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カイト・カフェ https://kite-cafe.hatenablog.com/

教育を中心に日々の関心事を書いています。基本的に週日更新。学校に合わせて長期休業も取っています。

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2017/12/16

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  • 「救急車を呼ぶ作法」~飲み会ひとつで始まったいくつかの事件③

    実際にやってみないと分からないことがある。 しかしすべてを経験済みにするともできない。 要は想定と連取だ。 家人が倒れたら、路上で人が倒れたらどうするか。という話。(写真:フォトAC) 【緊急通報の作法】 NHKの不定期ドキュメンタリー番組「エマージェンシーコール ~緊急通報指令室~」は119番(緊急指令室)にかかってくる電話の通報者とオペレーターのやり取りを通して、会話だけで現代の世相を描こうというものです。次回の放送は2/11(日)と12(月・祝)だそうですから、興味のある方は見るといいと思います。 普通の人は通報訓練などすることがありませんからどうしても慌てる、慌てて必要な情報が伝えられ…

  • 「母がベッドの横で・・・悪魔も細部に宿る」~飲み会ひとつで始まったいくつかの事件②

    長年努力してせっかく積み上げたものが、 一瞬で崩れることがある。 迂闊だったわけではない、誰が悪いわけでもない。 しかしなぜかそうなることある。という話。(写真:フォトAC) 【悪魔も細部に宿る】 父が死んだのが13年前。その後1年だけは母にひとり暮らしをさせ、週に1度くらいしか訪ねて行かなかったのですが、結局やって行けずに翌年から夜は母の家で過ごすようにしました。つまり夜、母の家で過ごす生活は12年になります。 最初は母に食事をつくってもらおうとしたのですが、元々調理は大嫌いという人ですからこれもうまく行かず、妻の協力を得て私が3食を用意するようにしました。大した内容ではありませんが。 それ…

  • 「人の助け方を一つ覚えた」~飲み会ひとつで始まったいくつかの事①

    久しぶりの飲み会で、飲み方も分からなくなってきた。 しかも老人の飲酒は、それ自体が危険だ。 我が身を知るとともに、友人のために、 たくさんのことを覚えなくてはいけない。という話。(写真:フォトAC) 【死んでもいいが、死に方には注文がある】 金曜日に昔の仲間との飲み会があって5人ほどが集まりました。高校時代の同級生が中心で、もう50年来の付き合いです。本来は2カ月に一度の割合で行っていたのですが、コロナ禍以来さまざまな事情で定期的に開くことができなくなり、今回も昨年の9月からの久しぶりの会になりました。 本当のことを言うと私はここ数週間、体調が悪く、疲れやすかったり心拍が飛んだりといったことが…

  • 「岸田文雄と三原じゅん子とビートたけしで選挙をやれば」~アメリカ大統領選挙の憂鬱

    昨日はあんなにウキウキしていたのに、 今日はこんなにどんよりと重い。 年寄りの感情の振れ幅も案外大きなものだ。 それもすべてあの男のせいだ。 という話。(写真:フォトAC) 【岸田文雄と三原じゅん子とビートたけしで選挙をやれば】 アメリカ大統領選挙の共和党候補指名争いの第2戦は、23日に投開票が行われた東部ニューハンプシャー州予備選で、またしてもドナルド・トランプが勝利したようです。 かつて共和党のジョージ・ブッシュ候補が民主党のゴア候補を史上稀に見る接戦の末に破った際(2000年)、選挙戦を総括したアナリストが、「実際問題として、毎朝テレビニュースをつけるたびに顔を見なきゃならないとしたら、…

  • 「テレビに出てくる子どもたちが愛おしい」~YOASOBIの「アイドル」を観ながら思ったこと

    2023年紅白歌合戦のビデオを繰り返し見ている。 そこに出てくる若者たちが実に愛おしいのだ。 彼らこそ、私が消えて行こうとするとき、 生き生きと人生を生き始める人たちだからだ。という話。(写真:フォトAC) 【子どもたちが愛おしい】 ここのところかれこれ一カ月、毎朝必ず見て、自分自身に気合を入れている録画番組があります。昨年末の紅白歌合戦の最後から3番目の曲、YOASOBIの「アイドル」です。国内のテレビ番組では初めての演奏だったそうです。 何がよかったかというと――もちろん曲も歌もよかったのですが、紅白でなければ一堂に会することのないようなアイドルたちが、それぞれ1フレーズだけ踊って見せたの…

