(再投稿)光明にのみやあきら天よ光明をください喜びの光明を希望の光明を自由の光明を平和の光明をそして人生の光明を1994.8.21.作僕の詩集No.645【光明】再投稿
詩集「目的のない旅」を1ヶ月間、ご愛読ありがとうございました。さて、耳寄りなお話をいたします。オンライン仏教アカデミーの学長さんでいらっしゃる落合孝臣先生に、この詩集をお読みいただき、下記の15篇を推薦していただきました。参考までに、お知らせいたします。オンライン仏教アカデミーは、親鸞の「歎異抄」の教えを誰でも学べるように、ネット講座や、各地で講習会を開いている団体です。落合先生は、そこで解かりやすく深みのある講演の講師としてもご活躍なさっておられます。「歎異抄」の講演・映画にご興味がおありの方は、090-6816-1614落合孝臣までお問合せください。よろしくお願いいたします。落合先生に推薦いただいた15篇を下記に表示します。()の番号は、投稿した際、表示しました、詩集の掲載順の番号です。「苦の間」(5)「孤...詩集「目的のない旅」情報(2)
詩集「目的のない旅」のご愛読ありがとうございました。今日の紹介をもちまして終了になります。いかがでしたか。今投稿している作品とは、たいぶ違う、と感じられたのではないでしょうか。手前味噌ですが、私は今の作品が上達している、と自負しております。投稿しながら、初期の未熟な作品に苛まれ、中止しようかと思いました。でも、振り返って見ると、続けたことは、読者さんにも私に取っても良かったのではないか、と反省しております。ご感想をコメントしていただければ幸いです「目的のない旅」に掲載しました作品は、30年前から10年間に渡って創った800篇の中から選択して掲載したものです。余談ですが800篇創った後、うつ病にかかり11年間、詩作は全く出来ませんでした。この詩集の書名は、当初、冒頭の詩の題名「足跡」で進めておりまた。印刷に入る直...詩集「目的のない旅」情報(1)
(再投稿)死と詩自殺か他殺か謎めいた死を詩で飾るたとえ不名誉な死でも死を詩で飾るとその死は輝く詩が死を飾り死が詩で活きてくる死と詩の関係が深くなるほどその死は輝く詩が死に取りつかれる詩が死に蝕まれる死と詩の関係が詩と死の関係になるそして死は詩を破壊する詩と死の関係が深くなるほど詩は生気を失い死を飾る能力を失うそれを承知で詩は死に近づき蝕まれるだが詩と死の関係は永遠に失われることはない詩「死と詩」詩集「目的のない旅」(70)より
(再投稿)記憶と時間時間が記憶を食べて行く食べ切れないほどある記憶を次から次へと食べて行く美味しい記憶も苦い記憶も選り好みしないで食べて行くそして二度と吐きだすことはない時間が記憶を奪って行く奪っても蓄えることはしない奪って体内で消滅させてしまう貴重な記憶もねじれた記憶もかまいなしに消滅させてしまうそして二度ともとの記憶に甦らせることはない時間が記憶を追っかけている逃げても逃げても追いかける追いつかれた記憶は体力を失い擦り切れ時間的感覚を失い一ッの塊になる詩「記憶と時間」詩集「目的のない旅」(70)より
(再投稿)法律静かだいるのかいないのか判らないでも絶えず身体に纏わりついて離れないひたすら沈黙を守り出番を窺っている人間の行くところ何処へでもついてくる先まわりも得意だ地上はおろか空でも海でもだが場所によって濃度が違う何でも見通しているくせに惚けた振りをして眠っているだが鋭さは天下一品事件を嗅ぎつけると何処へでも素早く飛んで行き待機するご主人の命令で何時でも何処ででも目が覚めるそして聖者にでも暴君にでもなる網の目を大きくしたり小さくしたりワイヤーのように強靭になったり蜘蛛の糸のように細く柔らかくなったり自由自在はご主人次第詩「法律」詩集「目的のない旅」(68)より
(再投稿)無限の苦人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は...詩「無限の苦」詩集「目的のない旅」(67)より
(再投稿)死の幻影洒落たしゃれこうべが街いち面散らばっている聞くところによると核戦争の跡らしい灼熱に耐えたしゃれこうべが辛うじて原形を保ち灰色の風景をつかさどるそこには人類のかつての喜びも楽しさもない憎しみも悲しみもない美しさも醜さもない不気味な静寂と無機質だけが漂い無感情な風景だけが眠りについている詩「死の幻影」詩集「目的のない旅」(66)より
(再投稿)壁壁は家族を囲い少年をも囲った夜のとばりが降りる住宅街の壁と言う壁から少年の悲痛な叫び声が色彩の違う悲痛な叫び声が救いを求め絶頂に達する壁は少年を囲い少年の叫び声を塞いだやがて壁と言う壁に少年の白い指先が踊る指先は壁を突き裂き暗闇を突き裂き救いを求め喘いだ詩「壁」詩集「目的のない旅」(65)より
(再投稿)迷走電流どこからやってきてどこへ行くのだジグザグ・パズルのようにミクロの集積回路の中で誰かの指示を待っている人生の旅を迷わないように走りなさいと命令されてもそれは無理な注文詩「迷走電流」詩集「目的のない旅」(64)より
(再投稿)使い捨て洋服も靴も使い捨て恋人も友人も使い捨ておまけに親まで使い捨てボールペンも辞書も使い捨てOA機器もゴミ箱も使い捨て訓辞もルールも使い捨て社おまけに社長まで使い捨て海も山も使い捨て空気も水も使い捨て戦争も平和も使い捨ておまけに地球まで使い捨てもうひとつおまけに自分自身も使い捨て詩「使い捨て」詩集「目的のない旅」(63)より
