アラフォー教師です。記録を取ろうと学級だよりを書き続け、10数年。学級だよりに書いたこと、学級だよりのネタ候補等々、学級だよりを中心に教師としての日々を書き綴ります。家庭では3児の父、そのあたりもブログに登場する予定です。
大学院に就学中。心理学、発達科学、発達障害を中心に学んでいます。これまで社会科、国語科を中心に自分なりにですが研究してきました。数年前から子どもたちの意欲を高める、学習に向かう姿勢を高めるための手立ての充実に意識が向くようになってきました。ブログでは大学院での学び、これまでの実践の振り返り、大学院での学びと実践との対比・類比、読書の様子等々書いています。ぜひぜひご覧ください。
卒業式は卒業生(6年生)だけでつくるものではありません。 在校生の存在も非常に大きいものがあります。ある年の学校では人数が多いため在校生の参加は4・5年生だけでした。私は5年生を担任しており、卒業式を明日に控えた5年生に向けて次のような学級だよりを配布しました。
dutch2017.hatenablog.com 上記の記事の続きです。 「内面か外見か」 というテーマからスタートし、 「わらぐつのどこを見ておみつの内面がわかったのか。」 に焦点が絞られました。 「わらぐつからおみつの内面がわかる。」 という点は全員が納得。 ただここで 「おみつは金儲けのために作っているんだ」 という意見が出されそちらに少し時間をかけます。雪ゲタを買うために始めたという事実から「お金のため」というのはありそう。しかし大工が見た内面とは違うということを確認。 そのI君が言った 「見た目でわらまんじゅうと言われたけど、大工さんははきやすさなどわらぐつの中を見て・・・」 という…
私事ですが・・・ 先日、某私立大学大学院博士後期課程に合格しました。 修士課程を修了するにあたり教官から紹介していただき、修士論文作成と並行して試験勉強を続けてきました。 4月から現場に復帰します。実践者として授業や学級経営を行いながら一方で博士課程の学生として研究を進める。どのような生活になるのか正直わかりません。しかしながらやれるだけやってみようと思っています。 担当教授からは「来たからといって学位は保証できない」との言葉をいただきました。実践者として自身の教員としての職務を全うしながら学位取得に向けて研究にも精進したいと思っています。 私事を最後までお読みいただきありがとうございました。
わらぐつの中の神様 という物語が5年生国語科の教科書にあります。 www.amazon.co.jp この物語の主人公「おみつ」。以前5年生を担任した際に、その人間性を探るところから本格的な「読み」に入っていきました。人間性は何によって読み取るか。子どもたちと対話しながら 見た目 言葉 行動 気持ち をもとにすることを確認。
小学校教育ランキング ↑よろしければぽちっとお願いいたします。 学級だより364号 ちょぴり考察 小学校では卒業式がひと月後に迫ってきています。大人になって振り返れば、「卒業式」というのは小・中・高・大学・大学院(学位授与式ですが・・・)といくつもあります。しかしながら小学校時分の子どもたちにとって、6年間という長い時を過ごした小学校の卒業式。また、時間をかけて自分たちが準備をする最初の卒業式。卒業とはどういうものなのか、一人一人が「卒業式観」なるものを形作る上で結構大事だと思うのです、小学校の卒業式は。 卒業式に備え、子どもたちはもとより、教職員側としてもいろいろな準備を行います。1つ1つの…
2月、国語の教材も最後の物語教材「海の命」を残すのみとなっていました。2年前のことです。物語の学習に入る前にどんなことをするのか、10人いれば10通りの入り方があると思います。2年前の私は、次のような話をして物語の学習をスタートさせていたようです。
数年前の学級だよりに ちょっぴり考察 主体的に学ぶって? 数年前の学級だよりに 「先生!ここに○○ってかいてあるでしょ?だから太一は12歳くらいって考えたんですよ。でここに◇◇って書いてあるから中学3年生って15歳ですか?で、そのあと修行を5年くらいしたとして・・・。だから太一が大人までの話だと思うんです。」
「単位量当たりの大きさ」という学習が5年生にあります。私自身の思い出なのですが、この時のテストがものすごく悪く、かえって親に半端なく怒られた記憶が残っています。きっと私のように「単位量あたりの大きさ」が苦手な子もいるはずと・・・と考えてゆっくりじっくりそれでいてたくさん頭を使えるような授業にしていました。
dutch2017.hatenablog.com の続きです。
大造じいさんシリーズをかいていたのですが、なんと学級だよりでは6時間目までしか記録をしていませんでした。授業記録自体は倉庫の奥深くにきっと眠っているのでそれを持ち出すのは・・・。学級だよりでは今度は説明文の学習。「天気を予報する」という題名だったと記憶しています。その最初の授業を学級だよりに書いていますので紹介します。