  • 「老婆心ながら現役のひとたちへのふたつのアドバイス」~次の20年をどう生きてどう死ぬのか③

    老後をどこでどう過ごすか、在宅かホームか。 どちらにしても選択肢の先にはグレードがある。 資金のある人、少ない人。質素な人から豪奢な人まで、 自分の老後も親の老後も、目の隅で捉えておくべきだ。という話。(写真:フォトAC) 【令和の年寄りの懐事情=私たちは金持ちか?】 昨日は母が面倒を見てもらっているケア・マネージャーの話として、 団塊の世代よりちょっと上くらいの人たちから下は、高齢化社会、高齢化社会と言われ続けてきたので、お年寄り自身にそこそこの貯えがある。そのお年寄りの子どもたち(いま働き盛りの40~50代)はほとんどが共働きで、お金よりも仕事が大事、時間が大事という人たちがばかりだ」とい…

  • 「老後を在宅で頑張らない人たち」~次の20年をどう生きてどう死ぬのか②  

    10年あるいは20年後、それでも夫婦がそろっていれば何とかなる。問題はひとり欠けたそのあとだ。誰もいない家で、ひとりでどれだけ頑張れるのか、という話。(写真:フォトAC) 【次の20年をどう生きてどう死ぬのか】 昨日は自分の家族を見ながら、世代ごとに特徴的な生き方があることを発見し、私たち夫婦もそろそろ子育てを完全に終え、母の介護も終わりに近づき、この先20年、いや10年を待たずして「何かをしてもらうだけの人」になるだろうというお話をしました。 問題は「何かをしてもらうだけの人」になった時、どこで何をしているのかということです。 曲りなりにも夫婦が揃っている場合は何とかなります。 現在の予定だ…

  • 「正月の我が家に見る世代相とその行く末」~次の20年をどう生きてどう死ぬのか①

    今年の正月は我が家の構成員全員が揃った。 そしてそれぞれの世代の現在が、鮮やかに浮かび上がった。 子どもたちはすでに子どもではない。 私たちはもうすぐ、何かをしてもらう人になる。という話。(写真:SuperT) 【正月の我が家に見る世代相とその行く末】 正月に娘の一家と息子夫婦がともに帰省し、96歳の母も呼んで9人の大所帯で過ごしたら、いくつもの新発見・再発見がありました。そのひとつは娘のシーナも息子のアキュラも30歳代になり、今でも我が子ながらすでに「子」ではないということです。当たり前ですが。 特にアキュラが一回り大きくなった感じがするのは、娘に言わせると「男は結婚によって育てられる」とか…

  • 「さまざま年賀状、そして年賀状じまいの無礼MEN3人衆の話」~年賀状のシーズンが終わる②

    年賀状はその表現方法を見ているだけでも楽しい。 写真好きに文章好き、そして既製品の上手な使い手。 さて、今年も年賀状じまいの申し出があった。しかしこれ、 扱い方を間違うと、とんでもなく無礼な場合もあるのだが――、という話。(写真:SuperT) 【写真派か文章派か、そして年賀状マウント】 おそらく世の中には私のように、年賀状が好きな人種がたくさんいます。しかも驚くほど楽しんで作っている――。 ある一群の人々は家族の写真を中心に、皆が元気であることを楽しそうに報せてきます。大きな集合写真をどんと載せてくる人もいれば、家族一人ひとりの最も生き生きとした瞬間をとらえ、小さな写真をちりばめた凝ったデザ…

