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カイト・カフェ https://kite-cafe.hatenablog.com/

教育を中心に日々の関心事を書いています。基本的に週日更新。学校に合わせて長期休業も取っています。

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2017/12/16

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  • 「バカヤロー! 学校や教師を誉めて、記事が売れるか!」~学力の国際比較(PISA)が好成績なのに・・・

    キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp (参考)OECD生徒の学習到達度調査2022年調査(PISA2022)のポイント (5.93MB)

  • 「御用納めと、うまく行かない時期の生き方」~(本年最終)皆さま、ありがとうございました

    今日は御用納めの日、これといった儀式もなく、 年末年始休業に入るところも増えているらしい。 しかし私にそれは難しい。 きちんと儀式を行い、メリハリをつけて新しい年を生きたい。という話。(写真:フォトAC) 【御用納め】 今日、12月28日は御用納めです。 知らなかったのですが、官公庁の年末年始休みは「行政機関の休日に関する法律(昭和63年12月13日法律第91号)」という法律で決められていて、12月29日から1月3日までを休日とし、原則として公務を行わないものとしているのだそうです。慣習だと思っていました。 その初日の前日12月28日が「御用納め」で、その年の最後の業務日となっています。12月…

  • 「悪食惨題(あくじきさんだい)」~食と人格の話③

    私がどの程度好き嫌いが多く、 母がどのくらいいい加減であったかについて話そう。 それは母のオリジナル料理について聞けば、 自ずと理解できることだが。という話。(写真:フォトAC) 【悪食惨題】 好き嫌いが多かった。食べられるものがなかった、ワガママだったと言いながら、どの程度の者だったかは具体的にお話ししてきませんでした。 そこで今日は、料理嫌いの母が発明した食事の中で、特に悲惨で、それにも関わらず私が好んだもの三つ、お話しします。したがって「三題」ではなく「惨題」です。 【洋風猫マンマ・バター入り】 好き嫌いが多く食の細い私にホトホト手を焼いた母は、最期は諦めて私のご飯に味噌汁をぶっかけ、そ…

  • 「基本的なことができないのは、どこかに問題がある」~食と人格の話②

    バランスよく食事がとれない子には何らかの問題がある。 その問題の解決のため、 何でも気持ちよく食べられる教育は必要だ。 そしてとりあえず今は、それも学校の仕事だ。という話。(写真:フォトAC) 【基本的なことができないのは、どこかに問題がある】 寝て、食って排泄して、遊ぶ――乳幼児のしていることといったらその程度のことです。したがってこれらの内のいずれかが大きく歪んでいるとしたら、そこには障害か何か別の問題があると、一応、考えなくてはいけません。4歳になってもおむつが外せないようなら、やはり考えてみるべきです。もちろん考えた上で様子を見るのはかまわないのですが、無頓着なのはいけないということで…

  • 「“人見知り”=人間関係の“食わず嫌い”」~食と人格の話①

    子どものころ非常に好き嫌いが多かった。 そのことを従兄との会話に差し挟んだら、 「お前、人間の好き嫌いも激しくない? と訊かれた。そこで考えたという話。(写真:フォトAC) 【食の好き嫌いの話】 9月に100歳で亡くなった母の長姉の四十九日の法要、私は参加しなかったので先週の末、お線香を上げに行ってきました。今年中に一度お参りをしておく必要を感じたのです。 四十九日に参加しなかったのは、さすが100歳まで生きると子だくさん孫だくさんで、3人の子どもと8人の孫、そのすべてに配偶者がいて、ひ孫も10数人ですから、自宅で行う法要に人が入りきれない可能性があったからです。だから最初から日を改めて行くつ…

  • 「いよいよ冬休み・・・でもなかったりして」~日本の学校の冬休みさまざま

    いよいよ冬休み。しかしそうでない自治体も少なくない。 しかも日数もまちまちなのだ。 さらにこのところ終業式のない学校も出てきて、 いやさ、いろいろな意味で様変わりだ。(付録:沖縄の冬休み)という話。(写真:フォトAC) 【いよいよ冬休み! でもなかったりして・・・】 12月の「17日の週」が今日明日で終わり、明後日から「24日の週」が始まります。さらに今年は1日だけですが「31日の週」というのもあって、年間予定表上、冬休みをどこからとるのか、ちょっと面倒くさい日程になっています。 そこで調べてみると、冬休みの初日は今月23日(つまり明日)から27日までとけっこう幅があります。そうは言っても23…

