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2018/02/11

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  • 【スペイン巡礼まとめ】フランス人の道 32日間の記録

    32日間のスペイン巡礼の旅のまとめです。 どの道も、どの村も、どの街もひとつひとつ忘れることができないほど、それぞれの思い出が詰まっています。ぜひ、いろんな方に巡礼を体験してほしいと思いました。Buen Camino! 【1日目】スペイン巡礼 〜Roncesvalle - スペイン巡礼 フランス人の道 2017 【2日目】スペイン巡礼 〜Zubiri - スペイン巡礼 フランス人の道 2017 【3日目】スペイン巡礼 〜Pumplona - スペイン巡礼 フランス人の道 2017 【4日目】スペイン巡礼 〜Puente la Reina - スペイン巡礼 フランス人の道 2017 【5日目】ス…

  • 持ち物2【スペイン巡礼】カミーノ・デ・サンティアゴ フランス人の道 Camino de Santiago

    スペイン巡礼で、本当に重宝した物を紹介します。 【第1位 トレッキングポール】 いろいろなブログを読んで、「必要」という人と、「いらない」という人がいましたが、わたしは大変助かりました。出発の直前まで買うか迷っていたので、結局ギリギリになって購入したのはヨドバシカメラで一本980円もの。それでも十分に働いてくれました。 注意しなければならないのが、空港で荷物を預ける場合に、箱に入れなければならなかったり、自分で入れる袋やビニールを調達しなければならないことです。事前に航空会社に確認が必要です。わたしの場合は、バックパックにしまえるサイズだったのでラッキーでした。 ちなみに、スペインのカミーノグ…

  • 持ち物1【スペイン巡礼】カミーノ・デ・サンティアゴ フランス人の道 Camino de Santiago

    最強の断捨離 持ち物についても、カミーノ準備中は気になる点だと思います。 巡礼前に色んなブログを読みましたが、荷物は6〜7kg以内にするように、と書いてありました。しかしわたしのバックパックは、空港での計測で8〜9kgはありました。なんだかんだで余分なものが入っていたと大反省。 最終的に必要だったもの↓*バックパック 30L *ハイキングシューズ*ハイキングポール*寝袋*ヘッドライト*ポンチョ(被るタイプ)*マウンテンパーカー*ハット*サングラス*長袖パーカー(薄手)*Tシャツ2枚*サポートタイツ1枚*ショートパンツ1枚*スポーツブラ1枚*水着パンツ2枚*登山用靴下2組*5本指靴下2組 *ワン…

  • 費用について【スペイン巡礼】カミーノ・デ・サンティアゴ

    カミーノ・デ・サンティアゴ 番外編です 。 ブログにコメントや質問の多かった、費用について書きます。 費用については、様々なサイトやブログで事前にリサーチしました。一体いくら用意したらいいのか。 すると、大体どのサイトにも15~30万円くらい(宿や食事の贅沢具合で変わる)、と書かれていました。ふむ。贅沢度合いで旅費が倍になるのか、とますますいくら用意していいのかわからなくなりました。(笑) 結局、用意したのは20万円。 そして、約一ヶ月間歩いて使ったのは、約17万円でした。 内訳はこちらです↓ 飛行機代(往復)・・・6万円 現地での移動費・・・2万円 宿代(36日分)・・・3.6万円 食費(3…

  • 宿について【スペイン巡礼】カミーノ・デ・サンティアゴ フランス人の道 Camino de Santiago

    スペイン巡礼ではどんな宿に泊まるの? Albergue(アルベルゲ)について。 巡礼中はアルベルゲという巡礼宿に宿泊します。このアルベルゲは、クレデンシャルという巡礼手帳を持っていないと基本的に宿泊できません。 ※私営のアルベルゲは手帳なくても泊まれたりします。 また、アルベルゲは、公営のもの(Municipal)と私営のもの(Private)があります。私営の方が値段設定が高くなっています。 町、村によって全く値段設定が違いますが、公営のものは5〜7€くらいが相場で、私営はそれプラス2〜5€くらいです。高いところで15€くらいするところもありました。教会が寄付で行なっているアルベルゲもあり、…

  • 【暮らすように旅をする。】〜Madrid Life (4)

