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  • 観察記録(100) ブラックシャドービファシアータス

    本日は初めて紹介されたビファシアータス(Corydoras bifasciatus Nijssen, 1972)のバリエーションを。ポチっとお願い致します。にほんブログ村...

  • コリドラスのエサ問題(12) 冷凍アカムシⅡ

    コリドラスのエサ問題として冷凍アカムシを取り上げたのは2020年12月の事だった。コリドラスのエサ問題(4) 冷凍アカムシ当時、突然巨大化したキョーリンの「UV赤虫」に困惑して、同じキョーリン製の「クリーン赤虫」と比較してみた。これが問題の「UV赤虫」。・・・釣具屋さんで売っている釣り餌用のアカムシに近いサイズなのではないだろうか。因みに「クリーン赤虫」がこちら。使用しているシャーレは同一の物だから...

  • 観察記録(99) SLNスーパーシュワルツィの不思議

    今年、コリドラス界隈での最大の話題と言えば、セミロングノーズ・スーパーシュワルツィの繁殖成功だったのではないだろうか。吉川達雄氏による、恐らく世界でも二例目となる繁殖事例は、アプローチから稚魚の育成まで全てのデータが公開された。繁殖データ(5) SLNスーパーシュワルツィの繁殖(前編)繁殖データ(6) SLNスーパーシュワルツィの繫殖(後編)ただでさえ成功事例の殆ど無いセミロングノーズ・タイプの繁殖の上、そのノウ...

  • 1200第2水槽(35) 試行錯誤

    立ち上げから34カ月が経過した1200×600×600第2水槽。当初、この水槽はビファシアータスの繁殖用水槽として立ち上げた。「中性・やや軟水・クリアウォーター」とされるタパジョス川の水質を目指してセッティングした事になる。具体的には、水質に影響しないとされる田砂を敷き、ミクロソリウムを活着させた流木を配置した。別注の1200×200×250上部濾過槽とレイシーP-425を組み合わせ、流れを作るだけの...

  • ハイフェソブリコン・コペランディ

    今から32年前の1990年。フェアウインド(アグアプロダクションの出版部門)から、一冊のカラシン特集号が発行された。真っ赤な表紙が印象的なアクアマガジン1990年SUMMER「特集/南米小型カラシン」。アクアマガジンが満を持してリリースしたカラシン特集号は、当時のカラシンマニアのバイブル的な一冊になった。カラー写真で紹介されたのは、もしかすると世界初だったかもしれない。ハイフェソブリコン・コペラン...

  • 観察記録(98) ブロードバンド・アクセルロディ

    本日は、この未記載種(たぶん)を。ブロードバンド・アクセルロディ(Corydoras sp.)昨年2月の初入荷時には、コリドラス界隈の一部で話題になった。ロングボディ&ショートノーズの体形、特徴的なライン模様、雌雄で異なるサイズ等、一瞥して新着種である事が分かる。ところが・・・。アクセルロディ(Corydoras axelrodi Rössel, 1962)として輸入されたからだろうか、輸出したシッパーだけでなく、輸入した問屋、販売した小...

  • 1200第1水槽(68) ヤマトヌマエビの威力

    立ち上げから65カ月を迎えた1200×600×600第1水槽。先ずは、先日追加したヤマトヌマエビの働きについて。植え替えによってアマゾンソードの成長が鈍化した事で発生した茶ゴケだったけれど、ヤマトヌマエビを追加してから僅か4日で文字通り消滅した。これでアマゾンソードの葉が古くなって枯れるまでトリミングの必要はなくなる。つまり、それぞれの株の葉数が多くなるから、より見応えが出て来る・・・はず。もう一枚...

  • ブリコノプス・レオブルラム(仮)

    本日は小さめの中型カラシン、ブリコノプスsp.”リオ・クルア”についての続報。いくつか新しい情報があったので、自分用のメモを兼ねて報告しておく。これね。ブリコノプスsp.”リオ・クルア”(Bryconops sp.”Rio Curua”)余り馴染みの無いブリコノプス属だけれど、その分布域は広く、ペルー、コロンビアからブラジルにかけてのアマゾン川水系のほぼ全域に分布しているとされる。調べた限りでは、現在までに18種が記載されて...

