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2017/12/20

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  • はじめに

    ごあいさつ 『語源の広場』へようこそ。 英語の語源を様々な視点で学べるようなコンテンツを用意しました。英語の単語をたくさん覚えるために、何度も来てくださいね。 『語源の広場』にはたくさん英単語があります。単語を探したいときには、左上にある「記事を検索」を使ってください。ブログ全体のページが検索されるので便利です。 また、このブログの左上にある、にほんブログ村の「英単語・英熟語」をクリックしていただき、ぜひ本ブログの充実を図るための応援をお願いします。 ●今月の単語 ならぬ今月のイラスト2020年4月 Stay home 英雄たちに感謝しましょう! ● (2020/4/28 記) ●今月の単語 …

  • 『黄金の語根』とは

    10個の語根 「黄金の語根」は派生語が多い語根のTOP10についてのコラムで始まります。つまり、一つの語源(語根、ラテン語)から沢山の英単語が派生しているラテン語のうちでランキングのTOP10になるものです。 語根とは英単語の3つの部分の接頭辞+語根+接尾辞のうちの真ん中に位置する重要な部分です。例えば、constantly(常に)はcon+stant+lyに分解できます。conが接頭辞、stantが語根、lyが接尾辞です。conは状態「しっかりと」を表す接頭辞、stantは「立つ、立っている」動作を表す語根、lyは副詞「~に」を表す接尾辞です。 下の表は、TOP10の語根(ラテン語)からそれ…

  • 『黄金の語根』第1位 sta, sist「立つ、立てる」(L.stare, sistere)

    派生語が多い語根の1位です。 はじめに (155語)語源 sta、sist はラテン語の stare に由来します。stare は英語だと to stand と表現します。つまり stare は日本語では「立つ」を意味します。人が地面に立っている様子や、建物が地面に立っている様子を頭に浮かべてみましょう。ただなんとなくその場に立っているわけではなく、地に足をつけて立っているイメージです。 「立つ」という動詞から派生した英語は、『黄金の語根』の第1位です。150語を超える単語が関連する単語としてあるからです。 語源 sta、sist を含む英単語に station や stand があります。駅…

  • 『黄金の語根』第2位 fac, fact「する、作る」(L.facere)

    (125語) ラテン語 facere に由来します。facere は to make, to do, face を意味します。 それぞれの意味や連想を次に解説します。to make は「つくる」を意味します。物理的に何かをつくることも表現できますし、結果や影響といった抽象的な概念をつくることも表現できます。製品をつくる工場は factory で、つくられた話は fiction です。 また、fact は「事実」を意味しますが、事実は「実際に起きたこと」で、「誰かが起こしたもの」であり、「誰かがつくった事象」と解釈できます。起きた事象の結果を「効果」と言うこともありますが、英語では effect…

  • 『黄金の語根』第3位 cap, capt「つかむ、捕える」(L.capere)

    はじめに (123語) 語根 cap は、ラテン語 L.capere に由来します。capere は 英語のcatch「ぐっとつかみ取る」、to grasp「つかみ取る」を意味します。 「つかむ」ことは日常生活で重要なことなので、派生語がたくさんあります。 語源のイメージとしては、つかみ取って受け入れるのは accept「受け取る」ことです。また、着手するから inception「開始」というわけです。事前に把握しているから anticipate「予測する」ことができます。頭の中で捕らえることからconcept(コンセプト、概念)です。 出現頻度: とても高い 日本の中学生や高校一、二年生が学…

  • 『黄金の語根』第4位 vert, vers「向きを変える、回す」(L.vertere)

    (98語) vertの綴りを見たら、まず「向きに関する」とイメージしてください。「回転」をイメージする場合は、上のイラストのように、ある軸を中心に回転することです。接頭辞はその回転する性格を表します。 ad-(に対して)がつくadvertiseは、人々に向いて(vert)広告することです。 con-(完全に)がつくconvertはメンタル的には、ある宗教から完全に(con)向きを変えさせる(vert)ので、「改宗する」意味があります。物に対して使う場合はかなりの変更を加えることを意味します。たとえば「変換する」です。 di-(離れて、別々に)がつくdivertは、別のところ(di-)を向くイメ…

  • 『黄金の語根』第5位 pli, ply「重ねる、折りたたむ、織る」(L.plicare)

