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2018/02/05

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  • 最後の履歴書 6

    詩を書く時間がほしい。 という言葉をよく吐いていた。仕事や人のせいにしていたのだ、無意識に。やはり原因は自分にあった。当然のことなんですけどね。 時間は自分で…

  • 紫黒の闇のなかから手がのびて雪よりはるかに皚(しろ)い手がのびて 鉄(てつ)紺(こん)のなかに線をひく夢と現をわかつ線 白い腕が線をえがく闇をひっそり静かに裂…

  • 最後の履歴書 5

     【かえってきた時間たち】 個人事業主になって、当然のことながら、生活は一変しました。まず、通勤がなくなりました。家の目の前に止めてある車に乗りこめば、そこ…

  • どこか

    自分の言葉はいったいどこから生まれてくるのだろうか 舌ではあるまい 考えるわけでもないし思うわけでもない 店には売っていないし本のなかにもない本のなかの言葉は…

  • 最後の履歴書 4

    【植木屋修業時代】  植木屋の仕事を始めてみた感想は、こんなに楽しい職業があるのか、というものでした。公園や空き地の草刈、街路樹の剪定や植込みの刈込、花壇の植…

  • 最後の履歴書 3

    ぼくはもう履歴書を書くことはないだろう、とこの頃たしかに思うのです。そしてその確信を真実にするために、毎日懸命に働こうと思うのです。 そうなるために、これま…

  • 最後の履歴書 2

    履歴書でわかるのはどういう学校に行ったか、どういう会社に在籍したか、ということばかりで、そこで何を学び、どんな技能を身につけたか、ということまではわかりませ…

  • 最後の履歴書 1

      「仕事がうまくいくかどうか」それはつまるところ、仕事における人間関係が良好かどうか、これが一番の比重を占めているとぼくは思います。 ぼくは中学を卒業してす…

  • 2019/2/11

    頓服の安定剤をガリガリのんで、ノートに向かう。他になにもできない。確定申告の準備や、物置づくり、営業、読みたい本は山と積まれているし書きたいものもたくさんある…

  • 停滞

    書いてきたもののすべてが気に入らない。気に入らない箇所をつまんで「直す」ことも気に入らない。詩から、その腐臭は拭い去れない。すべてを削除した。もう一度ゼロから…

  • 詩人

    暗い海の底で眦をきつくひきしぼって睨んでいた海面を 眉間に寄せた皺に叫びの矢を番えて睨んでいた海面を 不浄の油の汚泥の底で光さすときをまちながら浮上できる日を…

  • 2018/12/31

    何事も起きない一年などないのだろうけれど、そして毎年、同じセリフを吐いているのかもしれないけれど、やはり今年もたくさんの出来事があった。 ある人との訣別。それ…

  • 詩集作成中

    タイトルの通り、ただいま、詩集を作成しています。そもそも思いいたったときは、これまでのスケッチに加筆して「まとめ」としてひとつの詩集に綴じたいと思っていました…

  • ツイッター

    このごろは、ツイッターに短いスケッチをすることが増えました。その分、こちらに書き込む機会が減ってしまいましたが。下記にリンク貼ります。森侘介 (@ruptur…

  • 台詞

    それははじめ台詞だった ぼくは台詞を書いていたのだ 物語はないつながらない台詞と台詞 床一面にころがったビー玉 それが輝くように見えたのだ あまりにみじかい台…

  • あなたのためなら死んでもいいだなんてなまぬるいあなたに殺してほしいのですだって一度きりの死なのですからどうせ死ぬならやっぱりわたしはあなたに殺してほしいのです…

  • 宣言

    来年6月までに、詩集を完成させることにしました。必ず遂げる覚悟ができました。万が一、満足できるものではなかったとしても、まず自分の詩集を作り上げることがなけれ…

  • 午後

    しずかな午後向かいの瓦がひかっています。 洗濯物は昨日までのあわただしさを洗って微風と光線に揺れています。 窓をあけはなっておけばうちの茶色い猫は飽きもせず外…

  • 落葉

    わたしは美しい人になりたい。 主義や思想の垢とは無縁のなにものもまとわない清冽なたましい。 踊りたいときに踊れるこころ。雀や蛾どもと、戯れることのできるこころ…

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