    「暮らすように旅をする。」とは、旅行先で日常の体験をするというのが、わたしの中の定義でありテーマである。だが、日本では自堕落で出不精なわたしがここマドリッドでしていることは、もはや日本での日常とは正反対なアクティブな行動だ。 日本で同じような状況に陥っても、絶対にしないようなことに軽々とチャレンジしている。やはり非日常だと自分の中で壁が取り払われ、迷いがなく自分の欲求通りの行動ができるんだと思う。 今日もそんな日だった。 マドリッドのエルレティロ公園をフラフラと一人で散歩していた。夜19時を過ぎていたが、辺りは全く明るい。午後15時くらいのイメージ。 広大な敷地内には、森のように巨木がたくさん…

  • 【暮らすように旅をする。】〜Madrid Life (3)

    真夏のスペイン・マドリッド。この凄まじい日差しから逃れる方法はないか。いや、輝く夏のヨーロッパを楽しみつくす方法はないか。 そうだ、プールにいこう。 巡礼中は山の中や大草原を闊歩していたので、水辺には無縁だった。サンティアゴデコンポステーラからフィステーラ岬へ向かい、大西洋を目の前にした時はこの上ない感動を味わったが、当たり前だけれどその勢いで海に飛び込むことはなかった。 マドリッドは巡礼路よりもさらに内陸側だ。大都会で憩いのプールを探す。が、探せど探せど無いのだ。グーグルの欠陥かと疑いたくなるほど。 マドリッド市民に、「みんなどうやって暑さ凌いでいるの?」と聞くと、店先のノズルから随時発射さ…

  • 【暮らすように旅をする。】〜Madrid Life (2)

    スペインで髪を切るというチャレンジングなことをしてみる。「暮らすように旅をする。」をテーマに滞在したマドリッドでの二日目、ヘアサロンで髪を切ることにした。 スペイン巡礼前、いろいろなブログを見ながら必要なものを揃えていった。その工程は楽しく、自分自身に本当に必要なものはなんなのか、と真剣に考えるよい機会だった。そんなわたしが「これ以上不要なものはない!」と断言して揃えたグッズはこちらから。→ http://lifeiseasy.hatenadiary.com/entry/2017/07/20/183006 厳選に厳選を重ねた完璧なグッズを背負いスタートした巡礼だったが、スペイン巡礼二日目にして…

  • 【暮らすように旅をする。】〜Madrid Life(1)

    「暮らすように旅をする。」それは長年体験してみたいことの一つだった。通常の旅行はどうしても短期間に様々な予定を詰め込みすぎてしまう。有名な観光地に、美術館めぐり、人気のレストランはマストだし、加えてせっかく予約したホテルも満喫し尽くしたい。全部をクリアしようとしたら、サラリーマンに与えられた1週間程度の休暇では足りるはずがない。今回はそんなしがらみを捨てて、思い切って会社を辞めて、ストレスフリーでスペインにきた。巡礼を終えた今、次にトライするのはこれしかない。「暮らすように旅をする。」のだ。 スペインの西の果て、Muxiaからバスでサンティアゴコンポステーラに戻り、夜行の長距離バスに乗り換え1…

  • 【番外編2】スペイン巡礼〜Muxia

    朝、寝坊しようとしたのに、結局早起きしてしまうのは、32日間4時起きした癖が抜けないからかな。ここは巡礼の終着地点、フィステーラ岬だ。先を急ぐものはいない。 1階へ降りていくと、何人かが朝食をとっていた。朝食は寄付制で、トーストやフルーツ、コーヒーなどが置いてある。みんなどことなくゆったりと、ゆっくりと頂いている。今朝は少し曇り空で肌寒い。ストールを羽織って、散歩に出てみる。山の中腹にあるこの宿の周りは坂道に民家が点在している。宿のダイニングに飾られた大きな地図を見る限り、丘を越えるとビーチがあるようだ。いってみよう。 まるで夏休みに訪れた孤島のように、海岸に続く道には誰も歩いていなくて、まだ…

  • 【番外編1】スペイン巡礼〜Fisterra

    カミーノ・デ・サンティアゴの巡礼を終えた翌日、例に習いフィステーラ岬へ行くことにした。巡礼を終えた者はサンティアゴからさらに2、3日かけて歩き、スペインの西の果てのフィステーラの町へ行くことは、巡礼本や、映画でも通例となっている。私の旅欲は完全に近いほど失くなってしまったため、”歩く”という選択肢はほぼなかった。そんな人のために、フィステーラへの直通バスが1日に数本出ており、日帰りでも行くことが可能だ。カテドラルのある旧市街から歩いて15分ほどで、バスターミナルへ到着した。 窓口でチケットを買い、指定された番号の乗り場へ行くと、既に巡礼者たちが列をなしていた。バスは案の定満席。私は巡礼を終えた…

