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松本雄貴の日記
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2018/03/05

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  • 「コンビニ人間」

    「コンビニ人間」という村田沙耶香という人が書いた小説を読んだ。「普通の人」と「普通じゃない人」の対比が描かれてて、「普通じゃない人」の描き方は普通じゃなくて面白かったけど普通の人の描きかたは普通すぎて普通だった。普通の人の普通じゃないところを普通に書いて普通に読めたら普通にもっと面白いと普通に思った。なんのこっちゃ。「コンビニ人間」

  • 遠藤周作「白い人/黄色い人」

    「白い人」が面白かった。簡単にいうと、ブサイクな男二人とブサイクな女一人の三角関係の話だ。簡単に言い過ぎた。以上遠藤周作「白い人/黄色い人」

  • 安部公房「砂の女」

    安部公房の「砂の女」を読んだ。いま、自分の過去のブログを読み返すと、ほとんどの書き出しが「○○の○○を読んだ」で始まっている事に気付き、自分の表現力のなさ、語彙の少なさに愕然とする。でも、まぁ、気にしない。読んだのだから、読んだでいいのだ。中学生の頃に初めて読んで、その時はよくわからんかったけれど、大人になって読み返すと面白かった。砂の中の家に監禁されて、そこから脱出を図るというメインストーリーよりも、時折、挿入される作者の性に対する考えが面白かった。「まず性欲一般があり、ついで様々な性の味が発生する」という部分が心に残っている。以上安部公房「砂の女」

  • 安部公房「燃えつきた地図」

    失踪とか行方不明とか現代人の不安とかは、安部公房お得意ですね。田代という人物が自殺するまでが、面白くて、その後、主人公が記憶喪失みたいな感じになってからが、なかなか読むのが苦痛でした。以上安部公房「燃えつきた地図」

  • 色川武広「百」

    色川武広の「百」を読んだ。しくじり先生というTV番組に安田大サーカスというお笑いトリオの一人であるクロちゃんという人が出ていて、自分がどれだけクズかという事を力説しておられた。俺は、クロちゃんの生き方と色川武広の生き方は似てると思う。人でなしも、無頼に徹しきれば格好いいものだ。と、思った。以上色川武広「百」

  • 町田康の読書会

    神奈川県大磯で町田康の読書会に参加してきた。俺は町田康の大ファンなのだ。課題図書は吉村萬壱という人の「前世は兎」という作品。有意義な時間でした。最後に町田さんと写真撮ってもらったけれど、俺は緊張で顔が強張っていた。町田康の読書会

  • クリントイーストウッド「運び屋」

    イーストウッドの運び屋を見た。「グラントリノ」のイーストウッドは渋くて貫禄のある老人でしたが、「運び屋」のイーストウッドは、渋くも貫禄もなかった。スマホでメールが打てないのを若いチンピラにバカにされたりする。黒人の事を全く悪気なくニグロと言ったり。でも、どっちが好きかといえば、「運び屋」のおじいちゃんの方が俺は好き。ひょうひょうとしてるし。ユーモアあるし。温厚だし。「わたしはダニエルブレイク」のダニエルブレイクに似てるような気がした。最近、高齢ドライバーが高速を逆走したり人を撥ねたりして問題になってるのに、イーストウッドの映画が好きな日本のご老人がこの映画に触発されて車乗りだしたら、どないしょ、、、というのは杞憂です。マフィアの方も、コカインの運び屋を80過ぎの老人にさせて心配じゃなかったのか。途中で事故ったら...クリントイーストウッド「運び屋」

  • 電気グルーヴ

    好きなのは「電気グルーヴ20周年の歌」前髪垂らした知らない動物に便所を覗かれる歌です。おもろ。電気グルーヴ

  • グザヴィエ・ドラン「たかが世界の終わり」

    冒頭に流れるカミーユという人が歌っている「homeiswhereithurts」という曲が格好よかった。最後の方の口論のシーンの迫力がすごかった。おもろかった。以上グザヴィエ・ドラン「たかが世界の終わり」

  • ハッチポッチステーション

    最近の俺の楽しみはユーチューブでハッチポッチステーションを見ること。昔、NHK教育テレビでやってた子供向けの番組。なのだけれども、内容は大人向け。人形とグッチ裕三が出てた。ミニドラマも面白いけど、途中に挿入される人形とグッチ裕三のバンドのライブがとても面白い。映画のボヘミアンラプソディーでクイーンを知った人は、是非見てもらいたい。エリックカケブトンとかデーブパープルとか、洋楽の子供向けパロディーの完成度がすごい。ジャーニーとかダイヤさんとか可愛いぜ。ハッチポッチステーション