    (92語) plyはイラストのように、折る、たたむイメージがあります。コンプレックス(complex)は接頭辞のcom-が「共に、完全に」のイメージがふくらんで「何度も何度も(折って)複雑で微妙な物や状態にする」となります。 complexの反対語がsimpleです。complexが何度も折って複雑な形になっている事に対して、simpleはsim(一回)だけ折る(ple)ために、「単純」です。 出現頻度: とても高い 日本の中学生や高校一、二年生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 apply ap(ad) に向かって 適用する、申し込む 上に重ねる、結びつける comple…

  • 『黄金の語根』第6位 spect「(しっかり)見る」(L.spectare)

    (91語) specは(まじまじと)見ることです。 expectはデートの時に「待ちかねて外を(ex)見る」ことです。期待しますよね。 respectは、素敵な人とすれ違って、「振り返って見る」ことです。尊敬する人がいたら振り返って見るので、尊敬する意味があります。 「ディスる」「ディスられる」は、けなす意味で使われますが、もとになる英語は disrespect 出現頻度: とても高い 日本の中学生や高校一、二年生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 expect ex 外 期待する、予期する 期待して・待ちかねて外を見る special 特別の、独特の、(種に)独特の es…

  • 『黄金の語根』第7位 reg「まっすぐにする、導く」(L.regere)

    (89語) rect, regの綴りは「原理、ものさし、目盛り」のイメージがあります。語源の名詞は L.regula「基準、原則、ものさし、長い棒」です。動詞は L.regere 「境界を定める、導く、支配する」です。動詞の過去完了形が rectumなので、英語ではrect, regの綴りになっています。 出現頻度: とても高い 日本の中学生や高校一、二年生が学ぶ英単語が多いです。 L.regalis(王の) 単語 接頭辞 意味 語源解説 direct di 強調 まっすぐな、直接の、指揮する L.dirigere(指揮する) director di 強調 *or人(名) 指揮者、校長、取締役…

  • 『黄金の語根』第8位 cess, ced「行く、譲歩する」(L.cedere)

    (88語) cessには、「行く、進む、与える、去る」など、人が歩いたり、気持ちや物を行かせるイメージがあります。 出現頻度: とても高い 日本の中学生や高校一、二年生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 process pro 前に 過程、工程 L.processus(前進、工程) necessary ne=not 必要な not 譲る=必要なので譲れない recession re 後ろに 後退、くぼみ、景気後退、返還 succeed suc 下 成功する L.succedere…の下に行く、下から行く success suc 下 成功 successful suc 下 *…

  • 『黄金の語根』第9位 pos「置く」(L.ponere)

    (86語) poseは「置く」ことです。結婚のプロポーズproposeが鮮明なイメージを持ちやすいです。彼女・彼氏の目の前に(pro-前)に指輪を差し出す (pose 置く)イメージです。 出現頻度: とても高い 日本の中学生や高校一、二年生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 ◇語源解説 position 位置、設置、立場◇置かれた◇(仏)position(位置) impose im(in) 中に、上に 課する(税金など)、押し付ける、強いる ◇の上に置く・課する opposition op(ob) 反対して 対立、反対、対照 positive 積極的な、確実な、明確な◇位置の確定し…

  • 『黄金の語根』第10位 vid「見る」(L.videre)

    (82語) 語源は L.videre「見る」です。2000年以上前のローマ時代にタイムスリップして、「ウィデオ」とvideoを発音すると、りっぱに「私は見る」という意味で通じますよ。何故ならば、ラテン語は主語が無くても動詞の格変化で主語が分かるからです。videoは1人称単数形現在形です。 出現頻度: とても高い 日本の中学生や高校一、二年生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 ◇語源解説 provide pro 前に あらかじめ用意する、備える ◇前もって見る、注意をはらう view 見解、眺める visit 訪問(見に行く)◇L.visitare(見に行く) advice ad に…

  • 古英語 #01 A to Ay

    古英語 A to B 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 古英語の特徴は、短い単語が多く、ほとんどがgetのように1音節から成る単語です。 古英語は、英語の土台となっている単語が多く、A, have, get, give, make, take などなど中学で習う単語の8割近くが古英語を語源とするものです。 このカテゴリーでは、古英語由来の英単語を探求して、現代に生きる古英語とは?の疑問に立体的に迫ります。 単語は全体はアルファベット順に、20単語ごとに区切って、20単語の中は使用頻度順に並べる方針です。 「語源」の列の無記入は、古英語です…