  • 【32日目】スペイン巡礼 〜Santiago de Compostela

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/07/05 スペイン巡礼32日目 朝4時に目が醒める。支度をして、キッチンに置いてあった”ご自由に”のドーナッツを2個頬張って出発した。さぁ、今日は巡礼最後の日。いつもと同じ1日の始まりなのに、なんだか胸が高鳴る。 辺りは暗かったが、町の通りは街灯を頼りに地図を見ながら進む。まだ車の通りもほとんどなく、町全体が静まり返っていた。町を抜けると昨日一度通った森に入った。本当に真っ暗だった。そうだ、今朝は月が出ていない。今までは月明かりに照らされた植物がうっすらと見えたが、今日に限ってはそれさえもない。風も吹いていないので、葉音もなく、森は静まり返っていた。気味…

  • 【31日目】スペイン巡礼 〜Pedrouzo

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/07/04 スペイン巡礼31日目 エアコンの効いた快適な部屋でぐっすり眠り、朝目覚めた。カーテンで仕切られた小さな小部屋に私一人なので、堂々と着替えられる。準備をして宿を出る。つもりが、あれ?ドアの鉄格子が開かない。ショック・・・。ここも、管理人が外から鍵を開けるまで、ドアが開かないようだ。仕方がないので、オープンを待つ。ソファーがいくつもあるので、せっかく履いた靴をまた脱ぎ、くつろいだ。 6時過ぎにやっと管理人が来て、ドアを開けてくれた。待ちわびた巡礼者たちが、ぞろぞろと宿を出た。もう日の出が近い時間だ。少し急ぎ足になる。町中の道路沿いをしばらく歩き、家…

  • 【30日目】スペイン巡礼 〜Arzua

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/07/03 スペイン巡礼30日目 今日の目的は二つ。室内履きのサンダルを買うことと、メリデという町でプルポというタコ料理を食べること。以上。 いつもより少し遅くに出発した。巡礼はあと2日。お昼は有名なタコ料理を堪能してゆっくり行こう。 途中の町でATMでお金を降ろした。ちなみにお金を降ろしたのは、明日巡礼を終えるのに今回が初。1ヶ月間で、宿代と食事代を含め5万円しか使っていないことになる。東京で暮らすよりも旅をしていた方が、遥かに安価で生活ができるのだ。その足で隣の雑貨屋さんでビーチサンダルを買った。3ユーロ。日本に住んでいると、日々いかに不必要なものまで…

  • 【29日目】スペイン巡礼 〜Palas De Rei

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/07/02 スペイン巡礼29日目 日の出前に起きる。空気やひやっとして、少し乾燥している。よし、雨は降っていないようだ。辺りは薄暗いが、白い外壁の建物が暗い中でもよく見える。美しい夢のような町、Portomarinを出発する。 高台にある町から一度崖を下り、湖につながっている川を渡る。だれもいない松林の中はしっとしとしていて、朝を歩くのに気持ちが良い。もうすぐ日の出だが、まだうっすらと霧が残っている。この瞬間が幻想的でまるで夢と現実の境目をふわふわと歩いているよう。少し風が吹くと、白い靄がさっと流れていく。そろそろ夜明けかな。 森を貫く道路に出た。寂れた工…

  • 【28日目】スペイン巡礼 〜Portomarin

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/07/01 スペイン巡礼28日目 朝もやの中、出発する。すっきりとした天気ではないが、残り100kmということもあってか足取りは軽い。しばらくは牧場のような草原を歩き、また森の中に入る。牛が巡礼路をのっそりのっそりと歩いていたりして、刺激しないように歩く。もちろん牛の歩いたあとは、まだ湯気が出ていそうなほやほやのうんちが落ちていたりする。どおりで臭うわけだ。出発した頃の、緑の多かった巡礼路を思い出す。もう一ヶ月近く前のことなんだ。 サリアを越してからは、それほど山深いところはなく、民家を身近に感じながら歩くことになる。道で出会う巡礼者たちも増えてきて、サリ…