  • 450第3水槽(14) 諸々の準備

    立ち上げから18カ月が経過した450×300×360第3水槽。相変わらずビファシアータス(Corydoras bifasciatus Nijssen, 1972)の単独種飼育を行っている。これから年末にかけて、メダカ界隈では常識になっている「飽和給餌」の考え方を取り入れてメスの抱卵を促す予定。言うまでもなく、以前ご紹介した吉川達雄氏のセミロングノーズ・スーパーシュワルツィの繁殖から学んだ事だ。繁殖データ(5) SLNスーパーシュワルツィの...

  • アスティアナックスsp.”リオ・ジュルエナ”

    2016年の初夏。タパジョス川の支流、ジュルエナ川から見慣れないカラシンが輸入されて来た。その時の画像がこれ。アスティアナックスsp.”リオ・ジュルエナ”(Astyanax sp.)スレンダーな体形、レッドアイ、体側に入るライン等、特徴が多い割には同定に繋がる情報が少なく特定する事は出来なかった。アスティアナックス属であるのは間違い無さそうだけれど、現時点でも147種が記載されている一大グループである上に、未記...

  • 東京湾のエビとカニ

    何だか雨の日が多く、蒸し暑かった9月が過ぎて、急に気温が下がって来た。秋の到来、である。読書の秋、スポーツの秋、そして、モクズガニとブラックタイガーが東京湾奥のいつものポイントに岸寄りする秋だ。こんな場所。念の為、背景にはモザイク処理を施した。何処にでもある船着き場なのだけれど、この手の採集記事の場合、場所が特定される事は避けるべきだろう。過去記事はこちら。東京湾のノコギリガザミ(前編)東京湾のノ...

  • 1200第2水槽(34) 定期報告

    立ち上げから33カ月が経過した1200×600×600第2水槽。ペルー、コロンビア、ブラジル北西部に生息するコリドラスを飼育する為に、酸性・軟水のブラックウォーターの水景を目指してセットしたのだけれど、酸性になっていないのはこれまでに報告した通り。。pH値を下げるのであれば薬品を使うのもアリなのだけれど、目的はpH値を下げる事ではなくコリドラスの長期飼育だから、もう一工夫してみる予定。マジックリーフ...

  • ヤマトヌマエビ問題

    アマゾンソードの移植を行った1200×600×600第1水槽に、茶ゴケが発生していると報告したのは2カ月ほど前の事だった。有茎草と異なり、根から養分を吸収するタイプの水草の場合、移植直後にあれこれ手を入れるのは極力避けたい。移植に伴い切除した「根」が再生してアクアリウム全体が落ち着くまでは弄りたくないのだ。逆に言えば、根が再生して新しい葉が展開してくれば、そろそろ変更を加えるタイミングが来たと言う事...

  • 1200第1水槽(67) 保温器具の確認

    立ち上げから64カ月が経過した1200×600×600第1水槽。少し早いけれどサーモスタットとヒーターの作動確認を行った。まず、水道水を使用して25%、100リットルの換水を行う。塩素を中和した20℃の水道水を注水すると、飼育水の水温は概ね24.5℃前後になる。次に、サーモスタットの温度を25℃に設定してヒーターを作動させる。チェック項目は二つ。一つはサーモスタットの設定温度が正確かどうか。もう一つは...

  • 450第1水槽(29) トリートメントのススメ

    常設のトリートメントタンクとして使用している450×300×360第1水槽。そろそろ南米からの輸入量が増えるから、いつお目当てが来ても良い様にメンテナンス頻度を上げている。30%換水の直後だから、マジックリーフを用いたブラックウォーターはかなり薄くなっている。この水槽では2~3週間に一度の割合で古くなったマジックリーフを取り除き、新しい葉と交換している。抗菌(と思われる)作用を期待しているのだけれど...

  • 観察記録(97) アクセルロディvar.

    ロブスタスを受け取りに行ったつきみ堂さんで、ちょっと変わったアクセルロディを見付けたのは、昨年10月の事だった。あれから一年。成長した姿が、こちら。アクセルロディvar.(Corydoras axelrodi var. Rössel, 1962)背鰭の黒班は、一年が経過しても薄くなる事は無かった。ここに来て背鰭第一棘と第一軟条が伸び始めているのだけれど、ちょっと楽しみな変化だったりする。真横から見ると、こんな感じ。体側の模様はアクセ...

  • コリドラスの嫌気層問題

    一般に、アマゾンソードを殖やすには以下の方法がある。①実生(みしょう:種子から発芽する事)による。②シュートに付く子株を分離する。③根茎に付く子株を分離する。一方、植栽から数年を経過すると株が分かれる事がある。1200×600×600第1水槽のセンターに植えているアマゾンソードも、株が分かれ始めていたのは既報の通り。放っておいても問題はないのだけれど、見た目的には微妙になったから植え替えを行う事にした...