(再投稿)抜歯五十余年連れ添った歯を歯医者さんが事務的にバッシバッシと抜く五十余年世話になった歯を歯医者さんが無情にバッシバッシと抜く五十余年付き合った歯を歯医者さんが悪者退治のようにバッシバッシと抜くそして歯医者さんは五十余年も仕えてくれた僕の分身を敵でも退治してくれたかのように抜いた歯を僕の目の前に得意そうに突き出した詩「抜歯」詩集「目的のない旅」(62)より
(再投稿)スマホ猫も杓子もスマホ・スマホ誰と連絡してるのかなどんな話しをしてるのかなそれともゲーム?いや、ただの見せかけ格好つけかもそろいもそろってスマホ・スマホスマホ狂想曲スマホ・オンパレード電車の中でもバスの中でも公園のベンチでも歩道を歩きながらスマホは大繁盛誰が発明したのかいつからこうなったのか街はスマホ狂で溢れてるスマホの会社パンクしないのかな?詩「スマホ」詩集「目的のない旅」(61)より
(再投稿)夜明け夜明けは今日の始まり明日への期待夜明けによって人類の活動が始まる明るい一日であることを願って今日のスタート夜明は暗黒の世界を通り抜け明るい未来を開いてくれるやがて夜明けが始まるみんなで夜明けを歓迎しよう夜明けは期待をいっぱい抱え人類に生きる力を与えてくれるさあみんなで夜明けに感謝のお祈りを詩「夜明け」詩集「目的のない旅」(60)より
(再投稿)目的のない旅行先の決まっていない列車に乗って旅立つ期待と不安が胸の中で躍るいつ帰ってこられる分からないこの旅行先の決まっていない列車に乗って旅立つ誰かが私を呼んでいるいつ帰ってこられるか分からないこの旅行先の決まっていない列車に乗って旅立つ何処からきたのかこの胸騒ぎもう帰ってこられないかもしれないこの旅詩「目的のない旅」詩集「目的のない旅」(59)より
(再投稿)都会生活なにが面白いコンクリートの密林の中で生活をしてなにが面白いアスファルトの固い道路を歩いてなにが面白い澱んだ空を毎日見上げてなにが面白い濁った空気をいっぱい吸ってなにが面白いインスタント食品の食事ばかりでなにが面白い集団墓地の窮屈なお墓の中でなにが面白いコンクリートの冷たいお墓に眠って詩「都会生活」詩集「目的のない旅」(58)より
(再投稿)まわり道まわり道をしてときめく心見慣れた町に別れを告げ新しい風景に心を浸すまわり道をすると風景がかわる期待を抱いた私の心に新しい風景が新緑をそそぐ詩「まわり道」詩集「目的のない旅」(57)より
(再投稿)地球地球が腐りかけている地球が泣いている地球が崩れかけている地球が叫んでいる地球が病気になりかけている地球が助けを求めている人間は横を向いたままでいいのか詩「地球」詩集「目的のない旅」より(56)
(再投稿)歪んだ豊かさ家族連れ屋内ビーチで波乗りハッピーだが外はハリケーン若いカップル東京ドームで野球観戦だが外はハリケーンどこかおかしいこれぞ経済大国の歪んだ豊かさ詩「歪んだ豊かさ」詩集「目的のない旅」より(55)
(再投稿)窓からの風景窓から外を眺めても何も見えないあるのはコンクリートの建物と淀んだ空そして虚しい響き窓から外を眺めても何も感じないあるのはくたびれ果てた樹木と濁った空気そして虚しい響き詩「窓からの風景」詩集「目的のない旅」より(54)
(再投稿)泉岳寺絶えることのない線香の煙煙霧を纏った樹林を日光が鋭く斜めに突き刺す三百十余年たった今も尚四十七士の逞しい魂が足元から噴き上げ訪れる人たちの心を揺さぶる詩「泉岳寺」詩集「目的のない旅」より(53)
(再投稿)万里の長城途轍もなく歴史的な偉業を成し遂げたものだと思えるし途轍もなく馬鹿げた異業を成し遂げたものだとも思える詩「万里の長城」詩集「目的のない旅」より(52)
詩「 スクランブル交差点 」詩集「目的のない旅」より (51)
(再投稿)スクランブル交差点この人の山をどう捌くか僕が向かいたいのは斜めにあの方角信号が青に変わった人の波が僕の行手を遮る僕の挑戦が始まる負けるものかどこかに抜けられる箇所があるはずさあ挑戦だうまく行くかどうか男・女・若者・老人遮っている相手は無数どうにかしなければきっと抜けられる所があるはずきっと抜け出られるはずすき間を縫ってすき間を縫ってかき分けかき分けああ、やっと抜け出られた詩「スクランブル交差点」詩集「目的のない旅」より(51)
詩「 紙屑になった朝刊 」詩集「目的のない旅」より (50)
(再投稿)紙屑になった朝刊冬の朝乗降客の少ない小さな駅ラッシュアワーだと言うのに閑散としたホームの外れ捨てられた朝刊ベンチの下で行き場を失い寒風に耐え乱れに乱れて泣いている世界の情報を満載した今日の朝刊役目が終わり無情に放置された朝刊せめて寒さが凌げる塵箱の中に捨ててあげればいいのに詩「紙屑になった朝刊」詩集「目的のない旅」より(50)
(再投稿)雪景色どこからやってきたのか細雪がちらちらちらちら白い交響曲を奏でながら凍てついた窓の向こうで舞い踊る白銀が小さな公園の水墨画を鮮やかな色彩で描くそして風の指揮者が雪の交響曲を静かに指揮した詩「雪景色」詩集「目的のない旅」より(49)
(再投稿)夜の電車夜空に聳え建つマンションの絶壁に高架線の電車の響きが反響する緩いカーブをゆっくり重々しく走る連結車輌線路と車輪の軋みが悲痛な叫びを上げ暗い夜空に響き渡る窓に冷たく車内灯を輝かせ電車はぎこちなく滑り去る車輪の苦痛な叫びだけを残して詩「夜の電車」詩集「目的のない旅」より(48)
(再投稿)朝の通勤電車通勤電車の中でヒステリックに叫ばないでください都会人はみんな大都会のこの重みに耐えて生きているのです喉がはり裂けそうなあなたの叫び声を耳にするとこれから戦場に出る私たちサラリーマンの機先を削がれます私たち都会人の心を動揺させないでくださいラッシュさアワーの満員電車の中でのひと時をどうかそっとしておいてください叫び声を上げたいのはあなただけではないのです詩「朝の通勤電車」詩集「目的のない旅」より(47)