  • 【27日目】スペイン巡礼 〜Vilei

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/30 スペイン巡礼27日目 そしてまたもや雨だった。もう何日も青空を見ていない気がする。疲れと、やる気のなさで身体が重い。完全にワクワクする気持ちの糸が切れて、早く巡礼なんか終えてしまいたいという面倒臭さに似た後ろ向きな気持ちでいっぱいだった。 何日目かの生乾きの服を着て、濡れたままの靴を履いて宿を出る。霧のような小雨が降っている。山の中のぬかるんだ道をゆく。舗装されていないので、歩くたびに泥に靴が沈む。水たまりをさけつつも、落ち葉がふがふがとした泥道で結局靴は汚れるのだ。せめてこれ以上の浸水だけはさけたい。 1時間ほど山の中を歩いていると、湧き水を…

  • 【26日目】スペイン巡礼 〜Triacastela

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/29 スペイン巡礼26日目 雨の音で目を覚ます。あたりはすでにぼんやりと明るくなっていた。気持ちが上がらない中、乾ききっていない服に着替えて、濡れた冷たい靴を履いて、宿を出た。目の前には、どんよりとした空の下に、晴れていたらすばらしく美しかったであろう山々が雲海の中に広がっている。 山のてっぺんのはずなのに、巡礼路はまだ上り坂だ。鬱蒼とした茂みの中に小道が続いている。レインコートから唯一肌を露出している顔に、冷たい雨がぴちぴちと吹き付ける。つらい。 しばらく登ると、今度は下り坂に入った。早くこんな山降りてしまおうと、自然と早足になる。よくブログやパン…

  • 【25日目】スペイン巡礼 〜O Cebreiro

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/28 スペイン巡礼25日目 朝起きるとまだ雨が降っていた。濡れたまま乾いていないレインコートを羽織り、出発した。未舗装の石畳を下り、昨日散歩した町を抜け、巡礼路に出た。雨はますます強くなる。出発して20分くらいしたところで道に迷った。トンネルと抜け、1km歩いたがホタテマークがない。前を2人の巡礼者が歩いていたため、安心していたが、まんまとみんなで道を間違えたようだ。雨の中、来た道を戻る。そして先ほど通過したT字路でどうやら反対方向に曲がってしまっていたようだ。フードをすっぽりとかぶっていたため、すっかりホタテマークを見落としていた。危ない。 あたり…

  • 【24日目】スペイン巡礼 〜Villafranca del Bierzo

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/27 スペイン巡礼24日目 今朝も6時前に出発しようと、いつものように5時半前には起床し、支度をして宿を出た。が、庭の門が開かない。外から鍵がかかっていて、どうしても開かないのだ。改めて庭を見回すと、ベンチで待っている人がいる。門が開かないことを訪ねると、ここの開門が6時半だということだ。すなわち、われわれ巡礼者は飛び立とうにも鉄籠から出られない鳥なのだ。しかたなく、ベンチで30分ほど時間を潰すことにする。こんなことなら、もう少しゆっくり寝ていればよかった。 若い男の子二人組みもそうとは知らずに意気揚々と門に向かうが、門が開かないことにイラついている…

  • 【23日目】スペイン巡礼 〜Ponferrada

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/26 スペイン巡礼23日目 朝、少し風が強い中出発する。山の頂上に近い宿なので、出発と同時に登り坂だ。昨夜雨が降ったせいか、植物も濡れていて空気もしっとりとしている。 曇っているのか星も見えず、あたりは真っ暗だ。草が生い茂って、数メートル先も真っ暗で見えない。少し恐怖を感じた。振り返ると、巡礼者の女性が歩いてきた。彼女も同じことを思っていたようで、しばらく一緒に歩くことにした。私のヘッドライトだけが頼りだ。 車道を渡り、巡礼路は車道脇の獣道のような草が生い茂った道に続いていた。こんな山奥にもホタテのマークがしっかりとあるのがすごい。 10分ほど歩くと…

  • 【22日目】スペイン巡礼 〜Foncebadon

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/25 スペイン巡礼22日目 まだ暗いうちにAstorgaを出る。町のはずれに大きな教会があった。まだ日の出前の藍色の空をバックに、幻想的に見えた。静まり返って誰もいない通りを歩く。空気が澄んで、凛としていた。気持ちが良い。 町を出ると、建物もまばらになり、一気に田舎道になった。道は山の方に向かって一本道だ。今日はこの山の頂上付近まで行く予定。気合いが入る。 いくつかの町を通り過ぎるうちに、いつの間にか夜が開けて、あたりは明るくなっていた。小さな村のバルに入って朝食を食べた。巡礼者で混んでいるが、店員の愛想は悪く、コーヒー以外のパンやクッキーは全てスー…