  • 「不思議な年賀状と、私がLineIDをつけて送った結果の話」~年賀状のシーズンが終わる①

    年賀状の季節が終わった。 今年も少しずつ面白いことがあった。 不思議な年賀状がいくつかとどき、 私はLineIDを載せたのに反応はイマイチだった――。という話。(写真:SuperT) 【年賀状のシーズンが終わる】 昨日お年玉年賀はがきの当選番号も発表され、今年の年賀状シーズンも終わりました。今後、何らかの事情で年賀はがきが使われるかもしれませんが、基本的には、すべてハズレはがきですので期待しませんように。もっともうっかり確認せずに使ってしまう人もいないとは限りませんが。 定年退職からちょうど10年。もらう年賀状も最盛期と比較すれば、夫婦合わせても三分の一以下の120通余り。しかしそっけないもの…

  • 「いじめ行為をどう抑え、加害者をどう癒すのか」~高垣忠一郎氏を偲んで③

    具体的現場で、いじめの加害者とどう対峙するか――。 急がなければ被害者が危うく、 ゆっくり向き合わなければ加害者は救えない。 その矛盾をどう解くかーー。という話。(写真:フォトAC) 【いじめ指導の二律背反】 いじめ問題が明らかいなった時、まずすべきは現在進行形のいじめ行為をやめさせることです。一刻も早く止めないと命に関わることもありますから急務です。親だって黙っていません。 また、被害者自らが大人社会に通報した場合や、そうでなくても被害が通報したと誤解されると、いじめがさらに苛烈になることもありますから要注意です。 しかし一方、加害者の中に強い被害者意識がある場合、それは極めて主観的ながらも…

  • 「いじめの加害者の、内にある被害者意識の話」~高垣忠一郎氏を偲んで②

    なぜいじめはなくならないのか、 なぜ加害者は、あんな残酷なことを、平然と、執拗にできるのか。 この疑問にきちんと答えてくれたのは、 高垣忠一郎氏ひとりだけだった。という話。(写真:フォトAC) 【いじめの加害者の内にある被害者意識】 私が高垣忠一郎氏からもらったもうひとつの「子どもを見る重要な観点」は、「いじめの加害者の内にある被害者意識」です。 高垣はいじめの加害者について、こんなふうに言うのです。「小学校の低学年においては、その発達段階からみて、自己客観視に必要な認識面での能力そのものが未発達であり、それゆえ自分のしていることの客観的な意味を自覚できず、加害者意識に乏しくともしかたがない面…

  • 「『ケレドモ』でふみこたえ、『ケレドモ』をテコに起き上がる誇り高き4歳児の話」~高垣忠一郎氏を偲んで①

    臨床心理学者の高垣忠一郎の訃報が届いた。 私はこの人から、 子育てと教育に関する重要な二つの観点いただいた。 ひとつは幼児教育の目標、そしてもうひとつは――という話。(写真:フォトAC) 【訃報アリ】 先週の金曜日1月12日の新聞に、小さな訃報記事がありました。『高垣忠一郎氏(たかがき・ちゅういちろう=立命館大学教授・臨床心理学)3日午前7時、病気のため京都府京田辺市の自宅で死去、79歳。高知県出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男陽平(ようへい)氏。「自分が自分であって大丈夫」という自己肯定感を提唱し、普及に努めた。著書に「生きることと自己肯定感」など。』 私は高垣忠一郎と言う人がどの程度…

  • 「老SNSは死なず、ただ互いから見えなくなるのみ」~SNSの流行と変化について行けるのか④

    結局、文化は圧倒的な代替品が出てこない限り生き残る。 だからFacebookもTwitter(X)もなくならない。 ただ多様化が進み、 互いが見えなくなるのみのことだ。という話。(写真:フォトAC) 【ここまでの流れ】 考えてみれば四半世紀ほど前、自分のウェブサイトを持って、「ああこれで世界に発信できる」と意気込んだ日から、BBSで丁々発止のやり取りを続け、やがて「荒らし」に荒らされてBBSを放棄し、ブログを自らの主戦場としてやってきた20年――全体としてはジリ貧ですが、なんとかこの世界で発言し続けることはできました。 その間にFacebookとTwitterの興隆があり、重ねてYoutube…