  • 「カボチャを食べて冷酒飲んでお風呂に入る」~明日は冬至です

    明日は冬至。一年で一番夜の長い日だ。 しかし一番日の出が遅く、一番日の入りが早いわけではない。 そこのところを、カボチャと小豆粥を食べ、 冷酒を飲みながら柚子湯に入って考えよう。という話。(写真:フォトAC) 【冬至と日の長さ】 明日、12月22日は冬至です。二十四節気の中で太陽の運行との関りが最も意識されやすい春分・夏至・秋分・冬至のなかで、1年で最後に訪れる、一日の中でもっとも夜の長い日です。 ちなみに明日の東京都の日の出は6時47分13秒、日の入りは16時31分42秒で、日中の時間はほぼ9時間45分。それに対して夏至(今年は6月21日)の日の出は4時24分43秒、日の入りが19時00分3…

  • 「何のための年賀状かを考えて、結局こうなりました」~2024年の年賀状をどうデザインしようか③

    結局、私は自分のことを見ていてもらいたい、 大事な誰かに思い出してもらいたい、 だから書く年賀状、 結局、自分の好きなように書くしかない。 という話。(写真:フォトAC) 【何のための年賀状か】 3年ぶりに本来の形の年賀状を書こうあれこれ算段しているうちに、ふと立ち止まって、考えこんでしまいました。ある疑問が浮かんだからです。それは、「何のために年賀状を書くのか」という、極めて本質的な疑問です。毎年12月になると落ち着かなくなり、月の半ばから喪中はがきなど整理して送る相手を確定し文案を練る――まったく考えなしに惰性でやってきたことですから、いったん立ち止まると動けなくなります。ほんとうは年賀状…

  • 「思い起こせば今年は別れの年」~2024年の年賀状をどうデザインしようか②

    年賀状に書くために2023年を振り返った。 ペットが死に、3人の伯母が亡くなり、 息子が独立して、我が家は老人住宅仕様に変化。 ああ、今年は別れの年だった――。 という話。(写真:フォトAC) コロナ禍の去った今年は、さて、どんな年賀状にしようかと、びっしり書き込む古い形式に戻すことを前提に日記を見直したら、さほど悪い年でもありませんが、新春の慶びには不似合いなことの少なくない別れの年だったことに気づきました。 【私の2023年――ウサギが死ぬ】 まず2月。我が家で11年飼ったミニウサギのミースケ(本名:ミルク)が死にました。ほぼ同時に飼い始めた3羽のうちの最後まで生き残った一羽で、臆病で大人…

  • 「今まで、こんな年賀状を書いてきた」~2024年の年賀状をどうデザインしようか①

    いよいよ年賀状の季節。 コロナ禍の明けた今年は3年ぶりに普通の賀状が書けそうだ。 そしてふと振り返る。 私は今までどんな年賀状を書いてきたのだろう。という話。(写真:フォトAC) 【今まで、こんな年賀状を書いてきた】 来年の年賀状のデザインをどんなものにしようかと悩んでいます。 コロナ禍以前の年賀状は、前年を最初から振り返って、ハガキ一面にびっしり書き込こむ形でした。 例えば、(2018年)https://kite-cafe.hatenablog.com/entry/2018/01/03/193200 ところがコロナ禍に入って、「できるだけ何もしない日々」が続くとさすがにこの形式の年賀状は書け…

  • 「もはや学校で英語を学ぶ時代ではない。代わりに掃除をやろう」~特別活動のドーナツ化現象⑤

    ChatGPTで遊んでいて気づいた。 いまや私は世界中の人々とメールのやり取りができる。 Voicetraを使えば、世界中の人々と会話もできる。 もはや学校で英語を学ぶ時代は終わっているのだ。という話。(写真:フォトAC) 【子どもたちは文明に押し潰されそうになっている(!?)】 文明というのは、それまで人類が行ってきたことを道具や機械、システムによって代行してもらおうという変化です。したがって文明が進むと、人間は楽に、豊かになるはずです。それが必ずしもそうでないのはひとつの謎ですが、いま文明人の最先端を走っているはずの小中学生が、昭和の私たちよりはるかに多くの学習を強いられているというのはど…