  • 【21日目】スペイン巡礼 〜Astorga

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/24 スペイン巡礼21日目 今朝は出発してから10kmほど行ったPuenteという村で、朝食をとった。とても雰囲気がよい村で、お店の店員もとても愛想よく大きなカップにカフェコンレチェを入れてくれた。美味しそうなパンもショーケースに並んでいて、焦がし砂糖のかかった大きなパンを選んだ。真ん中にぐさっとフォークを刺して豪快に出してくれた。 広い店内を抜けると、奥には大きな中庭があり、青々とした芝生が朝日に照らされて美しかった。少し肌寒かったが、ジャケットを着て外でいただくことにした。庭には放し飼いのヒヨコがいて、お客さんが落とすパンくずを探しながらちょこち…

  • 【20日目】スペイン巡礼 〜Saint Martin

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/23 スペイン巡礼20日目 パラドールの素晴らしい朝食ビュッフェをいただいたあと、A子さんにお別れと感謝を伝えてLeonの街を出発した。パラドールのすぐ横の川を渡ると、巡礼路のスタートだ。 ちなみにパラドールの朝食は、日本のハイクラスホテル並みにレベルが高い。前菜、メイン、パン、デザートまでものすごいたくさんの種類があるので、ついつい、欲張ってお皿にいっぱい盛ってしまう。給仕のスタッフの方も、テーブルまでコーヒーを入れに来てくれたりと、サービスは抜群。なので朝食だけで20ユーロは納得の価格。朝食なしの宿泊プランを選んでも、初めてパラドールに宿泊する人…

  • 【19日目】スペイン巡礼 〜Leon

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/22 スペイン巡礼19日目 今朝もA子さんと出発。今日は巡礼道中に通過する3つ目の大都市、レオンに到着する予定。こんなにゆっくりと、そしてゆったりとした気持ちで歩くことは、今までなかったかもしれない。距離を進むことに執着すると、やっぱりどこか心に余裕がなくなり、周りの景色が見えにくくなっていたかもしれない。急ぐことで見逃してしまった景色があるかと思うと少し悔しいが、今は今でまた美しい景色を眺めながら歩いて満足していた。 A子さんはとても物知りでおしゃべりなので、歩きながら色んなことを話し続けてくれる。聞くことの方が得意なわたしには都合がよい。あるとき…

  • 【18日目】スペイン巡礼 〜Mansilla

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/21 スペイン巡礼18日目 夜明け前に宿を出る。村の周りにホタテマークが少なかったため、見失わないように慎重に進んでいると、「エクスキューズミー」と声をかけられた。発音から日本人だとわかった。「おはようございます。」と声をかけると、「日本人ですか?」と安堵の声で質問された。 A子さんは、一人で巡礼に来ている60代の日本人女性だった。この暑さで大丈夫かな?と心配になってしまうほど、細くて小さな身体でだった。やはり体力に自信がないそうで、バックパックはキャリーサービスで次の村に運んでもらっているそう。でも心はとってもアクティブ。 数年前からカミーノに行き…

  • 【17日目】スペイン巡礼 〜El Burgo Ranero

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/20 スペイン巡礼17日目 夜が開ける前に宿を出る。次の村まではわりと距離があった。農地の中の小道を進む。背の高いススキのような植物に阻まれながらも、夜明け前の薄水色の空を眺めなら散歩するような気持ちだった。昨日の気の遠くなるような長距離をこなせた自分に自信がついたようだ。 今日はレオン州に入る。ついにカミーノも半分まできた。長かったようで、もう半月も歩いているなんて信じられないような・・。毎日必死に歩いてきた。 3時間ほど歩くと、SAHAGUN(サーグン)という町が遠くに見えてきた。ここは比較的大きな町で、牛追い祭りでも有名な町。パンプローナが牛追…