  • 450第3水槽(13) pH推移

    立ち上げから17カ月が経過した450×300×360第3水槽。ビファシアータス(Corydoras bifasciatus Nijssen, 1972)の繁殖を狙って、単独種での飼育を継続している。ただし、今シーズンは産卵誘発を見送ったのは既報の通り。中途半端に「その気」にさせてしまうと、寿命を縮めてしまう危険性があるからだ。詳細は以下の記事を参照の事。ビファシアータスの繁殖実験(1)ビファシアータスの繫殖実験(2)ビファシアータスの繁殖...

  • 1200第2水槽(33) 振り出しに戻る

    立ち上げから32カ月が経過した1200×600×600第2水槽。マジックリーフが水面を漂っているけれど、数日の内には沈むから気にされない様に。以前は抽出液を作ったりしていたけれど、最近は面倒になってそのまま放り込んでいる。420リットルの水量に対して10枚くらいを使用している。現在の水質は、以下の通り。水温 : 26℃水素イオン濃度(pH) : 6.8総硬度(GH) : 4亜硝酸濃度(NO2⁻) : ...

  • 1200第1水槽(66) 定期報告

    立ち上げから63カ月が経過した1200×600×600第1水槽。アマゾンソードの一部を植え替えてから2カ月が経過したが、まだ茶ゴケの発生が見られる。その為、毎週5錠ずつ埋め込んでいたテトラ・クリプトを、二週間に一度へと施肥の頻度を減らす事にした。この程度の茶ゴケであれば、放っておけば時間が解決してくれると考えている。一方。肥料を減らした結果、茶ゴケの増加は止まったのだけれど、今度はアマゾンソードの新...

  • 450第1水槽(28) 準備

    常設のトリートメント水槽として設置している450×300×360第1水槽。コリドラスに限らず、コレクションを楽しみの一部とするアクアリウム趣味の場合には、トリートメント水槽の設置を強く勧めたい。例えば、カラシン線虫などの寄生虫。外部から持ち込まなければ、基本的には本水槽に蔓延する事は無いはずだ。常設は絶対条件ではないけれど、新規導入魚を2~3週間トリートメントタンクに隔離するだけで防げるトラブルは多...

  • 東京湾のノコギリガザミⅤ

    話は4年前に遡る。当ブログにも度々登場するEG氏が、シーバスを釣りに行った東京湾で珍しい蟹を捕獲して来た。どの位珍しい蟹かと言うと、「ザ!鉄腕!DASH!!」のロケ中に城島リーダーが捕まえた時にはネットニュースになった。当時、Twitterのトレンドに「ノコギリガザミ」が上がったから、覚えている方もいるかもしれない。この時点では「東京湾で確認されたのは過去30年間に7匹のみ」と言うから、相当に稀な事例だ...

  • 900水槽(13) 定期報告

    ヤクルト濾材のテストを開始してから、早くも22カ月が経過した900×450×450水槽。昨年(2021年)2月より、上部フィルター(レイシーRFG-90)に使用する濾材はウールマットとヤクルト濾材のみにしている。同時に、ヤクルト濾材以外の濾過能力の要素を最小にする為に、底砂を除去したベアタンクにした。この水槽では「濾材」としては、物理濾過を受け持つウールマットと生物濾過を担当するヤクルト濾材だけを使...

  • コリドラスの採集地問題

    今更ながらコロナ禍の影響なのか、新着らしい新着が途絶えているコリドラス界隈。魅力的な新着や久し振りの入荷に沸くカラシンの人達が若干羨ましい。個人的には新着種を追い掛ける時期は過ぎているのだけれど、コリドラスと言うジャンルで見ると停滞感は否めない。そんな訳で。そろそろ動きが欲しいなぁと思っていた7月某日。何の前触れも無くスーパーパラレルス(Corydoras sp.)のハイフィン個体群が輸入されて来た。画像はつ...

  • 450第3水槽(12) スポンジフィルターの盲点

    立ち上げから16カ月が経過した450×300×360第3水槽。相変わらず明るい時間帯には出て来ないから、今回もシルエット及び後ろ姿だけ。見えない観賞魚(涙)。ビファシアータス(Corydoras bifasciatus Nijssen, 1972)の親魚(候補)の6匹を飼育している。内2匹は飼育開始から6年になるから、本格的に繁殖にチャレンジするのであれば若い個体を追加すべきだろう。繁殖シーズンまでは時間があるから、もう少し検討しよ...