(再投稿)朝のポエジー冷たく澄んだ空気の中でなにかが始まる神も気づかぬ夜明けのハーモニー朝日を含んだ空気の中でなにかが始まる神も知らないドラマの開幕朝日に刺された空気の中でなにかが始まる神も忘れた心のときめき詩「朝のポエジー」詩集「目的のない旅」より(46)
(再投稿)深夜遠くに大都会の熱気が繁華街の夜空を染める一日の終演今日から明日への虹の架け橋遠くの大都会の騒音を背に静かな眠りに入る山の手線の車輪が線路を叩き家路を急ぐもどらぬ時間お休みなさい詩「深夜」詩集「目的のない旅」より(45)
(再投稿)風のいたずら風小枝のざわめき雨戸のきしむ音犬の遠吠え風に吹かれるガラス戸の音電車の響き時計の時を刻む音また風の音眠れない詩「風のいたずら」詩集「目的のない旅」より(44)
(再投稿)都会の悲劇ベランダの狭い空間にお化けのような大きなビルが姿を現し外の景色のわずかな安らぎを塞ぐベランダのゆとりのない空間にお化けのようなノッポのビルが立ちはだかり唯一のオアシスを真っ二つに割るベランダのゆったりとした空間をお化けのような黒いビルが塞ぎ眺めるのが楽しみだった外の風景を完全に奪ってしまった詩「都会の悲劇」詩集「目的のない旅」より(43)
(再投稿)鯨泳げ泳げぐいぐい泳げ大海原は君たちの世界思い切り潮を吹けそして力強く泳ぐのだ大海原をわがもの顔でところ狭しと自由奔放に波に乗って波を作って悠然と泳げ陸を捨てた君たちには柔らかい大海原がとても良く似合っている詩「鯨」詩集「目的のない旅」より(42)
(再投稿)小船雑然とした桟橋から一直線に白い線を残して小躍りしながら小船が去って行ったまるで永遠に帰ってこない未知の世界にでも向かうかのように僕たちを置き去りにして消えてしまった突然僕たち二人の身体に不安と苦悩が同居しはじめる去った船との別れが寂しさを招きやるせない世界に誘われて行ったあの小さな船の存在がこんなにも二人を奮い立たせ惜別の情に吸い込まさせるのか身の置き所のない焦燥感に駆られた詩「小船」詩集「目的のない旅」より(41)
(再投稿)春足取りが軽快になりお喋りに花が咲く木や草の芽はキョロキョロと大地の陽気をうかがう大空の小鳥たちも俊敏さをましひとところに留まらないポカポカ陽気が思考を和らげ閉じ込められていた季節の眠りが天空に舞う詩「春」詩集「目的のない旅」より(40)
(再投稿)死の季節死ぬなら春がいいぽかぽか陽気の中でのどかにサヨナラしたい死ぬなら夏がいい燃え切れなかった人生を焼き尽くすのに最適死ぬなら秋がいい落葉の散るごとくしみじみと散りたい死ぬなら冬がいい厳しい寒さの中で人の温もりを感じながら詩「死の季節」詩集「目的のない旅」より(39)
(再投稿)厄介者怒気よなぜ私を追いかけるなぜ私の心に住みたがる人の不和をもたらす君など歓迎しない愛情よなぜ私についてくるなぜ私の心に住みたがるいまの私にはあなたを活かす余裕がないジェラシーよなぜ私に潜り込むなぜ私の心を狂わせる私の心を蝕む君を住まわせるわけには行かない欲念よなぜ私を侵食するなぜ私の心に住みたがるすべての邪念を捨ていま私は無になりたい詩「厄介者」詩集「目的のない旅」より(38)
(再投稿)待ちぼうけなにも起こりそうにないこんなに退屈しているのになにも起こりそうにない期待で胸を膨らませているのになにも起こりそうにない皆を集めて待機しているのになにも起こりそうにない夢から覚めて待っているのになにも起こりそうにない残りの命を捧げようとしているのにいくら待ってもなにも起こりそうにもない詩「待ちぼうけ」詩集「目的のない旅」より(37)
(再投稿)少年少年の心は柔らかい未知数大切に育ててやらなければならない間違った育ち方をしないように見守ってやらなければならない心の柔らかい内に鍛えて立派な青年に育ててやろう立派な大人になるよう育ててやろう心の柔らかい内はどうにでもなる間違った方向に進まないように大切に厳しく育ててやらなければならな少年は人類の宝物だから詩「少年」詩集「目的のない旅」より(36)
(再投稿)小窓の風景小さな窓の向こうにビルの森が育つ生まれたビルが古いビルを抱え込み飲み込んでしまう小さな窓の向こうのビルの森の中の緑の樹木は生まれたビルに浸食され次第に姿を消して行く小さな窓の額縁にビルの森が育ち僅かに残った水色の空を塗りつぶしてしまった詩「小窓の風景」詩集「目的のない旅」より(35)
(再投稿)炎硫黄の臭いのするマッチを擦ってローソクに火を点ける風もないのに炎は揺れ動くこの神秘的な炎は神を暗示し人びとの気持ちを落ち着かせるそして別の炎は悪魔を暗示し人びとの心を動揺させる炎よ輝いてくれ揺れてくれ孤高の洋画家高島野十郎画伯のローソクの絵の炎ように輝いてくれ人類の幸せのため人類の平和のために詩「炎」詩集「目的のない旅」より(34)
(再投稿)都会の風景目が覚めると世界が変わっていた目にしたことのない世界経験したことのない世界ここは人間が住む所ではない夢から覚めると世界が変わっていた地球の上とは思えない世界地球に起きたこととは思えない世界ここは人間が住む場所ではない冬眠から覚めると世界がすっかり変わっていたこの世の風景とは思えない姿これでは人間が住む状態ではないだがこれが都会の本当の風景詩「都会の風景」詩集「目的のない旅」より(33)
(再投稿)知らず知らずに知らず知らずに恋をして知らず知らずに別れてた知らず知らずは優しいな知らず知らずは素晴らしい知らず知らずに恋をして知らず知らずに別れてた知らず知らずは憎めない知らず知らずは素晴らしい知らず知らずに恋をして知らず知らずに別れてた知らず知らずは無理がない知らず知らずは素敵だな詩「知らず知らずに」詩集「目的のない旅」より(32)