  • 【16日目】スペイン巡礼 〜Moratinos

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/19 スペイン巡礼16日目 あの夢のようなパレードの翌日、今日はある意味覚悟の1日だった。というのも、出発してから18km先まで村がないのだ。 18km…想像もつかない。地図を見る限り、本当になにもない。道をそれて寄り道もできないほど、なんにもない大地。恐ろしい・・・。 気合を入れて出発した。だが、昨日あんまり歩かなかったのにもかかわらず、膝の調子がよくなかった。膝の軟骨がなくなってしまったかのように、歩くと振動が直接骨に伝わりズキズキした。 MESETA(メセタ) …それは「何もない大地」。そうだ、これこそがメセタだ。想像通りのメセタ。ほんとうに何…

  • 【15日目】スペイン巡礼 〜Carrion

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/18 スペイン巡礼15日目 朝宿を出発すると、まだ月が出ていた。あたりは静かで、Fromistaの町の教会が幻想的に見えた。 大きな道路を渡るときに早速迷いそうになったが、周りの巡礼者が教えてくれた。今朝はすこし遅く出発したから、歩き始めるとすぐに日の出を迎えた。空が一瞬にしてピンク色に染まり、神々しく姿を現した太陽に手を合わせた。 今日の道は二手に分かれている。結局は同じ道につながるのだが、農道をゆく道と、車道沿いをゆく道。カフェで朝食を取りたいので、村を通過する車道路沿いの道を選んだ。するとそこには、ホタテマークを表すコンクリートの目印が、これで…

  • 【14日目】スペイン巡礼 〜Fromista

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/17 スペイン巡礼14日目 お世話になったCさんの宿を後にし、今日も朝4時半には宿を出た。真っ暗な中、ヘッドライトを頼りに、野っ原の中の一本道を進む。遠くにテーブルマウンテンのような、岩の壁がそびえ立っていた。Mostelaresという山だ。あそこを越えたら何がみえるのかな?それが見たくてワクワクする。空気が涼しく、足取りも軽い。 上り坂に差し掛かると、草むらで何か動物が動いた!一瞬足が止まり、じっとしていると、また草むらで何かが動いた。ゆっくりと足を進めると、野ウサギが急に飛び出してきた。こちらもびっくりしたが、ヘッドライトに照らされた向こうはもっ…

  • 【13日目】スペイン巡礼 〜Castrojeriz

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/16 スペイン巡礼13日目 朝起きて支度をして、二階から降りていくと、リビングには朝食が用意されていた。トーストにクッキーにフルーツ。ポットに入った温かいコーヒーと紅茶まで準備されていた。オスピタリオ(管理人)が用意してくれていたようだった。とても有り難い。寄付BOXに小銭を入れて、宿を出た。 今朝も空気が乾いた朝だった。暗くて遠くまでよく見えないけれど、川や森が近くないことが肌感でわかる。昨日の続きの、道路沿いをいく。20分も歩くと、次の村Rabeについた。ここもすごく素敵な雰囲気の村だった。村の真ん中に広場があり、噴水もあった。道は綺麗な石畳で、…

  • 【12日目】スペイン巡礼〜Tarajados

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/15 スペイン巡礼12日目 2017年6月15日 Obanaja-Tarajados 今日はBurgosまでのたった10kmなので、すこし寝坊して出発するつもりだった。が、いつもの早起きが身体にしみついて早く起きてしまった。もう一人泊まっていた女性は、もう出発していた。もう一眠りしようとウトウトしていると、急に下の扉をドンドン叩く音がした。飛び起きたものの、ドンドン叩く音は鳴り止まない。Albergueのオーナーは別の住まいがあるのか、この建物内にはいないようだ。ということは、私がたった一人。いつまでたっても、叩く音は鳴り止まない。恐る恐る起きて、下…

  • 【11日目】スペイン巡礼 〜Obanaja

    カミーノ・デ・サンティアゴ 2017/06/14 スペイン巡礼11日目 今朝は出発と同時に、ものすごく急な坂道を登ることになった。つま先に体重をかけていないと、荷物の重みで後ろにひっくり返ってしまいそうなほどの傾斜。朝からきっつい。 いつも通り真っ暗な中出発したので、250ルーメンのヘッドライトが役に立った。周りの巡礼者も、私のライトを頼りにしていたほど。 やっと山を登りきると、今度はものすごい急な下りの坂道が現れた。「えー!今、登ってきたのに・・・」。今後はカカトに体重をかけないと前のめりに転がり落ちてしまいそうなほどな下り坂を慎重に下っていく。下り切る前に、その先に目を疑うほどの光景を目に…

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スペイン巡礼 フランス人の道 2017
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