あいまいなものをあいまいなままにしていませんか?~行事に向けて~
秋も深まり学校行事も多く行われる時期です。行事が始まると学校や学年、学級でスローガンや目標設定ななされます。このようなものはその特性上結構曖昧な表現になりがちです。曖昧な表現は合意形成を図るためにはよいのでしょうが、行動レベルで考えると何ができたら良いのかわかりにくい場合があります。 行事に前にすると私が必ずすることは
dutch2017.hatenablog.com の続きとなります。今回は「論理」という部分にフォーカスして書いています。 10人中8人が納得できる説明を 例示後のある子の文章 ふりかえり
↑ブログ村ランキングに参加しています。一日一回ぽちっとしていただけるとうれしいです。 大造じいさんとガンシリーズも4時間目。おそらく前回の続きです。
↑ブログ村ランキングに参加しています。一日一回ぽちっとしていただけるとうれしいです。 大造じいさんとガン 3時間目の様子。前回の続きです。(3年前の実践です。) 学級だより113号 ふりかえり
↑ブログ村ランキングに参加しています。一日一回ぽちっとしていただけるとうれしいです。 大造じいさんとガン 小学校国語科教科書に掲載されている作品ですので、目にされた方も多いのではないでしょうか。5年生の教材なのですが学級だよりを読み返してみてふと目にとまりました。 前時間を記録しているわけではないのですが、ポツリポツリと書き残していました。ブログに改めて書くことで流れを思い出せるかなと考え時系列で紹介したいと思います。飛んでいる時間もあるのですがそのあたりご容赦ください。 学級だより110号 ふりかえり
10月も2週目に入っています。学級担任をしていたころは「折り返しを過ぎたな」「残り半年何をどうしたらいいかな~」と半期を振り返るとともに残り半期の戦略を練っていました。 戦略を練り直す際に必要になるのは「観察」です。子どもたちの姿こそ事実、そこに半期までの支援や指導のネガポジが現れます。「観察」といっても閻魔帳を片手に・・・なんて大げさなことはしていません。ちょっとした場面でちょっとした様子をちょっとした形で記録す、その程度です。 そのちょっとした観察の様子を今日は掲載したいと思います(5年生を担任したときのものです。) 「人のために」ということ ふりかえり
↑ブログ村ランキングに参加しています。一日一回ぽちっとしていただけるとうれしいです。 数年前に5年生を担任していた時のこと。学校を転勤したばかりということもあって前期は学校の様子、子どもたちの様子を伺いながら色々と教育活動をしていました。 www.meijitosho.co.jp 新採のころ上記の本を読み憧れ、自分も!!と思ってやってきました。しかし異動したばかりの年はその学校の雰囲気をまずつかまねば学校を乱してしまうことにもつながりかねません。この年はそういうこともあって10月から「自学」を始めました。その時の様子を今日は掲載したいと思います。 予習・復習 ふりかえり
↑ブログ村ランキングに参加しています。一日一回ぽちっとしていただけるとうれしいです。 体育を研究されている先輩と前任校で2年間ご一緒しました。その時によく言われたのが 子ども達同士でオーダーが出せるように という言葉です。 注文という日本語が合うのでしょうか?提案という日本語が合うのでしょうか?詳細はわからないのですが(笑)、それいらい子ども達同士でオーダーが出せるように体育の授業を工夫してきました。 先輩に教えてもらってから数年が経ち、ようやくオーダーを出す子どもたちの姿を具現化することができるようになってきました。5年生を担任したときですが、その時の様子を学級だよりにまとめているので記事と…
↑ブログ村ランキングに参加しています。一日一回ぽちっとしていただけるとうれしいです。 計画のススメ 曼陀羅図 予定表 計画のススメ ここ数年は重点目標を設定して新学期を迎えるようにしています。 私のお気に入りは曼陀羅図。中心に8個のキーワード。周辺にその8個のキーワードに関わる具体を書きます。こうすることで今学期何をこだわっていきたいのか自分自身が一目でわかります。
↑ブログ村ランキングに参加しています。一日一回ぽちっとしていただけるとうれしいです。 久しぶりの投稿だった前回の投稿の次の日に出した学級だより。子どもたちの2学期初日の様子が書かれています。さて、子どもたちの初日はどのようなものだったのでしょうか。よく夏休み明けは子ども達が・・・という声が聞かれます。本当にそうなのか。記録を読みながら振り返ってみたいと思います。 先生 見て! 7:35。 8:15分なりかけるころ 8:35ごろ。 ふりかえり
10月入って一週間経ちました。再スタートをきります。~ちょっと前だけど 9月の学級だより~