(再投稿)究める何事も究めることは素晴らしいだが物事を究めるとはその終極を知ることでもある詩「究める」詩集「目的のない旅」より(31)
詩「 人 間 ( 3 ) 」詩集「目的のない旅」より (30)
(再投稿)人間(3)人間ってスゴイ!冒険家が命をかけて地球を探り科学者が超人的努力でミクロの世界を発見する人道主義者が深い慈愛で人類の平和を育むそしてそれらの偉人を凡人が支えている人間ってスゴイ!詩「人間(3)」詩集「目的のない旅」より(30)
(再投稿)この生命すてられていたかもしれないこの生命だからすばらしいこの生命すてられていてもおかしくないこの生命だからすばらしいこの生命うまれていなかったかもしれないこの生命だからすばらしいこの生命詩「この生命」詩集「目的のない旅」より(29)
(再投稿)時若い時は流れるような一日年を取ると刻むような一日詩「時」詩集「目的のない旅」より(28)
(再投稿)生きる生きるってどんなこと笑うこと泣くこと怒ること生きるってどんなこと愛すること憎むこと別れること生きるってどんなこと楽しむこと苦しむこと落ち込むこと生きるってどんなこと働くこと怠けること失業すること生きるってどんなこと金儲けをすること賭けごとを楽しむこと世を捨てること生きるってどんなこと感じること無関心になること惚けること生きるってどんなこと歩くこと走ること死ぬこと詩「生きる」詩集「目的のない旅」より(27)
(再投稿)悲劇の起源小さな小さな誰も触れたことのない小さな嘘が大きな悲劇を産む小さな小さな誰も気づかない小さな偽りが大きな悲劇を産む小さな小さな誰も見たことのない小さな自我が大きな悲劇を産む小さな小さな誰も出会ったことのない小さな身勝手が大きな悲劇を産む小さな小さな誰も聞いたことのない小さな噂が大きな悲劇を産む詩「悲劇の起源」詩集「目的のない旅」より(26)
(再投稿)仮面人間は怖い人を騙す人を裏切る平気な顔をして人間は怖い人を騙す人を裏切る真面目な顔して人間は怖い人を騙す人を裏切る涼しい顔をして人間は怖い人を騙す人を裏切る清純ぶって人間は怖い人を騙す人を裏切る清いふりをして人間は怖い人を騙す人を裏切る正義の顔をして詩「仮面」詩集「目的のない旅」より(25)
(再投稿)当然人間だもの嘘もつく人間だもの見栄もはる人間だもの失敗もする人間だもの欲もだす詩「当然」詩集「目的のない旅」より(24)
詩「 人 間 ( 2 ) 」詩集「目的のない旅」より (23)
(再投稿)人間(2)人間って嘘つきだから恐い人間って嘘つきだから憎い人間って嘘つきだから面白い人間って嘘つきだから可愛い詩「人間(2)」詩集「目的のない旅」より(23)
(再投稿)いやなこといやなことに負けるないやなことから逃げるないやなことを避けるないやなことに立ち向かえいやなことを引き付けろいやなことを好んでやれいやなことに心を突っ込めいやなことを嗅ぎ付けろいやなことと友達になれいやなことを祭り上げよいやなことを捨てるないやなことを嫌がるないやなことには栄養がいっぱい詩「いやなこと」詩集「目的のない旅」より(22)
(再投稿)老い腰が曲がっても根性が歪んでもお腹が出っ張っても信念が弛んでも目が窪んでも下品な言葉を吐いても肌がかさかさになってもどうでも良くなるから年を取るって悲しい詩「老い」詩集「目的のない旅」より(21)
詩「 人 生 ( 2 ) 」詩集「目的のない旅」より (20)
(再投稿)人生(2)テレビの最終番組が終る電灯のスイッチを切る妻が背中を向けて寝る静寂と不安が全身を刺すああ、この人生私には重すぎる詩「人生(2)」詩集「目的のない旅」より(20)
(再投稿)マラソン永い月日を走り続けるただひたすらに走り続ける人生はマラソン歩くな!立ち止まるな!挫けるな!人生はマラソン走りながら孤独に勝つ走りながら自分に勝つ人生はマラソン歩いたら耐久レースはお仕舞い止まったら人生ロードはお仕舞い競争心は向上の原点悔いのない人生を勝ち取るためマイペースでただひたすらに走り続ける人生はゴールのないマラソン詩「マラソン」詩集「目的のない旅」から(19)
(再投稿)ある日突然どこへ消えてしまったの別れの言葉も残さないでどこへ行ってしまったの最後の姿も見せないでどこへ隠れてしまったの隠れん坊の約束などしなかったのにどこへ去ってしまったのまだ話したいことが山ほどあったのに詩「ある日突然」詩集「目的のない旅」より(18)
(再投稿)親と子叶えられなかった夢を子供に託す親同じ苦杯を子供にはと、断ち切る親子供の本当の幸せは誰にも分からない詩「親と子」詩集「目的のない旅」より(17)
(再投稿)義父の詩小鳥のように大空でさえずり子犬のように大地を駆け巡れたはずなのに戦争で失った片足のない人生さぞかし悔しい人生だったでしょうあなたはそれをおくびにも出さず焦らず背伸びせず揺れ動く大地のごとく黙々と生きていたあなたの粘り強いその姿にわたしたちはどんなに励まされ勇気を与えられたことかあなたの優しく強靭な命の源が次の世代に引き継がれて行くそしてあなたは最愛の妻と四人の娘とその家族に見守られ幸せな一生だった、と平凡で非凡な言葉を遺してこの世では叶えられなかった二本足の人生を夢見ながら誰をも恨むことなく誰をも憎むことなく安らかこの世を去って行った合掌詩「義父の詩」詩集「目的のない旅」より(16)
(再投稿)表裏悲しさと背中合わせに喜びがある淋しさと背中合わせに嬉しさがある今を悲しまないで時を待とう失望と背中合わせに希望がある苦しさと背中合わせに楽しさがある今を苦しまないで時を待とう黒色と背中合わせに白銀の世界が暗闇と背中合わせに明るい未來が表だけで失望しないで裏側も見よう裏だけで失望しないで表にも期待しよう詩「表裏」詩集「目的のない旅」より(15)
