小説れびゅー的な(14)/森見登美彦『宵山万華鏡』
最近は翻訳ミステリばかり読んでいるので皆さんに紹介出来そうな小説があまり無くて更新が減ってしまっています。いつか個人的なアガサクリスティランキングでも記事に出来ればなあと思います(ちなみにポワロとマープルとその他の3部門でやります)そんな今回は森見登美彦『宵山万華鏡』になります。最近初めて見つけて即購入した小説なので、そんなにメジャーな作品ではないのでしょうかね。しかし森見ワールド全開の作品でした!・「…金魚をね、すくってるんだけどね」「なんで?」「鍛えようと思って」(p.48より引用)祇園祭宵山の1日を舞台に様々な人たちが出来事に巻き込まれたり巻き込んだりとファンタジーでホラーでコメディでミステリなエンターテインメント的小説。万華鏡を覗いてくるくる回した時のように景色が異なるストーリーが章ごとに展開されます。...小説れびゅー的な(14)/森見登美彦『宵山万華鏡』
2020/09/23 11:11