ガラエビ
なんで、ウチが葬式ださにゃいけん?泣き叫んでいる夜叉みたいに両眼つりあげて子供はみんな石になって怖くて身動きできない海も押し黙っているなんだが居てはいけない所にいるみだいでそのまま帰ろうとすると漁師のおばさんたち「さとし君のお父さんは愛人の家で死んだらしい」噂しとるああ。そうか……さすがに、その死因は中学生には言えないようだみんな知っているのに飼育日誌06.21泣ける話その1
その先の、角。6月の終わりで曲がってどしゃ降りに入るとくにやりたいわけではないわがままなヤギになってきた生活の、帽子。が風に飛ばされ2021/06/19
うちでとれた野菜の浅漬けYahooで1260円で落とした寛永古備前菓子鉢(それ、にせもんじゃろ)にもるちりめん昆布ちらして何かける?醤油マヨネーズやっぱそうかカロリー高いですけどね!2021/06/18
その植物の名は?どうでもいい問いのうえで自転車をこぐのどが乾くワインを飲むそれであっさりと眠れるようになるそんなことをしないと眠れないわたしはやはり生きていていいのだろうか?真剣にそう思ったこともあるが勝手にわたしから離れたわたしの体がわたしをほっておいて夢中になっているわたしをほっておいていいのだろうか?大切なところでは大切かもしれないほんとうはくだらない問いのうえを水滴がころがる忘れるべきこともそうでないこともぜんぶ忘れた水滴に写ったわたしとそこにいるかれの世界を見て詩育日誌06.18そんなこと
この季節になると蛸を食べる真蛸だ夏の瀬戸内はこれ力が抜けるほどうまい祖父のカタロウの口ぐせだった力をなかなか抜けないやつはそんをするなにごとにもこだわるなという遺言にもこだわることなく黒霧島で今夜またつまみに真蛸の足をもむ真蛸
はい、ちゃんとならんで。いいものあげる自分が一番と思っている人は一番うしろ帽子なんかかじらないで詩育日誌06.14
流れ星がつれてくる君たちの透明な羽ばたき横っ飛びしたユキちゃんの鼻にホタルのつぶやきそうして白いだんだんの花びらを風に散らせて月の光おりてくる青い、静けさ。あつめて明日へ送る天使の羽ばたきを流れ星にのせて2021/06/13
あれやこれや人が来てたくさん話してアナグマがたくさんタメフンしてわたしの後ろのドアから出ていったまるで試しているかのように2021/06/13
そこに行くとホッ、とする。皿もフォークもなくがつがつ食べている口を地面につけてただ食べているそれだけで気持ちいいその理由はわからない空を見あげる飛行機が飛んでいる白い月ぽっかりとなんか、よう?#ヤギ#写真#ポエム#小動物#goat#chèvre#山羊詩育日誌06.13白い月
●雨声逃げるように降る雨のうしろ姿に愛してください。と叫びながら流しているかの女の涙がとまらない月並みかもしれないが誰かのために生きていくなんてなんとかなる、そうだ。生きてさえいれば楽しんでフラダンスを煮つけにして食べるスミ江は会えなかったサチ江に会えるきょうが命日になっているからたしかにどう生きるかは自分で決めるしかないそう、なんとかなる、死んだあとも意味のないものしか残らないを夢見ている「燃やしたら、いっしょ。」怖いことを言って逃げる人その後ろ姿に母親のやせた体を見ているじぶんのふるえがとまらない雨雲が来た雨の声声の雨涙がとまらない海を見ているその人のうしろ姿を見ている詩育日誌05.05
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