↑ブログ村ランキングに参加しています。一日一回ぽちっとしていただけるとうれしいです。 9月いっぱい論文に全力を注いていました。その間、多くの方に声をかけていただき、気にかけていただき感謝の気持ちでいっぱいです。 10月に入ったら再スタートをといいながら一週間たってしまいましたが、今日から再び記事を書き溜めていきたいと思っています。 再スタート最初の記事はやはり学級だより。数年前の9月1日に子どもたちに配布したものです。 率先垂範という言葉があります。夏休み前子ども達も、そして教師もいろいろと計画をたてていたのではないでしょうか。その計画の実行率がどうだったのか、自分なりに振り返って一枚になって…
前回の更新から随分空いてしまいました。 論文作成等によりそちらに専念している・・・といえば格好はいいのですが・・・ 論文作成に必要な論文検索と読み込みに時間がとられなかなかブログに足が向かないというのが現実でしょうか(笑) そのような中、新しく読者登録をしてくださった方、またコメントをくださった方、スターをくださった方がいらっしゃいました。ただただ感謝しております。10月に入りましたらブログを再開しようと考えています。 なんとか9月中に論文が完成するよう邁進していきます('◇')ゞ
今日は妻が夕方からママ友会。 3人子供たちは私と一緒に夕食。 8時過ぎに寝ようと横になると、 まず一番下の娘がおねむ。 続いて真ん中の息子が。 一番上の娘も寝なと思い、私は台所を片付けます。 終わってのぞくと一番上の娘の目があいてます。 テレビ見る?と言うとそのままテレビの前に。 ままチャン帰ってきたらさっと寝るよとこっそり約束。 ちょっぴり夜更かししてテレビ試聴。それでも20分くらいすると目が潰れてます。結局寝てしまいました。 母のいない間にちょっぴり夜更かし。楽しかったかな?
↑ブログ村ランキングに参加しています。一日一回ぽちっとしていただけるとうれしいです。 先日の講義でPIAACという言葉を初めてしりました。教育関係の職に就きながら数年前に出されたこの国際調査の存在を全くしりませんでした。( ゚Д゚) 国際成人力調査(PIAAC:ピアック):文部科学省 詳しくは上記のサイトをご覧になっていただくとよいのですが、簡単に言うと、大人の学力に関する国際調査です。高校1年生の子どもたちを対象に行うPISAはご存知の方が多いかもしれません。OECDが行う、OECD加盟国の高校1年生にあたる子ども達対象の国際学力比較テストです。2003年と2006年の国際的順位の低下からP…
↑ブログ村ランキングに参加しています。一日一回ぽちっとしていただけるとうれしいです。 dutch2017.hatenablog.com 前回まで人格や性格に関する記事を書いておりました。今回はちょっと変わって「物語」と「転機」についてです。自己語りをすることがあります。媒体は話し言葉であったり書き言葉であったり。ブログで自己語りをするなんてこともよく見かけられます。 自己語りの機能 自己語りのとしては 自分を定位する 自分に納得する 未来をつくる 過去の自分に一区切りをつける このようなものがあるといわれています。簡単に言えば、 つなげる効果とわける効果 があるのだと私は解釈しています。
↑ブログ村ランキングに参加しています。一日一回ぽちっとしていただけるとうれしいです。 実生活から学ぶ。学びを実生活に生かす。そのような機会が必要だと感じています。よくよく考えてみるとそれほど難しいことではないと思うのです。簡単にできることとして5年生を担任したときにレッテル集めを以前担任した学級で行いました。5年生に食糧生産に関する単元があり、そこでの学習を通して全ての都道府県のレッテルが集められないか、そんなゲーム性を取り入れた取り組みです。 全国制覇なるか? まとめ
↑ブログ村ランキングに参加しています。一日一回ぽちっとしていただけるとうれしいです。 「せんねん まんねん」という詩が教科書に掲載されています。 せんねん まんねん - Google 検索 検索してみると中身がヒットしますのでよろければそちらもご覧ください。 この「せんねんまんねん」の授業の様子を7月末の学級だよりに掲載していました。国語の教材は「学習内容」を子どもたちが学ぶための材料であり、ある目的をもって、その目的達成のために用いられます。 作者のメッセージを読み取る 作者が用いた技法とその効果について気づく 読み取ったことが生かせるように音読する 等々、色々なねらいが考えられます。この時…
今日は昼前から動物園へ。 家を出るときは曇りだったのに ついたらピーカン 園内は涼しい場所もありましたが、太陽が照りつける中ドッグショーは身体に応えました。 三人の子供たちは満足したようなのでまぁよしとしましょう。 ポートアイランドにある神戸動物王国。 コンパクトでありながらなかなか展示の仕方に工夫があります。 個人的にはペリカンのフラインクショーが迫力。写真があるのですが、スマホから上手くアップできないのでまた明日にでも。
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