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カイト・カフェ https://kite-cafe.hatenablog.com/

教育を中心に日々の関心事を書いています。基本的に週日更新。学校に合わせて長期休業も取っています。

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2017/12/16

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  • 「『ありがとう』を強制すると心ない子が育つ?」~トンデモ学説の話②

    「ありがとう」や「ごめんなさい」を強要すると、心ない子どもが育つ、放っておいても感謝の気持ちが高まれば「ありがとう」言う子になる――と、ネット上にはトンデモ学説がいくらでも飛び交う。しかし「ありがとう」も「ごめんなさい」も文化なのだ。文化である以上、教えられ、練習する必要がある。という話。(写真:フォトAC) 【「ありがとう」を強制すると心ない子が育つ?】 夏休みに入ったばかりのころ、Yahooニュースに「ありがとうを強制すると表面を取り繕うだけの子が育ってしまう」といった内容の記事が出て、それがそこそこしっかりしたネットメディアからの引用でしたのでかなりカチンと来ました。休み明けにはまずこの…

  • 「ハゲないためにシャンプーはしない、食べないことが健康の秘訣」~トンデモ学説の話①

    髪は水洗いで済ませることがハゲない秘訣――。大真面目で信じているわけではないが、10年以上励行している。健康になるための第一は食べないこと、できれば生涯断食を続けたい――、そう信じる人もいる。ほんきで信じているのだ。という話。(写真:フォトAC) 【シャンプーを使わない育毛法】 かれこれ10年以上、シャンプーで髪を洗っていません。水洗いだけです。 妻は洗髪後の髪の匂いがイヤだから使ってくれといいますが、今さら頭髪の環境を変えあれよあれよという間にハゲてしまうのが怖くて、頑固に水洗いで頑張っているのです。 シャンプーをやめたのは10年ほど前、お世話になっていた診療所の先生から勧められたから。頭髪…

  • 「失われる学校の観音力」~子どもには学ばない権利も、成長しない権利もある

    日本の教育は不空羂索観音のように、強制力をもってしても子どもを高めようとしてきた。しかし平成以降、あまりにも手を広げすぎて教師たちは疲弊し尽くした。そして子どもたちも、学ぶこと・成長することに、飽きはじめている。という話。(写真:フォトAC) 【不空羂索観音=強制的に人々を救う菩薩】 奈良東大寺三月堂(法華堂)の不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)は不思議な菩薩で、羂索と呼ばれる五色の糸をより合わせた縄を持ち、長く細い布を身に帯びています。 もともと観音は救おうとする人間に対応して変化(へんげ)する菩薩で、その数は六とも七とも、あるいは十五とも三十三とも言われています。不空羂索観音は天台宗の…

  • 「個性の時代、親の技量が問われる」~夏休みに思ったこと、考えたこと④

    ひとつの事象をとっても、親たちの反応はさまざまだ。学校以上のことができる親もいれば、全く無力な親もいる。しかし個性重視の時代だ。学校の呪縛を逃れ、親たちよ、子どもとともにがんばれ!という話。(写真:フォトAC) 【本来家庭でつけるべき力を、家庭は育ててくれるだろうか】 教育問題に関してSNSを見ていますと、特に教師の多忙にかかわって「そんなこと親の責任だろう」とか「学校がやるべきことではない、家庭に返せ」といった記述を見ることがあります。 筋としてはその通りだと思いますが、私は問題を親や家庭に返すことに気が進みません。返しても受け取ってもらえるとは限りませんし、受け取った上で間違った扱い方をさ…

  • 「親ガチャ:親から与えられたものがあまりにも少ない恨み」~夏休みに思ったこと、考えたこと③

    日本にゲイツやジョブズが生れないことに苛立った政財界は個性教育の名のもと、子どもが本来持っている力を保護・伸長させる教育に舵を切った。しかし子どもの「本来の力」の大部分は、親からもらった遺伝的・環境的資質だ。それが少なすぎる子は必然的に親を恨むことになる。親ガチャと――。という話。(写真:フォトAC) 【親ガチャと学歴社会】 「すでに学歴社会は終わった。どこの大学を卒業したかで人生は決まらない。人生を決めるのはどこの家に生まれたかだ」 このブログで再三引用する言葉ですが、どこで覚えたものか記憶にありません。私の書いたものについて調べると、初発は2006年2月15日の『「子どもの人生は◯◯で決ま…

  • 「自由研究が自由という衝撃」~夏休みに思ったこと、考えたこと②

    小学校に上がったばかりの我が孫1号が夏休みの自由研究に励んでいる。ところがこの「自由研究」、やるもやらないも自由なのだという。そんなバカな!親の実力が子に出るぞ!という話。(写真:フォトAC) 【自由研究が自由という衝撃】 お盆に娘のシーナ一家と息子のアキュラが帰省してきました。 万全のコロナ対策を取っていたはずなのに帰省の前々日、孫2号のイーツが急な発熱でPCR検査を受け直すなど、多少バタバタしましたが無事、地元で私の家族7人が揃いました。 婿のエージュは教員で私の家に来ても仕事ばかりしていて、愛想を振りまくということもありません。それは現役時代の私も同じで、だからむしろ気が置けず、楽な関係…

  • 「いまの居場所が姥捨て山になる」~夏休みに思ったこと、考えたこと①

    新型コロナ第7波の大波を受けて、しかし誰も「行動規制を!」とは言わない。医療の逼迫は気にしつつも、感染拡大に耐えて経済を回していこうとする。しかし高齢者と基礎疾患のある者は別なのだ。この人たちはこの先も、永遠に隔離されたように生きて行かねばならない。という話。(写真:フォトAC) 【第7波があまりにもひどかった】 来週の今日(30日)、いよいよ息子のアキュラが婚約者のサーヤと入籍し、晴れて夫婦となります。交際3年目の記念日だそうです。 現在アキュラは東京に住んでいてサーヤは熊本ですからとうぶん別居のまま。来年4月、入籍という実績でサーヤがうまく異動できれば、同居の上で結婚式や披露宴の計画を立て…

  • 「夏休みが終わります」~長期休業の日数には、呆れるほどの地域差がある

    夏休みの終了まであと数日、しかしそんな学校ばかりではない。早いところでは先週水曜日(8月17日)から2学期が始まっている。それにしてもどうしてこれほどの違いがあるのか、そして登校日数の差はなぜ問題にされてこなかったのか。 という話。(写真:フォトAC) 【夏休みが終わる】 いよいよ夏休みも終わります。――と書けばイラっとする先生もおられるはずです。何しろ早いところでは先週17日から2学期が始まっていますから、いまごろ夏休みの話をされてもおもしろくないのです。テレビニュースを見ていて「いよいよ学校も夏休み後半!」などとアナウンスされると、教師も児童生徒も本当にがっかりします。 学校の授業日数は自…

  • 「現在、夏休み中」~中間のご挨拶

    学校の年暦に合わせて書いているこのブログ、例年の通り夏休みに入っています。 再開は首都の小中学校に合わせて8月24日としたいところですが、ウォーミングアップもかねて、その週の初日、8月22日を予定しています。 ただし、これも例年のことですが、時期を逸したくない内容があったら気まぐれに更新することもありますので、ときどき覗いてみてください それでは皆様、引き続きよい夏をお過ごしください。

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