詩「 消えた母ちゃん 」 詩集「目的のない旅」より (14)
(再投稿)消えた母ちゃん母ちゃん僕たちを残してなぜいなくなってしまったの姉ちゃんや僕が嫌いになったのそれとも僕なにか悪いことしたのかなあ母ちゃんがいない家なんかつまらない帰りたくないよ買い物やお風呂の掃除母ちゃんの手伝いなんでもするから早く帰ってきてよ父ちゃんも朝早くから夜中まで油だらけの汗を流して働いているんだどうして母ちゃんいなくなったの父ちゃんや姉ちゃんの作ったご飯や味噌汁あきちゃったコンビニの弁当ももう嫌だ母ちゃんの作ったご飯が食べたい絶対いい子になるから早く帰ってよ母ちゃん詩「消えた母ちゃん」詩集「目的のない旅」より(14)
詩「 別 離 ( 2 ) 」 詩集「目的のない旅」より (13)
(再投稿)別離(2)僕に近づかないで欲しい君の一生を台無しにしたくない僕に構わないでくれ君が思っている程の人間ではない僕はこの世に必要のない人間だ僕から離れて遠くで見守っていて欲しい僕にとってそれが一番の願いこれ以上お互いを知らない方がいい誤解が誤解を招きせっかくの愛が壊れてしまう僕はそれが怖い僕に近づかないで欲しい僕は君が思っている程の人間ではない詩「別離(2)」詩集「目的のない旅」より(13)
(再投稿)仲 間 素敵だね素敵だね仲間って素敵だね喧嘩をしても我がまま言っても仲間って素敵だね馬鹿だなあ馬鹿だなあ仲間って馬鹿だなあ悲しみもいっしょ苦しみもいっしょ仲間って馬鹿だなあ素晴らしいね素晴らしいね仲間って素晴らしい気取らないで贅沢しないで仲間って素晴らしい詩「仲間」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)命もののようでものではない機械のようで機械でもない簡単には作れないだが簡単に壊れるファジーでデリケートで神秘的粗末に扱ってはいけない栄養を与え磨きをかけバランスを保たせるそして尊厳をもたせる他にはない貴重品二度と手に入らない貴重品詩「命」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)別れ別れは悔し涙その時あなたの心が分かるから別れは悲しい酒その時あなたの大切さが分かるから別れは辛い罪その時閉じた心が開くから詩「別れ」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)別離(1)彼は後ろめたそうに去って行ったなにも悪いことはしていないのにただ気持ちが理解し合えなかっただけなのに彼は黙って去って行ったなにも悪いことはしていないのにただ心が通じ合えなかっただけなのに彼は淋しく去って行ったなにも悪いことはしていないのにやましさを残して去って行った詩「別離(1)」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)孤独人間は永遠に孤独孤独から逃れることは出来ない言葉・セックス・感情これらは確かなものとは言えないだから絆を求める確とした絆が欲しい揺るぎない絆が欲しい無理な願いだろうかそれでも絆が欲しい孤独は嫌だ心のバランスを保たせ高鳴る心臓の鼓動を聞く孤独の静寂がやって来る私はなにをすればいいのだ孤独とどう生きて行けばいいのだ詩「孤独」詩集「目的のない旅」から
(再投稿)人間(1)どんなに足掻いたってどんなに繕ったってどんなに隠したってどんなに見栄をはったってどんなに嘘をついたってどんなに誤魔化したって人間メッキが剥げる時は剥げるだから心にメッキをしなくていいように自然に生きることが一番いい詩「人間(1)」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)アヒルと牛人生アヒルのようにヨチヨチ歩きでいい牛のようにノロノロ歩きでいいダチョウの真似して焦ることはないのんびり歩けば事故にも遭わない怪我をする心配もない自然の風景を眺めながらのんびり歩いて英気を養うこと慌てることはないのんびり歩こうのんびり生きようきっと良いことが降り掛かって来る人生アヒルのようにヨチヨチ歩きで行こう牛のようにノロノロ歩きで行こう詩「アヒルと牛」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)苦の間生と死の間で人間は苦しむ死の世界を知らないから光と影の間で人間は苦しむどちらにも魅力があるから親と妻の間で人間は苦しむどちらも掛け替えのない人だから妻と子供の間で人間は苦しむどちらも掛け替えのない宝だから海と山の間で人間は苦しむどちらもお気に入りの自然だから喜びと悲しみの間で人間は苦しむ人間は劇的な動物だから善と悪の間で人間は苦しむどちらにも騙されやすいから感情と感情の間で人間は苦しむ人間は八方美人だから間と間の間で人間は苦しむとても弱い動物だから詩「苦の間」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)牛になれゆっくり粘り強く牛になれ馬の真似は似合わない弾むのではなく捩るのだ捩るように大地を歩け笑われてもいい粘っこいよだれを垂らし亀のように象のように大地を這うのだじっくり粘り強く牛になれ詩「牛になれ」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)人生(1)激しく燃える人生淡々と過ごす人生いずれも人生燃え切らない人生燃える術を知らない人生それもまた人生人生いろいろ詩「人生(1)」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)青春君の優しさがあればなにもいらない君の愛があればなにもいらない僕の心は初夏の陽炎に乗って空高く舞上がる七色の風船のよう君の優しさがあればなにもいらない君の愛があればなにもいらない僕の人生詩集「目的のない旅」より(2)