  • 1200第2水槽(32) テトラ・プランクトン

    立ち上げから31カ月が経過した1200×600×600第2水槽。田砂を薄く敷き、ミクロソリウムを着生させた流木を配置するという、コリドラス水槽の定番レイアウトを採用している。ご存知の通り、入門書だけでなくアクアライフのコリドラス特集などでも、コリドラス飼育には「底砂の薄敷き」が推奨されている。もっと言えば、それに加えて毎週50%の「大量換水」とプロホースを使用した「底砂掃除」がセットになる。この飼育...

  • 1200第1水槽(65) 茶ゴケ

    立ち上げから62カ月が経過した1200×600×600第1水槽。アマゾンソードの一部を植え替えてから1カ月が経過したが、予想通り茶ゴケが発生している。アマゾンソードの場合、植え替えを行うと根の殆どは傷んでしまうから、移植の際にはバッサリと切除せざるを得ない。当然、養分が吸収され難い状態になるから、アクアリウム内で過剰になった養分を使って茶ゴケが発生する事になるのだ。従って、この時期は施肥を止め、換水...

  • 観察記録(95) ベサナエと人工飼料

    ロングノーズ・タイプ、セミロングノーズ・タイプのコリドラスの場合、人工飼料だけだと痩せてしまう個体が出て来る。この傾向はロングノーズになるほど顕著に表れ、口には含むけれど飲み込んではいない様に見える。恐らく、個体差ではなく種、またはグループの傾向ではないかだろうか。ロングノーズ・タイプ、セミロングノーズ・タイプには人工飼料は向かないのだ。結果として、イトミミズや冷凍アカムシを切らした時の「代用品」...

  • 観察記録(95) プルケール

    すっかりポピュラー種になったけれど、プルケールに対する思いは変わる事が無い。かつては「スーパープルケール」と形容詞付きで呼ばれ、入荷しても店頭に並ぶ前にマニアの水槽へと旅立っていたらしい。「闇から闇へ」的な。ラインを選ぶどころか、大袈裟ではなく家に着く前に死にそうな状態であってもチャレンジせざるを得なかったりした。今となっては、隔世の感がある。これね。プルケール№1個体(Corydoras pulcher Isbrücke...

  • 観察記録(94) 無班ロブスタス

    久し振りに訪問したつきみ堂さんで、ちょっと変わったロブスタスを発見したのは、昨年8月の事だった。私自身、この表現のロブスタスを見るのは二度目でしかない。そして、二十数年前のその個体は、既に販売先が決まっていて手に入れる事が出来なかった。すっかり忘れていたのだけれど、瞬間的に思い出したから、どこかしら心に引っ掛かっていたのだろうか。本日は「無斑ロブスタス」のその後について。これね。ロブスタス№1個体...

  • 450第2水槽(6) シノドンティス・イルサカエ

    立ち上げから30カ月が経過した450×300×360第2水槽。この水槽では2006年に”シノドンティス・ドンティ”として購入したタンガニーカ湖産のナマズを単独飼育している。自然下では50cmを超えるとされる大型シクリッド、オレオクロミス・タンガニカエ(Oreochromis tanganicae (Günther, 1894))のタンクメイトとしてチョイスしたのだけれど、根本から間違っていた事が発覚したのは暫く後の事だった。因みに。よっぽ...

  • 450第3水槽(10) スポンジフィルターの実験

    ビファシアータスの単独種飼育に切り替えてから14カ月が経過した450×300×360第3水槽。相変わらず明るい間は鑑賞出来ないけれど、8cmから10cmの成魚6匹を飼育している。繁殖へのアプローチは中断しているから、抱卵を促す為に給餌回数を増やす「飽和給餌」は行っていない。従って、給餌量は通常の大型コリドラスを飼育する標準的な量になっているはずだ。具体的には、例えばキョーリン・クリーンアカムシであれ...

  • 1200第2水槽(31) 飼育密度

    立ち上げから30カ月が経過した1200×600×600第2水槽。常時10数枚のマジックリーフ(モモタマナの落葉)を入れている為、かなり濃い目のブラックウォーターになっている。換水頻度、換水量を抑えて酸性に誘導しようとしているのだけれど、思った様に水素イオン濃度(pH)は下がっていない。既に3カ月間、月に一度10%程の換水しか行っていないのだけれど、pH値は6.8~6.9を維持している。水素イオン濃度...