  • 古英語 Ba to Bet

    古英語 Ba to Bet 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 ba to bef No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 baby 中英語 4 2 back 派生 5 3 bad 中英語 5 4 bag 古ノルド 4 5 ball 古ノルド 5 6 ban 5 7 band 古ノルド 5 8 be 5 9 bear 4 10 beat 5 11 because 5 12 become 5 13 bed 5 14 before 5 使用頻度が、やや高い単語 15…

  • 古英語 B to Be

    古英語 B to Be 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 a to am- No 単語 語源 頻 意味 1 a 5 2 about 古英語 5 3 after 5 4 afternoon 4 5 again 5 6 against 中英語 5 7 ago 5 8 ahead 近代英語 4 9 all 5 10 almost 5 11 alone 4 12 along 5 13 already 5 14 also 5 15 although 5 16 always 5 17 am…

  • Bew to Bou

    古英語 Bew to Bou 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 bew to bli- No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 beyond 4 2 bid 4 3 big 5 4 bill 4 5 bird 4 6 bit 5 7 bite 5 8 black 5 使用頻度が、やや高い単語 9 bin 2 10 bind 2 11 birth 古ノルド 3 12 birthday 3 13 bitch 2 14 bitter 3 15 blade 2 16 …

  • Bou to Bu

    古英語 Bou to Bu 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 bou to bro- No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 box 4 2 boy 中英語? 5 3 brain 4 4 break 5 5 bridge 4 6 bring 5 7 broad 4 8 brother 5 使用頻度が、やや高い単語 9 bout 中英語 2 試合 10 bow 2 11 bowl 3 12 brake ? 2 13 brand 3 14 brass 2 15 b…

  • 古英語 Bu to Cl-

    古英語 Bu to Cl- 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 but- to chin- No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 business 5 2 but 5 3 buy 5 4 by 5 5 call 5 6 can 5 7 care 5 8 careful 4 9 cast 古ノルド 4 10 child 5 使用頻度が、やや高い単語 11 bust 2 12 busy 3 13 buzz 中英語 2 14 cake 古ノルド 3 15 carp …

  • 古英語 Clo to Cur

    古英語 Clo to Cur 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 clo- to cra- No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 club 古ノルド 5 2 cold 4 3 come 5 4 could 5 canの 使用頻度が、やや高い単語 5 clue 近代英語 2 6 cluster 2 7 clutch 2 8 coal 3 9 coarse 中英語 2 10 cock 2 オンドリ 11 comeback 2 12 comedown 2 13 co…

  • 古英語 Cu to Do

    古英語 Cu to Do 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 cut to deal No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 cut 中英語 5 2 daily 4 dayの 3 dark 4 4 daughter 5 5 day 5 6 dead 4 7 deal 5 使用頻度が、やや高い単語 8 curl 2 9 curse 2 10 dad 近代英語 3 11 daddy 近代英語 2 12 dairy 2 13 dam 中オランダ 2 14 damp 中…

  • 古英語 Dog- to Dul-

    古英語 Dog- to Dul- 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 Dog- to am- No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 door 5 2 down 5 3 draw 5 4 dream 4 使用頻度が、やや高い単語 5 dole 2 配給 6 dot 2 7 sdownstairs 2 8 downtown 2 9 draft 古ノルド 3 10 drag 3 11 drain 3 12 draught 2 draftの 13 drawer 2 1…

  • 古英語 Dul- to En

    古英語 Dul to En 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 dul to ea- No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 each 5 2 early 5 3 earlier 4 4 earn 4 5 earth 4 6 east 5 使用頻度が、やや高い単語 7 dull 2 8 dump 擬音>中英語 2 9 dust 3 10 dwarf 2 11 dye 2 12 dying 3 13 ear 3 14 earliest 2 15 earnest 2…

  • 古英語 En- to Fi-

    古英語 En- to Fi 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 en- to - fa 29eyeball1 No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 enough 5 2 even 5 3 evening 4 4 ever 5 5 every 5 6 everybody 近代英語 4 7 everyone 中英語 4 8 everything 5 9 eye 5 10 fair 4 11 fall 5 12 far 5 13 fast 4 14 fat 4 使用…

  • 古英語 Fi to Flo

    古英語 Fi to Flo 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 fil- to fla- No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 fill 4 2 film 5 3 find 5 4 finger 4 5 fire 4 6 first 5 7 fit 中英語 4 8 five 5 9 flat 古ノルド 4 使用頻度が、やや高い単語 10 fin 2 11 finding 2 12 fist 2 13 fitting 2 14 flag ?近代英語 3 15 f…

