「髪を切ったら学校に行く」
不登校回復のサインに「髪の毛を切りたくなる」そして「体を動かすようになった」というものがあります。不登校の間、心のエネルギーのほとんどは自分自身に向けられていました。外での世界に疲れた心の回復と、これからどんな「自分」で社会に向かおうかという模索と準備に。一見怠惰で、何もしていなさそうに見えていた彼らですが頭の中は、学校に行くべきか否か、こんな自分でいいのか否か、ああでもない、こうでもないと、色々な思いが廻り、忙しく動いていました。頭優位の生活を表してか、髪は伸び放題、寝ぐせ丸出し、まるで手入れをされていない庭のよう。文字通り「頭でっかち」。そんな頭髪の不登校生も多いことでしょう。しかしエネル…
2019/02/22 00:00