  • 「この国ではどこに行っても世界最高水準の教育が受けられるのに」~特別活動のドーナツ化現象④

    日本の場合、教師が忙しすぎて、特活を減らさざるを得なくなった。 しかし他に減らすべきものはなかったのか? なぜ定評があり価値も人気もある内容が減らされ、 無意味で役に立つかどうか分からないものばかりが残るのか? という話。(写真:フォトAC) 【コロナ禍で特活を減らしても、何の悪影響もなかった――と思っている】 海外では尊敬され導入が進みつつある特別活動(以下特活)が日本国内では縮小傾向にあることに、なぜ多くの人々は疑問を持たないのでしょう? ひとつには3年間のコロナ禍で、多くの行事が縮小あるいは休止・廃止されたにも関わらず、児童生徒に何の影響もなかったかのように見えるからです。「運動会が表現…

  • 「教師の意欲をどう考慮するか」~特別活動のドーナツ化現象③

    理想のクラスをつくれば教師は楽になる、 行事を減らせば教師は楽になる、その通りだと思う。 しかしそれはすべての教師に可能なことなのだろうか、 そしてそれで楽しいのだろうか?という話。(写真:フォトAC) 学校の先生の負担が極めて大きくなっているという状況で特別活動(以下特活)をどう考えていったらよいのか――。これについてNHKは二つの答えを用意しました。 ひとつは特活の重要な柱である学級会を充実させることによって、子どもが自主的に活動できる力を養い、子ども自身が活躍することで教師の余裕が生み出されるというもの、もうひとつは文科省が勧める「行事の精選と重点化」です。 しかし私は両方とも、それが永…

  • 「『TOKKATSU』―日本の現状」~特別活動のドーナツ化現象②

    エジプトやマレーシアなどでもてはやされる日本の「特活」。 しかし日本では十分な時間が取れなくなりつつある。 ではどうしたらよいのか。 NHKは二つの学校の事例を通して考えようとする。という話。(写真:フォトAC) 先週12月6日(水)のNHKクローズアップ現代では、『世界が注目!日本の教育「TOKKATSU」 特別活動の意義は』というタイトルで、日本の学校の「特別活動」(*1)という教育が海外で評価され、日本で見直されている実情が報告されました。(以下、続き) 【「TOKKATSU」―日本の現状】 番組では前半、海外でROKKATSUがもてはやされている事例としてエジプトの様子を報せ、後半で日…

  • 「エジプトは日本の教育を真似て世界一の国になるらしい」~特別活動のドーナツ化現象①

    エジプトやマレーシア・インドネシアといった国々で、 日本の「特活」を元とした新しい教育が広がろうとしている。 彼らはなぜTOKKATSUを必要としたのか。 それは日本人にとってどういう意味があったのか。という話。(写真:フォトAC) 【世界が注目!日本の教育「TOKKATSU」】 先週12月6日(水)のNHKクローズアップ現代では、『世界が注目!日本の教育「TOKKATSU」 特別活動の意義は』というタイトルで、日本の学校の「特別活動」という教育が海外で評価され、日本で見直されている実情が報告されました。 その始まりは桑子アナウンサーのナレーションで、こんなふうでした(《》でくくられた部分は、…

  • 「しがらみは弱者がつくった安全網」~社会三悪の行方④

    今や重荷になりすぎて、人々が大挙して逃げ出す気配の社会三悪、 労働組合・町内会・PTA しかしその始まりは、弱い自分たちを抑えて、 強く守り合う仕組みだったのだという話。(写真:フォトAC) 【私たちは町内会から離れた人を守り切れるのか】 都会でアパート暮らしをしていたりすると隣りの部屋の住人が何者なのか、目の前の一戸建ての家が何人暮らしでどんな構成なのかとか、といったことがまったく分からなくなります。塀や壁がなければ数メートルの近さにいる人間が何者か分からない、それで平気で暮らしているのですから大したものです。ところが最近、田舎でも同じことが起こると気づきました。 この前も少しお話しした、数…