  • 古英語 Flo to Fou

    古英語 Flo to Fou 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 flo to for- No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 flow 4 2 fly 5 3 follow 5 4 following 4 5 food 5 6 foot 5 7 football 4 8 for 5 使用頻度が、やや高い単語 9 flounder ? 2 10 flush ? 2 11 fog スカンジナビア 2 12 fold 3 13 folk 3 14 follower…

  • 古英語 #12 Fou to Fr

    古英語 #12 Fou to Fr 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 意味の欄は、単語をZまで一通り登録してから記入する予定です。 a to am- No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 fourteen 5 2 fourteenth 4 3 fourth 4 4 free 5 5 freedom 4 6 fresh 4 新鮮 使用頻度が、やや高い単語 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 使用頻度が低い単語 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32…

  • 古英語 #14 Ga to Gr

    古英語 Ga to Gr 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。その後のイギリス中世で使われた英語がME (Middle English)、そして近代英語につづきます。この古英語のページでは、イギリスで生まれたOE、ME、近代英語の単語を取り上げています。 flo to for- No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 gather OE 4 2 gay OE 4 3 get OE 5 4 girl OE 5 5 give OE 5 6 glass 4 7 go O 5 8 good early 15c 5 9 god OE …

  • 古英語#15 Go to

    古英語 Go to G このページは作成途中です 古英語(Old English)とは、11世紀よりも前にイギリスで使われていた英語です。 古英語に限らないで、現代までのイギリスで使い始められた単語を登録しています。語彙は良く使われている英単語をCOBUILD改訂第3版を参考にして選んでいます。 go to No 単語 語源 頻 意味 使用頻度がとても高い単語 1 2 3 4 5 6 使用頻度が、やや高い単語 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 使用頻度が低い単語 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35…

  • ここからはアルファベット順

    ここまでは語根のTOP10でした。つまり、派生単語がとても多い語根のTOP10をその派生単語とともに10ページにわたり紹介しました。 ここからは、語根をアルファベット順にして紹介します。アルファベット順にしておくと探しやすくなります。完成すれば、およそ150個の語根とそこから派生した単語が約5000語になります。 TOP10の約1000単語を加えると合計で6,000単語になります。 早くも2020年になりました。記入を再開しましたので、登録語彙を増やしていきます。 イラストを加えて(単語の語源図鑑のすずきひろし担当)、単語の説明も徐々に増やし続けるつもりです。数か月ごとに更にわかりやすく、役立…

  • 11 acid-, acerb-「酸っぱい、酸の」L.acidus

    (32語) acid-はラテン語【形】L.acidus「酸っぱい」が語源です。動詞はL.acere「(ぶどう酒が)酸っぱい、(刺すような臭いで)不快である」です。 acid「酸」にはもともと腐ったぶどう酒のイメージが有ったのです。acid+Xは化学にたくさん出て来る、酸化Xの酸の部分です。 acute「(痛みが)激しい、鋭い、先がとがった」は別の語源L.acuere「鋭くする、刺激する」から来ています。針で刺されて痛いイメージが有ります。acidは舌が痛くなる味覚に関するものですが、このページでは一緒に取り上げます。 出現頻度: 中くらい 日本の高校生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意…

  • 12 act, age, agi, iga, igi「行動する」(L.agere)

    (71語) ラテン語L.agere「行う、行動する」が語源です。 action(行動、行為)とagent(エージェント、代理人)は語源が同じL.agereです。原形 L.agereの完了形がegi、過去完了形 actusです。ですのでagentの方が原形をとどめていますが、過去完了形L.actusから来た action, act の方がおなじみだと思われます。 「正確な」 exact はex完全に+act行う(取り立てる)と分解できます。語源のL.exactus(正確な)は、L.exigereの過去分詞形から来ています。L.exigereは「税を厳しく(正確に)取り立てる」。また(天秤で)量る…

  • 13 air, aero 「空気」 L.aer, G.aer

    (37語) air「空気」の語源はギリシャ語のaerです。ラテン語も同じ綴りのL.aerです。英語のairはaerから綴りが変化した古仏語のairが元になっています。英語には、時代と技術の進歩の度合いで、aerとairが混在します。イギリスにはaerの綴りの方が残っています。 出現頻度: 高い 日本の中学生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 air 空気 aircraft 航空機 airline 航空会社 airport 空港、飛行場 出現頻度: 中くらい 日本の高校生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 airplane / aeroplane(英) 飛…