(再投稿)足跡いい足跡を残せそうですか真っ直ぐでなくてもいい個性のある澄み切った足跡であればいい足跡を残せそうですか大きくなくてもいい目立たなくてもいい悲しい足跡でなければ思い出の深い足跡であればいい足跡を残せそうですか土の上でなくアスファルトの上であっても心に深く刻んだ足跡であれば人生を堪能した足跡であればきっといい足跡になるでしょう詩集「目的のない旅」より(1)
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(再投稿)光明にのみやあきら天よ光明をください喜びの光明を希望の光明を自由の光明を平和の光明をそして人生の光明を1994.8.21.作僕の詩集No.645【光明】再投稿
生真面目にのみやあきら生真面目は真面目の中に入るが真面目過ぎて融通が利かない面があるそれが難点場合によっては石頭・偏屈と見なされる自分の意見や考えに固執して変えようとしない突き通そうとする生真面目さがこうだと滑稽で笑い者になるこれではこの人の人生生真面目さが災いして浮かばれない性格はなかなか直せない何とか努力して直さなければならない僕の詩集No.3251【生真面目】
(再投稿)老い(2)にのみやあきらガラガラと音をたてて肉体が崩れてゆくグスグスと音をたてて心が滅びてゆく誰も助けてくれない死への助走あきらめて観念する者あきらめ切れずあがく人間でも死神は素知らぬ顔で死の準備を進めるサヨウナラ私の肉体サヨウナラ私の魂ああ、死神様肉体といっしょに魂まで奪うのですかそれだけは許してください1999.12.27.作僕の詩集No.644【老い(2)】改訂版
(再投稿)蛇にのみやあきら自分で覚悟して掴むのならいい仕方がないだが他人から無理強いされて掴むのはいやだ避けられれば避けたい1994.8.21.作僕の詩集No.643【蛇】改訂版
(再投稿)存在価値にのみやあきら空はうねり地は燃える人間どもなにをしている身近な些事にとらわれ大地や宇宙の自然の雄大さに気づいていないそこで存在している自分に気づいていないそこで存在している自分を捨てている人間よ再考に目覚めよ!1999.10.2.作僕の詩集642【存在価値】改訂版
変り者にのみやあきら変わり者は性格や言動が一般人と違った所がある奇人・変人とも言われるでも馬鹿にしてはいけない見下げてはいけない侮ってはいけない一般人にはないユニ―クな何かを持っているそれが往々にして世間の役に立ち驚かされる無視・軽蔑して差別をしてはいけない大切に見守り扱ってやらなければならない一般人には出来ないことを沢山持っているのだから僕の詩集No.3250【変り者】
(再投稿)詩論にのみやあきら詩が美を主張する人間の心が惑う詩が正義を主張する人間の心が硬直する詩はなにをすべきか自由でフラットで何色にも染まらない思考を柔軟で雄大な言葉で人間の心を深く突き刺し心地いいリズムで心を大きく揺るがす詩が詩を失った時人類は心を失う詩が心を失った時人類は滅亡する1999.9.6.作僕の詩集No.640【詩論】改訂版
(再投稿)心(7)にのみやあきら美しい心それはすべてを知りつくした上で人の心を優しく包む正しい心それは正しさが故にややもすると行き詰まり人の心を傷つけることもある1994.7.20.作僕の詩集No.639【心(7)】再投稿
(再投稿)お互いさまにのみやあきら詩を創る人間は暗くて陰気だなどと言わないでほしい確かに偏屈でヘソ曲がりかもしれないでも、心は優しい狭い世界で他人との対抗だけに焦点を合わせて自分をよく印象づけることだけに夢中になっている人間が山ほどいるそんな人間よりまだましだ1994.5.15.作僕の詩集No.637【お互いさま】改訂版
自然の脅威(2)にのみやあきら自然は人類のことを考えていない助けようともしないし理解もしない無謀な腕力を駆使して台風地震洪水雷などで人類を脅かし虐めている火事や戦争は人類の責任だから仕方ないだが天災は自然の悪ふざけだそれによって命を失っている人間が大勢いるあなたの能力を悪事に使わないで地球を緑で覆って穏やかな世界にし慰めて欲しい僕の詩集No.3249【自然の脅威(2)】
(再投稿)老いにのみやあきら視界がかすむ思考がぼける触れるもの感じるものすべてがかすむ弾みを失いときめきを失うフィルターのかかった味気ない世界でも、いつまでも万物を鮮烈に感じていたいいつまでもみずみずしさを保ち続けていたいそれは若い世代の特権か今となってはあがいてももがいても戻らぬ世界老いは悲しい1994.7.10.作僕の詩集No.636【老い】改訂版
(再投稿)詩作(4)にのみやあきら孤独で不安で窮地に落ち込まないと詩は書けないだから私は孤独が大好き不安は大歓迎喜んで窮地に落ち込みたい満ち足りた心では詩は創れない1994.8.6.作僕の詩集No.633【詩作(4)】改訂版
(再投稿)詩(5)にのみやあきら詩は私の分身詩は私の使者詩は私の心詩は私の魂1994.5.2.作僕の詩集No.631【詩(5)】再投稿
喪失感(2)にのみやあきら失うと言うことは悲しい財布を落とした時などショックはショックだが心の問題でないからまだ救われるだが心の問題の喪失感になるとショックは大きい恋人を失った時親・親族・友人の死それらは悲痛な心境になり心に大きな穴が空き頭が空っぽになり虚脱状態になる何も手に付かなくなり空虚な気持ちだけが走る場合によっては立ち直れなくなり寂寥感に浸る喪失感人間だけが持っている感情ありがたくない悲しい感情人間ってなんて繊細な生き物哀れな生き物僕の詩集No.3248【喪失感(2)】