  • 「市会議員は卒業式の控室で、だれと何を話しているのか」~社会三悪の行方④

    昨今、PTAが任意団体であることが周知され、 保護者の加入する率が減るようになってきた。 本会そのものを解散してしまう学校も出てきたが、 なくてもさほど困らないらしい。目に見える範囲では。という話。(写真:フォトAC) 【任意団体としてのPTAの周知】 戦後教育も間もなく80年、あちこちにほころびが見えてくる。 なかでもPTAは文字通りアメリカ由来の組織で、80年間名称変更が話題にならかったのは、結局のところ、日本にとって異質のものであり続けたからかもしれません。日本人の感性に深く支えられないもの、長続きしない――80年近くも続いたのですから「長続きはしない」は言い過ぎでしょうが、壊れていくな…

  • 「群れる生き物が群れを棄てるとこうなる」~社会三悪の行方③

    弱い人間はもともとが群れるものだった。 その群れを人々は憎み始めた。 教職員なのに教えたはずのスイミーの教えは忘れ、 教師たちは個人で社会と戦わなければならなくなった。という話。(写真:フォトAC) 【群れる生き物】 人間は群れる生き物です。群れを離れては生きていけません、“人の間”と書くくらいですから。 群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌って生きられるのは、専門のライセンスと並外れたスキルを持っている人間だけで、普通の弱っちい人間(例えば私)は、群れを離れず、群れを大切に、守っていた方がいいと私は思っています。だから私はそのようにしてきました。 労組についていえば、資格を失うまできちんと組合費…

  • 「この惨状を見ろ! 組織を失うというのはこういうことだ」~社会三悪の行方②

    労働組合・町内会・PTA。人々の自由を奪う“社会三悪”。 この中で、最初に衰退したのが労働組合だ。 労組なんてなくても大丈夫だとみんな思っているが、 ほんとうにそうだろうか? という話。(写真:フォトAC) 【日教組が消えた日】 労働組合も今や“三悪”などと呼ばれ、なんとか抜けたいといった話がネット上のあちこちから聞こえてきます。しかし労働組合の組織率はわずか16.5%。私がかつて加入していた日教組(日本教職員組合)はそれより多少マシな20.1%ですが、似たようなものです。 ここまで組織率が落ちた理由は、抽象的に、「産業構造の変化、働き方の多様化、雇用形態の複雑化、生活水準の向上、及び、それら…

  • 「老いた地区の、老いた人々の町内会」~社会三悪の行方①

    日曜日の朝、町内会の回り番で公民館の掃除に行った。 私の組からは年寄り3名のみの参加。11軒もあるというのに。 間もなくこの組も消滅するだろう。 私たちが殺すからだ。という話。(写真:フォトAC) 【老いた地区の、老いた人々】 昨日は朝、町内会で輪番の公民館清掃があり、年一回のお役目に行ってきました。私の組からはたった3人の参加でこぞって高齢者です。それに対して一緒の輪番となっているもうひとつ組は20数人の参加、しかも平均年齢が30代前半と見える若々しさで何かものすごく羨ましい感じがしました。 私の組は40年ほど前にある住宅メーカーが造成した新興住宅地で、私自身はそれから10年ほど遅れて、造成…

  • どこまで教師がいたぶられたら、人々は満足するのだろう

    キース・アウトを更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp

  • 「12月になりました」~子どもに話してやりたい12月のウンチク

    サンタクロースの活躍する12月だが、 サンタ・ルチアの祝祭もある。サンタ~ルチ~ア♪♪ スケートの日はあるけど、ボクシング・デイは拳闘の日じゃない。 そして甲子園がサラダボウルになぞらえられる、という話。(写真:フォトAC) 【12月になりました】 今日から12月、1年の最後の年です。 日本では旧暦12月を「師走(しわす)」といい、平安の昔から「高僧であってもお経をあげるのに忙しく、あちこちを走り回る月」だとか「偉い先生でも忙しさのあまり走り出す月」だとか言われてきたようですが、実のところ語源についてはよく分からないそうです。 さまざまな説を聞かされましたが、私としては「して(行って)」「果(…

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