【読書感想】ハンス・ロスリング自伝ーその3
1979年10月、ハンス・ロスリング医師はモザンビークの町ナカラの病院に赴任した。助産師の妻とふたりの子どもも一緒に。手元にある資料から逆算すると、当時ロスリングは31歳、息子のオーラは4歳。お姉さんのアンナは6歳くらいか? こんなに幼い子どもたちを連れ、夫と共にアフリカへ赴任したロスリング夫人アグネータは尊敬に値する。しかもスウェーデン帰国後は医学部に入り、自分も医者になっているのだ。すごいとしかいいようがない。 さて、1979年アフリカの貧国の病院はどんな状態だったかというと…ないない尽くしなのだ。 自動車の数も足りないが、それに乗ったらとんでもない場所で故障したり事故を起こす。 スタッフ…
2018/11/26 17:26