  • 「ネット上に文章を書きたがる三つのタイプと彼らの変遷」~SNSの流行と変化について行けるのか③

    ネットを単なる媒体と考え、 それを使って行うコミュニケーション自体を楽しむ人々。 公開の場で、歯切れのよい言葉を使って戦おうという人々。 そして長文にふける人たち――それぞれが居場所を見つける。という話。 (写真:フォトAC) 【ネット上に文章を書きたがる三つのタイプ】 ネットやSNS上に文章を書きたがる人には、三つのタイプがあるようです。 ひとつは短文を好み、家族・友人・恋人といった小さなネットワークを愛する人たちです。彼らは日常的なコミュニケーション・ツールとしてメールやSNSを使いたがる人たちで、大雑把に言って昔はポケベルの語呂合わせを使い捲り、携帯メールからLINEへと移ってきた人たち…

  • 「まさか子どもたちが文に耽り込むとは!」~SNSの流行と変化について行けるのか②

    振り返るとインターネットの黎明期、 誰がこれほど大量の、 読み書きをする若者の出現を予想できたのか。 しかしそれには理由がある。という話。(写真:フォトAC) 【まさか子どもたちが文に耽り込むとは!】 考えてみると私はIT技術についてことごとく世間に後れを取りながら、しかしかろうじて後追いだけは続けてきた日々でした。 例えば1990年代の半ばに同僚や後輩たちが今ではガラケーと呼ばれる「携帯電話」を持ち始めた時ですら、時代に遅れていました。21世紀になるまで携帯電話を持たなかった数少ない人間のひとりだったのです。 何より当時の携帯は機材および通信費が高額でしたし、それ以前から妻がピッチ(PHS)…

  • 「正月早々ブログに異常があって――」~SNSの流行と変化①

    私のブログにとつぜんのアクセス数倍増。 しかし何かの異常だろう。 もはや時代はブログではなく、FacebookでもXでもなく、 新たな時代に入りつつあるらしいのだ。という話。(写真:フォトAC) 【正月早々、ブログに異常が――】 ネット社会の片隅というより「ネット社会の辺境の片隅」みたいなところにあるこのブログですが、ときどき異常なことが起きます。アクセス数がとつぜん跳ね上がるのです。 跳ね上がると言っても “バズる”には程遠く、日ごろは100~120程度のアクセス数が500を越えるといった程度のことです。それが今月4日に起こりました。 1日のアクセス数669だそうですが、4日の記事は能登地震…

  • 「誰が日本航空516便の乗客に避難のしかたを教えたのか」~2024年の薄暗い始まり②

    2024年1月2日の日航機・海保機衝突事故。 日航機の400人近い乗員乗客は全員が、 わずか三か所の出口から、たった18分で脱出できた。 誰がそんな奇跡を可能にしたのか――。という話。(写真:フォトAC) 【2024年1月、羽田空港の奇跡】 1月2日、一夜明けて地震被害の刻々と知らされる中で、夕方に飛び込んできたのが「日航機・海保機衝突事故」の第一報でした。 ニュース映像では着陸態勢に入る旅客機が突然火を噴いたかと思ったら、発火した位置に火の球を残し、旅客機本体も数百m炎を上げながら滑走路を走ってそこで炎上する――事故映像は衝撃的でしたが、あれほどの大きな事故にも関わらず、JAL機にひとりの死…

  • 「2024年の薄暗い始まり」~しかしがんばろう

    元日早々の大きな地震。 能登の方にはあまりにも気の毒な2024年の始まり。 それとは比ぶべくもないが、私もまた不運な年の始まりだった。 だが頑張ろう、やり直そう。という話。(写真:フォトAC) 【2024年の薄暗い始まり】 元日の夕暮れ近い時刻、私と妻と娘の形態が一斉に緊急地震警報を鳴らし、息子の配偶者は実家に向かう特急電車の中で同じ警報を聞き、その配偶者を見送ったついでに街で遊んでいた息子のアキュラは、田舎の私鉄の2両しかない電車の中で同じものを聞きました。娘婿のエージュは自分の子どもたちと公園で遊んだあと、運転していた自家用車が赤信号で停まっている最中に警報が入り、信号や電柱・電線が激しく…

  • 「2024年」~新年のご挨拶

    あけまして おめでとうございます本年もよろしくお願いいたします。

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