  • 14 alb, alp 「白、白い」L.albus

    (15語)アルバム album、アルプス Alps、アホウドリ albatrossの共通の語源は何でしょうか? alb-, alp-は「白、白い」が語源です。L.album【名】と同じスペルのalbumアルバムは写真をはる前の白いイメージです。Alpsは雪で覆われたイメージ、albatross アホウドリは飛んでいる姿が白い大きな鳥に見えます。体の上部は灰色ですが。 出現頻度: 高い 日本の中学生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 album アルバム、白い帳面 ◇L.album【名】白。表・名簿の意味もあった 出現頻度: 中くらい 日本の高校生が学ぶ英単語が多いです。 単…

  • 15 ali-, alt 「別の、他の」L.alius, L.alter

    (28単語)ali- alt-「別の、ほかの」は、アリバイalibiの語源になったL.aliusと、alter「変える、別の物を選ぶ」の語源になったL.alterから来ています。2つの語源とその派生語はイメージが似ているので、このページではまとめてみました。 アリバイはali(別の)+L.ibi(そこに、そのときに)の合成で「別の場所で、別の時間に」という意味なので、アリバイが有るのです。 alterは、AとBの2つの物から、今はAを選んでいるけれど、別のBを選ぶことを言います。alternate(交互の)はAとBを交代で選ぶことです。 出現頻度: 高い 日本の中学生が学ぶ英単語が多いです。 …

  • 16 alt-「高い」L.altus

    (11語) alt-はラテン語L.altus「高い」が語源です。声楽で使うaltoはソプラノの次に高いアルトです。「祭壇 」altarは高いところにあるから、「変える」alterとは混同しないでください。 exalt「ほめる、高める」のex-は強調する機能です。naughty「高慢な」も語源は一緒です。 出現頻度: やや低い 日本の学生が大学受験を目指す頃に学ぶ英単語です。 単語 接頭辞 意味 語源解説 altitude 高さ、高度 exalt 高める、ほめたたえる altar 祭壇、高いところにあるから ◇alter(変える)と混同しないこと。 出現頻度: とても低い 英米の高校生レベルの語…

  • 17 ami- amo- 「愛、恋」L.amare

    (20単語)ラテン語の愛に関する単語はL.amare 「愛する」、L.amator 「恋人」です。 出現頻度: 中くらい 日本の高校生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 amateur 素人、アマチュア(プロではないがアートなどを愛する人) ◇L.amare = to love(愛する) L.amator(恋人= lover) enemy e=not 敵 ◇en=not)+L.amicus(=friend友、フレンドリー)、友達ではない者 friend 友達 ◇出現頻度が高いfriendの語源はOEなので異なりますが、仏語のami、西語のamigoの対比としてとりあげます。…

  • 18 ambul-「歩き回る」L.ambulare

    (12語) ambul-はラテン語L.ambulare「歩き回る」が語源です。「救急車」ambulanceには「歩き回る、巡回する」イメージがあります。第1次、第2次大戦の軍隊移動衛生班は歩いていました。 出現頻度: 中くらい 日本の高校生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 ambulance 救急車◇L.ambulare(歩き回る) F.n.f.ambulance(救急車、1940以前の軍隊移動衛生班)歩いていた 出現頻度: とても低い 英米の高校生レベルの語彙です。このレベルになると語彙は 15,000 語を超えます。見慣れない複雑な英単語が増えますが、よく見てみると、…

  • 19 anima 「命を与える、生き返らせる」 (L.animare)

    (21語) ラテン語L.animare 「命を与える、生き返らせる」 が語源です。またL.animareには「特定の性格dispositionを与える」という意味もあります。 L.amina(名)は「そよ風、息・呼吸、生命力、霊、命のあるもの・生き物」という意味があります。L.animalはそのままストレートに英語までつながって「生き物」の意味です。つまり、呼吸と生き物とはつながったイメージがローマ時代からあったのです。 ラテン語の単語を以下に並べて置きます。L.animare 命を与える、生き返らせる、ある性格を与えるL.anima そよ風、息・呼吸、生命力、霊、命のあるもの・生き物L.an…

  • 20 anni-「一年」L.annus

    (20語)「1年の」annualの語源はラテン語L.annus「一年、太陽の一巡り」です。Anniversary「記念日」は1年に1度巡ってくる記念すべき日です。接頭辞に2(bi-)が付くとbiannual「2年に一度の」、100 (cent-)が付くと centennial「100周年記念日」、200 (bicent-)が付くと bicentennial「200年目の」となります。 出現頻度: 高い 日本の中学生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 annual 1年の ◇L.annus(一年、太陽の一巡り) 出現頻度: 中くらい 日本の高校生が学ぶ英単語が多いです。 単語…