(再投稿)ワダカマリにのみやあきら幸せそうで幸せでない本当の幸せでないなにも不自由はない人生の終着駅も目の前だから幸せなはずだだが、幸せでない真からの幸せでないこのワダカマリはどこから来たのだこの混沌とした悪霊はどこから来たのだそれを知り解決したい1999.6.12.作僕の詩集No.630【ワダカマリ】改訂版
(再投稿)芸術(3)にのみやあきら芸術論は語れないが偽物か本物かその作品の香りでわかる心地いい香り嫌悪感を感じる香りどちらの香りが本物1994.5.2.作僕の詩集No.629【芸術(3)】
(再投稿)夜明けの繁華街にのみやあきら大都会の街でビルの目覚めが始まる前夜の盛況のなごりを薄霞が静かに持ち去ろうとしている夜明けの薄明かりがビルとビルの間を這う人々の目覚める前に都会の軽い騒音がビルを柔らかく包む新しい人間ドラマの幕開けその前の静寂鳥の甲高い鳴き声がそれを破る1999.6.27.作僕の詩集No.628【夜明けの繫華街】改訂版
とっちゃん坊やにのみやあきら容姿は立派な大人やることが子供じみている大人でありながら容貌やしぐさが子供っぽい道を歩いていて遠くにおっさん風の人がこちらに向かって来る近づいて見ると童顔で容姿や動作が子供っぽいこれがとっちゃん坊やか?兎に角とっちゃん坊やは外形と内面が違うちぐはぐバランスが取れていない大人と子供が共存していて奇異な感じがするこんな事を取り上げても悪気はありませんとっちゃん坊や傷つかないでね僕の詩集No.3247【とっちゃん坊や】
(再投稿)道にのみやあきら道の向こうに道が続くまっすぐな道が私を未来に誘ってくれる道の先に道が続く霞んだ道が私を惑わす道の未来に道は伸びる無限の道が私を永遠に導いてくれる道の過去に道が伸びる後ろ向きの道が私の過去を消去する1999.6.27.作僕の詩集No.626【道】改訂版
(再投稿)ひとときのオアシスにのみやあきら夜明けの柔らかな日差しが瑞々しい新緑の街路樹を覆う姿なき小さな小鳥たちのさえずりが早朝の静けさに響く長閑な今日の始まり樹木も小鳥も人間もすべての生き物がこの大自然の中で生きる喜びを共存しているこの柔らかな長閑さこの平和なひとときやがてくる都会の騒音の渦に犯される時間を待ちながら1999.7.10.作僕の詩集No.624【ひとときのオアシス】再投稿
(再投稿) 枯 れ 果 て る 生あるものはいずれは枯れ果てる枯れ果てることは隆盛があってのことだから美しい現象だ 生あるものは全て枯れ果てる悲しい現象でもあり運命 逃れること避けることはできないそれなら美しく綺麗に枯れてしまおうそして有終の美を飾ろう詩【枯れ果てる】第3詩集【人間・人生・生きる】より(68)
(再投稿)隠 蔽 (いんぺい) 最近の政界・財界を見ていると隠蔽が多過ぎる都合の悪いことを隠す不祥事をうまく誤魔化してしまう政治家や財界人のモラルはどうなっているのだ国民を代表する人たちでしょうそれが平気な顔をして噓をつく隠蔽を働く恥ずかしくないのか良心がとがめないのかいったい政治家や実業家の心はどうなっている腐っているとしか言いようがないこれでは正義感も名誉もあったものではない深く反省して心を入れ替えて欲しい国を引っ張っていく人達なのだから詩【隠蔽】第3詩集【人間・人生・生きる】より(67)
(再投稿)人生(14)人生ってなんなのだなぜ生まれてきたんだ神の悪戯で偶然に生まれ訳の分からない世界をさまよわされ苦労ばかりして楽しいことは一つもないそれでも生きていかなければならないこんな割の合わない人生は嫌だ納得いく生活に変えて欲しいぼやきながら我慢して世の中に流されて生きているのが人間詩【人生(14)】第3詩集【人間・人生・生きる】より(66)
(再投稿)絆悲しいかな絆は必ず切れる長持ちしないどんなに強堅な絆であっても切れる切れて永遠の別れになるか時間の経過で復縁するか色々なケースがある復縁して前より強固になる場合もある出会いには必ずと言っていいほど辛い別れが付き物だから絆は脆いどんなに揺るぎない絆であっても必ず壊れるそれが人間の縁定め事諺「出会いは別れの始めなり」詩【絆】第3詩集【人間・人生・生きる】より(65)
(再投稿)人 間 (10)人間は生む苦しみ生む喜び生む楽しさ生む嬉しさを味わうことができるこれらはお産だけでなく物事あらゆることに通じる工場で工員さんが製品を作り上げた時芸術家が作品を創作し終えた時スポーツ選手が新記録を達成した時まだ色々な例えがある全て生む時の偉大さ生む苦しさ生む喜びなど人間は素晴らしい感覚を持っているそしてそれを味わうこともできるなんて多能な生き物だろう人間に生まれてきて良かった詩【人間(10)】第3詩集【人間・人生・生きる】より(64)
(再投稿) 繰 り 返 し 何事も繰り返すことが大切繰り返すことによってそのものを深く知り深く追究することができる繰り返せば今まで気付かなかった何かを発見するそして何かを掴む繰り返すことによってそのものが活きてくる味が出て深味が増し値打ちが出る繰り返しは決して無駄ではない繰り返することによって厖大な力となる詩【繰り返し】第3詩集【人間・人生・生きる】より(63)
(再投稿)人生(13)人生なんてなんだ生まれてきて大人になって苦悩を味わって死ぬだけではないか問題はその間だその間をどう過ごしたかどのように生きたか一生懸命努力をしたかのほほんとなんとなく過ごしたかそれで人生は決まるどちらでもいい生き方は自由だだが後悔しないように生きること全てが自分に降りかかってくるのだから詩【人生(13)】第3詩集【人間・人生・生きる】より(62)