  • 多和田葉子「献灯使」

    多和田葉子の「献灯使」を読んだ。これから日本はどうなってしまうのだろう、この小説のような日本になってしまう可能性も無きにしも非ず、と、俺は、別に愛国者ではないけれども、日本の行く末を憂いたのだが、俺が憂いたところで、どうなるわけでもないので、憂うのはやめて、なるべく楽しい事を考えて生きようと思った、のであるが、色々、プライベートで楽しくないことが起きて、ああ、憂鬱だなぁ、と思ったのだった.以上多和田葉子「献灯使」

  • スノボ&温泉

    岐阜県のめいほうスキー場ってとこにスノーボードをしにいった。人生3回目のスノーボード。S字ができるようになった。S字ができるようになったら、スノボは楽しい。5年くらい前は、スノボ及びウインタースポーツに興じている奴らを、軽蔑しており「あんなもん、何が楽しいねん」と思っていたが、それは5年くらい前の俺が捻くれていただけで、今は見事に手の平を返している。リフトを降りる瞬間だけは未だに怖い。で、その後、下呂温泉でまったり。ゲロ温泉って、名前、どーなの??良い泉質だった。以上スノボ&温泉

  • キアロスタミ「友達のうちはどこ」ジャームッシュ「パターソン」

    アッバス・キアロスタミの「友達のうちはどこ」を見た。いつの時代も子供にとって大人は理不尽だなぁ。主人公の男の子が本当にいい子。俺も甥っ子がいるが、こんな少年に育ってほしい。映画にでてくる村の風景が、昔行った事のあるインドのヴァラナシという街をもう少し素朴にした感じの風景で、それは今の日本にはない風景ですごくノスタルジーを感じた。いい映画だ。ただ少し、子供に対して過酷なことをさせすぎじゃないか、とも思ったけれども、子供の成長にはこれくらいがいいのかしらん。ジム・ジャームッシュの「パターソン」も、見た。バスの運転手の一週間を淡々と啜る映画。何にも起こらないけど、不思議と退屈せず見てられる。むしろ、何も起こらないのが心地いい。俺は、元来捻くれているので、こんな雰囲気がお洒落なだけの薄っぺらい映画は、普段は「ケッ、かっ...キアロスタミ「友達のうちはどこ」ジャームッシュ「パターソン」

  • 谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

    谷崎潤一郎の「蓼喰う虫」を読んだ。登場人物の一人である高夏という親戚のおっちゃんが、本当にいいおっちゃんだ。俺も少年時代にこんな親戚のおっちゃんが欲しかった。内容は相手の事を考えているようで実は自分の事しか考えていない男と女が出てくるみたいな感じの話で、人間のみみっちい部分の描写が面白かった。アホみたいな感想でごめんなさい。以上谷崎潤一郎「蓼喰う虫」

  • 深沢七郎 「楢山節考」

    深沢七郎という人が書いた「楢山節考」(新潮文庫)という小説を読んだ。表題作よりも一緒に収録されていた「東京のプリンスたち」という短編が面白かった。俺の父親よりも少し上くらいの世代の人達の少年時代のエピソードでジャズやロックやエルビスプレスリーが好きな少年たちがでてきて、村上春樹の小説に出てくるような感じの少年たちなのだけれど、村上春樹の小説に出てくる感じの少年よりかは洗練されていなくて、もう少しダサいところがあって、そのダサい感じが面白かったのだ。母親に小遣いをせびるところなんか、親近感湧く。表題作は、おしんという御婆さんが、自分で歯を傷つけるところが痛々しくて、なんか可哀想だった。以上深沢七郎「楢山節考」

  • アッバス・キアロスタミ「桜桃の味」

    イランの監督アッバス・キアロスタミという人が撮った「桜桃の味」を観た。ドライブ中に出会った人に自殺ほう助を頼む映画。出てくる人たちが、みんな良い人で、そこが妙に感動。主人公がなぜ自殺しようとしたのか、その理由は分からないし、普段、理屈をこねくり回してる俺は、主人公がなぜ自殺をしようと思ってるのか分からない、などと不満を言うかなと思ったけれども、そんな事は思わず、てゆーか、気にならず、それは、この映画が、そんな理屈はどうでもいい、と思わせるくらい良い映画だからだ。舗装されていないイランの道路が、ノスタルジックな気分になる。最後のメイキングシーンみたいなのは、よく分からんかった。でも、いい映画。以上アッバス・キアロスタミ「桜桃の味」