  • 21 anthrop-「ヒト、人類」 Gk.antoropo-

    (19語) anthrop-「人、人類」の語源はラテン語よりも古いギリシャ語のantoropo-(人、人類)です。Gk.antoropo-のようにギリシャ語が語源の場合は頭にGk.をつけます。 ギリシャ語が語源(語根にある)の単語の接頭辞はギリシャ語由来の接頭辞が付いて英語に入ってきています。ギリシャ語の語根にラテン語の接頭辞が付くことはほとんどありません。 Gk.antoropo-から派生した英単語は出現頻度が低くて難しい単語が多いのですが、案外覚えやすいので、受け入れていただけると良いと思います。 出現頻度: やや低い 日本の学生が大学受験を目指す頃に学ぶ英単語です。 単語 接頭辞 意味 …

  • 22 apt-, adapt「はまる、適合する」L.aptare

    (18語) adapt「適合させる」を分解すると ad+aptになります。接頭辞ad-は「~に、~に向けて」、aptには「適合する」という意味が有り、L.aptare「はまる、適合する」が語源です。 出現頻度: 中くらい 日本の高校生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 adapt ad-に 適合させる、順応する apt ~しやすい、傾向がある、適合する 出現頻度: やや低い 日本の学生が大学受験を目指す頃に学ぶ英単語です。 単語 接頭辞 意味 語源解説 aptitude attitude adaptable ad-に adept ad-に inept in=not 出現頻度…

  • 23 aqua- 「水 water」L.aqua

    (13語) Aquarius「水瓶座みずがめざ」はラテン語のL.aqua「水」が語源です。コカ・コーラの飲料名として知っていると思います。 古代ローマが川を越えて建てた巨大な水道橋を aquaductと言います。aquaは水、ductダクトは空気を通すダクトductです。ductの語源L.ducereからはeducationなど60以上の単語が作られているので、L.ducereで本ブログを必ず検索してくださいね。 水族館に行くとAQUARIUMと看板のどこかに書いてあるはずです。 出現頻度: 中くらい 日本の高校生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 Aquarius .(天…

  • 24 arch-「君主、最高支配者」ギリシャ語が語源

    (23語)arch- は「君主、最高支配者」の意味です。語源はギリシャ語にさかのぼり、ラテン語、フランス語を経て英語に入っています。英語に(廃)archという単語が有ったようですが使われなくなっています。Monarchはmono(一人)+arch(支配者)つまりone who rules alone一人で支配する者、つまり君主です。 出現頻度: 中くらい 日本の高校生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 architecture 建築 ◇Gk.arkhi-(arch=master主の)+tekton(=builder) Gk.tekton(builder建築者) archit…

  • 25 archaeo-「古代の、原型の」Gk.arkhaio-

    (12語) 考古学 archaeology 出現頻度: 中くらい 日本の高校生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味 語源解説 archaeology [ɑ̀ɚkiɑ́ləʤi]/ archeology(米) 考古学 logy 学 archive [́ɑ́ɚkaiv] 記録(公文書)保管所、(電算)アーカイブ、古文書◇Gk.arkheia(公文書) 出現頻度: やや低い 日本の学生が大学受験を目指す頃に学ぶ英単語です。 単語 接頭辞 意味 語源解説 archaic 古代の、古風な、昔風の、すたれた archetype 原型、手本、典型 ◇ Gk.arkhetupon 「原形 」origi…

  • 26 arm 「①武装する、②腕」 (L.armare, L.armus)

    (25語) armには語源が二つあります。「腕」の意味はラテン語のL.armus(肩)から来ています。肩も含む腕のイメージです。「武器」の意味はラテン語のL.armare「武装する」、L.arma「武器、道具」から来ています。 ローマ時代は絶えず戦闘が行われていたので「武器」は生活の場面で重要な物でした。L.armare「武装する」からの派生語も多いのでこのページでは「武器」の意味の単語をメインに取り上げます。「腕」に関連する単語には「*」印をつけて区別できるようにします。たとえば arm*「腕」 出現頻度: とても高い 日本の中学生や高校一、二年生が学ぶ英単語が多いです。 単語 接頭辞 意味…

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