  • 1200第1水槽(64) 水草の根と嫌気層

    立ち上げから61カ月が経過して6年目に入った1200×600×600第1水槽。「プルス川の完全コピー」を目指してセッティングしたのだけれど、時間の経過と共に砂や濾材からの溶出物が減って硬度は下がり気味かもしれない。それにしても、この1200×600×600第1水槽の安定度の高さは何に依るのだろうか。6年目に入っているにも関わらず、水質の変化は極めて小さく、かつ、変化自体が穏やかだから大崩れする事が無い...

  • 観察記録(93) アクセルロディvar.

    頼んでおいたロブスタスを引き取りに、つきみ堂さんにお邪魔したのは昨年10月の事だった。折角だから店内の水槽を見ていると、何やら違和感が。余りにも長期に渡ってコリドラスを見続けていたせいか、変わったコリドラスには違和感を感じ取れる様になったらしい。「見るんじゃない、感じるんだ」的な・・・(うそ)。そんな訳で。偶然が重なり、この「ちょっと変わったアクセルロディ」を飼育する機会に恵まれる事になった。アク...

  • 450第3水槽(9) フィルター交換

    立ち上げから15カ月が経過した450×300×360第3水槽。ビファシアータスの繫殖用として立ち上げたのだけれど、既報の通り、今年の繁殖実験は回避している。理由は、こちらも既に報告した通り、産卵誘発を仕掛けた結果、興奮した(のか、どうかも分からないのだけれど)ビファシアータスが吻端を損傷するまでガラス面を上下してしまったから。損傷が軽かった2匹は何とか立ち直ったけれど、酷かった1匹は為す術も無く死な...

  • 450第3水槽(8) pH値の低下

    ビファシアータスの繁殖水槽として立ち上げた450×300×360第3水槽。ミクロソリウムsp.を適当に流木に接着して放り込んでおいたのだけれど、思ったより立派な株に成長した。実は6年ほど前にミクロソリウムに独特の伝染病を蔓延させてしまい、集めていたミクロソリウム類の殆どを廃棄した事がある。「ミクロソリウムのブツブツ病」が、それだ。最近は余り話題にならないから、マーケットからは撲滅出来たのだろうか。あ...

  • 450第1水槽(27) トリートメントのススメ

    常設のトリートメントタンクとして維持している450×300×360第1水槽。気になる生体が入荷したら、いつでも導入出来る様に備えている。ただし、2022年も半年が経過しているのに、導入した生体は0匹だからトリートメントタンクは空き家のままだ。アクアリム趣味に集中していないのには理由があって、犬の調子が今一つだから。今年1月には開腹手術を受けさせたのだけれど、残念ながら転移が酷く根治は断念せざるを得な...

  • 1200第1水槽(63) コンセプトの決定

    立ち上げから60カ月が経過した1200×600×600第1水槽。アクアリウムを立ち上げる際に最も重要な事は、その水槽のコンセプトを決める事ではないかと考えている。ここが曖昧なままスタートしてしまうと、自ら管理する事の難易度を上げてしまうのではないだろうか。例えば。酸性・軟水に誘導する機能性ソイルを敷いた水槽でアルカリ性・硬水を好むトロフェイス・モーリィを飼う事は、不可能ではないけれど私ならば遠慮した...

  • 1200第2水槽(30) 換水の意味

    立ち上げから29カ月が経過した1200×600×600第2水槽。4月から換水頻度を減らした管理方法を試している。具体的には「週に一度20%換水」から「月に一度20%換水」へ。回数を減らす事により換水量は従来の四分の一になった。今やっている事と言えば、週に一度ラムズホーンが食べて葉脈だけになったマジックリーフを交換したり、古くなったミクロソリウムの葉をトリミングしたりと言った程度だから、十分も掛からず...

  • コリドラスの近代史(30) アクアライフ2010年7月号

    専門誌のコリドラス特集号を通して、コリドラスを取り巻く空気感や諸事情を振り返る当企画。30回に渡って掲載して来たけれど、本日紹介するアクアライフ2010年7月号をもって一旦終幕とする。画像を使用する事を快く許可してくれた、アクアライフ編集部とフェアウインドの松坂實氏に改めて感謝の意を表したい。コリドラスがアクアリウム界隈に紹介されたのは意外に古かったりする。アクアリウム趣味の黎明期だった1960年...