  • 筒井康隆「虚人たち」

    筒井康隆の虚人たちを読んだ。わけわからんけど、おもしろかった。わけわからんけど、おもしろかった。という感想が今の俺には精一杯。以上筒井康隆「虚人たち」

  • ケン・ローチ「わたしはダニエル・ブレイク」

    ケン・ローチという人が撮った「わたしはダニエル・ブレイク」という映画を見た。良い映画だった。ただ、最後はハッピーエンドの方がよかったなぁ。。嫌な人間もいっぱい出てくるけど、良い人間もいっぱいでてくる。理不尽で世知辛い世の中にウンザリする時もあるけれども、まだまだ世の中捨てた物でもないなと思えてくると思ったらやっぱり世の中理不尽だなと思ったけれども、でもでも、やっぱり人間の善意を信じても良いかもしれないなと思った矢先に、裏切られて絶望したけれども、その次また、人に助けられて希望を持てて、でもやっぱり世の中世知辛いなぁと思った。俺は何を言っているのだ?感動したというか、見ていて辛かったシーンはフードバンクで空腹に耐えかねた母親が缶詰を食べるシーン。俺は結構、感受性が強い方なので、こういうシーンを見ると胸が締め付けら...ケン・ローチ「わたしはダニエル・ブレイク」

  • 釜山旅行

    3連休をもらい、プサンに行ってきた。釜山タワーから見たプサンの夜景が綺麗だった。ロッテホテル3Fにあるセブンラックカジノでカジノをした。ルーレットとブラックジャック。おれには賭け事はむいていない。負けたら負けたで「賭けなきゃよかった」勝ったら勝ったで「もっと賭ければよかった」どちらにしても後悔の念が残る。深夜特急の沢木幸太郎がマカオのカジノで体験した感じを俺も少し体験したような感じがしたような感じがしたような感じがした次第だ。あと、屋台で食べたスティック状のお餅みたいなのが美味だった。以上釜山旅行

  • ジョージ・オーウェル 「動物農場」

    ジョージ・オーウェルの「動物農場(ハヤカワ文庫:山形浩生訳)」を読んだ。ピンンクフロイドのアニマルズというアルバムのモチーフになった小説。こういうのを安倍首相と自民党の長期政権を支持している人たちが読んだらどんな感想を持つのか知りたい。知りたいだけだ。別に、この小説に出てくるブタが安倍総理に似ていると思ったわけではないわけではないわけではないわけではない。なんにせよ、権力は長く持つと腐敗するってことだ。牝馬のモリーが可愛かった。あと、動物たちがが文字を勉強するシーンがあるのだけれど、なぜか「い」「ろ」「は」になっていて、これは外国の小説なのだから一応アルファベットの「A」「B」「C」にした方がイメージしやすいのではないかと、どうでもいい事を思った次第。以上、アホーな感想ですんません。以上ジョージ・オーウェル「動物農場」

  • ジム・ジャームッシュ「コーヒー&シガレット」

    ジム・ジャームッシュの「コーヒー&シガレット」という映画を見た。11編のオムニバスで、コーヒーと煙草を呑みながら会話するだけの映画で、お洒落感が漂う映画。「好きな映画は何?」と聞かれて、この映画と「バッファロー66」と「トレインスポッティング」を挙げたら「お洒落な人だなー」と思われると思う。内容は別に面白いとも面白くないとも思わなかった。英会話の勉強にはもってこいの映画だと思う。以上ジム・ジャームッシュ「コーヒー&シガレット」

  • トムブラウン

    トムブラウンの漫才面白いと思ってる俺は少数派なのか。。。加藤ひふみっつむっつみっつまんぐろーぶでーすが頭から離れないトムブラウン

  • 横光利一「上海」

    横光利一の「上海」という小説を読んだ。1925年の反日民族運動が勃発した上海が舞台。難しい話は措いといて、妾とかトルコ風呂とか湯女とか今も昔も男は風俗が好きなんだなぁとアホな事を思った次第。以上横光利一「上海」

  • 「ロブスター」

    ヨルゴス・ランティモスという人が撮った「ロブスター」という映画を見た。不気味な映画だった。前半のホテルのシーンが面白かった。後半の森のシーンから少し集中力が途切れてストーリーが分からなくなった。けど、雰囲気で見て、面白かった。最後のシーンは、谷崎潤一郎の「春琴抄」みたい。以上「ロブスター」

  • 石橋和歩

    ああ、こいつ死刑になってほしい。。石橋和歩

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