(再投稿)セ ミ 初秋の早朝冷たい雨の日歩道に死んだ一匹のセミ仰向けになって転がっているひと夏だけの短い命どんな一生だったのだろう人間のように人生について考えたのだろうか恐らく家族とは別れ別れで一人で過ごしてきたに違いない寂しいと言うか哀れと言うか見るに忍びない 地球上の小さな一つの命が昇天した詩【セミ】第3詩集【人間・人生・生きる】より(61)
(再投稿)人間(9)人間はどう考えても不可思議な生き物泣く笑う噓をつく裏切る泣き笑いだって怪しい相手をいかにそそのかしてしまおうかと言う魂胆人間はずるくて恐ろしいだがその位の騙しならまだいい致命的な噓をつくのが人間信頼や信用など問題にしてないでもそんな振る舞いをしても人間死んでしまう哀れな生き物何のため生きてきたのか気の毒で哀れなのが人間詩【人間(9)】第3詩集【人間・人生・生きる】より(60)
(再投稿)時間よ止まれ!時間よ止まれ!今私はとても幸せだからそれを失いたくない時間が変わると心配今の幸せを継続したい今の幸せを堅持したい時間よ止まれ!今私はとても幸せだからこの幸せを変えたくないこの幸せを時間に奪われたくない時間よ止まれ!今私はとても幸せたわいのない幸せだけれど詩【時間よ止まれ!】第3詩集【人間・人生・生きる】より(59)
(再投稿)もどらぬ世界もうあの愛は僕たちの愛ではない思い出ぶかい過去の世界もうあの喜びは僕たちの喜びではない楽しかった過去の架空の世界もうあの苦しみは僕たちの苦しみではない消えた過去に捨てた世界もうあの世界は僕たちの世界ではない記憶に残らぬ遠いい世界もうあの世界は僕たちの世界ではない心に残らぬ幻影の世界詩【もどらぬ世界】第3詩集【人間・人生・生きる】より(58)
(再投稿)人間‘(8)混沌とした現世で整然と美を求め雑然に流され太陽と大地に助けられ生きている詩【人間(8)】第3詩集【人間・人生・生きる】より(57)
(再投稿)人生(12)生まれてきて良かったと言えるようになるには毎日の生活を真面目に生きること苦労に耐え楽しさを味わい喜びを感じ悔いのない人生を送ること人生を難しく考えない人生を深刻に考えない無理をすると卑屈になるごく普通に生きていればいい生まれてきて良かったと言えるよう人生を過ごそう自分に自信を持って自分に誇りを持って詩【人生(12)】第3詩集【人間・人生・生きる】より(56)
(再投稿)遊び心人間しゃっちょこばってばかりいないで遊び心も必要遊び心は心にゆとりを持たせ発想も良くなる判断力も冴え何事もうまく運ぶ心に余裕を持てば自分の実力以上のものを発揮できる何倍もの能力を出せる遊び心は決して悪ではない罪にはならない自分を活かし自分を大きくする不謹慎だと言われても遊び心を発揮しよう詩【遊び心】第3詩集【人間・人生・生きる】より(55)
(再投稿)人生(11)人生は味気ない苦労のしがいがないだがそこを何とかするのが人間人生に味わい・面白味・やりがいを見つけることが大切だからノホホ~ンとしてはならないのんびりしていると本当の人生は勝ち取れない油断すると破滅だあっと言う間に時間がなくなり生き甲斐探しどころではなくなる一生と言う限られた時間で決めてしまわなければならないそうやって努力をしても満足のいく結果になるかどうかは判らないのが人生詩【人生(11)】第3詩集【人間・人生・生きる】より(54)
ご愛読ありがとうございます。パソコンの修理が、思いの外早く完了しましたので、投稿を再開いたします。休むのは2・3日と申し上げましたが、投稿出来なかったのは昨日だけで済、喜んでおります。私のパソコンは、購入して7年になります。寿命は普通5年と言われていますから、私のは、もうお爺さんの領域です。動作が悪くなり、仕事にならない状態でした。パソコンの修理屋さんにチェックしてもらった所、ハ―ドディスクを取替ないと駄目だと言われ、そうすることにしました。ハ―ドディスクHDDをSSDに変え、メモリーを4GBから8GBにし、ついでにWindowsを11にしました。これで料金は25000円で上がりました。パソコンを買い替えると、こんな金額では済みませんよね。これで良しとしました。何年持つかは分かりませんが、これで使って行き...お知らせ。2030.4.4.
(再投稿)抑圧世界人権宣言にあるように人間は平等に自由抑圧は行動を無理に抑え込む自由を抑えつけることだ圧殺制御抑制制止阻止などは許せない弱者を抑えつけ自分達の意のままにしようと企んでいるのだろうがそうはいかない弱者よ立ち上がれ自由を奪われないように堅持しようみんなの力で詩【抑圧】第3詩集【人間・人生・生きる】より(53)
ご愛読、ありがとうございます。パソコン修理のため、第3詩集の作品紹介を、2・3日、休ませていただきます。ご了承ください。にのみやあきらお知らせ
(再投稿)生きる(4)どうしてそんな乱暴な生き方をしようとするどうしてそんな乱暴な人生を送ろうとするどうしてそんな乱暴な世渡りをしようとする人生もっと優しくもっと慎重に生きなければ駄目だ貴重な人生貴重な命だ取り返しがつかなくならないよう生きなければ勿体ないそんな乱暴な生き方をしないで後悔しないように生きなさい人生が無駄になる詩【生きる(4)】第3詩集【人間・人生・生きる】より(52)
(再投稿)傘早朝雨降りでも日照りでもないのに傘雨傘か日傘かは判らない こんな時間に傘など必要ない差しているだけで面倒だろうし疲れるだろう持ち物が増えるだけ煩わしい この様な人を良く見掛ける趣意があってのことだろうがそんな人の気持ち・心理僕には解らない詩【傘】第3詩集【人間・人生・生きる】より(51)