  • コリドラスのエサ問題(11) メディゴールドIGP(2)

    「コリドラスの天敵」と言われたら、貴兄姉はナニを思い浮かべるだろうか。「エロモナス細菌!」と即答した人は、少し立ち止まって人生を見つめ直した方が良いかもしれない、御同慶の至りだけれど、このままだと社会に不適合な人になってしまうかもしれない(笑)。実際。TwitterやInstagramのタイムラインには、コリドラス愛好家の悲鳴が溢れている。検査をした訳ではないからエロモナス症と断定すべきではないけれど、確かにそれ...

  • 観察記録(92) ビファシアータス

    「コリドラスに関係していたり、していなかったりする諸問題を地味にディープに探究する」一応、コリドラスのブログのつもりなのだけれど、最近では「コリドラスに関係していない問題」の方が多いから若干心苦しい。そんな訳で。ビファシアータスについて調べていたので途中経過を報告する。素晴らしく美しいコリドラスだと思う(個人の感想です)。この時は諸々の事情で産卵誘発は仕掛けなかったのだけれど、ご覧の通り抱卵してい...

  • 900水槽(12) ヤクルト濾材の実証実験

    地味にヤクルト濾材のテストを行っている900×450×450水槽。2020年10月からスタートさせた「ヤクルト濾材」の実証実験も一年半が経過した。「多孔質濾材」が良いとのアクアリウム業界の定説に反して、表面がツルツルのヤクルト容器を加工した「ヤクルト濾材」は、果たして濾材として機能するのか?乳酸菌、つまりバクテリアの専門家(たぶん)の株式会社ヤクルトが事業として取り組んでいるくらいだから、根拠のはっ...

  • 1200第1水槽(62) 巨大化

    立ち上げから59カ月が経過した1200×600×600第1水槽。アマゾンソードが成長するのに気を良くして、毎週5錠ずつテトラ・クリプトを埋め込んでいたら・・・巨大化した(涙)。予定では「アマゾンソードの森」になるはずだったのだけれど、これでは密林かもしれない。他の水槽に分散させたいのだけれど、諸々の理由があって実施するまでには至っていない。そして一匹も見る事が出来ないけれど、これはコリドラス水槽だっ...

  • 1200第2水槽(29) 酸性化の実験

    立ち上げから28カ月が経過した1200×600×600第2水槽。新たに酸性化実験を始めたのだけれど、これには使用している原水の水質が密接に関係する。例えば、SLNスーパーシュワルツィを繁殖させた吉川氏は、使用している水道水が極端な軟水だから牡蠣殻を使用したのだ。人は自分が見たいと思う事しか見ない傾向があるから、注意しなければならない。先月から、それまでの「週に一度、20%換水」から「月に一度、20%...

  • 450第1水槽(26) 生体の影響

    立ち上げから26カ月が経過した450×300×360第1水槽。昨年から常設のトリートメントタンクとして使用しているのだけれど、45リットルの水量が思ったよりも使い易くて驚いている。相変わらず入手し難い魚病薬もあるから、薬剤を無駄にしない水量なのは使い勝手が良い。一方、成長しても10cm前後にしかならないコリドラス用の水槽として考えると、トリートメントだけではなく育成用や繁殖用としても充分に使用可能だ...

  • コリドラスの近代史(29) フィッシュマガジン2009年8月号

    専門誌のコリドラス特集号を通して、コリドラスを取り巻く空気感や諸事情を振り返る当企画。初のコリドラス特集が出版された1981年から、フィッシュマガジン、アクアライフ、アクアマガジンのコリドラス特集号を網羅して来たけれど、残りは今回を入れて2回になる。「コリドラスの近代史」というタイトルの通り、このカテゴリーはアクアライフ2010年7月号を紹介して終幕とする。販売している書籍に関しては、勝手に紹介す...

  • カラシン探訪

    4月某日。1200×600×600第1水槽を見ると、1匹のカラシンが真っ赤に鰭を染めている事に気付いた。青い眼が特徴の10cmほどになる小さめの中型カラシンなのだけれど、この日はご覧の様に美しく彩られていた。コリドラスのエロモナス症を思い出すから、鰓が透けて見えるレッドギルは苦手なのだけれど、こんな感じならば良いかもしれない。なかなか綺麗じゃないの。因みに、普段はこんな感じ。敢えて言うなら、頭部の形...

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